愛について三浦和人 | 三浦和人 | ザイヤ | 三浦和人 | 鳩野信二 | 君がそばで 笑うだけで なぜかやさしくなれるよ 僕は君に 何ができるだろう ざわめいた時代の中で わかり合えなくても 仕方ないさなんて あのころの僕は あきらめてたね 愛について語るとき 人は他人に やさしくなれる ひとりきりでは生きられない 僕に気づくから 愛について語るとき 僕は僕を好きでいられる 愛しさの理由(わけ)を そっと感じてる僕がいる 近すぎると なぜか 見えなくなる たいせつに 抱きしめるほど 飾ることも嘘も みんなとけてゆくよ いつでもそばにいてくれたから 愛について語るとき 人は生きるふしぎを想う 愛し合うとは 変わることを許し合えること 雨の夜も 風の日も ふたりずっと 一緒にいよう 君は君らしく 僕は僕らしく ありのまま 愛について語るとき 人は他人に やさしくなれる ひとりきりでは生きられない 僕に気づくから 愛について語るとき 君は君を好きでいられる たとえどんな時も 君を見つめてる この場所で |
時計三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 奥慶一 | 街が見下ろせる部屋の片隅で 老人は死んだ よみがえる思い出 あいつとの喧嘩 芽生えた友情 初めて飲んだ酒の苦さ 勝利と挫折 結婚 その部屋には古ぼけた時計 錆び付いた音で そっと時を刻んでいた 時計だけは知ってる 恐れることも知らずに 輝き駆け抜けた青春の日と 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の淋しさを 大切な者を守るため 彼は働き続けた 妻のその笑顔 子供たちの未来 そして安らぎ でもくいちがう現実と夢 旅立ち 誰もいない部屋 曇った夕日見つめながら彼は ただひとつ深い 深い溜め息をついた 時計だけは知ってる 毎日欠かす事なく ネジを巻きに来る彼の願いと 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の悲しさを 時計だけは知ってる 毎日欠かす事なく ネジを巻きに来る彼の願いと 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の悲しさを |
永遠三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 鳩野信二 | 揺れる想いを 風に飛ばそう 埋もれそうな この街から 見つけられない 心の居場所を 探し求めているよ 永遠といえる 遥かな願いを それを夢と呼べるなら 叶えられるよう きっと叶うよう ずっと育て続けたい 泣き叫んでいる 子供の声に 羨ましいと 耳をふさいだ 傷つく事に 慣れ過ぎた時 素直になれないなんて 永遠といえる 確かな想いを それを愛と呼べるなら 壊れないように 壊されぬように ずっと守り続けたい 立ち止まる夜 哀しみを越えて 歩き始める 勇気が欲しい 永遠といえる 確かな想いを それを愛と呼べるなら 壊れないように 壊されぬように ずっと守り続けたい |
7年目のアンコール三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 奥慶一 | ひとつひとつ灯り始めた ライトが今僕を写しだす ときめく胸と 奮える身体 おさえながら 歌い始めた愛の歌 しぼりだす言葉とにじむ汗 頭の中をよぎるものは 自分で決めた長い空白の日々 7年目のアンコール あつい拍手の渦が この僕に新しい命与えてくれる 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 見つめた瞳に涙をうかべ 同じように歌う君の顔 貴方の歌と共に 大人になりたかった そんな言葉が僕をうつ もう一度あらたに思うよ もっと優しい歌がきっと歌える そんな気がするよ 7年目のアンコール 今歌う喜びと そしてその怖さを心に感じながら 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 7年目のアンコール 今歌う喜びと そしてその怖さを心にきざみながら 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 歌い続けるずっと 君がいるかぎり 歌い続けるずっと 君がいるかぎり |
