山岸賢介作曲の歌詞一覧リスト  31曲中 1-31曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
音楽はあるかウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英悲しみの終わりを告げる鐘のように 戦争の終わりを告げるラジオのように 退屈な授業の終わりを告げるチャイムのように 労働の終わりを告げるサイレンのように 例えば誰かを幸せで包むような音 それに勝る音楽はあるか  祭典の始まりを告げるファンファーレのように 決勝の始まりを告げるホイッスルのように お祭りの男たちの雄叫びのように 練り歩くデモ隊のシュプレヒコールのように 例えば誰かを興奮と熱狂に導くような音 それに勝る音楽はあるか 抱きしめるように 包み込むように 鳴り響く 歌はあるか そこにあるか 音楽はあるか  確変でパチンコ玉が流れ落ちる音のように 歓楽街に響き渡る女の誘い声のように 群れをなして夜を行く少年のバイクの音のように 誰かからの着信を告げる電子音のように 例えば誰かのさみしさを埋めていくような音 それに勝る音楽はあるか  和尚さんが6時に鳴らす鐘のように 縁側で聞く風鈴とヒグラシの声のように 自転車で通り過ぎていく豆腐屋のラッパのように 故郷に向かう発車のベルのように 例えば誰かを安らぎで満たすような音 それに勝る音楽はあるか  悲しみの終わりを告げる鐘のように 戦争の終わりを告げるラジオのように 瓦礫の町に響き渡る子供たちの笑い声のように 愛する人の鼓動のように 例えば誰かの生きる希望になるような音 それに勝る音楽はあるか 沸き起こるように 降り注ぐように 鳴り響く 歌はあるか そこにあるか 音楽はあるか 讃え合うように 分かち合うように つかみ取るように 奪い去るように 解き放つように 咲き誇るように 音楽はあるか 音楽はあるか 音楽はあるか
ブランクミュージックウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英2013 ぼくら絶望の淵から歩きだした 予言書も神話もマニフェストも 破り捨ててぼくらは歩く 無人島も過去も未来も 図書館の奥に預けちゃって あなたと二人裸になって ジョン・レノンのミュージック聴こう アイラビューでもアイニジューでもアイウォンチューでもなく ロックミュージックもダンスミュージックもJポップでもなく ジェネレーションも タイアップも 握手券も越えて 響け ぼくらの ブランクミュージック Oh Yeah!  1980 ぼくら希望の世界に生まれ落ちた キューバもベトナムも過去へ ダンスビートでぼくらは歩く 愛も革命も自衛隊も 歌えない不幸なぼくらのフューチャー LOVE & PEACE ぼくらに残して December ジョン・レノンは死んだ 恋愛観でも運命論でも人生観でもなく 防衛論でも経済論でもジェンダー論でもなく 愛国心も 放射能も 核実験も越えて 響け ぼくらの ブランクミュージック Oh Yeah!  薄っぺらくても 踊れればOK 意味はなくても なんとなくでOK これでいいのか? これでいいのだ ぼくのブランクミュージック  アイラビューでもアイニジューでもアイウォンチューでもなく ロックミュージックもダンスミュージックもJポップでもなく ジェネレーションも タイアップも 握手券も越えて 響け ぼくらの ブランクミュージック Oh Yeah! 響け ぼくらの ブランクミュージック Oh Yeah!
中距離恋愛ラプソディウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・小佐井彰史・佐久間正英話すことなどいくらでもあるのに なんでぼくらできないんだろう  コーラはビンの方がうまいようだ AMラジオが意外とおもしろい 鼻水が止まらんよ バイトをやめたいよ  今日は久々に自転車に乗った パソコンはいつだってとっても気まぐれだ 区役所は寛大だ けどすぐ閉まる サボテンはいつのまにか 枯れてしまったよ 今日は街角でネズミを見たよ 話すことなどいくらでもあるのに なんでぼくらできないんだろう 交わす言葉はなんでもいいのに なんでぼくらできないんだろう  調子はどうだい? 忙しいのかい? たまにはピアノでも聞かせてくれよ アメリカに行きたいか? ぼくのそばにいろよ 昨日の夢ではどうして泣いてた?  久しぶりに君の顔を絵に描いた うまく描けなくてどうしようかな 少しだけ電話をしてみようかな 話すことなどいくらでもあるのに なんでぼくらできないんだろう 交わす言葉はなんでもいいのに なんでぼくらできないんだろう コーラはビンが ビンの方がさ うまいんだぜ 知ってたか? 昨日の夢ではどうして泣いてた? 少しだけ電話をしてみようかな
