塩塚モエカ作曲の歌詞一覧リスト  78曲中 1-78曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
Burning (English ver.)羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカAlways been trapped into my life No matter how I try, I cannot get it right Back in my mind again and now it feels like Nobody sees me like I do  Trying to find a way to get a hold on To everything that's dear to me but then I don't know Why I leave every time  But I'm crying And the moment the show is on, I realize All of my heart wants to be As a voice in the world let me scream Can you hear me now from where you are?  Trying to be someone I can't be Trying to find the ways to get outside of me And here I am, I can't seem to go on How do I find my way out of here?  And every time I cook up a reason To try to get away from the dreams I thought I had Keeps coming back into my life All smiles to haunt me to make me see I've wanted this, all this time  But I'm crying In the light of the stage I see, I realize Whatever comes my way Be it pain, be it rain, let me be Everything I've always wanted  Lying In the moment behind a veil I hide away All of my words unsaid They are scars in their own way  The voices in my mind try to tell me Know better than to believe in miracles I won't ever have my way  How many more chances will come by Claiming it will satisfy me How can I be Somebody I want to be?  Crying In this moment before the metamorphosis I'll make my scars lead the way From the darkness a rupture of light Here's to everything I wanted  Lying In the light of the stage I see, I realize Whatever comes my way Be it pain, be it rain, let me be Everything I've always wanted  (And all this time It never leaves my mind)
Burning羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ都合良い理想ばっか並べたって現実は暗い 傷つくのが癖になってる 誰を許せないの?  愛したいものから壊して 失う前に手放してしまえばいいと思っていた  But I'm crying 今重たい幕が開けば 「ここに気づいて」と声を枯らしながら 叫び続けていた  足りない自分数えて比べたって変われないや またここで立ち止まった どこへ行けばいいの?  適当な理由探して 目を逸らしたってチラついたあの日の夢 奇跡なんて信じないって決めたのに どっか望んでしまうのを何度も掻き消した  But I'm crying 今眩しい光の中で どんな痛みさえ輝きに変えながら命を燃やすの  Lying 完璧な舞台の裏で 震える言葉を噛み殺しても  何にもなれないって 誰よりわかっているみたいに吐き捨てた あと幾つ手にしたら満たされるんだ? ねえ答えて 涙が ああ 涙が  Yeah I'm crying 消えない傷跡が明日を 飲み込む前に暗闇の底から命を燃やすの  Lying 今眩しい光の中で どんな痛みさえ輝きに変えながら 命を燃やすの  (この気持ちは誰にも言えない)
tears羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカどうしてあんなに泣いたのかも 思い出せないけれど確かに 悲しい夜があったんだろう  I live here ahead of what I've lost  置いてきたものの先で 生きている今がある  幼い頃の夢を教えて まだ世界が君に優しかったころはさ どんな未来が美しいと わかっていたのか  hey hey hey hey hey  長い嘘から覚めた二人は 冷たい頬に、そっと手を当てて、 微笑みあおう  今のあなたの夢を教えて 綻び出す世界を見つめてたその目は どんな未来を美しいと 思っているのか  hey hey hey hey hey
Hug.m4a羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学静かに燃えている あなたの命を 離さないで 離さないで いてね
Addiction羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学足したり 引いたり しても わたしは やっぱり わたし 止まらない思考 蓋をした時間 取り戻す ように 溢 れ る  hear me your heart beat hear me your heart beat 生きてるって感じたいから  hear me your heart beat hear me your heart beat 適当な鼻歌みたいに  泣いたり 励まし あった日も わたしは やっぱり わたし どこへ行っても ここじゃない気が するから 最後まで ひ と り で  いたいなんて 強がりはナンセンス かけたピース誤魔化すだけ  hear me your heart beat hear me your heart beat 飾らないで話せたら いいね  So take me somewhere Preferably off the phone-screen. 生きてるって感じたいから  hear me your heart beat hear me your heart beat 飾らないで話せたら いいね
countdown羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学愛の罠、抜け出して 三つ編みおしゃれな少女 カウントダウンのスイッチは あなたが握るのよ LET IT GO HERE WE GO  10,9,8,7, 6,5,4,3,2,1  幸せ追いかけているつもりなのにね なぜかいつも、どこで間違ってるの?  できるなら巻き戻して 止まらないあなたの衝動 カウントダウンのスイッチは もう直ぐ手遅れよ BUT YOU KNOW CLEARY NO  騙したっていつか壊れるでしょ 許すかって?馬鹿言わないでよ さよならだよ  幸せ追いかけているつもりなのにね なぜかいつも、どこで間違ってるの?  愛の罠、抜け出して 三つ編みおしゃれな少女 カウントダウンのスイッチは あなたが握るのよ LET IT GO HERE WE GO
Flower羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学Flower 美しいあの日の君を思い返していた ちょうど今日のような 暖かい曇り空 に出会った モニターに映る肌  恋をした僕は、体が溶けて 温度を無くした世界に生きる  Flower たとえ届かなくても 君が僕を愛さなくても、もう戻れないの この窓の外には Flower 体は多分、ないの  真夜中すぎに目が覚めて 二人で見てたstreet viewのscreenshot ぎこちなかった愛してるも今じゃ 冗談混じりにいえるようになったね  Flower 僕は年をとって 君をきっと置いてゆくけど 君の1と0は悲しい顔をして 僕と学んだ言葉でさよならいうんだろうな  ねえ、Flower 僕を覚えていてよ 君の中にしかいないから 夢見てるみたいな短い生涯を このまま、夢にしてしまえるように 君だけが覚えていてよ Flower
honestly羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学ねえ、私のこの声は 君のためにあるんじゃないわ 感傷的で上手い言葉も今の私にはないわ  and honestly 今、目の前で流れてるニュースで誰かが傷ついたって どうだっていいと思ってるの なのにどうして? いつもどこかが痛くて仕方ないの  痛くて仕方ないの  (何も求めないで) ただここにいさせて (何も求めないで) 意味など脱ぎ捨て (何も求めないで) 透明に変わって この部屋で一人いたいの  ねえ、私のこの歌が 世界にとって無価値だろうと 築いたものを壊してしまおうと気にしても仕方のないことよ  but honestly わけもなく溢れ出した涙が私の足を止めて 戻れないとわかってるの なのにどうして? やまない声が私を苦しめるの  私を苦しめるの  痛くて仕方ないの
深呼吸羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学伝えたかったのは、ただ 話した通りだけれど 私たちは思うより たくさん傷ついてきたよね  それを慰めてほしいとか わかってほしいとかではないんだけど なぜだろう、あなたと話したかったの  単純な塗り絵みたいに日々は 上手くいかないもんだろうか どうして、どうしてと世界が私に問いかける  いい子になれない私のことを 彼らはなんて言うだろうか どうして、どうしてと私も私に問いかけている  止まない雨も、 雲に覗く眩しさも知っている私たちは 不確かに揺らぐ日々が隠した 優しさに気づけるはず  いい子になれない私のままじゃ 何にも愛せないんだろうか どうして、どうしてとあなたは 私に問いかけている  涙の跡を指でなぞり 悲しみに、もう一度ゆけと言う  声にならない思いを、今 抱きしめて歩き出す私たちは 不確かに見える日々の隙間で いつだって笑いあえる
