イキルサイノウplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | いえてしまう どんなことも いえてしまう 心ない感謝も いえてしまう 他愛のない話も いえてしまう 嘘の褒め言葉も きっと 便利を携帯し過ぎて 今の僕には不自由さが足りない 空がこんなに奇麗だったことを忘れていた俯いてたから 所在なくなんとなく生きてる僕はいったい君に何を贈るんだろう なにしてんだろう なにがいえる 僕の口から なにがいえる 僕から君に アタマ グルグル サイキドウシテモダメダ あらら 僕にはイキルサイノウがないのかな… くよくよ めそめそ 立ち直るのもめんどくさいけれど 楽など疑って生きていこう これからは 夜を耐えまた朝に泣きつくように 消えない傷を抱きしめるように 器用にならずに正直でいるのさ イキルことにサイノウはいらない いわなきゃ いわなきゃ 溢れそうなこの憶い いえるさ いえるさ 産声あげ、裸のまま、僕のまま |
空から降る一億の星plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 君が僕にとって 僕が君にとって なんなのかなんて 知る由などなくて 哀色の心には 理由(わけ)がきっとあって うっかりこわくなって ふたりの未来をぼんやり憶ったりしてると不安になるんだよ いやだよ、いやだよ 関われないことに関わっていると さみしさにこわく、 こわさにさみしくなる 空から降る一億の星にひとつだけ願いごとをして 隣にある君の横顔があまりにも遠くに憶えたせいで 君が歳をとって 僕も歳をとって ふたり丸くなって ふたりで星になって 僕らのすぐ側には 死が身近にあって うっかりこわくなって 想像できないことを考えていると不安になるんだよ いやだよ。いやだよ。 不可解さを避けるようにしてみては ぼんやり夜空をながめて、あぐねていた 空から降る一億の星にひとつだけ願いごとをして この大きな宇宙の下ではあまりにも僕は幼すぎて よそよそしくも 寄り添いあうよ 囁くように 祈って けたたましくも 優しく在るよ からかうように ひかって…ながれた… 空から降る一億の星にひとつだけ願いごとをして 僕がいつか星になったときも、君の隣にいられるかな 舞い上がる一片の願い 藍色の空に溶けてゆく 煌きだす一億の最後に 僕はひとり、君をおもっている |
これからplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | ああ それが君の想う愛のカタチなら 僕はそれをどう確かめよう 雨は雪にかわる 愛から哀しみに ああ それが君のあるべき姿なら 僕はそれにどう近づこう 僕ら手をつないで いつでも独りきりだった それぞれの想い舞い踊るように ひらひらと互いに求め合う ああ もう一度... いや、二度と 同じ二人に戻るなど... 雪が空へ戻ることなど ただ ただ 立ちすくみ むなしく見上げてるだけさ わかってた はじめからこうなってしまうのは 僕には僕しか信じられなくて それでも温もりを感じていたくて 目を閉じ 明日を待つ それぞれの想い重ねるように 白い白い願いを敷き詰める それぞれの想いとけあうように 君の手は決して離してしまわぬように 積もってく 積もってく 哀しみは愛にかわる 祈ってる 祈ってる また春が来るように ひらひらと... |
先生のススメplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 先生 空は飛べますか 誰よりも高く ねぇ 先生 何が見えますか 僕の未来は 今 理論にあてはめて すぐ答えてよ ねぇ 先生 さぁ 先生 あぁ まるで独裁者のように 非力な僕にすごいすごいことを さぁ今してよ 先生 恋はしてますか 夜泣くような 先生 何ができますか 罪深き こんな僕らに 先生 もっと 先生 あぁ まるで独裁者のように 無垢な僕にすごいすごいことを さぁ今すぐ |
good byeplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 季節は流れて あたらしいはじまり 少し寂しい でも僕はうれしい good day good bye... 間違い 傷つき そして夜に怯えてた 今なら 今では そんなことが愛しい どんなことも 僕とともに ただ此処に在るだけ 戸惑うことなく 逃げることなく 全て今日のために good day good bye... またいつか 笑えるなら 何度でも 何度も |
プレイヤーplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 物憂げなこの想いを哀しみと名付けて 誰より僕はまったくの一人みたいだ 退屈に身を委ねて夢だけを見ている どこか遠くでゆっくりと明日が始まってゆく 空が流れている 流れ流れてゆく 今日がほら淋しそうに風に舞ってた 並んで飾っている奇麗な幸せは いつか誰にでもやってくるのかな 絶え間なく終る日々に サイレンが聴こえる やがて世界はゆっくりと冷めていくのだろう 笑って忘れてた小さな孤独は いつか音もなく蒼く膨らんでく 許されないことだと思っても 僕はいつも未来を憶ってた あの空を烈しく燃やすような涙を流しても |
