泪月-oboro-暁も待てぬ想い 現には逢うよしもなく 長き夜に身悶えしは また…恋しや ぬばたまのこの黒髪 月夜に放ち絆となれ み空行く月の光 さぁ、絆となれ あやし夢 いざなう永久のほとり この身引き裂かれし 恋は惑うばかり…鳴呼 おろかに生きてました でもしあわせでした 恋は生きいそぐもの かくせぬ想いです 月がにじんでいます 眠れぬ泪月 悲しげにたなびく雲 星離り行き月を離れ 天地の別れし時ゆ 幾たびの運命 恋しけば 袖ふる妹のごとく ただ愛しき詩を…されど遥かかなた…鳴呼 始まりはどこでしょう 終わりはどこでしょう どうかとどめを刺して 生まれかわれません あなたがいないから この世はひとり あなたしかいません 他にはいりません 生命と引き換えても 泣き叫んでいます 気が狂いそうです かなしいよ泪月 おろかに生きてました でもしあわせでした 恋は生きいそぐもの かくせぬ想いです 月がにじんでいます 眠れぬ泪月 | RUI | 前田たかひろ | 松本良善 | 松本良喜 | 暁も待てぬ想い 現には逢うよしもなく 長き夜に身悶えしは また…恋しや ぬばたまのこの黒髪 月夜に放ち絆となれ み空行く月の光 さぁ、絆となれ あやし夢 いざなう永久のほとり この身引き裂かれし 恋は惑うばかり…鳴呼 おろかに生きてました でもしあわせでした 恋は生きいそぐもの かくせぬ想いです 月がにじんでいます 眠れぬ泪月 悲しげにたなびく雲 星離り行き月を離れ 天地の別れし時ゆ 幾たびの運命 恋しけば 袖ふる妹のごとく ただ愛しき詩を…されど遥かかなた…鳴呼 始まりはどこでしょう 終わりはどこでしょう どうかとどめを刺して 生まれかわれません あなたがいないから この世はひとり あなたしかいません 他にはいりません 生命と引き換えても 泣き叫んでいます 気が狂いそうです かなしいよ泪月 おろかに生きてました でもしあわせでした 恋は生きいそぐもの かくせぬ想いです 月がにじんでいます 眠れぬ泪月 |
風の果て朝霧の中に浮かんだ あなたへの想いつのるばかり 置き去りにされし恋心 万里も追いかける 逢いたくて逢えない夜には せめてこの夢の中だけでも 訪れて静かなる契り かわして見ゆるまで 幾重に吹く風は 紡ぎながら やさしく ゆらめく 棘を抱きしめた この愛しき想いをとどけて… 恋をしただけ それだけのことを もっと言わせて もっとわがままにして あなたの愛に 包まれた日から ココロもカラダも ねぇ、全部狂おしい 風の果て… はだすすきの穗に咲きいでぬ ひそやかなる恋実らせたい ただ一目でもかまわぬほど 面影は消えずに 静かにおだやかな 愛は胸で はかなく 燃えゆく 冷めやらぬ体温 夜空を駆けぬける風になる 恋をしただけ それだけのことを もっと言わせて もっと愛を印して 絡みあう指 つながった糸は 風をまとい空の果てに 舞いあがって 永遠に… 見渡せば 花も椛もなかりにけり 胸に咲き誇る 紅い紅い花 散ることのない花 恋をしただけ それだけのことを もっと言わせて もっとわがままにして あなたの愛に 包まれた日から ココロもカラダも ねぇ、全部狂おしい 風の果て… | RUI | 前田たかひろ・Satomi | 福士健太郎 | 松本良喜 | 朝霧の中に浮かんだ あなたへの想いつのるばかり 置き去りにされし恋心 万里も追いかける 逢いたくて逢えない夜には せめてこの夢の中だけでも 訪れて静かなる契り かわして見ゆるまで 幾重に吹く風は 紡ぎながら やさしく ゆらめく 棘を抱きしめた この愛しき想いをとどけて… 恋をしただけ それだけのことを もっと言わせて もっとわがままにして あなたの愛に 包まれた日から ココロもカラダも ねぇ、全部狂おしい 風の果て… はだすすきの穗に咲きいでぬ ひそやかなる恋実らせたい ただ一目でもかまわぬほど 面影は消えずに 静かにおだやかな 愛は胸で はかなく 燃えゆく 冷めやらぬ体温 夜空を駆けぬける風になる 恋をしただけ それだけのことを もっと言わせて もっと愛を印して 絡みあう指 つながった糸は 風をまとい空の果てに 舞いあがって 永遠に… 見渡せば 花も椛もなかりにけり 胸に咲き誇る 紅い紅い花 散ることのない花 恋をしただけ それだけのことを もっと言わせて もっとわがままにして あなたの愛に 包まれた日から ココロもカラダも ねぇ、全部狂おしい 風の果て… |
月のしずく言(こと)ノ葉(は)は 月のしずくの恋文(しらべ) 哀しみは 泡沫(うたかた)の夢幻 匂艶(にじいろ)は 愛をささやく吐息 戦 災う声は 蝉時雨の風 時間の果てで 冷めゆく愛の温度(ぬくもり) 過ぎし儚き 思い出を照らしてゆく 「逢いたい…」と思う気持ちは そっと 今、願いになる 哀しみを月のしずくが 今日もまた濡らしてゆく 下弦の月が 浮かぶ 鏡のような水面(みなも) 世に咲き誇った 万葉の花は移りにけりな 哀しみで人の心を 染めゆく 「恋しい…」と詠む言(こと)ノ葉(は)は そっと 今、天(あま)つ彼方 哀しみを月のしずくが 今日もまた濡らしてゆく 「逢いたい…」と思う気持ちは そっと 今、願いになる 哀しみを月のしずくが 今日もまた濡らしてゆく 下弦の月が 謡(うた)う 永遠に続く愛を… | RUI | Satomi | 松本良喜 | 松本良喜 | 言(こと)ノ葉(は)は 月のしずくの恋文(しらべ) 哀しみは 泡沫(うたかた)の夢幻 匂艶(にじいろ)は 愛をささやく吐息 戦 災う声は 蝉時雨の風 時間の果てで 冷めゆく愛の温度(ぬくもり) 過ぎし儚き 思い出を照らしてゆく 「逢いたい…」と思う気持ちは そっと 今、願いになる 哀しみを月のしずくが 今日もまた濡らしてゆく 下弦の月が 浮かぶ 鏡のような水面(みなも) 世に咲き誇った 万葉の花は移りにけりな 哀しみで人の心を 染めゆく 「恋しい…」と詠む言(こと)ノ葉(は)は そっと 今、天(あま)つ彼方 哀しみを月のしずくが 今日もまた濡らしてゆく 「逢いたい…」と思う気持ちは そっと 今、願いになる 哀しみを月のしずくが 今日もまた濡らしてゆく 下弦の月が 謡(うた)う 永遠に続く愛を… |