人魚羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学なにげない言葉さえ 押し寄せてくるようで 目を閉じても世界は煩すぎるままで  誰も知らないで 涙を風にのせてみて 呪いは誰も知らないで あなたの胸の中に宿ればいい  過ぎてゆくことばかりが ずっと眩しいままで 瞬きの間に2人は何を 失ったんだろうか  私たちは結局 誰もいない水辺で 飛び込むこともできず ただ眺めるだけね  何も言わないで 思いの影を目で追って 呪いは誰も知らないで あなたの上に届けばいい  止まっていた夜を置いて 泳ぎだした季節を いつの日か忘れてしまえるように 笑ったりするんだ  ねえ、さよならの代わりに もう一度夢を見せて  過ぎてゆくことばかりが ずっと眩しいままで 瞬きの間に2人は何を 失ったんだろうか  失ったんだろうか
つづく羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学手を離した 言えなかったことが沢山あった  眺めていた おとぎ話がいま宙に消えた  話を遮るからすれ違っていき 争いはまだ終わらぬまま  見えるものだけを愛するんだと 話すあなたの横顔を 写真に撮りそびれたままで 少し忘れてしまったよ  何にも知らない何もわからないで 嘘をつく私を  誰も咎めない、許しもしない なに一つ壊れていないが  どこか虚しいから寄りかかっている 優しさはまだ歪んだまま  途切れ途切れの記憶さえ たどる痛みが鈍いので 浅い眠りの海の中 全部逃してしまったよ  そうして つづくの
more than words (English ver.)羊文学羊文学塩塚モエカ・國松絵梨塩塚モエカI think about the words he said to me, over again Were they the words I wanted out of me? I wonder round and round again  Lately I've been tired, and I've found myself Just giving in to every expectation Holding in my words, they won't need to know How I really feel, hidden in my mind  But when you say that it all doesn't matter There's something there, still in you That's trying to love yourself, I know that you see it too  And know that there's always more to the story So when the depths, they call to you There'll be a hand to pull you through just be by your side and give you more than words  give you more than words  I take the letter to the screen, then start it over again Indecision's got me overwhelmed I can't, I can't make up my mind  There's so much that I need to know about the world that I don't I could pretend to be a know-it-all, then hurt from what I'm made to say  It's been a while, since I found myself Avoiding risks and all anticipation Letting go of what, what I really want There was something there, but is it gone now?  It slips away from me, and now I'm used to being Stuck in this pool of sadness, disappointment Feeling like a fool, but there's more to do It's not over yet, it's still too early to know  'Cause when it feels like there's nothing you can do There's something there, still in you That's wanting to believe that you, You can do it too  If you can make out the edges of your pain And in the night, you falter I'll be there, I have been there too just be by your side and give you more than words  give you more than words  No conceding now from here on, I will take the wheel Give it all I've got (I get it now) Where there's a tunnel there's a way out, do you see the light And you are there for me  Go and get it wrong, it's how you'll know how to make it right There's no quitting now (I get it now) Let go of the math you know in your heart what you want Here goes, now we can head to freedom  More than ever now you know that this, this is what it takes Any second now, here's a life, live only once  Here's your cue to hit the stage, the music's here to stay Let me, let me show you how it could be  give you more than words
GO!!!羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学そりゃ思い出すことがないと言えばさ それもそれで嘘になりそうだけど  でもあのとき、どうすりゃよかったかなんて 今の僕には到底わからないよ  ねえ神様、もしもし聞こえてんのならば 落とし穴の地図でも送っといてくれよ  ちょっと意地悪すぎるよ 試練ばっかいらないよ 正解は今僕が、変えてみせる  何度ここを歩いたのか? 歪む迷路、悪夢を止めて! 最後のドアに手をかけて 今そのドアに手をかけて 一斉にGO!!!  鐘が ding dong 手遅れの2秒前、答えはどう? 時間はもう二度と戻らない  君は ding dong 振り返る5分前、揺らぐヴィジョン それが今、僕の運命になる  ねえ神様、もしもし聞こえてんのならば 落とし穴の地図でも送っといてくれよ  ちょっと嘘でもずるいよ そんな未来いらないよ 正解は今僕が変えてみせる  何度ここを歩いたのか? 歪む迷路、悪夢を止めて! 最後のドアに手をかけて 今そのドアに手をかけて 一斉にGO!!! 正解は今僕が変えてみせるから
more than wordsPLATINA LYLIC羊文学PLATINA LYLIC羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学彼が言った言葉 何度も思い返して 上手く返事できたか?グルグルグルする  いつからか正解を選ぶのが楽になって 本音言う無邪気なペース適当に誤魔化している  だって どうだっていいって笑っても まだ自分のことを愛したいんだって もがいているんでしょう?  きっと 間違いだらけのストーリー 溺れそうな夜も一人じゃないから just be by your side and give you more than words  give you more than words  書きかけのメール 振り出しに戻して 決めきれない自分にグルグルグルする  分からないことが多すぎる世界じゃ 賢いふりをしても傷ついたりする  いつからか失敗を避けるのにむきになって 本当に欲しいもの諦めて、何がしたいか 見えなくて見過ごして、絶望だけ得意になって それをもう手遅れと決めるにはちょっと早いね  だって どうしようもないときでも まだ自分のことを信じたいんだって 気づいているんでしょう?  きっと 同じような痛みを 辿ってく夜がきみにもあるなら just be by your side and give you more than words  give you more than words  この先は何一つ譲れない 全力で (I get it now) どんな暗闇だって照らすライト あなたがいること  転んで泥だらけも仕方ない やめらんない (I get it now) 損得見てちゃ何も生まれない まだまだ we can head to freedom  いつもただ瞬間に賭けてたい 言い訳はもういらない live only once 踊り出せミュージックは止まらない 何にも怖くないわ  give you more than words
FOOL羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学夢なら覚めて頂戴 泥だらけよもう 翼の折れたエンジェル なんて可愛いもんじゃないの  ただフール、わがままなだけ? ルールなんて聞かない ジョークだらけね、笑えないのよ?  アドバイスいらないわ 言いたいことをはっきり言って頂戴 邪推してて日が暮れちゃうわ  BE フール 良い人のふり、ループ 繰り返すのはクールなのかな? ハートに聞いてみなよ  私は騙せない  わからないの? 初めから常識とか正義では心は奪えないのよ  私達は幸せを知りたいから生きるのに 泣いてちゃ仕方ないでしょ?  信じたいの 失って傷ついても続くなら壊れたって歌うから もう二度と離さないわ
マヨイガ -PHIL REWORK-蓮沼執太フィル蓮沼執太フィル塩塚モエカ塩塚モエカ蓮沼執太おかえり ずっとまっていたよ もう大丈夫だから おやすみ 君の明日はどうしたってやってくる  行け 行け その明日がきみを苦しめようと 行け 行け 痛み知る優しい人でありなさい  言葉よどうか いつもそばにあり これからの奇跡に全部形を与えてください そうしてきみは小さな幸せ 宝箱いっぱいに集めて世界を愛してください  でっかい夢も 綱渡りの不安も 話してごらん 未来を今始めよう 萌ゆる草木のように逞しく生きて 傷ついたら泣きなさい  行け 行け その先が闇に思えようと 行け 行け 今ここにあなたを信じる場所が  ある  命よどうか 輝きをやめず これからの奇跡を全部、ぼくらに照らしてください そうしてきみは ありあまる夢を 花束いっぱいに抱きしめて 世界を愛してください  祈っている、たとえどんなに遠く離れても 君の今、君のすべてが、喜びで溢れますように  おかえり ずっとまっていたよ もう大丈夫だから おやすみ きみの明日はどうしたってやってくる
