見田村千晴作曲の歌詞一覧リスト  44曲中 1-44曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
タダモノ見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴変わってしまった日々は 思っていたより脆かった 命より大切なんだと 思っていたものはなくなっても 私はこうして息をしてる  ほっとしてるなんて変なの 優しくも賢くも強くもない  タダモノ 名前を知ることもなく 通り過ぎる日々に消えたい 醒めても いつまでも離れない夢 もう甘い味はしないのに もう光って見えやしないのに もう痛くて触れないのに ぶら下げたまま  人間ってあっという間に 怖いくらいに慣れてゆく 閉じたまんまの部屋で 泣いてるフリ 誰のためでしょう 昨日の常識 通じないね  全部消えてしまうのに ちぎれそうになっても生み出す性  タダモノ 私を正しい場所へ 流されるまま委ねてたい 誰にも 奪えないそのままでいい もう怯えなくてもいいから もう背伸びしなくていいから もう嫌いになってもいいから 逃げ出してみよう  タダモノ なんにもできないけれど 記憶に呑まれるだけじゃ嫌だ  タダモノ 名前を知ることもなく 通り過ぎる日々に消えたい 醒めても いつまでも離れない夢 もう甘い味はしないのに もう光って見えやしないのに もう痛くて触れないのに ぶら下げたまま
15歳の。見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴簡単な言葉のほうが いざってとき言い出せないのはどうしてだろう?  Oh なんだってできるけど Oh なんにもできないよなぁ Oh 大人になりたいのかも Oh 分からないまま季節は変わる  いろんなものが無くなった 何度も諦めた 残ったのは 変わらない気持ち  簡単な言葉のほうが いざってとき言い出せないのはどうしてだろう? 大切と分かっていても いつも少し間に合わなくて 悔しいんだ あぁ  Oh 何気ない一言が Oh 助けてくれたんだよ Oh 君は覚えてなくても Oh ずっと僕の中にある希望  ご時世 忖度 空気 足並み 我慢 本当は そう みんな不安なだけさ  平気なフリしてたけど こぼれそうな涙 こらえるのが精一杯で 君と笑いたいんだ 限りある時間を どうか一緒に  大人になる頃には この気持ちも上手にやり過ごせてるのかな そうだといいな  簡単な言葉のほうが いざってとき言い出せないのはどうしてだろう? 大切と分かっていても いつも少し間に合わなくて 悔しいんだ あぁ  明日晴れたなら 会いに行こう
私の悲しみ見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴「分別なんてつかないうちに 行けるとこまで行っちゃってさ」 無邪気さを盾にした その罪をいずれ知る  群れてばっかでどうすんの 安心するのは怖いでしょう? どこかで落とした一粒は 二度と戻って来ないんだ  終わってみればあっけなく 想像とはずいぶん違ってた 引き換えに手放したもの 今夜はやけに綺麗だ  私の悲しみは私だけのもの 理解なんてさせない どうか慰めないで 私の怒りは私だけのもの 独り占めしていたい そして味わい尽くしたい  案の定寂しくなる日はあって 窓を開け放って大きな声で叫んだらいい なんてできるはずもないことをまた考えてる だってこれはただの例え話 大丈夫、例え話だって  残り時間はどれくらい 正しいのばっか選べない 再起動 待つ顔が映る どう足掻いたって私だ  私の悲しみは私だけのもの 共感などいらない どうか寄り添わないで 私の怒りは私だけのもの 手放さないままで そしてまっすぐ見つめたい  私の悲しみは私だけのもの 私の怒りは私だけのもの  私の悲しみは私だけのもの 理解なんてさせない どうか慰めないで 私の怒りは私だけのもの 独り占めしていたい そして味わい尽くしたい だけどそばにいて 呆れ顔で笑って
金木犀の香りがわからない見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴きれいな字だねって 君は言ったね その日からずっと 君の名残の中だ  机の上じゃなんとでも 頭の中じゃいくらでも 着飾れるのにな  金木犀の香りがわからない なんとなく分かったように 話を合わせてきたけれど 本当はどんな香りかわからないまま また 秋が終わる  どこにいるのって 君は言ったね 最初からきっと 君は気付いてたんだ  勇気があればあのときも 心開けばもうちょっと 強くなれたかな  金木犀の香りがわからない なんとなく分かったように 話を合わせてきたけれど 本当はどんな香りかわからないまま  また 花は落ちる もう終わりだって 君は知ってた 愛の意味をずっと 僕は間違えたまま
