宮迫はじめ作曲の歌詞一覧リスト  32曲中 1-32曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
酒は明日の力水千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ遠山敦酒はほたるも 恋しがる 甘い水ですいのち水 いのち水 苦い涙は 苦い涙は 忘れましょ 夢の止り木 浮世草 酒に情けの 酒に情けの 花も咲け  酔えばおかめの 私でも クレオパトラに見えるでしょ 見えるでしょ 顔もほんのり 顔もほんのり さくら色 呑んで二度惚れしてほしい さしてさされて さしてさされて 深い仲  ひざを枕に ねむったら かぜをひきますねぇあなた ねぇあなた きっと仕事の きっと仕事の 疲れでしょ 寝顔見つめて ふくまつげ 酒は明日の 酒は明日の 力水
立山連峰千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおげんこつで俺を叱って ふところに俺を抱きしめ 雪をかぶって立ってる山よ きびしい きびしい おやじになって やさしい やさしい おふくろになり 俺を育てた 立山連峰  風吹けば 両手ひろげて 雨降れば 傘の心で 俺を庇(かば)って 立ってる山よ ふるさと ふるさと 恋しい時は 瞼を 瞼を 閉じれば 今も 俺を見守る 立山連峰  海に向って 立ってる山よ 男の 男の 怒涛の船に 生きてく 生きてく 進路を照らす 俺の灯台 立山連峰
おんな船千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお涙の海の 苦労の波を ひとりで超える おんな船 運命でしょうか 運命でしょうか この恋は 別れが 別れが 別れが後に ついてきた はじめて逢った あの夜に  旅する疲れ 休めてくれる 港が欲しい おんな船 未練でしょうか 未練でしょうか 泣きぐせは 儚い 儚い 儚い虹の 夢をみて 命をかけた 人でした  心の行方 照らしてくれる 灯台岬 おんな船 演歌でしょうか 演歌でしょうか 人生は 明日に 明日に 明日に生きる 帆柱に 海鳴りひびく 応援歌
一匹狼千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ遠山敦今の時代に生きられなくて 骨になってる 奴ばかり こんな世だから 見せなきゃならぬ 男一途な生き様を 月にひと声 遠吠えしてる 俺は一匹 一匹狼さ 一匹狼さ  春に背いて 北へと走り ひとり大地の 風に立つ 胸に古傷 多過ぎるから 生まれ変って また逢おう 純なあの娘(こ)の 幸せ祈る 俺は一匹 一匹狼さ 一匹狼さ  情け知らずで 別れて行くぜ それで忘れて くれるなら 向けた背中は 冷たいけれど 熱い涙を かくしてる 月も雲間で 見てないふりだ 俺は一匹 一匹狼さ 一匹狼さ
女の背中千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ遠山敦男の背中に 哀愁がある 女の背中に ふるさとがある 帰るはずない あの人だけど もしかいつでも 帰れるように 肩のすき間を あけてるわたし あけてるわたし  男の背中に 爪あとがある 女の背中に 傷あとがある 胸の傷なら かくせるけれど 背中合せの 恋しさ憎さ 合せ鏡で さわれば痛い さわれば痛い  男の背中に さよならがある 女の背中に おかえりがある 泣いた数だけ 幸せがきて 笑う数だけ 悲しみがくる 同じ数です この人生は この人生は
男の覚悟千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお悲し涙は 黙って流せ 命咲かせた さだめを見せて 花は無情の 雨に散る 夢のともしび 手で囲っても 風に消される 男の覚悟  くやし涙は 笑って流せ どうせこの世は 人生将棋 駒を持つ指 血がにじむ 勝っているときゃ 親戚ばかり 負けりゃ他人の 男の覚悟  うれし涙は いっぱい流せ 長い苦労が 実ったときは 人の情けに ありがとう 上りあるなら 下りもあるさ 峠坂道 男の覚悟
