沖ちづる作曲の歌詞一覧リスト  27曲中 1-27曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
夏の嵐沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづるテレビニュースじゃ台風上陸の 荒れた天気が映されている いつまで続く夏の嵐は 支度をしよう そろそろ家を出る  学生の頃はこんな天気に 休校と騒いでわくわくしていた あの時みたいな胸の高鳴りは 久しくもうなかった 君に会うまでは  夏の嵐は君だけに会いに行こう  お店はきっとどこもがら空き 行きたがってたあそこへ行こう ずぶ濡れになれば服が乾くまで 時間潰そう お茶でも飲もう  夏の嵐は君だけがいればいいのさ 夏の嵐は君だけに会いたくなる
負けました沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる今日の僕は負けました 今日の僕は負けました なぜかうまく行かなくて 全く手足が出なかった  今日の僕は負けました 今日の僕は負けました 今日の僕は負けたのに 誰かの優しい声がする  今日も誰か泣きました 今日も誰か泣きました 期待を寄せてくれた人に 謝ることしか出来なくて  今日も誰か泣きました 今日も誰か泣きました 今日も誰か泣いたので 夜の灯かりは消えました  今日の君は負けました 今日の君は負けました 一人じゃないと知るほどに 勝てぬ悔しさ増してゆく  今日の君は負けました 今日の君は負けました 今日は此処で負けたけど また立ち上がり行くでしょう また笑う日を目指すでしょう
クラスメイト沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる君が死んだのはもう随分前の冬 僕の体もずっと小さかった冬 僕と君はそこまで仲良しってわけでもなくて 目が合えば話すくらいのクラスメイト  君が死んだ日を僕は忘れないよ ホームルーム、先生が無口だから 怒ってんのかと僕らはビビっていた 君のことは考えてなかった  何してる 調子はどうだい ああもう死んでんだな 笑って過ごしてる  さっき病院から電話がありました さっき彼女が息を引き取りました 僕と君はただのクラスメイト 手紙すらも書かなくてごめんな  僕らはもう大人になったよ 君よりずっと大人になったよ この前みんなでお酒を飲んでさ 君も居たらきっともっと面白かっただろうな  何してる 調子はどうだい ああもう死んでんだな 笑って過ごしてる  どこにいるの 僕らを見てるの まだまだ会えるのは きっともっと先かな きっとずっと先かな  それまではお元気で
メッセージ沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづるこの大きい世界越えて この小さい時間の中に 君の耳に届くように 僕の声をここに記そう  最初の頃を忘れたかい 君と僕が出会った頃のことを もういっかそんな話 馬鹿げてるってそう言うだろう  僕は随分変わったようだよ 根っこはきっと変わってないけれど 良くなったとも言えば悪くなったとも言える 君はどうだい 最近のこと  暫くはもう会ってないけれど 君とは何も言わなくたっていい それが僕らの在り方だった それが僕らの距離だった  ただ少しだけ今日ばかりは ひとつ願いを聞いてくれ頼む らしくはないが君と会って 馬鹿な話をしたいんだ頼む  君はきっと変わってないんだろう 僕も本当は変わってないんだよ 時の流れは変わってゆくけれど きっと僕らはさ このままでいれるよ  二人のことを思い出す度に 過去にすがるなと周りは言うけれど だけど今こそはすがらせて欲しい 全てが乾くその前に  ただ少しだけ今日ばかりは ひとつ願いを聞いてくれ頼む らしくはないが君と会って 馬鹿な話をしたいんだ頼む  そうだな君を思い出してたら なんだかなぜかやれそうだなんて ほら適当なことも言えるのさ そうだな君に会いに行きたい
