貴婦人朝もやに 浮かび上がった 泣き濡れた草原 小田代原 ただ一人 凛と立つシラカンバ いつからか人は呼ぶ 孤高の貴婦人と 貴婦人よ 生きることを なぜ時々 人はためらうの 貴婦人よ あなたのように 凛として 風の中 立ちたい 誰を待ち 何を夢見て いつの日を想って 佇んでるの 雨降れば水鏡 見つめてる 虹のふもと探して 旅鳥は渡って行く 貴婦人よ 生きることは なぜこんなに 切なくて もどかしいの 貴婦人よ あなたのように 凛として あの空へ向かいたい しんしんと 孤独つもる夜も 凛として ああ この世の風を受け しんしんと 孤独つもる夜も 凛として ああ この世の風を受け 立ちたい | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 朝もやに 浮かび上がった 泣き濡れた草原 小田代原 ただ一人 凛と立つシラカンバ いつからか人は呼ぶ 孤高の貴婦人と 貴婦人よ 生きることを なぜ時々 人はためらうの 貴婦人よ あなたのように 凛として 風の中 立ちたい 誰を待ち 何を夢見て いつの日を想って 佇んでるの 雨降れば水鏡 見つめてる 虹のふもと探して 旅鳥は渡って行く 貴婦人よ 生きることは なぜこんなに 切なくて もどかしいの 貴婦人よ あなたのように 凛として あの空へ向かいたい しんしんと 孤独つもる夜も 凛として ああ この世の風を受け しんしんと 孤独つもる夜も 凛として ああ この世の風を受け 立ちたい |
GIFT OF WINTERSo happy Christmas I'll give you all my love A very merry Christmas 真冬のギフト 白い花 聖なる夜に きれいに咲いた 花束にしてあなたに 贈れたらいいな あなたの喜ぶ顔が見たい Holly night 白い息吐きながら 帰り道急いだ 私の帰りを待ってる人がいる 真冬のギフト 白い花 天使と共に いま舞い降りた 街中ソワソワしてる あなたのために歌を作ったの 今夜聴いてね Silent night ゆらゆらとキャンドル 天使たちよ消さないで 私の帰りをあなたが待ってる 真冬のギフト 白い花 天使と共に いま舞い降りた 誰より愛しいあなたに 伝えたいこと山ほどあるけど 今夜はただひとつ 愛しています 白い花 聖なる夜に きれいに咲いた 花束にしてあなたに いま届けるわ あなたの喜ぶ顔が見たい Holly night So happy Christmas I'll give you all my love A very merry Christmas | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | So happy Christmas I'll give you all my love A very merry Christmas 真冬のギフト 白い花 聖なる夜に きれいに咲いた 花束にしてあなたに 贈れたらいいな あなたの喜ぶ顔が見たい Holly night 白い息吐きながら 帰り道急いだ 私の帰りを待ってる人がいる 真冬のギフト 白い花 天使と共に いま舞い降りた 街中ソワソワしてる あなたのために歌を作ったの 今夜聴いてね Silent night ゆらゆらとキャンドル 天使たちよ消さないで 私の帰りをあなたが待ってる 真冬のギフト 白い花 天使と共に いま舞い降りた 誰より愛しいあなたに 伝えたいこと山ほどあるけど 今夜はただひとつ 愛しています 白い花 聖なる夜に きれいに咲いた 花束にしてあなたに いま届けるわ あなたの喜ぶ顔が見たい Holly night So happy Christmas I'll give you all my love A very merry Christmas |
蔵の街綱手道(つなてみち)渡る柳風 巴波川(うずまがわ)そよぐ鯉のぼり 遊覧船から見上げれば 小江戸の春が咲く 下駄の音カラコロ 夏の宵 ホラの音響いて 静やかに 百八灯流しが始まれば 赤ん坊の鳴く声 きみの横顔 篝火揺れて まるでかなしき美人画のようでした 僕はふいにうつむいて 恋心隠した お蔵のお人形さん巡り お囃子競って秋まつり 幸来橋(こうらいばし)から伸ばす手に とまった冬ほたる きみはその手を 僕に差し出し 吐息白く染め つかまえてよと言った ためらいに待ちきれず 飛び去った冬ほたる 都賀舟(つがぶね)ゆらゆら どこへ行く あの頃の僕ら どこへ行く 船頭唄が聞こえれば 小江戸の春が咲く 小江戸の春が咲く | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 綱手道(つなてみち)渡る柳風 巴波川(うずまがわ)そよぐ鯉のぼり 遊覧船から見上げれば 小江戸の春が咲く 下駄の音カラコロ 夏の宵 ホラの音響いて 静やかに 百八灯流しが始まれば 赤ん坊の鳴く声 きみの横顔 篝火揺れて まるでかなしき美人画のようでした 僕はふいにうつむいて 恋心隠した お蔵のお人形さん巡り お囃子競って秋まつり 幸来橋(こうらいばし)から伸ばす手に とまった冬ほたる きみはその手を 僕に差し出し 吐息白く染め つかまえてよと言った ためらいに待ちきれず 飛び去った冬ほたる 都賀舟(つがぶね)ゆらゆら どこへ行く あの頃の僕ら どこへ行く 船頭唄が聞こえれば 小江戸の春が咲く 小江戸の春が咲く |
狂い咲き季節くずしの風は とんだ誘惑ゲリラ さみしさにつけこんで 乱し放題でしょうか あなたは誰にでも そうねやさしいひとね けれどその気にさせたら ひらり 逃げ去って風もない 二度と会えない気がしてる これでいいのと肘を張る たった一人に縛られて 幸せですと はにかむ女じゃないもの あなたがいなくても あたしは綺麗に咲き誇る 忘れたふりをして 違えたふりして狂い咲き 涙 ハラハラ さよなら 春のおぼろ空には 桜がよく似合う 夏空の青さには 向日葵が輝かしい 秋の澄んだ空には コスモスがよく映える あなたの腕の中には あたしが一番似合ってる そんな冗句を言いながら 命短し恋せよと ちがう誰かに身を焦がす 真冬に燃ゆる蝉か蛍かカゲロウか あなたがいなくても あたしはこうして歌えるわ ひたすら叫ぶだけ 愛など語らぬ狂い鳴き あなたがいなくても あたしは綺麗に咲き誇る 忘れたふりをして 違えたふりして狂い咲き 涙 ハラハラ さよなら | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 季節くずしの風は とんだ誘惑ゲリラ さみしさにつけこんで 乱し放題でしょうか あなたは誰にでも そうねやさしいひとね けれどその気にさせたら ひらり 逃げ去って風もない 二度と会えない気がしてる これでいいのと肘を張る たった一人に縛られて 幸せですと はにかむ女じゃないもの あなたがいなくても あたしは綺麗に咲き誇る 忘れたふりをして 違えたふりして狂い咲き 涙 ハラハラ さよなら 春のおぼろ空には 桜がよく似合う 夏空の青さには 向日葵が輝かしい 秋の澄んだ空には コスモスがよく映える あなたの腕の中には あたしが一番似合ってる そんな冗句を言いながら 命短し恋せよと ちがう誰かに身を焦がす 真冬に燃ゆる蝉か蛍かカゲロウか あなたがいなくても あたしはこうして歌えるわ ひたすら叫ぶだけ 愛など語らぬ狂い鳴き あなたがいなくても あたしは綺麗に咲き誇る 忘れたふりをして 違えたふりして狂い咲き 涙 ハラハラ さよなら |
化粧痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない ある日突然 笑い方 忘れてしまって 仕方無いから口紅で 笑ったように線を引く 愛を失くした女ってのは 哀れなもんだね 本当は誰より とびっきり 笑顔が似合うのに 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけないのに 嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう 救ってよ 愛してよ 叫びは 決して声にならない 死んだ魚の目に 必死で睫毛塗りたくる 埋もれて行く瞳の奥 涙すら逃げ出せない 無理矢理にでも 見せ掛けでも 上面だけは飾るのよ 弱さ映す鏡なんて叩き割れ 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 隠しても 隠しても 隠せない 確かに聞こえて来る 嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう ここに居ていいんだと抱きしめて 生きているのは罪じゃないって 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない 嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう 救ってよ 愛してよ 叫びは 決して声にならない 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない ある日突然 笑い方 忘れてしまって 仕方無いから口紅で 笑ったように線を引く 愛を失くした女ってのは 哀れなもんだね 本当は誰より とびっきり 笑顔が似合うのに 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけないのに 嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう 救ってよ 愛してよ 叫びは 決して声にならない 死んだ魚の目に 必死で睫毛塗りたくる 埋もれて行く瞳の奥 涙すら逃げ出せない 無理矢理にでも 見せ掛けでも 上面だけは飾るのよ 弱さ映す鏡なんて叩き割れ 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 隠しても 隠しても 隠せない 確かに聞こえて来る 嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう ここに居ていいんだと抱きしめて 生きているのは罪じゃないって 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない 嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう 救ってよ 愛してよ 叫びは 決して声にならない 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない |
幻想地帯一面の雪景色 なおもまだ降り積もる ここはどこ あの人の思い出は ねぇどこへ 失う覚悟 どうすれば出来たの 振り向いても 前向いても 立ち止まっても ああ 真っ白に染まる幻想地帯 せめてあの人の小さな足跡をうつして 必死で辿って行きつく先に 何もなくて構わない せめて追いかける ささやかな夢を見せて 幻よ 見捨てないで さびしみのメロディも やすらぎのハミングも 今は何も聴きたくない 音楽をともなえない 誰一人として 責めてなどいないのに 逃げたくて 詫びたくて 悲しくて 恋しくて 夢でさえ逢えなくて 真っ暗に変わる幻想地帯 涙とともにこぼれる吐息だけが灯火ね きっとこんな私をあの人が 見たならば悲しむでしょう やさしいやさしい心に痛みを Oh my Angel これ以上教えたくない ひらりひらひらり ふわりふわふわり 闇に降り積もるのは 真っ白に染まる幻想地帯 それはふわり柔らかな ミルクの香り 天使の羽根 そっと手の平で受け止めたなら それは愛しいぬくもり 雪のようにすぐ消えたけど Oh my Angel 幻じゃないよ きっと | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 一面の雪景色 なおもまだ降り積もる ここはどこ あの人の思い出は ねぇどこへ 失う覚悟 どうすれば出来たの 振り向いても 前向いても 立ち止まっても ああ 真っ白に染まる幻想地帯 せめてあの人の小さな足跡をうつして 必死で辿って行きつく先に 何もなくて構わない せめて追いかける ささやかな夢を見せて 幻よ 見捨てないで さびしみのメロディも やすらぎのハミングも 今は何も聴きたくない 音楽をともなえない 誰一人として 責めてなどいないのに 逃げたくて 詫びたくて 悲しくて 恋しくて 夢でさえ逢えなくて 真っ暗に変わる幻想地帯 涙とともにこぼれる吐息だけが灯火ね きっとこんな私をあの人が 見たならば悲しむでしょう やさしいやさしい心に痛みを Oh my Angel これ以上教えたくない ひらりひらひらり ふわりふわふわり 闇に降り積もるのは 真っ白に染まる幻想地帯 それはふわり柔らかな ミルクの香り 天使の羽根 そっと手の平で受け止めたなら それは愛しいぬくもり 雪のようにすぐ消えたけど Oh my Angel 幻じゃないよ きっと |
荒野のオリオン荒野のオリオン 現身の風 すすり泣く大地に 運命の息吹が聞こえる 挑む者にしか与えられない 夜明け前の巨大な壁 きみにしか切り開けない明日がそこにある どこからともなく吹き付ける雨に きみが黙ってひとりで耐えているのを 僕は知っている 微笑みの下でいくつもの涙 きみが黙って夜に滲ませて来たこと 僕は知っている かき集めるんだ 痛みをこらえて 溢れ出た星屑は 希望の欠片 誰よりもきみは輝く 片割れの月と 歌う虎落笛 声を枯らし叫ぶきみを見失いはしない 闘う者たちが掲げた傷を この目に焼き付けるんだ 現在にしか知りえない真実がここにある きみの夢が 僕の夢になり 誰かの夢になってる 三ツ星のように並んで何を見つめるの やらなきゃならない時があるんだと きみはつぶやいた ならば忘れるな 決してひとりではないと 荒野のオリオン 現身の風 すすり泣く大地に 運命の息吹が聞こえる 挑む者にしか与えられない 夜明け前の巨大な壁 きみにしか切り開けない明日がそこにある | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 荒野のオリオン 現身の風 すすり泣く大地に 運命の息吹が聞こえる 挑む者にしか与えられない 夜明け前の巨大な壁 きみにしか切り開けない明日がそこにある どこからともなく吹き付ける雨に きみが黙ってひとりで耐えているのを 僕は知っている 微笑みの下でいくつもの涙 きみが黙って夜に滲ませて来たこと 僕は知っている かき集めるんだ 痛みをこらえて 溢れ出た星屑は 希望の欠片 誰よりもきみは輝く 片割れの月と 歌う虎落笛 声を枯らし叫ぶきみを見失いはしない 闘う者たちが掲げた傷を この目に焼き付けるんだ 現在にしか知りえない真実がここにある きみの夢が 僕の夢になり 誰かの夢になってる 三ツ星のように並んで何を見つめるの やらなきゃならない時があるんだと きみはつぶやいた ならば忘れるな 決してひとりではないと 荒野のオリオン 現身の風 すすり泣く大地に 運命の息吹が聞こえる 挑む者にしか与えられない 夜明け前の巨大な壁 きみにしか切り開けない明日がそこにある |
木枯らしの日ねえ もしも少しだけ 話聞いてくれるなら 考え直してみてよ 悪いところがあるのなら ねえ 教えて もう 二度と会えないの? ねえ せめて理由だけ 嫌いじゃないならいいじゃない 何も終わりにしなくても ねえ どうして あの日もしもこんな風に 取り乱していたら あなた抱きしめてくれたの 終わらずにいられたの 横断歩道 赤い点滅 何度も何度もくり返し 胸の狂騒知らせてた 気付いて ホントの私は 良いコじゃない ねえ もしも少しだけ 愛が残っているのなら 枯れ葉にこすれた夜道を いつかのように息切らし 会いに来て ねえ もしも 露ほどの愛も残っていなくても どうかあなたに抱かれたい いつかのようでなくていい ただ抱かれたい ねえ 今もしもこんな風に すがり付いたならば 心の儘 抱いてくれるの 時に他人のように あの日もしも思うが儘に 取り乱していたら あなた抱きしめてくれたの 終わらずにいられたの 下唇噛みしめて かじかむ手さえ広げた儘 仕方ないわと微笑んだ 涙は胸の下敷きに 気付いてホントの私は 良いコじゃない | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | ねえ もしも少しだけ 話聞いてくれるなら 考え直してみてよ 悪いところがあるのなら ねえ 教えて もう 二度と会えないの? ねえ せめて理由だけ 嫌いじゃないならいいじゃない 何も終わりにしなくても ねえ どうして あの日もしもこんな風に 取り乱していたら あなた抱きしめてくれたの 終わらずにいられたの 横断歩道 赤い点滅 何度も何度もくり返し 胸の狂騒知らせてた 気付いて ホントの私は 良いコじゃない ねえ もしも少しだけ 愛が残っているのなら 枯れ葉にこすれた夜道を いつかのように息切らし 会いに来て ねえ もしも 露ほどの愛も残っていなくても どうかあなたに抱かれたい いつかのようでなくていい ただ抱かれたい ねえ 今もしもこんな風に すがり付いたならば 心の儘 抱いてくれるの 時に他人のように あの日もしも思うが儘に 取り乱していたら あなた抱きしめてくれたの 終わらずにいられたの 下唇噛みしめて かじかむ手さえ広げた儘 仕方ないわと微笑んだ 涙は胸の下敷きに 気付いてホントの私は 良いコじゃない |