記す見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴今年こそは、って毎年言ってる 本当に今年こそは、って意気込んだ2020 地に足付けて 時にズル賢く やれる気がしてた まだ何も知らなかった 偉い人の一声で日常は変わる 相対的な“正しさ”は毎秒ごとに入れ替わる ならば信じたってしょうがないのに なにか信じたくてしょうがなかった  真っ白になるスケジュール 街はもれなく一時停止 平気な顔の奥で私ほっとしていた 背中に突きつけられたナイフに ずっと急き立てられていたことを知った 打っても打っても響かないどころか削られるメンタル 勝手に気後れして取らなくなる連絡 失ったチャンス 数えれば吐き気 好きなことやってる なんて気休めにもならない  変わらなきゃ残れない、だけど 残らなきゃいけない? 「向いてない」の一言 ギリギリで堪えてる ご時世だからしょうがない 今はちょっとできない 誰のための言い訳 握り締める夜まで 自分にしかできないこと、なんて 最初から無いんだって 分かってからが勝負だ 口ばっか達者でダサいな… ってまた始まってしまった 東京都の感染者はまた今日も減らない  緊急事態宣言 ロックダウン クラスター 新しい言葉に呆気に取られてる 意識の高い人たちは こんなピンチもチャンスに変えてく 変わってくのを私はただ見ている ねぇねぇ、お願いだから余計なことはしないで ねぇねぇ、お願いだから映画見て寝ててくれ 何もしない自分がまた嫌いになるからさ こんなこと文字でも声でさえも呟けない  今まで散々距離を取ってきたくせに 人との距離は自分で決めたいとか思うよ 今度飲みに行きましょう、の社交辞令は ほんと嫌いだった でもちょっと懐かしいな 不要不急の外出を促すのが仕事です 本流から外れてこぼれ落ちた日常です 「体温は数字じゃなく触れて感じるもの」 何言ってんだ私は 頑固おやじみたいじゃないか  変わらなきゃ残れない、だけど 残らなきゃいけない? 「向いてない」の一言 ギリギリで堪えてる ご時世だからしょうがない 今はちょっとできない 誰のための言い訳 握り締める夜まで 自分にしかできないこと、なんて 最初から無いんだって 分かってからが勝負だ 口ばっか達者でダサいな… ってまた始まってしまった 東京都の感染者はまた今日も減らない  今年こそは、って毎年言ってる これからは新しい生活様式2020 離れてたって同じように繋がれるって 言いたいけれどやっぱ 隔たりは大きい それでも探してく それでも泳いでく 前例も正解もないなら作ってく 今はまだ誰かのためじゃなくてもいいかな? 少なくとも自分のためになればいいかな?  変わらなきゃ残れない、だけど 残らなきゃいけない? 「向いてない」の一言 ギリギリで堪えてる ご時世だからしょうがない 今はちょっとできない 誰のための言い訳 握り締める夜まで  変わらなきゃ残れない、なら 少しずつ変えていく 「向いてない」の一言 今日もなんとか堪えてる ご時世だからしょうがない 今はちょっとできない 誰のための言い訳 握り締めて潰してく 自分にしかできないこと、なんて 最初から無いんだって 分かってからが勝負だ 口ばっか達者でもしょうがない って開き直ればいいみたい 東京都の感染者はまた今日も減らない  東京都の感染者はまた今日も
Judgement見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴始まれば終わるもの 捨てちゃえばさようなら 好きか嫌いかどっちだ アリかナシかでちょうだいよ じわり暮れてく空も そうだ 美しいだろう 裁けるのか 自分を 許せるのか いつか  例えば明日がもう来ないとして 最後に食べたいのは何ですかって どうだっていい そんなの意味なんてないから 帰りたい帰りたい帰りたい  先延ばしはしないで 白黒つけようよ どうしてみんなもそうしないのって 怒ってた ひとりで怒っていたけれど 苦しい どうしても苦しい  見てるつもりで合わない視線 深層心理隠したい未練 何かがおかしい もう分かってるでしょう?  始まれば終わるもの 捨てちゃえばさようなら 好きか嫌いかどっちだ アリかナシかでちょうだいよ そんなんじゃ気付かないうちに がんじがらめになっていく 疑うんだ 自分を 知りたいんだ  Ah 見えない足枷は ゆっくりなら外せる Ah あなたの傷痕に 花びらを  0か100かだけの論理じゃ 例外だらけ 難しい時代 曖昧でも愛せますように  安全な場所どこですか? って安全な場所で叫んでる 知ったかぶりで逃げる奴 開き直ってキレる奴 突き刺さったブーメラン ちゃんと痛くて嬉しい 手遅れとは言わせない これからを  始まれば終わるもの 捨てちゃえばさようなら 好きか嫌いかどっちだ アリかナシかでちょうだいよ じわり暮れてく空も そうだ 美しいだろう 裁けるのか 自分を 許せるのか いつか  例えば明日がもう来ないとして 最後に食べたいのは何ですか