おんなの橋千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおおんなはいつも 男の川の 心の岸に 橋架ける この橋ひとり 渡っても あの日に あの日に つづく道はない おんなの橋は もどり橋  谷間に架ける 吊橋よりも 気持ちが揺れる 迷い橋 後ろに一歩 身を引いて 前にと 前にと 一歩また進む おんなの橋は 未練橋  月日の流れ 浅瀬がいつか 深まるだけの 恋の川 命のかぎり 愛しても いつかは いつかは 虹も消える空 おんなの橋は なみだ橋
津軽酒千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお渡る世の中 甘くはないと 北の地酒が 身にしみる 辛さ苦さは 男の味だ グラスなどより 茶碗が似合う お父(ど)うじょっぱり 津軽酒  酒は人肌 凍(しば)れる胸に 厚い人情 酌み交わす 白いりんごの 花咲く日まで 冬が我慢を 教えてくれた 唄はじょんがら 津軽酒  遠い昔も 地吹雪なのに しがみついてた 故里(くに)ごころ 岩木川にも 流れはあるが 親にもらった この血の中に 今もつながる 津軽酒
昭和男節千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお涙と酒とでヨー ちゃぶ台濡らし 黙ってふいてた げんこつで 昭和によく居た 男達 女に泣いたら からすが笑う まぶたの汗だと 負け惜しみ 恋など忘れろ これが昭和の 男節  相合傘でもヨー 重なる手と手 触れてはいけない 好きだから 昭和によく居た 男達 幸せなんかに できないけれど せめても心の 雨やどり 横丁しぐれか これが昭和の 男節  ど阿呆の正札(しょうふだ)ヨー 背中に貼って 利口な世間に 意地を張る 昭和によく居た 男達 義理など古いと 言われた俺が 見せるぜ人情 紙芝居 人生我が道 これが昭和の 男節
望郷雪国千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ蔦将包北のふるさと いまごろ雪だろか おふくろ背中を まるめているんだろ 兄弟三人を 育てたおふくろと 炉ばた囲んだ 冬の夜の あの味噌汁が 恋しいなァ  甘いあんこに でっかい餅食べりゃ ねむたくなるから はしゃいで遊んでた 兄弟三人で あんこのヒゲかいて 笑いころげた 雪の夜の あんころ餅が 恋しいなァ  いくら都会の 料理がうまくても 心がお腹を 空かしているんだよ 兄弟三人は おふくろ手料理の 味が欲しいよ 寒い夜は 煮っころがしが 恋しいなァ
ふるさと船千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ蔦将包俺のこころの ふるさとは 惚れたおまえの 胸の中 遠い海から ふるさと船は 夢で今夜も 夢で今夜も 港に帰り 胸に錨を 下ろしたい  蝉も蛍も この俺も 夢の儚さ みな同じ 海が墓場さ ふるさと船は 命果てたら 命果てたら おまえの胸に 俺のこころを 埋めてくれ  何を探しに 旅の空 俺もこの世の 渡り鳥 泣くな海猫 ふるさと船は 男度胸じゃ 男度胸じゃ 負けないけれど 母の古巣が 恋しいよ
望郷三陸千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ川村栄二まるで絵はがき 並べたように 海の景色が 目に浮かぶ 遠く離れて つながる想い 胸に線路が つづいてる ああ三陸 いつの日か 俺の三陸 帰りたい 潮のかおりの 小さな駅に 夢が今夜も 走り出す  岬めぐりの ジグザグ道は 似てる気がする 人生に 空に一羽で 鳴くうみねこも 愛の止まり木 欲しいのか ああ三陸 もう一度 俺の三陸 逢いたいよ 岩にかくれて 咲く浜菊は あれはあの娘(こ)の こころだよ  ああ三陸 あの頃が 俺の三陸 なつかしい 白い灯台 ふるさと港 海女(あま)が迎える サッパ舟
石ころ仁義千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ川村栄二汗で登って 涙で下る 転ぶ人生 峠坂 ただじゃ起きない つかんだ石ころは 谷に落ちそで 踏みとどまった 俺の心の 歯止め石 歯止め石  石が流れて 木の葉が沈む 川がこの世の 水鏡 角がとがって つまずく石ころは 恋の浅瀬や 情けの渕の 水にもまれて 丸くなる 丸くなる  風に叩かれ 夕日に焼かれ 雪やしぐれに 濡らされる 俺と同じさ 小さな石ころは いつか世に出て 宝石よりも ひかり輝く 夢がある 夢がある
