ハルカトミユキ作曲の歌詞一覧リスト  19曲中 1-19曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
それを僕は強さと呼びたい楠木ともり楠木ともりハルカハルカトミユキ安原兵衛悲しいとか悔しいとか 簡単な言葉にしないのは 流され続ける僕らのわずかな抵抗だ 何一つ生まれない日も生きていること それを僕は強さと呼びたい  同じ夜を過ごしているんだろう うずくまり膝を抱えて 重なっては溢れていく胸の痛みには 答えなんかなくていい  思い出は滲んで 未来は真っ黒だ 臆病な奴だって笑うかい? ここで泣いたっていいけど 君の思う壺になるのは嫌なんだ 静かな朝を待った。  悲しいとか悔しいとか 簡単な言葉にしないのは 流され続ける僕らのわずかな抵抗だ 何一つ生まれない日も生きていること それを僕は強さと呼びたい  違和感には気付いていたんだよ だけどただ好かれていたくて 君だって似たようなもんだったじゃないか 僕を責められるか?  愛されたいがうまくいかない 「考えすぎだ」って人は言うさ まあいいか、って割り切れたらいいのに わかってくれなくていいけど 君と同じ顔になるのは嫌なんだ 静かに風が吹いた  美しさや感動さえ その辺でもらえる世界でさ 舐められ続ける僕らのわずかな本能が 捨てられないもどかしさに火を灯すとき それはいつもひとりぼっちだ  「楽になれよ」って 誰かが囁いた 暗いみずうみへ引きずり下ろされそうだ 甘ったるい地獄へどろり飲まれていく ああ ここで泣いたっていいけど 君の思う壺になるのは嫌なんだ 静かな朝を待った。  悲しいとか悔しいとか 簡単な言葉にしないのは 流され続ける僕らのわずかな抵抗だ 何一つ生まれない日も生きていること 無様だっていい 美しさや感動さえ その辺でもらえる世界でさ 舐められ続ける僕らのわずかな本能が 捨てられないもどかしさに火を灯すとき そうさ、いつもひとりぼっち  それを僕は強さと呼びたい
二十歳の僕らは澄みきっていたハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ野村陽一郎・ハルカトミユキ新しい季節 過ぎ去って 見慣れていたサンプラザも遠く ああ 君と中央線、過去に変わった レンタルのパンクロックには 魔法がかかってたはずなのに ああ 夜と環状線、僕をせかした  立ち読みした小説の中 ださいセリフをお守りにして  ユラユラゆれた時のはざまで 二十歳の僕らは澄みきっていた 寝っころがって夢をなぞった 怒りと若さのやり場探して  君と歩いた線路の上で 煙草ふかして笑った 何もなくってもこわくなかった 37度の微熱がいつか 冷めてくことがこわかったんだ  変わらない景色 見送って 見飽きていたライブハウスの中 ああ 君は歌うことやめると言った 池袋で日々はもつれて 「ぼくたちの失敗」を聴いてた ああ 長い自由時間 終わる気がした  他愛なく君と話した 悪口だけが希望だったよ  イライラしてたフラフラしてた 普通の僕らが愛おしくって 絶望なんて当たり前だと 昔の誰かは歌ってくれた  忘れることも壊れることも うまくできない僕らは 謝りたくて殴られたくて それでもいいよ、と許されたくて  他愛なく君と話した 悪口だけが希望だったよ 希望だったよ  ユラユラゆれた時のはざまで 二十歳の僕らは澄みきっていた 寝っころがって夢をなぞった 怒りと若さのやり場探して  忘れることも壊れることも うまくできない僕らは 謝りたくて殴られたくて それでもいいよ、と許されたくて 正気のままで愛されたくて
385ハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキつまらないなこんなとこ つまらないなお前なんか もう明日の予報はいらないんだよ いい子ちゃんたちのマネして 歩いてみたの 僕は自分に裏切られる  氷が溶けて薄くなったジュース みたいなお前と いつまでも戯れちゃいない 密かに誓う  僕にできなくて誰かにできるような そんなことばかり溢れているけど ぐちゃぐちゃな心は誰にも言えなくて バカみたいな顔で空を見ている  思い通りにならない 全てのことを許したら 僕は大人になれるだろうか  ほんの小さな罪を犯して、 また隠しては 熱い身体を守るために  ゴミ箱行きの日々をもう一度 大事に開いて 届くように祈るのは 無駄なことか?  やっと見つけたのに消えてしまうの ならば 最初から何も知らなきゃよかった 途方に暮れて立ち尽くす日は 汗ばむ顔がひどく綺麗だ。  何にも言わずに どこまでも行くの 誰にも言わずに どこまでも行くと密かに 誓う。  いつも 僕にできなくて 誰かにできるような そんなことばかり 溢れているけど ぐちゃぐちゃな心は 誰にも言えなくて バカみたいな顔で 空を見ている  やっと見つけたのに消えてしまうの ならば 最初から何も知らなきゃよかった 途方に暮れて立ち尽くす日は 汗ばむ顔がひどく綺麗だ。