少年の日に…三浦和人 | 三浦和人 | ひろよしゆきこ | 三浦和人 | 鳩野信二 | 雨上りの交差点で 君を見つけたよ 遠くを見たまま 思うことは何? 迷うだけで声もかけない 僕に気付いたね 無邪気に微笑む… 悲しみの理由(わけ)を 僕に見せないの? やさしさだけでは 頼りないね 少年の日に めぐり会っていたなら 今より純粋に 君を愛せたのに どんな悲しい景色からも 必ず 守ってみせると 約束できるのに… すてられなくて壊せないもの 増えすぎた今じゃ 諦めることを 選びがちになる 傷つけてはいけない人も たくさんいるから 言葉に出せない… 「わたしをさらって」瞳で言うけど 情熱だけでは 越えられない 少年の日に めぐり会っていたなら 何も怖れることなく 君と駆け出すのに できることなら時間だけを 戻して 君を探し出す その手を離さない… 少年の日に めぐり会っていたなら 今より純粋に 君を愛せたのに 少年の日に めぐり会っていたなら 最初で最後の人は そう君だけ… |
序曲 (プロローグ)三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 耳鳴りのような雨 貴方だけがいない部屋 傷つけ合うだけ 傷つけ合った二人 言い訳ばかりが増えてゆく 途切れがちな貴方の電話 見知らぬ誰かの面影に 心ふるわせた日々 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 愛すれば 愛するほど深く 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 想い出が楽しければ 楽しいほど 眠れない一人の夜 いくつもやり過ごした後 少しずつ歩き出す 寂しさに負けぬよう 温もりだけ欲しがるような 恋に終わり告げる勇気と もっと私らしい私を 見つめ始めた時 哀しみは真実へと続くプロローグ 傷跡の痛み 知れば知る程 哀しみは真実へと続くプロローグ もっと素敵に生まれ変われるわ きっと 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 愛すれば 愛するほど深く 愛はただ哀しみへと続くプロローグ もっと素敵に生まれ変われるわ きっと |
街三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 川村栄二 | 長い坂道下れば 街路樹を揺らす風 黄昏に負けぬようにと 空あかく染める夕焼け 灯り始めた街の燈 着飾った人の顔 こんな人混みの中でも どうして心は こんなに冷たいの 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 風に吹かれて 風に流されて 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 僕はまだ僕を 探せない 相変わらずの渋滞と けたたましいクラクション 心に生まれた憂鬱は 瞳の輝き奪い取る 叫ぶことさえ出来ない 数々の苛立ちと 捨てることの出来ない夢 せめてひととき 偽りない愛が欲しい 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 風に吹かれて 風にあおられて 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 僕はまだ僕を 愛せない 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 風に吹かれて 風に流されて 見上げた空に ぽつりちぎれ雲 僕はまだ僕を 愛せない 僕はまだ僕を 探せない |