津軽酒福浦隆之福浦隆之千葉幸雄宮迫はじめ蔦将包渡る世の中 甘くはないと 北の地酒が 身にしみる 辛さ苦さは 男の味だ グラスなどより 茶碗が似合う お父(ど)うじょっぱり 津軽酒  酒は人肌 凍(しば)れる胸に 厚い人情 酌み交わす 白いりんごの 花咲く日まで 冬が我慢を 教えてくれた 唄はじょんがら 津軽酒  遠い昔も 地吹雪なのに しがみついてた 故里(くに)ごころ 岩木川にも 流れはあるが 親にもらった この血の中に 今もつながる 津軽酒
雪の宿福浦隆之福浦隆之千葉幸雄宮迫はじめ蔦将包雪にも匂いの あることを あなたとはじめて 知りました 湯舟にひとひら 雪の宿 吹雪のあとには 月が出て みだれた黒髪 指で梳(す)く  雪にも情けが あるのなら ふたりを包んで 降りつもれ 人目に隠れる しのび宿 障子を細目に 開けながら 世間のせまさに 泣くばかり  こころの寒さに 着てみたい 春待ち模様の 紅がすり 北国湯の街 雪灯り おんながひとりで あしたから 生きてく夜道の 牡丹雪
出世鯉千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおこの世の川に 夢を抱き 天まで昇れ 竜になれ 男は鯉の滝のぼり 苦労の波を くぐるたび でっかくなれよ 出世鯉  明日のために 泥水を 涙で飲んだ こともある 男は鯉の滝のぼり 人生賭けるよ 大勝負 一花(ひとはな)咲けよ 出世鯉  度胸をきめて まな板に 笑って命 のせてみろ 男は鯉の滝のぼり 志(こころ)を高く 跳びあがれ あの虹越えろ 出世鯉
望郷波止場千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ丸山雅仁津軽海峡 連絡船で 北の大地を 捨ててきた  瞼とじれば あの山川が うしろ見るなと また叱る 二度と泣かない つもりでいたが 遠い霧笛は 空耳だろか 俺を呼んでる 望郷波止場 ああ…  霧に迷った 鴎が一羽 胸の波間に 今も飛ぶ 連れて行ってと 涙ですがる 声が聞こえる あの娘(こ)の声が 俺を呼んでる 望郷波止場 ああ…  沖の漁灯(いさびり) 命火なのか 荒れる吹雪に 見えかくれ 夢と希望は 消えずにおくれ 力だせよと ソーラン節が 俺を呼んでる 望郷波止場 ああ…
人情しぐれ傘千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ丸山雅仁まつげに小指を 胸にはてのひらを 悲しくおさえりゃ しぐれがまた濡らす 女がひとりで 女がひとりで 生きてく夜道 遠くに小さな 夢あかり 涙の雨よけ 人情しぐれ傘  よろこび半分 かなしみ半分の 生きてるさだめは 誰でもみな同じ 汗ならいっぱい 汗ならいっぱい 流していいが 涙は少しに しましょうよ 片袖濡らして 人情しぐれ傘  人生みたいな 細道横丁に いつかはきれいな 虹見る雨あがり 心がカゼひきゃ 心がカゼひきゃ 背中が寒い 触れ合う肩先 あたたかい 持つ手を重ねる 人情しぐれ傘
花巻の女千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ南郷達也胸に降る 胸に降る 雨ニモマケズ 恋の火を 恋の火を 燃やしています 口紅を 名前の下に 染めてある 手紙をくれた 花巻の女(ひと)  星の夜 星の夜 銀河鉄道 もしあれば もしあれば 逢いに飛びたい 結ばれぬ さだめの糸の 切れはしを 小指に巻いた 花巻の女  次の世に 次の世に 生まれてきたら めぐり逢い めぐり逢い 夫婦(めおと)にしてね 目じるしは 襟足ぼくろ みつけてと すがって泣いた 花巻の女
男の山河千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ南郷達也俺だって 俺だって 夢があるから 歩いてきたよ つらい山坂 長い道 汗と涙を 拭く手のひらに 我慢二文字 にぎりしめ 耐えて忍んだ 男の山河  俺だって 俺だって 意地があるから 登ってきたぜ 冬の峠の 遠まわり 早い近道 知ってはいるが 遅くなっても しあわせの 春が来るだろ 男の山河  俺だって 俺だって 傷があるから 痛みがわかる 情けかけ橋 この世川 旅の苦労の 涙の数で 人は大きく なると云う 道は遥かな 男の山河