ex.friend見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴とっさに呼ぼうとして あなたをどう呼んでいたのかさえ 思い出せないんだと気付きました それくらいの時間が流れたこと どこかほっとしてる私がいます 久しぶりに会ったあなたは やけに饒舌で戸惑いました 私はそれを悟られないように  頻繁にグラスに口をつけて それでも全然酔えなくて 終電を待っていました  あのノートの切れ端を その後どうしたんだっけ まるで将来を誓い合うみたいに 思い込みの激しい年頃だったと 幼さを笑い合えたら良かった  ざらつく心の理由を うまく言葉にできない 少しずつ開いた距離は 悲しいけれど埋まらない きっともう 会うことはないでしょう きっともう 会うことはないでしょう  あなたといるとね 自分を嫌いになりそうなので いつからか勇気が必要になりました 遠くなるあなたの背中に 単に寂しいだけではないみたいです あなたに優しくされるほど ひとりぼっちになっていきます あなたもきっと独りで 今も戦っているんだろうと 頭では分かるのに どんどんどんどん惨めになるんです  くだらないやりとりが こんなに恋しくなるなんて だけどそんなそぶり見せられない 私には私の道があるんだと 胸を張れる日はまだ来ない  ざらつく心の理由を 今は言葉にしたくない 少しずつ開いた距離は 悲しいけれど埋まらない いつかまた 会いたいけど怖いんだ いつかまた 会いたいけど怖いんだ  ざらつく心の理由を 全部言葉にしてみたい 少しずつ開いた距離は 誰のせいでもないんだ きっともう 会うことはないでしょう きっともう 会うことはないでしょう だけどずっと 忘れられないでしょう
東京模様見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴一時の気の迷いと笑うだろうか 若気の至りと言い捨てるだろうか いいや君も気付いてるはずだ 離した手 見つめる夜があるだろう  それなりにもてはやされ 根拠のない自信が押し上げ 無我夢中だった日々のこと 誰にも恥じる理由なんてない  終電なくし 早稲田通り 微妙な距離 ふたり歩いた かっこつけたこと言った 牽制だったのに君は そうだよなぁ、とはにかんだ  もしもあのとき、とは言いたくないし あの頃は良かった、なんて思ってもない むしろ込み上げる苦みは容赦がないけど say hello 今の君と話してみたい  多分そんなに変わってないんだろう 少しずる賢くなったくらいだろう 臆病を振り払う術だよ 誰にも笑う権利なんてない  終電なくし 三茶辺り 雨がぽつり ひとり歩いた タクシー捕まれば乗ろう 明日のため無理はやめよう 大事なこと 知ってる  相変わらずの 東京模様 思わせぶり 君と似てるね 今ならなんて言うだろう 結局同じかもな 終電なくし 早稲田通り 微妙な距離 ふたり歩いた たった10秒のこと 私だけが覚えてる 確かな熱 冷めない
Woman見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴今日が昨日に変わる頃 女はようやく帰り着く 集合ポストにはどうせ ご利用明細とピザ屋のチラシ それだけ  ヒールがやけに響くから 女は抜き足差し足で 滑稽な姿だけれど いつの間にやら慣れてしまった ダサいな  会社のトイレばっか磨いて 家のトイレ汚れてく日々です どこまでやれるんだろう 考えては寝落ちして  朝が来るたびに もしかして 期待して 目を開けて 無駄になったっていいじゃないか 何度だって始まれ また不器用につまずいて 馬鹿だなぁって笑っている そうして強くなれ  胸を張れずに見栄を張り 女はしばしば間違える 失ったものを数えては 分かった気になって泣いたりしてる 不思議ね  すぐに忘れてしまうから 女は何度も繰り返す ワインレッドの爪だけが 剥がれかけてるわけじゃない よく見て  平積みされなきゃ気付けなくて 思考停止 怖くなる日々です 目まぐるしい変化に 戸惑ってて当たり前  夜が来るたびに 迷わずに 確実に したたかに 光を灯し 策を練って 唇に歌を 誰にも邪魔なんてされない たったひとつの旋律 そうして守り抜け  突然来るだろう そのときに 慌てずに 大胆に イメージだけはぬかりないさ 背中に勇気を 思い込みなんて取っ払って  朝が来るたびに もしかして 期待して 目を開けて 無駄になったっていいじゃないか 何度だって始まれ また不器用につまずいて 馬鹿だなぁって笑っている そうして強くなれ
