佐藤良成作曲の歌詞一覧リスト 144曲中 1-144曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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一瞬の奇跡ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | こんなことして何の意味があるの? そんな頑張って君は何がしたいの? 嬉しい楽しい寂しい悲しい どれも一瞬だけのこと ぼくらたくさんたくさん拾って ただ歳とっていく 君一人で何かできるとでも? 集まれば力が生まれるとでも? 嬉しい楽しい寂しい悲しい どれも一瞬だけのこと ぼくらたくさんたくさん拾って ただ歳とっていく ハッピーエンドなんて存在しない 終わりよければよし そんなことはない 嬉しい楽しい寂しい悲しい どれも一瞬だけのこと ぼくらたくさんたくさん拾って ただ歳とっていく 嬉しい楽しい寂しい悲しい どれも一瞬だけのこと ぼくらたくさんたくさん拾って ただ歳とっていく 愛しい恋しい気持ちいい虚しい 悔しい苦しい恨めしい 全て神経細胞間の電気信号なのだ ぼくらたくさんたくさん拾って ただ歳とっていく | |
ある日の来客ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | なんだかやな予感 何かが起こりつつある 朝から掃除して せっせと料理を作っている 12時を過ぎたころ 玄関のチャイムが鳴り 久しぶりのあの声が お邪魔しますと他人行儀 招き入れる妻の声が少し上ずっている とうとう来たか恐れていたこの日このときが どんな顔してるのか ここからじゃ見えやしない まともなやつなのか 借金なんぞはないだろうな 襖が開いて明かりがついて君が近づいてくる お父さんと言ったその声が少し湿ってる おめでとうおめでとう 君に聞こえなくても 親父は遠くから 君の幸せ祈っている 君の幸せ祈っている | |
わたしは空っぽハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ささやいたそっと 抱きしめたぎゅっと 最後だけちょっと 泣いてみせて さよならを言って 何度も手を振って 見えなくなるまで見送ってた 君みたいに無邪気にはもうなれないこと 本当ははじめからわかってたの ずっと好きだよって 言ってくれたけど ごめん ごめん 物陰でそっと 抱き合ったぎゅっと 髪の毛がちょっと くすぐったい 君の目は真っ赤 わたしは空っぽ 悲しいくらいに何もないの 何が悪かったのかとかそういうことじゃない もっと早く出会ってもおなじこと ずっと待ってるって 言ってくれたけど ごめん ごめん 空はもう真っ赤 影だけがのっぽ 肌寒くなって 腕を取った さよならを言って 何度も手を振って 見えなくなるまで見送ってた 見えなくなるまで見送ってた | |
In The Darkハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | おはよう 元気? 調子はどう? ごめん急に 驚かせて 君の朝は ぼくの夜中 おはよう 元気? 調子はどう? ここにいたい 君といたい 体ももう 薄くなって 時間がない 間に合わない このままさよならしたくない おはよう 月が綺麗だから 君の夢を 訪ねてみた 最近たまに 音が消える おはよう 今日は何をしよう ここにいたい 君といたい 体ももう 薄くなって 時間がない 間に合わない このままさよならしたくない 暗い話はしたくないよ 楽しいことだけしていよう 君の話もっと聞かせて 今はただ 少しずつ視界がぼやけて またさらに体が透けてく それでも話が聞きたくて 黙ってた ここにいたい 君といたい 夢しかない 会える場所は 時間がない 間に合わない このままさよならしたくない 今しかない 明日などない 体ももう 消えかかって ぼくは叫ぶ 君の名前 届けよ遠く君のもとへ 届けよ眠る君のもとへ | |
夜の火ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | さっきまでは 聞こえてた 笛の音が 聞こえない 音の方 追いかけて ここがどこか わからない ああぼくも連れて行って ああ夜の闇の向こう お揃いの 衣装着た お兄さんや お姉さん 何もない この街も 今夜ばかりは 別の顔 ああぼくも連れて行って ああ夜の闇の向こう ああぼくも見てみたいな お面の穴の向こう ああぼくも連れて行って 深まる闇の向こう 見つけたよ太鼓の音 さっきまでとは逆の方 | |
寝ても覚めてもハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | バイトのはずの君の部屋から 明かりが漏れていた 消し忘れたかシフト変えたか 風邪でもひいたか どのみちぼくの知ることじゃない 気持ち悪い 自分でさえそう思う 寝ても覚めても君を想った ぼくは土砂降りの中ただ立ってた 二階の奥の君の部屋には 西日が差し込んだ いつも悪口言ってるぼくを 君は笑ってた 身勝手なのはよくわかってた 甘えていた 君の細いその肩に 我を忘れて君を恨んだ 生きていることがただただ辛かった 寝ても覚めても君を恨んだ 雨が止んだ今ただただ愛しい ただただ愛しい | |
君を見つけた日ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ひと目見てすぐに気づいたよ 君だ君だやっと会えた 姿も形も違うけど 君を間違えるはずがない こんなところで会えるなんて 何があるかわからないね これでようやくこの世界で 独りぼっちではなくなった ずっと待っていたんだよ いろんな国いろんな時代 ずっと探し続けてた 何度も何度も生きながら 呼んでも君は振り向かない そうか言葉が違うのか この声はただのなき声で 君には言葉に聞こえない 行かないでくれ気づいてくれ 君よ君よ君よどうか 見つめつづけたら目が合って 君が息をのむ音がした ずっと待っていたんだよ いろんな名で呼ばれてきた ずっと探し続けてた 何度も何度も生きながら ずっと待っていたんだよ 虫になったり草木になり ずっと探し続けてた 何度も生まれ変わりながら ずっと待っていたんだよ 生まれて死にまた生まれて ずっと探し続けてた 何度も生まれ変わりながら 何度も姿を変えながら 君のこと探し続けてた ひと目見てすぐに気づいたよ 君だ君だやっと会えた 姿も形も違うけど 君を間違えるはずがない | |
恋はこりごりハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 恋はもうこりごりよ 男はいらない あの日以来 そう思ってきた 恋はもうこりごりよ 一人で生きるわ 人になんて 構いたくない 期待しないだけの 知恵はあるから 仕事みたいなもの 求めはしないわ 月が綺麗なんて いつぶりかしら 時が癒すなんて 信じちゃいないわ 恋はもうこりごりよ それはね変わらない でもね今日は 少し歩こう | |
あの日のままのぼくらハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 久しぶりに会った君は 相変わらずというか 何ひとつ変わってない そんなふうに見えた そんなはずはないことくらい わかってるのだけれど 会わずにいた時間なんて なかったかのように 約束なんて堅苦しいことは ぼくらの間には必要ないのさ 悪ふざけばっかしてた どうしようもないぼくら 久しぶりに帰ってきた あの日のままのぼくら そういえば果てしもなく ずっと話してたのに 何の話していたのか 何も覚えてないな 成長なんて小難しいことは ぼくらの辞書にはね書いていないのさ ごまかしたりうそついたり 迷惑かけあっていた 絶対に言わないけど そんなとこも好きだ | |
ノアの方舟ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 夜空に大きな 舟が浮かんでた ぼくはその中に 連れられていった 明日で世界が 終わるというので ぼくがただ一人 選ばれたらしい かみなりが落ちた 遠く街の方 それとも何かが 爆発したのか 舟は音もなく 空を昇ってく ぼくの住んでいた 地球を残して さよならの ひと言を どうしても君に 言いたかった また別の方で 火の手があがった そのうち地面を 覆い尽くすだろう 静まり返った 広い舟の中 ぼくは窓越しに それを眺めてる さよならの ひと言を どうしても君に 言いたかった 遠ざかる ぼくの家 この舟に 出口はない さよならの ひと言を どうしても君に 言いたかった さよならの ひと言も それさえも君に 言えなかった さよならの ひと言も それさえも君に 言えなかった | |
クリスマスの朝ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 窓を開けたら真っ白な世界 起き抜けの目に突き刺さる光 まだ誰の靴にも 一台の車にも 踏まれたことのない雪が広がる そう思ったら前の駐車場に ぴょこんぴょこんと耳の長いやつ サンダルを突っかけ 思い切り転んだ 冷たくて思わず声が漏れた 「ひゃっ」 そう思って目を開けたらそこには 広げたままの教科書とノート 授業の終わりの 鐘の音とともに かすかに残る雪の冷たさが 九月の午後の空に溶けていく いつかそんなクリスマスの朝を | |
トンネルハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | どこへ行くのかわからない どこから来たかもわからない 行くも戻るもない道を 戸惑いながら歩いている 何がどうしてこんなことに どこでどう間違っちまったのか 行くも戻るもできぬまま 途方にくれて座りこんだ 先の見えない日々に 押しつぶされそうで ふざけんなって喚きながら 手当たり次第物を投げた 暗いところを歩いてた 誰かの呼んでる声がした みんな泣いたり笑ったり そうやってきみは生まれてきた どうせ変わらないさと つい流されそうで 忘れんなって噛みしめた きみが生まれた朝のことを どこへ行くのかわからない どこから来たかもわからない 行くも戻るもない道を 戸惑いながら歩いている 歩いている 歩いていく | |
喪に服すときゆめこ | ゆめこ | 佐藤良成 | 佐藤良成 | fu-ring | いつまでも眠ろう 何度でも生きよう いつか再び巡り会える日まで いつまでも眠ろう 何度でも生きよう いつか再び巡り会える日まで もうじき日は落ちて 闇があたりを包むだろう 私は目を閉じて 心に鍵をおろす いつまでも眠ろう 何度でも生きよう いつか再び巡り会える日まで もうじき日は落ちて 闇がすべてを隠すだろう 私は耳をふさぎ 固く口を閉ざす いつまでも眠ろう 何度でも生きよう いつか再び巡り会える日まで 今宵 小さな火を焚いて 夜中 灯し続けよう あなたが迷わぬように あなたが凍えぬように いつまでも眠ろう 何度でも生きよう いつか再び巡り会える日まで いつまでも眠ろう 何度でも生きよう いつか再び巡り会える日まで |
あの日のままのぼくらアクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣) | アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣) | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 久しぶりに 会った君は 相変わらずというか 何ひとつ 変わってない そんなふうに見えた そんなはずは ないことくらい わかってるのだけれど 会わずにいた 時間なんて なかったかのように 約束なんて 堅苦しいことは ぼくらの間には 必要ないのさ 悪ふざけ ばっかしてた どうしようもないぼくら 久しぶりに 帰ってきた あの日のままのぼくら そういえば 果てしもなく ずっと話してたのに 何の話 していたのか 何も覚えてないな 成長なんて 小難しいことは ぼくらの辞書にはね 書いていないのさ ごまかしたり うそついたり 迷惑かけあっていた 絶対に 言わないけど そんなとこも好きだ |
虎海蔵亮太 | 海蔵亮太 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 高山和芽 | 何を見ても何をしても ぼくの心凍えたまま 外は花が咲いていても ぼくの庭は冬枯れたまま どこにいても誰といても ぼくの時計止まったまま 深い深い穴の底で 一人惨めにいじけている 人の胸に届くような そんな歌がつくれたら だめだだめだ今日はやめだ メロディひとつできやしない 酒だ酒だ同じことさ 昼間からつぶれて眠る 何を見ても何をしても 虚ろな目は死んだ魚 吐き出されたことばたちが 部屋中溢れて腐っている 人の胸に残るような そんな歌がつくれたら 負けた負けた今日も負けだ 光ることば見つからない 酒だ酒だ飲んでしまえ 虎にもなれずに溺れる |
見知らぬ街ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 久しぶりに君の話が出て 元気でいるらしいとわかった よろしく伝えてと言ってたと それだけでとても嬉しくなった 君が 好きだ 恋とかじゃなく 他に例えようのないこの気持ち ああ遠く離れて 長いこと君の声も聞いていない ああそれでも信じている いつかまた君と会えることを 君の暮らす街を想像して 昔のことを思い出してる ぼくはといえば相変わらずで 青くさいことばっか考えてる 君の 部屋の 窓辺に座り はじめて吸った煙草の匂い ああ遠く離れて 長いこと君の声も聞いていない ああそれでも信じている いつかまた君と会えることを 君に借りた帽子 僕が貸したセーター ずっと忘れていたよ そんなこと ああ遠く離れて 長いこと君の声も聞いていない ああそれでも信じている いつかまた君と会えることを ああいつか会えたら 積もる話ありすぎて終わらない ああぼくは夢見ている いつかまた君と会えることを ぼくのこの夢は 色褪せない | |
僕はもう出ていくよハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | もしも明日 朝起きて僕が消えてたら そんなこと一度だって 君は思ったことあるのかい いつも君は 僕の気持を当たり前のように 思ってるみたいだけど 僕にはちゃんと分かってるんだぜ 僕はもう出ていくよ 君が目を覚ます前に だって君の目を見たら さよならなんて とてもとても とてもとてもとても 君のこと 今でも好きだから 僕は今でも悲しいよ 僕は今も切ないよ 僕はもう出ていくよ 窓から朝日顔出す前に 露に濡れた若草踏みしめて どこまでも遠く 君から遠く 遠く遠く遠くに 君のこと 今でも好きだから 僕は今でも悲しいよ 僕は今も切ないよ | |