愛してるウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・小佐井彰史・佐久間正英テレビを見ながら愛してる云々と薄っぺらい曲を作っていました テレビの中では死んだ目の兵隊さん 国境を越えて海を越えて遠い国へ 知らない誰かを殺しに行くのか 兵隊さんよ 武器を捨て 愛する者の手を握れ 支配者を 歌を歌え ギターはぼくが弾いてやる  テレビを見ながら愛してる云々と薄っぺらい曲を作っていました テレビの中では異教徒の少年が体中に爆弾を巻き付けて 神様と叫んでバスに飛び乗った 神様よ どこにいる 見てないで降りてこいよ そしてぼくらを救え そしたらあんたの曲を書いてやる ララララ…  テレビを見ながら愛してる云々と薄っぺらい曲を作っていました テレビの中では死んだ目の男が愛してる云々と薄っぺらい曲を 口パクで当てぶりで歌っていました よく見たらそれはぼくだった 歌よ どこにある お前をずっと探している 人々が歓喜し涙し熱狂し そんな歌はどこにある 戦争か革命か 聖戦か殺すことか 家族か社会か政治か時代か世界か 純愛か失恋か不倫か愛憎か プラトニックかセックスかドラッグか都市伝説か 携帯かネットか ダウンロードかアプリか ブログかつぶやきか レスしてまたレスする わかんないな わかんない わかんないな わかんない わかんないな わかんないけど 愛してるじゃないよな 神様はいるかな いても見てるだけだな 誰に聞けばいいのだ そもそも答えはあるのか 立ち止まって考えて悩んで行き詰って取り乱してふてくされて 君を愛してる ララララ…
無題ウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英魑魅魍魎が跋扈する街へ出る 地下鉄の階段を突き進む 人混みにも紛れてももれなく孤独 イヤホンで他者をシャットアウト これみよがしに大きな舌打ち一つ 仏頂面で歩く女子あり 今足踏まれた?超痛いんですけど ってか超キモい とケータイにつぶやく 人前でろくに話せもしないくせに 人一倍の自己顕示欲これあり 仮名か偽名か通りすがりか名無しか 帰ったら痛いブログでも書くんだろ おれはすれ違うやつらの携帯を片っ端からへし折ってやる妄想をする 全員FUCK 全員FUCK お前もお前もお前もお前も ログインしてるやつは直ちにログアウトしろ そしてまず名を名乗れ  おいおい 原発が必要かどうか議論する前に 君の存在が世界に必要かどうかって議論をしようじゃないか それが知りたいんだろ 知りたくてしょうがないんだろ? なんでわかるかって?顔に書いてあるよ 自意識過剰と被害妄想 誰かからのメッセージを待ちわびる24時 だから憲法9条をどうするか議論する前に 君が生きているその意味を議論しようじゃないか 私って何?私って誰?知るかバカやろう 自分で考えろ そんなことは言わないよ 君が必要なんだ 君を抱きしめたいんだ 一言だけ言わせてほしい おれの本当の気持ちを 君の存在に確かに意味はある …これで満足か? ぼくらは ベイビー ベイビー 一緒にいるのに一人ぼっちで 誰もが愛を 欲しがるくせに孤独に酔ってる ぼくらは ベイビー ベイビー 同じ時代に生まれて生きてる 誰もが愛で 繋がりたいのに迷子になってる  ロックンロールは破壊だ と見せかけて実は再生だ ロックンロールは衝動だ と見せかけてけっこう計算だ 何の話かって?おれの話も聞いてくれ こう見えてもけっこう悩んでるんだ どうすればいい?どこにいけばいい?ってか 誰かおれの音楽を必要としてくれるのか 気晴らしに酒でも飲もう どうやら酔っ払ってきたようだ 君に電話しちゃおうかな いや、君だよ 君 でも無理だ 嫌われたらどうしよう そうだ みんながいる おれにはみんながついてるんだ おれは傍らのケータイ電話をおもむろに取り出す 誰か おれに愛をくれ …FUCK ! ぼくらは ベイビー ベイビー 一緒にいるのに一人ぼっちで 誰もが愛を 欲しがるくせに孤独に酔ってる ぼくらは ベイビー ベイビー 同じ時代に生まれて生きてる 誰もが愛で 繋がりたいのに迷子になってる 今すぐ ベイビー ベイビー 君を抱きしめて君を感じたい ぼくにも愛を 愛をちょうだい
明日を照らせウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・小佐井彰史・佐久間正英今日の悲しみはぶっとばして明日を照らせ 明日を照らせ  満員電車に揺られながら 今日という一日について考えていた 汗とアルコール臭の漂う埼京線は 疲れ切った一日の惰性で走っていた ぼくは今日も池袋の東口で 一日中ひたすらティッシュを配っていました しかめ面で足早で通り過ぎる人たちは みんなみんなぼくを無視した いろんなことが今日もあったんだろ? ぼくだってさ もう疲れちまったよ だけど 今日の悲しみはぶっとばして明日を照らせ 今日はくたびれた情熱よ その胸の奥で火を灯せ 涙も枯れ果てて 今日は笑顔になれないあなたにも 傷ついてしょぼくれて 疲れて眠るあなたにも 明日を照らせ 明日を照らせ 埼京線よ とばせ そして明日を照らせ  今日もぼくは不器用な笑顔を浮かべながら 一日中ひたすらティッシュを配っていました みんなみんな思いつめた顔してさ ぼくの前をすり抜けていった いろんなことが今日もあったんだろ? ティッシュももらえないくらいのさ 絶望や失望があったんだろ?  今日の悲しみはぶっとばして明日を照らせ 今日はくたびれた情熱よ その胸の奥で火を灯せ 満員電車に揺られながら ぼくら今日という一日を終わらせてゆく 絶望も失望も越えて 一筋の光を 明日を照らせ 明日を照らせ