青い夜更けハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキお前がささした空は黒く見えた コンクリートの上歩く靴の音 お前がささした白くてまぶしいガードレイルが傾いている 誰も知らないまま、誰も知らないまま、太陽は死んだ 太陽は死んだ 誰も知らないまま、誰も知らないまま、冷蔵庫の中 太陽は死んだ  ぐらりぐらり心臓を揺らす 花瓶の花が静かに腐る まだ私は息を殺して そこだけ青く光った夜  ラララ声を聞かせて ラララ話をして  あの日の出来事の本当の意味を知り あれから少し時が流れただけ 笑っているだけじゃいけない事を知り あれから少し大人になっただけ  ごろりごろり月が転がる グラスの水が泡を立てる また私は叫んでいた 初めて怖いと思った夜  ラララ声を聞かせて ラララ話をして
消しゴムハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ一番嫌いだったものに もうすぐなりそうな気がしている 僕は僕を消しゴムで消し去りたい 書き殴っても書き殴っても 誰も何も言わない  寂しいと言いかけて何度もやめた 声を殺して泣いた 負けたくなかった  決して譲れない思いも いつか売り渡してしまうかな 僕は僕を消しゴムで消し去りたい やっと見つけた切り札はまた 目の前で破られた  虚しいと言いかけて何度もやめた あとどれくらい自分自身を保っていられる?  散々つまらないと思っていた世界に 僕は今負けそうだ  助けてと言いかけて何度もやめた 声を殺して泣いた 寂しいと言いかけて何度もやめた 逃げ出すことは簡単だけど 負けたくないんだ
シアノタイプハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ朝方の青白い部屋に なくしたものだけ浮かんでる 体の中の広い場所が 空気で満ちて苦しくなる  心から人を愛せるなら 隙間は埋まる気がしていた もしかしてそれが君ならば 努力したっていいなんてさ  心なんてすぐに変わって 永遠にさえも期限があって  ああ 少しだけ未来のこと期待してしまうから ああ できるだけ気づかれないように笑った  自問自答を重ねながら 天井の傷と見つめ合う 同じ答えのそのどこかに 微かな希望を探してる  一人じゃだめなんて言っても 一人で立つふりもできるし、いいさ  もうちょっとだけ、近くにいたいのは僕のわがまま でも、できるなら君を好きな僕を許して  ああ 本当はずっと先を期待してしまうけど ああ 言わないでおくから今はただ笑って  ああ 少しだけ未来のこと期待してしまうから ああ できるだけ気づかれないように笑った
振り出しに戻るハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ群衆という幻想 大衆という幽霊 患った僕 マスクを外せない  疑って徘徊 ワンルームで遭難 彷徨って君に遭遇 一マス進む  お前が吐いた言葉が 噛んだガムみたいに いつまでも取れないから 振り出しに戻る  群衆という錯覚 大衆という亡霊 こじらせた僕 帽子を外せない  疑って幻聴 ワンルームで放浪 行き止まり君に遭遇 一回休み  お前が捨てた言葉が 吸いさしタバコみたいに いつまでも消えないから 振り出しに戻る  匿名希望人間が 指差し合って笑う 足をすくわれたから 振り出しに戻る