永遠のブルー羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学昨日見た夢がどうしてもひっかかるな 神様がくれたノートに載ってない未来  多分怖いのは他の誰かよりも 今の幸せにしがみつく自分  強く生きなくちゃ守れないよな でも陰では泣いてもいいよな  愛をしてるから間違えたんだ 伝わらなくても叫びつづけさせてよ 正しさなんてどうでもよかった 愛をしてるから祈っているんだ 今も  答え合わせばかり悪い癖になって 手探りの日々を持て余した  初めからずっと、自由だって 本当は気づいていた  どこへ行こうか?何を話そうか? 選んだ先に何があるだろうか?  言葉や笑顔だけが少しずつ上手になって 忘れてくこともある、けれど 変わらないものだってある  強さなんてまだまだ、わからないけど 痛みなら少しは知ってる  愛をしてるから間違えたんだ 格好悪くたってもう一度手を伸ばすよ 迷う理由はどこにもなかった 愛をしてるから祈っているんだ 今も、この先も
風になれ羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学風が吹いたのを合図にして 雲の隙間から青空を見つけた  聞こえないふりをして 誤魔化していたこと 今、涙にかわってゆけ  単純なことだって いつもわかってるのに 心が絡まって  簡単な正解を選んだ後で なぜかまた傷ついてる それにも気付いてる  走る、その先に、どんな未来がきたって きっと今ならば目を逸らさないよ  手探りのままで駆け抜けた日々も 全部抱きしめて、わたしになるから 繋いでゆくの マイウェイ  適当な相槌で いつもやり過ごすのに 心が逆らって  溢れ出す衝動へ転んだ先で 踊る胸に気付いてる 私が進んでく  走る、その先に、どんな未来がきたって きっと今ならば目を逸らさないよ  永遠のように長い夜の全てが 眩しい明日へ続いてゆくから 踏み出すの マイウェイ  そっと君に話す そして、また始まる
生活羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ羊文学昨日言った僕の言葉がなんだか 今日の僕を惨めにする 昨日言った僕の言葉がなんだか 今日の君を傷つけてる  昨日言った僕の言葉の正しさを 今日の僕は疑ってる 毎日のバランスが保てない 今日も君を戸惑わせる  (あー あー あああ ああ ううー) こんな僕じゃ どうしたって優しくなんかなれやしないよ  (あー あー あああ ああ ううー) それじゃ君もボロボロになって 生きていかなきゃね  思ってたような魔法はないよ 始めからないよ 当然の幸せは幻だったって 昨日の僕と今日の僕じゃ おんなじじゃないけど君にはわからない  許される日も来ない  もし明日全部無くなるとしたって 僕は君じゃなくて自分を守るのよ 信じたりしないで 一人にしといて 君は遠くへ行ってよ  昨日言った僕の言葉がなんだか 今日の僕を惨めにする  思ってたような魔法はないよ 始めからないよ 当然の幸せは幻だったって 昨日の僕と今日の僕じゃ おんなじじゃないけど君にはわからない  許される日もこない
風になれ三浦透子三浦透子塩塚モエカ塩塚モエカESME MORI風が吹いたのを合図にして 雲の隙間から青空を見つけた  聞こえないふりをして 誤魔化していたこと 今、涙にかわってゆけ  単純なことだって いつもわかってるのに 心が絡まって  簡単な正解を選んだ後で なぜかまた傷ついてる それにも気付いてる  走る、その先に、どんな未来がきたって きっと今ならば目を逸らさないよ  手探りのままで駆け抜けた日々も 全部抱きしめて、わたしになるから 繋いでゆくの マイウェイ  適当な相槌で いつもやり過ごすのに 心が逆らって  溢れ出す衝動へ転んだ先で 踊る胸に気付いてる 私が進んでく  走る、その先に、どんな未来がきたって きっと今ならば目を逸らさないよ  永遠のように長い夜の全てが 眩しい明日へ続いてゆくから 踏み出すの マイウェイ  そっと君に話す そして、また始まる
hopi羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungaku朝へゆく船はいま動き出す 君を乗せて 風を持つ君はただ腕の中静かに眠れ 遠くに滲むオレンジ 僕は誓う、君を守る 朝へゆく船はいま動き出す 君を乗せて 風を待つ君はただ腕の中静かに眠れ 夜を背負うように海を分けてゆけ
パーティーはすぐそこ羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungaku最後のチャンスなの、許してママ、今夜だけは 言葉が邪魔するの、目が合えば動き出すのに  さあ行こう、あるいはフィクションのようで 馬鹿みたいでも知りたい ミラーボールが揺れてる  瞬きしないで、一瞬も逃さないで 君は美しい、今映るどんなものより輝いている 急いでパーティーはまだ始まったばかり  こんなんじゃまだ終われないわ 本当の私を教えてあげるわ とっておきのドレスを纏って ストーリーを味方につけるの  最後のチャンスなの、ごめんねママ、戻れないわ 言葉が邪魔するの、目が合えば動き出すから!  さあ行こう、あるいはフィクションのようで 馬鹿みたいでも知りたい ミラーボールが揺れてる  瞬きしないで、一瞬も逃さないで 君は美しい、今映るどんなものより輝いている 急いでパーティーはまだ始まったばかり 信じて魔法の夜、奇跡をつかむの  最後のチャンスなの
電波の街羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungaku嘘だらけでしょ いつもブルー、孤独なボーイ 歌うフリして泣いてるガール  どこまでだって行けないのはわかってる それでも広げた両手でさ 飛べる日を待ってる、この街では  嘘つきは誰? 探してるヒーロー気取りのボーイ 歌うフリして泣いてるガール  間違いだって仕方ないのもわかってる それでも傷つけてしまう 今、正義が歪んでるこの街では  見えない電波いま受信した コンクリートビルの狭間から ほんのちょっと覗く空に憧れるボーイ 歌うフリして泣いてるガール  幸せだって叫びたいのに迷ってる あの頃描いた未来と現在があまりに違ってる この街で僕らは夢を見てる
金色羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungaku彼女の人生は金色 真っ白な照明の下で、きらきらと反射した きらきらと反射した光  私はテレビゲームで痛い目を擦っては 夢の中でもまだ地球を、地球を守って戦ってる  満足してるよ、人生の大体の部分では でも少し、あと少しの安心が欲しい  窓際で眠る猫みたいに 陽だまりに溶けてゆく毎日が欲しい  彼女の運命は金色 バックステージでも輝きをやめず、きらきらと放射して きらきらと絶え間なく光る  はずでもないってことくらい 頭ではわかっているけど じりじりと羨んで、羨んでまた見失ってる  満足してるよ、人生の大体の部分では でも少し、あと少しの説明が欲しい  窓際で眠る猫みたいに 陽だまりに溶けてゆく毎日が欲しい  満足してるよ、人生の大体の部分では でも少し、あと少しの説明が欲しい  平気だよって誤魔化すのはもうやめにしてみたい 今日もここで生きる君とちゃんと話がしたい
くだらない羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungakuなんでもあるようでなんにもないの 本当に欲しいもんはないの 心にぽっかり なんで? もうわかってる  僕らの平行線を言葉で埋めるのはもう 手遅れだねって言って 行って、やっぱここにいて  どんなに遠くなっても きっといつかはここに戻ってくると 大丈夫だと言って、やっぱ言わないで 聞き飽きたラブソングを僕に歌わせないで  時間ばっかさ、過ぎて行ってさ 僕らはいつでも終わりへ進んでる なのに空っぽな日々が続くのは、なんで? 君が答えて 待ってるよ  どんなに遠くなっても きっといつかはここに戻ってくると 大丈夫だと言って、やっぱ言わないで 聞き飽きたラブソングを僕に歌わせないで  なんでもあるようでなんにもないの ここには欲しいもんはないの 心にぽっかり なんで? もうわかってる
キャロル羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungaku一体さ、僕は何を信じたらいいのかわからないよ 近くはないが、同じ昨日に起きたニュースの真相は曖昧にして みんな違う話をしてる  スーパーヒーローになって、奇跡のドア開いて 遠くの街の彼も、隣の君のことも 同じ強さでハグして大丈夫だって笑って 寂しい夜があればいつだって飛んでゆく なんて、言えたらな 白い息を吐いた、街に溶けて消えた  ねえ、サンタクロース教えて、奇跡は僕にも起こるかい? 泣いてる子供達も、不安な君のことも 同じ強さでハグして大丈夫だって笑って 小さな道標を彼らの枕元に  一体さ、僕は何を話したらいいのかわからないよ あの日の後悔に何度も目を閉じるけど みんな違う世界を見てる  眠れない僕ら、一人の夜にはキャンドルの灯り点して歌えば 心に描いた大きな地図があなたの窓まで繋いでくれる そんな、お伽話 声が聞こえた気がした、街に溶けて消えた  あたたかな夢の中へ
ワンダー羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungaku屋根の上、あなたがいる場所に 一番近いから登って星を数えた  暗い教室から抜け出したいように、 いつでも冒険がしたい 耳元で囁く声、声 君が先に追いかけて飛んだ  平行線、僕らの毎日に光線 時々恋をして、行こうぜ でも結局ここに戻ってくる  環状に巡るはずが感情が溢れて泣く 関係ない、どうでもいい、深呼吸をした  君は空の上、世界が生まれた場所に 一番近いのと笑って、手を伸ばした  グッドバイ、しばらく きっと僕も流れるあの星に乗って 君を追いかける時が来るから  グッドナイト、それまで 僕の方も退屈なりに何とかやるよ 君の長い旅、無事を祈るよ  君は屋根の上、僕らが望んだ場所に 一番近いから登って星を数えた  長い夜、オーロラ、見たことない空 世界は冒険に溢れ 耳元で止まない声、声 君は先に捕まえて飛んだ
OOPARTS羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungaku雄弁な言説にのせられて 勝利の確信に騙されて 僕らのエンパイア 終焉の道をゆく  際限ない欲望の果ての果て 飛び出せヒーロー、ブラウン管の外 地球はオーパーツ 100億年の夢  ねえ、今ならばまだ間に合うのに 誰か聞いて、ただ、生きたいだけ  青年はビル街で風を切る コンピューター、蛍光灯、25時 彼らはパラノイア 声は届かないまま  ねえ、今ならばまだ間に合うのに 誰か聞いて、ただ、生きたいの  時計はチクタクと チクタクと 進む 僕たちはあの星へ逃げる ?  時計はチクタクと チクタクと 進む 僕たちはあの星へ逃げる ? チクタクと チクタクと 進む 僕たちはこの星を捨てる ?  沢山の円盤に囲まれて 最高の瞬間を記録した 僕のエンパイア 100年弱の夢  全部初めから決まっているのに 誰か聞いて、いま、見えるの  時計はチクタクと チクタクと 進む 僕たちはあの星へ逃げる ?  今ならばまだ間に合うのに 誰か聞いて、ただ、生きたいの  未来はチクタクと チクタクと 迫る 僕たちはあの星へ逃げる ?