素直になれたら三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 萩田光雄 | 夢見る頃をすぎても 夢を忘れずにいたい 心がいつも叫んでる 愛と言えない毎日 信じきれない明日 立ち止まれば雨がふる 今を捨て去る怖さに 想いを閉じ込めるより 飛び立つ勇気 この手に欲しい もっと素直になれてたなら 失わずに済んだものがある もっと素直になれたならば 越えてゆける今の自分を 飾らない心のまま 自分を見つめていたい 哀しみの意地知ったなら 何の為に生きるのか 探しだせないままで 時を重ねてゆく愚かさに もっと素直になれてたなら 自分らしさ見つけられたはず もっと素直になれたならば たどり着ける真実に もっと素直になれてたなら 自分らしさ見つけられたはず もっと素直になれたならば たどり着ける真実に |
百年の恋三浦和人 | 三浦和人 | 伊藤薫 | 三浦和人 | 森田雅彦 | もしもできるものなら 降る雨になり 眠りにつくあなたの 窓に流れてみたい 思うだけで切ない あなたのことは まるで星に恋する こわれた舟のように 愛してる 愛してる この世で一人だけ 胸を切りさいて 見せたいほどに 愛してる 愛してる あなたに届くなら たとえ百年待ち続けてもいい 美しさが苦しい 心が痛い あなたならば許せる たとえどんな無理でも 海の青 雪の白 もえ立つ春の花 北の大空のオーロラさえも 輝きを消すだろう あなたのほほ笑みに 僕は時の中を 往ったり来たり 愛してる 愛してる この世で一人だけ 胸を切りさいて 見せたいほどに 愛してる 愛してる あなたに届くなら たとえ百年待ち続けてもいい 愛してる 愛してる この世で一人だけ 胸を切りさいて 見せたいほどに 愛してる 愛してる あなたに届くなら たとえ百年待ち続けてもいい |
卒業試合三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 奥慶一 | 子供が出来たと お前からの電話 結婚なんて似合わないお前が 今ではおやじになる 学生時代は 暗くなるまで毎日 お前とラグビーボールを 追いかけ合った ぶつかり合い飛び散る 汗の匂いと グラウンドの向こうに 沈む夕日 今も忘れない ダブルの背広が似合うように なってきた俺は 生きる事の本当の意味 わかりかけてきた気がする 恋人はいつも お前と張り合った お前の胸でねむるのは 俺が一番愛した人 いつもお前には かなわなかった俺が 最後の卒業試合に 50ヤードの独走 駆けぬけてゆく風と 近づくゴール 飛び込んだ時の 土の香り 今も忘れない ダブルの背広が似合うように なってきた俺に 思い出は哀しいくらいに 遠い輝き放っている ダブルの背広が似合うように なってきた俺は 生きる事の本当の意味 わかりかけてきた気がする |
いつかやがて三浦和人 | 三浦和人 | 阿久悠 | 三浦和人 | 奥慶一 | やわらかな心は 石よりも固く やさしい目差しが 剣よりも鋭い時代が ほんのそのあたり 雲の彼方に 来ている いつか やがて いつか いつか やがて 詩を読む言葉が 銃よりも強く 絵を描く情熱が 火薬よりも激しい時代が ほんのひとうねり 波の向うに 来ている いつか やがて いつか いつか やがて 美しいということは 飾ることではなく やさしいということは つくろうことではなく 強いということは 無理をすることではなく 豊かということは ただ持つことではなく 人々は今より飾りなく愛し 今よりよく笑い 歌よりも楽しい時代が ほんのひとまたぎ 川のあちらに 来ている いつか やがて いつか いつか やがて いつか やがて いつか いつか やがて |
遠い空三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 川村栄二 | なくしたものは いったい何 萌える緑と蝉の声 草いきれの道 振り向けば 麦わら帽子をかぶった 少年がたっている 擦りむいた膝も気にもせず 悪戯な笑顔でたっていた その瞳の輝き 忘れられない 遠い空 描いた それは 汚れない夢 遠い空 描き続けた 曇りひとつない想い なくしたものは いったい何 昔遊んだ 空き地に今 大きなビルが 建ち並ぶ 麦わら帽子をかぶった 少年は泣いている サンダルを靴に履き替えて 虫籠を鞄に持ち替えて 今時の流れに 僕は生きてる 遠い空 願った 僕は 僕でありたいと 遠い空 願い続けた 決してなくさない勇気 探し物は いったい何 遠い空 描いた それは 汚れない夢 遠い空 願い続けた 僕は 僕でありたいと 探し物は いったい何 なくしたものは いったい何 |