ユーモアが足りない見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴何の虚勢か知らないが 眉間のシワが癖になり 写真も全部同じ 同じ顔だよ  軽口叩いたつもりが 頬でも叩かれたみたいに 泣き出すなんて到底 想定外で  なんだか息苦しいのです 笑った顔が見たいのです あぁ、あぁ、  ユーモアが足りない 足りない 余裕が足りない 足りない 今すぐ窓を開けて 深呼吸だ! 絡まるいろんな問題を ゆっくりほぐしていきましょう 冗談も交えて  全方向へ配慮の末 優しいあの子潰れちゃって 今も孤独な 孤独なまんま  タチの悪い正論を 振りかざした大声が 轟くようじゃ最低 最悪だね  誰かがつけた白黒を いつまで信じてるんですか? あぁ、あぁ、  ユーモアが足りない 足りない 想像が足りない 足りない 一旦顔を上げて あくびだ! 心と視野は広くして 自分の頭で考えましょう 適度な距離感で  分からない、で終わらない 分かりたい、がつくりだす 分からない、で終わらない 分かりたい、がつくりだす ねぇ、ねぇ、  ユーモアが足りない 足りない 余裕が足りない 足りない 今すぐ窓を開けて 深呼吸だ! ユーモアが足りない 足りない 想像が足りない 足りない 一旦顔を上げて あくびだ! 心と視野は広くして 自分の頭で考えましょう 適度な距離感で
手のひらのラブソング見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴ねぇ 今 何を見て ねぇ 何を 想ってる? 手と手を繋いだら それだけで...  くしゃみをするだけで 「ただいま」と言うだけで 右頬にだけできる えくぼごと 浮かべてる  愛は ここにある  欲しいものならたくさんあって 君以外何も、とは言えない僕だ でも君がいない世界ならば 他に何も要らないよ 手のひらのラブソング  星空 仰いでも まだまだ 眠くない 2人のこれからを 夜明けまで 話そうか  愛は ここにある  別々の道を来たのだから 秘密の1つ2つくらいあるでしょう 求め合えたことの喜びを いつも抱きしめていよう  欲しいものならたくさんあって 君以外何も、とは言えない僕だ でも君がいない世界ならば 他に何も要らないよ 手のひらのラブソング  手と手を繋いだら それだけで...
独白見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴疑わず 逆らわず 扱いやすい子供でした 恐らく普通より過保護に育ったのは 末っ子だから仕方がないと思うようにしていました  常に他人の目に怯えていました 大人たちの顔色を窺うのが上手になって 気が利くわねぇと褒められてはバカ正直に喜んでいました  学校の同級生を見下していました こんなところで本当の友達はできないなどと 雑誌の友達募集に投稿したなんて黒歴史もあります  それでいていつも 社交的で明るい子に媚びていました 相手にとって自分が今何番目なのか どうしたら一番になれるのか そればかりを気にして カメレオンみたいに生きていました  あぁ ありったけの勇気で 私はここに立ってるんだ あぁ ありったけの覚悟で 私は明日を生きるんだ あぁ 見過ごせない危うさを いつも持ってるんだ それを忘れないでいることが たったひとつの答えだ  18で上京してから一度も ホームシックにかかったことはありません むしろ初めて深呼吸ができたような感じ 思えば自分の冷たさを自覚したのはこの頃かもしれません  相変わらず人との距離感を間違え続ける日々 こんな自分の どうしてそばにいるのか 求められることにすら怖くなって 拒絶したり閉じこもるようになっていました  「心を開こう」? 「自分を信じよう」? 「あなたらしくね」? 「ひとりじゃないから」? 