伊丸岡亮太作曲の歌詞一覧リスト  65曲中 1-65曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
月祭GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太月がやけに明るくて 見上げながら帰った夜 明日の旅行が楽しみで なかなか寝付けなかった夜 些細なことでケンカして 背中合わせで泣いた夜 ついついゲームに熱中して 気づいたら朝を迎えた夜  下手くそなギターを静かに鳴らす 孤独と付き合う僕の夜  手を叩こう そして歌おう なんでもないこの夜を 照らし出そう お月様と さぁ 盛大に祝おう ららら…ららら…  友達の部屋に集まって うるさくて壁を叩かれた夜 解散して一人になって 急に寂しさが襲う夜  新しく買ったマニキュアの匂いが 意外と好きな君の夜  手を叩こう そして歌おう なんでもないこの夜を 照らし出そう お月様と さぁ 好きなように跳ねよう  転んだってまた 立ち上がってまだ いけるんだって強がって 歩いていくしかないんだ 信じていくしかないんだ でも これからは一緒だ  手を叩こう そして歌おう なんでもないこの夜を 照らし出そう お月様と さぁ 盛大に祝おう ららら…ららら… なんでもないこの夜を 照らし出そう お月様と ららら…ららら…
そうだ僕らはGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太夢は叶わないかもしれない それでも手を伸ばすことはできる 悩みは晴らせないかもしれない それでも聞くことならできる  向き不向きとか得手不得手 誰もが抱える皮肉な平等 何でもできる人なんていない ならできることからすればいい  そうだ僕らは飛べやしないけど この両足で走り出すことはできる そうさ僕らに羽根なんてないけど この両腕で抱きしめることができる  僕らは愚かかもしれない それでもいいじゃないか別に  普通とか異常とか 誰に決められる 全く同じ人なんていない でも全く違う訳じゃない  そうだ僕らは飛べやしないけど この両足で立ち上がることはできる そうさ僕らに羽根なんてないけど この両腕で支え合うことができる  いつだって夢を 持ちなさいとか諦めなさいとか どっちだよ どっちでも どっちみち  そうだ僕らは飛べやしないけど この両足で一歩ずつ進んでいく そうさ僕らに羽根なんてないけど この両腕で抱きしめることができる
そんな君のためにGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太愛されなくて 愛さなくなって 押しつけられて 機械になって 笑わなくなって 泣けなくなって 気づいたらもう 独りになって  それでもまだ生きていたいと 君が言うなら 君が言えたら  そんな君の為に生きたい そんな君の為になりたい 心からそう思えるような そんな人になりたい  それでもまだ生きていたいと 僕が言うから 必ず言うから  こんな僕の為に生きたい こんな僕の為になりたい 心からそう思えるような そんな人になれるかな  死にたいなら簡単さ 生きてればいいんだよ 生きていけばその内 終わりなんて来るから  そんな君の為に生きたい こんな僕の為に生きたい 心からそう思えるような そんな人になりたい そんな君が見ていた こんな僕を見ていた こんな僕は見惚れた そんな君に見惚れた きっと風が吹いてた きっと星が流れた きっと気づかないほど ずっと見つめ合ってた
目が覚めたらGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太さよなら あなたが居た世界 さよなら あなたと生きた日々 いつまでも いつまでも  目が覚めたら白い天井 新しい花の匂いがする もうどれくらい経つだろう 柔らかな風が心地いい 中庭で車椅子を押す 寂しげな顔の看護師さん 座っているおばあさんは もう長くないらしい  さよなら あなたが居た世界 さよなら あなたと生きた日々 いつまでも 忘れないでいてね さよなら あなたが居た未来 さよなら あなたと出会えた街 いつまでも いつまでも  目が覚めたら蛍光灯 枯れた花びらが落ちる音 隣のシーツは真っ白に 誰も居なかったかのように  さよなら あなたが居た世界 さよなら あなたと生きた日々 いつまでも いつまでも  嘘をついて飛び出した夜 今でも毎日思い出す ちゃんと言えなくてごめんね でも後悔はしてない  さよなら あなたが居た世界 さよなら あなたと生きた日々 いつまでも 忘れないでいてね 明日もしも目が覚めたら またあなたを思い返すの おやすみ いつまでも  目が覚めたら白い天井 体中に繋がれた管 あとどれくらい持つだろう あなたは元気でいるかな
標本GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太磔にされた蝶々に もう飛ぶことは許されない 乾き切ったスワッグに もう咲くことは叶わない  過去の栄光 そして焦燥 焦った所で誰ももう 聴いちゃくれない わかるだろ? なぁ わかるだろ?  世界中の物語より あなたに尚残る歌を 自分が生きた証として 死んでも尚生きる歌を ららら ららら でもいいんだ あなたが未来で口ずさむ 微笑むように咲く歌をそっと  思い出にされた記憶に もう会うことは許されない 折れ曲がったプライドに もう立つことは叶わない  流行り物に流されるより あなたに尚響く歌を 自分を生きた誇りとして 死んでも尚生きる歌を  70億も望まない あなたにだけ歌おう  遠く光る星なんかより あなたに尚届く歌を 自分の生きた祈りとして 死んでも尚生きる歌を ららら ららら でもいいんだ あなたが未来で口ずさむ 瞬くように降る歌をそっと
手と手GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太繋がり合って 支え合って かけがえのない手を取り合って  花が開いた 可愛らしい薄紅色 あんなに地味で小さな蕾が こんなに温かい姿で咲いている 花が開いた 見上げてはほら笑い合う そこには大人も子供も性別も 国も宗教も関係ない  一つ また一つと 小さな小さな優しさがまるで 一つ また一つと 小さな小さな花びらのように  繋がり合って 支え合って かけがえのない手を取り合って それは一つの花となって そしてまた繋がり合って 慰め合って 労り合って 分け隔てもなく思いやって それはいくつもの花となって そしてまた繋がり合って 東京という大きな幹に 数え切れない花が咲く  花が開いた 気づかない内に開いた 自然と差し出した手が 掴んだ手からまた繋がっていく手と手  一つ また一つと 小さな小さな花びらのように  重なり合って 助け合って かけがえのない手を取り合って それは一つの花となって そしてまた繋がり合って ぶつかり合って 認め合って 見返りなんて求めなくたって それはいくつもの花となって そしてまた繋がり合って 東京という大きな幹に 数え切れない花が咲く  何本もの地下鉄が 根っこのように広がって 繋げていく街と街 スクランブル交差点 行き交うすべての人にも きっと会いたい人が…  繋がり合って 支え合って かけがえのない手を取り合って それは一つの花となって そしてまた繋がり合って 重なり合って 助け合って かけがえのない手を取り合って 一つ二つと花となって 三つ四つと微笑み合って それはいくつもの花となって そしてまた繋がり合って 東京という大きな幹に 数え切れない花が咲く
赤いリップGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太今夜もあなたの帰りを待つの あなたが好きなアイスを買って 換気扇の下には灰皿 あなたが吸った煙草が3本 何度もスリープ解除して 何度も画面を確かめて 前髪のくせが気になって 何度も直して待ってるの  好きって言いたい だって好きだから あなたが笑う顔が たまらなく好きだから  「おかえり。」って笑顔で言うの その準備なら出来てるの 落とさないまま待ってるの あなたが好きな赤いリップ  何でもないけど電話したい 何でもない訳ないけど いつまで経っても連絡が 来ないからただ不安なの  「ただいま。」って笑顔が好きで その為なら何でもしたい なんて言ったら困らせるから そんなことなら言わない  あなたが好きな私でいたい たったそれだけのこと  重いって言わないで 軽いって見くびらないで 私は私 あなたはあなた だからきっと わかり合えないよね  「大好きだよ。」って笑顔で言うの その先ならわかってるの それでもやっぱり伝えたいの あなたが好きな赤いリップで  あなたの為 私の為 これでよかったんだよね  ありがとう さよなら  あなたが好きな私でいたい たったそれだけのこと
会いたいEVENEVEN千野隆尋伊丸岡亮太鶴田海王あなたが好きな長い髪を切って あなたが好きなコーヒーも飲まなくなって あなたが好きな土手を歩かなくなって あなたが好きなハルジオンが枯れて  あなたがいない日々には 慣れてきたつもりなのに あなたがいた日々からは 抜け出せないままでいる  会いたいなんて言わない 会いたいなんて言わない 会いたいなんて言わないから 会えないなんて言わないで  あなたが好きな古い本を売って あなたが好きな雑誌も買わなくなって あなたが好きな喫茶店があった 曲がり角には可愛いアジサイが咲いて  会いたいなんて言わない 会いたいなんて言わない 会いたいなんて言わないから いつかのように抱きしめて  距離の分だけ恋しさは 募るものだって聞いた 離れたら急に愛しさは 騒ぎ出すよって聞いた でも離れたくないし離したくないし 離さないでいてほしい だから私… 私…  会いたいなんて言わない 会いたいなんて言わない 会いたいなんて言わないから 会えないなんて言わないで 会いたいなんて言わない 会いたいなんて言わない 会いたいなんて言わないから 会えないなんて 会えないなんて さよならなんて 言わないで
ショーベタGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太GOOD ON THE REEL僕らはただの売り物で 価値がなければ捨てられる 答えを持っているようで 実際なんにもわからない 派手に気取ってみるものの 中国製のコップの中 中途半端に呼吸をする 優雅なショーベタに似ている  作られた色 作られたヒレ みんなによく見られるように 作られた場所 作った夢 戦う前に立ち塞がる 見えないガラスの壁に  何度も何度も叩きつける頭 何度も何度も繰り返す傷 誰にも知られないように 作られたステージの上 何度も何度も締め続ける喉 何度も何度も流される度 誰にも知られないように 作った希望が踏みにじられる 生きているということすらも 煙草の吸い殻のように  僕らはただの売り物で 常に陣地を争って 見向きもせずに罵られ 振り向かれては笑われる  作られた色 作られたヒレ みんなに気に入られるように 作られた場所 作った夢 戦う前に立ち塞がる 見えないガラスの壁に  何度も何度も伸ばし続ける手を 何度も何度も払われる度 誰にも知られないように 作った希望が投げ捨てられる 生きているということすらも 潰れた空き缶のように  ダブルテール クラウンテール スーパーデルタ ハーフムーン… どうかな? だめかな? まだ まだ  何度も何度も叩きつける頭 何度も何度も繰り返す傷 誰にも知られないように 作った希望が窒息してる 生きているということすべて コップのショーベタのように
モラトリアムGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太GOOD ON THE REEL煌めく街 誰もいない人混みの中 冷めた顔貼りつけて今日も歩いてる 期待なんてしてないといつも偽って 寂しさを見下してヒール鳴らしてる  ねぇだって 馬鹿みたいでしょう? 何も知らないような瞳で 唇を求めるなんて 明日また眩しすぎる朝に ボロボロになったメイクと 洗い流してしまうの  慰め合うのが愛だとか言うのなら 私はナイフを振りかざして 中途半端に愛を囁く その喉に突きつけてこう言うの 「愛して。」 肯定し合うのが愛だとか言うのなら 私は両の手で突き飛ばして 上目遣いで 何も知らないくせにって見下すわ  流行りの色 買い換えたブランドのポーチに 忍ばせた愛嬌を今日も振りまいて  ねぇだって 馬鹿みたいでしょう? 人の顔色ばかり伺って 何も言えなくなるのは 今夜また眩しすぎる月に なんだか泣いてばかりで 大嫌いな女に  気を使えるのが愛だとか言うのなら 私はシーツを引き千切って 白い華奢な手首を縛って マットレスを汚してこう言うの 「愛して。」 許し合えるのが愛だとか言うのなら 私は裸足で部屋から出て 見つかるまで 知らない男の胸に甘えるわ  ぶつかり合う声と心が喘いでる 傷つけたかったわけじゃなくて うまく笑ってることに慣れた 私を傷つけて欲しかった 「愛して。」 認め合えるのが愛だとか言うのなら 私の渇いた喉を絞めて そんなだから失うくせに また愛を求めるんだって言って 言って 言って  「愛して。」
かくれんぼGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太GOOD ON THE REEL手慣れない化粧 塗りたてのネイル 彼女は今日も独り 街にかくれんぼ  青空を汚すように 煙を吐き出し歩く 彼は肩身の狭い 喫煙所へとかくれんぼ  涙じゃ足りないなら いっそ叫び出してもいいから  見つけ出すから ねぇ 君まで この声はたどり着けるかな 独りぼっちなんて言わせないって 言わせてよ どうせ話したってわからない 自分だけがなんて塞いでる その耳に歌う歌があるって 気づいてよ ねぇ  明け方の街を背に これから始まる人と すれ違っては自分が 嫌いになってかくれんぼ  眩しすぎる朝なら いっそ背中合わせでいいから  見つけ出してよ ねぇ 君まで この歌はたどり着けるかな 独りぼっちなんて言わせないって 聴かせてよ どうせ何したって変わらない 明日なんて来なくてもわかる 僕にだってそんな時もあるって 気づいてよ ねぇ  もういいかい? 「いやまだだよ。」 もういいかい? 「ほっといてよ。」 ねぇ いつまで隠れてるの? もういいでしょ? もういいよね 隠れん坊 みいつけた  見つけ出すから ねぇ 君まで この声がたどり着けずとも 独りぼっちなんて言わせないって 言わせてよ どうせ隠れたって無駄だよ とっくに気づいているんでしょ? 君の歌はちゃんとここにあるって 歌わせて ねぇ
WORLDENDGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋・伊丸岡亮太伊丸岡亮太GOOD ON THE REELただ過ぎていく日々 もう寂しくないけど  クラゲはプランクトンなんだってさ 飼育員さんが言ってた  誰も知らないこの世界が 昨日よりもきれいに見えた 影が伸びたらカラスがひとこと また明日  ほら虹が混ざってく もう透明になる  突然とどろく雷に 二人は肩を寄せた  誰も知らないこの世界に 昨日よりも優しく響く 窓辺で鼻歌を歌う 懐かしい雨の歌  熱に濡れた声を聴かせてよ  誰も知らないこの世界が 昨日よりもきれいに見えた 好きとかじゃない気持ちは そうたぶん  愛してる  (らららら…) 夢なら覚めないでね (らららら…) 世界が終わろうとも
MarbleGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太GOOD ON THE REEL心拍数が上がっていく 眠れない朝の5時半に 今なら間に合うだろうか こぼれない涙を抱えている  昔みたいに笑った顔を 望んだとしても叶わないなら 悔しいけれど 寂しいけれど 明日は笑えよ  諦めた夢を無駄にはするなよ お前が掲げた右手を下ろすな 不器用なお前が不器用に悩んで 選んだ道なら胸を張っていけよ  心拍数が上がっていく 眠い目で昼の2時半に 路地裏地下のライブハウス 魂の居場所を探していた  昔みたいに競い合った夢を 語ったとしても戻れないから やるせないけど ぎこちなくとも 迷わず進め  張り上げた声を忘れはしないよ お前が残した思いは消えない 不器用なお前が不器用に歌った Paperback Writerがどこからか響く  客はほとんど共演者 くしゃくしゃになったアンケート 階段で乾杯缶ビール ひどくぬるくて 塗装の剥げたレスポール ぼこぼこになった58が めちゃくちゃ格好よく見えていたっけな  諦めた夢を無駄にはするなよ お前が広げた両手で離すな 不器用なお前が不器用に愛した 世界に一つの幸せをいけよ
私へ~光にまみれたver.~GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太GOOD ON THE REEL拝啓 あの頃の自分 今の私は、君が描いた未来とはちょっと違ってしまったけど、 それでも今の生活は、なんとなく幸せです。 雨の日にはしゃぐ子供を見て、君の姿を重ねたりして、 そんなに傘を振り回したら、折れてまた叱られるよって。  おままごとはしないけど、かくれんぼはしないけど、 今の私は…そうだな、コーヒーが飲めるようになったよ。  元気ですよ。 生きてますよ。 未だに大人なのかはわからないけど、元気ですよ。 笑ってますよ。 たまには隠れて泣いちゃうけど、幸せですよ。 幸せですよ。 でもなんだか、寂しい。  つき合ってる人はいるよ。 君が描いた王子様とは、さすがにだいぶ違ってしまったけど、 それでも笑顔が可愛い、とても優しい人。  舞踏会はないけど、かぼちゃの馬車もないけど、 たまの休みが合えば、遊園地に連れていってくれるよ。  元気ですよ。 生きてますよ。 未だにぬいぐるみは捨てれないけど、元気ですよ。 笑ってますよ。 たまにはお酒に呑まれるけど、幸せですよ。 幸せですよ。 でもなんだろう、寂しい。  元気ですよ。 生きてますよ。 元気ですよ。 笑ってますよ。 幸せですよ。 でもどうして? 寂しい。  寂しいからこそ手は、誰かの手と繋いで。 気づかなくても日々は、温かくて幸せ。
砂漠GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太どんなに長い道程も 振り返ればほんの数秒 どうやら随分来てしまった 相変わらず喉が渇く 敢えて戻らない訳じゃない どう足掻いても戻れない 後ろ向きのまま進んで行くか もしくは前を向くかだ  足の速い人達が 次々追い越し消えていく 残された人達が 信じられるものは一つだ  彼らにはなれなかった 僕らだけの世界で 彼らにはなれなかった 僕らだけの未来へ 気づいたらもうこの足は 道を作り出していた 地図のない砂漠で  どんなに長い道程も 先を見ればまた蜃気楼 どうやら随分続くらしい 砂埃に目を細めた  足の速い人達が 水を求めては消えていく 残された人達は 諦めきれず砂を噛んだ  彼らにはなれなかった 僕らだけの涙で 彼らにはなれなかった 僕らだけの誓いを 気づいたらほらこの道に 花は咲き始めている 独りじゃない砂漠で  どんなに長い道程も 振り返ればほんの数秒  彼らにはなれなかった 僕らだけの世界で 独りではなれなかった 僕らだけの未来へ いつかはそうこの花が 一面を赤く染めた 地図のない砂漠で
小さな部屋GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太今日はなんだか朝の日差しがやけに眩しく 小さな部屋を照らす 寝惚け眼でやっと起こした体 カーテンを開けてみる 昨日壁に飾ったカレンダーの 写真を眺めて思う 行きたい場所なんていくつもあるのに それなのにまた  明日こそはって今日も行く 散らかる狭い部屋の中 たまってしまった洗濯物 久しぶりに晴れてよかった 明日こそはって今日も行く たどり着けそうもない場所も 明日が来てくれるなら 目指してもいいよね 歩こう  今日はなんだか夕焼け空がやけに眩しく 小さな部屋を照らす 膝を抱えていたら世界に独り 取り残されたよう いつか書いた手紙は出さずじまいで 引き出しの奥眠る 上がり込んだ夕陽があんまり綺麗で ドアを開けた  明日こそはって今日も行く 通い慣れた道の端で いつの間にか咲いていたスミレ 雨続きでよく頑張ったね 明日こそはって今日も行く 上手くいかなかったことも 明日が来てくれるなら 出来そうな気がするんだ 歩こう  無数の窓に 灯りがともっていく そこにいたんだね 生きていたんだね  明日こそはって今日も行く すっかり暗い帰り道 切れかかった街灯が一つ チカチカと夜道を照らす 明日こそはって今日も行く 散らかる狭い部屋の中へ 明日は来てくれるから 安心してまた今日も おやすみ
DropGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太君が欲しかったのは湿気ったビスケットですか? 有名なパティシエの甘い甘いチョコレートですか? 君が欲しかったのは酔っ払いバッカス像ですか? 完璧な肉体美で強い強いダビデ像ですか?  不安な君は川の傍 手を滑らして落としたでしょう?  いつか落とした真っ青な夢は 君が欲しがったそれなりの色に 堕ちていけ!  君が欲しかったのは酸化していくシルバーですか? 永遠に輝ける高い高いプラチナですか?  不安な君が川の傍 落としたのはわざとでしょう?  いつか落とした真っ赤なネイルは 君が欲しがったそれなりの色に 堕ちていけ!  The rain will soon drop. 川の傍 The wind will soon drop. 落としたら The light will soon drop. また君は嘘をつくのでしょう?  いつか落とした真っ白な羽は 今も隠れて飛べる日を待っている 終わらない欲望のルールの中で 君が落とした終幕を上げて 飛んでいけ!