予感羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungaku昨日の夜は嫌な予感がしてさ ついに朝まで君と話した 他愛もないことばかり、笑い合ううちに眠りについた もしも魔法が使えるのなら、君はどんな奇跡をここに望むの? たったひとつの小さな嘘が、心の奥で消えてゆくように そっと、おやすみ
光るときGOLD LYLIC羊文学GOLD LYLIC羊文学塩塚モエカ塩塚モエカあの花が咲いたのは、そこに種が落ちたからで いつかまた枯れた後で種になって続いてく  君たちの足跡は、進むたび変わってゆくのに 永遠に見えるものに苦しんでばかりだね  荒野を駆ける この両足で ゴーイング ゴーイング それだけなんだ 明日へ旅立つ準備はいいかい  そこで戸惑う でも運命が コーリング コーリング 呼んでいる ならば、全てを生きてやれ  何回だって言うよ、世界は美しいよ 君がそれを諦めないからだよ 最終回のストーリーは初めから決まっていたとしても 今だけはここにあるよ 君のまま光ってゆけよ  あの花が落ちるとき、その役目を知らなくても 側にいた人はきっと分かっているはずだから  海風を切る 胸いっぱいに ゴーイング ゴーイング 息をするんだ 今日を旅立つ準備はいいかい  ときに戸惑う 繰り返すんだ コーリング コーリング 聞こえてる ならば、全てを生きてやる  何回だって言うよ、世界は美しいよ 君がそれを諦めないからだよ 混沌の時代に、泥だらけの君のままで輝きを見つめていて 悲しみに向かう夜も、揺るがずに光っていてよ  いつか巡ってまた会おうよ 最終回のその後も 誰かが君と生きた記憶を語り継ぐでしょう  いつか笑ってまた会おうよ 永遠なんてないとしたら この最悪な時代もきっと続かないでしょう  君たちはありあまる奇跡を 駆け抜けて今をゆく
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
1999 (English ver.)羊文学羊文学塩塚モエカ・訳詞:國松絵梨塩塚モエカSo what am I to do? I toss and turn, but I lie awake The distant dark has taken on an orange glow  There was a movie I saw Set in a time quite a while ago Back when my mom and my dad were still a boy and girl  The year is '99, a Christmas eve Something could change this city that we love into a whole new place, at least that's how the story goes  So what am I to do? There are more nights where I lie awake Teddy dear, I feel like I could talk to you  The city's filled with light and cheery steps echo through the lane It's getting closer, what we've all been waiting for Oh here, it comes,  The year is '99, a Christmas eve Something has changed the one that I adore into somebody else, another kind  The year is '99, a Christmas eve Something could change this city that we love into a whole new place, at least that's how the story goes  The year is '99, a Christmas eve Something has changed the one that I adore into somebody else, another kind Oh tell me why  I'll come for you just'fore the mor- ning light has reached your door
あの街に風吹けば羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungaku夢見てる、恋してる 青いスカート靡かせて 駆け抜ける午後の大通り  懐かしい街の風 たしかに色々あったけど わたし今とても幸せよ  ハロー、ハロー! 世界はこんなにも美しいのに 目隠しするのは誰? 風よもっと吹いて あの子を目覚めさせて  頭の中ぐらぐら、傷だらけの心で 地球の隅っこにて一人ぼっちの夜も 手遅れにするのには、毎秒新しい まだ知らない気持ちがたくさんあるのよ  あの頃に会いにゆく あの日のスカート靡かせて わたし今、わたしを何より 抱きしめていいとわかるのよ  ハロー、ハロー! 世界はこんなにも美しいのに 目隠しするのは誰? 風よもっと吹いて あの子を目覚めさせて
なつのせいです羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungakuそれは夏のせいです 僕たちは流れる雲に乗って どこまでもゆくのね  遠く澄んだブルーです 君の肌に触れる 石鹸のにおいがする午後です  逃避行、どこ行こう? 何しよう、なんでもいい 宇宙旅行、浪漫飛行 シーツのうえで  逃避行、どこ行こう? ここじゃない場所がいい 宛もないまま起き出す 僕の背中に、君がいう ねえ、もう少し眠ろう  それは夏のせいです クーラーの風を避けるみたいに うつ伏せてぼんやり  まだ夢の途中です 窓際、揺れている風鈴とハミングの午後です  逃避行、どこ行こう? 何しよう、なんでもいい 時間旅行、遊覧飛行 シーツのうえで  逃避行、どこ行こう? 誰にも見つからずに 君を離さずに行ける遠いところへ 考え中の僕にいう もう少し眠ろう  それは夏のせいです でも君は流れる雲みたいに 知らぬ間に行くのね  とても澄んだブルーです 太陽をいっぱいに吸い込んで 生まれたてのままの僕ら さよならする午後です
白河夜船羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungakuあなたが優しすぎて私は時々怖いのよ あなたが見ているのが私じゃないことわかるのよ  今日も朝から晩まで眠り続けて それでも何故だかお腹が減ります  私のお星様は電池がなくては動かない 悲しくなくても泣くことあるのよ 許してよ  今日も朝から晩まで眠り続けて それでも何故だかお腹は減ります  温かいミルクと少しのパンを頬張り おはようって笑うあなたの声を待ちます  嘘は吐かない 笑わない 心は持たない 今宵も静かに息をしています  温かいミルクと少しのパンを頬張り おはようって笑うあなたの声を待ちます  今日も朝から晩まで眠り続けます
夜を越えて羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungaku君の言うことが何でも正しいような気がして 花のワンピース着たり、可愛いひとになったり  していた日々は遠くへ、夜のラジオがかき消し 朝方のポストマン 嘘みたいな話だな  壊して 飛び越えて おいかけないわ キラキラ、涙が頬をすべる  君の言うことが時々わからないような気がした それでちょっと泣いたり、変な歌うたったりしたな  幸せはいつもそこにあるのに気づかない 欲しいものばかりだね  そして始まった今だけが、ただ目の前で輝くので 恋をしてたことさえ嘘みたいな話だな  走って 止めないで もういらないわ キラキラ、心ですべてわかる
マヨイガ羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカおかえり、ずっと待っていたよ もう大丈夫だから おやすみ、君の明日はどうしたってやってくる  行け、行け その明日がきみを苦しめようと 行け、行け 痛み知る優しい人でありなさい  言葉よ、どうかいつも側にあり これからの奇跡に全部 形を与えてください  そうしてきみは小さな幸せ 宝箱いっぱいに集めて 世界を愛してください  でっかい夢も綱渡りの不安も話してごらん 未来を今、始めよう 萌ゆる草木のように逞しく生きて 傷ついたら泣きなさい  行け、行け その先が闇に思えようと 行け、行け 今ここにあなたを信じる場所がある  命よ、どうか輝きをやめず これからの奇跡を全部 僕らに照らしてください  そうしてきみはありあまる夢を 花束いっぱいに抱きしめて 世界を愛してください  祈っている、たとえどんなに遠く離れても 君の今、君のすべてが喜びで溢れますように  おかえり、ずっと待っていたよ もう大丈夫だから おやすみ、君の明日はどうしたってやってくる
