添田唖蝉坊作曲の歌詞一覧リスト  9曲中 1-9曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
のんきな父さん(のんき節)石田一松石田一松石田一松添田唖蝉坊のんきな父さんお馬の稽古 お馬が走り始めて止らない 子供は面白そうに 父さんどこへ行く どこへ行くんだか お馬に聞いとくれ ヘヘのんきだね  のんきな父さんの坊やが裸で かあさんが着物を 着よと叱っても 坊やは嫌だと言って着物を着ない …ちょいと父さん坊やが裸で 困りますわよ なんだなんだ 坊や風邪をひいたらどうするんだ でて来た父さんが丸裸 ヘヘのんきだね  のんきな父さんお巡りさんになったけど サーベルが邪魔になって歩けない 一度転んで またまた転び さっき起きなければよかったものにとさ ヘヘのんきだね  のんきな父さん 鉄砲かついで 遙か彼方を 眺むれば 番の鳩ポッポが 並んでとまってる 間を狙って撃ったら どっちか当るだろ ヘヘのんきだね  のんきな父さん 声張り上げて 皆来てみろ 大変だ 早く来てみろ 全く大変だ あれ見ろすいた 電車が通ってる ヘヘのんきだね
増税節榎本健一榎本健一添田唖蝉坊添田唖蝉坊背には子を負い 太鼓腹かかえ ノーヤ それで車の ナンギナモンダネ トツアッセー あとを押す マシタカゼーゼー  襖もる風寒けりゃごんせ ノーヤ 見せてやりたい ナンギナモンダネ トツアッセー 火の車 マシタカゼーゼー
ストライキ節小沢昭一小沢昭一添田唖蝉坊添田唖蝉坊自由廃業で廓(くるわ)は出たが ソレカラナントショ 行き場ないので 屑拾い ウカレメノストライキ サリトハツライネ テナコトオッシャイマシタネ  高利貸でも金さえあれば コリャマタナントショ 多額議員でデカイ面(つら) アイドントノー ジスライキ サリトハツライネ テナコトオッシャイマシタネ  工事ごま化しお金をもうけ コリャマタナントショ 芸者ひかして膝枕 シュウワイノ シリワレテ サリトハツライネ テナコトオッシャイマシタネ
のんき節小沢昭一、添田知道小沢昭一、添田知道添田唖蝉坊添田唖蝉坊学校の先生は えらいもんじゃそうな えらいからなんでも 教えるそうな 教えりゃ生徒は 無邪気なもので それもそうかと 思うげな アハノンキだね  貧乏でこそあれ 日本人はエライ それに第一 辛抱強い 天井知らずに 物価はあがっても 湯なりカユなりすすって 生きている アハノンキだね  万物の霊長が マッチ箱見たよな ケチな巣に住んでる 威張ってる 暴風雨(あらし)にブッとばされても 海嘯(つなみ)をくらっても 「天災じゃ仕方がないサ」ですましてる アハノンキだね  うんとしぼりとって 泣かせておいて 目薬ほど出すのを 慈善と申すげな なるほど慈善家は 慈善をするが あとは見ぬふり 知らぬふり アハノンキだね  膨張する膨張する 国力が膨張する 資本家の横暴が 膨張する おれの嬶ァの お腹が膨張する いよいよ貧乏が 膨張する アハノンキだね
ラッパ節坂本ハツミ坂本ハツミ添田唖蝉坊添田唖蝉坊倒れし戦友抱きおこし 耳に口あて名を呼べば にっこり笑うて目に涙 万歳唱うも口の内 トコトットット  わたしゃよっぽどあわて者 がま口拾うて喜んで 家へ帰ってよく見たら 馬車にひかれたひき蛙 トコトットット  畳叩いてこちの人 悋気でいうのじゃないけれど 一人でさした傘なさば 片袖ぬれよう筈がない トコトットット
ああ金の世島田正吾島田正吾添田唖蝉坊添田唖蝉坊ああ金の世や金の世や 地獄も沙汰も金次第 笑うも金よ泣くも金 一も二も金三も金 親子の仲も割くも金 夫婦の縁を切るも金  強欲非道とそしろうが 我利々々亡者と罵ろが 痛くも痒くもあるものか 金になりさえすればよい 人の難儀や迷惑に 遠慮していちゃ身が立たぬ
壇の浦添田知道添田知道添田唖蝉坊添田唖蝉坊白々(ほのぼの)と須磨や明石に朝霧こめて 朧に見ゆる淡路島 白沙を掠めて青松(せいしょう)の 間を縫い行く白帆(はくはん)は 島隠れ行くあま小舟 寿永の昔平軍が 立籠りたる一ノ谷 天険頼みし要害も ひよどり越の逆落し 一葺隔てし八幡潟 一家の安危を竿頭に 賭けて卜せし軍扇も 那須与市が一箭に 入(い)る日の丸の西の方 海路遙けき壇ノ浦 蓬窓かゝげて眺むれば 双ぶ満珠に干珠島 帆柱山は雲がくれ 門司の磯辺にとうとうと 押寄す波間に鬼啾々 昨日は都に春めきて 栄華を誇りし平族の 末治を茲(ここ)に鑑みば 不義の富貴は浮雲か 草葉における朝露の 頼み難きを感ずらん 愉快じゃ 愉快じゃ
都節添田知道添田知道添田唖蝉坊添田唖蝉坊親じゃ 親じゃと 親風吹かせ いばりなさるな チョイト チョイト 親は子どもの ヤレソレヌケがらじゃ それよ そじゃないかね あなた チョイト チョイト
あゝ金の世や桜井敏雄桜井敏雄添田唖蝉坊添田唖蝉坊あゝ金の世や金の世や 地獄の沙汰も金次第 笑うも金よ泣くも金 一も二も金三も金 親子の中を割くも金 夫婦の縁を切るも金 強欲非道とそしろうが 我利利亡者と罵ろうが 痛くも痒くもあるものか 金になりさえすればよい 人の難儀や迷惑に 遠慮していちゃ身がたたぬ  あゝ金の世や金の世や 希望は聖き労働の 我に手足はありながら 見えぬくさりに繋がれて 朝から晩まで絶間なく こき使われて疲れはて 人の味よむ暇もない これが自由の動物か
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