或る話plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | ギラギラ廻ってるのは 淡々と造り出されてる欲のカタチ メラメラ襲って来ては 朝から昼から夜そんでアフリカまで飛んでいった 渇いてる そう乾いてる そう乾いてる きっと、ワイてる キラキラ光ってるのは 限りなく分裂始めた君のカタチ 踊り狂え 踊り狂え 踊り狂え 踊り狂え 暴れてる そう暴れてる そう暴れてる そうさ、バレてる いつもそう いつもそう いつもそうやっていました いつもそう いつもそう いつもそうやっていました それだけ それだけの それだけの話 |
劣勢plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 敗れかぶれでもいい 少しは前を向いてるか? 四面楚歌の生活 飛びだせば即、狙い撃ち ヒュルリラ 舞って散ってゆくわずかに残った自尊心 今すぐだって何でだって ひとまずくぐり抜けりゃいい そう劣勢、劣勢の日々の僕ら どうすりゃあいいの とおりゃんせ 虚勢、無理に張ってでも 振り返っている暇はない つじつま合わせるだけ 騙し騙し今日を生きてる 逃げる選択はない オギャアと生まれ落ちたその日から 世間は僕らに何を期待する? ア・ラ・ア・ラ・ソ・コ・ニ・ハ・マ・ダ・イ・ッ・チ・ャ・ダ・メ・ヨ ア・ラ・ア・ラ・ソ・コ・ニ・ハ…ダ・メ・ヨ もう劣勢、劣勢の日々の僕ら どうすりゃあいいの とおりゃんせ こなせ、迷わずゆけよ 形勢、うっちゃれ 何故故に何故か何故何故僕ら、、、 何故故に何故か何故何故 何故故に何故か何故何故僕ら、、、 何故故に何故に僕らは在るの? |
fly&fallplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | おちてゆく ゆっくりと ボクはいま まっさかさま おちてゆく ゆっくりと どこまでも まっさかさま おちてゆく クロールで ふかふかの雲の中 すり抜けた すり抜けた キミの手を差し出してよ 観覧車浮かんでる ほら夜が明けてゆく 星くずの街の中 魔法が解けてゆく ボクからはキミへと空からは海へと 自由なその早さで雨のようにおちてゆく なんにもない なにもない なんにもない 永遠のよう なんにもない なにもない なんにもない 終焉のよう 海から空へとボクらは還ってゆく 空から宇宙へとボクらは還ってゆく いま風が吹いてふわり どこまでもどこまでも そう今日も明日も明後日も いつまでも飛んでゆこうかな |
境界線plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 君が泣いたって それをどうやって 境界線あって戸惑う けれどどうやって 君に近づいて 何処へ連れて行こう 君はどうなって 僕はどうなって まわりまわって とまれないんだって 僕らこうやって 混ざり合ったって 染まれないんだって いずれ嫌になって ワカラナクナッタ ドウスレバイイカ マタ、ミエナクナッタ ワカラナクナッタ キコエナクナッタ マタ、イエナクナッタ サメテシマッタ イマハモウ? 触れてみよう 確かめ合った 確かにあった 確かにあった 確かめ合った 確かめ合った 確かにあった 確かにあった それで良かった 確かめ合った 確かにあった 確かめ合った 確かにあった 確かめ合った 確かにあった 確かめ合った 確かにあった |
somewhereplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | あの月が何を見てるのか 僕にはわからない どこか遠くまででもいいよ たゆたい、ふたりでゆこう うまれ つらなり はなれて そっと消えてゆく 逆らうことのない円のような 覚え始めた互いのわずかな哀だけ 今を信じられる確かなものなら なぜ涙がこぼれる 痛みなんかないくせに 失くすものはないから このまま拭わずにいよう つなぎあう手を感じながら寄り添い歩いてる ここから夢への帰り道 ひと時でいい、眠ろう くるりくるり 時だけが過ぎてゆく いつか、すべて晒しあいながら いつか、ふたり無邪気に笑えるのなら なぜ涙がこぼれる 痛みなんかないくせに 誰も知らないような 僕らはふたりになるから |
まだみぬ君plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 言いたいことが山ほどあって 君のことが知りたくて 僕だけにきかせてよ 新しい微笑みで 君想って 目を瞑ってる 無垢になった ねぇ神様おしえてよ 特別になりたいよ 君想って 目を開けたら 風が立った その瞬間、探しにゆこう まだみぬ君だから はじまり探しにゆこう その日を探しにゆこう 君がいないと思うほど 君のこと感じるから 君がいないと思うほど いとしく思えるから 言いたいことが山ほどあって 君のこと 知りたくて |
手のなるほうへplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 急ぎ足で日々は過ぎてゆく 明日のボクに僕は間にあうかな? 今日の空がとても眩しいから 気の向くまま僕は旅に出る 風が吹けば風なるほうへ 雨が降れば雨なるほうへ 晴れの日には花咲くほうへ あの向こうの手のなるほうへ ねぇ いいでしょう ずっと待ってた風に 只、吹かれながら 喜びも悲しみも昨日に消えるのだろう ねぇ いいでしょう ずっとこのまま変わることなく 目の前にある今をゆこう 明日の中をボクは歩いてる 明日の先に帰る場所がある 空が花を咲かすように 僕は吟を歌うのかな ねぇ いいでしょう ずっと待ってた風に只、吹かれながら 遠ざかる雲にまだ答えを探してるけど ねぇ いいでしょう 弱さごと雨に只、打たれながら 明日をゆくボクがまた僕を呼んでいるのだろう ねぇ いいでしょう ずっとこのまま迷うことなく 手のなるほうへ 僕はゆこう 今をゆこう |
よろこびの吟plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 真っ白な夢をみたよ 透けてしまうような ゆっくりと歩いたんだ 思い出のように 夜空に太陽が 青空には月が なんかあたたかいな キミは知ってるかな ボクは生きている 星が泣いているんだ 聴こえているのは よろこびの吟 いつだって語りかける 揺りかごのような ひろいひろいあの海には 燃える草原が あ り の ま ま の 幼 き 光 は キ ミ と な り ボ ク を 包 む だ ろ う 瞬 い て は 終 わ る こ と の な い い つ か の 物 語 に な る キミは生きている 声をあげているんだ 鳴りやむことはない よろこびの吟 |
いつかのあしたplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | あぁ こうやって ねぇ 君だけだな 君を想うほど 僕を分かって そんな君だって僕を許してた? ねぇ こんな日々を越えていけるかな また話してよ 今夜はおやすみ いつかのあした めぐりあい めぐりあう めぐりあい めぐりあうから 求めあうほど そこにはあるから 求めあうように めぐりあうから |
ACTORplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | どうにでもなるさ 従順に寄り添って バカなフリなんて お手のもの 蝶にでもなるさ 嘘の粉ふりまいて いずれ串刺し 観賞用なんだ 夢と真、欲と幻 その狭間で姿を変えるのさ いつわりの姿で羽ばたいてるだけ 未だ 未だ 未だ さぁ、飾らない姿で欺いてみせて また また また 昨日はヌケガラ、明日はナキガラ 必死で漂流いながら なんて無惨で なんて無様な 儚い刹那だ いつわりの姿で羽ばたいてるだけ? 未だ 未だ 未だ さぁ、新しい姿で羽ばたいてみせて 華麗な様で 甘い蜜を探して 全てを晒して 次から次へと 変われ 変われ |
DRIPplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | コーヒーカップは空だった 汚れた底を隠したんだ 2万キロもある深さを 誰にも気付かれないように 何食わぬ顔してさ そうみんな人間 おかわりが欲しくてさ 後先など考えてらんないでしょ ほら 目は冴えちゃってさ 我慢が出来ない なんという為体さ 欲望の中毒者 … 何と 1:1 だって 腹に入りゃ全部同じ 潔白を証明しても 腹の中はまっくろくろ あれもいいね これもいいね それもいいね なんて嘘 真実で混ぜてみて ねぇ少しは 飲みやすくなるでしょ ほら 頭冴えちゃってさ 我慢が出来ない なんという為体さ 欲望の中毒者 |
ETERNALplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 瞳の前の風景は僕を落ちつかせない まばたきの後ろには二度と戻れない 死、生 見てみたいあらゆる全て 眠るまで 見たことないものも全て 涸れるまで頬を濡らす 力のないまなざしと遠ざかる風景と まばたきの後ろには何が残された この瞳が映すのは流れゆく過去と この瞳が映すのはゆるぎない現実と 死、生 あらゆる変化も無変化も 解け合って 永遠という虚像にもたれ 未来をみる 見せて… 目を覚ます |
傾いた空plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | あなたは問いかけてる いま僕は笑っているか あなたに問いかけてる まだ僕は泣いているか それがどんな答えであっても 只々、求めるだけなら 何かをどれだけ手にしても 満たされないものなんだろう まだ僕は空白だらけなんだ 誰かの言葉だけを 一つづつ抱えてきた いつかは剥がれ落ちる 本当の僕は何だ? それがどんな答えであっても 只々、彷徨うだけなら 何かにすがりついたとしても 全ては解らないだろう いま僕は何を捨て去れるか 愚かなのか? 不器用でも 歩き続けてるこの僕は 何が残り 何が消えるか 傾いた窓を見上げてた それが一筋の光ならば一向照らし続けてよ そこにどんな答えがあっても まだまだ終わりはないだろう そう、ここから 向こうへと続いてる 何処へ向かうのだろう いま終わりの先へ |