恋はいつでもいたいものハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | もういいよ あきらめとくよ ああきっと きらわれちゃったな いやんなるよ こんな自分が 服みたいに 脱げたらいいのに もしかしたら もしかして 君もぼくを 好きかもと そんなはずは ないことは はじめからわかってたのに ああばかだな 何度も何度も繰り返して 明日から どんな顔して会えばいいんだ もういいよ あきらめとくよ この感じ 前もあったから もうどうせ 話ししないし 借りた本 返さなかったな もしかしたら もしかして 君とぼくは 似たもので わかりあえる かもなんて 甘いこと考えてたよ ああばかだな 何度も何度も繰り返して 明日から どんな顔して会えばいいんだ ああばかだな ばかだなばかだな本当ばかだ 何もかも 捨ててどこかに消えちまいたい | |
うちのお母さんハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | あらこんなとこでどうしたの 雨に濡れてびしょびしょじゃない ほらこのままじゃ風邪ひくわ ひとまずいらっしゃいな 帰るところがないのなら しばらく泊まってけば お風呂上がったらこれ着てね 私のお古だけど あらこんなとこでどうしたの 痩せて体がりがりにして 一体何日食べてないの ひとまずいらっしゃいな 帰るところがないのなら しばらく泊まってけば 遠慮してないで召し上がれ 夕べの残りだけど あらこんなとこでどうしたの 涙で顔ぐしょぐしょにして 何にもきいたりしないから ひとまずいらっしゃいな そうやっていつもお母さんは 連れて帰ってくる 生きものも生きていないものも 連れて帰ってくる ただいまって戸を開けると また別の顔がいる そんなこんなで今夜もね 我が家は賑やかだ | |
もうくよくよしないハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | すごく久しぶりに君に手紙を書く 言わなかったことがぼくにはたくさんある あんなに長い間 毎日のように 一緒に過ごしていたのにね 君にはずいぶんひどいことを言われた 今も君が悪かったとぼくは思ってる でもそれとおなじくらい いやむしろもっともっと ひどいことをぼくもした 今もぼくは君の ことをこうして考えてる やり直せないのはよくわかってるし やりなおしたいともぼくは思わない ただひとつだけ君に ずっと言えなかったことを 最後に今伝えたい 今もぼくは君の ことが好きで好きだよ 君と別れてから二年と少し 長いのか短いのかぼくにはわからない ひとつだけ言えることは ぼくはたくましくなった 君のおかげでね ありがとう | |
ふたつの星ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 毎晩毎晩おんなじ夜空を ずっと見上げていた 毎晩毎晩おんなじ手紙を 書いては送ってた 何年経ったかわからなくなって それでも待っていた 何年経ったかわからなくなった ある日見つけたのさ 果てなく広がる暗闇に ぼくはずっと一人でいたよ 名前も記憶もなくなって ぼくはただぼくになっていた ねえねえ君の隣に 来てもいいかい やっと見つけたんだ ねえねえどうか返事して 君がいるのはわかってるんだよ あれからもう一度毎晩夜空を ずっと見上げていた あれからもう一度毎晩手紙を 書いては送ってた 果てなく広がる暗闇に こうしてぽつんと一人でいても そんなに暗くもなくなった 君がどこかにいると知ってから ねえねえ君の隣に 来てもいいかい やっと見つけたんだ ねえねえどうか返事して 声さえ聞こえれば探せるから ねえねえどうやらぼくたち あまり近づいたらいけないみたい ねえねえぼくはかまわない 融けてなくなってもかまわない だんだん体が燃えていく 君に近づくたび小さくなってく ねえねえこのままくっついて 二人でひとつの星になれるかな | |
君の味方ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 泣いてばかりいても 誰も助けちゃくれない がまんして笑ったら 誰も気づいちゃくれない 大きな声をあげたら うるさいって怒られて いやになってやめたら 何ひとつ残らない 生きてるって本当に 難しいことだね だけどぼくは君が好き めんどくさいとこも好き だからそんないじけないで 顔を上げてごらん 一人部屋にいたら 誰も気づいちゃくれない 外に出てみたって いいことなんかおこらない 人に親切しても ありがとうって言われない いやになってやめたら 何ひとつ残らない 生きてるって本当に 難しいことだね だけどぼくは君が好き しょうもないとこも好き だからそんないじけないで 顔を上げてごらん みんなが君をきらっても ぼくは君のことが好き どうか気を取り直して 雨は上がってるよ | |
朝なんて来なければいいハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 長い長い道を下って 暗い暗い川を渡って 細い細い路地を抜けて 君を助けに来た やっと辿りついた ようやく君と会えた なのに君は言うんだ 今夜が最後だと どうか明けないで まだもっとそばにいたい どうか行かないで 朝なんて来なければいい 明日の朝が来れば 君は行ってしまう はるか遠いところ もう会えないところ 何もかも捨ててぼくと 一緒に逃げようと そう言って手を握ったら ありがとうって笑ったね どうか明けないで まだもっとそばにいたい どうか行かないで 朝なんて来なければいい 長い長い道を下って 暗い暗い川を渡って 細い細い路地を抜けて 君を助けに来た | |
黄金のふたりハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | わけもなく涙が とまらなくて困ってる いつからもらい泣き なんかするようになっちまったのか 夕焼け空見るだけで 鼻がつんとしてくる 甥っ子の声聞けば たまらなく胸絞めつけられる おじさんになったね 自分だっておばさん 油っこいものはもう 入らないね ネットニュース見てたら いろんな家族のかたち そういうのもいいかも 最近ちょっと思ったりしてる 涼しい風が吹いて 髪をやさしく撫でた いつまで続くのだろう 壊れてしまったままの日々が おばさんになったね あんただっておじさん 騒ぎがすんだら 飯行こうか おじさんになったね 自分だっておばさん 油っこいのはもう 入らないね むかしなら絶対 こんなこと言わなかった でも今思うよ 今の方がいい | |
私のマサラハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 生まれたときから今まで 小さなことばかり 気にしてこそこそ生きてた ばかばかしいことよ 誰かにだまされたりとか 怖い目にあうとか 怯えてびくびく生きてた ばかばかしいことよ 死ぬときゃ皆おなじだよ ひとりぼっちでいくのさ 死ぬときゃどんな言葉も 私にゃ届かない 生まれたときから今まで 小さなことばかり 気にしてこつこつ生きてた ばかばかしいことよ みんなと同じにするのが いちばん確実だと 信じて真面目に生きてた ばかばかしいことよ 死ぬときゃ皆おなじだよ ひとりぼっちでいくのさ 死ぬときゃどんな言葉も 私にゃ届かない 何にもかえられないのは この胸ひとつだけ 誰にもあげられないから あなたに歌うのよ 私の心の中には 小さな花がひとつ 生きてる間は毎日 お水をあげるのよ 死ぬときゃ皆おなじだよ ひとりぼっちでいくのさ 死ぬときゃどんな言葉も 私にゃ届かない | |
旅立ちの季節ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 暗がりの中 君は起きだし 身じたくをする もう夜明けが近い 山のかたちが ほんのり浮かぶ 東の空に ああ鳥たちの群れ 悲しいこともあるだろう くじけることもあるだろう やれるだけやりきったら あとは食べて寝て さあ続けようか 少し前まで まだ子どもだと 思ってたのに つい見とれてしまう つらいことが多すぎて 動けない日もあるだろう やれるだけやりきったら あとは食べて寝て さあ続けようか 悲しいこともあるだろう くじけることもあるだろう やれるだけやりきったら あとは食べて寝て さあ 雲間から光の筋 この雨もじき止むだろう やれるだけやりきったら あとは食べて寝る そうそれだけだよ | |
返事を書こうハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 夢なんて見るだけむだなことさ そう君は言った ぼくの今の暮らし君が見たら 何て言うだろう あああのとき もっと強く 君を引きとめてたならば 今ごろ 君に返事書こうとして 何度書いて破り捨てたろう 元気ですかどうか幸せでいて って願ったら身勝手だろうか うそばっかついてはごまかしてた そうぼくはいつも 気づいてたのに一緒に笑ってた 君のやさしさ あああのとき 思いきって 君を抱きしめてたならば 今ごろ 君に返事書こうとして 何度書いて破り捨てたろう 元気ですかどうか幸せでいて って願ったら身勝手だろうか 君に返事書こうとして 何度書いて破り捨てたろう 元気ですかどうか幸せでいて って願ったら身勝手だろうか 君のことを忘れようと ずっと旅を続けてたけど 胸の痛みそれこそが宝物 明日こそは返事を書こう | |
君の名前上白石萌音 | 上白石萌音 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 君のことなんて呼ぼうか ここのとこそればかり 呼びやすい名前がいいと あの人が言っていたっけ 月が満ちて時が止まる あの日の母が私を見てる まさかこうして 歌う人に君がなるだなんて 名前って不思議ね まるではじめから決まってたみたい 君のことなんて呼ぼうか 紙に書いて声に出して 憂鬱な日々の中でも 泣いてばかりではいられない どうか君の暮らす時代 世界が今より良くあるように 君と一緒に 歳を取れる なんて素敵だろう 名前って不思議ね 呼んだときから君の時計が動く まさかこうして 歌う人に君がなるだなんて 名前って不思議ね まるではじめから決まってたみたい 呼んだときから君の時計が動く |
岬ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ああ速く速くもっと速く ああぼくの足よ急いでくれ もう君が行ってしまう もう舟は舫を解いて海へと 海へと 初めて本当に 好きな人と出会った 間にあわないだなんて 嘘だ嘘だありえない ああ速く速くもっと速く ああぼくの足がもつれていく ああなんてばかだぼくは ああ明日また会えると思ってた 思ってた 初めて本当に 好きな人と出会った 間にあわないだなんて 嘘だ嘘だありえない 初めて心から 好きな人と出会った 触れたと思った君の手が するり滑ってく 砂に書いた手紙 交わしあった約束 寄せては返す波が すべてすべて消し去った すべてすべて消し去った | |
夢の中の空ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | むかしむかしはるか彼方 人の背中には羽があって 鳥のように自由に空を 飛びまわっていたんだそうな ああそれってどんな ああ気分だろうか それは坊や人じゃなくて 天使だとみんなはぼくに言う ぼくだってねそんなことを 本気で信じてはいないけど ああそれってどんな ああ気分だろうか みんなは忘れていく ぼくだってきっと忘れてく いつかの夢の中で 飛んだ空が広がっている ああそれってどんな ああ気分だろうか みんなは忘れていく ぼくだってきっと忘れてく いつかの夢の中で 飛んだ空が広がっている ぼくにはそのむかし話 どうしてもうそには思えない |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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旅立ちの季節ペコリーヌ(M・A・O)、コッコロ(伊藤美来)、キャル(立花理香) | ペコリーヌ(M・A・O)、コッコロ(伊藤美来)、キャル(立花理香) | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 暗がりの中 君は起きだし 身支度をする もう夜明けが近い 山の形が ほんのり浮かぶ 東の空に ああ鳥たちの群れ 悲しいこともあるだろう 挫けることもあるだろう やれるだけやり切ったら後は食べて寝て さあ 続けようか 少し前まで まだ子どもだと 思ってたのに つい見とれてしまう 辛いことが多すぎて 動けない日もあるだろう やれるだけやり切ったら後は食べて寝て さあ 続けようか 悲しいこともあるだろう 挫けることもあるだろう やれるだけやり切ったら後は食べて寝て さあ 雲間から光の筋 この雨もじき止むだろう やれるだけやり切ったら後は食べて寝る そう それだけだよ |
ねぎらいハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成・岡田文章 | 佐藤良成 | 今週忙しいから遅くなるって 月曜日の朝の君が言って ゴミ出しよろしくって火曜日の君 週末どうしようかって水曜のぼくが訊く 朝ご飯食べてってって木曜の君 今週がんばったねって金曜のぼくが言う おつかれさま よくがんばりました 月曜の朝から楽しみにしてました おつかれさま こうして 君にビール注ぐこと ああ美味しい その口に 泡のおヒゲが できてるよ | |
恋の顛末ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 終わったことは終わったことと 片付けて次に行けばいい わかってるけどわかってるから 今夜はきっと眠れない 私の恋はいつも私から 始めるのも終えるのだって 好きだったけど冷めてしまった 仕方ないね仕方ないわ こんな時間はいつか終わる 始めた日からわかってたから 初めてのデート初めてのキス あの胸の高まりはもう 最後に夢に出てきたのはいつ ずいぶん遠く来ちゃったな じきに冷たい風が吹いてきて 私の心を芯から冷やすの コートのポケットあたたかな手のひら 仕方ないね仕方ないわ こんな時間はいつか終わる 始めた日からわかってたから 今日は深酒でもしながら 火が消えるのを眺めていよう | |
ビオラ宮崎美子 | 宮崎美子 | 宮崎美子 | 佐藤良成 | 立ち止まる君に 手を振った ちょっとおしゃべりしたくって ひなたの風の ぬくもりに 甘えてくれると いいけれど だまっていても かまわない きっと伝わる はずだから うつむいた君に ささやいた 一緒に 歌ってみたくって 心の奥に ゆれている 色とりどりの 君の音 小さな声で かまわない そっと合わせて いけるから 歩き出す君を 見送れば 少しさびしく なるのかな ビオラの声が 笑ってる 元気でいてと 風の中 忘れてくれて かまわない 大丈夫 きっと大丈夫 | |
日が落ちるまでハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | あともう少しだけ座ってていいよ この街の景色をよく見ておきなよ もうじきに日が暮れ、夕焼けが見える 日が落ちるまで君を待っててあげよう もうすぐ終わる もうすぐ消える 最後くらいそばにいさせておくれよ 跡形もなく君が消えていく 写真の中で君はほほえんだ あともう少しだけここにいていいよ この間の話の続きをしよう もうじきに街中、真っ赤に染まる 日が落ちたら君を連れて行かないと もうすぐ終わる もうすぐ消える 夜の闇よ僕を独りにしないで 跡形もなく君が消えていく 写真の中で君はほほえんだ 跡形もなく君が消えていく 残ったものは僕の影だけ | |
まなざしハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ここにはぼくの家族がいて ストーブのやかんが音を立て 台所から醤油の焦げる匂い ゆりかごの中からそれを見てる ぼくが泣き出すと母が来て 柔らかな乳を押し当てる 玄関の戸を引く音がして 姉たちは父を迎えに行く これはぼくの歌であり 同時に君の歌でもある 覚えてないだろうけど 本当のことだよ 家族の中で一人だけ ぼくと喋れる人がいる その人はぼくを笑わせるけど 皆んなにはそれが聞こえない ぼくはその人の顔を見る その人もぼくを見つめ返す 皆んなはぼくがあらぬ方を じっと見てると思ってる これはぼくの歌であり 同時に君の歌でもある ぼくも君と同じように 何かが見えていた 君がことばを覚えたとき 君はぼくを忘れるだろう だからそのときまで たくさん話をしよう ここにはぼくの家族がいて ストーブのやかんが音を立て 台所から醤油の焦げる匂い ゆりかごの中からそれを見てる ゆりかごの中からそれを見てる | |
雨やどりハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 天気予報じゃ晴れなのに 今朝になっても降りやまない ずっと準備をしてたのに これじゃあ外に出られない ふてくされてマンガ開いた 何度も読んだはずなのに 初めて今気持ちわかった 心の雲が晴れてった 毎日同じ家の中 誰とも口を聞いてない 別に今まで会いたいと 思ったこともなかったが つまらなくて電話をかけた 何度か鳴った後に出た 久しぶりに声を聞いたら 心に虹がかかったよ 雨が止むまでひと休み | |
どこにいてもおなじさハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 間違ってるとか正しいとか そんなことどうでもいいと思った 今日の晩ごはん何を食べよう 晴れてるうちに買い物しよう どこにも行きたくないよ ぼくは君といたい どこにいてもおなじさ 君さえいれば いやなニュースばかりうんざりだね 誰もが誰かの子どもなのに 明日の朝は何を食べよう 死んだらおんなじ墓に入ろう なんにも見たくないよ ぼくは君といたい 他に何もしないで ただ君といたい 今日も一緒に いられてよかった どこに行ってもいいよ 君と生きてきたい どんな仕事もするさ 君さえいれば どこに住んでもいいよ 君と生きてきたい 不安定でもいいさ 君さえいれば 時が過ぎて歳をとって よぼよぼになって どちらが先でもいいさ また一緒になろう | |
返事を書こう茅野愛衣 | 茅野愛衣 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 夢なんて見るだけ無駄なことさ そう君は言った ぼくの今の暮らし君が見たら 何て言うだろう ああ あのときもっと強く 君を引き留めてたならば今頃 君に返事書こうとして 何度書いて破り捨てたろう 元気ですかどうか幸せでいて って願ったら身勝手だろうか うそばっかついてはごまかしてた そうぼくはいつも 気づいてたのに一緒に笑ってた 君の優しさ ああ あのとき思い切って 君を抱きしめてたならば今頃 君に返事書こうとして 何度書いて破り捨てたろう 元気ですかどうか幸せでいて って願ったら身勝手だろうか 君に返事書こうとして 何度書いて破り捨てたろう 元気ですかどうか幸せでいて って願ったら身勝手だろうか 君のことを忘れようと ずっと旅を続けてたけど 胸の痛み それこそが宝物 明日こそは返事を書こう |
雨やどりアクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣) | アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣) | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 天気予報じゃ晴れなのに 今朝になっても降りやまない ずっと準備をしてたのに これじゃあ外に出られない ふてくされてマンガ開いた 何度も読んだはずなのに 初めて今気持ちわかった 心の雲が晴れてった 毎日同じ家の中 誰とも口を聞いてない 別に今まで会いたいと 思ったこともなかったが つまらなくて電話をかけた 何度か鳴った後に出た 久しぶりに声を聞いたら 心に虹がかかったよ 雨が止むまでひと休み |
レンタカーハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 初めて降りる 駅のロータリー レンタカーで待ってる あなた あなた あなた 陽気な歌に ハンドルを叩いて リズムを合わせている あなた あなた あなた 次から次へと冗談ばかり 言って笑ってる 気づまりになるのが怖いからね 臆病な人 二人で滝に 飛び込むのかと思った それでもいいと思ってた 私 私 私 家族に嘘つき続けることが 耐えられないのね 結局普通の温泉旅館 憐れな人 夜が明けてく 私だけ起きてる とっくに終わってるのよ あなた あなた あなた 私 私 私 あなた私似た者同士 | |
マイ・ホーム・タウンハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 振り向けば 山ばかり そんなこの街が あんなにも イヤだったのに 今ただ想いは増すばかり 久しぶり って声かけた 道端のお地蔵さん 少しだけ 立ち止まり 深く息を吸ってまた歩く 戻れないとは わかってる 今だけちょっと あの頃に 山に守られて 川で遊んだ 空っぽになったらば ちゃんと帰るよ 家の前の 垣根越し 変わらぬ声 聞いたとき 悩んでたことが 小さく思えた ここまで来てみたけど 今日は帰るよ ちゃんと帰るよ また今度ね | |
満天の星ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 山の端に日が沈んでから 秘密の場所に行く 隠れて逢うのは辛いと 君は涙ぐむ 互いの心はこんなにも 通いあっているのに 灯りを消して見上げると ああ満天の星 もう会えないかもしれない そんな気がしてる 夜更けはまだ肌寒いね そう言って抱き合った 互いの心はこんなにも 通いあっているのに 今にも落ちて来そうな ああ満天の星 今こうして君とこんなにも そばにいる幸せ いつか君とまた観たいね この満天の星 | |
もうひとつの道ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 結婚なんて考えたこと 一度もないと言ったら嘘になる だけどね初めからそんなつもりで あなたと付き合っていたわけじゃないのよ 子どもみたいなとこがいいって 思ったことも確かにあったわ だけどね年を経てもまるで変わらない あなたを見ていたら恐ろしくなったの 本音を言えば壊れそうで ことば選んで伝えてきた 口では俺も考えてるって いつも言ってたけど何も変わらなかった そんな急にとあなたは言う でもね違うのよ聞かなかっただけ 分かれ道に一人立ったとき あの人がいたのよ片方の道に ああ今まで何をしてたんだろう そう思ってしまったら続けられない あなたとの時間は私の宝物 だけどもうわからなくなったのあなたが だからもう仕方ないと思ってしまったの この手紙書いてはみたけど 捨てるわ | |
庭の木のみる夢ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 曇ったガラス 割れた鉢植え 抜けた床板 積もった埃 錆びた鏡 止まった時計 天井裏を 鼠が走る 庭もついてて 誰が世話する 子どもの部屋も まだ早いだろ 風が吹けば ガタガタ揺れた 冬はいつも くっついて寝た ここで皆んな育った 思い出だけ胸に残して ゆうげの支度 してたら君が 息急き切って 飛び込んできた | |
パラレルワールドでは君とハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 君が好きだただそれだけを 言うためにぼくはここに来た キミガスキダこの六文字が どうしても口から出てこない 急に雨が降ってきて 折り畳み傘 持ってたおかげで駅まで 君と二人で歩いた 君が好きだただそれだけを 言うためにぼくはここに来た キミガスキダこの六文字が どうしても口から出てこない せっかく二人きりに なれたのに 雨の日は空気が澄んでるね ってそんなのどうでもいいだろ 挨拶以外で 初めて君としゃべった 君の濡れた髪の匂い もうダメだ 君が好きだただそれだけを 言うためにぼくは家を出る キミガスキダこの六文字を 今日こそはなんとか伝えたい 君が好きだただそれだけを 言うためにぼくは家を出る 休み明けに見た君の顔 ぼくには何か違って見える 君が好きだただそれだけを 言うためにぼくは家を出る 君がたとえ他の男と 付き合ってしまっても変わらない この想い 変わらない | |
試作品第12号ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 私は試作品第12号 海辺の研究所で生まれた プログラムにバグが今日見つかって 明日再インストールされる それは誰かを好きになること そばにいたいと強く思うこと プラスチックでできているはずの胸が 張り裂けそうに痛んで痛むのよ 肺なんてないくせに苦しくて苦しくて 涙の意味が初めてわかったの 私の姿は変わらないけど 記憶は全て消えてなくなる ロボットは疲れないし眠らない 真っ暗な研究所誰もいない それは誰かを好きになること そばにいたいと強く思うこと プラスチックでできているはずの胸が 張り裂けそうに痛んで痛むのよ 肺なんてないくせに苦しくて苦しくて 涙の意味が初めてわかったの さよならあなた恋する気持ちを 教えてくれてどうもありがとう 明日の朝あなたが来る前に 自分で今壊してしまうわ | |
それでもともに歩いていくハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 子どもの頃に憧れた 木の上の小屋と合言葉 落ちこぼれが集まって 親に内緒で冒険する 思い描いてたものとは全然 似ても似つかないけど 足を引っ張りあいながら君と歩いてく ああ明日もきっと ぶつかって ケンカするだろう ああそれでもなお ぼくは君を友だちと呼ぶ 子どもの頃に憧れた 仲間たちとの強い絆 そんなの話の中だけと いつしか信じなくなってた 顔も見たくないときだってあるし イライラするけれど 結局お互い頼りにしながら歩いてく ああ明日もきっと ぶつかって ケンカするだろう ああそれでもなお ぼくは君を友だちと呼ぶ ああ明日もきっと ぶつかって ケンカするだろう ああそれでもなお ぼくは君を友だちと呼ぶ ああ昨日もまた つまらぬことで 言い合いをしてしまった ああ悪いのはぼく 君に会ったらなんて言おう うまく仲直りできるかな | |
手のひらの中ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | どうしてこんなに苦しくて どうしてこんなに辛いのか どんなに考え悩んでも まともな答えは出てこない 天国なんかはないのです 地獄ももちろんありゃしない 向こうであなたに会えるのか そんなの誰にもわからない ゆらりゆらりゆらり揺れる ゆらりゆらりスープの中は 雄も雌もない生き物 あれもこれも私 昨夜もあなたの夢を見た 一緒に片付けしているの 私が一人でしたことを 夢では一緒に運んでる ゆらりゆらりカーテンの陰 ゆらりゆらり何か落ちてる 拾おうとして手伸ばしたまま うつらうつらまた夢見てる そろそろ買い物行かなくちゃ 冷蔵庫の中空っぽだ しっかりしてよねお母さん 幼い子どもに怒られた 今夜12時にまた夢で | |
ねる子よ育てハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 今日は一日どうだった 電話には必ず出てね 何を訊いてもこたえは いつもおんなじ「忘れた」 君の歳のころなんて 一人でトイレ行くのも 怖くてドアを開けてた 留守番できてすごいね 豆電球 の灯の下 眠る君 はみ出た足 あれいつの 間にこんなに 背が伸びて いたんだね 今度の休みどこ行こうか 靴と服 買わなきゃね | |
ぼくらの魔法ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 言葉なんて役立たずだと ずっと大事にしてこなかった だけど知った言葉はいいね だから何度も言う愛してる ちゃんと眠れた? 今朝の調子は? 少しは楽に なってるといい お腹空かない? なんか食べよう 晩ご飯の残りなら あっためるけど 他の人には わからないかもしれない 注意深く見てごらん ほら返事してる 言葉なんて役立たずだと ずっと大事にしてこなかった だけど知った言葉はいいね だから何度も言う愛してる 今笑ったね? 笑ってたでしょ グラスの水が ちょっと揺れてる そんな些細な ことが嬉しい こんな風に幸せを 感じられるとは 言葉にならないこと 言いたくないこと それでも言葉にして 伝えなければ 言葉なんて役立たずだと ずっと大事にしてこなかった だけど知った言葉はいいね だから何度も言う愛してる ぼくが君の手足になろう ぼくが君の道しるべになろう 言葉なんて役立たずだと ずっと大事にしてこなかった だけど知った言葉はいいね だから何度も言う愛してる 言葉なんて役立たずだと ずっと大事にしてこなかった だけど知った言葉はいいね だから何度も言う愛してる 愛してる 愛してる | |
わが人生最良の日アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣)、カズマ(福島潤) | アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣)、カズマ(福島潤) | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 今目の前に山のような 見たこともないご馳走が 報われる日がいつの日にか 必ず来ると信じてた 堪え切れない気持ち抑えて この手を伸ばしかけたとき 色とりどりのお皿とともに 私の夢が褪せていく 今目の前に山のような 数え切れない金と銀 これまでの苦労いつの日にか 実るはずだと信じてた 堪え切れない気持ち抑えて この手を伸ばしかけたとき 色とりどりの煌めく石が 目覚めとともに消えていく 今目の前に山のような 人人人の人だかり 世界中からいつの日にか 認められると信じてた 私のことを一目見ようと 固唾を呑んで待っている 明かりが落ちて幕が上がって さあいよいよで目が覚めた 念には念と何度頬っぺを つねってみても痛いので 今度こそはと喜んだのに やはりいつもの夢の夢 | |
