astro traveler鈴木みのり | 鈴木みのり | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | one wayぶんの燃料をつめて パルスロケット 無重力のなか 無鉄砲だって偶には役立つ それが口癖 座右の銘さ (every day is a new day) 僕は孤独なアストロトラベラー (i think therefore i am) 誰にも知らせないまま (keep your eyes on the stars) 銀河フィラメント追いかけて (and your feet on the ground) 惑星は遥か彼方のまめつぶ 宙を蹴って急旋回 底なしの宇宙 下を見る暇なんて与えてくれないから ただひたすらに kick kick 続けるしかない どんなに無謀でもやれるものさ 燃料タンクのメモリが傾く 誰に届くか分からないover レシーバーからは微かな音楽 君の名前は? do you know where i am (every day is a new day) 僕は孤独なアストロトラベラー (i think therefore i am) 立ち寄る異星でトランジット (keep your eyes on the stars) 未知の住人が手をふって (and your feet on the ground) また 惑星は遥か彼方 繰り返し何千回 飛び出しただろう 未だに旅してる まだしばらく戻らないから 宙を蹴って急旋回 底なしの宇宙 下を見る暇なんて与えてくれないから ただひたすらに kick kick 続けるしかない どんなに無謀でもやれるものさ |
未明の君と薄明の魔法やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | 保刈久明 | 坂道をのぼった先に待つ 特別な景色を 指で切りとった君 耳元を魔法が掠めて 色づく世界 私を残して 未来は零れ 零れて足元で滲む モノトーン溜まり 沈んでも 変わらぬ明日を抱きしめてしまえたら 君に少し近づく 坂道をのぼった先の あの 景色は変わり果て 別の誰かのもの 唇に魔法を宿して 言わずにいた 大切な秘密 音にのせれば 空気を震わせて 流星の様 強く光って見えた 灯した色は鮮やかに遠いけれど 透明ではないから 君の描いた ありのままの景色に 自分のかたちも 影さえも映らない それでもいい 変わらぬ明日の為に 君に何度も出会う ただ、私、知りたくて、 世界は染まる 染まって明日へと変わる 今 確かな魔法で 瞳の中を 朝焼けが満たしてる 未来はまだ ここから |
can cryやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | 齋藤真也 | 記憶の淵に ささくれだつ感情のエラー 塞き止められた あふれそうな想いは 喜びに流して 戸惑いに咽って 哀しみに瞑って 愉しさに委ねて 正直に応えて 理論なんて捨てて 空っぽにしちゃって 意地っ張りはもう終わらせて can cry その涙に艶や温度が無くても ずっと誰かの心に突き立って離れない 痛みが頬を撫でる 記憶の淵に ささくれだつ感情のエラー 塞き止められた想いを解放して ゼロから未来探すよ can cry どんな言葉よりも早く届くアンサー きっと息をするのと同じ位 当たり前に なんて美しい世界の理なんだろう その涙 まるでクリスタルの様だね 光が頬を照らす |
re-liveやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | 出羽良彰 | あなたが見ていた私の涙 どんな味がするか想像できる? 飲み込んでいてくれたなら きっと 伝わるはずだった ふたりのイデア すれ違う命 届かず 背中合わせに閉じてく 互いの夢 汚れた体をカタルシスで洗って 生きている様な心地に浸っていた 信じているの アレセイア いずれ 終わる命に見合うのならば 相応しいはじまりだって あっていいでしょう 誰にも 私にだって 先に行って 置いてかないで どちらも言えず 笑って 怒って どんな感情でも流れるのは 同じ 涙だけ 伝わるはずだった ふたりのイデア すれ違う命 届かず 背中合わせに探った 互いの手を 繋げなくとも その指の先 一滴の愛が落ちる 次に瞼を開けば伝えられる 大好きよ、と |
returnやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | 形が消えて煙る空 立ち往く雨と攪拌されて 海に降り落ちれば斑に漂う 砕けた私のフラグメント あなたにひとひら預けて いずれか選ぶとしたなら 遠く見える光 まだ淡く残る泡粒 覚えていてね 縛る様に言葉を植えて 形が消えて煙る空 立ち往く雨に掻き消えていく あなたの一部には成れないの 世界の歯車に組み込まれず この耳も この指も この声も 誰にも成れないの 砕けた私のフラグメント あなたに全てを託すよ いずれも選べないのなら 遠く見える光 まだ淡く残る泡粒 |
想像の君やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | 身勝手に何度も 上塗りした色 最初の色はもう忘れてしまった 時々薄れて 滲みだしてると もっと強く隠さなきゃって だってそうじゃないと 君だと分からないから 想像通りの君に farewell 夢にすら ならない様な 夢を見ていたくせに 想像通りの君とwipe out 偽物のキスで目覚めるのが お似合いでしょ? |
snowglobeやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | yanaginagi | 私の中の臆病 精いっぱい育てたの グリセリンの海泳いで 球体の内部で夢見てる 積もりきった雪をまた降らせては その都度違う夢を見せる 溶けながら 溶けながら 少しずつ共鳴する 澄み切ったソーダガラス 見られてしまう すべて 欠けながら 継ぎながら 私を急かすように まぜこぜの感傷がドームに張りつめてゆくの グリセリンの海時化って 電光みたいに雪が跳ねる 影に匿う剥き出しの愛着を 逆さにまわして見透かされる 白日にさらされて ぐずぐずと倒壊する 混ぜながら 混ぜながら 溺れないように逃げて 訳なんて 意味なんて うわべを滑る塵 まぜこぜの感傷が私を仕舞うドームになる 溶けながら 溶けながら 少しずつ共鳴する 澄み切ったソーダガラス 見られてしまう すべて 欠けながら 継ぎながら 私を急かすように まぜこぜの感傷がドームに張りつめてゆくの |
スーパーヒーローやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | yanaginagi | 君はスーパーヒーローだった あこがれを何でも持ってた どんな怪獣がきたって きっと勝てるはずさ 月に行くのなんて訳ないだろう 僕の困難は君のイージーモード 僕のスーパーヒーロー 僕のすべてだったよ 君はスーパーヒーロー 君だけが永遠だ 名前を持ってないから 僕のをわけてあげる どんな世界地図だって 飛んでいけちゃうんだ 僕のスーパーヒーロー どこに仕舞ったのかなあ 君はスーパーヒーロー 埃にまみれたヒーロー 僕のスーパーヒーロー 僕のすべてだったよ だけど 動かない 会いたいよ 僕のヒーロー 君だけが永遠だ |
relaxin' soup feat. DJみそしるとMCごはんやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ・ラップ詞:DJみそしるとMCごはん | やなぎなぎ | yanaginagi | あぶくのように 浮かんでくる アクみたいな気持ち ネガティブ このままじゃもう 堂々巡り 向かうはキッチン 今のわたしからの脱出クッキング まとわりつくアクだって すくいとってしまえばOK どんより濁った視界が晴れ 金のスープが顔を出すから 大きな鍋に水張って放り込もう 鶏ガラ ネギ 生姜 弱音 本音 建前 全部ごった煮 おたまを掲げ アク奉行 かかれ! どんな時も 目を離さないで 離さないで じっと待つのが肝心 ちょっとの辛抱 すてきな香り 誘惑されても うーん まだ あの子は呼べないよ どんどん出てくる まだ出てくる ひたすらアク成敗 なんか楽しいかも? 