能天気日和plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | グッドモーニング! 毎日したいでしょ 朝寝坊 おひさまが覗き込む 悪戯な微笑み 一秒がせわしなく追いかけてくるから 朝食とため息を無理矢理に流しこむ パジャマを裏返しに着てみては もどーれ もどーれってさ 無駄な悪あがき 脳天気な気質 のんびりしてちゃいけないよ 煩忙的現実 余裕なくてもいけないよ 道理的防衛本能 交互にボクを攻めるのさ 遅刻まで あと5分 ちょっと待った 鏡のボクの顔を見よう さぁ今日も始まるボクのふりのショー 楽天的気質 それじゃビリになるかもしれないよ 表面的現実 心許しちゃいけないよ 多難的人生行路 それでもめげずに行きますか でもそんな感じでいいの? まぁ いっか グッドモーニング! |
ひとつ、さよならplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | ひとしきり戯れて 君はもういない かげりゆく八月の夕暮れ、青 いない いない 時が変わる それはまるで嘘みたいだ ひとつ、さよなら なくさなくていいようにね 残されたのは君の香り 蜜のような 愛さないことは 簡単な ことさ 愛しいと思うけど 確かなのは僕のほうさ 微睡んで ゆらり ゆらり いない いない 僕は祈る それは まるで悪みたいだ ひとつ、さよなら こわさなくていいようにね 忘れないのは夏の香り 眩しいほど かげりゆく八月の夕暮れの、不在 夢のあと 永久にいて |
はじまりの吟plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | ひざを抱えたまま 何が出来るのかな 今日を拒みながら ボクは始まってゆく 東からの風が明日を連れて来てくれるなら 部屋の扉を開けてぬるりと歩き出そう 大切なのは抱え方じゃなく、忘れ方 しらけちまっただけ はずれちまっただけ けがれちまっただけ どれだけ? 耳をすますだけ 目をとざすだけ 変わりつづけてくさ それだけ… 今日を拒みながら ボクは始まってゆく |
普通の生活plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 暖かいスープとうたた寝と 疲れの無い身体と余った休みと まだ片付けなくていい机の上と そう、僕が望むのはこんな普通の生活 そんなものはない そんなものがあるはずないだろう 約束の時間にあわてないこと やり終えた宿題と進むペンと 意味のない夜更かしと長電話と そう、僕が望むのはこんな普通の生活 そんなものはない そんなものがあるはずないだろう こんなことさえ僕の憧れている生活 |
おりこうさんplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | ハローハロー おりこうさん 多忙野望 優越感 疲労疲労 連帯感 ヘロヘロ この安本丹 ハローハロー 頓珍漢 いつしか 劣等感 過労過労 閉塞感 ガオーガオー 火を吹くぞ 誰か助けてよ もういっそ空を飛びたいな そう人生は素晴らしい もうこんな日常たまったもんじゃない ハローハロー おりこうさん 突然 ハイ、おつかれさん。 右往左往 お偉いさん 顔顔 歪んでる 誰か助けてよ もういっそ大変身しちゃおっかな 人生の敗北者 もうこんな日常おさらばさ バカバカしい毎日でも月は昇ってるし 繰り返し繰り返しお日様沈むのさ |
砂のようplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 悲しみには意味があるという 痛みには理由があるという さんさんと降り積もる刹那は まるで砂の山のよう どうして どうして どうして どうして どうして どうして 真実には意味があるという 現実には理由があるという 振り落とされ流れてく意識は まるで砂の嵐のよう どうして どうして どうして どうして どうして どうして 空は閉じてゆく あがけばあがくほど 僕は落ちてゆく もがけばもがくほど このまま抜け出せないままで そのまま埋もれてゆくの? 小さな砂のような真実と 大きな暗闇の現実と 時の流れに抗えなくても 僕には逆らう意思がある 何度も 何度も 何度も 向こうへ 向こうへ 向こうへ 虚しく消えてく あがけばあがくほど 空しく消えてく もがけばもがくほど |
風の吹く町plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 工場の煙漂う にぎやかな帰り道 夕焼けと海のあいだ 現実と夢のはざま ただ寂しくて 誰よりも泣いて みんなで笑った 明日のことなんて 何一つ分からなくて 向かい風、歩きながら 町も人もかわってくだろう 強い風、吹き抜けては いつも背中押してくれた いつかのあの日を僕は失くさない いつもの空の下、今日がある |
蒼き日々plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 必死こいてさ 馬鹿みたいだろ ちっぽけでさ まだまだ べそかいてさ 情けないだろ 砕け散ってさ バラバラ 全てにさよならしたくなる日々 敗れてちぎれた欠片だけ 朝が来るまでは僕だけが正義。 明日を笑えるように何を裁く 今更何を怖がる? 独りよがりでいいだろ 愛せなくてさ 餓鬼みたいだろ 甘えちゃってさ 嫌だ嫌だ 奇麗ごとで 汚れてゆく 何もかもが 不純&矛盾 リアルな未来を見渡しながら 迷って惑(まど)って塞(ふさ)ぐだけ 朝が来るまでは僕だけが正義。 明日を笑えるように何を裁く どれだけ何を糾せば僕が分かるというの? 蒼き日の少年が追いかけてた 「僕だけの世界」に 果ては無い、果ては無いだろ どこでも行けると信じてたなら どこにも行けないはずはない 朝が来るまでは僕だけが正義。 蒼き日々だけが続いてゆく 今更何を怖がる? 独りきりでもいいだろ |
あいというplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | plenty | 嘘はないでしょう 今、二人の中には 降りしきるのは 雨 椅子がないでしょう まだ、君の中には 泣いているの ねぇ いたさ いたさ、、、満たされないよ ぽつん ぽつんと にじんで消えた 君なら何という 僕なら何という 誰かはあいという 今はまだ分からない 会いたいという 君ならどうする 僕ならどうする 約束のない あいというには まだ哀しいとしても あいというには 果敢なく 招きいれない 領域があるのは 罪じゃないけど 傘はないから 手をつないでいてよ 暖かいでしょう ねぇ いつか いつか 目が覚めないで つよく つよく まだ離さないで 君なら何という 僕なら何という 誰かはあいという 今はまだ叶わない すれ違う 君ならどうする 僕ならどうする ゆくあてのない あいというには まだ揃わないとしても あいというには とおざかるきみのなをおいかけてみうしなってくりかえしくりかえす 埋め合えなくても 抱き合えなくても 傷つきあっても 今はまだ二人なだけ あいとゆう 君なら何という 僕なら何という 今は分からなくていい あいというには まだ哀しいとしても あいというには 果てなく ねがい ねがう |
スローモーションピクチャーplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | plenty | スローモーションピクチャー 一瞬は永遠の結晶です 壊れてしまうのはしょうがないんだ 愛し合う僕らは幻想です 只只 哀しみは心の血晶です 埋め込まれてるからしょうがないんだ 絶え間ない確かな結晶です 只只 スローモーションピクチャー 君がいない でもそれでも 君がいない でも |
待ち合わせの途中plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | plenty | 天気予報は晴れのマーク 蒼空は嫌だった 迷子だなんて気付かなかった 気付きたくなかった 何をして来たのだろう 何と向きあえたのだろう どこにも行けないままで 約束だけ探してた 誰かがそうどこかで 僕のことを待ってる あの日が呼んでいる 今はきっと待ち合わせの途中 風はやんで またひとりぼっち 答えなどなかった あるがままでいたいなら 傷ついて泣けばいい 譲れないものがあるから 独りでも 歩くだけ 見上げれば眩しい色褪せた蒼い空 誰かが呼んでいる 今もきっと待ち合わせの途中 僕は大人になる 何が分かるのか 季節は流れてゆく もっと遠くへ 此処じゃない何処かで 待ってる人がいる 彷徨えど僕は行こう いつかあの約束の場所まで |
終わりない何処かへplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | plenty | 何処へ行こうか 風鳴る方へ 最果ての方へ どうやっても同じ 同じところに辿り着く 闇を袋の中に入れて引き摺り歩いてる グルグルねじれた 矛盾の輪のような迷路 おわりとはじまりからおわりがやってくる 何処へ行こうか 矢印の方へ 新しい方へ 逃げきれないよ それならいっそ逆さまの方へ 夢に近づく程 影は反対に伸びてく 表が裏側に連続して続く現実 朝にも 花にも 星にも 孤独があって それでもまだ見えない その先を探して 何処へ行こうか 風鳴る方へ 最果ての方へ 逃げきれないよ それならいっそ逆さまの方へ 何処へいこうか おわりの方か はじまりのほうか 風鳴る方へ 心鳴る方へ 最果ての方へ |
空が笑ってるplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | plenty | 窓枠で 切り取られた景色眺めてると 胸に ポッカリ 大きな穴があくの あの煙突の煙が雲になってるんだと そう信じてたのどれくらい前だったかな? でもさ雲に触れたら何か変わるかな カラフルな雨がからかうかな 円になったよ ほら 円になったよ 色と色が手をつないでる 円になったよ また 円になったよ 明日は晴れるかな 着ぐるみのウサギからもらった無色の風船 他人が嫌いなみんなが繋がろうともがいてる 空に自由を尋ねて月に未来を委ねて それで何か分かった? 何か変わった? だからさ夢のあるものは大人だましでさ 可愛らしいものは子供だまし 円になったよ ほら 円になったよ 誰と誰が手をつないでる 円になったよ でも 演技だったよ 嘘だから さよなら 色とりどりの真実の渦の中 ボクはうずくまる 未来が支度している 支配しているんだ 頭痛いな ヘンになったよ ヘンになったよ 背を向けて 目を閉じてさ もういいかな ねぇ 誰かいないかな もう誰もいないんだな ひとつ ふたつ 雲が浮かんでる ボクを連れてってよ ふわふわ ゆらゆら くすぐったい風が吹く 空が笑ってる |