mean me inGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太蝉の絶叫に似た声で どうかしそうだ 今朝も高架下の柱に ホームレスさんだ  空いた 胸に巣食う穴 埋めてしまうような 驚きを依頼したい  いつも通りにまた 取り憑かれて吐き気がする 逃げ出したい 痛い 死体みたい 風が吹くよ 生ぬるく吹く風が  ふいにぶつかった舌打ちで どうかしそうだ  いつも通り見下されて いつも通り見限る いつも通り気を使ったら いつも通り損する いつになく抗ってみては いつも通りバカ見る いつも通りばかりの世界 嫌い  いつも通りにまた 取り憑かれて犯されそう 変えてみたい 叫び出したい 風が吹くよ 生ぬるく撫でていく
ひらりGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太昨日の夢が今も 頭を離れないまま 洗濯物を干して ふと目についた桜が 美しく 誇らしく 咲いてた ひらり  あんまり近くて気づけないまま 季節は春 花粉症でひどく詰まらせた鼻 優しいただいま  声が聞きたくなって電話した 空しく繰り返した呼び出し音 わかってた ずるいよね 今年も目一杯咲いているよ 相変わらず元気に咲いているよ 見上げれば 花びらが ひらり  深夜によく部屋着で 行った駅前のコンビニ 開かなくなったドアに テナント募集の張り紙 君と見た 街並みが 変わっていくよ  思い出せていた温もりももう 忘れてしまうな  靴も履かないままで飛び出した 意外と冷たかったアスファルト 悪いのは 僕だけど それでも胸が君を呼んでいた 二人だけのあだ名で呼んでいた 振り返る 君の影 ひらり  手を振るよ 舞い上げた 桜の木の下 君によく懐いていた 野良猫が鳴いた
あいつGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太お金もないし 帰る場所すらないし 元はと言えば彼に裏切られて えっと…  ちょっと待って嫌だ こんなに弱いはずないんだって 強がってみても 涙止められない 会いたい…  彼の為だと増やしたバイトだけが 残るなんてどれだけ私バカなんだろう  誰でもいいから愛せてしまえたなら あいつも上手に仕舞えるかな  「ちょっと待って、やっぱりダメなんだ。俺には君だけなんだ。」 なんて言ってXXXが済めば 置いていくんでしょう? いっそ…  どうでもいいから割り切ってしまえたなら あいつは笑って会ってくれるかな  ちょっと待って嫌だ そんなに都合のいい女なんて でもいいの結局 あいつは特別なの…ずっと
逃げ水GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太好きだった夏を取り戻しに 紫陽花模様を頼りに 胸を誘う方へ  耳障りなアラーム音が 今日もまた朝を押しつける しょうがないからベッドを降りて しょうがないから顔を洗う 通り過ぎる快速電車 いつも通り満員電車 今年ももう6月になったなぁ ふと見上げた中吊り広告  「紫陽花の季節」って 目に留まってふいに 元気かなって君のこと  好きだった夏を取り戻しに 見慣れない浴衣姿に 何も言えなくなった僕だけの 好きだった夏を取り戻しに 紫陽花模様を頼りに 胸を誘う方へ  イヤホンから流れ出した あの頃よく歌ったラブソング 変な替え歌でうたった後に 必ず笑う顔が浮かぶ いつもの駅なら見送って だんだん人が減っていって 気づいたら知らないホームにいて フェンス沿いにあの日の君の  好きだった夏を取り戻しに 花火の音に隠れて 大好きって聞こえた僕だけの 好きだった夏を取り戻しに 紫陽花模様を頼りに 胸を誘う方へ
いなくなる日GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太朝から雨が降っていた 街はいつもと変わらなかった でも君はいなくなる でも君はいなくなる テレビの気象予報士が 午後から雪に変わると言った でも君はいなくなる でも君はいなくなる  変わらないように電車に乗って 変わらないようにいつかの駅へ 変わらないように人が行き交う 君がいなくなるのに  発車のベルが鳴った またねは言えないから一つだけ 忘れていいから ただどうか元気でね 元気でね  雨が吹き込むホームで 変わらないように笑っていた でも君はいなくなる もう君はいなくなる  発車のベルが鳴った できるなら今すぐに手をとって 連れ去りたいけど ただそんなバカなこと しないから  発車のベルが鳴った 少し垂れた目尻に伝う雨 変わっていくのは いつだって不確かな僕らで 発車のベルが鳴った 雪に変わらないまま閉まるドア 忘れないでいて ただどうか元気でね 元気でね
zzzGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太彼氏が言うから春を売り出した 派手目な彼女は暗い路地裏で…snore 家族が増えたと夜勤を増やした 移り気な彼はコンビニのレジで…  疲れた顔のおっさんは また酒で孤独をノックする 一人きりのカウンターで…snore 純情そうな少女は また一粒で宙を飛ぶ やりきれないよな…  羊数えては 眠れない夜 鼓動が気になって 眠れない夜…連れ出して  初めて男に声をかけられた 無口なあの娘は知らない腕枕で…  妻を亡くしたじいさんは また遺影を抱えたまま 敷きっぱなしの布団で…snore 引きこもりの長女は また手首の傷が増えてる やりきれないよな…  羊数えては 眠れない夜 熱がこもる体 眠れない夜…踊ろうよ  …snore…snore…snore…  羊数えては 眠れない夜 世界中のいびきで 眠れない夜…陽が昇る
冬の羊GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太二人の家 ベランダ 空と同じ色の屋根は 二人で塗ったんだ おはよう キスを交わす二人は リビングに入り込んだ 光に溶けていくようで きれい  白いソファーで 白い体温に頬を  テレビでは悲しいニュースが流れてるみたいだけど 世界ではまだ殺し合いなんかやってるみたいだけど 愛してるよ さわらせてよ  二人の家 ベランダ 罪を犯す星は流れ ヒトデになったんだ おやすみ キスを交わす二人は 遠い遠い争いの 悲鳴が聞こえないように 眠ろう  テレビでは悲しいニュースが流れてるみたいだけど 世界ではまだ殺し合いなんかやってるみたいだけど 愛してるよ さわらせてよ 愛してるよ さわらせてよ さわらせてよ  愛してるよ
銀河鉄道の朝GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太物語に続きがあるなら カムパネルラの父さんは 家に帰って一人になって きっと泣き崩れただろう 優しさを持て囃すなら 気づける日が来てほしい 左足が好きな猫 朝陽の漏れるカーテン  知らないことを知ったように 子供たちがうなずく わかれないことをわかったように 大人たちがうなずく 諦めたわけじゃなく 歯を食いしばっている  他人のために見送ったはずの いくつもの小さな場面が 諦めただけじゃなかったかと こっそり胸の奥に問う 叶えようと星に願って 叶わないと息を吐く そう思ってしまったら 何もしていないのと一緒だ  物語に続きがあるなら ジョバンニに何が言えるだろう 家に遊びに行ったところで ミルクは飲み干せなかったろう 優しさを持て囃すなら 気づける日が来てほしい カムパネルラの父さんも 救われる日が来てほしい  自分のために見送ったはずの いくつもの小さな場面が 諦めただけじゃなかったかと こっそり胸の奥に問う 叶わないと高を括って 叶えようとしなかった そう思ってしまったら 何も出来ないみたいじゃないか  言えないことを言ったように 子供たちがうなずく 許せないことを許すように 大人たちがうなずく 諦めたわけじゃなく 歯を食いしばっている  未来のために見送ったはずの いくつもの小さな場面が 諦めただけじゃなかったかと こっそり胸の奥に問う 叶えたいと描いた夢は 朝でも見える星になる そう思ってしまったら 何もしないより前に進もう
雨天決行GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太もう大丈夫安心して 僕がついてるからね 小さいけれどバカにするな どこまでも走る冒険家さ  持ち物確認 まずビンのふたでしょう? それと絶対に言うなよ 父さんの腕時計  網戸の向こうから 決行花火の合図  またいっぱい笑ってほしいから またいっぱい泣いてもいいから 立ち向かえないならほら 連れ出してあげる 言い訳なんかしないでね 逃げない勇気を持て さえない顔でうずくまって 何かが変わるかそんな訳ないでしょう? 悩んで 落ち込んで 傷ついて それでもその足は 走れるはずでしょう?  じゃり道さか道 あら凸凹あぜ道 歩きにくい道ほど ワクワクするもんだ  突然の夕立 かまうもんか浴びて行こう  またいっぱい笑われりゃいいから またいっぱい泣いたらいいから 見返したいならほら 連れ出してあげる 絶望なんかしないでね 見えない覚悟を持て 言いたいやつは言わせとけよ 暇なやつらに構ってる暇はない  ジャングルジムのてっぺんが 初めての秘密基地だった バレバレじゃんかと笑った 見せつけようぜと笑った 僕たちは何度も笑った 夕立を無視して走った いい加減思い出した? 3年2組13番  いっぱい笑ってほしいから いっぱい泣いてもいいから 言い出せないならほら 連れ出してあげる 苦しいばっかりだったら 大人になるのはまだ もう少し後でいいんじゃないか? どんなに雨が降ろうが雨天決行 悩んで 落ち込んで 傷ついて それでもその足は 走れるはずでしょう?  無敵の冒険家さ
BYSTANDERGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太さぁ、一つ目の問題ですよ 傍観者さん デデン! 栄光を掴んだのはどちらでしょうか? A:ただただ見ていただけの傍観者か B:諦めがつかなかった誰かさんか  チクタク針は回っていますよ あなたの答えは? GIVE YOU A CHOICE  正解者にはなんと! 決めつけた運命が覆るベルトをプレゼント 不正解者には残念! 群れを成す運命に大人しく従う罰ゲーム BYSTANDER あなた次第!  さぁ、二つ目の問題ですよ 傍観者さん デデン! 賞賛をもらったのはどちらでしょうか? A:ただただ見ていただけの傍観者か B:思い切って踏み出した誰かさんか  チクタク針は回っていますよ あなたの答えは? GIVE YOU A CHOICE  正解者にはなんと! 先に立つ後悔がよく見えるメガネをプレゼント 不正解者には残念! 付き纏う後悔の足枷で生きてく罰ゲーム BYSTANDER あなた次第!  さぁ、最後の問題ですよ 傍観者さん デデン! 希望を絶ち切ったのはどちらでしょうか? A:死んじゃう程追い詰めた誰かさんか B:それでも見ていただけの傍観者か
シャボン玉GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太シャボン玉を飛ばそう 君が息する証として 星めぐりの歌が死んだ 華やかに踊る街角で シャボン玉を飛ばそう 君が息する証として 欲望が恋を裏切った 孤独に帰るベランダで  悲しいことを教えてあげる 人は死ぬことを知らないと 生きてることすら忘れるんだ  幸せの為の悲しみを 思いやる為の痛みを ため息で捨ててしまう前に シャボン玉を飛ばそう 君が生きてく証として  シャボン玉を飛ばそう 君が息する証として 思い出が今を蝕んだ 乗るしかない満員電車で  苦しいことを教えてあげる 人は後悔を知らないと 大切なことすら忘れるんだ  叶える為の苦しみを 支え合う為の寂しさを ため息で捨ててしまう前に シャボン玉を飛ばそう 君が生きてく証として  信じることを教えてあげる 人は裏切られたとしても 愛することから逃げないんだ  幸せの為の悲しみを 思いやる為の痛みを ため息で捨ててしまう前に シャボン玉を飛ばそう 笑われてきた決意を 諦めかけた明日を ため息で捨ててしまう前に シャボン玉を飛ばそう 君が生きてく証として
So Late MeGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太雑食の太陽 ちりちりと頬をつく ドレミ So Late Me ゆっくりと僕に降りそそぐ 星がきれいだね からすが空けた穴ぼこさ ドレミ So Late Me ゆっくりと僕に降りそそぐ  目が覚めた王様は 彼女の手のぬくもりで また今日が来たことを知る  絶え間なく降りそそぐ時間の中で 与えられた限りの時間の中で 苦しみや痛みの合間を縫って ゆっくりと僕に降りそそぐ  夢を見てたんだ そこではみんな笑ってて ドレミ So Late Me ゆっくりと僕に降り注ぐ  手をふった少年は 涙のつたうぬくもりで 大切な思い出を知る  絶え間なく降りそそぐ時間の中で 与えられた限りの時間の中で 争いや孤独の合間を縫って ゆっくりと僕に降りそそぐ  ドレミファソラシド どちらさまでしょう? ドレミファソラシド そちらはどうです? ドレミファソラシド どこへいきましょう? ドレミファソラシド レ
スケール美術館GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太失敗作と言われる 無名な画家の絵には 汚れた服で笑う 美しい少女の顔  いわゆる正しさが 僕にはとてもわからなくて 悩んではみたけど 僕はその絵が好きだった  正しさにまた傾く度に 少女の顔が曇りゆくなら 間違いだって見捨てないから それでも明日を望めないなら Change of values 決して終わりのない票の取り合いを 絵空事だと笑う  傑作だと称される 有名な画家の絵には ひどく目を見開いた おぞましい男の顔  所謂間違いが 僕にはとても判らなくて 悩んではみたけど 僕はその絵が嫌いだった  間違いにまた傾く度に 男の目でも枕浮くなら 正しさだって間違えるから それでも明日を望めないなら Change of values 決して終わりのない票の取り合いを 絵空事だと笑う  中央に飾られた 作者不明の絵には あなたが描いたような 天秤が揺れている  正しさにまた傾く度に 間違いがまた重さを増して 間違いにまた傾く度に 正しさがまた重さを増して Change of values 決して終わりのない票の取り合いを 絵空事だと笑う
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ノースポールGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太言えなかった言葉は今も いつかの海で出番を待つ 砂を引きずる波音に 消えないように揺れている デュランドの音がいつものように 慣れない人混みを景色にする そして僕は世界をやっと 受け入れることが出来るのだ  駅前の花屋で見かけた 鉢植えのノースポール 大切に育てられた120円の命を 譲り受けることにした  ビニール袋の小さな花が 倒れそうで心配だから 今日はゆっくり帰ろう 帰ろう  コンビニと線路の間の ガタガタ道を今日も歩く 人が行き交う大通りは いつも通り避けている 何人とすれ違ったとしても 通り過ぎては平行線 白い花は相も変わらず 歩調に合わせて揺れている  駅前の花屋で見かけた 鉢植えのノースポール 行き着く先がどんなに望まない場所であっても 生きることしか知らない  ビル群に沈む大きな花が 寂しそうで心配だから 雑踏に溶けた小さな僕は 楽しそうなノースポールと 今日はゆっくり帰ろう 帰ろう
さよならポラリスGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太小田急線 十字架 患ったのは僕の方 願わなければよかったね 結局叶わないのなら 水族館 そうだな 水族館に行きたいな 大きな魚を見たいね できるだけ大きな魚  欲しがらないのは難しい だってみんな孤独なんだ 自分からは抜け出せない さよならポラリス  近道なら永遠に近い渋滞 だったら遠回りでいいよ 人を掻き分けて歩くなら 人と笑っていたいよ 痛いよ  6等星 ヒトデ 慎ましく健気な光 見つからなくてよかったね いつまでも元気でいてね  探さないのは難しい だってみんな孤独なんだ 引力からは抜け出せない さよならポラリス  目印なら光放つ恒星 掴むことのできない指標 誰になりたいと願うより 自ら光ってみたいよ 痛いよ  小田急線 十字架 患ったのは僕の方 水族館 そうだな 水族館に行きたいな
ペトリコールGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太朝方の青い空気 結局眠れなかった6時 空っぽになった2段目の棚 忘れていった蝶々のピアス 雨の匂いがした  夕方の下り電車 座りたいから各駅停車 代わり映えもなく進む日常 絶え間なく移り変わる小説 雨の匂いがした  通学路で男の子が 折れた傘で笑った 濡れたアスファルトは マーガリンみたいな匂いだと笑った  いつか失くした宝物 もう探すことはないだろう きれいなものを踏みにじって ゆっくりゆっくり歩いていく 集めていたビー玉は 今じゃもう欲しがったりしない 懐かしさと寂しさの横で 雨の匂いがした  夜型のひどい生活 いつの間にやら近づくアラーム 点けているだけで安心なテレビ 選ばなかったニュース番組 雨の匂いがした  通学路で男の子が 折れた傘で笑った 喉が渇いたなら 上を向いて雨を飲むんだと笑った  いつか失くした宝物 もう忘れてしまうのかな 綺麗な物を買い漁って ゆっくりゆっくり歩いていく 集めていたビー玉は 今じゃもう輝いていない 懐かしさと寂しさの横で 雨の匂いがした  通学路で男の子が 折れた傘で笑った 失くしていく僕の 子供の頃のあだ名を呼んで笑った  雨の匂いがした
限りなく透明なGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太海には誰もいません 空はどんより曇っています 誰かが名前を呼んだ気がして 振り向きましたが誰もいません 小さな薄い貝殻が 指先で音を立てました あんまり薄いものだから もろく割れてしまったのです  こんな所に一人だから ひどくちっぽけに思えて 生き物のようなさざ波が 音も何も食べてしまった  君は僕の爪を桜貝みたいだと言った  西にはかもめが飛んでいます 風を上手にとらえています 天使の梯子が降りてきて あんまり綺麗で泣きました  とっても眩しい青だから 君にもきっと見せたくて 試しに両手ですくってみたら 色も何も無くなりました  君は僕の爪を桜貝みたいだと言った  どうしても君に贈りたくて 夢中になって探していた 振り向きもせず歩いていたから 気づいた時にはもう  ずいぶん離れてしまったよね  君は僕の爪を桜貝みたいだと言った やっと見つけた 限りなく透明な
ドアGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太インターホンが鳴った 午前指定の宅急便だ 近所のCD屋さんには 入荷しなかったCDだ インターホンが鳴った どうやら警察官みたいだ 何かがあった時の為に 個人情報を聞きに来た  僕の毎日はこのドアから始まる  おはよう 訪ねる人 またね 出て行く僕 同じ時を越えて 同じドアを開けて  インターホンが鳴った 別れたばかりの彼女だ うちに置いていた荷物を とうとう取りに来たようだ  僕の毎日はこのドアから終わった  おはよう 訪ねる人 またね 出て行く君 同じ時を越えて 同じドアを閉じて  インターホンが鳴った 出てみたら誰もいなかった 拍子抜けしてふと見上げた 空がとても綺麗だった  おはよう またね  またね
迷子センターGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太迷子センターは大盛況 いつ覗いても長蛇の列 整理券すら貰えない 果てしない行列 確かにここに居るはずなのに なんだかまるで居ないようで たまらなくなって来たのに これじゃあんまりだよ  僕の意味を知りませんか? ここに居ろって言ったのに 僕の意味を見ましたか? すぐにどこかへ行ってしまう  迷子の迷子のアナウンス どこに向かえばいいですか? 迷子の迷子のアナウンス 帰り道はどっちですか? 迷子の迷子のアナウンス 僕に何が出来ますか? 迷子の迷子のアナウンス 何の役に立てますか?  迷子センターは大盛況 いつになっても長蛇の列 耐えられなくなった人を 今朝ニュースで見たよ  僕の意味を知りませんか? ここに居ろって言ったのに 僕の意味を見ましたか? むしろ意味などあるのかな  迷子の迷子のアナウンス ここに居てはだめですか? 迷子の迷子のアナウンス 何をすればいいですか?  「お呼び出しを申し上げます。どこどこからお越しのだれだれ様、 捨てきれなかった夢がお呼びです。迷子センターまでお越しください。」  迷子の迷子のアナウンス 迷子の迷子のアナウンス 迷子の迷子のアナウンス 僕の出番はいつですか?
エターナルサンシャインGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太結局途中で眠ってしまった 映画のタイトル思い出せず 青冷めた小さな公園 入り組んだ枝を仰ぐ ブランコの鎖は冷たかった 空はもっと冷たかった 待ち合わせより少し早く 僕を呼ぶ懐かしい声  久しぶりに会った君は 変わらないように笑った  エターナル・サンシャイン 何も無かったように エターナル・サンシャイン 愛し合ったように エターナル・サンシャイン 笑いかける君が とても悲しかった 悲しかった  「久しぶりだね。」って交わし合った 口元がどこかぎこちなかった 場違いにきれいなスイセン 不安げな風に揺れる あんなに二人は笑い合って あんなに二人はふざけ合って あんなに一緒に居たのに 続かない会話の中  エターナル・サンシャイン 何も無かったように エターナル・サンシャイン 愛し合ったように エターナル・サンシャイン 髪を切った君が とても悲しかった 悲しかった  結局途中で眠ってしまった 起きたら君が泣いていた なんで寝ちゃったの?なんて すぐにまた笑っていた 笑っていた  エターナル・サンシャイン 何も無かったように エターナル・サンシャイン 愛し合ったように エターナル・サンシャイン 笑いかける君が とても悲しかった 悲しかった
せい歌GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太世界は自分の都合の上で 気象予報士も予測不可 何かに触れて晴れても雨でも 結局自分の都合の上で  都合上の優しさ 都合上の厳しさ そうやって都合が悪くなると 簡単に見限ったりしてまた  何かのせい 誰かのせい こんな窮屈な世の中じゃ そんな言い訳も世界のせい  世界は他人の都合の上で ノストラダムスも予言不可 何かに触れて築くも滅ぶも 結局他人の都合の上で  都合上の正しさ 都合上の疚(やま)しさ そうやって都合が悪くなると 簡単に謝ったりしてまた  何かのせい 誰かのせい こんな身勝手な世の中じゃ 何かのせい 誰かのせい そうしなきゃ守れないよなんて そうしなきゃ許せないよなんて そうしなきゃ進めないよなんて そうしなきゃ生きれないよなんて そんな言い訳も世界のせい
匿名GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太笑顔も教えられる時代で 悪くもないのに謝って 気にされてる訳でもないけど 人目ばかり気にする日々で  今にも泣き出しそうな空に言う 「大丈夫だよ。意味なんて考えてはいけない世の中なのだから...」  匿名希望 明日は嫌い 誰でもない景色として 自由のフリした探り合い armeria@wasurenagusa ここも結局同じだ  どうせ同じような今日なら 来てくれなくたっていいのに この生活から抜け出す勇気もないくせに 皮肉なものだ  今にも泣き出しそうな空に言う 「大丈夫だよ。日々なんてこなしていければいい世の中なのだから...」  匿名希望 明日は嫌い 誰でもない景色として 救いのフリした晒し合い armeria@wasurenagusa ここも結局...  誰もが叫ぶ 声も出さずに 泣きそうだから少し黙って 誰もが叫ぶ 顔も出さずに 泣きそうだから少し黙って  匿名希望 明日は嫌い 誰でもない景色として 未来のフリしてわからない armeria@wasurenagusa  匿名希望 今日に期待 誰でもない景色として 孤独のフリして気づけない armeria@wasurenagusa 忘れないで 忘れないで
カルキニクハGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太乾いた空気が口元でカラカラ音を立てる オバケ電球が今にも切れそうな命を繋ぐ 雨の降らない空を見る 寒さに凍える人が好き  始まりと終わりに泣いた 幾千の星が密かに歌う 光を以てしても 影が消えることはない  重なる想いを思い出し 重ねる想いは独りきり さよならの足音に合わせて ひどく明るい讃美歌を  開いたページが北風でペラペラしゃべり出した 懐かしい匂いが路地裏で息を潜めている 雨の降らない空を見る 冬の似合う人が好き  さよならの続きを書いた 宛名のない手紙密かに仕舞う 未来を以てしても 過去が消えることはない  重なる想いを思い出し 重ねる想いは独りきり 後悔の足音に合わせて どうか明るい讃美歌を  いつくしみ深き 君の為の祈り 取り去れない憂いの為に 夢を見る祈り
存在証明書GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太マンションの壁に貼ってあった ボロボロの求人広告 そういえば今の生活も 望んでたはずだったなぁ…でも  現実になったら現実は現実で 夢だって叶ったら現実で  やっと何処にたどり着いても またなんか違う気がしてきちゃうし 出口はドコ? むしろ入り口は? 思い出せない僕達に 存在の証明を  何処だって行けるはずだった 何だってやれるはずだった 悩み抜いて決めたはずだった 間違いはなかったはず…でも  現実になったら現実は現実で 当たり前になっては手遅れ  どうせいつか終わってしまうなら まだなんかやれる気がしてきちゃうし 出口はドコ? むしろ帰り道は? 行方知らずの僕達に 運命の詳細を  存在証明書はすでに 発行手続きが済んでいた 現実を壊す勇気を とんでん返しの運命さ  結局どんなに満たされても すぐに慣れてしまうわがままな生き物 求人広告 募集要項には 表せない僕達に… やっと何処にたとり着いても またやっぱ違う気がしてきちゃうから 出口じゃなく むしろ望むのは 替えのきかない僕達の 存在に照明を
ガーベラGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太朽ちかけたベンチに座っていた 暮れかけたオレンジに染まっていた 北風でブランコが揺れていた 急に独りぼっちな気がした  いつの間にか落ちた太陽 伸びた影は夜が食べた  閉じたガーベラ 戻れないなら 君のことはもう忘れたいの 閉じたガーベラ 触れないなら 温もりとかもう忘れたいの  ひび割れたアスファルトを歩いていた プランターの花に見惚れた 暮れてったオレンジに似ていた 急に独りぼっちな気がした  いつの間にか変わっていた 変われないのは思い出だけ  閉じたガーベラ 溢れるから 君のことはもう忘れたいの 閉じたガーベラ 壊せないから 真実とかもう忘れたいの  いつもここにはガーベラが揺れてた 気にも留めずに通り過ぎてた  閉じたガーベラ 思い出すなら 涙なんてもう忘れたいの 閉じたガーベラ 思い出すから 笑顔なんてもう忘れそうだ 閉じたガーベラ 開いていた 幸せとかもう忘れたいの 閉じたガーベラ 開かないなら 君のことはもう忘れたいの
いちについてGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太引き出しの奥なんかじゃない カーテンの裏なんかじゃない そんなトコじゃない いつか教室に置き忘れた いつかオルガンに置き忘れた 詰め込みすぎたポケットの奥に  ボクを見つけて ねぇ早く 右回りの針は止まらない ボクを見つけて ねぇ早く 僕がボクをまだ思い出せる内に  よーいドンで走り出す もう止まるコトは出来ない 始まりでつまづいたってもう 引き返せはしないんだ  本棚の隙間なんかじゃない テーブルの下なんかじゃない そんなトコじゃない いつか校庭に置き忘れた いつかブランコに置き忘れた いつかの光で照らしてあげる  ボクを見つけて ねぇ早く カウントダウンは止まらない ボクを見つけて ねぇ早く 僕がボクをまだ諦めない内に  よーいドンで走り出す グラウンドに響く靴の音 始まりでつまづいたヒザは 気にも留めず走るんだ よーいドンで走り出す 夕方のチャイムは聴こえない ボクらの声は高らかに 踏み出せない僕を笑うんだ  懐かしい傷跡を指でなぞってみた 僕もまたボクに笑い返した
願わないようにGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太「あなたさえ居なければ…。」 それが本心じゃないように 「明日さえ来なければ…。」 それが孤独じゃないように  独りよがりじゃないように 悲しみじゃないように  一つの命に ちゃんと幸せが溢れるように 少しの希望で ちゃんと明日を願えるように そうあるべきであるように それが続きますように  「あなたさえ居なければ…。」 それがナイフじゃないように 「明日さえ来なければ…。」 それがカッターじゃないように  独りよがりじゃないように 悲しみじゃないように  一つの命に ちゃんと幸せを与えるように 少しの希望で ちゃんと明日を迎えるように そうあるべきであるように それが続きますように  一つの命に事情や経緯は関係ない 少しの希望に具体的な何かはいらない 一つの命は罪ではない 少しの希望は意味ではない  一つの命が ちゃんと幸せを信じるように 少しの希望が ちゃんと明日を繋げるように そしていつか分かつように そしていつか守れるように この願いがいつか いつか 願わなくてもいいように 願わないように  そうあるべきであるように それが続きますように
よりGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太死んだ花に生かされた 名前も知らない花 澄んだ空が僕を生かす いや澄んでるのかはわからない  様々に生かされて今日を越す 未来に抱かれた光  鮮やかに香る花も 青さに耐える空も 意味も無く笑い合う日々も 囁き合える愛も 死の向こうには何も無い 僕はそのように思うのです  死んだ人に生かされた 声も知らない人 瞬く星が僕を生かす まだ生きてるのかはわからない  命を捧げた人も 届きそうもない星も 真夜中にすすり泣く声も 支えてくれた胸も 死の向こうには何も無い 僕はそのように思うのです  あなたにも終わりは来るけど その日まで生きていく あなたにも雨は降るけど 傘なら持って来たよ  これから歩き出す人も もうすぐ終える人も 終わりを迎えるその時に 笑っていれるように 意味も無く笑い合おう 言えるなら声に出そう その手は優しく撫でるように 支えになれるように 死の向こうには何も無い だから僕はその時まで…歌う
GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太彼にはずっと一緒にいようなんて そんな大それたコトは言えなかった 彼女はずっと一緒だよなんて 叶えたいから何度でも言えた  温度差とかそんなんじゃない 彼は臆病になりすぎたんだ  今日も二人は 同じ部屋で朝を待つ 晴れの日も 雨の日も 手を取って それなのにいつか枯れてしまうなら そんなの花と一緒じゃないか  彼は別れる時の苦しさを いつも思い描いていた 彼女は別れる時のコトなんて 考えないようにしていた  価値観の違いなんかじゃない 彼女はいつも怯えていたんだ  今日も二人は 同じ部屋で求め合う 風の日も 曇った日も 手を取って それなのにいつか枯らしてしまうなら そんなの花と一緒じゃないか  幸せならその手のひらに 幸せならその唇に いつだってあると思ってた いつだってあると信じてた 彼には当たり前になってしまった 彼女はいつも怯えていたんだ  今日も二人は 同じ部屋で朝を待つ 雪の日も いつの日も 手を取って それなのにいつか枯れてしまうの? 二人は 同じ部屋で息をする 春の日も 夏の日も 秋の日も 冬の日も 手を取って 手を取って 手を取って 手を取って でもいつか枯れてしまうなら でもいつかわからなくなるなら そんなのいらない いらない いらない いらない いらない  花なんていらない
ユリイカGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太開かれた公園に閉ざされた君 電線が瞳を伝う 人は好きだけど嫌いなの 私と書いて矛盾  一人が好きで ピアノが好きで 救いの無い小説が好きで  戦うのが下手なくせ 傷つくのだけすごく上手い 嫌いになるのはすぐなくせ 嫌われるのは得意じゃない いきなりしゃべらなくなるのは そうやってまた押し付けるから いきなりいなくなれるのは 帰れる場所が待ってるから  突き放す優しさと泣き出した君 難題が頭を満たす 人は好きだけど嫌いなの みんな消えちゃえばいい  一人が好きで それでも嫌で 信じられない自分が嫌で  奪い合うなら逃げるくせ 諦めるのは得意じゃない 口癖のように繰り返す 「でも でも でも…」  私だけを必要としてよ そんなに期待しないでよ 私だけを見つめてよ そんなに構わないでよ 私だけを求めてよ わかった気にならないで もういいからほっといてよ 私と書いて矛盾  認めるのは癪なくせ 認められたい私には 伝えられるなら伝えたい でも言葉に… 戦うのが下手なくせ 傷つくのだけすごく上手い 嫌いになるのはすぐなくせ 嫌われるのは嫌だ いきなりしゃべらなくなるのは そうやってまた押し付けるから いきなりいなくなれるのは 帰れる場所が待ってるから
24時間GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太あなたの匂いが残るベッドで 24時間 悲しみを抱いて眠った  彼女は赤いカーディガンを着て 大きいとふくれて 彼はそれを見て可愛いと言って すごく似合っていると  あなたの匂いが残るベッドで 24時間 悲しみを抱いて眠った  アイスクリームを食べる冷たい唇が好き 分けてくれなくていいから その唇をちょうだい  忘れないけどさよなら 戻れないからバイバイ 涙で濡らしたシーツなら あなたが選んだ花柄のまま  忘れないけどさよなら 戻れないからバイバイ 外した指輪が繋いだ 薬指の違和感をなぞる 忘れないけどさよなら 戻れないからバイバイ 同じようには笑えないから もう会いたくないよ  あなたの匂いが残るベッドで 24時間 悲しみを抱いて眠った
アイスランドGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太今日の天気は蛍光灯 ポストの中の地球 知らない間に流れてく まるで坂道のようだ  電気は血液 コンセントは心臓 リズムがドクドク流れ込む 流れ込む  傷口に流れ込む 嬉しいも悲しいも 閉ざしきった体だから 閉ざしきった心だから 傷口に流れ込む  言葉なら置き去りに 声に羽をつけて アイスランドの生命は どこまでも響く  傷口に流れ込む 寂しいも恋しいも 閉ざしきった体だから 閉ざしきった心だから 傷口に流れ込む  意地 プライド 妬み 怒り なんてコトはない 傷口しか開いてないんだ  傷口に流れ込む 言葉でも言葉じゃなくても 閉ざしきった体だから 閉ざしきった心だから 傷口に流れ込む  ドクドク ドクドク ドクドク…  今日の天気は蛍光灯 ポストの中の地球 知らない間に流れてく まるで坂道のような日々
迷走GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太君に出会えた偶然 そこに理由はいらないのに 君に出会えた必然 そこに運命はいらないのに 探り探って意味に 積もり積もって言葉に 巡り巡って声に 迷い迷って不確かに  生きてるコトに意味なんて無いよ 君に触れたいそれがすべて 生きてるコトに意味なんてあっても 結局逃げるでしょ?  でも 意味が無いと僕ら不安で 託つける為また迷走 君の声をもっとちょうだいよ 何もわからなくさせて  僕が企む構想 そこに迷いはいらないのに 僕が抱える煩悩 それが愛すら曇らせてく 探り探って意味に 積もり積もって言葉に 巡り巡って声に 迷い迷って不確かに  生きてるコトに価値なんて無いよ 君に触れたいそれがすべて 生きてるコトに価値なんてあったら お金で買えるでしょ?  でも 価値が無いと僕ら恐くて 夢見たコトにすら迷走 君の声をもっとちょうだいよ 夢さえも忘れるように  現実さえも 感覚さえも 君の声で 甘く溶かして  言葉はただの音でしかないよ 君に触れたいそれがすべて 永遠なんて手に入れちゃっても 飽きてしまうでしょ?  でも 届かないと僕ら必死で 押し付ける度また迷走 君の声をもっとちょうだいよ 何もかも猿になろうよ 終わらないと僕らわかんなくて 生きてるコトにすら迷走 君の声をもっともっと… 何もわからなくさせて