心震わせて夕焼けの空に 手を振って走る 子どもたちの影 遠く消え去った 去り行くあなたを 引き止められずに 立ち尽くしていた 十字路で今も 心震わせて あなたを待っている 決して一人にはしないよと いつか抱きしめてくれたから 心震わせて あなたを待っている 枯葉 ひとひら 舞い落ちた 今夜きっと逢えるから ため息をひとつ ふたつ つくたびに 星が灯りだす なぐさめのように 月日を数えて 涙を数えて いつしか想い出の数を追い越して 心震わせて あなたの名前呼べば さみしがりやと笑いながら 頬を撫でてくれる気がして 心震わせて あなたの名前呼べば 夜空 ひときわ かがやくの いっそ星になれたなら 心震わせて あなたを待っている 決して一人にはしないよと いつか抱きしめてくれたから 心震わせて あなたを待っている 枯葉 ひとひら 舞い落ちた 明日はきっと逢えるから | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 夕焼けの空に 手を振って走る 子どもたちの影 遠く消え去った 去り行くあなたを 引き止められずに 立ち尽くしていた 十字路で今も 心震わせて あなたを待っている 決して一人にはしないよと いつか抱きしめてくれたから 心震わせて あなたを待っている 枯葉 ひとひら 舞い落ちた 今夜きっと逢えるから ため息をひとつ ふたつ つくたびに 星が灯りだす なぐさめのように 月日を数えて 涙を数えて いつしか想い出の数を追い越して 心震わせて あなたの名前呼べば さみしがりやと笑いながら 頬を撫でてくれる気がして 心震わせて あなたの名前呼べば 夜空 ひときわ かがやくの いっそ星になれたなら 心震わせて あなたを待っている 決して一人にはしないよと いつか抱きしめてくれたから 心震わせて あなたを待っている 枯葉 ひとひら 舞い落ちた 明日はきっと逢えるから |
コスモス懐かしい風の匂いがして ふと立ち止まり見渡す景色 どこまでも澄み切った青い空 鳥たちが横切って行く 夢叶えるその時まで 決してここへは帰らないと 覚悟のつもりで飛び出したけど 舞い戻ってきたよ 帰れる場所があることは 幸せなのだろう けれど どんな顔してきみに会おう どんな作り話で きみを笑わせたらいいんだろう 走り行け 夢の彼方 追いかけ続けたなら いつか追いつけるのだろうか はじめよう も一度ここから 走り行け 夢の彼方 追いかけ続けたなら いつか追いつけると信じて 今旅立つよ きみが別れの夜泣きながら お守りにとくれたアメジスト さみしさ まぎらわした夜の中 失くしたよ 自信とともに 海の見えぬ場所に生まれ 初めて本物を見たあの日 広すぎて今自分がどれだけ ちっぽけか知ったよ 何でも出来ると信じてたこと 若さのせいにしていないかい ほんの少しつまずいただけで 立てなくなるような そんな やわな僕じゃないはずだろう 走り行け 夢の彼方 たとえ100回転んだって 101回でも おお 立ち上がれ はじめよう も一度ここから 走り行け 夢の彼方 たとえ100回転んだって 101回でも おお 立ち上がれ あきらめないで 帰れる場所があるからこそ 待っているきみがいるからこそ どんな荒波も越えて行くよ どんな作り話もかなわない未来を描くから 走り行け 夢の彼方 追いかけ続けたなら いつか追いつけるのだろうか はじめよう も一度ここから 走り行け 夢の彼方 追いかけ続けたなら いつか追いつけると信じて 今旅立つよ | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 懐かしい風の匂いがして ふと立ち止まり見渡す景色 どこまでも澄み切った青い空 鳥たちが横切って行く 夢叶えるその時まで 決してここへは帰らないと 覚悟のつもりで飛び出したけど 舞い戻ってきたよ 帰れる場所があることは 幸せなのだろう けれど どんな顔してきみに会おう どんな作り話で きみを笑わせたらいいんだろう 走り行け 夢の彼方 追いかけ続けたなら いつか追いつけるのだろうか はじめよう も一度ここから 走り行け 夢の彼方 追いかけ続けたなら いつか追いつけると信じて 今旅立つよ きみが別れの夜泣きながら お守りにとくれたアメジスト さみしさ まぎらわした夜の中 失くしたよ 自信とともに 海の見えぬ場所に生まれ 初めて本物を見たあの日 広すぎて今自分がどれだけ ちっぽけか知ったよ 何でも出来ると信じてたこと 若さのせいにしていないかい ほんの少しつまずいただけで 立てなくなるような そんな やわな僕じゃないはずだろう 走り行け 夢の彼方 たとえ100回転んだって 101回でも おお 立ち上がれ はじめよう も一度ここから 走り行け 夢の彼方 たとえ100回転んだって 101回でも おお 立ち上がれ あきらめないで 帰れる場所があるからこそ 待っているきみがいるからこそ どんな荒波も越えて行くよ どんな作り話もかなわない未来を描くから 走り行け 夢の彼方 追いかけ続けたなら いつか追いつけるのだろうか はじめよう も一度ここから 走り行け 夢の彼方 追いかけ続けたなら いつか追いつけると信じて 今旅立つよ |
コノハナサクヤ季節儚く 夢咲き誇る まことの美しさはどこに宿る 再びきみに出逢える日まで こころを磨き続けて行く コノハナサクヤ 瞳閉じれば いつもきみが こもれびの中 笑っています そしてなぜか横顔だけが かなしそうに映るのです 春を待って寒さに耐える きみの孤独なその手を 包み込んでくれる人は そこに居ますか きわめし時か 散りゆく際か まことの強さとはいつ手に出来る 歩き始めた それぞれの道 見上げた空にきみ想えば 花影ひらり 何も持たずに指先だけで きみと描いた未来物語 今も僕を支えてくれます 例え描いた景色と違っても 花がなければそれが桜と 例え気づかれなくても 沈黙の中 絶えず営み続けて行く きわめし時か 散りゆく際か まことの強さとはいつ手に出来る この空の下 春に抱かれて 愛しききみよ どうか笑っていて 季節儚く 夢咲き誇る まことの美しさはどこに宿る 再びきみに出逢える日まで こころを磨き続けて行く コノハナサクヤ | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 季節儚く 夢咲き誇る まことの美しさはどこに宿る 再びきみに出逢える日まで こころを磨き続けて行く コノハナサクヤ 瞳閉じれば いつもきみが こもれびの中 笑っています そしてなぜか横顔だけが かなしそうに映るのです 春を待って寒さに耐える きみの孤独なその手を 包み込んでくれる人は そこに居ますか きわめし時か 散りゆく際か まことの強さとはいつ手に出来る 歩き始めた それぞれの道 見上げた空にきみ想えば 花影ひらり 何も持たずに指先だけで きみと描いた未来物語 今も僕を支えてくれます 例え描いた景色と違っても 花がなければそれが桜と 例え気づかれなくても 沈黙の中 絶えず営み続けて行く きわめし時か 散りゆく際か まことの強さとはいつ手に出来る この空の下 春に抱かれて 愛しききみよ どうか笑っていて 季節儚く 夢咲き誇る まことの美しさはどこに宿る 再びきみに出逢える日まで こころを磨き続けて行く コノハナサクヤ |
桜通り十文字出会ったことが なかったことになると 信じているの 記憶は消え失せると おかしな話だ、可哀想な奴だ、と 皆に言われても その通りでも 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も 他に何も… たかが三年 共に寝起きしただけ 別れたり戻ったり 互いに依存してた たかが三年 然れど三年の月日 たかが恋愛 然れど恋愛 二十五時の 桜通り十文字で 数少ない往来に 彼を探している 私 何を 何をしてるの… 春一番が 別れの季節告げた 出会わなければよかったのにと鳴いた 信じさせてよ 不可能だとしても 出会ったことが なかったことになると なかったことになると 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も 他に何も 他に何も 何も 何も 何も 春一番 桜通り十文字で 三年の月日をのせて 渦を描いた 悲鳴あげて どこへ行くの 悲鳴あげて どこへ行くの | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | GARY STOUT | 出会ったことが なかったことになると 信じているの 記憶は消え失せると おかしな話だ、可哀想な奴だ、と 皆に言われても その通りでも 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も 他に何も… たかが三年 共に寝起きしただけ 別れたり戻ったり 互いに依存してた たかが三年 然れど三年の月日 たかが恋愛 然れど恋愛 二十五時の 桜通り十文字で 数少ない往来に 彼を探している 私 何を 何をしてるの… 春一番が 別れの季節告げた 出会わなければよかったのにと鳴いた 信じさせてよ 不可能だとしても 出会ったことが なかったことになると なかったことになると 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も 他に何も 他に何も 何も 何も 何も 春一番 桜通り十文字で 三年の月日をのせて 渦を描いた 悲鳴あげて どこへ行くの 悲鳴あげて どこへ行くの |