少しずつちゃんと透き通る 焦らず 力まず リラクシンクック 骨の髄まで 溜め込んだ気持ち 窮屈だったよね もういいよ 熱々のスープ グラグラ煮られ ゆられ 染み出る リラクシンクック もうすっかり きれいさっぱり 澄み渡る金のスープとわたしの気持ち 見計らったみたいに グー よし 麺を茹でよう 最高のアート さあ出来上がり 出来上がり 器のキャンバスにさ ナルトのブローチ 寝かせておいたトッピングたちもね そう 忘れず飾ろうね あれ そういえば何か 難しいこと考えていた気がするけど もう 忘れちゃったな 今日のスープがとっても美味しいから 飲みほしちゃおう 飲みほしちゃおう 最後まで全部 最後まで全部 洗うときにもラクチン あー今は動けない おなかいっぱい しあわせいっぱい うーん また きみたちに会いたい めんまのリボン ナルトのブローチ 煮卵のリング ネギのラメラメ とっても可愛いラーメンだよ こんなに可愛いラーメンだよ |
natteやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | yanaginagi | 触れないけど 見えているよ 君が集めた大事なものが 壊れやすくて 動かせない だから 多分 ずっとここにあるんだろう ずっと 内側で鳴って ちぐはぐを綯って 憧れになって 外側に鳴って 線と点綯って 宝物になって 好きになって 触れないけど 見えているよ 君が集めた大事なものが |
Rainやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | 保刈久明 | Rain ひとりぼっちの夜に 雨音が響いてる Rain きみはどこへ行くの いつもの通り道を 虹色で覆う露 爪先からじんわり滲み透っていく 訳もなく泣きたくなったり 自分が自分でなくなって このまま流れていっちゃうような Rain ひとりぼっちの夜に 雨音が響いてる Rain ひとりぼっちの夜は カーテンを引いたまま Rain きみはどこへ行くの いつかの夕立が残した綿ぼこり 息が詰まるほどに 光って薫る 怖いくらい綺麗だったり 誰の目にも留まらないもの 誰か 誰でも 覚えていてくれたら 訳もなく泣きたくなったり 自分が自分でなくなって このまま流れていっちゃうような Rain ひとりぼっちの夜に 雨音が響いてる Rain ひとりぼっちの夜は カーテンを引いたまま Rain きみはどこへ行くの Rain ひとりぼっちの夜に 雨音が響いてる Rain いくら知りたくても 追いかけてはいけないよ Rain きみは気ままに夢見る Rain きみのかおり 思い出すよ |
キミミクリやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | 悪い子だあれ 悪いことしてクスリと笑う あの子は透明 ひっそり影から手招きしてる ぐるり囲んで正面探すの おともだちには大きく手を振って トンネルの中を叩いて抜けるの 悪い子だあれ 悪い言葉で人を惑わす あの子は鬼さん? 知らぬうちに忘れていた 秘密基地の褪せた土に いつかのさざめきが湧いた 壊れたラジオ 穴開きの傘 ふやけきった本 それから 悪い子だあれ ゆるしてほしいなんて言うのは 今更おそいよ 悪い子だあれ 自分ひとりであっちに行こうなんて そんなのズルいよ ねえ 悪い子だあれ 夜明けの前の嘘は嫌いよ わたしはだあれ |
rooter's songやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | Luca(SSP) | How's it going? Not bad at all What's new with you? Nothing special 飽和気味 君の日毎夜毎 面白可笑しい戯曲をどうぞ 頼りなく吐いた言の葉 赤添えて 完璧な台詞仕立て 笑ってるかい今日も 特別って訳でもない 平平たる時が幸せなのさ How's it going? Not bad at all What's new with you? Nothing special 隣の芝生なんか見てたって 時間を盗られるだけ 転んでるかい今日も 海があれば魚に 道が無ければ鳥になってさ How's it going? Not bad at all How's it going? It's OK How's it going? Never better I feel on top of the world! 笑ってるかい今日も 懐かしさに塗れて 小さな幸運を飾りながらさ 笑ってるかい今日も 特別って訳でもない 日常がひどく幸せなのさ |