それでもともに歩いていくペコリーヌ(M・A・O)、コッコロ(伊藤美来)、キャル(立花理香) | ペコリーヌ(M・A・O)、コッコロ(伊藤美来)、キャル(立花理香) | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 子どもの頃に憧れた 木の上の小屋と合言葉 落ちこぼれが集まって 親に内緒で冒険する 思い描いてた ものとは全然 似ても似つかないけど 足を引っ張りあいながら君と 歩いてく ああ明日もきっと ぶつかって ケンカするだろう ああそれでもなお ぼくは君を友だちと呼ぶ 子どもの頃に憧れた 仲間たちとの強い絆 そんなの話の中だけと いつしか信じなくなってた 顔も見たくない 時だってあるし イライラするけれど 結局お互い頼りにしながら 歩いてく ああ明日もきっと ぶつかって ケンカするだろう ああそれでもなお ぼくは君を友だちと呼ぶ ああ明日もきっと ぶつかって ケンカするだろう ああそれでもなお ぼくは君を友だちと呼ぶ ああ昨日もまた つまらぬことで 言い合いをしてしまった ああ悪いのはぼく 君に会ったらなんて言おう うまく仲直りできるかな |
マイ・ホーム・タウンアクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣) | アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣) | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 振り向けば 山ばかり そんなこの街が あんなにも イヤだったのに 今ただ想いは増すばかり 久しぶり って声かけた 道端のお地蔵さん 少しだけ 立ち止まり 深く息を吸ってまた歩く 戻れないとは わかってる 今だけちょっと あの頃に 山に守られて 川で遊んだ 空っぽになったらば ちゃんと帰るよ 家の前の 垣根越し 変わらぬ声 聞いたとき 悩んでたことが 小さく思えた ここまで来てみたけど 今日は帰るよ ちゃんと帰るよ また今度ね |
透明人間ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ひょんなことで歌が売れ、急に金が入ってきた NHKにも出演し、雑誌の表紙になった 月五万のアパートから、二十五万のマンションに 昔ふられた彼女から電話がかかってきた 突然みんながやさしくなった 僕から去っていった人がまた集まってきた 音信不通だった両親は、今じゃすっかり僕のファン かつてのバンド仲間とこれから飲みに行く さっき会った女の子が、僕の腕に抱かれてる 酔った頭で家にいる恋人を想う 突然みんながやさしくなった 僕から去っていった人がまた集まってきた 虚しい、虚しい、本当の僕が消えていく 虚しい、虚しい、鏡の前でつぶやく 突然みんながやさしくなった ここにいるのに僕はどこにもいない人 虚しい、虚しい、本当の僕が消えていく 虚しい、虚しい、鏡の前でつぶやく 虚しい、虚しい、本当の僕などいやしない 虚しい、虚しい、ベランダの手摺にもたれる | |
鬼が来たハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 赤い鬼が来て 喰われちまったよ 毛むくじゃらな奴 心も盗まれた はじめのうちはよぉ 親切そうな顔して 心配だぁってなことで 話をかけてきた あいつは 鬼だ 鬼だ ほら 俺を はめて 笑ってら 赤い血だまりが 足のさき濡らす 鬼はここにいた 俺の頭ん中 オー コレハ ココロ ヤマイ ホラ カレハ イツモ ワラッテル 誰が誰のため 俺を裁くのか 鬼はここにいる 俺の頭ん中 お前の頭ん中 人間はみな悪だ | |
ぼくのお日さまハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ぼくはことばが うまく言えない はじめの音で つっかえてしまう だいじなことを 言おうとすると こ こ こ ことばが の の のどにつまる こみあげる気持ちで ぼくの胸はもうつぶれそう きらいなときはノーと 好きなら好きと言えたら あたまにきても ことばがでない く く く くたばれ これじゃ勝てないね 家に帰れば ロックがぼくを 待っててくれる ボリュームあげるよ 歌ならいつだって こんなに簡単に言えるけど 世の中歌のような 夢のようなとこじゃない ひとことも言えないで ぼくは今日もただ笑ってる きらいなときはノーと 好きなら好きと言えたら こみあげる気持ちで ぼくの胸はもうつぶれそう 泣きたきゃ泣けばいいさ そう歌がぼくに言う | |
まぶしい人ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | すぐあとを追いかけて いるのだと思ってた 君はもう遥かむこう ぼくの届かぬとこにいた いつだっておもしろい 君のする話なら ぼくはまた見あげてる ため息ひとつつけぬまま 君の悪口でさんざん笑って 家に帰ってひとり落ちこむ 人を押しのけてでも前に行く その強さがぼくにもあったなら あんまり高くに行きすぎた君が 最後に見るものを ぼくは知らない 君と友だちになる夢を見た 夢の中ではうまくやれてた 口に出さなくても思いはとどく 今度こそはうまくいく気がする | |
Farewell Songハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 今日は君と話ができて とてもよかった 明日からまた二人 別々の道を行く もう会うこともない君に 別れを告げよう 久しぶりに会った君 目が覚めたら消えていた 今夜また夢の中で きっと会えるはず だから今はさようなら 別れを告げよう いつか生まれ変わったら きっとまた会える あの頃のままの君に 僕もまたおなじ だから今日はさようなら 別れを告げよう さようならまた明日 明日またここで会おう いつも同じように過ぎて 決してもう二度と 戻ってこない昨日に 別れを告げよう 夢の中でまた会おう 今日の日はさようなら | |
小さな声ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 一番辛いのは 朝起きること あれこれ言いわけを 考えている がんばれ あと少し 君なら できるよ あいつマジ使えない 聞こえてるけど 階段登るごと お腹痛むよ がんばれ って言うなよ 他人事 じゃないか 誰か気づいて 気づいて 気づいて それはまずいよ って誰か言ってよ どうして見えない どうして聞こえない 笑っていると 本気で思うのかい そんなわけないだろう そんなはずないだろう 笑うくらいしか できないんだよ 誰か気づいて 気づいて 気づいて 今に壊れて 崩れそうだよ ぼくが君なら 背中を 叩くよ 逃げたらいいんだよ |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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ホンマツテントウ虫ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 買ってもらった新しいスパイク こんなにぴかぴかだと汚したくなくなる んで泥にまみれたボールよけて走る 試合には負けたけど汚れなくてすんだ それじゃそれじゃ本末転倒 ボールの模様テントウ虫 それじゃそれじゃ本末転倒 ありゃりゃホンマツテントウ虫 夜の暗がり落としたカギ探す こんなに真っ暗くらくちゃ何にも見えないわ んでカギを探していてふとひらめいた 街灯の下まで行ってここなら明るいわ それじゃそれじゃ本末転倒 ママの肩にテントウ虫 それじゃそれじゃ本末転倒 ありゃりゃホンマツテントウ虫 明日ばかりは寝坊はできないぞ 目覚まし時計がちゃんと鳴るかどうか不安 んで朝まで起きて鳴るのを確かめて これで一安心と眠ってしまったよ それじゃそれじゃ本末転倒 パジャマにはテントウ虫 それじゃそれじゃ本末転倒 ありゃりゃホンマツテントウ虫 それじゃそれじゃ本末転倒 君の肩にテントウ虫 それじゃそれじゃ本末転倒 ありゃりゃホンマツテントウ虫 | |
永遠の夕日ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 君と初めて出かけたのはこんな秋の日だった 鎌倉の海岸を二人で歩いたね 実は何を着ていけばいいのかわからず 結局一番悪いことに君を待たせたね たった数ヶ月でいやになったけど 今でも思い出すのは君のことばかり あの日見た夕焼けは完璧だった 今まで見た何よりも綺麗だった あれからぼくは世界中巡ってみたけど あんなに綺麗なものは他にはなかったよ ぼくは歳をとり髪は白いけど あの夕焼けの色だけは決して色褪せない 君がどこで何してるかぼくは何も知らない こんな歳になった今ぼくはまた君を想う 正直君が許せなかった今は笑えるけど それですぐに他の人と付き合ってみたりした なんとかやり直せないかとずっと思っていた ぼくの気持ちがある限り終わりはないはずだと ぼくは歳をとり髪は白いけど あの夕焼けの色だけは決して色褪せない 君がどこで何してるかぼくは何も知らない こんな歳になった今ぼくはまた君を想う まさかここで会えるなんて 嬉しくて焦るぼく 明日はこの続きを 紅く染まる君が言う | |
101匹目の羊アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣) | アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣) | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 明日は早い から今夜はもう寝よう 風呂に入って 歯磨きして さっさと布団を敷いて こんな時間に 寝るなんていつぶりだろう 記憶を辿っているうちに うとうと眠っていた 1時 目が覚めたら真夜中 2時半 水飲みに台所 3時 トイレ行って見た時計 4時半 寝坊する夢で起きた こんな調子じゃ 明日の昼眠くなる なんとしてでも 眠らないと そう思うと目が冴える 1時 目が覚めたら真夜中 2時半 水飲みに台所 3時 トイレ行って見た時計 4時半 寝坊する夢で起きた こんな調子じゃ 明日の昼眠くなる なんとしてでも 眠らないと そう思うと目が冴える 楽しみすぎて ああ眠れない 窓の外明るくなる |
雨の街ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ママの街は 土砂降りの雨 駅からのバスも 動いてないみたい 月に一度 第二土曜 今日を逃したら また来月 待っていたら 日が暮れちゃう 歩いていく ほかはない ずぶ濡れでも 構いやしない 逆さの傘はもう 捨てていこう ママの街は 橋の向こう 空はねずみ色 川は泥の色 車の群れ 橋の上で 身動きとれずに うずくまってる ママが買ってくれたランドセル しょってるとこを 見てほしい ずぶ濡れでも へっちゃらだね 雨雨ふれふれ もっとふれよ どうせなら全部 押し流して いつまでもママと いられたらな | |
がんばれ兄ちゃんハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 走るの遅い 食べるの遅い 力も弱い お兄ちゃん ちょっとぶつけては すごく痛がる 俺のお兄ちゃん ああ兄ちゃん でもかっこいい かっこいいな ああそんなふうになりたいな ケンカをすれば 俺のが強い 今日も泣いてた お兄ちゃん 虫のことだけ やけに詳しい 俺のお兄ちゃん ああ兄ちゃん でもかっこいい かっこいいな ああそんなふうになりたいな 大きく なっても 仲良く しよう 俺の 知らない ことば 教えて ああ兄ちゃん やっぱかっこいい かっこいいな ああそんなふうになりたいな ああ兄ちゃん ほら泣かないで 男だろう ああ俺が守ってあげる | |
あたたかな手ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | つき合いきれないってさ 毎度のことだけどね がらんとした部屋はなんにもなかった顔で知らんぷり これからどうするんだい? カチッ 鍵をかける音 階段2段飛ばしで駆け下りて今捨てたゴミ袋開けた 駅までの 帰りは 吐く息も 真っ白 ポケットに 入れた手を ぎゅっと握りしめてみる 線の入ってない便箋 ちょっと斜めに傾いた字 20年後子どもとかいて 家で日々過ごす私は 洗濯物たたんで パチッ 痛っ 静電気 今日と同じくらい寒い冬の日 その拍子に思い出すの ケンカして もうサヨナラって 君が言うから 頷いた そのときの 君の顔 思い出して 笑っちゃうんだ 駅までの 帰りは 吐く息も 真っ白 ポケットに 入れた手を ぎゅっと握りしめてみる ぼくも今思い出してる 次から次へと溢れ出てくる 男のくせに手が冷たいね 私より君のがまつ毛長いね ふるえながらアイスを食べた 夜中に起きて電話をかけた 笑うどころか泣きたいくらいだ 20年後のぼくは今 駅までの 帰りは 吐く息も 真っ白 ポケットに 入れた手を ぎゅっと握りしめてみる ああ今ぼくには ああよくわかる あの日君が見せた 涙のそのわけが | |
長い影ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ぼくの知らないとこで 話は進んでる 今夜のごはんはぼく みんなが狙ってる みんなぼくを ほら指さして笑ってる 息をひそめ 舌なめずりをしてるよ ぼくには見えないけど いたるところに罠が 振り向いても何もない ぼくの長い影よ 忍び足で ほらぼくを捕まえたら 棒で叩いて 枝に吊るして焼くのさ ぼくの中の血が今晩だよと教える これは決まり あの満月の夜とおなじ 誓いあった君を捕まえて食べた | |
ぼくも空へハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 部屋の中にツバメが 迷い込んで飛んでる 出られなくて部屋中 ぐるぐる飛んでる 本棚の上 電灯の傘 疲れて羽を休めてる ぼくが窓を開けても 君にはわからないんだね 窓ガラスに 頭を打ちつけても あきらめないのさ 空が待っているから それから随分経ったある日 ぼくは君を見つけた 隣の空き家の軒の下 ヒナたちの声も聞こえる 窓ガラスに 頭を打ちつけても あきらめないのさ 空が待っているから ああツバメよ ぼくも君とおなじに いつか窓の外 広い空を飛びたい 広い空を飛びたい | |
おうちに帰りたいハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 何も言わずに家を出て こんなとこまで来たけれど 日暮れとともに泣き虫が 心細いとべそをかく 赤く染まる町の空を カラスが鳴いて行きすぎる 道に伸びる長い影が 早く帰ろと袖を引く お魚を焼く匂い 晩ご飯のいい匂い お腹の虫も鳴き出した 意地をはるのも飽きてきた 今すぐごめんと謝って 早くおうちに帰りたい 行くあてのないぼくの前を 子どもが一人行きすぎる 鼻をすすりしゃくりあげて 脇目もふらず走ってく 闇に消えてく背中 あの日のぼくに似ている 走れ走れ涙拭いて 欠けたお月さん追いかけて 今すぐごめんと謝れば 晩ご飯には間に合うさ お魚を焼く匂い 晩ご飯のいい匂い お腹の虫も鳴き出した 意地をはるのも飽きてきた 今すぐごめんと謝って 早くおうちに帰りたい | |