愛はかげろう白羽玲子 | 白羽玲子 | 三浦和人 | 三浦和人 | 清水信之 | 窓ガラス 流れ落ちてゆく雨を 細い指先で なぞってみる くもりとかして すべる指先に 伝わる冷たさ 心にしみる 忘れ去られた 部屋の片隅 貴方の影 今もゆれてる 愛はかげろう つかの間の命 激しいまでに 燃やし続けて 別れはいつも 背中合わせに 人の心を ゆらして 別れ言葉を 口にする貴方は いつもとちがって やさしすぎた はき出すタバコの 煙の影が 教えてくれた 偽(つく)り言葉と あつく いだかれた日々を 倖せと言えば かなしい 愛はかげろう さめきった愛の 過ぎ去る後に 残るものは いつも女の 乾いた涙 さまよい歩く 迷い子 愛はかげろう つかの間の命 激しいまでに 燃やし続けて 別れはいつも 背中合わせに 人の心を ゆらして |
愛は舞い散る雪のように三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 冬の夜空を 焦がすように降る雪 そっと 見上げて この手をかざせば まるで 私の愛のようね つかみ切れぬままに 消える 愛は舞い散る雪のように このからだをつつむけど 溶けて流れれば 心に 悲しい河を つくるだけ 悪い夢だと 一人呟くけれど 決して 離しはしないよと言った あなたの あの言葉だけが 今も耳の奥に 響く せめて舞い散る雪のように 愛の幕切れだけは 嘘でも美しい姿を 残していって 欲しかった 愛は舞い散る雪のように このからだをつつむけど 溶けて流れれば 心に 悲しい河を つくるだけ |
愛が居た場所三浦和人 | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | | 小さな渦を描いて 枯れ葉が飛び去る鋪道 あなたの肩にのばした この手は届かなかった どうして想い出たちは 夜更けに騒ぐのでしょう コツコツ胸をたたいて 眠りを邪魔するだけ 陽だまりの中で ささやきを聴いている 花びらの街で まぼろしに寄りそう 愛が居た場所 鍵をかけても まぶしい季節が あふれ出すばかり 心寒くて 歩きだせない あなたのほかに 何も愛せなくて ふたりで涙ながして 何度も微笑みあって 言葉で云ない気持ちも わかり合えていたのに 夕焼けの海を 泣きながら さまよった 星の降る窓辺 待ちわびて焦がれた 愛が居た場所 振りかえるたび まぶしい記憶が こぼれ落ちるばかり あなたを消して 光りの中へ 歩きだす日が いつか来るでしょうか 愛が居た場所 振りかえるたび まぶしい記憶が こぼれ落ちるばかり あなたを消して 光りの中へ 歩きだす日が いつか来るでしょうか |
心の扉三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 森を抜ける 風の香り 遠い過去が 僕に話しかけてくる 泣き虫だった君の涙の色と 長く伸びた 二人の影 幼い心に 結んだ指切りは いつか迎えに来るからと そんな約束さえ 忘れたまま二人は 大人になってしまったね 心の扉を叩く 思い出だけが 何故か眩しくて 心の扉を扉を 開ける事も 出来ず僕は一人 立ち止まる 大切そうに紡いだ夢 指の隙間 溢れ落ちて壊した 今を生きる 哀しさや虚しさが 僕を余計 臆病にする 浮かれた騒きに 紛れて真実は 何ひとつも見えはしない でも君を愛する 想いだけは決して 決して偽りじゃない 心の扉が軋む音が 僕の胸を締めつける 心の扉を扉を 開く鍵を いつも僕は一人 探してる 心の扉を叩く 思い出だけが とても眩しいよ 心の扉を扉を 開け放ち 君を迎えに行く いつの日か |
卒業三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 桜色の風が この街 彩る頃 薄明かりの朝に 決まって僕は 夢を見る 学生服姿の 君と僕 寂しそうな微笑みと 遠ざかる背中 僕はいつまでも 決まってそうさ 大事なひとことが言えずに 立ち止まっては 後悔にただうずくまりながら 取り繕った笑顔で 何気ない振りをしてた 夢は追うものじゃなく 育て続けるものと 僕は心の中 何度も繰り返していた どんな冷い雨に 打たれ続けたとしても 決して 負けることのない 自分を見つけ出したい 心から… 君が天使になった 交差点 行きかう車の影 君を探してる 満員電車 窓に映った僕は 疲れた顔してる 卒業式に受け取った 一枚の紙切れは いったい何を 何を教えてくれたのだろう 夢は追うものじゃなく 育て続けるものと 僕は心の中 何度も繰り返していた どんな激しい風に 晒されたとしても 決して壊れることない 自分でいつづけたい 永遠に… いつかきっと 繰り返す この暗闇の中から そして君の面影から 卒業してみせるよ 夢は追うものじゃなく 育て続けるものと 僕は心の中 そっと君に 今 誓うよ 桜舞う交差点 歩き出すこの僕に 君の言葉がふと 聞こえてきたような気がする 過ぎし日の… |
