岡田拓郎作曲の歌詞一覧リスト  16曲中 1-16曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
Tokyo Breathing優河優河優河岡田拓郎岡田拓郎終わりのないような夜は 足を止めないで 気のまま 移りいく影を追って 溢れる色だけ抱いたら  泡のような独り言も 流れてく1日も 乾いてく感情も 淋しくは  染まりいく空も 今は 息を止めててよ このまま 去りいく月さえ放って 彷徨う愛だけ愛して  泡のような独り言も 流れてく1日も 乾いてく感情も 淋しくは  終わりのないような夜は 足を止めないで 気のまま 去りいく月さえ放って 彷徨う愛だけ  終わりのないような夜は 足を止めないで 気のまま 去りいく月さえ放って 彷徨う愛だけ 愛して
やわらかな夜優河優河優河岡田拓郎窓の外から やわらかな夜が 微笑みを抱いて あの子を照らすの  置き去りにした 生まれたての声 その手に戻し 花束に変える  今までずっと 待っていたの あの子が踊り 空を越えていけるような やわらかな夜
飛行機琴音琴音柴田聡子岡田拓郎岡田拓郎花束をぎゅっと抱きしめた ばらの匂い どうか飛行機が 揺れませんようにこのまま 青空がずっと青空  離れた向こうの雲のひだ こんにちはと言ったような気がした なにか飲みたいな たとえばコーラ  目を閉じてじっとして 目を閉じてじっと 飛行機着くまでは目を閉じて ずっと祈ってた  みんな窓の外を見てた どこかで泣いていた 嵐の日や雨降りなんて忘れていた  まだ慣れない靴のせいで かかとがちょっと痛い あれはきっと 夏の氷河 秋の銀河  何をしてても元気だよ 本当だよ嘘じゃないよ あの日と何か違うけど 仕方ないね  太陽が近くってまぶしい 太陽が近くってまぶしい 手をかざしてた ここはどこなんだっけな  みんな窓の外を見てた どこかで泣いてた 嵐の日や雨降りなんて忘れていた  なにもかも知ってみたい どこまでも行って飛行機 吹く風を縫って どこでだってここが世界  みんな窓の外を見てた どこかで泣いてた 嵐の日や雨降りなんて忘れていた
午後の窓OLD DAYS TAILOROLD DAYS TAILOR増村和彦岡田拓郎小さな窓から 大きな空が 覗き込んでて  小さな光の粒がたくさん 戯れても  かなしい夢のあとで さみしい顔をした 君は うつむいたまま  不思議を沈めた瞳を わざと隠すように  小さな光の粒が急いで 午後を告げても  かなしい夢のあとで さみしい顔をした 君は うつむいたまま  不思議を沈めた瞳を わざと隠すほどに  欠けた色のない不思議が 窓の空に映る
プレリュード森は生きている森は生きている増村和彦岡田拓郎走り出す少女は 影に惹かれて 風に似て行ってしまったのです
影の問答森は生きている森は生きている増村和彦岡田拓郎「風景画のように、時間がヘッドライトの先の雨粒の中に停滞してて、 それが急に放電を始めたから、 眠るのを忘れた。そんな夜のこと?」  「日曜の小さな部屋のソファの下や、 臆病な子供が影を隠して過ごしたピアノの下にも、 何かがありやしないか?眠るのを忘れて昨日聴いたレコードが廻る訳も、 ほとんどそこにある気がする。」  ―― 二つの影が伸びる仄暗い少し減速し始める街で、 痙攣していた白い街燈が微睡む夜明けの頃の出来事。
磨硝子森は生きている森は生きている岡田拓郎・増村和彦岡田拓郎抽斗に光が潜り込んで 夢の続きを歌ってみせる  突飛な空想家の育ち心 窓にもたれて 眠っているのです  昼下がりの陽は部屋の 硝子戸越しはからっぽ 外は明るい昼  背中を合わせた部屋の 硝子戸越しはからっぽ 子供の落書きのような 外は明るい昼
痕跡地図森は生きている森は生きている増村和彦岡田拓郎灰になった ヒッピー紛いが 爪を立てながら  灰になった 時間を巻き戻し 煙が立ち登る  地図も書けない子供の 起源のない物語 魔法にかけられた それを侵す亡命者  灰になった 時間に足跡を 重ねて辿るのか  灰になった 時間が足跡を 辿って来るのか
気まぐれな朝森は生きている森は生きている増村和彦岡田拓郎気まぐれな昔の詩人の妄想が 部屋の中を彷徨いている  コップに一杯水を飲む振りをして 抜け出そうとするのを止めて  「星座なんて知らないほうが 空は不思議に見える」  ぼんやりした朝の景色を裂くように 「繰り返したくない」  蜃気楼の中もう一度 ぼんやり眠って欲しい  夢も同じことで 不思議なままでいい  濡れた黒い瞳を見詰め返すのは うしろ指を差されるのが怖いから  濡れた黒い瞳をふいに逸らすのは 夢を覗き込まれるのが怖いから  気まぐれな昔の詩人の妄想が 相変わらず彷徨いている  「星座なんて知らないほうが 空は不思議に見える」  夢も同じことで 不思議なままでいい