向日葵とヒロインと僕GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太今日に咲いた大輪の向日葵 やわらかい温度で大地を包む 名残惜しげに色濃く 寂しげなオレンジとピンクのコントラスト 今日の彼方へ沈む  向日葵は青に染まらぬよう、照らすコトしか叶わない。  今日に泣いた暗がりのヒロイン 黒い鳥 クチバシ 夜空をつつく 黒絨毯穴だらけ 悲しげな黒色と銀色のコントラスト 今日の彼方へ沈む  ヒロインは舞台の上で、照らされるコトしか叶わない。  朝に夜はいない いない いない 夜に朝はいない いない いない 触れるコトなど叶わない きっと宇宙は、どこか欠けるようにできてる。  向日葵とヒロインと僕 幸せのキャッチコピー いつかの宿題の四角に書く 『二つが一つに笑う 一つが二つに泣く』 僕はずっと前から きっと気づいていたんだ 愛しくて 悲しくて 曖昧で… やっとあなたに贈ります。  朝に夜はいない いない いない 夜に朝はいない いない いない 触れるコトなど叶わない きっと宇宙は、  朝に夜はいない いない いない 夜に朝はいない いない いない 触れるコトなど叶わない きっと宇宙は、どこか欠けるようにできてる。  ヒロインは今日に向日葵を、摘みに行く夢を見ました。
ホワイトラインGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太誰もいなくなった屋上に 夕陽が刺さっている 誰もいなくなった屋上は 寂しさを孕んだ 人が溢れかえる新宿に 三日月が刺さっている 人が溢れかえる新宿は 憎しみを孕んだ  グラウンドに引かれた石灰の白線上 はみ出さないように震えながら歩いている それがすべてだった  どこにだって行ける ここに立って言える 一歩右に踏み出せばそこは 永久に続く宇宙だ  今を求めだした瞳に 秒針が刺さっている 今を求めだした瞳は ため息を孕んだ  グラウンドに引かれた石灰の白線上 始まってもないコトに怯えながら歩いている それがすべてだった  どこにだって行ける ここに立って言える 一歩右に踏み出せばそこは 永久に続く宇宙だ  考えすぎたせい 寂しさだって 憎しみだって 張り裂ける程孕んだ頭で 石灰の白線上 ただひたすらに歩いている  どこにだって行ける ここに立って言える 一歩右に踏み出せばそこは 永久に続く宇宙だ どこにだって行ける ここに立って言える 一歩右に踏み出せばそこは 永久に続く宇宙だ
透明な傘の内側からGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太二時の虹が滲んだ 君の眉が歪んだ 泣いているのかい? 泣いているのかい? 無神経な僕は 汚れたシーツのシミの一つ  まぶたのシャッターを切る たどり着いた終点に 君が溢れてるように たった一人の たった一つのアルバム フィルムはあと何枚だろうか  公園の声が聞こえた 僕ら耳を澄ました チクタク チクタク チクタク チクタク… あたかもすべてを 支配してるようで嫌だな  まぶたのシャッターを切る たどり着いた終点が 僕の死であれるように たった一人の たった一つのアルバム フィルムはあと何枚だろうか  透明な傘の内側で 雨に濡れないコトを願う 透明な傘の内側で 時に割れないコトを願う 透明な傘の内側で 僕らは世界を欠席する  まぶたのシャッターを切る たどり着いた終点に 君が溢れてるように たった一人の たった一つのアルバム フィルムはあと…  まぶたのシャッターを切る たどり着いた終点で すべてが叶いますように たった一人の たった一つのアルバム フィルムはあと何枚だろうか
ハッピーエンドGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太どうなるかはわからないけど 私はまだ歩いてみるわ だってそうでもしなきゃほら どうなるかはわからないでしょ?  世界はガタガタ崩れてくけど 私はまだ死なないわ 目を閉じて いくつも数えて…  私達はいつでも ハッピーエンドを待ってるの 愛する人を失くしても 夢は幻と気づいても 終わることなんて出来ないの だっていつだって ハッピーエンドを待ってるの  どうなるかはわからないけど 私はまだ試してみるわ だってそうでもしなきゃほら どうなるコトも出来ないじゃない?  未来がグダグダ続いてくのは 私の勝手な一人芝居 目を閉じて いくつも数えて…  私達はいつでも ハッピーエンドを待ってるの 愛され方を忘れても 夢は見れないと気づいても 終わるコトなんて出来ないの だっていつだって ハッピーエンドを待ってるの  寂しさなんて産まれた時から知ってる だから忘れる方法を知らない 苦しみに目を向けるばかりで 愛されているコトに気づけない私達は…  私達はいつでも ハッピーエンドを待ってるの 愛する人を失くしても 夢は幻と気づいても 終わるコトなんて出来ないの だっていつだって ハッピーエンドを…  どうなるかはわからないけど 私はまだ歩いてみるわ だってそうでもしなきゃほら ハッピーエンドは来ないでしょ?  (私達はいつでも ハッピーエンドを待ってるの) 私達はいつでも ハッピーエンドを待ってるの (私達はいつでも ハッピーエンドを待ってるの) 私達はいつでも ハッピーエンドを待ってるの (私達はいつでも ハッピーエンドを待ってるの) 私達はいつでも…
迷子ごっこGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太迷子になった 道が無かった 目印さえわからなくなった ここはドコで 私はダレ? なんでココにいるコトになった?  最後に見たのは いつかのY字路 舗装された左と 歩きにくそうな右  見えないまま走り出した 当たり前だと突き進んだ 「後悔なら先に立って、僕を叱ってくれないか?」  迷子になった 道が無かった 目印さえわからなくなった 背後にあった 張り紙を見た なんだそうか!そうゆうコトか!  『ココならドコでも アナタがダレでも そんなコトは問題じゃない 足元を(みて)ごらんなさい』  見えないまま走り出した 当たり前になってしまった 「後悔なら先に立って 僕を叱ってくれたなら…」  ならなんだって言うんだ! 何が出来たって言うんだ? 足元を見てごらんよ 道は形を無くしたよ  見えないまま走り出した 振り向きもせず突き進んだ いつか誰かが言ってたっけ 僕の前には道が無い  見据えてまた走り出した 前後も無く突き進んだ なんだ始めから道なんて 僕が作っただけだった 目を閉じていただけだった
白日GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太「これがペテルギウスで、こっちがシリウス。それでね、これがポルックス。」 「違うよ、それはプロキオンだ。さっき君が教えてくれたろう?」  白日のお返しは 安物のプラネタリウム  You make me. I sick you. 朝焼けが星を食べた頃、 You make me. I sick you. 僕たちは愛を食べた。  「ここにオリオンがいて、こっちにライオン。それでね、これがポルックス!」 「好きだねぇ、ポルックス。彼はカストルと双子だってね。」  白日のお返しは 安物のプラネタリウム  You make me. I sick you. 朝焼けが星を食べた頃、 You make me. I sick you. 僕たちは愛を食べた。 You make me. I sick you. 朝焼けが星を食べた頃、 You make me. I sick you. 僕たちは愛を食べた。  白日のお返しは チョコレートよりも甘い甘い 安物のプラネタリウム  You make me. I sick you. You make me. I sick you. You make me. I sick you. You make me. I sick you… (..........repeat)
シャワーGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太何も変わらない映画 ベッドで横になって見た 薄暗いアパートの一階 エンドロールはビルの夜景  飾り物を脱ぎ捨てたら 排水口に流すことは決まった? そんなに簡単なら苦労しないけど そんなに簡単でもいいじゃないか  赤と青をうまく回して 回して 回して 赤と青をうまく回して 回して 回して  何も変われない生活 ベッドで横になって見た 薄暗いアパートの一階で ビルの夜景を見たんだ  飾り物を脱ぎ捨てたら 排水口に流すことは決まった?  赤と青をうまく回して 回して 回して 赤と青をうまく回して 回して 回して こんなに重くちゃ動けないよ まだ見ぬ明日は未来なんだ  あんなコトなんて流しちゃえばいいよ こんなコトなんて流しちゃえばいいよ そんなコトだって流しちゃってさ どんなコトだってうまく回して 回して 回して  赤と青をうまく回して 回して 回して 赤と青をうまく回して 回して 回して こんなに重くちゃ進めないよ まだ見ぬ明日は未来なんだ  未来なんだ  何も変わらない映画 エンドロールはビルの夜景