伝言ゲームハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキみんなが買ってるあの本だけは とりあえず買ったよ うん、おもしろかったよ とか言って本当は よくわからなかったけど あの人がおもしろいって言うんだから 間違いないだろ  協調性が大事ですから 前ならえして並びましょう 足並み揃えられない人は 廊下に立ってろ  伝言ゲームしてる 間違っても続ける 誰も疑わないで 偉い奴が決まった  誰かが言ったことが 前から後ろへゆく ほんとのことは誰も 知らないままで続く  あいつが聴いてるあの曲だけは とりあえず嫌いだ、本当に嫌いだ とか言って一度も 聴いたことないけど あの人がダメだよなって言うんだから 間違いないだろ  協調性が大事ですから 右にならって動きましょう 足並み揃えられない人は 廊下に立ってろ  伝言ゲームしてる 間違っても続ける 誰も疑わないで 悪い奴が決まった  誰かが言ったことが おまえの口から出る 本当のとこは何も 知らないくせに話す  伝言ゲームしてる 間違っても続ける 誰も疑わないで 悪い奴が決まった  誰かが言ったことが おまえの口から出る 本当のとこは何も 知らないくせに話す
長い待ち合わせハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキそれじゃあね。 あそこの角を曲がってすぐのとこにいるから。  詰めすぎた重い鞄を 今更少し後悔してる どうしても見せたい本と 言いたいことが沢山あって  約束の時間がきても なぜだか一人ぼっちで 「今から走ってくから、もう少し待っていてよ。」  って言うから待ってたのに 映画も祭りも終わってしまって 少しずつ諦めて、一人で帰る  疑いの意味も知らない少女は 好きな歌を歌った あれからもう何年過ぎて 今度は誰の事を待ってる  忘れてしまったのかな、 それとも寝てるのかな。 「ごめんね、まだまだ遅くなるけど、待っていてよ。」  って言うなら怒らないのに ご飯の時間も間に合わないけど そんなことどうでもいい 迎えに来てほしい  「また明日、ここにいるよ。」 「もう少し待っていてよ。」 「今から走って行くよ。」 「それじゃあね、またあとで。」  って言うから待ってたのに 映画も祭りも終わってしまって 少しずつ諦めて、一人で帰る  ああ待ってたのに もう何もかも終わってしまって 少しずつ諦めて、一人で帰る
ナイフハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ穏やかな昼間の差し込んだ日差しに 頭の片隅で憎しみばかり育つ  隙だらけの体 浮かんでくる言葉 できるなら全てを笑って見送りたい  何度も手を伸ばしたナイフをしまって 代わりのおもちゃを探す  失うことを知らない誰かの 錆びついたナイフが刺さって 今になっても抜けずにいるから 痛みが忘れられない  一度は飲み込んだ出来事が今更 喉の奥の方で黒い塊になる  向き合うべきものからナイフをそらして 代わりのおもちゃに向ける  当たり障りのないように生きて 所詮こんなに狭い世界で きっと全てを失う気がした ナイフは握れずにいる  見えなくなった それでも歩いた たった一つの約束だから なかったことになってく全ての 悲しみを抱えてゆく
ニュートンの林檎ハルカトミユキハルカトミユキハルカトミユキハルカトミユキ抗えないものは重力 宙に浮かべば落ちてゆく 誰もが重力に負ける ただのリンゴ ただのリンゴ  「勝てないお前が悪い」 「勝てない私が悪い」 勝てないお前が悪いから  口を揃えて言うのでしょう 上から見下ろすあの人達は 口を揃えて言うのでしょう ただ重力に負けただけだと  抗えないものは権力 指を鳴らせば落ちてゆく お前は権力を嫌う ただのリンゴ ただのリンゴ  上から潰されている 理不尽なだけの日々も 勝てないお前が悪いから  口を揃えて言うのでしょう 上から見下ろすあなた達は もしも私か落ちていっても ただ重力に負けただけだと  「勝てないお前が悪い」 「勝てない私が悪い」 勝てないお前が悪いから  口を揃えて言うのでしょう 上から見下ろすあの人達は 口を揃えて言うのでしょう ただ重力に負けただけだと
POOLハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ君がいなくなる前に何をしようか 電車に乗るのもそろそろ飽きた  少年たちよ 嘘つけよ 楽しいことがしたいだろう 笑いたいなら笑っていいよ 君にはきっと分かんないよ。  いつか書いた歌を燃やしてしまいたい フィクションの中で紙切れになりたい 部屋の隅から違う景色を見たい 何より先に君を忘れたい  いいだろう いいだろう それで満足か。  行方知れずになる計画は また明日まで延期にしよう。  少年たちよ 嘘つけよ 悲しいことが嫌いだろう 笑いたいなら笑っていいよ 君にはきっと分かんないよ。  僕の姿を肯定してもらいたい とんでもない嘘を並べて驚かせたい 明日起きたら少しは歩き出したい 何よりもただ、昨日を忘れたい  いいだろう いいだろう それで満足か。  あの日笑った訳を忘れたい あの時なんて言ったか忘れたい 何より先に君を忘れたい そんなの全部嘘だと言いたい  いいだろう いいだろう それで満足か。 いいだろう いいだろう それくらいは。