流離~さすらい~海が見たい どこまでも青い海が見たい 帰りたい あなたが愛してくれた私に ワケもなく泣けるのよ 笑い方さえも もう思い出せない あなたの顔さえも 大の字になって 海の真ん中を 波のまにまに ぷかりぷかり 失くした心 忘れた笑顔 取り戻せるかしら 大の字になって 海の真ん中を 波のまにまに ぷかりぷかり 大切なこと やさしい心 取り戻せるかしら さすらいながら 星の丘に寝転がり 空だけを見ていたい 帰りたい あなたを素直に愛した私に 自分らしくいられることこそが きっと 最高の自由ね どこまで飛べるだろう 大の字になって 空の彼方で 星に揺られて ふわりふわり 失くした心 忘れた笑顔 取り戻せるかしら 大の字になって 空の彼方で 星に揺られて ふわりふわり 大切なこと やさしい心 取り戻せるかしら さまよいながら 翼を手にしたら あなたのもとへ行くわ 無限の海を越えて 遥かな空越えて 大の字になって 海の真ん中を 波のまにまに ぷかりぷかり 失くした心 忘れた笑顔 取り戻せるかしら 大の字になって 海の真ん中を 波のまにまに ぷかりぷかり 大切なこと やさしい心 取り戻せるかしら さすらいながら | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 海が見たい どこまでも青い海が見たい 帰りたい あなたが愛してくれた私に ワケもなく泣けるのよ 笑い方さえも もう思い出せない あなたの顔さえも 大の字になって 海の真ん中を 波のまにまに ぷかりぷかり 失くした心 忘れた笑顔 取り戻せるかしら 大の字になって 海の真ん中を 波のまにまに ぷかりぷかり 大切なこと やさしい心 取り戻せるかしら さすらいながら 星の丘に寝転がり 空だけを見ていたい 帰りたい あなたを素直に愛した私に 自分らしくいられることこそが きっと 最高の自由ね どこまで飛べるだろう 大の字になって 空の彼方で 星に揺られて ふわりふわり 失くした心 忘れた笑顔 取り戻せるかしら 大の字になって 空の彼方で 星に揺られて ふわりふわり 大切なこと やさしい心 取り戻せるかしら さまよいながら 翼を手にしたら あなたのもとへ行くわ 無限の海を越えて 遥かな空越えて 大の字になって 海の真ん中を 波のまにまに ぷかりぷかり 失くした心 忘れた笑顔 取り戻せるかしら 大の字になって 海の真ん中を 波のまにまに ぷかりぷかり 大切なこと やさしい心 取り戻せるかしら さすらいながら |
サハラの真ん中で都会の真ん中で ビルの隙間に 愛の欠片を吐き捨てる人を見た 私に頂戴よ 欠片でもいいからさ 手ぶらよりマシだわ 私に頂戴よ 夕立が刺さる 芯まで突き刺すわ あなたのいない日常 なんとしても生きたいの 夕立が騒ぐ 時を嘲けるように 強くならなきゃ 愛さえ吐き捨てるほどに 笑って済むようなことが 少し減った気がする それでも笑顔で 少しでもいたいわ サハラの真ん中で しきりに燃える昼に耐えて 凍る夜におびえる ここはとてもとても広くて 何にもないけど あなたと出会った場所 太陽が刺さる 芯まで焦がすのよ あなたのいない日常 いつしか心も涸れて 深い夜が襲う 時をあやめるように あなたのいない日常 なんとしても生きるのよ 夕立が刺さる 芯まで突き刺すわ あなたのいない世界を なんとしても生きるのよ 愛さえ吐き捨てるほどに | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 都会の真ん中で ビルの隙間に 愛の欠片を吐き捨てる人を見た 私に頂戴よ 欠片でもいいからさ 手ぶらよりマシだわ 私に頂戴よ 夕立が刺さる 芯まで突き刺すわ あなたのいない日常 なんとしても生きたいの 夕立が騒ぐ 時を嘲けるように 強くならなきゃ 愛さえ吐き捨てるほどに 笑って済むようなことが 少し減った気がする それでも笑顔で 少しでもいたいわ サハラの真ん中で しきりに燃える昼に耐えて 凍る夜におびえる ここはとてもとても広くて 何にもないけど あなたと出会った場所 太陽が刺さる 芯まで焦がすのよ あなたのいない日常 いつしか心も涸れて 深い夜が襲う 時をあやめるように あなたのいない日常 なんとしても生きるのよ 夕立が刺さる 芯まで突き刺すわ あなたのいない世界を なんとしても生きるのよ 愛さえ吐き捨てるほどに |
さみしい女の代名詞シケモクのピラミッド崩して 流行の曲 鼻歌でなぞる 煙草のけむりと溜め息 一緒に出ちゃった 手酌でも どうってことないわ 熱燗チョチョイチョイ なみなみでどうぞ 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞 取り越し苦労は あたしなりのそれなりの 強がりだった 悲劇への心構え 幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 誰でもいいわ となり座って あっためて下さい 口紅も塗り直せぬまま 昔の恋人にバッタリ 一人なの?…って見ればわかるでしょ 連れの女はモデル並み 元気出しなよ 騙されたって 騙すよりはいい 悲劇より喜劇タイプじゃないか 幸せだとか 信頼だとか 「だとか」とは何事さ それが欲しくて そうなりたくて 溺れ なだれ もがいた 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 矛盾だらけは酒のせいです ほっといて下さい 幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞 誰か あっためて下さい | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | シケモクのピラミッド崩して 流行の曲 鼻歌でなぞる 煙草のけむりと溜め息 一緒に出ちゃった 手酌でも どうってことないわ 熱燗チョチョイチョイ なみなみでどうぞ 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞 取り越し苦労は あたしなりのそれなりの 強がりだった 悲劇への心構え 幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 誰でもいいわ となり座って あっためて下さい 口紅も塗り直せぬまま 昔の恋人にバッタリ 一人なの?…って見ればわかるでしょ 連れの女はモデル並み 元気出しなよ 騙されたって 騙すよりはいい 悲劇より喜劇タイプじゃないか 幸せだとか 信頼だとか 「だとか」とは何事さ それが欲しくて そうなりたくて 溺れ なだれ もがいた 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 矛盾だらけは酒のせいです ほっといて下さい 幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞 誰か あっためて下さい |
秋分ああ かなしくて かなしくて どこか遠くへ行きたい 夕焼け連れた赤とんぼ 私も一緒に連れって行って ああ 泣くことと ああ 笑うことと 同じ数だけありますか ならば 明日の私はどちらでしょう 風に揺れてるコスモスが 夏の名残を散らして行く 二人の愛も散りました 二度とは咲かない花でしょう ああ 出逢うことと ああ 別れることと 同じ数だけありますか ならば あなたに も一度会えますか すすき なでしこ おみなえし くず はぎ ききょう ふじばかま 秋の七草 指差して 走ったあの日が風になる ああ 生まれることと ああ 死に行くことと 同じ数だけありますか ならば 明日の私はどちらでしょう 明日の私はどちらでしょう | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | ああ かなしくて かなしくて どこか遠くへ行きたい 夕焼け連れた赤とんぼ 私も一緒に連れって行って ああ 泣くことと ああ 笑うことと 同じ数だけありますか ならば 明日の私はどちらでしょう 風に揺れてるコスモスが 夏の名残を散らして行く 二人の愛も散りました 二度とは咲かない花でしょう ああ 出逢うことと ああ 別れることと 同じ数だけありますか ならば あなたに も一度会えますか すすき なでしこ おみなえし くず はぎ ききょう ふじばかま 秋の七草 指差して 走ったあの日が風になる ああ 生まれることと ああ 死に行くことと 同じ数だけありますか ならば 明日の私はどちらでしょう 明日の私はどちらでしょう |