風雪峠千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ南郷達也旅の人には きれいな雪景色 北の者には 辛い冬 寒いからこそ ぬくもり欲しい 肩をおまえと 寄せ合って 越える 越える人生 風雪峠  穴の空(あ)いてる 手袋息かけて 涙ふいてる 指の先 雪にふたりの 足あと消され 泣いたあの日を 忘れない 歩き 歩きつづける 風雪峠  旅の人には 小さな名もない木 北の国では 心の木 明日はなろうよ ひのきになろう 夢の芽を出す あすなろが 春を 春を呼んでる 風雪峠
瞼のふるさと千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ南郷達也瞼の中の ふるさとは 山がある 川がある 道があり 橋がある 春には白い 花が咲き 秋には赤い もみじ散る 夢路をたどり 泣くところ  瞼の中の ふるさとは 海がある 島がある 船があり 岸がある 父母兄弟(おやきょうだい)や 友がいる 手をふりながら 見送った あの日のままの 顔もある  瞼の中の ふるさとは 空がある 雲がある 夕陽あり 月もある 遠くにあれば 想うもの 涙に濡れて 浮かぶもの 変らぬ景色 いつまでも
津軽の母ちゃん福浦隆之福浦隆之千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお「…母ちゃん、元気か? 今年は、津軽に帰るからな…」  かぜなどひくなとヨー えんぴつ便り ふるさと小包 とどいたよ 母ちゃんりんごを ありがとね 皮など剥かずに 噛ります 東京(とかい)じゃ 東京じゃ 買えない 味だもの  みちのく津軽にヨー 旅する人は 厚手のセーター 持つという 母ちゃんじょんがら 聞きたいな お岩木お山は 吹雪でも 心は 心は 薄着で 暖かい  浅草名物ヨー 雷おこし みやげに買ってく 夢ばかり 母ちゃん今年は 帰りたい 東京タワーに のぼっても 津軽は 津軽は 見えない 北の空
出世鯉福浦隆之福浦隆之千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおこの世の川に 夢を抱き 天まで昇れ 竜になれ 男は鯉の滝のぼり 苦労の波を くぐるたび でっかくなれよ 出世鯉  明日のために 泥水を 涙で飲んだ こともある 男は鯉の滝のぼり 人生賭ける 大勝負 一花(ひとはな)咲けよ 出世鯉  度胸をきめて まな板に 笑って命 のせてみろ 男は鯉の滝のぼり 志(こころ)を高く 跳びあがれ あの虹越えろ 出世鯉
名取川千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおおもかげを 深く抱きしめ 人の世の 涙集めて 名取川 時を運ぶよ 雪に咲く 白いこぶしは 目立たない 花のこころか みちのくの春浅い 名取川  あの時の 月を浮かべて あのひとの すがた映して 名取川 恋を運ぶよ 月見草 なにも言わずに 宵待ちの つらさ伝えて せせらぎがしのび泣く 名取川  名取川 夢を運ぶよ 遡(さかのぼ)る 秋保(あきう)湯の宿 虹が立つ 港閖上(みなとゆりあげ) まぼろしの橋架ける 名取川
望郷始発駅千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおふるさとに 祝いごとでもなけりゃ 帰れないのかと 山が叱る そばで「おかえり…」と 川が笑う 花がどこかで 咲いてるような 風の匂いが なつかしい ふるさとは ふるさとは ふるさとは いいなぁ  おみやげは 俺の元気な顔さ 友よ学校よ 海の駅よ 「みんな ただいま…」と 空に叫ぶ 生れ育った みどりの大地 親の足跡 残ってる ふるさとは ふるさとは ふるさとは いいなぁ  兎(うさぎ)追いかけ 小鮒も釣った 俺の人生 始発駅 ふるさとは ふるさとは ふるさとは いいなぁ