曖昧な言葉じゃ分からない 分からない  20になった次の日 バイト代で35万のギターを買いました 弾けもしないまま 曲も作れないまま ステージに立っていました 見えない何かに復讐していました  何と言われようと 歌うことは私自身の証明だ 自分では何も決められなかった私の 一番最初の意志で 一番最後の意地だ  あぁ ありったけの勇気で 私はここに立ってるんだ あぁ ありったけの覚悟で 私は明日を生きるんだ あぁ 見過ごせない危うさを いつも持ってるんだ それを忘れないでいることが たったひとつの答えだ  あぁ ありったけの勇気で 私はここに立ってるんだ あぁ ありったけの覚悟で 私は明日を生きるんだ 世界なんて変えられなくていい 自分を変えてきたんだ 世界なんて変えられなくていい 「あなた」を守りたいんだ
あの日雨が降ったから見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴あの日 雨が降ったから 二人は ずっと 別々だね アパートの窓際に 薔薇 似合わなくて よく覚えてるよ  あの日 雨が降ったから 泣いたか どうか 誰も知らない 身体の 一番 奥にだけ 消えることのない 夜 ひとつ  守るふりして 傷つけて 嘆いてみせる 足りない 足りない こんなにあるのに 眩しい 眩しい 明かりを消して  「運命って一体何だと思う?」 ときどき思い出す君の悪戯っぽい表情 そんなの所詮現実逃避かロマンチストの暇つぶし 目に見えるものが全てだって信じ切ってた そもそも“信じる”なんて言葉自体曖昧で 都合の良いことだけ真に受ける占いみたい 花粉とかウイルスだって目には見えないでしょう? 今なら分かることは 私たちはいつでも 前を向いていたいから どんなに苦しいときも 踏ん張る強さが欲しいから 信じる練習をするんだよ 運命、必然、永遠 目に見えないもの全て それができた自分は少しだけ胸を張れる いざというときにこそその力は試される あの日雨が降らなければ 降らなければ 運命は 変わったかな 君はなんて言うかな  あの日 雨が降ったから こぼれた一言 届かず済んだ 朝焼け色の 水鏡 映さないでよ 本当のこと  あの日 雨が降ったから いつまで経っても 分からないね 良かれと思って 選ぶのに どうしてだろう ねぇ 間違うのは  あの日 雨が降ったから 二人は ずっと 別々だね アパートの窓際に 薔薇 似合わなくて よく覚えてるよ
禁煙席見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴夢から醒めたような そんな顔するなよ 私を取り残して 遠くなんか行くなよ  そのままでいいよって そのままが好きだって 言ったのはあんた あんた  くゆらせた煙から アイシテルが聞こえてた あの頃の あの頃の二人が 狂ってただけだろう  知らない匂いつけて この町に来るなよ 照れ臭そうにして 禁煙席座るなよ  やめられやしないって 口出しはするなって 言ったのはあんた あんた  もうすぐ父親になるんだ、 緊張すると唇を噛む そこは変わってないとか やめろよ  吐き出した煙でさ 隠してた未来とか 今だけが 今こそが正義だと 言えなくて 迷いの中  思い出辿るように 私を見るなよ 照れ臭そうにして 禁煙席座るなよ つまらない男になったと あんたを笑ってるよ
今度、君に会うまでに見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴最近連絡取ってないけど元気にしてるかな タイムライン遡っても 本当のところは分からないもの 卒業式の夜 アルコールと都会の喧騒に紛れて 「寂しくなるよ」と言ってくれたこと 吹き抜けた風 忘れるはずがないよ  心の奥に迷い抱えたまま降り立ったホームで 大袈裟に春を吸い込んで声に出した「ただいま」 その瞬間見慣れた街が 少しだけ色を変えたんだ 頑張るよ ここに作る僕の居場所 意味もきっと 切り拓いてみせるよ  今度、君に会うまでに なりたい自分がある たった一つ繋いだ手 離さない僕でいたい 生まれ育ったから、じゃなく ここにいる人たちが好きなんだ 紡いでゆく  一体何のためにやってんだろう?誰でもいいじゃないか ありもしない“もしも”の自分に 嫉妬して眠れない夜には 「すごいじゃん」と笑う君が浮かぶんだ 本当に浮かぶんだ 離れてたって僕を助けてくれる 君の方がすごいよ  大人になるほどに 選び取るたびに 窮屈になってたまるか 大人になるほどに 選び取るたびに 自由になるはずじゃないか 自由になるはずじゃないか  今度、君に会うときは 胸張って笑ってたい この街で生きていく 僕を見ていて  今度、君に会うまでに なりたい自分がある たった一つ繋いだ手 離さない僕でいたい 生まれ育ったから、じゃなく ここにいる人たちが好きなんだ 紡いでゆく