グッドモーニング、グッドナイトハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキあの子はきっと一生懸命でいい子だけど たぶん友達にはなれないだろう  それは僕がダメな人だからさ 僕がダメな人だからさ 僕がダメな人だからさ ごめんね  あなたはきっと全てをかけて 僕を愛してくれているけど 僕にはわからない  それは僕がバカな人だからさ 僕がバカな人だからさ 僕がバカな人だからさ  何度だって朝になって 寝転がって夜になって 幸せを踏みにじっても 僕はダメなままだ  あの子のことを心のどこかでずっと憎んでいるんだ それを誰かにぽんとはわかってほしい  それは僕がダメな人だからか 僕がダメな人だからか 僕がダメな人だからか  何度だって春になって いつのまにか冬になって 過ぎた日々を夢に見ても 僕はバカなままだ  何度だって朝になって 寝転がって夜になって 悲しみを忘れても 僕はダメなままだ  あなたのことを心のどこかでずっと愛しているんだ だけど誰にも言えるはずないよ  ごめんね
未成年ハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキあの子が殺した蟻を一人で弔って 夕焼けこやけの鐘が鳴る  小屋のウサギを逃がしたら どうしていけないの?って 訊けないまま大人になってしまった  やり直しのできないことは いつも何でもない顔で そこらじゅうに紛れてる  僕も君もみんなウサギで 何も言えない寂しい目して いつも何かうらやんでるだけ 僕も君もみんな人間で 何も言わない悲しい目 何かを忘れちゃった悲しい目してさあ  いけすの魚が眺めてる 夜明けの交差点で 愛に似てるゴミ袋をカラスがつつく  無邪気な目で潰した桃は もう元には戻らない そんな風に君を殺した  僕も君もみんなサカナで 何も言えない寂しい目して いつも何か押し殺してるだけ 僕も君もみんな人間で 何も言わない悲しい目 何かを忘れちゃった悲しい目してさあ  ただ僕は、君を守りたかった。  僕も君もみんなウサギで 何も言えない寂しい目して いつも何かうらやんでるだけ 僕も君もみんな人間で 何も言わない悲しい目 何かを忘れちゃった悲しい目してさあ
ドライアイスハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ僕らはいつでも少しの間違いで 蝕まれてゆく日々を どうすることもできずにいた  人より少しだけ運が悪いみたいだから 仕方がないねって 君はずぶ濡れで笑った  薄いまぶたに口づけをする 何も見えなくなればいい 口移しした溜息の味 僕らの夜に出口はなかった  僕らの夜に出口はなかった  眠りに着くように 何かを捨てるように 焼け付くように そっと 君の明日が凍りつく  ただ生きていて これから何も信じられなくたっていい そう願うように抱きしめるけど 僕の体じゃ溶かせなかった  薄いまぶたに口づけをする 何も見えなくなればいい 口移しした生きている味 僕らの夜に出口はなかった  ただ生きていて こんな世界に今更期待などしない 閉じ込められた果てに僕らは みんな壊して笑ってやるよ  みんな失くして笑ってやるよ
Vanillaハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ間違っていた答えは間違ったままで いつか普通の顔してまた次の春がくる 数え切れないほど失くしたけれど 本当に欲しいものはただ一つだけだった  死んだように冷たいキッチンの床に 落ちるただのゴミくずを見間違えた僕は 何をまだ待ってて思い出して 書き殴って破り去っている? 何を追いかけて部屋を出て また戻って繰り返している?  狂えない 狂えない 狂ってしまえない どんなに寂しくても  記憶が散らばって居場所のない部屋と これ以上使い道のなくなった言葉 全てのきっかけが君だったことを知って こんな日々にさえ見放された僕は  何をまだ待ってて思い出して 書き殴って破り去っている 何を追いかけて部屋を出て また戻って繰り返している  壊せない 壊せない 壊してしまえない また同じ朝が来る  狂えない 狂えない 狂ってしまえない くだらない僕は  許せない 許せない 許してあげたい  あの頃の僕たちを
MONDAYハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ君みたいな人が世界中どこにも 世界中どこを探してもいなくなればいい 電車が止まってるその隙にここから こんな嫌なところからいなくなるよ わあわあと泣いている 大人なのに恥ずかしくないの? ぐるぐると繰り返す過ちは甘い味  散々な僕たちの散々な月曜は さよならも聞こえない 消えちゃってそれっきりだ 散々な僕たちは 変われない 変われないで いつまでも笑っている  僕はそんなことが聞きたいんじゃないよ そんな話がしたかった訳じゃないのに わあわあと泣いている 後姿かっこ悪いな ぐるぐると繰り返す それ以外仕方ない  残酷な僕たちの残酷な月曜は 手を繋ぎ息をした 火曜には全部失くした 平気だと言えるほど僕はまだ大人じゃないな 強くはないな  生きたいも死にたいも 生きたくないも死にたくないも おんなじみたいな顔してさ 恥ずかしいことをして かっこ悪いことをして それだけの日々だった それだけが好きだったのに  わあわあと泣いている 大人なのに恥ずかしくないの ぐるぐると繰り返す 過ちは甘い味  散々な僕たちの散々な月曜は さよならも聞こえない 消えちゃってそれっきりだ 散々な僕たちは 終われない 終われないで いつまでもこのままで
アパートハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ僕の部屋には孤独があるし 君の部屋には寂しさがある 2人でいよう ご飯を食べよう 全て忘れてしまえばいいよ  怒っていいなんて泣いてもいいなんて 誰も教えてくれなかったじゃないか 僕が泣いたら君も泣いて ぐちゃぐちゃになって眠りたい  世界で一番きれいなものをあげるよ ゴミくずでもいい 世界で一番幸せになってね 守ってあげるから  夢の匂いが漂う朝に 生き急ぐ電車が通るよ 夜の気配を引きずりながら 無理やりに動きだす日々  本当の顔も知らないくせに 優しいなんて言われたくないんだよ 君が歌うふざけた歌で少し救われるけど  世界で一番きれいなものをあげるよ ゴミくずでもいい 世界で一番幸せになってね 守ってあげるよ  これから何か変わっても 僕だけのものになってね 難しいことは言わないよ 世界で一番幸せになってね 守ってあげるから  守ってあげるから
絶望ごっこハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキどこかで聞いたような 美しく薄っぺらい言葉を並べて 陶酔してる 気持ちいいだろう。  絶望ごっこしてる君と、 それに憧れちゃった僕と、 どちらもおんなじ匂いがしている。  何一つも欠けてないのに泣いてる君は 可哀相だね。 愛想尽かして見放す僕も 結局ここに戻ってくる。  開けておいた窓に普通の陽が射して 綱渡りをやめてしまった君はつまらない 安心なんていいからもっと危なくなれよ 今日は天気が良いな、ここは平和だな。  曖昧な箱の中に好きも嫌いも放り込んで 手を繋いでいる そろそろ帰りたい。  予定通りの今日の終わりに 上手な言葉聞いているだけ 反対の事を思っているのが バレないように黙ってるんだよ。  無防備な姿でもう一度言ってみろよ 安全な場所でいつも守られてるくせに。 散々嫌った後で味方になってくれよ 今日は暖かいな、ここは平和だな。  何一つも欠けてないのに泣いてる君は 可哀相だね。 箱の中が空っぽなことが バレないように黙ってるんだよ。  安全な部屋の中で肌に触れてみても 傷がすっかり癒えてしまった君はつまらない 安心なんていいからもっと危なくなれよ 今日は天気が良いな、ここは平和だな。  両手を挙げてもう一度 消えたいなんて言ってみろよ 安全な場所でいつも守られてるくせに。 呆れ返って最後に味方になってくれよ  ここは平和だな、ここは平和だな。
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