愛はかげろう三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 窓ガラス 流れ落ちてゆく雨を 細い指先で なぞってみる くもり とかして すべる 指先に 伝わる冷たさ 心にしみる 忘れ去られた 部屋の片隅 貴方の影 今もゆれてる 愛はかげろう つかの間の命 激しいまでに 燃やし続けて 別れはいつも 背中合わせに 人の心を ゆらして 別れ言葉を 口にする貴方は いつもとちがって やさしすぎた はき出すタバコの 煙の影が 教えてくれた 偽(つく)り言葉と あつく いだかれた日々を 倖せと言えば かなしい 愛はかげろう さめきった愛の 過ぎ去る後に 残るものは いつも女の 乾いた涙 さまよい歩く 迷い子 愛はかげろう つかの間の命 激しいまでに 燃やし続けて 別れはいつも 背中合わせに 人の心を ゆらして |
僕が君に出来ること三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | あの日君の横顔には 哀しい影 揺れていたよ 壊れた恋の深い傷を その小さな胸に刻んで ウー 僕は何もできないまま 心の中この言葉 繰り返す ここにいるよ 僕はここにいるよ こんな想いに 君はまだ 気づいてくれない ここにいるよ 僕はここにいるよ 君の哀しみすべてを 受け止めてあげる 記録的な雪が街を モノクロームに変えてゆくよ まるで心の傷をすべて 隠すように 癒すように ウー 出来ればそこに 二人だけの 新しい思い出を 描かないか いつもいるよ 僕はいつもいるよ 君の横顔ばかりを ずっと見つめてる いつもいるよ 僕はいつもいるよ 君に淋しい笑顔は 似合いはしない ここにいるよ 僕はここにいるよ こんな想いに 君はまだ 気づいてくれない ここにいるよ 僕はここにいるよ 君の哀しみすべてを 受け止めてあげる |
レスフィーナ三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 月が心を照らす夜には 君のことだけを思い出す ルージュで飾った塗れた唇 ビロード色の瞳 細い肩遊ぶ シルクの様な その髪を 誰の為にとかすの レスフィーナ 今 風になり 夜を飛び越えて 君のもとへ行きたい レスフィーナ 形などない それが愛だけど 僕にとって 君だけが 真実 偽りまとった人混みの中 踏みつけられて苛立つ時も 押し込められた心の叫びに 壊れそうな時にも 目を閉じて 君のその微笑み 思ったならすべて 優しく思える レスフィーナ この僕だけに 囁いておくれ 君の愛のつぶやきを レスフィーナ 僕の人生は ただ君だけの為にあると 今すぐに 伝えたい レスフィーナ 今 風になり 夜を飛び越えて 君のもとへ行きたい レスフィーナ 形などない それが愛だけど 僕にとって 君だけが 真実 |
蒼のデジャビュ三浦和人 | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | | 零れた吐息がそっと 首すじをかすめて 寂しかった胸を つつんでく 見おろすブルーの街は 硝子の迷路みたい ひとりだと 不意に怖くなる 会いたい会えない時間まで 埋めて欲しくて 駆けだす心を 知らないでしょう 満ちてくる たそがれのデジャビュ 今だけは生きてるって 感じさせて 甘い夢 このままなぞって かすかな胸のざわめき あの日と変わらない ときめきも 苦しさに似てる 訊(き)きたい訊(き)かない約束を 信じてるから いちばん悲しい瞳(め)で 抱きしめて 打ち寄せる 愛しさのデジャビュ 愛だけを切りとって 連れ去って 遠くても 思い出すように 打ち寄せる 愛しさのデジャビュ 今だけは生きてるって 感じさせて 甘い夢 このままなぞって 甘い夢 何度もなぞって |