人との距離のはかりかたplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 佐藤雅彦・plenty | きいて。僕の声を おしえて 君との距離を わかってる みんなもうわかってる それが自分のためだってこと ねぇ、変わったのは君のほうだろ? アレも、コレも違うんだ これじゃ誰といても同じなんだ 言葉にするだけ無駄かもな でも言葉にしなくちゃダメだよな 誰かに頼まれた訳じゃないけど 信じたいんだよ 似た者どうしだろ でもどうしても 傷つけちゃうんだよ なんでなんだろう 現実は甘くないのさ トゲがジャマするんだよ 今までは 無意識に出来てた でも意図的はなかなかうまくいかない ねぇ、必要な嘘もあるだろう アレも、コレも君のため。 いや、違う。僕のためだったんだ 言葉にするだけ無駄かもな でも言葉にしなくちゃダメだよな 誰かに頼まれた訳じゃないけど 信じたいんだよ 似た者どうしだろ ねぇ 平行と垂直さ 「並ぶ」のもいい 「重なる」もいい 「気にしない」もいい 楽じゃない... 傷つきたくない僕がいて 傷つけたくない僕がいる 苦い実かじるも君となら 暗いトンネルも君となら 人との距離のはかりかた 僕自身イマイチわかってないけど 君とはずっと はからなくていい距離をみつけたいんだよな そう思うんだよ 信じたいんだよ 寄り添いたいんだよ 僕の声が届くといいな |
最近どうなの?plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 佐藤雅彦・plenty | 同じ日々 同じ朝 同じ空に つくづく呆れ果てている あくせく働く、街はせわしなく 誰かと似た君を見つけたよ 「最近どうなの?」 平然装ったよ なんかぎこちない距離が丁度良かったよ 「それでどうなの?」 特に意味なんかないよ ただそのまんまでいてね 何も変わらない君で 今日も独りで金曜ロードショーだよ 暇貪って満足してみる 主人公が死んだって僕には関係ないから 僕は残酷な言葉こぼす 悲しいニュースもリモコンで変わるよ なんか他人事のよう 観客のよう 疎ましい願いと ほのかな不安を抱いて 今日も優しく、冷えたベッドに潜り込む 「最近どうなの?」 平然装ったよ そうさ いつだってこうなんだ。 ソコに逃げ込む もう一人のボクは僕を甘やかす そんな自問自答の日々 僕は眠れない... |
人間そっくりplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 佐藤雅彦・plenty | 子供の頃あった正義感はオモチャ箱の中 焦燥感は僕の中 あの頃は良かった そんなもんはアルバムの中 後ろ向き人生まわれ右 幸福なもんか この手で何を何を守れた 何を与えた 耳をふさいで 扉を閉めた すべて出来て 何も出来ない 君が髪を切った キレイだった すごく似合ってた 問題は君を好きなのかどうか 楽したい人ばっか ボクもそっか じゃあ何しよっか 後ろ向き人生まわれ右 大袈裟なもんか その手で何を何を掴んだ 何をつくった その目ふさいで頭をなでた すべて出来て何もできない 戯けることだけ上手くなる それでも明るく生きてます。 人間そっくりなボクですが それなりに生きてこれました。 いつも まぁいっか 今週何しよっか? 今日まで何点だった? 今はわかんない |
明日から王様plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | キライでしょ? 月曜日は、、、 アラームに腹をたてる ベッドに身をあずける あと5分だけさ 金持ちがつけあがる 名誉が欲しくて ボランティア 猜疑心だけがはびこんでる 僕は一瞬だけど夢を見る 明日からはこの僕がみんなの王様 大した理由なんてないよ 自ら嫌われ役になる これどう? 滑稽で 理想的な僕の世界だ それ相応? 計画的? 軽薄な僕の世界だ 頭に血がのぼる 嫌いな奴らは はぶいてく かわいい子供には夢をやろう こびてくる奴らに金をやろう 明日からはこの僕がみんなの王様 大した理由なんてないよ 自ら嫌われ役になる それどう? 単純で 理想的な僕の世界だ 溢れておちる 教えて ねぇねぇ こんなんじゃないんだ このままでいいなら、 このままでいいでしょ? それでもいいなら... 泣いてよ。泣いてよ。 僕のためにさ。 泣いてよ。泣いてよ。 僕の未来は... 捻れた感情の捌け口 絶望が顔を出した 今さら。何を今さら。ねぇねぇ こんなんじゃないんだ |
少年plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 優しい言葉忍ばせて 押し込んでいった ごまかした ただどうしようもなく さびしいだけ ねぇ 本當は無益な偽善。それだけ こわくて。こわくてさ。 青さを、、、 青さを否定して。 あ一ぁ。 はずれていたキミの的 そもそもなんか狙ってた? ダラダラと過ごしていた。排他的か? ゆらゆらと漂っていた。忘れたくて眠るだけ こわくて。こわくてさ。 青さを、、、 青さを否定して。 あ一ぁ。 こわくて。こわくてさ。 青さを、、、 青さを否定して。 それだけ。それだけで。 どこまで どこまで考えた? あ一ぁ。 |
からっぽplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 自分自身に語りかける ピントのあわないレンズのむこう 人と同じことして逃げてるんだろ? 愛想笑いで騙してるんだろ? 隱さないで、愛せなくていいから。 そこを埋めれば溢れる... からっぽでもいい... 愛せなくていいから...。 そこを埋めれば溢れる気がして...。 自分自身に語りかける トゲトゲの言葉が背中にささる 隱さないで、愛せなくていいから。 そこを埋めれば溢れる... 埋めなくていい... からっぽでもいいから...。 そこを埋めれば溢れる...。 からっぽでもいい... 愛せなくていいんだよ...。 そこを埋めれば溢れる気がして...。 |
はずれた天気予報plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 1つ歳をとると 知らないことも増えて それでもロウソクの火を消す 漠然としたものに ちゃんと色をつけて それも生きる術であるのかな どっかで見た 川沿いの道 掃り道 知らず知らずに こうやって また歳をとるのかな もうこれ以上悲しむことなんてないよ まだ夢の中。現実なんて見れないよ こんな調子で まだ立ち止まってるよ3年前から 結局 子供のまま歳だけとって子供のまま はずれた天気予報に少し腹をたてて 今日は1人部屋で過ごそうかな 昨日の言葉忘れてよ もう許してよ 大事なことが輪郭だけなぞり掠めてく もうこれ以上悲しむことなんてないよ まだ夢の中。現実なんて見れないよ こんな調子で まだ立ち止まってるよ3年前から 結局 子供のまま歳だけとって子供のまま ゆらゆら世界をはばたいて こんな世界はどう? |
枠plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | もったいぶってどうすんの? 今しかないよ。 錆びてしまった 行動力と思考。 道徳意識、背徳感 やり過ごす日々。 選択肢は他にはない。 世代とかなにかで括られてもう鬱陶しいんだよ。 小さくまとまんなよ。 こんな想いも捨てればゴミだ。 そんなの知らないよ。 言葉だけでも僕は残すよ。それ以上はなく それ以下でもない。 憶測なんか差し挟むなよ。その解釈は なんの価値もないんだ。 何回目の朝が僕を起こした。 変なプライドぶら下げて。 どうして人は死んじゃうの? 望んでないのに。 群れ、固まって、嘲笑って。 枠の中で過ごす僕たちは頭つかうんだよ。外に出るんだよ。 今、君だけに話してるから 誰も いらないよ。 言葉だけでも僕は残すよ。それ以上はなく、それ以下でもない。 限られてるよ。持て余すなよ。その感覚は僕のものじゃないんだ。 それがいいよ。それがいい。 言葉だけでも僕は残すよ。それ以上はなく、それ以下でもない。 この場所からさ、君らを待つよ。 それ以外はない それ以外はないんだ。 |
その叙情にplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 誰が束ねた?誰が始めた?君のお手柄?僕はぬけがらさ。 進め偽善者。掲げるのは世界平和。それに諂う君はすごいね。 ああ。そんなもの薄れてゆくのです。 そう。問題はそこではないのです。 吐き捨てる感情。押されて泣くな。もう泣くな。 書き留める感情。白いノ一トを塗り潰す。 乾ききった日常。わずかばかりの水をたす。 それくらいでいいの。気持ちとしてはそれくらいでいいの。 結構上手にできたでしょう? 案外何でもできるでしょう? 自尊心+怠慢=現状 結局誰かのモノマネだった 電車の窓から見飽きた景色 目をそらす 細い路地から昼間の月が顏を出す 明日こそきっと 諦めきれず手を伸ばす 試してみるか? こんな僕らを愛せるか キミが。 そうじゃないな。そんなんじゃないな。 こうじゃないな。こんなんじゃないな。 やりたいことはこんなんじゃないんだ。 あいにく今日はこんなんです。 |
匿名plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 人はいいの。今を見ろよ。もう... 誤解をとくよ。それを背負うよ。でも... 君はどう? もうわかってる?虚勢張る君に力はなく 匿名の彼らがさ、何か見透かすような態度。微笑。外面よく よくない思想たちが手を拱いているんだよ。 表裏一体のこの世界で 世間體どうよ? うるせえ。いいよ。もう... 感情の墓場で土を掘るの。でも... 君次第だろう。受け止める。そんな覚悟があるかどうか 形がすでにあっても目を凝らしてごらんよ 型にはまる?それもいいでしょう 応えをせかすような生産的意見だろ? 要はバランス さあ応えろ 君はどう?もうわかってる? 虚勢張る君は昨日 |