戦場に咲いた花ウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英ぼくがここへやってきたのは1年半ほど前のこと 泣いている君を抱きしめて 笑顔のさよなら 遠い遠いぼくらの国は相変わらずなようですね 豊かさとは?幸せとは?この町でぼくは考えてるよ テレビの中では わかんないけど 遠くて遠くて なかなか見えないけど ぼくが見上げたこの空と 君が仰いだその空は 必ずどこかで繋がって 朝だ夜だを繰り返すんだ 君が笑えばそれだけで神様はいると思うから 今日は涙が流れても 悲しみは必ず終わるんだ 戦場に咲いてたあの花に 君の名前をつけたんだよ  遠い遠いぼくらの国はいろんなものがあるけれど 大切なものはどこかでなくしてしまった気がするんだ 言葉と髪の毛 肌の色 みんな違うけど 伝わるものあるんだよ ぼくが見上げるこの空は悲しみで赤く染まるけど 夜には星が輝いて 当たり前に朝が来る 君と見上げたあの空と少しも変わりはしないから 涙の跡が乾くように 悲しみは必ず終わるんだ 戦場に咲いてたあの花は とてもとてもきれいだったよ  異国の空の下 力尽きて倒れても 風になって君のもとへ 空と空を繋ぐよ ぼくが見上げたこの空と 君が仰いだその空は 必ずどこかで繋がって 朝だ夜だを繰り返すんだ 君が笑えばそれだけで神様はいると思うから 今日は涙が流れても 悲しみは必ず終わるんだ 戦場に咲いてたあの花は とてもとてもきれいだったよ 君の名前をつけたんだよ
500円のクリスマスウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英頭の悪いぼくたちは クリスマスなのに地元の神社で過ごしてた 神様にケツを向ける形で 冷たい石段の上 腰掛けて 雪なんか降らないよ ぼくが言う クリスマスだし降るかもよって 君が言う いや、降らないよ 降るかもよ むきになってポケットの中の500円玉を賭けた  ロマンチックな空気だったからさ 君の小さな手が白いのを見てさ そっと握ってみようかとか がらでもないこと考えて 笑った ぼくが笑った 雪なんか降らないよ  ロマンチックな空気だったのにさ 君はぼくの息が白いのを見ては エクトプラズムみたいだとか わけのわかんないこと言って笑った 君が笑った ぼくが笑った 雪が降った  ポケットの中の500円玉をしぶしぶ手渡すと 君は振り向きざまにそいつを勢いよく賽銭箱に投げ入れた 手を合わせて神様に祈る君 どうか、来年も再来年もひとつ こんな感じでお願いします、と
夜を越えてウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・小佐井彰史・佐久間正英夜の壁は越えられない 越えられない 越えられない この闇を抜け出すことは難しい 難しい でも眠りにつくことは決して難しいことじゃない だからみんなそうする そうしているんだろう  でもぼくは眠らない 眠らない 眠らない この闇を切り裂くことは難しい 難しい でも歌うことは少しも難しいことじゃない だからぼくはそうする まだ見ぬ朝に 君に 遠い遠い君の町まで 届くものは果たしてあるか 渡り鳥たちは羽を休め 町は深い眠りの中 人々は思い思いの夢を空に浮かべてる ぼくのか細い声は 歌は 君の窓辺の花の雫に 君の朝の夢の一瞬に 君の朝食のパンのかけらになれるだろうか 今 夜を越えて 夜を越えて  夜の壁は越えられない 夜の闇は抜け出せない 悲しみは闇に埋もれない さみしさは闇でごまかせない 眠ることは難しくない 逃げ出すことは恥ずかしくない まぶたを閉じれば夜はいない だからみんなそうする でもぼくは眠らない 闇にも孤独にも屈しない ごまかせるほどに強くはない 逃げ出すこともままならない 決して君には届かない 誰もそんなことは言い切れない 歌わなければおさまらない だからぼくはそうする 遠い遠い君の町まで 届く歌は果たしてあるか 少年のバイクの騒音と 恋人たちの愛の言葉と 朝を待つ労働者たちの叫びを越えて ぼくのか細い声は 歌は 君のまぶたに注ぐ光に 君の指先が触れる朝に 君の庭の鳥の囀りになれるだろうか 今 夜を越えて 夜を越えて
アンケートを握りしめてウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英おれがツアーに出ている間に バイトのシフトは埋まってしまった おれがスタジオに入ってる間に 大好きなあの子は去っちまった おれが曲を作ってる間に 友達に子供ができていた おれがステージに立ってる間に ららららら おれたちの道は出口のない 高速道路のようなもの 助手席のお前はどこまで行くつもり? 光に向かって突き進んで 倒れてその都度立ち上がって どこまで続くのか はてなき道を走りながら おれたちはまだまだここからだろうと 疲れてお前は眠ったようだ 手書きのアンケートを大切に握りしめたまま  おれがバンドを組んでる間に 戦争が始まり戦争が終わった おれがバンドを組んでる間に 総理大臣が何度も変わった おれたちがバンドを組んでる間に 原発が止まって また動いた おれたちがバンドを組んでる間に ららららら  おれたちの道は出口のない 高速道路のようなもの 助手席のお前はどこまで行くつもり? あきらめが悪いと罵られ 身の程知らずと笑われて それでもおれたちは はてなき道を走りながら おれたちはまだまだここからだろうと 疲れて疲れはてて眠る時も 夢に見るのさ 輝く明日を はてなき道は続いてゆくのさ 手書きのアンケートを大切に握りしめたまま