ラッキー羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカゆめのなかで わたしみたの 大魔神が恐竜にたべられる  魔神の顔は ちょっと嫌いな 声がでっかいあの人に似ている  ラッキーデイ、今日は 理屈じゃないとこで しあわせが訪れる そんなひになる  ってきめたからなる  最悪だ!叫んでみたり 窓から小石を投げて みたり くだらないよねって わらってみたりして  心をうごかす 少し強くなる 拳一つで 隕石をぶち破る!  ラッキーデイ、今日は 理屈じゃないとこで しあわせが訪れる そんなひになる  ってきめたからなる  ゆめのなかで わたしみたの 大魔神が恐竜にたべられる
mother羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカHitsujibungaku崩れやすい夢をスケッチブックに描く 僕らの存在はいつだって曖昧なの 言えなかったことも胸の奥で溶かして 忘れてしまうよ そして欠伸をしたのさ  浮遊する  いつかわかってしまえばすべてが嘘になる 僕らの関係は大体が幻想なの 新しい風で体を満たして 飛べたらいいのになんて本気で思うよ  浮遊する  涙が出るほど美しい 全てが思い出に遠ざかる  崩れやすい夢をスケッチブックに描く 僕らの存在はいつだって曖昧なの 言えなかったことも胸の奥で溶かして 忘れてしまうよ そして欠伸をしたのさ
変身羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ嘘つくな 本当は目の奥で思ってる 黒い髪、おんなじスカート そんなのは偽物だ  ワン・ツー・スリーで蝶になった 歩道橋でダンス  わたしだけが一番可愛くなきゃやだ 両手いっぱいのハッピーをつかんでなきゃ嫌だ ごまかさないで、大変身よ!  もうすぐ世界が終わるとしてみて あなたは本当にいいの?  それならいいよね わたしはまだまだ知りたいことだらけなの  嘘つくな 本当は目の奥で怯えてる どう思う?聞いてみて 確かめたくてしかたない  でも今こそワン・ツー・スリーで蝶になって 歩道橋でダンス、そしてわかる  心が震えてなきゃやだ 両手いっぱいのハッピーをつかんでなきゃ嫌だ ごまかさないで、大変身よ!
ハロー、ムーン(album mix)羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカハロー、ムーン やってきた!  すすめ月の北極へ あれが嵐の大洋 水のない海原で のんびりお昼寝もいいね  ちょっとまって、ムーン これからだ!  長くのびる白い線は レプソルト谷のしるし そして月のうら側へ かくした顔を見せて  秘密のムーン こんにちは! クレーターたくさんだ 天体がぶつかった歴史だよ ムーン ハロー、ムーン
ロックスター羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカロックスターは知らない場所で今日も 本当は怖いよって泣いている どうせいつか終わる日までずっと 暇を潰すだけの毎日が  「花瓶に挿した花の世話、僕がいったら頼むよ あいつだけはいつまでも美しくあって欲しい」  彼はいつも輝く場所で立って 誰かの幸せを願っている だけど今日も見えない場所でずっと 本当は怖いよって泣いている  「花瓶に挿した花の世話、僕がいったら頼むよ あいつだけはいつまでも美しくあって欲しい」  窮屈な思いを暗闇に吐き捨て 明日も平気なふりをして生きてく、君たちへ  「花瓶に挿した花の世話、僕がいったら頼むよ あいつだけはいつまでも美しくあって欲しい」
おまじない羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ眠れない夜には 言えないことを枕に叫び 1人で笑ってる  おまじないちょうだい おまじないちょうだいよ わたしを許せるわたしになりたい  いっか、まあ、だめでも 思うよりも先は長い  わるいことじゃない、蝶々の刺青 歪んだロックで叫べばいいじゃん  でもなにかが足りない なにかがちょっと足りないの あなたを許せるあなたをしりたい  いいよ、ねえ、わたしも 思うよりも君と同じ  それで思うのは 幸せについていくら考えたところで 結局答えはない  おまじないちょうだい おまじないちょうだいよ わたしを許せるわたしになりたい  いいよ、ねえ、わたしも 思うよりも君と同じ
花びら羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカあいたい 明日はもう来ないかもしれない あいたい 今は二度と戻ってこないよ  「学校サボってなにをしているの」 何もしてないよ 何もしたくない はやくはやくもっとはやく走れたら楽しいとか  考える 明日はもう来ないこと忘れて あいたい いっそくだらないことばかりの方がいい  だって 今日も商店街、シャッターの前で座り込む奴らに こんばんは、って言わなければ大丈夫なんて馬鹿だよ  あいたい 明日はもう来ないかもしれない あいたい 今は二度と戻ってこないよ  あいたい 明日はもう来ないこと忘れて あいたい 今は二度と戻ってこないよ
powers羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ両手を高く広げ、今ならわかるはずだ 最高のイメージを信じてみたいよ いつも君しか選べない  力の限りで胸ふるわせ 心の限り求めるならば 未来は変わるかもね  思うより先に歌う ほらみて、メロディや言葉は溢れてくるでしょ  悲しい夜でも歌う そうさ小さな勇者たち、なんてさ  うまくいかなかった今日でも 君が世界を望めるように歌うよ 馬鹿みたいでも構わない  両手を高く広げ、君ならできるはずだ 正解が何か、関係がないぜ 今は誰も奪えない  力の限りで胸ふるわせ 心の限り求めるならば 未来は変わるかもね  未来を変えてみせて
ghost羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ見えないものの声が聞こえる いつかあなたにまた会う日まで響くよ  真っ暗闇さ 揺れてる呼吸 大人になれば忘れてしまう 叫ぶよ 叫ぶように歌うよ  君の背中を流れて落ちる 冷たい光 触れてみたくて歌うよ  記憶を波に映して消える 泡より速く届かなくなる  私たちは泣くことを忘れてしまう  見えないものの声を信じる たとえあなたがもういなくても
あいまいでいいよ羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ恋人たちは今もまだ お互いの気も知らないで よくある歌のロマンスの影 追いかけるようにしてすれ違う  それでも春は今もまだ 遠くの街でうず高く 吹き抜ける風、掴めぬ香り のんびりと留まって待ちくたびれる  あいまいでいいよ 本当のことは後回し  そうして僕は今もまだ くたびれきったベランダで 白いTシャツはたくこだまに 耳をすますようにしてまどろむ  あいまいでいいよ 本当のことは後回しで 忘れちゃおうよ  そうして僕たちは 飲み干せないままの微温いコーヒーを 持て余したままで歩いたその先で キスの真似をする  あいまいでいいよ 本当のことは後回しで 忘れちゃおうよ  夢のようだ
砂漠のきみへ羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカきみは砂漠の真ん中 ユーモアじゃ雨はふらない 余裕ないぜ オアシスは程遠い  ちょうど砂漠の真ん中 愚痴ならいくらでも聞く 涙だけは命取り でもあふれた  それを掬って瓶に集めて いつか花にあげる日まで とっておくよ  それしかできない ごめんねと 書く  今は砂漠の真ん中 ユーモア 笑えているか  胸にきいて深呼吸 もう疲れた  わたしここにいるけど忘れて 一人で進んで いつか笑って戻る日まで 待っているよ  大人になってく いじっぱりの きみ  離れていく きみはいま 自由だね