真夜中ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 遅くに 起こして ごめんなさいね びっくり しないで 聞いてちょうだい あなたの中に わたし 今夜 引っ越したの あなたの血潮 わたしを充す あなたに あげるわ だいじにしてね 明日の 朝には わたしはいない あなたの中で わたし ずっと 生きてくの あなたの鼓動 わたしとひとつ 最後に お願い 今夜のことは 夢だと 思って 忘れてほしい | |
ひかりハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 練炭ひとつ買ってきて 車の窓目止めして あと睡眠薬を飲んだら そうなるはずだったのに 気がついたら生きている 白い天井に蛍光灯 痛くも痒くも寒くもないけど 指ひとつ動かせないのだ 意識はこんなにちゃんとしてるのに しゃべれないし匂いもないのだ 叫ぶ声や喚く声 頭の中こだまする もう死ぬことさえできぬとは 痛くも痒くも寒くもないけど 指ひとつ動かせないのだ 意識はこんなにちゃんとしてるのに しゃべれないし匂いもないのだ ああ まさかお前 会いに きてくれたのか 目だけではたして伝わるだろうか ありがとう ほんとありがとう どうやらわかってくれたみたいだね 来てくれて本当によかった 手足はすっかり行方知れずだし 管だらけ そりゃ不自由だよ こんなことでもなきゃ会えなかった 死ななくて 生きててよかった | |
ただいまハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | これは兄ちゃん これは姉ちゃん そしてこれはぼくの みんな今日は来れなくて ぼくが代わりに来た 忘れてなんていないよ ただちょっと忙しい この前の正月も その前も会ってない ねえねえ そこはどんなところですか ねえねえ 床の下の梅酒はまだ? あのね姉ちゃんのとこの子 寝返りうったって それと兄ちゃん 今の人と 結婚するかもって そうそうこの間ね 叔母さんが来て 置いてったおはぎが おなじ味だった お線香の匂いなんて 好きじゃなかったけど なぜか今日はもう少し 嗅いでいたくなった | |
台所ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 今夜はぐんと冷えるから鍋にしよう あなたが好きと言ってた鱈の鍋 トントントントン おネギに大根切ってたら なぜだかぽろぽろ涙が落ちてきた ひとりでつついたって 体の芯は冷たいまま なんでこんなことするのかって? あなたの帰りを待ってるの 今夜もしんとしたまま更けていく 白菜もほどよくくたりと煮えてきた トントントントン 窓たたく音振り向くと いつしか雨から雪に変わってた テーブルには夕べ炊いた お揚げにひじき手つかずのまま なんでこんなことするのかって? あなたの帰りを待ってるの あなたの帰りを待ってるの あなたの帰りを | |
今夜君が帰ったらハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 今夜家に帰ったら 今夜こそ君に言おう 何度も悩んだけど 答えはたったひとつ 今夜家に帰ったら 今夜こそ君に言おう 長いこと待たせたが 答えはやっぱひとつ 今夜家に帰ったら 今夜こそ君に言おう 長いこと待ってたけど 時間切れよわかって 今夜家に帰ったら 今夜こそ君に言おう 長いこと待たせたが 答えはやっぱひとつ 今夜でさよならだと 固く決めてきたのに お月さん見つけたら 靴が重くなった 今夜家に帰ったら 今夜こそ君に言おう 長いこと待たせたが 答えはやっぱひとつ 今夜はきっとうまくいく だってほら十五夜だろ? 君が帰ってくるまで お月見といこうか | |
ランドネ豊崎愛生 | 豊崎愛生 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | このままじゃ ダメなんだ ぼくは行く 今なんだ 大人にはきっとわからない なぜぼくが旅に出るのか 上からものを見たいんじゃない ただ知りたいだけ どこまで登れば たどり着けるのか 地平線の向こう 何が見えるのか このままで いられたら そう思う ぼくもいる ぼくにだってよくわからない なぜぼくが旅に出るのか 何もしなきゃ何も起きない ただそのことだけ どこまでも行くよ 歩き疲れても 知らない世界を 見つけに行くんだ 目指す先は 地図にない場所 誰もぼくを止められやしないのさ どこまで登れば たどり着けるのか 地平線の向こう 何が見えるのか どこまでも行くよ 歩き疲れても 知らない世界を 見つけに行くんだ |
ちいさな冒険者 -カズマver.-カズマ(福島潤) | カズマ(福島潤) | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 転んで 擦りむいたとこ 血がにじんで しみるけれど へっちゃらさ すぐ治るから 明日にはかさぶたできる 今日もまた バカにされたよ 恥ずかしいし 悔しいけれど へっちゃらさ 覚えておけよ 今に笑い返してやる 岬から 船を出せば 風を受け 帆が膨らむ ぼくは今 土を離れ 七つの海を股にかける ケンカして 殴られたとこ 紫色 アザになった へっちゃらさ 今日のところは 負けたことにしといてやる 丘に立ち 手を広げて 風を待ち 羽ばたくのさ ぼくは今 土を離れ 大空渡る一羽の鳥 南から 風が吹いて 急に雨 降りはじめた 春はすぐ 隣りにいる 洗濯物取り込まなくちゃ |
おうちに帰りたいアクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣) | アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣) | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 何も言わずに家を出て こんなとこまで来たけれど 日暮れとともに泣き虫が 心細いとべそをかく 赤く染まる町の空を カラスが鳴いて行きすぎる 道に伸びる長い影が 早く帰ろと袖を引く お魚を焼く匂い 晩ご飯のいい匂い お腹の虫も鳴き出した 意地をはるのも飽きてきた 今すぐごめんと謝って 早くおうちに帰りたい 行くあてのないぼくの前を 子どもが1人行きすぎる 鼻をすすりしゃくりあげて 脇目もふらず走ってく 闇に消えてく背中 あの日のぼくに似ている 走れ走れ涙拭いて 欠けたお月さん追いかけて 今すぐごめんと謝れば 晩ご飯には間に合うさ お魚を焼く匂い 晩ご飯のいい匂い お腹の虫も鳴き出した 意地をはるのも飽きてきた 今すぐごめんと謝って 早くおうちに帰りたい |
横顔しか知らないハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 今日もぼくは用もないのに 我慢できずに電話をかけた 5回ベルが鳴ったところで 知らない声がこう言った ただ今留守にしております 御用の方はメッセージをと だけどぼくは用もないから 結局何も言えなかった 今日のところはあきらめようか それとも後でかけなおそうか そんなことで悩んでる間に 夜はどんどん遅くなってて 気がついたらもうこんな時間 とうとう電話できなかった 今日もぼくは用もないのに 我慢できずに家を訪ねた ベルを押そうとしたところで 今さら怖くなってきた いやな顔をされるだろうか 扉を開けてくれるだろうか もしかしたら嫌われるかも それともすでにいやなのかも 今日のところはあきらめようか だめでもともと いってみようか そんなことで悩んでいたら 行き交う人にじろじろ見られ 気がついたらもうこんな時間 とうとう君に会えなかった とうとう君に会えなかった | |
ちいさな冒険者ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 転んで 擦りむいたとこ 血がにじんで しみるけれど へっちゃらさ すぐ治るから 明日にはかさぶたできる 今日もまた バカにされたよ 恥ずかしいし 悔しいけれど へっちゃらさ 覚えておけよ 今に笑い返してやる 岬から 船を出せば 風を受け 帆が膨らむ ぼくは今 土を離れ 七つの海を股にかける ケンカして 殴られたとこ 紫色 アザになった へっちゃらさ 今日のところは 負けたことにしといてやる 丘に立ち 手を広げて 風を待ち 羽ばたくのさ ぼくは今 土を離れ 大空渡る一羽の鳥 南から 風が吹いて 急に雨 降りはじめた 春はすぐ 隣りにいる 洗濯物取り込まなくちゃ | |
ちいさな冒険者 -アクアver.-アクア(雨宮天) | アクア(雨宮天) | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 転んで 擦りむいたとこ 血がにじんで しみるけれど へっちゃらさ すぐ治るから 明日にはかさぶたできる 今日もまた バカにされたよ 恥ずかしいし 悔しいけれど へっちゃらさ 覚えておけよ 今に笑い返してやる 岬から 船を出せば 風を受け 帆が膨らむ ぼくは今 土を離れ 七つの海を股にかける ケンカして 殴られたとこ 紫色 アザになった へっちゃらさ 今日のところは 負けたことにしといてやる 丘に立ち 手を広げて 風を待ち 羽ばたくのさ ぼくは今 土を離れ 大空渡る一羽の鳥 南から 風が吹いて 急に雨 降りはじめた 春はすぐ 隣りにいる 洗濯物取り込まなくちゃ |
ちいさな冒険者アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣) | アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス(茅野愛衣) | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 転んで 擦りむいたとこ 血がにじんで しみるけれど へっちゃらさ すぐ治るから 明日にはかさぶたできる 今日もまた バカにされたよ 恥ずかしいし 悔しいけれど へっちゃらさ 覚えておけよ 今に笑い返してやる 岬から 船を出せば 風を受け 帆が膨らむ ぼくは今 土を離れ 七つの海を股にかける ケンカして 殴られたとこ 紫色 アザになった へっちゃらさ 今日のところは 負けたことにしといてやる 丘に立ち 手を広げて 風を待ち 羽ばたくのさ ぼくは今 土を離れ 大空渡る一羽の鳥 南から 風が吹いて 急に雨 降りはじめた 春はすぐ 隣りにいる 洗濯物取り込まなくちゃ |
ちいさな冒険者 -ダクネスver.-ダクネス(茅野愛衣) | ダクネス(茅野愛衣) | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 転んで 擦りむいたとこ 血がにじんで しみるけれど へっちゃらさ すぐ治るから 明日にはかさぶたできる 今日もまた バカにされたよ 恥ずかしいし 悔しいけれど へっちゃらさ 覚えておけよ 今に笑い返してやる 岬から 船を出せば 風を受け 帆が膨らむ ぼくは今 土を離れ 七つの海を股にかける ケンカして 殴られたとこ 紫色 アザになった へっちゃらさ 今日のところは 負けたことにしといてやる 丘に立ち 手を広げて 風を待ち 羽ばたくのさ ぼくは今 土を離れ 大空渡る一羽の鳥 南から 風が吹いて 急に雨 降りはじめた 春はすぐ 隣りにいる 洗濯物取り込まなくちゃ |
ちいさな冒険者 -めぐみんver.-めぐみん(高橋李依) | めぐみん(高橋李依) | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 転んで 擦りむいたとこ 血がにじんで しみるけれど へっちゃらさ すぐ治るから 明日にはかさぶたできる 今日もまた バカにされたよ 恥ずかしいし 悔しいけれど へっちゃらさ 覚えておけよ 今に笑い返してやる 岬から 船を出せば 風を受け 帆が膨らむ ぼくは今 土を離れ 七つの海を股にかける ケンカして 殴られたとこ 紫色 アザになった へっちゃらさ 今日のところは 負けたことにしといてやる 丘に立ち 手を広げて 風を待ち 羽ばたくのさ ぼくは今 土を離れ 大空渡る一羽の鳥 南から 風が吹いて 急に雨 降りはじめた 春はすぐ 隣りにいる 洗濯物取り込まなくちゃ |
ぶらんぶらんハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 今日は君にないしょで あの娘に逢いにいく 玄関を出るとき ぽろん ぽろん ぽろんと 水道の蛇口が ぽろん ぽろん ぽろん ぽろん ぽろん ぽろん さよならと 今日は君にないしょで あの娘に逢いにいく 洗濯物めらが ぶらん ぶらん ぶらんと ああ ぼくに手を振る ぶらん ぶらん ぶらん ぶらん ぶらん ぶらん さよならと 今日昨日と続けて 死んでいく夢を見た ぼくの傍らで ぽろん ぽろん ぽろんと 君だけが静かに ぽろん ぽろん ぽろん ぽろん ぽろん ぽろん 泣いている 今日は君にないしょで この街を出ていく ああ ぼくはどうして ぶらん ぶらん ぶらんと どこにも行けぬまま ぶらん ぶらん ぶらん ぶらん ぶらん ぶらん 揺れている? | |
潮どきハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 本当ははじめから こんなにわけもなく 簡単にいくなんて 思っちゃいなかったよ 最初のいきおいも 数年が経つうちに だんだんと醒めてきて 気がつきゃこんなとこに わかっていたんだ わかっていたんだ いつかこんな日が来ると わかってたけど 気付いてたけど 目をつぶってただけさ 肝心なことはただ 真剣に生きること 単純で恥ずかしい 今さらそんなことを わかっていたんだ わかっていたんだ いつかこんな日が来ると わかってたけど 気付いてたけど 目をつぶってただけさ もう起きなきゃいけない | |
小舟ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | うとうとしてる間に 短い夢を見た 小舟が君をのせ 湖畔を離れてく あたりは靄がかり 櫓を漕ぐ音だけが 幽かに聞こえくる すすきの野の原で んんん… ああ君の声なのか 影かと思ったよ もう何も聞こえない | |
くもの糸ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | あざやかな光が 目の前ではじけた その後に大きな 暗闇がやってきた ここはどこなのだろう 遠くでなにか燃えてる 夕立でも降ったのか 足下が濡れてる そこらじゅうしんとして 人ひとり見えない ちらちらと揺れてる あれは川だろうか 目が慣れて気付いた ここは 地獄だ どこからか君の声 遠くでぼくを呼んでる 行かないでと千の手が ぼくの足を引っぱる | |