アディオス三浦和人 | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | | 少し褪せたカーテンが 風と戯れてる 空っぽのこの部屋は 他人みたいね 新しいアドレスは 教えないで行くわ 心揺らぐ時は 一人がいいから アディオス あなた 知ってるわ 彼女の事 迷いながら 愛されたくないの アディオス あなた 思いきり泣いたあとで 大事な想い出だけ そっと傷つけないサヨナラを 選んだから あたたかい腕の中 戻りたくなるけど 夜は同じ夢を 見せたりはしない アディオス あなた 悔やんでね ほんの少し それがきっと 何よりの贈り物 アディオス あなた 街で出会ったとしても 知らない振りをするわ そんな忘れ方できるほど 愛したから アディオス あなた 悔やんでね ほんの少し それがきっと 何よりの贈り物 アディオス あなた 街で出会ったとしても 知らない振りをするわ そんな忘れ方できるほど 愛したから |
明日への夢三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | もどかしい事 つまんない事 沢山あふれているね 心を惑わす 怪しい道標 あっちを向いて こっちを向いて 瞳を凝らしてみるよ 大切な事は いったい何かを つかみきれずに 傷つく事もあるけど もう一度 胸張って やり直すのさ 明日への夢を見よう 必ず見つかるよ 探し続ければ 明日への夢を見よう 心はいつだって 負けない 嬉しい事と哀しい事を 比べたら切りがないよ 羨む気持ちが 何かと邪魔をする ふさいだままじゃ 勿論 前に進んでいけはしない 自分を信じる力を思い出そう 振り返るのも たまには大切かもね でもすぐに 前を見て 歩き出すなら 明日への夢を見よう 想いは届くよ 願い続ければ 明日への夢を見よう 挑み続けるのさ 何度も 明日への夢を見よう 必ず見つかるよ 探し続ければ 明日への夢を見よう 心はいつだって 負けない |
メリーゴーランド三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | メリーゴーランド 愛をはこんで 哀しい人の心に… 恋の予感に 高鳴る胸と 切なさ募る想い 甘いぬくもり 戯れの日々 輝いた思い出 求め合うことばかりじゃ心 擦れ違うしかなくて 悲しい言葉 もどかしい夜 ただ人を恨んだ メリーゴーランド 愛をはこんで 乾いた人の心に 淋しさ受け止めてこそ 真実の愛に気づくと 教えて 上手に人とふれあえなくて 心を閉ざした 「しょうがないさ」と溜め息混じり 自分についた嘘 メリーゴーランド 夢をはこんで 壊れた人の心に 信じることからすべて 始まると もう一度だけ 伝えて 本当の自分を 探し出すのさ 何度 壊れそうになっても メリーゴーランド 廻れよ廻れ 喜び 悲しみ 乗せて 幾度 時が移ろうと 変わらない大切なもの 守って |
幸せのカタチ三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | この丘が好き この風が好き 降りそそぐ 陽射しの中 明日への希望 ここで探し続けよう この丘が好き この風が好き 僕らにしか出来ない 幸せのカタチ きっと この街で… 夢を重ね合わせ 歩いて来たね 喜びも そして 哀しみも受けとめて これからも二人に 大事なものは何か 見つめながら行こう 心と心あわせ この丘に立ち めぐる季節と 新しい時を刻む 今を生きてゆく その眼差しをそらさず この丘が好き この風が好き 僕らにしか出来ない 幸せのカタチ きっと この街でつくろう 特別な事など することないよ 君は君 そして僕は僕なのだから ささやかな喜び それを幸せだと 感じあえる心 待ち続けていたいね 遠くに光る 街の灯りに これからの日々を想う 願うことはひとつ こぼれる君の微笑み 見上げた夜空 瞬く星に そっとひとつだけ誓う かわらない想い そしていつまでも一緒に この丘が好き この風が好き 降りそそぐ 陽射しの中 明日への希望 ここで探し続けよう この丘が好き この風が好き 僕らにしか出来ない 幸せのカタチ きっと この街でつくろう |