モノクローム・サイレントシティやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | yanaginagi | モノクローム サイレントシティ キミとの距離は未だ縮まらず また明日ね、と告げて 足早に去っていく one day 有り触れた日々に溶け込んだ ちょっとしたエラー 見過ごしてしまわぬよう all day 人よりも下を向いている 掠れた声でないているキミはだれ まるでここは モノクローム サイレントシティ キミとの距離はどっちつかずで 雨が心配な夜には そっと傘を置いていく 次の朝には傘だけが在って ため息ひとつ残さず君は旅に出た 湿った紙の箱と 薄っぺらな毛布の モノクローム サイレントシティ キミとの距離はこれで精一杯 もう明日は まっすぐ 家に帰らなくちゃ モノクローム サイレントシティ |
どこにも行かないやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | yanaginagi | 何もかも終わりそうな 美しいアルペングロー どこかへ行きたくて いくつもの足跡を上書きしてみたけれど いつの間にか 砂石や雨に消えてしまった あちこちに落としてきた パンくずみたいな気持ちも 明日の朝に小鳥に全部食べられて 高い 高い 空の上 私 どこにも行かない ここでいい ここにいる 風に吹かれて 雨に浸され プライドのコートは解れてくけど むき出しの本能で あるがままの私はどこにも行かない だからきっと私はどこにも行かない |
in flightやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | yanaginagi | いま 浮き上がる脚 もう 地表は遥か 風を捉えてるモノコックのからだ 手の届かない場所 ただ目指すビル群 灰に霞んでは夜と混ざる さあ 今日も子午線を過ぎて まだ誰も訪ねてこない未来を飛んで 美しい夜明け こっそり手に入れよう 堅い翼が 私をどこへだって運んでくれる 重力さえ押さえ込んで 遠く 遠くへと 涙も流れ切る 力強いその速さでずっと そう どこにもいない この 心は遥か 呼応して軋む ジュラルミンノイズ ああ 空へ近づく度に はらはらと 私の悲しい夢は逸れ ひとつずつ消える 夜明けの向こう側へ 白い翼が光を映してる 朝に溶けた幾千の涙もすべて 虹になるでしょう 懐かしい地上に戻る頃に 僅かの間のフライト 降り立つ思考 心の傍へ来ている そんな気がするの 堅い翼が 私をどこへだって運んでくれる 重力さえ押さえ込んで 遠く 遠くへと 涙も流れ切る 私を巡る僅かの間のフライト |
鱗翅目標本やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | yanaginagi | 夢を見る真綿の寝床 投影されるのはいつも 見知ったキネマトグラフ 癖のある髪を掠めて 知的な瞳を揶揄う様に飛ぶ 低い空を のたりと まだら模様 広がる染み アルコールなんかじゃ上澄みしか流せないね 残された不純な感傷 ありふれた恋ならいいのにな 多情多感な私たちの 嘘みたいなシノプシス 肺の奥に仕舞うため息 色の名前さえも通じ合えない 冷たく重たいガラスケースに 綺麗なピンで突き刺して それはきっと誰よりも いちばん近い場所 鱗粉もいずれ散るなら いちばん良い姿で ああ いっそ ありふれた恋ならいいのにな 多情多感な私たちの 嘘みたいなシノプシス |
polyomino -intro-やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | | 探し歩く架空のワンダーランド 未着色の白地図の様 皺ひとつない夜空 おろしたての白昼 折り目の正しい朝 リピート リピート 角度をかえて 解けるまで何度でも 新しいパズル求めて ひとりぼっちで 今 私は答えを探す パラドックスに阻まれて それでも分かりたいことがあるの とりとめのない単純作業でも少しでも正解に近づきたくて ひとりぼっちで 今 私は答えを探す ほら もう1回考えて 次のピース待たせないで 正方形をつなぎ続けて ほら もう1回取り掛って 思ったより単純に世界は動くかもしれない 答え合わせは 一番最後のときに 誰かが残した数式 当て嵌めれば 角度がかわる 繰り返し何度でも 新しいパズル求めて |
テトラゴンやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | yanaginagi | 落ち続けるテトラゴン 追いかける視線斜め40度 曖昧な正解が好き 終わりを知らずに済むのだから 怖かったよね 闇を手探り 見えないものは何にも成れる 気づいてしまえば単純な仕組み 諦めて委ねれば僕も巻かれる 規則的な模様 ひとつスクラッチしてみる? 落ち続けるテトラゴン 追いかける視線斜め40度 曖昧な正解が好き 終わりを知らずに済むのだから 閉鎖的なワンボックス connect to other box 何が変わるの 退屈だから 欠伸をひとつ その度にきっと別の場所で 僕の知らない情報を食べて 目に見えない風景を みんな見てるのかな 5,4,3,2,1,0,GO はじまりへのカウントダウン 産み落とされる新しいかたち 1,2,3,4,5 to fin 次のフィールドへ めくるめく時 ユメは見続けるもの 落ち続けるテトラゴン 科学なんかで証明しないで 未来に押し寄せる期待 もっともっと積み上げて 落ち続けるテトラゴン 追いかける視線斜め40度 曖昧な正解が好き 終わりを知らずに済むのだから 閉鎖的なワンボックス connect to other box 全てが変わる |
逆転スペクトルやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | yanaginagi | ねえ いつも隣にいたけど 何も知らないんだ ねえ なぜかあべこべになって 伝わらないままだね こんなこと 君はまた笑うかもしれない どうしても手に入れたいもの 僕にだってあるよ ルールを覆すんだ 運命だって破り続けば変わるだろう どんなに掛け違えても 最後は綺麗に揃えて 未来も添えてみるよ ねえ 君は賢いけど ほんの少し早とちりで ねえ 僕は馬鹿だけれど 君を誰より想っている いつだって危うくて簡単に触れられない 振り向いてくれたらと願うのは 甘いのかな それでも止めたくないよ ズルして間違いだらけの僕でも 大事なことは知ってる こっちを向いた時は 頬に両手を添えてみるよ もう一度 ルールを覆すんだ 運命だって破り続けば変わるだろう どんなに掛け違えても 最後は綺麗に揃えて 未来も添えてみるよ |
polyomino -outro-やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | yanaginagi | ただひとつのピースを 当て嵌める場所も無い 洗いたての思考と 乾きかけの言葉と つづら折りの未来と 全てを引き連れてく とりとめのない単純作業 完成図が見当たらないまま ひとりぼっちで 今 答えを探して ジレンマの狭間で 藻掻けば藻掻くほど深くへ 埋められていく 閃きの波の中で またひとつ隙間が消える ひとりぼっちで 今 答えを合わせて 正解に近づく 空想と笑いたければ 笑ってくれればいいけど 編み継いだ僕のささやかな公式 ここに置いてくから 頼りたくなったらいつでも使ってくれていい |
忘れない為にやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | 境界の向こうに落とした きっと 大切な何かを どんな言葉があるの 知り得るもの全部教えて どんな顔で笑うの こっそりこっちを見てよ ねえ 初めてくれた涙 私のココロ満たした 未来の約束 覚えてる 小指と小指を絡めてくれた あなたを待つよ いつまでも 胸懐の向こうに仕舞った ずっと 大切な記憶を あの森で遊ぼうよ その次はもっと遠くの街 明日また会えるかな それだけで幸せだよ ねえ 最後にくれた涙 私のココロ痛めた 未来の約束は消えたの? 時間が流れて 遥かな距離を漂うアリア 聴こえない ねえ 初めてくれた涙 私のココロ満たした 未来の約束 信じてる あなたの描いた線の上には命の続き 歩いているよ 裂けた空の継ぎめから 明日は何度も生まれている どこかにいるなら 笑っていてね 今度会えたら もう一度約束をしよう 指きりで |
unjourやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | ことばのない世界 迷いない 正しさで 柔らかい線だけが終わりを描いてる 余白の道の上テクテクと歩いてる あたたかい暖炉も甘いおやつも無いし ほら少し駆けてって 次の角を曲がれば 懐かしい匂いにさ会える気がする でもそこはゴミの山 誰もいないよ ことばのない世界 強くて 折れそうな 柔らかい線だけが終わりを描いてた 見慣れない全てにこわごわと近づいて 見慣れた形の手で振り払われるの もう少し疲れて 伏せてしまいたいんだ 眠りたいな静かに そして見上げた光の中に揺れる 君をみつけた 誰かを信じて悲しくなって 誰かを信じて嬉しくなる このまま2人で遠くへ行けるかな 誰かを信じて裏切られても 誰かを信じて生きたいから そんな繰り返し 生きてるんだね それでもやっぱり生きたいから |
mnemonicやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | yanaginagi | 波は乾いた珊瑚を攫って そっと海に還してまた打ち寄せ続けてる ざらざらと落ちる 砂粒のおとで目を覚ますよ 明日を忘れ 差し出される好意も全部振り払って 走る夜は逆さの道 記憶なんて頼りないフィルムだけど 呼び覚まして 砂の城を作っている 水で固めたジオラマみたいな世界 時間が経てば風に崩されてしまう 何度組み立てて 何度壊したら気づくだろう 涙を忘れ 噎せ返るほどの痛みも仕舞い込んで 走る夜は荊の道 目を凝らしていつかの姿探してる 戻れないと最初から知っていたのに 宙を泳ぐメモリの群れ 跳ねる鮮やかなフロアだけが 味方になって心臓を揺らす 巡り巡った果てに岸辺に帰る やがて体は削られて柔らかい砂になるだろう 全てを忘れ 名前さえ呼べなくなっても 明日はくる 残酷なほど等しい朝(目を覚ませば) それでも今は 愛しい全て折り重ねて走るだけ 海に混じる日がくるまで 記憶なんて頼りないフィルムだけど 呼び覚まして 砂の城を作っている |
helveticaやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | | さらさら 星の砂遡る 酸素が散り手折れた花の名 忘れた 興味ごと捨ててきた 分からない もう文字は読めない 愛したとして 何が応えてくれるというの 正しい言葉さえどこにも 残らない もうない 等間隔美しく並ぶhelvetica 狂い出した今 明るい窓辺に添えた花 見てた この手で影つくったなら たちまち枯れてしまうだろうか そんなこと 考えてしまうから 愛したとして 何が応えてくれるというの 正しい言葉さえどこにも 残らない もうない 等間隔美しく並ぶhelvetica 狂い出してゆく 愛しい 失う 残らない どこにも 言葉さえ 積み重ねた 残らない 散り散りに 花の色も 鮮やかな 忘れてく 並ぶ もう 無い 自分の感情も 等間隔 美しく helvetica 狂い出したまま |
euaruやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | | [euaru] はじめから違っていたのか 完璧になれないみたい 悴んだ四肢が痛い ほろほろと雨が過ぎる 落ちた水に映る窓はどこに繋がっている どこか不完全な あなた を わたし もとめていたの いつか ひとつ になれるように 片っぽ だけ持っていたの どこか不完全な わたし を あなた もとめていたの いつか ひとつ になれるように 片っぽ だけ持っていたの 忘れた色を補うために 反対側を向いていたんだ 背中を合わせているのは 鏡じゃなかった どこか不完全な あなた を わたし もとめていたの いつか ひとつ になれるように 片っぽ だけ持っていたの どこか不完全な わたし を あなた もとめていたの いつか ひとつ になれるように 片っぽ だけ持っていたの [uraue] |
クオリアやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | | 混ざる質感 ほろ苦い砂糖 意義を忘れてく 飾る手元には無意味の文字 際涯ない未知 見える全てを信頼してる 見えないものなら 居ても 居ないことと同義でしょう 何も違わない 影面を恐れ 焼けた爪先を冷たい砂場に浸して守った 遠い未来2つに裂けるこの心 今預けよう 繰り返し逸る呼吸が光ある世界を育ててる 跳ねる心音 裏腹のラルム 明滅する気配 焦る心拍 突き立てるサーブル 幸いなる道 形あることに目を惹かれて 風に気づかないのなら 捨てることと同義でしょう 何も違わない 並置を嫌って 特異な場所まで夢中で駆けては息を切らせてる 篩われた体残され 解けてく細い双子糸 見下ろせば無機質の蹟 深奥の影に覆われていく 拡散する声 冷えた爪先を外側に晒す痛みを知らない 何かも恐れ 隠れた弱さは 抜け殻のそばでうずくまるだけなら 遠い未来2つに裂けるこの心 今預けよう 解かれた糸は撚り添う 同じように記憶に刻み合って 遠い未来2つに裂けるこの心 今預けよう 繰り返し逸る呼吸が光ある世界を育ててる |
嘘やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | | 誰か いずれ 失うことは 知っているけれど 追いつかないんだ 思考 置いてゆく 君はまだ この文字の向こうにいるんだろう 誰か いずれ 失うことは 悲しいことじゃない 嘘ばっかり言うな 思考置いてゆくだけの場所に とどまったりしないでよ しないでよ ねえ 神様との約束を破って なにもかもここに 置いていくなんて 誰か いずれ 失うことは 知っているけれど まだ諦められない |
replicaやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | 河野伸・やなぎなぎ | 心の中に描いた地図 水で溶かした色を重ね 隙間のないように埋めて笑ってた 心の中に巡った毒 誰にも言えない秘密がある 際限なく生まれる間 止め処なく 私の見ていたものは 何もかも 偽物の塊ならばもういらない 私は何処にも行けない だから 紙の中の虹を手に入れたんだ 心の中に描いた空 小さな雫流れていく 誰かの足元には光の色 |
linkやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | バラバラに浮かんでるカラフルな数字を 指の先の魔法で集めていく 街中を飛び交ってる見えないざわめきに 探している 特別な色のライン 目の前のものが遠くに見えて 耳にぶつかる振動 喉を揺らす 目を離せば消えそうな 君の声を 君の存在を キャンパスに描き留め重ねていく 僕らの距離埋めるのは 小さな箱 デジタルの音だけ 電源が落ちればひとりぼっち 足元に降り積もる黒炭の欠片が 体中にじわりと模様を付ける そのまま覆われたら 自分さえ失くして 奥に隠した感情も消せるだろう いつか心が言葉を超え 何も頼らず届いたなら 今君がいる この世界に この時間のために 線を敷き詰め広げていく 僕らの距離はいつでも 隣り合わせ どこにいたっていい 電源が落ちても 繋がっている 繋がっている バラバラに浮かんでる数字 捕まえたら 君の形目指して並び替えよう |
concentやなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | やなぎなぎ | 飛内将大 | 囁きの間を埋めて 抜けかけてるコンセント 人見知りのあの子 まだ上手に言えないみたい 求めすぎるほど定まらないコンセプト 一秒先の足もグラついて見えないみたい ああ嫌だな このせかいは 優しさと平和で成り立ってる もう嫌だな 引鉄さえ与えてくれたら 「考えなくて良いのにな」 無限の痛みがつづいても満たされた 決して不毛ではないんだと慰めて 不器用な恋で転ぶくらいなら 答える間もないほどの嘘を ショート回路 胸に火が飛び散るから 今すぐ全ての音を集めるの 呟きの屑が舞って とれかけてるコンタクト 涙と一緒に ほろほろ剥がれていくの 想えば想うほど纏まらないコンテンツ 一番好きな物も 理由などわからないみたい! ああどれも間違いなの 切り取られ多数に流れてく 場違いな夢を見てる このまま消えたら どんなせかいになるのかな 優しさと平和で成り立つの 慰めて 不器用な恋で転ぶくらいなら 浴びせる享楽に耽る日々を ペンチ・プライヤー 要らないコード断ち切って 想像も出来ない回路を見つけるの |