シラフで夢を語れ見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴「夢」って言葉口にしなくなって もうどれくらい経つだろう 果てしなくてただただビビってどっかで見限ってしまってんじゃないか ぼーっとしてる間に年だけ取って 空っぽの宝箱抱きしめて寝てみたい? そんな未来 曇る視界 分かってんのに負け癖 午前3時ファミレス 訳アリたちがドリンクバーで粘る 真っ白なノートにコーラこぼした かれこれ1時間筆は止まったまま 思考回路はショート寸前 いやむしろショートすれば楽になれるか? 焦りと諦めが交互に なんとか振り払って力に  この一行、このワンフレーズ 一撃で明日を変えてみせる 浮かぶ顔ならたくさんある でも一番はあの日の自分だ あと一行、あとワンフレーズ 泣き出しそうな背中に 未来のあんたはすごいよって 逃げ出さなかったって  知りたいことしか知れない時代 コンテンツはどんどん消費される時代 嘆いたってしょうがないでしょ? 気休めの言葉じゃ意味ないでしょ? たった5秒の広告が待てないでクリッククリッククリッククリック 親指はせっせとリロード もはや中毒者の様相 一歩二歩三歩先行くあいつの活躍 自分にとっちゃとびきりの劇薬 どんなドラッグより強力で危険な賭けだ それでもブロックなんかしないんだ 悔しさに唇噛んだなら まだまだいけるって証拠だ 全部抱きしめて進め  この一行、このワンフレーズ 一撃で明日を変えてみせる 浮かぶ顔ならたくさんある でも一番はあの日の自分だ あと一行、あとワンフレーズ 泣き出しそうな背中に 未来のあんたはすごいよって 逃げ出さなかったって  シラフで夢を語れ ごまかさないで向かえ シラフで夢を語れ ごまかさないで向かえ  この一行、このワンフレーズ 一撃で明日を変えてみせる 浮かぶ顔ならたくさんある でも一番はあの日の自分だ あと一行、あとワンフレーズ 泣き出しそうな背中に 未来のあんたはすごいよって 逃げ出さなかったって  シラフで夢を語れ ごまかさないで向かえ シラフで夢を語れ ごまかさないで向かえ
最後の告白見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴これが最後の告白と 勝手ながら今決めました 運命とか嘘くさいから 全部見せるから ねぇ 君の未来 ください  似てるとこなんて 全然無い二人 悔しくて惹かれてた めちゃくちゃな理屈でも  寂しいからじゃなく 不便だからじゃない 君だからだって この確信は本物  隣り合って 感じる呼吸でわかる 目を開けたまま 同じ夢を見てる  これが最後の告白と 勝手ながら今決めました 絶対とか分かんないから 全部叶うから 空に三日月 折れそうに 笑うように揺れたその隙に 君の未来 ください  気付かないように 傷つかないように 生きてく術なら 身につけた はずでした  何度目の正直を 信じれば笑えますか? 信念とわがままの 境界線はどこですか? 逃げ出しそうな身体を この心が許さない もうすぐ 夜が明ける  ほろり流れるその理由を 上手く言えるはずもないのに それでも 伝えたいことが もっと もっと あるんです  これが最後の告白と 誰にも言わずに決めました 運命とか嘘くさいから 全部見せるから 空に三日月 折れそうに 笑うように揺れたその隙に 君の未来 ください
いっせーのーで見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴波風無いのは幸せの証 ただ欲しいものは穏やかな暮らし そりゃそうだけどさ 自分を甘く見るな  一つ知る度に景色が変わって 一つ知る度に誰かと繋がる 一つのこの心 まだまだ刻めるだろう?  ねぇ 今がその時かも  初めて自転車に 乗れたときみたい 世界が鮮やかに どこまでも拡がる 始まりの合図が 頭の中響くなら いっせーのーで!  きっかけ待ちならこの歌をあげる その素直さがあれば変貌を遂げる 最初チクッと痛むけど 後悔の方がイタい  あぁ 愛は叫べなくても  世界は広くて 時間は足りない どんなに願っても あの娘にはなれない 変わらずにいるには 変わり続けることだな いっせーのーで!  ねぇ 今がその時かも  世界は広くて 時間は足りない 知らないことから 逃げずにいたいよ  初めて自転車に 乗れたときみたい 世界が鮮やかに どこまでも拡がる 始まりの合図が 頭の中響くなら いっせーのーで!