衝動丑三つ時の平成通り ざんざん降りをヘッドライトが照らす 待てと言うなら死ぬまで待つような イイコでいると決めてたけれど 人は突然すべてのことを 裏切りたくなるものですね 壊れないようにと守ってばかりの 愛ならいっそ壊してしまえ 今夜 嵐が私の中に 衝動と言う名の魔物を生んだ 今 そちらに向かっています となりで眠ってる可愛い人に あなた一体 私のことを なんて紹介してくれるでしょうか 嫌われるのが怖かったから のんきな女を演じていたの あなたが私 選ぶだなんて 有り得るはずもなかったのにね 自分をあざむき偽るほどに 本音隠して飲み込むほどに 孤独と涙は出口を失い ふとした瞬間弾け出る 雨も 思い出も あなたさえも道連れに 闇夜の先まで行くわ 今 そちらに向かっています となりで眠ってる可愛い人の 寝息を抱くのも今の内よ 嵐の夜は魔物に気を付けて 今 そちらに向かっています となりで眠ってる可愛い人に あなた一体 私のことを なんて紹介してくれるでしょうか | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 八田信有 | 丑三つ時の平成通り ざんざん降りをヘッドライトが照らす 待てと言うなら死ぬまで待つような イイコでいると決めてたけれど 人は突然すべてのことを 裏切りたくなるものですね 壊れないようにと守ってばかりの 愛ならいっそ壊してしまえ 今夜 嵐が私の中に 衝動と言う名の魔物を生んだ 今 そちらに向かっています となりで眠ってる可愛い人に あなた一体 私のことを なんて紹介してくれるでしょうか 嫌われるのが怖かったから のんきな女を演じていたの あなたが私 選ぶだなんて 有り得るはずもなかったのにね 自分をあざむき偽るほどに 本音隠して飲み込むほどに 孤独と涙は出口を失い ふとした瞬間弾け出る 雨も 思い出も あなたさえも道連れに 闇夜の先まで行くわ 今 そちらに向かっています となりで眠ってる可愛い人の 寝息を抱くのも今の内よ 嵐の夜は魔物に気を付けて 今 そちらに向かっています となりで眠ってる可愛い人に あなた一体 私のことを なんて紹介してくれるでしょうか |
地獄花赤い花咲く彼岸花 誰が呼んだか地獄花 枝も葉もなく節もなく あやしく揺れて惑わせば あのひとコロリ騙されて 情熱だけを吸い取られ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 夕焼け色の金盞花 健気なふりで頬染めて おひとついかが 上目遣い 金の盃差し出せば あのひとホロリ酔わされて やさしさだけをはぎ取られ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 七色 虹色 花から花へ 飛び立つ蝶の行方は 遊びたわむれ菜の花は 霞の夜もおしゃべりで 月はわたしが染めたのよ いたずら顔で振り向けば あのひとクラリのぼせ上げ 純情ゆえに転がされ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 緑つやめくオリーブの その実を強く抱いたなら 愛と涙が溢れ出て 恥じらいさえも悩ましい あのひと我を忘れては 骨の髄までむさぼられ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 夢と言われた青いバラ 星の明かりに照らされて やっとあなたに会えました 細いゆびさき手招けば あのひとユラリいざなわれ 星の数だけ嘘を見て 夢のままなら良かったと 泣いてわたしにすがりつく 誘う花にはトゲがある 香る罠には毒がある 息を潜めてトリカブト 道連れびとを待ちわびる 冷えた空色鮮やかに 怖がらないで口づけて さみしさくべて抱き合えば あのひとはもう帰らない 七色 虹色 花から花へ 飛び立つ蝶の行方は 都忘れが匂い立つ 紫色の朝焼けに ここはどこです あのひとが フラリ現れ戸を叩く すべて忘れたあのひとは 羽をもがれた蝶のよう おかえりなさい待ってたわ 糸をめぐらせ地獄蜘蛛 | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | 赤い花咲く彼岸花 誰が呼んだか地獄花 枝も葉もなく節もなく あやしく揺れて惑わせば あのひとコロリ騙されて 情熱だけを吸い取られ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 夕焼け色の金盞花 健気なふりで頬染めて おひとついかが 上目遣い 金の盃差し出せば あのひとホロリ酔わされて やさしさだけをはぎ取られ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 七色 虹色 花から花へ 飛び立つ蝶の行方は 遊びたわむれ菜の花は 霞の夜もおしゃべりで 月はわたしが染めたのよ いたずら顔で振り向けば あのひとクラリのぼせ上げ 純情ゆえに転がされ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 緑つやめくオリーブの その実を強く抱いたなら 愛と涙が溢れ出て 恥じらいさえも悩ましい あのひと我を忘れては 骨の髄までむさぼられ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 夢と言われた青いバラ 星の明かりに照らされて やっとあなたに会えました 細いゆびさき手招けば あのひとユラリいざなわれ 星の数だけ嘘を見て 夢のままなら良かったと 泣いてわたしにすがりつく 誘う花にはトゲがある 香る罠には毒がある 息を潜めてトリカブト 道連れびとを待ちわびる 冷えた空色鮮やかに 怖がらないで口づけて さみしさくべて抱き合えば あのひとはもう帰らない 七色 虹色 花から花へ 飛び立つ蝶の行方は 都忘れが匂い立つ 紫色の朝焼けに ここはどこです あのひとが フラリ現れ戸を叩く すべて忘れたあのひとは 羽をもがれた蝶のよう おかえりなさい待ってたわ 糸をめぐらせ地獄蜘蛛 |
熟女紅花「私の趣味は失恋です」 そう言いたくなるほどよ 今日もサヨナラまたひとつ ラム酒で押し流した 先に好きと言って来るのは いつも相手の方なのに 気が付きゃひどく片想い 磯の鮑もお手上げね 意気消沈… 熟女紅花 泣かせておくれ 強い女ほど泣き上戸ね 熟女紅花 泣かせておくれ どうしてこんなに失恋上手 嗚呼、遣る瀬無い… 「私の特技は予言です」 そう言いたくなるほどよ 予感か悪寒か第六感 電話のベルがやけに重い ほら来た 恒例休日出勤 特に予定はないけれど 感傷浸る暇もない 下着を選ぶ暇もない 忌々しい… 熟女紅花 わかっておくれ そろそろ焦りが隠せないんだ 熟女紅花 わかっておくれ 仕事があるだけマシだと言うの 嗚呼、世知辛い… なぜ地球はこんなにも美しいか それは 女という生き物がいるからよ 輝けオトメ! 熟女紅花 泣かせておくれ 強い女ほど泣き上戸ね 熟女紅花 泣かせておくれ 何が悲しくて失恋上手 熟女紅花 咲かせておくれ あなただけの 私だけの花 熟女紅花 笑っておくれ 愛されなくても愛してみてよ ま、仕方無い… | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Nobuari Hatta・Ken Futori | 「私の趣味は失恋です」 そう言いたくなるほどよ 今日もサヨナラまたひとつ ラム酒で押し流した 先に好きと言って来るのは いつも相手の方なのに 気が付きゃひどく片想い 磯の鮑もお手上げね 意気消沈… 熟女紅花 泣かせておくれ 強い女ほど泣き上戸ね 熟女紅花 泣かせておくれ どうしてこんなに失恋上手 嗚呼、遣る瀬無い… 「私の特技は予言です」 そう言いたくなるほどよ 予感か悪寒か第六感 電話のベルがやけに重い ほら来た 恒例休日出勤 特に予定はないけれど 感傷浸る暇もない 下着を選ぶ暇もない 忌々しい… 熟女紅花 わかっておくれ そろそろ焦りが隠せないんだ 熟女紅花 わかっておくれ 仕事があるだけマシだと言うの 嗚呼、世知辛い… なぜ地球はこんなにも美しいか それは 女という生き物がいるからよ 輝けオトメ! 熟女紅花 泣かせておくれ 強い女ほど泣き上戸ね 熟女紅花 泣かせておくれ 何が悲しくて失恋上手 熟女紅花 咲かせておくれ あなただけの 私だけの花 熟女紅花 笑っておくれ 愛されなくても愛してみてよ ま、仕方無い… |