愛はかげろう中森明菜 | 中森明菜 | 三浦和人 | 三浦和人 | 千住明 | 窓ガラス 流れ落ちてゆく雨を 細い指先で なぞってみる くもり とかして すべる 指先に 伝わる冷たさ 心にしみる 忘れ去られた 部屋の片隅 貴方の影 今もゆれてる 愛は かげろう つかの間の命 激しいまでに 燃やし続けて 別れはいつも 背中合わせに 人の心をゆらして 別れ言葉を 口にする貴方は いつもとちがって やさしすぎた はき出すタバコの 煙の影が 教えてくれた 偽り言葉と あつく いだかれた日々を 倖せと言えば かなしい 愛は かげろう さめきった愛の 過ぎ去る後に残るものは いつも女の乾いた涙 さまよい歩く迷い子 愛は かげろう つかの間の命 激しいまでに 燃やし続けて 別れはいつも 背中合わせに 人の心をゆらして |
あなたを愛する想い三浦和人 | 三浦和人 | 伊藤薫 | 三浦和人 | 門倉聡 | 今のこの気持ちを何かにたとえるなら 夕ぐれに帰り忘れたちぎれ雲のよう あなたへ募るこの想いを重ねたなら 夜を飾る星の海へ やがて届くのに 回り道を迷い 傷つけて 傷ついて そしてやっとつかまえた あなたの細い指先を 好きで 好きで 好きで 恥ずかしいほど 好きで ただ不器用と 悔やみながら 言葉をひとつだけ もしも許されるなら 僕の人生へおいで… あなたを躯ごと奪って 闇を走り 気づけばいつか夜があけてそれは夢 いつも 今は何も言うな あなたは女 だからそれでもなお告げるなら いっそ唇 ふさげたら 今夜は風になり あなたの眠る窓を そっと指先で叩こうか 愛と呼ぶにはまだ かすかな灯りだけど 瞳をとじても見える… 好きで 好きで 好きで 恥ずかしいほど 好きで ただ不器用と 悔やみながら 言葉をひとつだけ もしも許されるなら僕の人生へおいで… 好きで 好きで 好きで 恥ずかしいほど 好きで ただ不器用と 悔やみながら 言葉をひとつだけ もしも許されるなら僕の人生へおいで… |
浮雲雅夢 | 雅夢 | 保杉弘 | 三浦和人 | | うぶなお前はかわいさかくし かくしきれずに影を残す ついてくるのは女の方と 平気でほほもなぐれたものさ 二人つくった思い出たどれば 言葉とぎれて 目をそらす そんなお前を この俺だけが 包みきれると信じてた 遠くに消えてく 流れゆく浮雲 遠くに残した お前の影を追いかけ 私 本当は女なんかに 生まれるはずじゃなかったなんて 俺がひろった女の中で お前だけは忘れられぬ 遠くに光を 見つけた時にお前は 遠くにはなれた 俺のことなど忘れるさ 遠くに消えてく 流れゆく浮雲 遠くに残した お前の影を追いかけ |
秋時雨雅夢 | 雅夢 | 三浦和人 | 三浦和人 | | アスファルト雨にぬれて 濡れ尽した足音 何気なしに行き交う影 長く揺れて消えてく 人まち顔かげりひとつ 瞳の奥にやどし 風に心さらした時 甦える思い出よ 秋は枯葉の舞う道で 貴方の胸で戯れた 誓い言葉のぬくもりに 心暖めたはずなのに 今は遠い昔話し 心に言いきかせてみても 別れ告げた後姿 ぬぐいきれないままに 秋は枯葉の舞う道で 愛はひそかに立ち止まる 振り向くだけの道しるべ かなし雨に心ぬらす 生きてゆくことそれさえも 心かなしさ色染めて 貴方の胸のぬくもりを 追いかけては涙流す |
悲しくて雅夢 | 雅夢 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 薄く曇った 硝子窓 コトコト揺らす風の便り ひとり暮しの この部屋に 訪れた寒い季節 ひと冬前は あたしの 躰あたためる あなたが居た けれど運命の悪戯か あなたは還らぬ人に 悲しくて 悲しくて 身も心も やつるるほどに 哀しさよりも 人恋しさに あふれた涙も涸れ果てて 生きてゆくには 面影だけが あまりに優しすぎる 思い出だけに つつまれて 過ぎゆく日々は 淋しすぎる いますぐ声を聞きたい もう一度 抱かれてみたい 悲しくて 悲しくて 眠れぬ夜は 狂おしく 呼びかえすこと できるのならば 声を限りに 叫びもした せめて叶わぬ願いならば 想い出消し去りたい 悲しくて 悲しくて 身も心も やつるるほどに 哀しさよりも 人恋しさに あふれた涙も涸れ果てて 生きてゆくには 面影だけが あまりに優しすぎる あまりに優しすぎた |