うつろいゆく者たちへ沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる桜もいつの間に散っていて 見上げる前に散っていて 忙しなく動く日々へ言い訳 私もこのまま散ってゆくのか  「あなたは真面目に生きてきたのね」 占いのおばさんは自信ありげに 一万円で買った一時間 馬鹿みたいだと自分を責めた  うつろいゆく景色に捧ぐ もう少しだけゆっくり うつろいゆく君に捧ぐ もう少しだけ、私を  外で騒いでいる子供の声を 聞きながら夏はすぐそこに 友達の久しぶりの連絡さえも 二日も止めたまま 情けないな  “あんたまだ家を出ないのかい”と 嘆くドラマの母の台詞 うちの母は背中を向けたまま どうでもいいような事を呟く  うつろいゆく景色に捧ぐ もう少しだけゆっくり うつろいゆく君に捧ぐ もう少しだけ、私を  うつろいゆく季節に捧ぐ もう少しだけゆっくり うつろいゆく君に捧ぐ もう少しだけ、私を
僕は今沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる僕は今いつの間にか 好きな事をして生きている 憧れた歌を歌う生活 言えない気持ちを言葉にして  僕の友達は悩ましげに言う 何になりたいか分からない 俺は普通だから変わったとこもないから 好きなものだって特別にはないんだ  だから君が羨ましいと夢を探す僕の友は言う  僕の父さんは昔歌手に憧れて 自分の歌をたくさん作ったらしい 母と出会って僕が生まれてきて 生きるため今も働き続けてる  だからお前が誇りだよと夢を託す僕の父は言う  僕は今好きなことをしているのに 本当は周りの人を妬んでばかりで 僕だけが止まっている気になるよ 変わりたい このままは嫌なんだ  変わらない 僕らの生活は それでも僕らは夢にすがる  分からない 明日やこの先は それでも僕らは夢を追う  それでも僕らは夢を歌う
向こう側沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる東京にはもうすぐ雪が 今年初めての雪が降るらしい それでも今日は冷たい雨が降っていて 古びた窓に雫が跳ねている  今日は懐かしい友人の集まりで みんながマフラーを一斉に外してゆく 紅茶を三つ、あとコーヒーが一つ 顔のほころんだみんなが話し出す  駅から離れた赤い扉の喫茶店 冷たい雨が降る窓の向こう側  前の彼から離れられないと嘆く あの子の瞼はきらきらと光っている 心を病んだ知り合いの話をしてる あの子の唇は艶やかなオレンジ  みんな笑ってた 今が一番楽しいねと ただ私は頷いた 頷くだけ頷いた  何にもないな私には なんでもないよとごまかして 何にもないな私には なんでもないよとごまかして  湿った空気が入り込む喫茶店は 暖かな時がゆっくりと流れている こんな雨の昼下がりでも少し騒がしく カラフルな傘は次々と畳まれてゆく  就職先が決まりそうなんだと笑う あの子は少し恥ずかしそうに話し出す みんなは大きな声を上げて喜んで お祝いしなきゃねと私の方を向いた  駅から離れた赤い扉の喫茶店 この雨は雪に変わってゆくだろうか  何にもないな私には なんでもないよとごまかして 何にもないな私には なんでもないよとごまかして  何にもないな私には なんでもないよとごまかして 何にもないな私には なんでもないから気にせずに
誰も知らない沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる孤独な空が雪を落としてる 僕は濡れた肩を気にしながら歩いている  もう聴かなくなったレコードをかけて 昔の手紙は捨てて行こう ここで出会った沢山の人も あの景色も置いて行こう  住み着いた猫の夕飯の時間も 隣の部屋の話し声も いつか僕は忘れるだろう 全ての日々を忘れるだろう  すれ違う人が 愛おしく見えてくる 都合のいい僕のことだから 今はここでさようなら  誰もいない 誰も知らない この街の歌が流れている 誰もいない 誰も知らない この街の歌よ 永遠に  誰もいない 誰も知らない この街の歌が流れたら 誰もいない 誰も知らない この街の歌よ 永遠に
旅に出るなら沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる君の白い肌を見つめてる 赤く染まる管を見てる 今少しだけ君の手が震えて見えて 僕は立ったり座ったり繰り返している  今日ははるばる遠い所から来たんだよ もうこれが最後になるかもしれないんだよ いつでも君は静かな人だった 僕の僕だけの声がここに響いてる  旅に出るのなら 帰ってくるまでが 旅という事なんです 僕には何にも出来ないのだから 此処で君の帰りを待つだけの話です  君は何処かへ一人旅の最中 冷たく光る点滴の雫が落ちる 君のまつ毛がこんなにも長かったこと 僕は今更気付き笑っているよ  旅に出るのなら 帰ってくるまでが 旅という事なんです 僕には何にも出来ないのだから 此処で君を思うだけの話です 此処で君を祈るだけの話です 此処で君の帰りを待つだけの話です