夕立よ、このまま見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴あなたがいないとダメみたいと なんとか言えた 下向いたまま 冗談めかすと決めていたのに 声は震えて 涙も出た  面倒な女を嫌いなことは 私が一番 知っているのに 我慢しようとすればするほど 壊れたみたいに 止まらなかった  テーブルクロスの幾何学模様を 私 ずっと数えてた  いつか人生が終わるとき この痛みをどれくらい 覚えているのかしら私 怖い 夕立ちが窓を濁らせて あなたをまだ帰さない 言わなくちゃ 言わなくちゃ 言わなくちゃ  来月末には帰るからと 沈黙を埋めた 昨日の電話 ここには何にも無いと捨てた 何にも無いのは 私だった  カーテンレールに積もったプライド 誰も きっと拭えない  いつか人生が終わるとき この青さをどれくらい 覚えているのかしら私 怖い 強くなってきた雨音が 2人をまだ離さない 愛してよ 愛してよ 愛してよ  いつか人生が終わるとき この痛みをどれくらい 覚えているのかしら私 怖い 夕立ちが窓を濁らせて あなたをまだ帰さない 言わなくちゃ 言わなくちゃ 愛してる
はなむけ見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ不安だな 我慢だな 無謀かな 痛いよな 全部鞄に入れたっけな 覚悟はできたっけな  熱いのは 嫌いだな 寒いのも 怖いよな あいつの思う壷だなんてさ 知らぬが仏だなんてさ  思い出の蜜は甘すぎて 舐めてばかりじゃ不健康  感じるな、考えろ あなたもそう 怖じ気付きそうなら 心など 大人ほど弱いだろ ハッタリでもいい 震える足踏み出せ 笑えるくらい かっこ悪いね  勢い 情熱 爆発 青春 どれより私には想像力 見てろよ 粘り勝つところ  奇抜であるほどいいだなんて 一瞬だって思っちゃないわ  感じるな、考えろ 私もそう 自分に飽きないで 知らなくちゃ 何だって語れない この目で見たいよ 強張る顔構え 始まりなんて そんなもんでしょ  「いいね!」の数だけ疑え 疑った数だけ向き合え 丁寧に生きていたいな  あなたまで届くかな この気持ち 夜空に願うよ 恋しくて震えてる なんちゃって 辛気臭いだけ  感じるな、考えろ あなたもそう 怖じ気付きそうなら 心など 大人ほど弱いだろ ハッタリでもいい 震える足踏み出せ 始まりなんていつだって 笑えるくらいかっこ悪いものよ
LIFE SONG見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ例え 君の歌が全部嘘で I LOVE YOU や LOVE & PEACE の 意味すら知らないんだとしても そんなのどうだっていいんだ 私には真実ならばいいんだ  例え 君の両手がしなだれて もう こぼれ落ちてく希望に ただ立ち尽くしたとしても そんなのどうだっていいんだ 私が抱きしめるからいいんだ  月が満ち 欠けるように 今日を 暮らそう  指先に触れる度 ぎゅっと手繰り寄せる 君もちゃんと温かいよ 誰かとの違いより 似ているところを探して 優しく在りたい  例え 私の暮らすこの世界が 今よりずっと疲弊してさ 正しさを見失ったとしても そんなのどうだっていいんだ 君だけは笑っていればいいんだ  花が咲き 枯れるように 君と 生きよう  大袈裟な言葉より もっと近づきたい いつまででも忘れないで 変わってゆくことさえ 風のように踊って 味方にできたら  消えそうに揺れる火を じっと見てるだけで 泣けてくるよ 生きているよ  指先に触れる度 ぎゅっと手繰り寄せる 君もちゃんと温かいよ 誰かとの違いより 似ているところを探して 優しく在りたい  優しく在りたい
youth見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ仕事はどうですか 音楽聴いてますか まだあの部屋に住んでますか 一番知りたいのは そんなことじゃないけど 時間が経ったよ 私も変わった きっとね  女の方があっさり忘れるもんだよって ずっと 笑っていたのにね 今になって時々あなたのこと 思い出します  長い夢の中にいたような 眩しい日々に 焦がれているだけ 例え二度と戻らないとしても 確かに愛され 愛していたということ それだけで私 強くなれるんだ ありがとう さよなら  映画で泣いたり 朝まで遊んでみたり ねぇ それなりに暮らしています 今しかできないことが何なのかって 分かったことなんて 一度も無かった そうでしょ?  東京に降る雪もちゃんと白いんだって あなた 真面目な顔したね 何度冬が来てもあの日のこと 思い出すでしょう  痺れるほど自分を抱いてみても あなたの声が 聞こえてくるだけ ただのノスタルジックな気持ちだって 思うことでしか 今を見つめられない いつまでも私 揺れる陽炎 ごめんね さよなら  素直になっちゃ駄目なときもあるよ 気付くのが少し 遅すぎたみたい  長い夢の中にいたような 眩しい日々に 焦がれているだけ 例え二度と戻らないとしても 確かに愛され 愛していたということ それだけで私 強くなれるんだ ありがとう さよなら