夏なんですウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・小佐井彰史・佐久間正英おれらの住んでる北関東 海まで車で4時間強 なかなかできない海水浴 いつも水風呂で半身浴 ギャル男に憧れて 日焼けしようと思って 畑に全裸でいて でも赤くなって終わって あの子は湘南ボーイが好き おれたちは農産業に従事 市民プールはヤンキーばっか メンチきって おれビビって あげくの果てに曇ってきて 群馬上空 ゲリラ豪雨 太陽の下解き放つ おれとお前と裸の季節 めっちゃゴリゴリ上がるぜ夏 夏なんです おれの胸毛は 健気で可愛げ テンションアゲアゲで 迫るカツアゲ 夏なんです おれの憧れ お前と黄昏 人目を偲んでセクース・オン・ザ・ビーチ  やってきました逗子海岸 道に迷って4時間半 中ジョッキで既にハッピー 股間は既にフル勃起 もう恋なんて現地調達 競泳用水着で挑発 初めてのナンパは超緊張 なぜか敬語で超慎重 あいつはサーファー気取りのガキ おれたちはファーマー地主跡継ぎ ギャルにはさんざん無視されて 沖を目指して溺れかけて ふてくされて 砂に埋もれて 行き場をなくしたフル勃起 太陽の下解き放つ おれとお前と裸の季節 めっちゃゴリゴリ上がるぜ夏 夏なんです 波打ち際で まさに瀬戸際 おれの生え際の最前線 夏なんです おれの憧れ お前と黄昏 人目を偲んでセクース・オン・ザ・ビーチ  水平線に沈む夕日 今終わりゆく今日という日 空気を変えるわずかな勇気 出るのはただ深いため息 ふと思い出すおれの家族 住まいは平屋の日本家屋 おれ母ちゃんにマジで感謝 思い出したらガチで涙 描いてた未来図のように うまくいかないMy Story 実家暮らしのまま30  期待通りになれずSorry 胸に抱いたでっかい夢 そいつをいつか叶えるため 想いを乗せ歌うよ君に 股間はいつでもフル勃起 夏なんです 後悔しないぜMy Life ここから先がShow Time どこまでもLike a Sunrise 上がっていくぜSo High 夏なんです 波打ち際で まさに瀬戸際 おれの生え際の最前線 夏なんです おれの憧れ お前と黄昏 人目を偲んでセクース・オン・ザ・ビーチ  あの子は湘南ボーイが好き
死ぬとか生きるとかウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・小佐井彰史・佐久間正英死ぬとか生きるとか そんな話はやめようぜ 君がよこしたあの手紙ね くだらねぇから破り捨てたよ 破り捨てたよ 死ぬとか生きるとか そんな話はよしてくれよ 君がよこしたあの手紙ね 読んでも結局わかんねぇんだよ わかんねぇんだよ 君に花束の一つでも贈ろうかな なるべく楽しげなやつを ぼくの恥ずかしい写真でもいいや どうだろ さすがに笑えるだろ 君がここにいる理由など 捨てるほどあるんだぜ  死ぬとか生きるとか そんな話は嫌だってば ぼくに何ができるかな ぼくには何かしらできるんかな わかんねぇんだよ 君にお酒のいいやつでも贈ろうかな 飲んでさ 眠ってしまえばいいじゃん ぼくの本当の気持ちはいいや そんなの始めっからわかってんだろ 今日は終わりだ 終わりにしよう 死ぬとか生きるとか  死ぬとか生きるとか そんな話は卑怯だろ ぼくには何ができるんだろう 君が死んだらつまんねぇだろ つまんねぇだろ  死ぬとか生きるとか
はりまや橋でつかまえてウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英赤い欄干に腰かけて ずっとあなたを待ってるの 路面電車が停る音に 踊る踊る 心踊る 帯屋町を通り抜けて 夕日に染まるお城を見たら あなたの好きなあの店で 早めのビールをいただきましょう この町があなたのこと ずっとずっと離さなかった 私はあなたを離さないから この町を私の町にする  あなたの愛したこの町のひとかけらになりたい あなたの愛したこの町のどこかで 私をそっとつかまえて この町があなたのことずっとずっと離さなかった 私はあなたと歩みたいから この町を私の町にする  あなたが愛したこの町であなたの隣を歩いていく あなたが見ていたこの町のすべてが私の誇りになる 海も山も空も風も この町を私の町にする  赤い欄干に腰かけて ずっとあなたを待ってるの この風 この音 この景色 私の町になる
少年とぼくウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介佐久間正英遠い遠い昔の話だな 忘れてても無理はないかな けどとっても大事なこと 忘れてしまった気がするな 商店街を颯爽と 少年が一人駆け抜ける ださい自転車はたぶん祖父か祖母の しましまのTシャツ 色あせたリュックサック 見覚えのある後ろ姿 誰だったっけな 誰だったっけな あれはぼくだ 遠い遠い昔の話だな 忘れてても無理はないかな けどとっても大事なこと 忘れてしまった気がするな 行き先は塾かな 誰もいない食卓かな 君もいろいろあったよな けどなんだか楽しそうだな 人混みに消えていった君の後ろ姿は なんだかまぶしいんだな やたらとかっこいいんだな 君に合わせる顔がないよな これじゃ恥ずかしいよな ぼくは電柱の陰にそっと隠れたんだ  商店街を颯爽と 少年のぼくが駆け抜ける ださいあの自転車は確か祖母の 遠い遠い昔の話だな 忘れてても無理はないかな けどとっても大事なこと 忘れてしまった気がするな 君の行く末はぼくだろ なんだか申し訳ないな 弱音とため息ばっかで 今なんか電柱の陰だぜ いじめられたこともあったな 勉強できなかった ニキビがいっぱいあったな 部活も補欠だったな 体が弱かったな 初恋もくだけちったな それでも笑ってたっけな それでも笑ってたっけな  祖母の自転車 ださかったけど 大好きだったな  商店街は黄昏の中 電柱の陰で笑ってるぼく こんなふうにさ こんなふうにさ 笑ってたっけな 笑ってたよな