煙夜の夢森は生きている森は生きている増村和彦岡田拓郎a. 香水壜と少女  歪な香水塔から抜け出した街で 蓮っ葉に足を投げ 影を追った少女は  「私が見つけたの」と台詞じみた言葉と共に 風の中に消えた  少女が忘れていった 小さく握っていたものに 多分 意味はない  「私にはとっておき」 自慢げな呟きと忘れ物をそのままに僕も消えた   b. 空虚な肖像画  影を千切っては投げるいつかの天邪鬼の言う所によりますと、 「矛盾に飼い馴らされた とても立派で狂おしい肖像画の出来上がったばかりです。 見栄ばかり張っていないで見て行ってはいかがですか?」   c. 煙夜の夢 (夜が固まる前)  カーブミラーに夢を見た ある雨上がりの夜 水蒸気の寄り場となり 霧の役目を一身に 映るすべてをぼかす 街灯の光は月のように 自分の姿はまるで知らない他人のように  夢の正体は何か 考えながら握るハンドルの軸が 濡れた地面と共に 無限に深く伸びた次の時には ツンと張り詰めた部屋にいて どこかに忘れ物があることに気がついた  夜の吐く息が 返事をしたような 不思議をとかして くれるものを見た  夜の吐く息が 形を作るような 不思議をとかして くれるものを見た
青磁色の空森は生きている森は生きている増村和彦岡田拓郎今朝見た夢を忘れた 人達の上の空は 暗く霞んで 雲は 騒がしく流れていく  錆びた路地の隅では 秘密を人間に語った 天使が取り残されて フライパンの上で寝ている  空の上にいた頃を 思い出しながら フライパンの上で寝ている
グッド・ナイト森は生きている森は生きている増村和彦岡田拓郎赤や黄が座標軸の上で メリーゴーランドのように 廻り始めたら 物語もそろそろ終わり  「レディース&ジェントルメン! ぜんまい仕掛の蝶の群れが あの丘の頂上から 一斉に墜落して行くのが 見えなかったかい?」  ねぇ 今どこにいるの ねぇ? さぁ? まだ夢の続き さぁ ねぇ 今どこにいるの ねぇ? さぁ? まだ夢の続き さぁ ねぇ 今どこにいるの ねぇ? さぁ? まだ夢の続き さぁ ねぇ 今どこにいるの ねぇ? さぁ? まだ夢の続き さぁ
雨上がりの通り森は生きている森は生きている増村和彦岡田拓郎淡い昼下がり 雨上がりの通りは 白い水蒸気と 光に包まれる  眩しそうに薄目開けて 優しく微笑む  日傘開きながら 赤いヒールをカタカタ 鳴らし小走りに「鬼さんこちら手の鳴るほうへ」  見上げた黒い瞳 眼の前を通る  吸い込まれていく 嘘のようさ 君は目を閉じて 時を止める  広いカンバスに 水色の水彩絵の具 染めて碧い島は 恥ずかしそうに浮かぶ  イリュージョンじみた風が 二人を横切る  吸い込まれていく 嘘のようさ 君は目を閉じて 時を止める  斜め上の空には 間の抜けた笑う月 そっと流し目で見て「鬼さんこちら手の鳴るほうへ」
ロンド森は生きている森は生きている増村和彦岡田拓郎靄に身を隠した 灰色の森は すべてふやけて 空も落ちていく それが急に部屋の 壁にすり替わって 英雄の半面が ちらちらしてる  小さな部屋は無数に散らばって 溜め息をつく「夜が更けるまでもう…」  輪郭を失った 四次元の街では 何も始まらず 何も終わらない 退屈も喧騒も 初対面の顔で 人見知りして 通り過ぎていく  小さな部屋の臆病な光が 気づかれぬまま 消えていくまでもう…  不意に降りてきた 天鷲絨の布が すべて包んで 攫っていくと 張り巡らされた 糸に捕われた 時間は遠くへ 滲み始める  小さな部屋で並べた出鱈目が 次の扉に手を掛けるまでもう…
日傘の蔭森は生きている森は生きている増村和彦岡田拓郎傘だけは高くさしたわ 虚ろな目で見詰めても そうやって 逃げてばかり  その目に映むものなんて 私には興味はないの どこも 見てやしない  真似して地面を蹴飛ばしたの  子供の世界のように 途方もないことばかり 全部 同じなのね  真似して地面を蹴飛ばしたの 真似して地面を蹴飛ばしたの 真似して地面を蹴飛ばしたの 真似して地面を蹴飛ばしたの
日々の泡沫森は生きている森は生きている岡田拓郎岡田拓郎日々の泡に包み込まれ 君も僕も包み込まれ  泡となる  響く音に包み込まれ 空も海も包み込まれ  泡となる  山も川も自分も 包み込まれて
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