第二十六冊十五頁お願いがあります 僕の部屋には 何十冊ものノートと 紙切れが散らばってますが 僕がもし居なくなったら それらを全部 誰にも見せず 焼いて 捨てて下さい 僕の人生の欠片たちを やわらかな手で葬って欲しい けれどひとつ きみに見せたいものがあります 表紙に「第二十六冊」と書かれた ノートの頁(ページ)を十五 めくったところを見て下さい 愛の詩(うた)が書かれてますが きみのために綴ったものです これだけは残して欲しいんだ きみの記憶の隅にでも この手紙が届いたのは あなたが しばらく会えないと言って 二日後の事でした 春の雷が 雲の後ろで うごめいていた 取るもの取らず 靴すらまともに履けず 降り出した雨さえ気付かず ずぶ濡れで開けたドアの向こうには 弦の切れたギターだけが息をしていた 何十万もの人の叫び声響くステージから きみにだけ いつか愛の歌を贈るよと 約束した夏が昨日のよう 楽しみだわと答えたけれど 私二人きりで良かったの 狭い部屋の中で良かったの あなたさえ居てくれれば 幸せとは何なのでしょう 冷たい頬に問い掛けた 幸せとは勝ち負けですか 勝者は誰ですか 約束通り 全て燃やしたわ あなたが生まれた日の朝を 見たこともないのに思い出していたわ 最後は何を想っていたの 今日もテレビでは 新たな歌姫(ディーバ)が生まれ 私はたまらずチャンネルを回す そして何にも持たずに出掛けるの 私だけの特別なコンサート そこは「第二十六冊」と書かれた 厚紙の扉が入り口で 席は左から十五番目 お客様は私ただひとり 白い光が彼を照らし 注がれる言葉の眼差し 誰か彼の名を知ってますか 素晴らしい歌い人を アンコールを叫んでみても 二度と幕は上がらない 闇の中でいつまでも揺れてる 心のともしび 決して忘れないわ ずっと覚えてるわ この愛の詩以外 何も覚えないわ アンコールを叫んでみても 二度と幕は上がらない 幸せとは勝ち負けですか 勝者は居ますか 幸せとは何なのでしょう 冷たい夜に問い掛けた あなたは今 幸せですか 幸せですか あなたは今 幸せですか 幸せですか | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 萩田光雄 | お願いがあります 僕の部屋には 何十冊ものノートと 紙切れが散らばってますが 僕がもし居なくなったら それらを全部 誰にも見せず 焼いて 捨てて下さい 僕の人生の欠片たちを やわらかな手で葬って欲しい けれどひとつ きみに見せたいものがあります 表紙に「第二十六冊」と書かれた ノートの頁(ページ)を十五 めくったところを見て下さい 愛の詩(うた)が書かれてますが きみのために綴ったものです これだけは残して欲しいんだ きみの記憶の隅にでも この手紙が届いたのは あなたが しばらく会えないと言って 二日後の事でした 春の雷が 雲の後ろで うごめいていた 取るもの取らず 靴すらまともに履けず 降り出した雨さえ気付かず ずぶ濡れで開けたドアの向こうには 弦の切れたギターだけが息をしていた 何十万もの人の叫び声響くステージから きみにだけ いつか愛の歌を贈るよと 約束した夏が昨日のよう 楽しみだわと答えたけれど 私二人きりで良かったの 狭い部屋の中で良かったの あなたさえ居てくれれば 幸せとは何なのでしょう 冷たい頬に問い掛けた 幸せとは勝ち負けですか 勝者は誰ですか 約束通り 全て燃やしたわ あなたが生まれた日の朝を 見たこともないのに思い出していたわ 最後は何を想っていたの 今日もテレビでは 新たな歌姫(ディーバ)が生まれ 私はたまらずチャンネルを回す そして何にも持たずに出掛けるの 私だけの特別なコンサート そこは「第二十六冊」と書かれた 厚紙の扉が入り口で 席は左から十五番目 お客様は私ただひとり 白い光が彼を照らし 注がれる言葉の眼差し 誰か彼の名を知ってますか 素晴らしい歌い人を アンコールを叫んでみても 二度と幕は上がらない 闇の中でいつまでも揺れてる 心のともしび 決して忘れないわ ずっと覚えてるわ この愛の詩以外 何も覚えないわ アンコールを叫んでみても 二度と幕は上がらない 幸せとは勝ち負けですか 勝者は居ますか 幸せとは何なのでしょう 冷たい夜に問い掛けた あなたは今 幸せですか 幸せですか あなたは今 幸せですか 幸せですか |
ツバメ凛と空を切りながら 春を求めやって来た ツバメ ツバメ つややかな 黒い羽を広げて アセビの木に止まる 不意に目と目が合う きみの生まれ変わりだと 僕は知る 若葉たちは芽吹く 花は咲き乱れる 遥か空へきみは 飛び立つ 振り向かなくていいから 次の春には 帰っておいでここへ 出逢い続けよう きみの春になろう きみを守ると言いながら 頼っていたのは僕だった つらい時は今だって心で きみの名前呼んでいる とどまるものはなく 季節だけがめぐる 僕はここで歌う 旅立ったきみが 迷ってしまわぬよう さみしさ覚えぬよう 声の限り歌う 後は追わない 正解なんてないから 疲れた時は 帰っておいで僕へ 生まれ続けよう きみの母になろう 振り向かなくていいから 次の春には 帰っておいでここへ 出逢い続けよう きみの春になろう | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 凛と空を切りながら 春を求めやって来た ツバメ ツバメ つややかな 黒い羽を広げて アセビの木に止まる 不意に目と目が合う きみの生まれ変わりだと 僕は知る 若葉たちは芽吹く 花は咲き乱れる 遥か空へきみは 飛び立つ 振り向かなくていいから 次の春には 帰っておいでここへ 出逢い続けよう きみの春になろう きみを守ると言いながら 頼っていたのは僕だった つらい時は今だって心で きみの名前呼んでいる とどまるものはなく 季節だけがめぐる 僕はここで歌う 旅立ったきみが 迷ってしまわぬよう さみしさ覚えぬよう 声の限り歌う 後は追わない 正解なんてないから 疲れた時は 帰っておいで僕へ 生まれ続けよう きみの母になろう 振り向かなくていいから 次の春には 帰っておいでここへ 出逢い続けよう きみの春になろう |
つぼみ陽ざしに ほころぶ 青い蕾は まるで母の優しさに 包まれた子どものよう 明日の私は 花嫁姿 台所に立つ母の 後姿に呼びかけた 伝えたいこと 沢山あるのに 言葉に出来ずに 黙り込んだら 流しの音にまぎれ ポツリ聞こえた あなたが娘で良かった、と ねぇ母さん どれだけの 愛情にみちびかれ ここまで歩いて来たか想います ありがとう それさえも言えなくて 泣いている 私を振り向かない あなたの背も震えてます 服でも 何でも 自分のものは 我慢して家族のため あれこれ尽くしてくれた やさしい笑顔が いつもそこにあった つらさなど少しも見せず ねぇ あなたにはかなわない いつか私も 母になれたら その手で喜び 抱いてくれますか 今 心から 誇りに思う あなたの娘に生まれたことを ねぇ母さん いつの日も 信じてくれていた 夢を追いかけたあの日々も そばで 明日からは この道を 自分が選んだ人と 一生懸命 ともに歩いて行きます あなたの深い愛 いつの日もそばに | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 鎌田瑞輝 | 陽ざしに ほころぶ 青い蕾は まるで母の優しさに 包まれた子どものよう 明日の私は 花嫁姿 台所に立つ母の 後姿に呼びかけた 伝えたいこと 沢山あるのに 言葉に出来ずに 黙り込んだら 流しの音にまぎれ ポツリ聞こえた あなたが娘で良かった、と ねぇ母さん どれだけの 愛情にみちびかれ ここまで歩いて来たか想います ありがとう それさえも言えなくて 泣いている 私を振り向かない あなたの背も震えてます 服でも 何でも 自分のものは 我慢して家族のため あれこれ尽くしてくれた やさしい笑顔が いつもそこにあった つらさなど少しも見せず ねぇ あなたにはかなわない いつか私も 母になれたら その手で喜び 抱いてくれますか 今 心から 誇りに思う あなたの娘に生まれたことを ねぇ母さん いつの日も 信じてくれていた 夢を追いかけたあの日々も そばで 明日からは この道を 自分が選んだ人と 一生懸命 ともに歩いて行きます あなたの深い愛 いつの日もそばに |