中央分離帯ウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英あたしのフェイバリットプレイスは センター街でも彼氏の部屋でもなくて 高速道路状態の夜の国道の 中央分離帯のその上 空しさとか けだるさとか 風の中で砕け散るの ヘッドライトに照らされながら あたしは踊る 激しく踊る  あたしが感じたいのは 誰かの愛でもエッチの快感でもなくて 生きてる実感 確かめたくて 確かめたくて 肩幅くらいの中央分離帯 右も左もあっちの世界 あたしの脇をいかれたスピードで すり抜けていく弾丸 ほんの一歩踏み出しても あたしはすぐに消えてしまうだろう 震えながらひたすら踊る そして感じる あたしは生きている  あたしがあたしになれるのは センター街でも彼氏の部屋でもなくて 高速道路状態の夜の国道の 中央分離帯のあの上 空しさとか けだるさとか 風の中で砕け散るの ヘッドライトに照らされながら あたしは踊る 激しく踊る 吹き出す汗 あふれる涙 唾液で湿らす 乾いた唇 リズムを刻む 高鳴る鼓動 そして感じる あたしは生きている
青春スピーカーウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英朝も昼も夜もそれ以外も HIGHとLOWとMIDとその他諸々で ぼくらの日々を煽って彩った カビくさいステレオがあったろ いつしか忘れてしまったな 思い出せ あの情熱を ボリュームを上げろ! 消えちまった青春 呼び戻せスピーカー どんなふうにぼくらは歌ってたっけな 奪いたいものがあって 叫びたいことがいつもあったな 何一つその手に掴めなかったぼくらの 歌があったよな  今日も明日も明後日もそれ以降も 雨と風と汗と涙の類で ぼくらの未来は曇ってぼやけて それでも 怯まなかったな どこかで失くしてしまったな 取り戻せ あの情熱を もう一度踏み出せ! 消えちまった青春 履きつぶしたスニーカー どんなふうにぼくら歩いてきたっけな 壊したいものがあって 譲れないものが一つあったな どこにもその足で辿り着けなかったぼくらの 道があったよな  取り戻せ あの青春を ボリュームを上げろ! 消えちまった青春 呼び戻せスピーカー どんなふうにぼくらは歌ってたっけな 奪いたいものがあって 叫びたいことがいつもあったな 何一つその手に掴めなかったぼくらの 歌があったよな
私たちの主題歌ウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英私たちが生きる意味を 思いつくままこのノートに書きましょう 私の字で あなたの字で 思いつくまま 小さなことでも たとえばすべてを手にした時 たとえばすべてを失った時に いつか私たちが 空っぽな世界に立ち尽くす時に そっとその背を押せるような 証を残しましょう 私たちは ほら 生きている  私たちは生きることを讃え合って歩むのです 私の手で あなたの手で 支え合って歩むのです たとえばこぼれたため息の数 たとえば溢れた涙の数だけ いつか私たちが 空っぽな未来に立ち尽くす時は そっとその手を導くような 行く手を照らすような 私たちは ほら 生きている  私たちが今 掴もうとするものが 幻みたいなものだとしても 私たちが今 闘う意味が いつか泡のように虚しく散ってしまった時も その時が来ても いつか私たちが 空っぽな世界に立ち尽くすときに そっとその背を押せるような 今を生きましょう そっとその手を導くような 今をいきましょう
海からの手紙ウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英「車の免許とってよ」って 本当はぼくに言いたかったんだね 「海へ連れてって」甘えた声で君はぼくに言ったね ぼくはバカだから 自信もないし 新しい自転車を買った 君を乗せて行こうと思った 遠い遠い海へと 嘘じゃないんだぜ 嘘じゃないんだぜ この手紙は海で書いてんだ 波の音 潮の香り 君を連れてここへ来るんだ  車の免許ないけど かっこいい自転車があるよ 少しずつしか進めないけど ちゃんと来れたよ ここは海だよ うそじゃないんだぜ うそじゃないんだぜ この手紙は砂浜で書いてんだ 約束するよ 君を乗せて連れてくるよ 約束するよ 約束するよ  嘘じゃないんだぜ‥  これがあなたがくれた最後の手紙 帰り道 海よりもっと遠いとこへ行ってしまった あたしは今年 車の免許取ったんだよ 取ったんだよ 初めてのドライブは 助手席にあなたの写真 行き先は 海 「嘘じゃないんだぜ 嘘じゃないんだぜ」 あなたの声が聞こえた気がした 新しい自転車の後ろ あなたの背中の向こうには 海  嘘じゃないの 嘘じゃないのよ あなたと見ていた 海
サボテンウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英ぼくが死んで そして生まれ変わったら サボテンになりたい 君の部屋の窓辺にちょこんと腰掛けて また君と暮らしていいかい? いつも いつでも そばにいるよ もう君に触れることはできないけど ときどき ときどき ぼくを見つけて そんなとこにいたのって 笑って 月明かり ぽつんと長い影を作っているぼくの姿は いじけてるみたいに見えるかもしれない ちがうよ 幸せなんだよ  いつも いつでも そばにいさせて もう君に歌うこともできないけど ときどき ときどきで いいから そんなとこにいたのって 笑って 笑いかけて  ぼくが死んで 君を一人ぼっちにさせてしまったら ごめんね 次は君の部屋の窓辺にちょこんと腰掛ける サボテンがいいな
革命の朝ウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英革命の朝 いつまでも布団にくるまってさ 窓の外 仲間たちの雄叫びをベッドで聞くの そんな感じ そんな感じ きっとあなたは そんな感じ 言い残して 恋人は部屋を出て行った わかってるんだよ 変わらなきゃ そんなことは わかってるんだよ ベッドの上 ひざを抱えて震えている 立ち上がれ おれ 時は今 今 窓の外 鳴り響く正午のサイレン せめてカーテンを開けろ!  鬨の声は 待てども待てども聞こえてこないから 立ち上がれ 立ち上がれ おれ 時は今 今 窓の外 響き渡る工場のサイレン バイトでも探せ!  立ち上がれ…  あなたに一番似合わない言葉 「革命」だってさ 恋人が笑う 武器を持て 白紙の履歴書 鎧をまとえ 埃を被ったスーツ 明日の朝 明日の朝かな 静かな革命
World end Happy endウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英電信柱によじ登って見ていた 終わりゆく世界の朝を見ていた 誰も何も知らない ぼくだけ知ってる 世界は今日終わる いってらっしゃい いってきます 玄関の風景 おはよう おはようございます 街角で咲いた風景 行きかう人々のそれぞれの今日と未来を 朝がまぶしく照らしたよ 君に手紙を書こう 最後の手紙を この世界はとても美しいってこと  さびれた町工場 動き出した機械音 ださいヘルメット 駆け抜ける通学路 こわくて外に出れないあの子の窓にも 市民病院のあの窓にも 朝は等しく照らしたよ 君に手紙を書こう 最後の手紙を この世界はとても美しいってこと 誰も何も知らない ぼくは忘れはしない この世界がとても美しかったこと  World end Happy end 世界が輝く World end Happy end すべてが輝く World end Happy end 世界が輝く World end Happy end すべてが輝く
ダンボールに囲まれてウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・小佐井彰史・佐久間正英ダンボールに囲まれて おれは死体のように転がってた 明日か明後日か 出て行く君の荷物の山 逃げ場のない小さな部屋 飽きるほど君を抱いたっけな 洗濯物の向こうがわ のぞいてるちっぽけな青空 何も感じない ただ見ていた ダンボールに囲まれて  ダンボールに囲まれて あたし膝を抱えて泣いてたの 入社4年目の夏 見事に外れた新商品 不良在庫の山 震える手で書いた辞表を夜露に濡れた窓ガラスに ペタンと貼り付ければ ベランダの上空 まぁるいお月様 何も感じない ただ見ていた ダンボールに囲まれて  神様はいないんだろう きっといないんだろう 冷たい冷たいダンボールに囲まれて おれは あたしは 思った 「神様なんて絶対いない」  ダンボールに囲まれて ぼくは幸せを噛みしめてた 川沿いの高架下 野良猫と暮らすぼくの家 屋根に使ってるブルーシートは青空のようにきれいさ ぼくを照らす電球は まるで夜空のきれいなお月さま 明日の仕事が見つかった 明日の仕事が見つかったんだ 明日も生きろと神様は言ってくれた  神様はきっといる ぼくのこと見ててくれてる あたたかいあたたかいダンボールに囲まれて ぼくは祈った 「神様、ありがとうございます」  冷たい あたたかい ダンボールに囲まれて…
手の鳴る方へウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・小佐井彰史・佐久間正英精神安定剤をたくさん飲んじゃった あの子がブログに書いている 誇らしげに 睡眠薬を多めに飲んじゃった あの子はメールを送ってきた 返事を待ってる 気づいて 気にして 気になって あたしを 気づいて 気にして 気になって あたしを  カッターナイフを手首に押しつけた あの子は傷を隠している 見せたそうに 気づいて 気にして 気になって あたしを 気づいて 気にして 気になって あたしを どうせ 生きたいんだろう 誰よりも 生きていたいんだろう 手を鳴らして 声を大にして 叫びたいんだろう あたしはここにいると 知ってるぜ 知ってるぜ ぼくもそうなんだ  夜が更ける 下り電車 最終電車 疲れきった人々のそれぞれの人生を運命をどこかに運んでく つり革に必死でぶら下がって のぞき見防止の携帯電話に打ち込む 私の存在は? 価値は? 意義は? 生きてる意味は? 夜が明ける 通勤電車 あんなに寄り添ってひしめき合って 誰もが孤独なんだ 1人ぼっちなんだ 泣き出しそうで あきらめそうで 投げ出しそうで 死んじゃいそうで 見えない誰かと繋がりたいんだ 必死で手を打ち鳴らしてんだ ここにいるよ ここにいるよ ほら あっちでもこっちでもそっちでも 行かなくちゃ 行かなくちゃ 手の鳴る方へ 手の鳴る方へ でも行けない 行けない ぼくもそうなんだ ぼくもそうなんだ  苦しいことなんて 何にもないんだぜ ぼくはへらへら笑っている もがきながら 気づいて 気にして 気になって ぼくも 気づいて 気にして 気になって ぼくにも
ありがとうとごめんねとウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・佐久間正英さっきから君がぼくの背中をさすっているんだ 吐き出すものなんてもう何もないさ キスがしたいな 便座にしがみつくぼくの手は 中途半端なアーティストの手 支える君の小さな手は 労働者の手 ありがとうとごめんねと どっちが気持ちが伝わるものかしら どっちもかな どっちでもないかな そんなことを考えてた  君のお金でぼくが たくさんたくさん お酒を飲んでさ 吐き出すものなんてもう何もないさ キスをしようぜ 粘ついた唇 拒まない君  いつか いつの日か いずれね そのうちね 聞き飽きたろ? 言い慣れたよ そんな言葉は ありがとうとごめんねと どっちが気持ちが伝わるものかしら どっちもかな どっちでもないかな そんなことを考えてた  ピースマークを突き立てて のどに突っ込んだ 吐き出す言葉があるんじゃないかな ありがとうとごめんねと… どっちもかな どっちでもないかな
終着駅ウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ウラニーノ・小佐井彰史・佐久間正英扉に挟まれることが 酷くかっこ悪い気がするので 駆け込み乗車は基本しない そんなぼくを駆け込ませたのは 握り締めた君の写真 雑音交じりのスピーカー 車掌さんが告げる 終着駅は君の町 一つ一つの駅に丁寧に停まっていく ぼくも丁寧に君を想ってみる 終着駅はまだ遠く 君の町の方へ向かう あの電車に飛び乗ってさ 君はぼくじゃなきゃ ぼくは君じゃなきゃ その理由を考えてた  一つずつ減ってくんは残りの駅 一つずつ増えてくのは不安の影 ため息で曇った窓ガラスに 君の名前を指でなぞってすぐ消した 考えなくちゃ 考えなくちゃ 君の町の方へ向かう あの電車に飛び乗ってさ 君に会いに行く 君の手を握る その理由を考えてた  握り締めた写真の中 微笑む君と目が合った なぜ?ぼくら、なぜ? その理由を探してるんだよ 君の町の方へ向かう あの電車に飛び乗ってさ 君はぼくじゃなきゃ ぼくは君じゃなきゃ その理由を考えてた 君の町の方へ向かう あの電車に飛び乗ってさ 君に会いに行く 君の手を握る その理由を考えてた  理由なんていらないか 理由なんていらないな たどり着いた終着駅
ランドリーとワールドウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介暇つぶしに持ってきた小説も読まず ただただ見ていた 君のTシャツとぼくの下着が仲良く絡まって回る 帰りたくないな 帰りたくないな 帰ったら君の旅立ちを祝って乾杯する  2人用のベッドも洗濯機も置けない小さな部屋 ここが2人の世界だよ どこにも行けない そう思ってた 帰りたくないな 帰りたくないな 帰ったら君の旅立ちを祝って乾杯する  一番奥の洗濯機の前には髪の毛を逆立てた革ジャンの大男 回転する洗濯物に Like a Rollin'Stone のスピリットを感じたか、 洗濯機にしがみつきその振動に合わせてヘッドバンキングを始めた Like a Rollin'Stone!! その手前の洗濯機にはぼくよりはるかに若い母親の姿 2人の幼い子どもを置いてタバコを吸いに行ってしまった 子どもたちは小さなゲーム機に夢中になっている 今敵を八つ裂きにして歓喜の声を上げたところ どれどれどんな怪物を倒したんだい?ってのぞき見たら それはぼくらと同じ姿をした人間だった 入り口付近の乾燥機には初老の紳士 さっきからずーと携帯電話で話をしている 「本当に申し訳ございません」 そればっかりリピートしているんだ ぼくは洗濯機を見つめた 瞬きをやめてその中に君の顔を映し出した こんなにいろんなものが、いろんなことが、いろんなやつが入り乱れて それでも回り続けているこの世界の中で どこかに紛れ込んでしまった靴下の片割れを見つけ出すみたいに、 ぼくはまた君を探し出すことが果たしてできるんだろうか  ランドリーとワールド ランドリーとワールド  ぼくはふいに思い立って立ち上がり 洗剤と水しぶきを撒き散らしながら 回り続ける洗濯機のふたを豪快に開け 大声で君の名を叫びながらその中に頭から突っ込んだ!  帰りたくないな 帰りたくないな… ランドリーとワールド
サンデーロッカーズウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介平日はとにかく頭をよく下げる 週末だけ反動で激しく上下に振る 7日分の衝動 サンデーロッカーズ 轟音で吐き出す サンデーロッカーズ  おれたちには守るべきものがあって Weekday は捧げると決めたんだ 存外 家庭を持ったサンデーロッカーズ 堅実な現実 サンデーロッカーズ  Sunday 解き放て Sunday 魂を打ち鳴らせ Sunday 週末の地下深くで 爆発するフラストレーション Weekday は つらくて つらくて つらくて 吐き出して ブチかまして 最高で  チケットノルマ30枚 許された30分 爆音でぶっ放す 7日分のうっぷんと衝動 恐るべきクオリティ 完全自主制作CD-R ブッとんだパフォーマンス 完全アマ志向はやりたい放題  Sunday 解き放て Sunday 魂よ 鳴り響け Sunday 週末の地下深くで 爆発するのはフラストレーション Weekday は つらくて つらくて つらくて 吐き出して ブチかまして 最高で  サンデーロッカーズはぼくらに言う 背中でぼくらに語りかける 「まだまだやれるんじゃねぇかな。 おれたちなんか日曜日しかねぇんだぜ。」
Wonderful Worldウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介ぼくが通った幼稚園は 高い塀の中 外は危険がいっぱい ママの手を離しちゃだめ ぼくが通った小学校は 有刺鉄線の中 外はこわい人たちがいっぱい 配られた防犯ベル でも 音楽の時間に聞かせてもらったあの曲は 黒人のじいさんがいい顔で歌ってた  Wonderful World Wonderful World What a Wonderful World 「素晴らしき世界」だってさ What a Wonderful World  ぼくが通った中学校は 入口にいかつい警備員 外は不審者がいっぱい 友達が隠し持ったバタフライナイフ ぼくが通った高校の卒業式 校長がひたすらぼくらを脅した 君たちが旅立つ世界は 不安や困難がいっぱい ぼくはそっと呟いてみる 「Wonderful World」 閉ざされた世界で聞いたあの曲が その意味が 悲しいほどにぼくの胸に響いたんだ  Wonderful World Wonderful World What a Wonderful World 「素晴らしき世界」だってさ What a Wonderful World  防犯ベルとバタフライナイフと Wonderful World 高い高い塀と有刺鉄線と Wonderful World  And I ask to myself, what a wonderful world
ツアーメン~バイトのシフトに入れない~ウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介眠気と戦って トラックに煽られて ぼくはハンドルをギュッと握り締めた 夢を掴むような そんな強さで 町から町ヘ ツアーは続いてく ハンニュウリハホンバンハンシュツウチアゲ 同じ一日など一日もないのさ 退屈な町などどこにもないのさ 走るのさ  ぼくらが行くこの道は 言わば終わりのない旅であって 帰り道なんてそんなのはないのさ それがどんな小さくても 確かな足跡を残すのさ  星空は時々 孤独を連れてくる 小倉がアクセルをグッと踏み込んだ 少しの不安を 振り払うように  盛り上がっても たまにすべっても 人がいなくても 無駄な一日など一日もないのさ 走るのさ  ぼくらが行くこの道は 言わば終わりのない旅であって 帰り道なんてそんなのはないのさ それがどんな小さくても 確かな足跡を残すのさ ぼくらが行くこの道は 言わば答えのない旅であって ゴールなんてそんなのもないのさ いつかぼくら くたばった時も 誰かの鼻歌で生きてたいのさ そのための一歩を刻むのさ
地平線ウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介人気のない地下のライブハウス 最前列の鉄柵にしがみついて 少女が一人泣いていた 爆音に犯されるように 身をくねらせながら  砂埃舞う校庭の端っこ 一番低い鉄棒にしがみついて 少年が一人泣いていた 繰り返し蹴り上げる大地 鉄の味の歯茎  いろいろあるよな いろいろあるよな いろいろあるよな そりゃいろいろあるよな  タバコくさい部屋の湿った布団の上 恋人の足にしがみついて ぼくが一人 泣いていた 君に気づかれぬように 気づかれぬように  少女はこの世界から振り落とされぬように 錆び付いた鉄柵をわしづかみにして激しくキスをした 少年は冷たい鉄棒を雄大な地平線に見立てて その向こうに今日を沈めた  とてもとてもきれいだ とてもとてもきれいだ とてもとてもきれいだ 君の足がとてもきれいだ
ウラニーノウラニーノ山岸賢介山岸賢介たとえば私が海のない町に住んでいたとしたら あなたの心のその広さを何に例えたろう たとえば私が雨の日の海を知らなかったら あなたのいないさみしさを何に例えたろう 海岸線を歩きながら私はさっきから 鈍色の空を眺めている 不思議な形の貝殻をそっと拾い上げた あなたなら何に例えるだろう  打ち寄せる波の数の半分でいいから 私はどこまでも漂って あなたに会いたい  たとえば私が夜の闇に潜む海だったら 水面に揺れる星の中にあなたを映したろう  海岸線を歩きながら私はちょっとだけ 運命と神様について考えてた 波打ち際に私の影が遠く遠く伸びて あなたへと急ごうとしてる  舞い踊る水鳥たちのその中に紛れて 私はいつまでも旅をして あなたを探すの 打ち寄せる波の数の半分でいいから 私はどこまでも漂って あなたに会いたい あなたに会いたい
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