旅立ち沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる・湯浅篤歩いただろう 歩いただろう 壁に手をついても歩いただろう  ああ それはずっと深い海 爪先さえも届かず ただ沈まぬように 地を目指していた  ああ 君は人混みの中で 孤独に立ち続けていた この流れの中に何かあるのだろう  光差す場所は何処にあるのだろう 消えちゃいないんだ 君の心の歌  歩いただろう 歩いただろう 壁に手をついても歩いただろう 歌うんだろう 歌うんだろう 声を奪われても歌うんだろう  ああ それは長い旅になる 嵐に飲まれる日もある 出た船はもう二度と もとへは帰らない  離れ行くのだろう いつか人々は ただ聞いてくれ 君を忘れはしない  歩いただろう 歩いただろう 壁に手をついても歩いただろう 歌うんだろう 歌うんだろう 声を奪われても歌うんだろう  出来るだろう 出来るだろう この場所に立つ為に来たんだろう 行けるだろう 行けるだろう 昔の僕と共に歩む為に
二十歳のあなたへ沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる私は今、とても大きな悩みがあります まず一つ目は それは、家族に素直になれないこと 私はわがままで自分勝手なのです  私は人のことを嫌ってばかりで 自分が悪いのに怒鳴ってしまうのです 「ごめんね」「ありがとう」と一言言えたなら そんな自分を恥だと思わずに  私は何も出来ない人間です 掃除も片付けも苦手だし そのくせ欲ばかりとても深くて 少しは変わりたいと願っているのに  父さんの仕事は大変そうで 母さんの口癖は「ウチにはお金が無い」で 苦しめられるのはすべて親が悪いと 憎んでいたのです 憎んでいたのです  今月は私の誕生日の月なのですが 私のお祝いは今年も無いでしょう でも母さんの手帳には赤色で 私の生まれた日に丸が付けてありました  二十歳のあなたは何をしていますか 働いて親孝行も出来ていますか 素直になれていますか 夢は覚えていますか  優しい大人になっていますか
タイガーリリー沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづるいつも夢にふけっていたの やさしくかわいい女の子 それでも強く生きなきゃと 涙を捨てたのはいつだろう  愛してくれる人などいるの 恋はいつから始まるの 男の子は何が好きなの 白い肌と優しい声かしら  タイガーリリーの君へ 強いふりはもういいよ タイガーリリー・ミー  運命だからと決めたのよ 私が守るしかないから 責めてしまうの この身に生まれ落ちたことも  タイガーリリーの君へ 強いふりはもういいよ タイガーリリーの君へ 泣いていいよ 笑ってくれ  タイガーリリー
きみのうた沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる丸い目 ぴんくの唇 うねる 噛みつく猫 手足の長くて不格好なそれ 悪魔みたいなそれ  きみの手 真冬の道、空 ゆれる 眠気の中 嫌な夢を繰り返し見る 喉から消えない傷  小さな繰り返し 何億回だってできるさ 夜は強くなれるよ きみなら歩けるさ
土にさよなら沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる焼いてお菓子をカバンの中に入れてみたけれど これはきっと誰も食べない 焼いてお菓子をタッパーに詰めてみたけれど これはきっと土に埋める  焼いてお菓子を少し齧ってみたけれど あんまり美味しく出来なかった 焼いてお菓子をきみにあげたかったけれど 相変わらずきみはここにはいない  これはきっと全部土に埋める これはきっと全部土の中へ 自然に帰ってちょうだいね 自然に帰ってちょうだいね
あたたかな時間沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる霜降る朝に眠りにつく 床暖房がきいている ひどい寝癖の森だ 君の匂いのする世界  この時間が終わったら この空気がなくなれば  匂い 声 変な形の耳 言葉 肌 あたたかな時間 あたたかな時間  ゆれる君の影を追っている 昨日話したことを忘れる  この時間が終わったら この空気がなくなれば  匂い 声 変な形の耳 言葉 肌 あたたかな時間 あたたかな時間