罪椿花びら散らせば寒椿 花ごと落ちれば藪椿 花すら咲かねば空椿 世にも哀れな枯れ椿 散るのでもなく 落ちるでもなく 咲かぬでもなく 枯れるでもなく あなたの指に摘み取られたい 見開く花びら その目に焼き付けて 破れた夢のよう いつまでも あなたの中 美しい私でいたいの 他人の不幸は蜜の味 群がるおしゃべりな蝶々たち 隠れてつないだ指の先 蜜より甘やかな罪の味 憎むでもなく 恨むでもなく 責めるでもなく 縋るでもなく あなたの嘘に夢を見ていたい 踊る蝶たち 永遠誓った最後の口づけ 静かな野原に ただ一輪 あなたに咲くためだけに 私 生まれたの 散るのでもなく 落ちるでもなく 咲かぬでもなく 枯れるでもなく あなたの指に摘み取られたい 見開く花びら その目に焼き付けて 破れた夢のよう いつまでも あなたの中 美しい私でいたいの 私でいたいの | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 花びら散らせば寒椿 花ごと落ちれば藪椿 花すら咲かねば空椿 世にも哀れな枯れ椿 散るのでもなく 落ちるでもなく 咲かぬでもなく 枯れるでもなく あなたの指に摘み取られたい 見開く花びら その目に焼き付けて 破れた夢のよう いつまでも あなたの中 美しい私でいたいの 他人の不幸は蜜の味 群がるおしゃべりな蝶々たち 隠れてつないだ指の先 蜜より甘やかな罪の味 憎むでもなく 恨むでもなく 責めるでもなく 縋るでもなく あなたの嘘に夢を見ていたい 踊る蝶たち 永遠誓った最後の口づけ 静かな野原に ただ一輪 あなたに咲くためだけに 私 生まれたの 散るのでもなく 落ちるでもなく 咲かぬでもなく 枯れるでもなく あなたの指に摘み取られたい 見開く花びら その目に焼き付けて 破れた夢のよう いつまでも あなたの中 美しい私でいたいの 私でいたいの |
手紙桜色の便箋 窓の風にひらりと 飛ばされて 部屋の隅 舞い落ちる さみしさ耐え続けて やせた文字がこぼれる あなたとの別れは もう決めてるのに ああ 最後の一行が上手く書けなくて ためらう窓の向こう 季節が移ろう 風鈴模様かわいい 封筒選んでみても 詰めるのは ささくれた言葉だけ 都会の夜は どんな夢をあなたに見せるの これ以上待てないと伝えたいのに ああ 最後の一行が上手く書けません 飛び回るアゲハは 変わり果てたあなた ああ ただ一言で済むことでしょう 容易く殴り書きで終わらせたらいいのに 桔梗の花揺れてる 秋の窓を切手に 貼り付けた空はもう 遠すぎて 読み返して まるめて 書き直して 破いて 降り積もる雪はただ 遣る瀬無い ああ 最後の一行が上手く書けません 終わりの一言が 書き綴れない ああ 最後の一行が上手く書けなくて ためらう窓の向こう 季節が移ろう | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | 桜色の便箋 窓の風にひらりと 飛ばされて 部屋の隅 舞い落ちる さみしさ耐え続けて やせた文字がこぼれる あなたとの別れは もう決めてるのに ああ 最後の一行が上手く書けなくて ためらう窓の向こう 季節が移ろう 風鈴模様かわいい 封筒選んでみても 詰めるのは ささくれた言葉だけ 都会の夜は どんな夢をあなたに見せるの これ以上待てないと伝えたいのに ああ 最後の一行が上手く書けません 飛び回るアゲハは 変わり果てたあなた ああ ただ一言で済むことでしょう 容易く殴り書きで終わらせたらいいのに 桔梗の花揺れてる 秋の窓を切手に 貼り付けた空はもう 遠すぎて 読み返して まるめて 書き直して 破いて 降り積もる雪はただ 遣る瀬無い ああ 最後の一行が上手く書けません 終わりの一言が 書き綴れない ああ 最後の一行が上手く書けなくて ためらう窓の向こう 季節が移ろう |
慟哭ブリザード~お雪のテーマ~あの日の恐怖を忘れたの 人間は愚か どこまでも愚か 慟哭のブリザード 吹雪にさまよう男の前に女は現れた 白い肌 黒い髪 絶望的な美しさ 女は微笑み ささやいた お雪と申します そんなに震えて わたしが抱いてあげましょう 吐息かけられた その耳はたちまち凍り 男は思わずお雪を突き飛ばした 哀しみと怒りがお雪の目に浮かぶ にがさない のがさない 雪の化粧は剥がされ 醜い夜叉が現れた 吹雪の炎が取り囲む 涙を凍らせ 男はただただ 命乞いをするだけ わたしを生涯愛すなら 助けてあげましょう 醜い素顔も 秘密に出来るのなら 男はお雪を嫁に迎えた あまりの美しさに 町びとはうらやみ 男は有頂天 うちの嫁さん この世一の美人だ なんて言いながら よそに女を作った その日は凍える雪の晩 アンタの奥さん綺麗だと評判ね 若い女は男にしなだれた そうさ けれども 怒ると怖い アイツは 泣く子も黙る 雪の夜叉 そう笑いながら 重なる素肌 それを見つめる 襖の隙間 真っ赤な瞳 ゆるさない ゆるさない お雪は 襖に手を掛けた けれどお雪は その手を戻し ひとり 雪道を引き返した 怒り 妬み 悲しみ 嗚咽とともに 強まる吹雪 醜い夜叉がそこに居た あの日の恐怖を忘れたの 人間は愚か どこまでも愚か 自分はそれよりも愚か この世で一番きれいだと 男は言ったから 醜い素顔を二度と見せたくなかった あの日の誓いを忘れても 美しいままの 自分の姿を 覚えていてほしかった 鋭い つららを 手に取って 自分の胸へと お雪は突き刺した 慟哭のブリザード | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | あの日の恐怖を忘れたの 人間は愚か どこまでも愚か 慟哭のブリザード 吹雪にさまよう男の前に女は現れた 白い肌 黒い髪 絶望的な美しさ 女は微笑み ささやいた お雪と申します そんなに震えて わたしが抱いてあげましょう 吐息かけられた その耳はたちまち凍り 男は思わずお雪を突き飛ばした 哀しみと怒りがお雪の目に浮かぶ にがさない のがさない 雪の化粧は剥がされ 醜い夜叉が現れた 吹雪の炎が取り囲む 涙を凍らせ 男はただただ 命乞いをするだけ わたしを生涯愛すなら 助けてあげましょう 醜い素顔も 秘密に出来るのなら 男はお雪を嫁に迎えた あまりの美しさに 町びとはうらやみ 男は有頂天 うちの嫁さん この世一の美人だ なんて言いながら よそに女を作った その日は凍える雪の晩 アンタの奥さん綺麗だと評判ね 若い女は男にしなだれた そうさ けれども 怒ると怖い アイツは 泣く子も黙る 雪の夜叉 そう笑いながら 重なる素肌 それを見つめる 襖の隙間 真っ赤な瞳 ゆるさない ゆるさない お雪は 襖に手を掛けた けれどお雪は その手を戻し ひとり 雪道を引き返した 怒り 妬み 悲しみ 嗚咽とともに 強まる吹雪 醜い夜叉がそこに居た あの日の恐怖を忘れたの 人間は愚か どこまでも愚か 自分はそれよりも愚か この世で一番きれいだと 男は言ったから 醜い素顔を二度と見せたくなかった あの日の誓いを忘れても 美しいままの 自分の姿を 覚えていてほしかった 鋭い つららを 手に取って 自分の胸へと お雪は突き刺した 慟哭のブリザード |
那須高原那須高原を見下ろす展望台 牧場を渡る雲影やさしく りんどうが揺れている 豊かな大地のきらめきを あなたの一番近くで 眺めていられる幸せ 風が 青い湖駆け抜ける 遠く那須岳は微笑んで ゴンドラは二人を乗せて 遥かな空へ続いて行く 丘は虹色 那須高原 森のチャペルの 鐘の音と鳥の声 木洩れ日の中 自転車に乗って 紫陽花の道を行く 豊かな大地の歌声を あなたの背中追いかけて 季節とともに感じてる 二人だけの想い出ミュージアム 余笹川キラリ輝いて 降り注ぐ滝はエメラルド 心のフィルムに写して 虹の架け橋越えて行く 豊かな大地のきらめきを あなたの一番近くで 眺めていられる幸せ 風が 青い湖駆け抜ける 遠く那須岳は微笑んで ゴンドラは二人を乗せて 遥かな空へ続いて行く 丘は虹色 那須高原 | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 那須高原を見下ろす展望台 牧場を渡る雲影やさしく りんどうが揺れている 豊かな大地のきらめきを あなたの一番近くで 眺めていられる幸せ 風が 青い湖駆け抜ける 遠く那須岳は微笑んで ゴンドラは二人を乗せて 遥かな空へ続いて行く 丘は虹色 那須高原 森のチャペルの 鐘の音と鳥の声 木洩れ日の中 自転車に乗って 紫陽花の道を行く 豊かな大地の歌声を あなたの背中追いかけて 季節とともに感じてる 二人だけの想い出ミュージアム 余笹川キラリ輝いて 降り注ぐ滝はエメラルド 心のフィルムに写して 虹の架け橋越えて行く 豊かな大地のきらめきを あなたの一番近くで 眺めていられる幸せ 風が 青い湖駆け抜ける 遠く那須岳は微笑んで ゴンドラは二人を乗せて 遥かな空へ続いて行く 丘は虹色 那須高原 |