四つの手のひらGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太左ポケットは僕のために 右ポケットは二人のために 通り過ぎた日々の箱には 数えきれない優しさが詰まってる  一つ一つ紡いでいく まるで暖かな日差しのよう 一つ一つ紡いでいく 切れない糸で毛布を編む  一年はキスで始まる。 形がないのに壊れてしまうから 二人でそっと包んで 四つの手のひらで 温もりを込めて  終わらない夢は僕のために ならこの歌の言葉は誰のために 通り過ぎた日々の箱には 数えきれない寂しさが詰まってる  一つ一つ紡いでいく まるで針のような三日月のよう 一つ一つ紡いでいく 切れない糸で毛布を編む  一年はキスで始まる。 形があるのに壊してしまうから 二人でそっと包んで 四つの手のひらで 悲しみを込めて  一つ一つ紡いでいく 切れない糸で毛布を編む いつまでも いつまでも くるまって 世界は二人だけのモノ  一年はキスで始まる。 形がないのに壊してしまうから 二人でそっと包んで 四つの手のひらで 幸せを込めて  一年はキスで始まる。  これからも ずっと。
ゴーストGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太色んな音が言葉になって つんざくばかりの大合唱 アスファルトには魚が2匹 干からびた銀色の光  色んな声が音になって つんざくばかりのオーケストラ 黒い空には旅客機が2機 身勝手な赤色の光  閉じっぱなしのドアは簡単に開いて 鍵をかけたならこっちのモノさ  生暖かいミルクに 君の亡霊が踊る 愉快なコトに 783回目の 夜 色んな事が記憶になって つんざくばかりのファンファーレ 気づいたらずっと後ろの方で 囚われた柔らかな光  開けっぱなしのドアは簡単に閉じて 鍵がかかったら必死なモノさ  生暖かいシーツに 君の亡霊が歌う 愉快なコトに 783回目の夜  透けたままの君を愛し続けてる 透けたままの君と踊り続けてる  おそろいの記憶から 繋ぎ合わせて作る 君の亡霊と 783回目の…  生暖かいラストに 君の亡霊が落ちる 愉快なコトに 783回目の夜
コトノトコGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太生きてるとは色んなコト 悲しいコト 苦しいコト むかつくコト 悩みゴト  死ねばいいなんて言われても 死にたくないから困ったコト  だから一緒にいるコトにした。  ただ愛しいと想うコト ただ幸せだと感じるコト それは一緒にいるコト それは君のコト 君のコト  生きてるとは色んなトコ 近いトコ 遠いトコ 懐かしいトコ 寂しいトコ  行けばいいなんて言われても 行けやしないから困ったトコ  だから君のいるトコに行く。 ずるいなぁ  ただ行きたいと思うトコ ただ帰らないと言い張るトコ それは一緒にいるトコ それは君のトコ 君のトコ  コト コト コト コト 胸が鳴る トコ トコ トコ トコ 会いに行く  ただ愛しいと想うコト ただ幸せだと感じるコト それは一緒にいるコト それは君のコト  ただ生きたいと願うコト ただ小さな手を握るコト それは一緒にいるコト それは君のコト  コトノトコ
202GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太風にさらわれた雲 鉄塔の上を飛ぶ 離ればなれのあの子探しに 青く澄んだ空の話。  何も気づかずに朝が来て 何も気づかずに夜が来ました。  夕に照らされた雲 太陽の下に揺れ ピンク色に頬を染めてく 赤く焼けた空の話。  何も気づかずに朝が来て 何も気づかずに夜が来ました。  夜に染められた街 幾千の電球が 幾千の星をしまいこんだ 黒く滲む空の話。  何も気づかずに朝が来て 何も気づかずに夜が来ました。 何も気づかずに今日が過ぎ 何も気づかずに明日が来ました。  ありがとう。 ごめんね。 また明日。。
Growing YellowishGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太天井を見上げている。 いくつもの笑い声と、いくつもの泣き声が染み込んでいる。 外では光と今朝方までの雨が、影に色を付けた所だ。  冷たい空気を肺に仕舞い込んで、 できるだけ長く止めている。 できるだけ長く止めている。  君の髪の匂いも 君の湿った背中も 君の喘ぎ声も すべて染み込んだ天井になる。 悲しいくらいの歳月を 真っ白に染めてくれないか。 All of me are you. All of me are you.  天井を見上げている。 まるで水の中だ。 君と煙達が漂っている。  冷たい空気を肺に仕舞い込んで、 できるだけ長く止めている。 できるだけ長く止めている。 全部白くなればいい。 全部白くなればいいのに… 生きたいと呼吸。呼吸。。呼吸。。。  君のスカートに潜り込む。  君の冷たい足も 君の器用な指先も 君の感触も すべて染み込んだ天井になる。 悲しいくらいの歳月を 真っ白に染めてくれないか。  忘れられないよ。 君は僕の酸素になってしまった。 シミは濃くなっていく…広がっていく…  君の嬉しい顔も 君の怒った横顔も 君の呼ぶ声も すべて染み込んだ天井になる。 悲しいくらいの歳月を 真っ白に染めてくれないか。 真っ白に染めてくれないか。 真っ白に染めてくれないか。 All of me are you. All of me are you. All of me are you. All of me are you.
あと一駅でGOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太さよならだけが響く 続く言葉はもういない 数センチ先の髪の匂いで 忘れかけた想いが騒ぐ…  涙の海をクロールして 果ては見えてこないや 言葉じゃ足りないから言う ごめんね ごめんね ごめんね  あと一駅で君がいなくなる あと一駅で肩が冷たくなる あと一駅で世界が終わる  涙の海をクロールして 果ては見えてこないや 頭が足りないから言う ごめんね ごめんね ごめんね  あと一駅で君がいなくなる あと一駅で肩が冷たくなる あと一駅で世界が終わる  君が泣いてる 君が泣いてる 今にも消えてしまいそうなくらいに…君が泣いてる  揺らいだのは僕の心臓で 残ったのは君の残り香で 揺らいだのは僕の心臓で 残ったのは君の残り香で  あと一駅で…あと一駅で…あと一駅で…あと一駅で…  あと一駅で君がいなくなる あと一駅で肩が冷たくなる あと一駅で世界が終わる  さよなら。
それは彼女の部屋で二人GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL千野隆尋伊丸岡亮太愛の形は知らないし だからハート型のチョコレートをあげた。 冷たいナイフで凍えた手を 僕は両手で包んだ。  君との事はいつでも、いつかの事で…  「明日が恐い。」と震える声 「あなたのせいだ。」と揺れる声 「一緒にいよう…」と泣いている 泣いている  愛の形は知らないし だからハート型のチョコレートをあげた。 錆びたナイフが刺さった胸を 君は両手で包んだ。  君との事はいつでも、いつかの事で… 気づいた時には「愛してる」なんて言えなくなって…  「明日が恐い。」と震える声 「あなたのせいだ。」と揺れる声 「一緒にいよう…」と泣いている 泣いている  君の声一つ…君の声二つ…君の声三つ…君の声四つ… いくつも刺さったままだ。  生きる理由を奪ってしまった。  「明日が恐い。」と震える声 「あなたのせいだ。」と揺れる声 「一緒にいよう…」と泣いている 泣いている  それは彼女の部屋で二人 それは彼女の部屋で二人  いつかの事。
雨時々僕たちまち君GOOD ON THE REELGOOD ON THE REEL伊丸岡亮太伊丸岡亮太君が作った愛 僕が作った愛 僕が創った愛 君が創った愛  雨と共に愛らしい風に乗って  どうしてなの? 君の声が聞きたくなるのは どうしてなの? 君の声が聞きたいだけ。  愛してる。君の事を死ぬまでずっと。 愛とはね、君と僕の事を言うんだよ。  君が作った雨 僕が作った雨 僕が創った愛 君が創った愛  どうしてなの? 君の声が聞きたくなるのは どうしてなの? 君の声が聞きたいだけ。  愛してる。君の事を死ぬまでずっと。 愛とはね、君と僕の事を言うんだよ。  君が作った愛 僕が作った愛 君が造った愛 僕が造った愛  愛してる。君の事を死ぬまでずっと。 愛とはね、君と僕の事を言うんだよ。  愛してる。  愛とはね、  lalalala LOVE luv kixx you  lalalala LOVE luv kixx you  lalalala LOVE luv kixx you  LaLaLaLa love luv kiss me
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