大人がいないのは明日までplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | そうだな このまま老いていこうかな 興味はないけど、うまく笑えた 先生聞いてよ。 僕はワザとバカなフリしたんだ 大人はずるいな。わからないフリばかり。 誰が正直で。誰が誠実で。誰の証明で。 誰か教えてよね。 道理な話をどれだけ聞いたか。 中身がないんだよ君の話は そうさ。僕なりの前向きな諦めだったんだ。 どうせ怒るでしょ? 正当化するばかり。 誰が正直で。誰が誠実で。誰の証明で。 誰か教えてよね。 壊せ自分の法 どうせ矛盾の法 行く。手のなるほうへ 誰が正直で。誰が誠実で。誰の証明で。 誰か教えて。 ねぇねぇ いいでしょ この証明 |
理由plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 理由はなくて… 言葉が出なくて… 無責任で… 大人気なくて… 大人になれば強くなれると思うんだよな… 可能性としてはなくはないと思うんだよな… 理由はなくて… 言葉が出なくて… 無責任で… 大人気なくて… 大人になりたくて 大人になりたくて 誰かのこと考えてたくて |
ボクのために歌う吟plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 今はここから逃げる気もしなくて キミはボクに期待しすぎた 冷めきった態度で遠ざけて 感情 圧し殺して 苦しんで 相変わらずでいんの? 心配かけたくないの どうすればいいの? 意味がわからなくて もう ねぇよ ここはなにもねぇよ くだらねぇよ 全部くだらねぇよ 終わらねぇよ なにも終わらねぇよ 壊してよ 言葉頼って生きているんだ これからどれくらいの犠牲をだすの? もう疲れたよ 苦しいよ 悲しいよ ねぇ 腐っちまったね 何を考えてんの? 遠くを見つめながら キミは暗い子なの? 何を求めてるの? もう ねぇよ ここはなにもねぇよ くだらねぇよ 全部くだらねぇよ 終わらねぇよ なにも終わらねぇよ 壊してよ |
東京plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 他の人が口にするほどヒドイ所でもなくて 自分自身が思ってたほど素晴らしい所でもなくて 大衆文化 作為があった 計算だった イヤになった 矢印の方へ 従っておくか イスとりゲーム ボクは残れなそうだ 見えなくなった 言えなくなった 逃げたくなった こわくなったかな プラス思考 それが流行り 社会の役に立て そんな言葉背負って とりとめのない言葉だけが身体の中うねりをつくってる こんな毎日と戦ってる 辟易してただ線をなぞった 明日はなんかする事あった? どうやらボクは一人になったようだ 埃臭いバスに揺られ 気付かれないように溜め息をついた その手をはなしてよ この道を引き返したいよ こんなはずじゃなかったんだ 見えなくなった 言えなくなった 逃げたくなった こわくなったかな プラス思考 それが流行り 社会の役に立て そんな言葉背負って 埃臭いバスに揺られ 気付かれないように溜め息をついた |
ゆれて...plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 曖昧な風景 曖昧な情景 曖昧な条件 相対な偶然 ゆれて... ゆれて... 夢の中へ 腕の中へ 夢の中へ 胸の中へ |
よわむしplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 白馬の王子様なんていない。 3分間の救世主だっていないよ。 そんなことわかってるんだよ。ただ信じたいだけなの。 そっとしておいてほしいの。あ、そう。そうやって泣いてろ。 弱虫の相手は後でするから。 不安な夜でもボクは大丈夫。 白馬の王子様なんていない。 3分間の救世主だっていないよ。 そんなことわかってるんだよ。ただ信じたいだけなの。 そっとしておいてほしいの。あ、そう。そうやって泣いてろ。 片づけた昔の絵本を... 強くなった自分自身が... 凄いでしょ? ねぇ、ほめてお父さん。 それが大人であり正義でしょう。 デタラメな応え。君はワルモノでしょう。 優越感に浸れ。干渉はしないでしょう。 ヘソ曲げる陰口 ステータスなんですか? 侮蔑 劣等抱え、みんな生きている。 |
後悔plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | そこまでされて何も言わなくてもいいの? 君ならそういうと思ってた ここまできていい人ぶってんの? 誰に言う言葉だろう 夢をみた。君の夢。後ろ向きでただ泣いてた。 上をみた。黒い雲。涙が重たく頬をつたった。 悪くないな... 悪くないな...君が思うほど悪くないな。 悪くないな... 悪くないな... ってそう思ってるだけ。 |
拝啓。皆さまplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | ふいに思い出した少し前のこと。 たまには下を向いて、躓かないように。 昨日は何に悩んでいたんだっけ? いいか。忘れようか大したことじゃないさ。 すべて 終わりにしようと思った少女は、 駅のホームに飛び込んだんだ。 隅のほうにいるのが好きなの。誰も届かない。覗けないんだ。 病気の人たちを演じ涙誘う。そんなテレビドラマ僕は嫌い。 誰かがそこに線を引くから、息が詰まるな、行き詰まるな。 拝啓、皆さま。僕らはつくづく馬鹿なものですね。 学習しない。 |