七の日くたびれ ため息 帰り道 今日もさして良いことはなかった いつものバス停向かう途中のガード下 ギターを抱えてるのか ギターに抱えられているのか 小柄なきみが愛を歌ってた ぬくもりだとか 愛情だとか そんなもんは とうに捨ててる 飢えてるわけもない なのに少女のひた向きな声が カラカラだった喉に気付かせる もっときみの歌を聴かせて欲しい さみしいのは皆な同じだと僕に歌って もっと胸の内を聞かせて欲しい 冷めたフリで自分を隠した僕は卑怯者 最後のコードを鳴らし終え まばらな拍手の中できみは 不意に外した僕の視線を見逃さなかった 「毎月“七”の付く日はここで歌ってます」 それから きみの斜め右は僕の定位置になった 「歌を歌うのが大好きなの」と 心折れた日もあること 話してくれたきみ まるで僕さえ夢の途中のよう 胸の奥が突然うずき出す もっときみの歌を聴かせて欲しい 損得だけじゃ計れないものがあると教えて もっと胸の内を聞かせて欲しい さらけることが悪ではないと僕に歌ってよ 生まれた街や 今の暮らしとか 置き去りにした夢のことをきみに語る僕 そういや今日は七月七日 君の願い天まで届け もっときみの歌を聴かせて欲しい さみしいのは皆な同じだと僕に歌って もっと胸の内を聞かせて欲しい 心の奥で眠ってた夢が目を覚ましたよ もっときみの歌を聴かせて欲しい 損得だけじゃ計れないものがあると知ったよ もっときみの歌を聞かせて欲しい さらけることを ためらわないよ きみが好きだから | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 八田信有 | くたびれ ため息 帰り道 今日もさして良いことはなかった いつものバス停向かう途中のガード下 ギターを抱えてるのか ギターに抱えられているのか 小柄なきみが愛を歌ってた ぬくもりだとか 愛情だとか そんなもんは とうに捨ててる 飢えてるわけもない なのに少女のひた向きな声が カラカラだった喉に気付かせる もっときみの歌を聴かせて欲しい さみしいのは皆な同じだと僕に歌って もっと胸の内を聞かせて欲しい 冷めたフリで自分を隠した僕は卑怯者 最後のコードを鳴らし終え まばらな拍手の中できみは 不意に外した僕の視線を見逃さなかった 「毎月“七”の付く日はここで歌ってます」 それから きみの斜め右は僕の定位置になった 「歌を歌うのが大好きなの」と 心折れた日もあること 話してくれたきみ まるで僕さえ夢の途中のよう 胸の奥が突然うずき出す もっときみの歌を聴かせて欲しい 損得だけじゃ計れないものがあると教えて もっと胸の内を聞かせて欲しい さらけることが悪ではないと僕に歌ってよ 生まれた街や 今の暮らしとか 置き去りにした夢のことをきみに語る僕 そういや今日は七月七日 君の願い天まで届け もっときみの歌を聴かせて欲しい さみしいのは皆な同じだと僕に歌って もっと胸の内を聞かせて欲しい 心の奥で眠ってた夢が目を覚ましたよ もっときみの歌を聴かせて欲しい 損得だけじゃ計れないものがあると知ったよ もっときみの歌を聞かせて欲しい さらけることを ためらわないよ きみが好きだから |
菜の花畑黄色の十字架ひしめき合って 月夜に歩く菜の花畑 きれいな瞳のあなたを抱いて これ以上ないやさしい気持ち 静かだね そよそよと 風の声 気持ち良い あなたも目を細め うれしそう 二人ぼっち 大好きよ その可愛い笑顔が 暗い海の底に 光をくれたのよ 大好きよ もう怖い夢を見ることはきっとないから おやすみのキスをしよう 黄色の十字架ささやき合って クスクス笑う菜の花娘 小さくなってくあなたを抱いて 大事に大事に名前を呼んだ 平気よ ふたりは ずっとずっと一緒だから 大好きよ その可愛い寝顔 胸にうずめて 幸せな夢を見て 大好きよ もう何も怖くない 永遠の時が来たの おやすみ この胸で 月がきれいね とてもきれいね あなたと笑った 菜の花畑 | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 黄色の十字架ひしめき合って 月夜に歩く菜の花畑 きれいな瞳のあなたを抱いて これ以上ないやさしい気持ち 静かだね そよそよと 風の声 気持ち良い あなたも目を細め うれしそう 二人ぼっち 大好きよ その可愛い笑顔が 暗い海の底に 光をくれたのよ 大好きよ もう怖い夢を見ることはきっとないから おやすみのキスをしよう 黄色の十字架ささやき合って クスクス笑う菜の花娘 小さくなってくあなたを抱いて 大事に大事に名前を呼んだ 平気よ ふたりは ずっとずっと一緒だから 大好きよ その可愛い寝顔 胸にうずめて 幸せな夢を見て 大好きよ もう何も怖くない 永遠の時が来たの おやすみ この胸で 月がきれいね とてもきれいね あなたと笑った 菜の花畑 |
二十三夜想きみのことが大好きなのに きみが一人つらい時に 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから 二十三夜 真夜中の 月にそっと祈るのです きみの孤独に寄り添いたい 背中と背中くっつけて 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから 風の中できみの好きな 唄を歌ってみるのです ルルル…… 大切な きみ想う きみはいつか言ってたね 涙だけが友だちだと 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから きみの痛み溶け行く日まで 涙見せずにいたいのです 命はどこから来るのだろう 何を伝えているのだろう 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから せめてきみの想いから 目をそらさずにいたいのです 二十三夜 真夜中の 月にそっと祈るのです ルルル…… 大好きな きみ想う | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | きみのことが大好きなのに きみが一人つらい時に 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから 二十三夜 真夜中の 月にそっと祈るのです きみの孤独に寄り添いたい 背中と背中くっつけて 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから 風の中できみの好きな 唄を歌ってみるのです ルルル…… 大切な きみ想う きみはいつか言ってたね 涙だけが友だちだと 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから きみの痛み溶け行く日まで 涙見せずにいたいのです 命はどこから来るのだろう 何を伝えているのだろう 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから せめてきみの想いから 目をそらさずにいたいのです 二十三夜 真夜中の 月にそっと祈るのです ルルル…… 大好きな きみ想う |
NIKKO, LIFE IS MAGIC!日は高く昇って 杉並木 風に歌う 眠り猫もソワソワ 幸せの香りがする 毎日はいつも予期せぬギフト いくつものフレーバーに彩られ ワクワクが止まらない Nikko Nikko, Lalalala Life is magic Nikko Nikko, Lalalala Life is magic デリシャスな一日にしよう 皆でニコニコ 日光Life いろは坂 のぼって キラキラと中禅寺湖 華厳の滝に変われば スペクタクルな物語 男体山の麓に抱かれ 戦場ヶ原は神話を描く ドキドキが止まらない Nikko Nikko, Lalalala Life is magic 見ざる 聞かざる 言わざるで Monkey's magic プレシャスな旅を続けよう 明日もニコニコ 日光Life Nikko Nikko, Lalalala Life is magic Nikko, あなたと歌えば It's fantastic! Nikko Nikko, Lalalala Life is magic Nikko Nikko, Lalalala Life is magic デリシャスな一日にしよう 皆でニコニコ 日光Life | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 日は高く昇って 杉並木 風に歌う 眠り猫もソワソワ 幸せの香りがする 毎日はいつも予期せぬギフト いくつものフレーバーに彩られ ワクワクが止まらない Nikko Nikko, Lalalala Life is magic Nikko Nikko, Lalalala Life is magic デリシャスな一日にしよう 皆でニコニコ 日光Life いろは坂 のぼって キラキラと中禅寺湖 華厳の滝に変われば スペクタクルな物語 男体山の麓に抱かれ 戦場ヶ原は神話を描く ドキドキが止まらない Nikko Nikko, Lalalala Life is magic 見ざる 聞かざる 言わざるで Monkey's magic プレシャスな旅を続けよう 明日もニコニコ 日光Life Nikko Nikko, Lalalala Life is magic Nikko, あなたと歌えば It's fantastic! Nikko Nikko, Lalalala Life is magic Nikko Nikko, Lalalala Life is magic デリシャスな一日にしよう 皆でニコニコ 日光Life |