はなれてごらん沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづるきみはいないのに求めてた あの時にむかってる 誰もいないのに歌ってた あの夜を思い出す 明日になったら変わるでしょう でたらめな嘘だな 辿り着いたら見えるでしょう 素敵な景色かい  もう若くないから君は笑うでしょう 馬鹿にするでしょう 少し笑うでしょう  遠く とおく 君と遠く 行こう 逃げよう あした あした 何が見える 行こう 目を閉じて  君がいなくても歌えるさ ほんとうのことだろう あの子みたいにはなれないし 仕方ないことだろう  もう若くないから君は笑うでしょう 馬鹿にするでしょう 少し笑うでしょう  遠く とおく 君と遠く 行こう 逃げよう あした あした 何が見える 行こう 目を閉じて 遠く とおく どこか遠く 逃げてしまおう あした あした 見えないなら 行こう 目を閉じて
blue light沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる最後の夜がきた ひっそりとやってきたんだ 知らん顔していたが どうやら すぐそこに  窓から見た月は こうこうと輝いて すきま風がうたってる 雨音は消えてゆく  blue light わたしを照らせよ この日々が消えてなくなる前に  あの山でみた星は だれよりも素直で この胸に落ちてきたんだ 光は見えぬまま  思い出になってゆくなら きれいだなんて片付けないでよ わたしはあなただよ 今 あなたに届けよ わたしずっと歌うから ずっと歌うよ  blue light わたしを照らせよ この日々が消えてなくなる前に blue light わたしを包めよ この海が引いてなくなる前に
春は何処に沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづるあの子とあの人見たく 支えて支え合ってゆく ぼくらにはきっと一生 できやしないだろう  あの子とあの人見たく 優しくしてされあって ぼくらにはきっと一生 なれやしないだろう  きっと もっと 最後の方で出会えたら きっと ぼくら あの頃のままでいれたかな  君と僕は早すぎた 出会うのがきっと 早すぎた二人を乗せて春 春はどこに  あの子とあの人見たく 支えて支え合ってゆく ぼくらにもきっと一度 できやしないだろうか
下北沢沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる雨降るこの街にうっとり星は消えた 工事中のおじさんと小さな珈琲屋 お酒は飲めたもんじゃないし 皆なんだかえらそうに見える 何もない街が俺は好きだ 行き場所を無くすのに  何故か毎日 なんでか毎日 南口を出て真っ直ぐ 何故か毎日 なんでか毎日 この街を この街を歩いてる  昔と随分変わったなんて 寂しい顔のおじいさん この街はきみのものじゃないだろう 誰のものでもないな  何故か毎日 なんでか毎日 南口を出て真っ直ぐ 何故か毎日 なんでか毎日 この街で この街で歌ってる  何故か毎日 なんでか毎日 南口を出て真っ直ぐ 何故か毎日 なんでか毎日 この街を この街を歩いてる
景色沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづるおわりがくる かぜにのって ひかりはないだろう きみとさよなら  くらやみを のどにうつして きみのことばは それでいいのかい  このさきまつのは やさしい場所ではない このさききれいな 日常などはない  このさきまつのは だれもいないかもしれない このさきみるのは うつくしい海ではない
小さな丘沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづるやわらかな風が住む あの匂いが暮らす街 揺らりとボール 跳んで跳ねて消えていった  小さな丘のある楽園 昨日のように歩きたい 壊れたドーム 手を取り合って踊りたい  灰皿の中に小さい幻いれておこう 帰り道は小鳥と共におやつを買って帰ろう  やわらかな風が住む あの匂いが暮らす街 揺らりとボール 跳んで跳ねて消えていった  小さな丘のある楽園 昨日のように歩きたい 壊れたドーム 手を取り合って踊りたい