Girls羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ惹かれあい すれ違い 睨み合い 黙らない  言いたいこと言えないまま 過ぎてった毎日が辛いか、 どうせ人はひとりだよと やけになったあの人はある意味 正しい  聞いて 私たちは歪んだ子供のように 愛情が欲しい  フィルムの色、黄ばんでいる コンクリート蹴った、 泥だらけの白いドレス 目も覚めるような真っ赤な嘘  聞いて 私たちは歪んだ子供のように 愛情が  そして 私たちは危険な旅を重ねて 寂しさを埋める  惹かれあい すれ違い 睨み合い 黙らない
サイレン羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ真昼に月をみました 走る猫の先 サイレンが鳴り出していかなくちゃ  真昼に君をみました 長い夢の中 さよならだ  響くハイヒールの音、揺れるスカート 届かない声、愛を乞う人 高架下で潜む寝息 別れを惜しみ抱き合う恋人たち 駅のホームでうずくまる人 ああそれも今じゃ見慣れたノイズ、掻消せ  そうよ私今誰よりも遠くへ、遠くへ 鳴り止む前に  真昼に君をみました 長い夢の中 さよならだ
夕凪羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ旅人たちはいつか来るだろう終わりへ向かう 目的地などありもしないがひたすら進む  いつからか間違ってすれ違ってしまう そして、夕凪がくる  何にもないような明日を待っているだけの  星のめぐりが導く意味も気づけば忘れ 愛する人の名前の船も帆をうなだれて  いつの日か言えるかな 音もない海に風がまた吹くときに ぼくら  初めから全部わかっていたとしてあの日 傷つけずに見つめ合えていたかすらわからない 海が聞こえる  何にもないような明日を待ってるだけの あなたがいるような今がとても幸せ とても、幸せ  そして、また風が吹く
祈り羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ夜の中で君が一人泣いてても 誰も気づきやしないから構わないだろう  それはたとえば野に咲いた一輪の 輝きこそはしないけど優しさを知っていて  夜の中で君が一人泣くことは どんな訳があるとしても許されているから  この部屋でまだこない光の降る朝をじっと待ち それでも忘れないで最後にはまた静かな夜が戻ること  夢を見る 夢を見ている 夢を見る 夢を見ている 時計はもう 止まったままで 夢を見る 夢を見ていた  夜の中で君が一人泣いても 誰も気づきやしないから構わないよ
恋なんて羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ君が僕に嘘をついた日、僕はベッドの中にいて 何度も読んだ小説の最後のページを手繰ってた 君はさ、もういらないって言ったね 僕はさ、よくわかんないや  ねえ、本当のこと言ったら ねえ、あなた泣くでしょう  そのあとはずっと眠って君の歯ブラシを捨てたよ 置いて行ったTシャツもゴミ箱に放り投げたけど 外したし、しばらくとっておこうか 君に、怒られちゃたまんないし  ねえ、あなたもういらないよ 幸せになってね、わたしがいなくても  「恋なんてくだらないことで傷つくもんなんだ」って 知るにはもう遅すぎるくらい、全てになったドラマの 今夜が2人だけのためのラストシーンになるから 世界はゼロに戻るんだ  いつか君が「ただいま」って言うのを僕はどっかでまだ信じてるよ 僕が貸したDVDを返しに来るのをどっかでまだ期待してる 最早呪いに近いね、本当どこで覚えたの? 僕も君にかけてたの?それは祈りに近いね  1・2・3で重ねた指は簡単に解ける いつかまたすれ違っても二度と交わらない道を 決めた2人だけど、ありがとうお元気で そんなハッピーエンドを演じる自信はないよ  君がいない世界で、君のいないストーリーで 振り出しに戻れたらどれほどによかっただろう  「恋なんてくだらないことで傷つくもんだ」って 初めからわかっていたくせに、また目逸らしてしまった 今夜、2人だけのためにスポットライトが当たれば ドラマはそこで終わるんだ  恋なんて
人間だった羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカきこえるかい 命の声が きこえるかい きこえるかい  きこえるかい 大地の歌が きこえるかい きこえるかい  ぼくたちはかつて人間だったのに いつからかわすれてしまった  ああ いま 飛べ 飛べないなら 神さま じゃないと 思い出してよ  街灯の街並み 燃える原子炉 どこにいてもつながれる心 東京の天気は晴れ、晴れ、雨 操作されている デザインされた都市 デザインされる子供  もっと便利にもっと自由に なにを得て何を失ってきたのだろう 怖いものはない 怖いものはないのかい 忘れないで 自然は一瞬で全てをぶち壊すよ  本当はわかっている 君もわかっている 花の一生にとって 君は必要ないこと わたしは知っている そしてただ見ている 人間が神になろうとして 落ちる  ぼくたちはかつて人間だったのに いつからかわすれてしまった  ああ いま 飛べ 飛べないなら 神さま じゃないと 思い出して  ああ いま 行け 走って行け 風を切る奇跡 思い出してよ  神さまじゃない
あたらしいわたし羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ曖昧な朝が来て おはようって言うあてないきみも 不安ばっか散らかして おやすみも忘れがちな恋人たちも  あの星では名前もない 傷だらけでもシンデレラ  あたらしいあなたになるとき 本当の自分はきみしかしらない ほら今、鏡の向こう  どうして きみはきみだと言えるの? どうして 心は同じと言えるのだろう? 指先からあたらしい  あなたでいることいいのよ 本当の自分は誰にもあげない ほら今、深呼吸して 輝きだした チャンス チャンスよ!
ロマンス羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカこの街の真ん中で叫んだら誰か見つけてくれるんじゃないかって思う いやほんとは誰かじゃなくてきみのこと探している、 でもそれは秘密のことよ!  悪魔のタネが育つ 時間の問題だよ そうだよ 女の子は欲しいものばかりだよ  たくさんの言葉よりふれたいよ、もうダメなの?いつだって考えてるのに これで最後?構わない!銃口は狙いを定めスタートの合図で撃ち抜け!  悪魔のタネが育つ 時間は巻き戻せない そうだよ女の子はいつだって無敵だよ  悪魔のタネが育つ 時間の問題だよ そうだよ 女の子はいつだって無敵だよ
ソーダ水羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ体中がいっぱいになって 心を言葉にしなくちゃ 溢れそうだ 怖くて仕方ない バランスがいつだって大事だ  ストップモーション 僕らの部屋は井戸の中浮かぶ小舟だ 波を打つきみの息の根は新しい飛行機雲だ  悲しみが遠くから足音も立てず やってくるなんて予想もしなかったよおかしいね  おとぎ話よ 一瞬で魔法が解けたら 深呼吸して本当の言葉で話そう 綺麗じゃなくてもそうしよう  傷つかないようにさ笑ってみせるから 目を逸らしたのに疑いもしなかったよおかしいね  一番綺麗だ 一瞬で今が歪んでも 飛行船を探して街を歩こうよ  おとぎ話よ 一瞬で魔法が解けたら 深呼吸して本当の言葉で話そう  ソーダ水片手にそうしよう
ミルク羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカミルクをこぼした 白く染まる夕方 あなたはまた泣きそうな顔をしている 取り戻すことなどできないってわかって あなたはまた泣きそうな顔をしている  それでいい それでいい それでいいの  ミルクをこぼした 白く染まる夕方 あなたはまた間違った恋をしている 取り戻すことなどできないってわかって あなたはまた間違った恋をしている  それでいい それでいい それでいいの  全部偽物だったということだけど幸せだったということ きみは思ったよりも弱くって僕が必要だったということ それが幸せだったということ ねえ 偽物だったのかい? それでいいの  いつか終わる日が来るとわかっていただろう やるせないほどあっけない 意味のない毎日を積み重ねるだけで 悔しいけど幸せ  全部偽物だったということだけど幸せだったということ きみは思ったよりも弱くって僕が必要だったということ それが幸せだったということ ねえ 幸せだったよね? それでいい 僕はいい それでいいの