ふるさとしぐれ千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ前田俊明山は夕焼けサー 野道は小焼けヨー 川に木の橋 下駄の音 俺が生まれた あの空あたり いつも帰るよ 夢で帰るよ あかね雲 胸にほろりと ほろりと ふるさとしぐれ  俺とあの娘(こ)はサー 野菊を摘んでヨー 石の地蔵さん おがんでた 丸い小石の 十円玉を 二つ供えて 両手合わせて ねがいごと それはないしょの ないしょの ふるさとしぐれ  電話しようか 逢いたくなった 呼んでいるのか 泣いているのか 風が吹く 遠いあの娘に あの娘に ふるさとしぐれ  ハアー ふるさとしぐれ
娘に贈る感謝状千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ前田俊明娘が嫁ぐ 晴れの日に しぐれがなぜか 心を濡らし 袖に降る お下髪(さげ)の髪が 高島田 育ってくれて ありがとう 涙をこらえ 娘に贈る感謝状  瞼の裏に 今もなお 走っているよ 娘の赤い 三輪車 畳に座り 泣きながら 両手をついて あいさつを 言われる前に 娘に贈る感謝状  故郷のおやじ おふくろも 門出の孫の きれいな姿 みておくれ 絆を胸に 花結び このしあわせを ありがとう 女房と俺が 娘に贈る感謝状
涙の祝い酒千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ池多孝春「ママ…わたしね、おおきくなったら パパのおよめさんになるの」  花嫁姿が 泣きながら 花婿姿と そばに来た 一人で座った めでたい席に 杯二つを 置いてった 妻よ 呑もうか おまえと二人 うれし涙の 祝いの酒だ  おまえの笑顔の この写真 上衣(うわぎ)の左の ポケットに ハンカチまるめて にぎったこぶし 何度もまぶたを ふいている 妻よ 見ただろ 三々九度を 熱い涙の 固めの酒だ  重たいくらしの 苦労なら いつでもおまえと 分け合った 娘が嫁ぐ日 このよろこびを 半分とどける 男親 妻よ しあわせ 守っておくれ 祈る涙の 祝いの酒だ
俺の昭和が遠くなる千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ池多孝春ふるさと本線 夕焼け列車 汽笛がひと声 呼んでいる 各駅停車の 旅をして 帰ってみたいな あの頃に 昭和よ 昭和よ 俺の昭和が 遠くなる  お下げのあの娘(こ)と 指切りしたら ハモニカ小僧が 赤くなる いつまで経っても 初恋は きれいなまんまで いておくれ 昭和よ 昭和よ 俺の昭和が 恋しいよ  ふるさとなまりが 心にしみる 親戚みたいな 上野駅 下りの列車を おふくろが 夕焼け見ながら 待っていた 昭和よ 昭和よ 俺の昭和に 戻りたい
しあわせ夫婦旅千葉げん太&島悦子千葉げん太&島悦子千葉幸雄宮迫はじめ前田俊明あなたと呼ばれて おまえと呼んで 子育て時代の 苦労も越えた いまさら好きだと 云えないけれど 見つめるその目に 「ほ」の字が見える 愛してる ハイわたしもよ 似たもの同士の ほのぼの夫婦旅  おまえとはじめて 指きりしたら わたしの小指が まっ赤になった 野菊が咲いてた 学校がえり ふるさと初恋 お祭りばやし 寄り添って ハイ歩きましょう 相合い傘です ラブラブ夫婦旅  七回転んで 八回起きて その度深めた 夫婦の絆 無口で無骨で 無愛想だけど そこらがあなたの いいとこなのよ これからも ハイよろしくね ふたりで乾杯 しあわせ夫婦旅
夫婦だるま千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ石倉重信好きで呑んでる 酒じゃない 男の心の 傷ぐすり 百も承知で 酌するおまえ 起きて転んで 夫婦だるまの 二人旅 俺には命の 女房だよ  夫婦湯呑で ふたり酒 心にひびなど 入らない 箸で叩いて 唄って踊ろ 泣いて笑って 夫婦だるまの にらめっこ 負けたと笑顔の 女房どの  古い畳も いいものさ たばこの焦げあと 涙あと しみてにじんだ 人生模様 酸いも甘いも 夫婦だるまの かくし味 俺には宝の 女房だよ
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