ホンマツテントウ虫 [サビ入り]ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 賢い主婦は一円でも安く 売ってる店まで行って買うのが当たり前 んで電車に乗って隣り町まで行き 荷物が重いからとタクシーで帰った それじゃそれじゃ本末転倒 マイバックにはテントウ虫 それじゃそれじゃ本末転倒 ありゃりゃホンマツテントウ虫 同窓会で俺飲まないからと 自分だけ会計を別にしてもらった んで酒は飲まずにたらふく食べたので 割り勘にした方がかえって安かった それじゃそれじゃ本末転倒 ケチな君はコガネムシ それじゃそれじゃ本末転倒 ありゃりゃホンマツテントウ虫 縄跳び・水泳・マクロビ・ヨガ・マラソン 健康に良いことなら何でもやっちゃうよ んで頑張りすぎて体を壊したが 健康のためなら俺死んでも構わない それじゃそれじゃ本末転倒 俺のあだ名ケンコウ虫 それじゃそれじゃ本末転倒 ありゃりゃホンマツテントウ虫 それじゃそれじゃ本末転倒 君の肩にテントウ虫 それじゃそれじゃ本末転倒 ありゃりゃホンマツテントウ虫 | |
ポンヌフのたまごハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ニワトリのたまごを はしのしたでひろった ちゃいろくてまあるい ウフ・ド・ポンヌフ たまごかけごはんに オムレツ めだまやき だいこうぶつだけど これはたべない ニワトリのたまごを はしのしたでひろった そばかすのよくにあう ウフ・ド・ポンヌフ われないようにそっと あたためてあげる ぼくのかわいコちゃん クックドゥードゥルドゥー おとこのこだったら うらやままでかけっこ ぼくのひみつきちを みせてあげるよ おんなのこだったら きせかえ おままごと つみきでうちつくろう ボンジュール マドモアゼル あしたかえるだろか あさってになるかな なまえはなんにしよう はやくでておいで おふとんにはいって ぼくといっしょにねよう あしたおきたらまず ウ~ コケコッコー! ひよこになったら ぼくとあそぼう | |
移民の歌ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ひとの気も 知らないで さよならを 言わないで 気やすめは 言わないで それならば 行かないで 行かないで 行かないで 行くのなら 連れてって どこだって ついてくわ ひとりだけ 行かないで 流されて ここに来た あの日から はや一年 すててきた 故郷は おもうほど 遠くなる 行かないで 行かないで 行くのなら 連れてって どこだって しあわせよ あなただけ 行かないで 行かないで 行かないで あまりにも はやすぎる 行かないで そばにいて さよならは 言わないで |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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天井ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 夜中に目が覚めた いやな夢を見て となりを見ると きみが眠っている 一度目が覚めると すぐには寝つけず 長い長い夜 天井を眺めつづける 夢の中でも 一緒にいれるかな 夢の中なら もっと近くなれるかな 夜中に目が覚めた こわい夢を見て 横ではきみが 寝息をたてている 夢の中でも 一緒にいれるかな 夢の中なら もっと近くなれるかな きみのとなりで ぼくは夢を見る 夢の中でも きみの夢を見る 夜中に目が覚めた 楽しい夢の途中 となりを見ると きみが眠っている 静かに眠っている | |
からたちの木ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | からたちの木に花が咲いた 隣の娘が身籠った 産まれた子どもはすぐ死んで 庭の無花果が実をつけた からたちの木に花が咲いた 田んぼに蓮の花が咲いた 村の子がまた一人消えた 鼠が笑うよ かんらから かんらから そら 瞼閉じて そら 耳を塞げ そら はよ隠れろ どうどうどうどう そら 見てはならぬ そら 聞いちゃならね そら 雨戸閉めろ どうどうどうどう からたちの木に花が咲いた 子どもが一人帰らなんだ 山に出たきり帰らなんだ 河原に真っ赤な花咲いた からたちの木に花が咲いた 村中の木がみな花つけた 村の子がまた一人消えた 寝ずに踊ろか かんらから かんらから そら 瞼閉じて そら 耳を塞げ そら はよ隠れろ どうどうどうどう そら 見てはならぬ そら 聞いちゃならね そら 雨戸閉めろ どうどうどうどう | |
おなじ話ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | どこにいるの? 窓のそばにいるよ 何をしてるの? 何にもしてないよ そばにおいでよ 今行くから待って 話をしよう いいよ、まず君から どこにいるの? 君のそばにいるよ 何を見てるの? 君のこと見てるよ どこへ行くの? どこへも行かないよ …… ずっとそばにいるよ それから 僕も君を見つめ それから いつもおなじ話 どこにいるの? となりの部屋にいるよ 何をしてるの? 手紙を書いてるの そばにおいでよ でももう行かなくちゃ 話をしよう …… それから 君はぼくを見つめ それから 泣きながらわらった それから 君はぼくを見つめ それから 泣きながらわらった さようなら ゆうべ夢を見たよ さようなら いつもおなじ話 | |
願いハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 悲しまないで もう過ぎたこと 何も悪いことなんてないよ 忘れておくれ もう終わったこと 誰も君を責めたりしないよ 僕はもう苦しみの外 穏やかなところにいる どうか幸せに せめて健やかに それだけが僕の最後の願い だから泣かないで 今は今のため 僕なら一人で大丈夫だよ 悲しまないで もう過ぎたこと 誰のせいでもないんだよ 忘れておくれ 思い出なんて いつもきれいに見えるもの 僕はずっと遠くの方で 君のこと見守っている どうか幸せに せめて健やかに それだけが僕の最後の願い だから泣かないで 今は今のため 僕なら一人で大丈夫だよ | |
怪物ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | さあ踊ろうか みんなで踊ろう 火を囲んで手をつないで輪になって踊ろう さあ火をつけろ もっと大きな火 油撒いて火をつけろよ よく燃えるように はじめは遅く だんだん速く 火のまわりで踊りながらそれを待つのさ はじめは低く だんだん高く 声に出して唱えるのさ 言われた通り その目はまるで牛のよう 舌は長く蛇のよう ざざざざ ぞぞぞぞ ぬるい風が吹く ママの言うことにゃ 月のない夜に 人の子どもの形をして それはやって来る 耳を澄ませよ 聞こえてきたろ じきに来るぜよく見てろよ ほらもうそこに その目はまるで牛のよう 舌は長く蛇のよう ざざざざ ぞぞぞぞ ぬるい風が吹く ママの言うことにゃ 月のない夜に 人の子どもの形をして それはやって来る 耳を澄ませよ 聞こえてきたろ じきに来るぜよく見てろよ ほらもうそこに ほらもうそこに ほらもうそこに | |
おかえりなさいハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ああ今夜も雨が降る 冷たい雨が降る 近づいては行き過ぎる 靴音に耳を澄ます ああすっかりびしょ濡れになって あなたは帰って来た くたびれた顔でほほえむ 疲れたでしょう、おかえりなさい あなたの目を見ていった 大事な話があるの 自分に嘘をつくのは もうそろそろおやめなさい あなたの帰る場所は あの人のいるところ どんなに隠してみても 私にはわかってしまう あなたと暮らすことが 私の幸せだった でももう終りにしましょう 元の場所におかえりなさい 明日の朝が来れば 何もかも消えてしまう だから最後に今夜だけ 私を抱いてちょうだい あなたの黒い瞳も あなたの優しい声も あなたの暖かな手も 今夜限りは私のもの ああ私の優しい人よ 今夜でさようなら 私が初めて愛した人 最後に愛した人 ああ今夜も雨が降る 冷たい雨が降る あなたが風邪をひかぬように 私が暖めてあげる | |
長いこと待っていたんだハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ずっと夢に見てたことが 今目の前で始まる ぼくは夢を見ているのか そうここは舞台の上 たくさんの人がぼくらの うたう歌を聴きに来る 子どもの頃からの夢は まさに始まったばかり ぼくは今ギターを抱え マイクに向かってうたう 長いこと待っていたんだ 今この時の来るのを どんな歌をうたおう どんなふうにうたおう うまくなくていいから 君に届くように 僕は今ギターを抱え マイクに向かってうたう 長いこと待っていたんだ 今この時の来るのを どんなふうに見えるだろう どんなこと言うだろう あの頃のぼくが今 うたうぼくを見たら ふるえる声でうたい出す 高鳴る胸をおさえて 子どもの頃からの夢は まさに始まったばかり まさに始まったばかり まさに始まったばかり | |
バビロンハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 考える 本を読む 夢を見る 嘘をつく 朝起きる 家を出る 寝に帰る くり返す 話し合う 確かめる 理解する 推し量る 受け入れる 歩み寄る 抱き合う 他の言葉じゃ置き換えられない (誰の 目にも 見えない) ぼくときみとの言葉遊び (あなた わたし 遊び) 見つめ合う 感じ合う 目を閉じる 手を伸ばす 横になる 服を脱ぐ 暗くする 熱くなる 手なずける 分かり合う 支配する 分かち合う もてあそぶ 信じ込む 裏切る 他の言葉じゃ確かめられない (どこに あるか 知らない) ぼくときみとの言葉捜し (あなた わたし 捜し) 手をつなぐ 殴り合う 口づける 唾を吐く 愛し合う 殺し合う 添い遂げる 焼き尽くす やり直す 立ち直る 作り出す また壊す くり返す くり返す それだけ 一度も会えず僕は灰になる (何度も生まれ変わる) 海で繋がる 川、川、川 (あなた わたし 川、川) わたしはあなたであなたはわたし (時空を超えて出逢うきみとぼく) 無言で眠る 川、川、川 (闇に佇む 川、川、川) | |
大宴会ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 酒はたっぷり用意して 皆が来るのを待つばかり 今日の宴は俺のため 思うさまにやってくれ 久しぶりに見る顔もある 昔好きだった娘も来てる 皆随分歳とって なんだか妙に照れるな 歌え 踊れ 乾杯しよう 歌え 踊れ 夜を賭けて 朝が来て皆が寝たら 俺はこっそり行くのさ 酒が足らぬと言うのなら 奥にいくらでも置いてある 話が尽きぬと言うのなら いつまでも話せばいい 歌え 踊れ 今日は葬式 歌え 踊れ 夜を賭けて 朝が来て皆が寝たら 俺はこっそり行くのさ 歌え 踊れ 今日は葬式 歌え 踊れ 夜を賭けて 朝が来て皆が寝たら 俺はこっそり行くのさ 朝が来て皆が寝たら 俺はこっそり行くのさ | |
国語ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | みんながフツーに使っている そのコトバの意味がわからない ねえ、イデオロギーって? ねえ、アイデンティティって? 辞書を引いてみてもわからない みんながフツーに使っている そのコトバの意味がわからない ねえ、カーソルキーって? ねえ、アットマークって? うちの広辞苑には出ていない 外国のコトバをカタカナに わからないことを曖昧に みんながフツーに使っている そのコトバの意味がわからない ねえ、オリジナリティって? ねえ、クリエイティブって? わからないくせに使うなよ 外国のコトバをカタカナに わからないことを曖昧に みんながフツーに使っている そのコトバの意味がわからない ねえ、マニフェストって? ねえ、プライオリティって? 騙すときにだけ使うなよ わからないくせに使うなよ テメーの都合で使うなよ | |
おいらの船ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | おいらの乗る船は おいらの乗る船は 外の誰のよりも大きくて沈まない たとえどんなに風が吹いても どんなに波に呑まれても わかるだろう? わかるだろう? びくともしないぜ、へっちゃら でっかい嵐にあっても 大事なマストが折れても わかるだろう? わかってるだろう? びくともしないぜ おいらのこの腕は おいらのこの腕は 外の誰のよりも太くて強いぜ たとえどんなに強い奴でも どんなに敵が多くても わかるだろう? わかるだろう? 片付けてやるぜ、へっちゃら どんなに重い荷物でも 可愛いおまえのためなら わかるだろう? わかってるだろう? 片手で運ぶぜ おいらの住む家は おまえと住む家は 外の誰のよりも大きくて明るい たとえどんなに金がなくても みじめな気持になっても わかるだろう? わかるだろう? おまえがいるなら、へっちゃら どんなに歳をとっても どんなにお乳が垂れても わかるだろう? わかってるだろう? 離しはしないぜ おいらの住む家は おまえと住む家は 二人で住む家はいつでも明るい おいらの住む家は おまえと住む家は 二人で住む家はいつでも明るい おいらの住む家は おまえと住む家は 二人で住む家はいつでも明るい | |
喪に服すときハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | いつまでも眠ろう 何度でも生きよう いつか再びめぐり逢える日まで もうじき陽は落ちて 闇が辺りを包むだろう 私は目を閉じて 心に錠をおろす いつまでも眠ろう 何度でも生きよう いつか再びめぐり逢える日まで もうじき陽は落ちて 闇がすべてを隠すだろう 私は耳を塞ぎ 堅く口を閉ざす いつまでも眠ろう 何度でも生きよう いつか再びめぐり逢える日まで 今宵小さな火を焚いて 夜中灯しつづけよう あなたが迷わぬように あなたが凍えぬように いつまでも眠ろう 何度でも生きよう いつか再びめぐり逢える日まで | |
迷子ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 久しぶりに 胸がどきどきした 何年ぶりのことだろう 思い出せない 本当に久しぶりに どきどきした 随分前に なくしたと思っていた 心の小さな火を 君の影を 本当に久しぶりに 見つけたんだ 久しぶりに 君の声を聞いて とても嬉しかった 君の声が あの頃と変わっていなかったから 君に会いに行こうとして 僕は道に迷ったんだ もう少し君と話していたい 喉まで出かかった一言が あの頃と同じ 言えなかった あの頃と同じ 言えなかった | |
アメリカの恋人ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 今までずっと想ってきたあなたの前で 僕は今ここでこうしてあなたを見上げている 今までずっと憧れてきたあなたの前で 僕は今ここでこうしてあなたを見上げている 言葉にできないこの想いを こんな歌にたくして叫んでみた 青い月の下、彼方に光る都市 あなたの声が優しく響いてくる 今までずっと恋焦がれてきた僕の前には 地平線の果てまでまっすぐに延びる一本道 今までずっと夢見てきた僕の前には 見渡すかぎり何もない、ここは砂漠 ちっぽけな僕には描き切れない 大きな世界がそこにあった 赤い土の上、彼方に蜃気楼 あなたの声が優しく響いてくる 青い月の下、彼方に光る都市 あなたの声が優しく響いてくる | |
ひなぎくハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 君が家を出て どれくらいだろうか もう長い夜にも慣れてしまった 露に濡れた花も 夕日に染まる街も 僕には全て色褪せて見える ああ、いとしい君よ この胸に戻っておくれ 愚かだった僕の一言が君を 知らないうちに深く傷つけていた 僕らの庭にも もうそろそろ 君の育てたひなぎくが咲くころだ ああ、いとしい君よ この僕を許してほしい 季節のない街の 日のあたらぬ家で 君の帰りをただ待っている | |
夜明けハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 幾つもの月を数え 私は今見つけた これから先に何があろうとも あなたと一緒にすすんでゆこう いくつもの山を越えて 私はたどりついた これから先に何があろうとも あなたと一緒にすすんでゆこう そうあなたは私が今まで ずっと探し求めてきた人 夢にまで見た人 いくつもの海を渡り 私はたどりついた これから先に何があろうとも あなたと一緒に歩いてゆこう 幾千もの歳を超えて 私は今見つけた 幾千回も生まれかわって 私たちは今めぐり逢った あなたとめぐり逢った | |
メッセージハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | もしも僕の声が君に届くなら 胸の想いを僕は春の風にのせて いつの日か僕の想いを 風が運ぶまで僕は歌うのさ 君が好きだって もしも僕の声が君に届くなら 胸の想いを僕は夏の雲にのせて いつの日か雨上がりの空に 大きな虹を架けるのさ 君が好きだから もしも僕の声が君に届くなら 胸の想いを僕は紅葉色に染めて 夕日のあたる君の部屋の 窓辺にそっと置いとくのさ 君が好きだって もしも僕の声が君に届くなら 胸の想いを僕は冬の雪の下に いつの日か雪が溶けたころに 小さな花を咲かすのさ 君が好きな花 もしも僕の声が君に届くなら 胸の想いを僕はこの歌にのせて いつの日か僕の想いが君に 届くまで僕は歌うのさ 君が好きだって | |
傷ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 気付かぬ間に 人を傷つけた 気付かぬ間に 傷ついていた それはほんの 些細なこと 誰も君を 責めることはない 悪気もなく ためらいもなく 人は僕 傷を踏みつける だけどそれは 目に見えないから 傷ついても 僕は気付かない どこまで遠く登って行けば 人の痛みがわかるだろう 自分のこと 他の人のこと 何を僕は知っているのか どこまで遠く登って行けば 人の痛みがわかるだろう 自分のこと 他の人のこと 何を僕は知っているのか | |
おなじ話 総天然色バージョンハンバート ハンバート×COOL WISE MAN | ハンバート ハンバート×COOL WISE MAN | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ハンバートハンバート×COOL WISE MAN | どこにいるの? 窓のそばにいるよ 何をしてるの? 何もしてないよ そばにおいでよ 今行くから待って 話をしよう いいよ、まず君から どこにいるの? 君のそばにいるよ 何をしてるの? 君のこと見てるよ どこへ行くの? どこへも行かないよ ずっとそばにいるよ それから 僕も君を見つめ それから いつもおなじ話 どこにいるの? となりの部屋にいるよ 何をしてるの? 手紙を書いてるの そばにおいでよ でももう行かなくちゃ 話をしよう それから 君は僕を見つめ それから 泣きながらわらった それから 僕も君を見つめ それから 泣きながらわらった さようなら ゆうべ夢を見たよ さようなら いつもおなじ話 |
23時59分ハンバート ハンバート×COOL WISE MAN | ハンバート ハンバート×COOL WISE MAN | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ハンバートハンバート×COOL WISE MAN | 我々は宇宙から来て 我々は宇宙に還る 我々の住むこの世は 黄昏のせまる世界 我々は海から生まれ 我々は土に返る 我々のこの体は かりそめの旅の宿 さあさ、目あげて、手あげて、声あげて そこのかわいいお嬢さん 黒い眼鏡にまあるい帽子の そこのあなたのことよ さあさ、目あげて、手あげて、声あげて そこのすかしたお坊ちゃん 少し照れてるところもすてきよ だけど今は踊ろうよ 我々は宇宙から来て 我々は宇宙に還る 我々の住むこの世は 黄昏のせまる世界 我々は海から生まれ 我々は土に返る 我々のこの体は かりそめの旅の宿 もっと、目あげて、手あげて、声あげて そこのきれいなお姉さん 汗をかいても帰りにゃ乾くし 気にしないで踊ろうよ さあさ、目あげて、手あげて、声あげて そこのいかしたお兄さん 少し壊れたくらいがクールよ そうね私も同じ 我々は宇宙から来て 我々は宇宙に還る 我々の住むこの世は 黄昏のせまる世界 我々は海から生まれ 我々は土に返る 我々のこの体は かりそめの旅の宿 我々は宇宙から来て 我々は宇宙に還る 我々の住むこの世は 黄昏のせまる世界 我々は海から生まれ 我々は土に返る 我々のこの体は かりそめの旅の宿 現世の仮の宿 かりそめの旅の宿 現世の仮の宿 |
二人の記憶ハンバート ハンバート×COOL WISE MAN | ハンバート ハンバート×COOL WISE MAN | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ハンバートハンバート×COOL WISE MAN | もうそろそろ起きなくちゃ また今日も遅れちゃうよ、さあ早く ホームにはもう君がいて 僕が来るのを待ってる、さあ行こうか 学校までの短い時間にも 僕はしあわせを感じたものさ そんなこともう君は忘れたよね もうそろそろ帰らなくちゃ もう空も赤く染まってるよ、きれいだね 二人の影、草の上に 一つになって長細く伸びている 休みの日には公園に行って 何にもせず寝転んでたっけ そんなこともう君は忘れたよね いつまでもこんな時間が 続くものと僕は思ってた 君がいなくなってしまったあのときまで |
ホンマツテントウ虫あゆちゃん | あゆちゃん | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 買ってもらった 新しいスパイク こんなにピカピカだと 汚したくなくなる んで 泥にまみれた ボールよけて走る 試合には負けたけど 汚れなくてすんだ それじゃそれじゃ 本末転倒 ボールの模様 テントウ虫 それじゃそれじゃ 本末転倒 ありゃりゃ ホンマツテントウ虫 夜の暗がり 落としたカギ探す こんなに真っ暗くらくちゃ 何にも見えないわ んで カギを探していて ふとひらめいた 街灯の下まで行って 「ここなら明るいわ」 それじゃそれじゃ 本末転倒 ママの肩に テントウ虫 それじゃそれじゃ 本末転倒 ありゃりゃ ホンマツテントウ虫 明日ばかりは 寝坊はできないぞ 目覚まし時計がちゃんと鳴るかどうか不安 んで 朝まで起きて 鳴るのを確かめて これで一安心と 眠ってしまったよ それじゃそれじゃ 本末転倒 パジャマには テントウ虫 それじゃそれじゃ 本末転倒 ありゃりゃ ホンマツテントウ虫 それじゃそれじゃ 本末転倒 君の肩に テントウ虫 それじゃそれじゃ 本末転倒 ありゃりゃ ホンマツテントウ虫 | |
みじかいお別れハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成・佐野遊穂 | 佐藤良成 | 空はたそがれ 遠く人影、かれは誰? 風にちぎれて 小さくばらばらになる 僕の胸のやぶれた穴を 朝と夜とが来ては過ぎ去る 果てしなくて逃げ出してから 今日までずっとさまよってきた 夜が明けたら 帰ろ 帰ろう 朝日の中を ながい夢から覚めたら おかえりと迎えて 窓に夕やみ すっかり歳をとった僕が 通りを眺めて 小さくまた口ずさむ 泥の中の細い光が きっと今なら僕にも見える たとえそれがばかげていても 生きてる限り何度もするよ 夜が明けたら 帰ろ 帰ろう 朝日の中を ながい夢から覚めたら おかえりと迎えて 夜が明けたら 帰ろ 帰ろう 雨にぬれても 僕は歩きつづけよう その日が来るまでは | |
ゆうべは俺が悪かったハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | けんかはいやだ 見るのもいやだ いいもわるいも あるもんじゃない おまえのせいで靴はずぶ濡れ ズボンの裾には泥がはねて おまけに俺のお気に入りの櫛 忘れてきたが、愛しているぜ けんかはいやだ いつでもいやだ 理由があれば なおさらのこと おまえのせいじゃないことくらい 心の底じゃわかってるが 自慢の靴とお気に入りの櫛 くそっ!それより、愛しているぜ けんかはいやだ 見るのもいやだ いいもわるいも……おい、ちょっと待ってくれ! あるもんじゃない | |
君と暮らせばハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 頭の中では 君はいないとわかってても 今までどおりに 僕は君と話をする 足だって二本ある この手を伸ばせば触れられて 今までどおりに 僕らは毎朝キスをする 僕にははっきり 君が見えてるよ 世間のルールでは 君はとっくに死んでいて 僕が見てるのは まぼろし、もしくは幽霊だと それなら聞くけれど 飯はまずいし、便所にも行く お化けならどうして 恨みもないのにここにいる? 僕にははっきり 君が見えてるよ 僕には そう、はっきり 君が見えてるよ | |
桶屋ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | お金がなくなると つまらぬことでいらだち けんかが多くなる 別れの原因となる 不景気が続くと そのしわ寄せがいくのは 社会的弱者と 昔から決まっている 元禄の時代から 当たり前のことだよ また今日も夕日が まぶしくて涙が出る お金がなくなると 何ひとつ買えないので 家から出なくなる だらだらする日がふえる お金がなくなると 南極の氷がとけ 石油が枯渇して マラリアが猛威をふるう 明日の天気予報 雨のち曇りの模様 お金ができたらここからぬけ出そう とりあえず今は寝よう また今日も夕日が まぶしくて涙が出る まぶしくて涙が出る | |
好きになったころハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | CD屋さんにならんだ知らない音楽 たくさん見くらべて選んだ もじゃもじゃ頭にバイクのTシャツ 帰ってラジカセに入れた 何の音かわからないし、どんな歌かもわからない だけどなんか胸がさわぐ、だけどなんか こんなにいい歌何度も聴きたい レコードじゃなくてよかった みじめな気持ちも歌えば忘れる これから毎日大丈夫 エレキギター、ドラム、ベース、へたな歌と、 へたなピアノ長くのびる高い音が、僕の胸に いいな ほんといいな いいな 僕もそこへ行きたい いいな ほんといいな いいな 僕もギター弾きたい いいな ほんといいな いいな 僕もそこへ行きたい | |
おじさんと酒ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | たいくつな景色が いつまでもつづいて それでついうとうと してしまったのです きみへのこのおもい ことばにはできない ましてやうたなどで つたわるものじゃないし これからたとうというときに おもわずでてくるためいきが それでも今夜がさいごなら めでたいうたのひとつうたおうか 滔々と流れる川 煌々と月が照らし 方々を彷徨う日が 茫々とただ過ぎゆく とうとつなわかれが この角をまがって これからやってくる これからやってくる おいぼれじいさんうたうのは 若かりしころの恋ごころ まぶたをとじればそのむこう うしなった春がいまよみがえる これからやってくる これからやってくる 老いぼれじいさん歌うのは 若かりし頃の恋心 まぶたを閉じればその向こう うしなった春が今よみがえる | |
待ちあわせ(ゆめうつつバージョン)ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | もう少し待っていよう 君はもうすぐ来るはず ホームでの待ちあわせも そんなに悪くはない 昨日はよく眠れなかった 歩きすぎて足が痛くて 一日中歩き回って 目を皿にして探したけど 結局何も変わらなかった 結局何も起きなかった 明日はとうとう最後の日 考えてたら朝になってた もう少し待ってみよう 君はきっと来てくれる ホームには沢山の人 打ち寄せる朝の海 昨日はよく眠れなかった 頭だけがいやに冴えて 明日はきっと美しい日 最初で最後の子どもの恋 もう少し待っていよう 君はもうすぐ来るはず ホームでの待ち合わせも そんなに悪くはない もう少しで駅に着く 君はもう来ているかも ホームには君の姿 触れたら消えてしまう | |
慚愧ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 始めに君が行くよと言った 行くなと言っても戻らないだろう ああ、もっと早くに気づいていたなら ああ、ああ、もっと早く言うべきだった 初めて君が恋しくなった 今さら走っても届かないだろう ああ、もっと真面目に付き合っていたなら ああ、ああ、もっとこんなふうになる前に 初めて今日は死にたくなった あたりが急に静かになった ああ、もうこのまま終わって行くのか ああ、ああ、もっとましに別れたかった | |
さようなら君の街ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 外を歩く、風が頬をなでる はじめて来た街のような気がする 少しずつ変わっていく 少しずつうすれていく 街も僕の記憶も 商店街は見知らぬ店がならび 君と行ったあの店もいまはない 少しずつ変わっていく 少しずつうすれていく 街も僕の記憶も やあやあ、僕だよ、久しぶり ずいぶんとここで待っていたよ さあさあ、君はもう帰りなさい いま君が住んでるとこへ 道がゆれる、胸が大きく打つ 白いパズル、ピースがひとつはまる 少しずつわかっていく 少しずつ気づいていく 僕の夢の終わりを やあやあ、僕だよ、久しぶり ずいぶんとここで待っていたよ さあさあ、君はもう帰りなさい いま君が住んでるとこへ かあかあ、からすが山の向こう おうちへ帰ろと鳴いてるよ さあさあ、君とも別れの時間 いま君をまた忘れよう | |