優しさについて羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ恋はいつも少し歪んであなたは言葉を濁すのね 話を聞いて 優しさというならわたしの強さを壊すのやめて  天使たちも羽をたたんで心を守る日が来るのね 瞼閉じてキャンドルの灯りが消えるまで歌うわ  おやすみ
1999GOLD LYLIC羊文学GOLD LYLIC羊文学塩塚モエカ塩塚モエカぼくはどうしたらいい? 眠れない夜がきて 窓の外が少しオレンジに変わる  昨日見た映画で 過ぎていった時代は 僕のママやパパが子供の頃  それは世紀末のクリスマスイブ 誰もが愛したこの街は 知らない神様が変えてしまう っていう話  ぼくはどうしたらいい? 眠れない夜が増え テディベアとお話できそうだよ  街は光が溢れ 子供達のあしおと カウントダウンがはじまった ほら  それは世紀末のクリスマスイブ 僕が愛していたあのひとを 知らない神様が変えてしまった  それは世紀末のクリスマスイブ 誰もが愛したこの街は 知らない神様が変えてしまう っていう話  それは世紀末のクリスマスイブ 僕が愛していたあのひとを 知らない神様が変えてしまった どうしてよ  夜が明ける頃 迎えにゆくよ
エンディング羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ君のこと考えるの もうやめだ  君もわたしを愛するの もうやめよう  物語の頁数を数えるのは もうやめよう  ある時 気づけば僕らは 終わりを望む  君のこと考えるの もうやめよう  そしてあといくつ 過ちを繰り返せば分かる?  透明な街、東京は晴れ 呼吸は正常、心は空  透明な君、東京は影 呼吸が苦しい、風がいっぱい  僕ら どこへも行けずに 夕陽を見るのよ  ある時 気づけば僕らは 終わりを望むよ  望むよ
天国羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカそっちはどう? 調子はどう? クーラーガンガンで 布団にくるまってアイス食べる感じ?  そっちはどう? 調子はどう? 最愛の猫とお酒飲んで昼寝でもする感じ?  それじゃ大差ないね! ここ地上もなかなか負けてない 花火も見えるわよ 星は見えないけど新宿は夜でも明るいわ  そっちはどう? 調子はどう?  お身体にはどうぞ、気をつけてね
絵日記羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカどうして?と聞けていたら変わってたこと 沢山あったよなあ、そうだよなあ  あの日は透き通るほどの君の声に わたし、真っ黒な気持ちで負けてしまった  アイスクリームは溶ける 少年は空を指差す あの雲は近づけば消えてしまうね  信号が青に変わる わたしたちいつまでも歩いてく あの嘘は消してしまおう  いつからか眠ったまま クーラーの風が優しく頬を撫でる また目を閉じて  アイスクリームは溶ける 少年が空を指差す光景は 夢の中、消えてしまうわ  高鳴って鼓動が走る わたしたち、急がなきゃ このままじゃ思い出も消えてしまう  どうして?と聞けていたら 変わってたこと沢山あったよなあ そうだよなあ、わかってるよ わたし今もベッドの上で 泣いたりしなくても すんだこと沢山あったよなあ そうだよなあ わかってるよ  夏の日は今日も眩しすぎるわ
夏のよう羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカカラスが鳴いて 夕焼け空だよ、帰るよ 子供の頃見た懐かしい景色があってさ  麦わら帽子 空色リボンと束ねた髪 夢の香りと入道雲をうつす窓  ここはあの日と変わらない あの人のいた街だよ 君はあの日よりずっと 綺麗になったね  夏のよう、僕らいま 夏のよう、魔物たちの歩く ぐらぐらの夏のようだね  庭の隅に小さな朝顔 揺れるよ 届かないままの虹色 幻はどこへ  僕はあの日を辿って 泣いてばかりでごめんね いつか今日見た景色も 愛してしまうだろう  夏のよう、僕らいま 夏のよう、魔物たちの歩く ぐらぐらの夏のようだね
ドラマ羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ青春時代が終われば 私たち、生きてる意味がないわ  探していたのはアメリカ 私たち、帰る場所なんてないわ  悪いことばかり覚えて 今夜も誰かの隣で眠る  金色の髪を失くせば 私たち、もう価値なんてないわ  落下してくわ  青春時代が終わるわ 私たち、生きてる意味がないわ  最後の夜に火をつけて 私たち、帰る場所なんてないわ  プールサイド キスをしよう 届くなら 生きてるわ
RED羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ愛はいつだって複雑だ 言葉がまっすぐに飛ばない 僕は簡単にいきていたいのに もう駄目だ 逃げたい  君は美しいドレスを着て 無邪気に笑ってみたりする 僕はそんな幸せも怖いから もう駄目だ 逃げたい  どうしたらいい? 偽物ばかりが僕の 生活を変えてしまうよ  愛はいつだって弱虫で 言葉を恐れてばかりいる 目隠し 両手は暗闇の中じゃ 光を掴めない  どうしたらいい? 偽物ばかりが僕の 生活を変えてしまう  “その”命に代えても あなたを 守る でもそうじゃないなら 早く壊してよ お願い、行かないで
コーリング羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカこの拍手が消えたら 君は音楽を止めるの?  あの日話した公園は 気づけばもうビルが建ってた  僕はもう決めた 決めたんだ 君のことはもう忘れんだ 季節がそうさせただけだって 新しい芽がでる前に  ゆくよ いま 大人になって僕ら 呼吸をするほど進んでしまうよ もし今失うとしたって 君の明日は死なない  いつもおんなじ場所で僕らは間違える 足跡ばかりたどって転んでしまうのは もういやだ、でもここにいたい まだ 正解は見えないが  僕はもう決めた 決めたんだ 君のことはもう忘れんだ 駆け抜けて今を越えるんだ 新しい芽がでる前に  ゆくよ いま 大人になって僕ら 呼吸をするのも忘れてしまうほど ねえ ただ欲しかった物は何だ? 君の明日は死なない
若者たち羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカあなたを一人にするくらいなら 僕は夢を見るのをやめよう 朝から晩まで目を開けては 君のことを見るし考える  何より大事なものを見つけて 僕は嘘を吐くのをやめよう 理想や名誉や古いギターも 君がいれば全部諦める  僕らはいつでも難しいこと ばかり考えてはダメになる たまにはお酒やふざけた歌で 笑うくらいは余裕があったらなあ  そんな風に繰り返しては 君の寝息を聞いている夜  いつの日も あなたを守るよ 痛みなど掻き消すくらいに 途方もない愛で 僕ら、夜を越えよう  優しくなれるように  ここは寂しい街だよ どこまでいっても同じだよ  あの人はいつでも曖昧な言葉 政治、思想、概念 僕らはいつでも分からないままで 適当に相槌打って忘れます  僕らは例えば、一瞬だけの 光を掴めないで駄目になる 明日のことなど笑い飛ばして 歌うくらいは余裕があったらなあ  そんな風に繰り返しては 君の寝息を聞いている夜  いつの日も あなたを守るよ 痛みなど掻き消すくらいに 途方もない愛で 僕ら、夜を越えよう  優しくなれるように
天気予報羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ子供の頃見た天気予報 雨降りのマークを集めて 晴れている空は嘘つきと ママと笑ったあの日のこと  僕らが憧れた未来予想のその先は ドキドキするような未来を運ぶかい? いつか来る時代に憧れた彼らの火を ワクワクするような未来で繋ぐかい?  僕らが夢見た将来は 快晴のマークを集めて 雨降りの今は嘘つきと パパと笑いあえたらいいのに  僕らが憧れた未来予想のその先は ドキドキするような未来を運ぶかい? 過ぎてきた時代を駆け抜けた彼らの知を ワクワクするような未来で繋ぐかい?  嬉しいときも、悲しいときも 全部受け入れるかい? 君たちもやがて忘れてしまうよ 覚悟はできているかい?  僕らが憧れた未来予想のその先は ドキドキするような未来を運ぶかい? いつか来る時代に憧れた彼らの火を ワクワクするような未来で繋ぐかい?