わるぐちなんて沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづるよわいやつにかみつくひつようないよ ひどいやつにうたわなくていいよ いかりなんてすごくちっぽけなことさ きみのことをきらうやつもいるよ  よわいやつにもうたをあたえれるでしょう やさしいきもち ことばにできるでしょう いかりなんてすごくちっぽけなことさ きみのことをわらうやつもいるよ  きみのいいところは他にある気がする きみのすきなところもっと知っている きみのわらうところぼくにはわかる きみがむりすることはなんにもないけれど  よわいやつにかみつくひつようないよ ひどいやつにうたわなくていいよ いかりなんてすごくちっぽけなことさ きみのことをきらうやつもいるよ  よわいやつにもうたをあたえれるでしょう やさしいきもち ことばにできるでしょう いかりなんてすごくちっぽけなことさ きみのことをわらうやつもいるよ
広島沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる潮に吹かれている 髪が冷たくなる 天使の導きを ぼくら眺めてる  あなたは待っているか 髪の長い犬と くたびれているだろうか ぼくに会うまでも  ああ メロディーひとつじゃ何も変わらない ああ 音楽ひとつじゃあなたに愛されない  あなたは待っている 枯れたこの海辺で あなたは待っている わたしを待っている
街の灯かり沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる冬の終わりを雪が教えてくれた 夏の終わりを雨が教えてくれた 街の灯かりが消えて家に帰り 人気(ひとけ)の無い商店街 一人歩いていた  この生活がずっと続いてゆく この道はいつか見えなくなる この毎日をずっと過ごしてゆく この街並を眺め死んでゆくまで  いつか終わるから辛くはないよ いつか終わるから嘆くこともないよ いつか失うから捨てることもない いつか失うから辞めることもない  春の終わりを風が教えてくれた 秋の終わりを色が教えてくれた 街の灯かりは消えて家に帰り 人気(ひとけ)の無い商店街 一人歩いていた
沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる深く波に沈んでゆく 貴方の熱を奪ってゆく 綺麗な声も切ない風も 見るみるうちに吸い上げてゆく  遠くなってゆく君をみつめる  声を高く外へ響け 笑われ貶されそれでも歌え 信じて嘘つき傷付き傷付け わたしはそれでも君とうたう  黒い声が降る日は 白い雪も外に積もるだろう 綺麗なものは作り話で 言葉任せに紡がれてゆく  見えぬ光を求め歩くよ  君の声を 私の声を 醜くていい 醜く歩け 信じろ自分を 信じろ声を わたしが君を見つけるから
まいにち女の子沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづるかわいいあの子はいじわるで やさしいあの子はお金持ち あの子はきっと男好き あの子はきっとナルシスト  かわいいあの子の恋人は けっこう年上らしいのよ やさしいあの子の恋人は 多分先生らしい  同じ服着て 同じ髪色 同じ香水で おんなじだけれど君より 魅力的になりたい  かわいくない子も でしゃばってる子も 髪型変な子も 歌ってる子も 頭悪い子も みんな みな同じ  かわいくないよね でしゃばってるよね 髪型変だよね うたってるよね 頭悪いよね うちら似てるよね  女こわいよな おとこ楽だよな おれら似てるよな みんな似てるよ みんなそっくり そうだね よかったね
母さんと私沖ちづる沖ちづる沖ちづる沖ちづる並んで歩いたけど いつか縦に並び いつか遠くなる  傘がぶつかったら 母さん怒ったから わたしは一人 一人でゆくのよ  空はいつの間に 雲は薄く張り 白い犬達は鳴かなくった  母さん この壁は なんの壁だろう 母さん いまわたし すきな人が居るの  母さん どうしてか うまく言えないね 母さん わたしたち 仲良くできないな
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