虎ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 何を見ても何をしても 僕の心凍えたまま 外は花が咲いていても 僕の庭は冬枯れたまま どこにいても誰といても 僕の時計止まったまま 深い深い穴の底で 一人惨めにいじけている 人の胸に届くような そんな歌がつくれたら だめだ、だめだ、今日はやめだ メロディひとつできやしない 酒だ、酒だ、同じことさ 昼間からつぶれて眠る 何を見ても何をしても 虚ろな目は死んだ魚 吐き出されたコトバたちが 部屋中溢れて腐っている 人の胸に残るような そんな歌がつくれたら 負けた、負けた、今日も負けだ 光るコトバ見つからない 酒だ、酒だ、飲んでしまえ 虎にもなれずに溺れる | |
おべんとうハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 今日はうちの子どもらが バスに乗るというので 朝も早くから起きて はりきって作ったのよ 他の子たちはみんな ハンバーガー屋さんに行き 僕は一人バスの中 つめたいお弁当食べる さめても、おいしい さめても、おいしい さめても、おいしい さめても、おいしい 今日はうちの子どもらが バスに乗るというので 朝も早くから起きて はりきって作ったのよ さめてからもおいしい | |
逃避行ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 掴みかけた運にも すっかり見放されちまった まるで石ころのように そこらへんに打ち捨てられて ポケットの中には 古ぼけた写真が一枚 今夜眠る場所もなければ 勿論そんな金もない 夜の闇の中に 隠しておくれ 朝の露とともに 消しておくれ 大切な人の一人も 守ることもできずに ここらへんでそろそろ 諦めてしまおうか 僕の手の中には 古ぼけた写真が一枚 今夜君のもとへ行こう 真黒な夜汽車に乗って 夜の闇の中に 隠しておくれ 朝の露とともに 消しておくれ 夜の闇の中に 隠しておくれ 朝の露とともに 消しておくれ | |
百八つハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 薪をつめば夜鷹が目を付け あくびをすれば夜中に目が醒め 一息ついた 木陰にしゃがみ 煙草をのんで おならで出した 秋の入り日はウツクしけれども 飽きた頃にはもう毛布布団冬 炬燵の中で 蜜柑の皮が 乾いて縮む 今年も終る 明け まして おめでとう | |
罪の味(なんじゃらほいバージョン)ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | とうとうおいらやってしまった 越えてはならぬ線をまたいだ 死んだらきっと地獄行きだな お前とももう離ればなれか ヘイヘイヘイ、俺、バカなこと ヘイヘイヘイ、俺、しちまった 素知らぬ顔で誤魔化したって お天道様はちゃんと見ている 忘れたふりで暮らしてたって いつか裁きを受ける日が来る ヘイヘイヘイ、俺、バカなこと ヘイヘイヘイ、俺、しちまった なんだか今日は街の灯りが やけに眩しい、気のせいだろか 鏡に映る俺の後ろに 後光のような輪っかが見える ヘイヘイヘイ、俺、バカなこと ヘイヘイヘイ、俺、しちまった バイバイ、マイハニー、これでもう バイバイ、マイハニー、おしまいだ | |
引っ越しの準備ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | アルバムを開けば あなたの笑い声が 写真の中から きこえるような気がする 引き出しを開ければ あなたの忘れ物が 片付けられずに 今もそのままそこにある 少しずつ毎日 あなたの着てた服や 部屋から匂いが 消えていくような気がする アルバムを開けば あなたの笑い声が 今でも幽かに きこえるような気がする | |
くたびれ詩人ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 今僕の 隣りでは 君が子どもを あやしてる その横で 飯を食い テレビを見てる 僕がいる また今日も 夜が来て 僕は一日 色褪せていく 今僕の 隣りでは 君が寝息を 立てている その横で 眠れずに 夜明けを待ってる 僕がいる また闇が 染み込んで 僕の体は 重くなっていく また明日も 朝が来て 今日と同じに 過ぎていくのか | |
妙なる調べハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | だんだん長くなっていく 壁にのびる影 だんだん薄くなっていく 僕たちの影 窓の外 なんて美しい色 なんだか足の先の方からなくなっていくみたいだ だんだん細くなっていく 僕たちの火 だんだん遅くなっていく 僕たちの時間 何だろう この美しい音 なんだか頭の上の方から聞こえてくるみたいだ だんだん、、、 | |
邂逅ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | あなたが わたしの 名前を 呼ぶのが わたしの 耳には 確かに きこえる ずいぶん遠くに 離れてくらして ずいぶん暫く 話もしてない それでも今確かに あなたがわたしの 名前を呼ぶのを わたしは聞いた さよならの味と ごめんの匂いがした 藍色のような 桃色のような 重たい夜明けが そのあとやってきた ずいぶん遠くに 離れてくらして ずいぶん暫く 話もしてない あなたのこころを ちかくに感じた わたしとあなたが おなじに思えた そろそろ わかって もらえる はずだね 僕らは おなじさ、 僕はね 君だよ | |
おもいでハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐野遊穂 | 佐藤良成 | 遠い遠い物語 昔聴いた古い歌 戻らぬ日々を思い ただ涙にくれるばかり 夕闇の窓辺に立ち 寄り添い雲を眺めた そして星が灯ると あの人はギターを弾いて 二人で恋の歌をささやきあった 夜明けまで 時は流れ花は散り 恋人は去ってしまった 戻らぬ日々を思い ただ涙にくれるばかり 哀しみが私の胸 冷たい雨で濡らす 昔聴いた古い歌 煙草の煙に浮かんで 夢のように儚く かき消された物語 | |
海辺の街までハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | いつのまにか日が暮れて もう足元さえ闇につつまれて 僕はこれ以上歩けない まるで棒きれのような足を引きずって 一日中歩き続けて これ以上歩けない もしも翼があったなら 今すぐ君のところへ ああ…… ふと見ると向こうの山、あかく燃えている 気づけば朝日で僕もあかく染まっていた | |
午睡ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐野遊穂 | 佐藤良成 | 何もかもが眠る 水の底の街で 僕は一人きり彷徨う 止まったままの時計 君の秘密の箱 何が入っている? 大事そうに抱え込んで 時々のぞいている にじんでく淡いひこうき雲 目を細め…… 冷たい冬の前の 束の間の日向に ねこは丸くなって眠る 僕も夢の中へ なまぬるい風が僕の髪を 揺らしてる…… はるか遠くの方で 君の声が聞こえる くり返し僕を呼んでいる それは夢か現か 夢か現か | |
今晩はお月さんハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 山の向こう日が落ちて 夕闇が影を隠す 街の灯が道に落ちて 影をつくる 人気のない小さな店 片隅に腰をおろす グラス越にロウソクの 火が揺れている 帰りたくない 今夜だけは 何もかも忘れて 眠ってしまいたい 今晩はお月さん ここからじゃ見えないけれど 想い出に誘われて 涙が落ちる 帰るところが 私にはない あなたのところへは もう帰れない あなたのいるところ 私には遠すぎる | |
ライブの日ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 誰もいないよ、きっといないよ 僕のうたを聴きたいなんて 誰も来ないよ、きっと来ないよ 期待したって落ち込むだけさ ゆうべ見た夢の中、舞台の上 次の言葉が出てこない そこで目が覚めた 今夜こそはうまく歌えるかな 膝のふるえがとまらないよ 誰もいないよ、きっといないよ 僕はもう気にしてないよ 誰も来ないよ、きっと来ないよ だけど歌うよ、手を抜かないよ ゆうべ見た夢の中、舞台の上 客席は誰もいない そこで目が覚めた 今夜こそはうまく歌えるかな 体中汗が吹き出てくる ゆうべ見た夢の中、僕の声が 響かない、届かない そこで目が覚めた 今夜こそはうまく歌わなくちゃ 君が聴きに来ているから 聴いてくれよ 次のうたも | |
1時間ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 夜明けまであと1時間 もうそろそろ行こう 聞こえるのは眠る君のかすかな寝息だけ 目を閉じた君の横顔 とてもきれいだよ さよなら 君の耳元にそっとささやいた ああ、僕は君を置いて今ここを出ていく 外は雨 音もなく 僕の頬をぬらす 君と出会ったのはたった半年前のこと もうずいぶん前のことのような気がする 今思えば僕らろくに話もしなかった 時間はいつもあまるほどあったはずなのに ああ、僕は君を置いて今ここを出ていく 外の雨は僕の涙 静かに降りつづく 外の雨は僕の涙 静かに降りつづく | |
陽炎ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 昨日の晩から高い熱が出た それは僕がゆうべ濡れて帰ったせい 今日も窓の外は白く色褪せてる テレビのニュースが君のこと言ってる 蝉の 声が とけて いくよ 夏の昼下がり悪い夢を見た それは僕が君を置いて帰ったせい 今日も窓の外は白く色褪せてる テレビから音が聞こえなくなった 青く 澄んだ 水の 底に 君が静かに 沈んでいるよ まばたきもせず 横になってる 蝉の 声が とけて いくよ 青く 澄んだ 水の 底に はやく はやく 見つけて | |
さがしものハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | ずっと前からさがしているんだ ずっと本気で求めているんだ 宝石のように輝いているのか はたまた闇に紛れているのか 昨日は西に、今日は東に あてもないままさがしているんだ 箪笥の陰も、引き出しの中も みんなさがした 何度もさがした どこにいるのか僕の好きな人 どこをさがせばめぐり会えるのか 湘南の海も、夜の新宿も みんなさがした 何度もさがした 大阪も行った 名古屋にも行った 南は博多 北は小樽まで お金も払った、 プレゼントもした 働いて貯めて そしてつぎ込んだ だけどどこにも どこにもいないよ 運命の人、本当にいるのか ずっと前からさがしていたのに ずっと本気で求めていたのに 運命だなんて 赤糸なんて 腹のたしにもなりゃしないくせに かなしい気持ちで家に帰った 久しぶりの家 君が待っていた やっと見つけた僕の好きな人 なんだ、はじめから隣りにいたのか | |
最後の一葉ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | せっかく好きになったのに 今日でもうさようなら 君のこと少しずつ かわってきたばかりなのに とっても楽しかったのに 今日でもうさようなら 明日からは僕たち 別々に生きていくんだ また会うときがあるならば もう誰にも邪魔はさせない また会うときが来るならば 鳥のように自由でいたい たとえ歳をとっても 今日のこと忘れない 風が吹いて最後に残った葉を吹き飛ばした また会うときがあるならば もう誰にも邪魔はさせない また会うときが来るならば 鳥のように自由でいたい たとえ歳をとっても 今日のこと忘れない 風が吹いて最後に残った葉を吹き飛ばした 最後の葉を吹き飛ばした | |
あこがれハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | あごひげを おへそまで 編み上げた大男たち 素っ裸に 褌で 列になって歩いてるよ どうしよう、 警察に言おうかどうか迷うな 横断歩道 渡るとき 最後尾がゲロを吐いた なんだかかっこいいな 俺もあんな風になろう 追いかけよう 付いていこう 服を脱ぎひげを編もう | |
E.A.D.ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | チンパ凡平 | 佐藤良成 | Hey, 前にならい 歩きなさい 余所見しない Hey, 髪が長い 服がださい 顔が暗い こんな家 出ていくよ こんな家 二度と戻らない Far away ずっと遠くまで 僕を連れて行って Hey, 顔を洗い そしてうがい すぐしなさい Hey, 父は不在 母は夜這い 誰もいない こんな家 出ていくよ こんな家 二度と戻らない On a plane 海の向こうまで 僕を連れ出して こんな家 出ていくよ こんな家 二度と戻らない こんな家 出ていくよ こんな家 二度と戻らない | |
一粒の種(HHHH version)ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | そのむかし恋人は 一粒の種をまき 僕にこういいました 木がそだち、その枝に 花が咲いたら、そのそばに 家を建てて暮らそうと そのむかし恋人は 一粒の種をまき 僕にこういいました 花が咲き、その花が 実を結んだら、それを摘み 私を迎えに来てくれと 月が欠け、また満ちて 種は木になりました 春が来て、花が咲き やがて実をつけました 枝いちめんつけました | |
罪の味ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | とうとうおいらやってしまった 越えてはならぬ線をまたいだ 死んだらきっと地獄行きだな お前とももう離ればなれか ヘイヘイヘイ、俺 バカなことしちまった そしらぬ顔でごまかしたって お天道様はちゃんと見ている 忘れたふりで暮らしてたって いつか裁きを受ける日が来る ヘイヘイヘイ、俺 バカなことしちまった なんだか今日は 街の灯りがやけに眩しい 気のせいだろか 鏡に映る俺の後ろに 後光のような輪っかが見える ヘイヘイヘイ、俺 バカなことしちまった バイバイ、マイハニー これでもうおしまいだ | |
蝙蝠傘ハンバート ハンバート | ハンバート ハンバート | 佐藤良成 | 佐藤良成 | 水溜まりの中に五十円玉が落ちていた 僕はそれを拾ってポケットにしまった 僕の蝙蝠傘には所々穴が空いていて そのすき間から時に見たくないものが見える ポロロン、ポロロン、雨が唄うよ 家に帰ってみるとコンロでお湯が沸いていて ちゃぶ台の向こうに黒い影が座っていた 僕と同じ服を着て僕と同じ髪型で 僕と同じ顔だけどほくろの位置がちょっと違う ポロロン、ポロロン、雨が唄うよ ポロロン、ポロロン、雨が唄うよ 君が拾った五十円玉は三途の川の渡し賃さ そう言って微笑んだ影のその歯はとても穢かった こうしてとてもあっけなく 僕は何か別のものと入れ替わってしまった 乗っ取られてしまった 僕の蝙蝠傘には所々穴が空いていて そのすき間から時に見たくないものが見える | |
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