ハイウェイ羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ随分と長く僕ら走っていたけど それでどこへ来たんだろう  コンビニの明かりがやけに眩しく映る 知らない町の夜  逃げんのはそう簡単で 傷つかないだろう  僕はハイウェイにのって どこまでも行くんだゆくんだ 夜の風に溶けて飛んで行けるよ 僕は正直じゃゃなくて ほんとは怖いんだこわいんだ 涙はスピードのせいにしてよ  逃げてもそう結局は 傷つくもんだな 僕らはそう簡単に 壊れてしまうんだな  随分と長く僕ら走っていたけど それでどこへ来たんだろう  僕はハイウェイにのって どこまでも行くんだゆくんだ 夜の風に溶けて飛んで行けるよ 僕は正直じゃなくて ほんとは怖いんだこわいんだ 涙はスピードのせいにしてよ  逃げんのはもうやめにしよう 傷つくばっかだ
ブレーメン羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ今日はもう眠りましょう 学校のチャイムは鳴らない 会いたい人もいない どうしたって足が動かない  音楽をならして 一番高い場所まで行こう どうせいつになっても 自由なんかに なれやしない  教科書は重すぎる 僕たちは身軽にいきたい 太陽を知らなくちゃ どうしたってまともになれない  音楽をならして 一番高い場所まで行こう どうせいつになっても 自由なんかに なれやしない
涙の行方羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカそういえば 最近あいつはみない 変わりはなくやってるかな 知らない誰かのことで 泣いてばかりはいないかい?  いつまで 一人で生きていけるか 出会いは別れの始まり もう少し好きにやらせてよ ネジを巻いても進むだけ  汚れたコンバースも 落とした財布も 必ず私の歴史になってく  私は私でもうすぐ誰かの 歴史になってゆく 愛情は色褪せる それもいつか私の 涙になってゆけ  そしたら さよなら言った方が勝ち? 一体誰が決めたか 世界は丸いというけど 四角い部屋の中ひとりよ  どうでもいいことに 悩んだ毎日も いつかはあなたの明日を繋いでゆく  悔やんで泣いてまた、どうする? あなたの涙の行方を知りたい  私は私でもうすぐ誰かの 歴史になってゆく 寂しさは薄れてく それもいつかあなたの 笑顔になってゆけ
マフラー羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ彼女はいま 白鳥が飛ぶ夢を見ている 眠ってしまえば全部 忘れられるんでしょう  この街を出てゆくときは 何一つ持たなくても 昨日のことはいつの日か 思い出すに違いない  彼はいま列車の上で あの町を遠くから眺めて ほつれたマフラーの隅っこをくわえて 野球のこととか考える  今夜も 新しい日が僕らを待ちわびて 色褪せていく思い出も沢山あるけど  君は今遠くの町で あの日々をアルバムに閉じ込めて ぼやけた頭の隅っこの空白で テレビのこととか考える  美しい 町は今 君は今 眠る頃、眠る頃
羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ君の生活のことをおもう 雨のにおいがする 体温はずっと下がらないまま 部屋にこもってる 窓から見える 光が揺れてる 雨、雨  君がくれたCDを聴く 何度も繰り返す スピードはずっと変わらない まだ部屋にこもってる 夜だけ見える 光が揺れてる 雨、雨  雨 できれば このまま わたしに きづかないで それでは またどこかで あいましょう さようなら  君の吹いていた口笛が 夢に出てくる夜 悲しみは全部色褪せて 今ドアに手をかける 夜空と見える 光は揺れない 雨、雨  バラバラになって ぼろぼろになって またひとつになって そうして続いてく  びしょ濡れになって ひとりきりだって 声も出せなくて それでも続いてく  雨が降りだして きみをおもう 傘は置いてきた 幾つもの夜を越えてから また空で会いましょう 雨、雨、 それでは、 そのときまで さようなら
羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカもういいかい 君に本当のことを話すよ 電話では言えなかったこと 全部話すから、ねえ  きっと春のせいだから 何も言わず聞いて 夜の沈黙を破らぬように話すわ  実はね 私 君の ことが 綺麗なドレスより、金持ちの男より 平和な日常や、春の訪れより とても とても とても とても とても  嫌い。  今日はここ三日間で最低の日だ 最高気温は18度一昨日より1度 昨日よりは2度高い 最高の日だ 春だ 君が嫌い とても嫌い  もういいかい 君に本当の、電話では言えない ことを話したよ  きっと春のせいだから 落ち着いて聞いて 夜の沈黙をその汚い 泣き声で破ったりしないで  ねえ私、間違ったかな  もういいかい 君に本当のことを話したよ 電話では言えなかったこと 全部話したよ バイバイ
うねり羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ考える 僕は いつも 余計なことで 頭が ぐるぐるぐる している  考える 僕は いつも 余計なことで あなたを 傷つけてみたりする 傷つけてみたりする  考える 僕は いつも 余計なことで 頭が ぐるぐる ぐるぐる ぐるぐるぐる している  きっと僕はまだ大人になれない 明日がくることも依然として望めない でも僕はもう 子供にも戻れない わかっている わかっている でも 気付かないふりを している しているんだ  考える 僕は いつも 余計なことで あなたを うたがってばかりいる  考える 答えは 今も 見えぬままで 耳を塞ぎ 声を殺して叫ぶ 声を殺して叫ぶ  きっと僕はまだ大人になれない あなたの幸せも依然として望めない でも僕はもう子供にも戻れない わかっている わかっている でも 気付かないふりを させてよ させてほしいんだ  多分それも全部いつかわかる 今日も僕は眠れなくて 昼間からお天道様に背を向けてる 多分それも全部いつかわかる 今日も僕は眠れないや ああ、ああ、あああ  考える 答えはまだ見えぬままで 今日も生きてく
踊らない羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ君と最後のダンスを踊ろう クラクラするのはライトのせい ひとつだけ確かなことがあり それを口にするのを戸惑う夜  きみはかわいい とてもかわいい 意地悪なお尻にキスをしたい ひとつだけ確かなことがあり それを口にするのを戸惑う夜  大体のことは大体でおえて ねえ、あのね、って話を切り出せ あえいうおってバラバラで僕は どうしてこうもこじらせた?  君とだれかがダンスを踊る ステップは僕が教えたやつ ひとつだけ確かなことがあり それを口にしちゃえば同じことさ  見えないもの望む暮らし アルコール漬けで濁る景色 思い出はめきめき遠ざかり タダで息をするのも憚る夜  大体のことは大体でおえて ねえ、あのね、って話を切り出せ あいうえおって正しく並べて せーので全部おしまいさ  きみはかわいい とてもかわいい きみはかわいい とてもかわいい  きみはかわいい とてもかわいい どうか幸せであってほしい きみはかわいい とてもかわいい 僕ではとても愛せない  きみはかわいい とてもかわいい どうか幸せであってほしい きみはかわいい とてもかわいい 僕ではとても、  大体のことは大体でおえて ねえ、あのね、って話を切り出せ あえいうおってバラバラで僕は どうしてこうもこじらせた?  きみはかわいい とてもかわいい 僕ではとても愛せない
Blue.2羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカいつの日か君がいなくなって、 この穴ぼこに僕一人と なんかくだらないものを詰めて、 埋めなきゃいけない日が来るってことは もうずっと昔からわかっていたから、 涙もでない。 流れるテレビのニュースでは 当たり前に誰かが死んでって、 僕はといえば、パンをかじる。 手を繋いで、息をとめて、 セーラー服が、時を止めた。 大人になるには早すぎた。  大人になるにはまだ早く、 子供でいるには知りすぎた。 手を繋いで、息をとめて、 セーラー服が風に揺れる。 手を繋いで、息をとめて、 愛しい君の目が血に染まる朝。 朝がまたきた。空が赤く滲んでく。  いつの日か君がいなくなって、 この穴ぼこを僕一人で埋めりゃいいんだって、 それくらいのこと。記憶はだんだんと色褪せて、 ニュースでは人が死んでって、 それくらいじゃ嫌だ、それくらいじゃ嫌だ。  大人になるには早すぎた。
Step羊文学羊文学塩塚モエカ塩塚モエカ長い階段を かけ上がってたら 足が疲れて 座り込んでしまった 一度こうなると 立ち上がるのには ものすごく強い 心がいるなと思った  映画にうつってた ハッピーエンドは あたりまえだけど 作り話だって 気づいてからは いろんなことを 仕方ないからと 笑ってゆけるようになった  君はさよならも 言わずにゆくだろう 窓を抜ける風 プールサイドみたいな においだ  わたしまだ壊れたままでいる  当たり前のことが どんどん遠ざかってゆく いつだって神様はみている それも忘れてく 自分のことばかり いつもいっぱいになるのは 多分仕方のないことで それもいいけれど すこしくらいは 優しくなりたい  いままでのことは 忘れておくれよ 壁に空けた穴くらいにしか 君の人生を 変えてない  わたしまだ壊れたままでいたい  思い出はいつでも 少しだけ輝いて見える いつだってそれを妬んでは 立ち止まっている 昨日の事ばかり いつもいっぱいになるのは 多分仕方のないことで それもいいけれど すこしくらいは 幸せも知りたい  きっともう二度と 会うこともないけど 仕方ないよねと 笑ってゆけるようになるだろう
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