バンドマンずるい見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキたまたま誰にも言えなかっただけ BANDやろうぜなんて言えなかっただけ たまたま一人で始めちゃっただけ そしたら楽しくなっちゃっただけ  スタジオ代は割り勘で余裕 ノルマだって割り勘で楽勝 ライブに呼べる友達の数 3倍4倍でさぞ賑やかでしょう  寝食共にし 苦楽を分かち 喧嘩するたび固くなるわ 絆  ずるいるいるいるい バンドマンずるい 隣の芝が青々茂る ずるいるいるいるい バンドマンずるい 膨らむ妄想止められない  低音が子宮に響くのよって むやみにモテて困ってみたい メンバー同士で付き合ったりして 別れて気まずくなっちゃってみたい  ライブのあとは朝まで飲んで 呼んで呼ばれて友達増える 人見知りならうつむいてても 個性的枠でなんとかなる  こちとら楽屋が 広すぎて寒い 背中丸めて コンセント探す  ずるいるいるいるい バンドマンずるい 無いものねだりと言われようと ずるいるいるいるい バンドマンずるい 夢の中だけ中指立てる  ずるいるいるいるい バンドマンずるい 隣の芝が青々茂る ずるいるいるいるい バンドマンずるい 膨らむ妄想止められない ずるいるいるいるい バンドマンずるい 無いものねだりと言われようと ずるいるいるいるい バンドマンずるい 夢の中だけ中指立てる
愛だろうが 恋だろうが見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ愛だろうが 恋だろうが 敵わない力をください 見た目より 私きっと 今 ぐらぐらと馬鹿みたい 身の程ならサバ読んで あと少し自惚れて ねぇ できるよ って誰か言ってくれないかな  要らないものばかり増えてく 増えてくから 要らなくなるのか 足りないくらいがちょうどいい 悟ったように 言わないでよね  面白くもないのにいくつも並んだwwwwを面白がったり 揚げ足の取り合いで宙に浮かんだ人を指さしてみたり 楽しい遊びを次々考えては皆すぐに飽きる 人生は思うよりも長い  愛だろうが 恋だろうが 敵わない力をください 見た目より 私きっと 今 ぐらぐらと馬鹿みたい 身の程ならサバ読んで あと少し自惚れて ねぇ できるよ って誰か言ってくれないかな  嫌いな人ばかり成功する 成功するから 嫌いになるのか キワドいことなら避けてさ 眠ったように 一日が終わる  着飾った夜遅く 散らかった部屋に辿り着き蛍光灯を点けるような 泣きたくなるほどの可笑しみ あの人と分かち合いたい 穴だらけの正論には食傷気味でも 相も変わらずお腹が空いた 人生は思うよりも甘い  夢だろうが 嘘だろうが 鮮やかに描き出したい 髪を切って 着替えたって この私は弱いまま 大丈夫と受け容れて いきなり雨も止んで あぁ 美しい って世界が変わらないかな  あーあ 転がりながら あーあ 続くのさ あーあ つまずきながら  君だろうが 誰だろうが 届かないなんて思わない 真面目だって ダサくたって まだ ひとつも出来ちゃいない  愛だろうが 恋だろうが 敵わない力をください 夢だろうが 嘘だろうが ほら 思い込んだらいい 身の程ならサバ読んで あと少し自惚れて ねぇ できるよ って誰か言ってくれないかな って誰も言ってくれないよな そう 自分でしか言えないよな
ガール見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ可愛い顔でこっち見ないで その瞳(め)に僕を映さないで 同じ地面に立って 吸って 吐いている それすらも認めたくないのに  今日は何をしてたの? 学校には行ったの? 嘘でもいいからたまに弱音も吐いてよね 君の望むままに  仕草 口癖 瞬きにも 君の“ホントウ”を探して 生き急ぐように脆く輝く君を見届けたい こぼさぬように時間よ止まれ  真剣な顔でこっち見ないで その瞳(め)で僕を見抜かないで 心だけになって宙に浮かんでる 瞬間が満たされているのに  点と点を結んで 勝手に作るストーリー 半信半疑でいい 答えが欲しいわけじゃないの 君はどれを信じてる?  優しいフリした野次馬には 君の“本当”は隠して どこまでも騙して欲しい 独りの部屋で笑って欲しい 淀まぬように走り抜けて  髪や 唇 白い足まで 君の全部が愛しい 変わりゆく瞬間こそ尊い君を見届けたい 汚れぬように時間よ止まれ
独り見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ写真立てをもらったけれど 眺めたい思い出は無いな 思い出はすぐに嘘をつくから 君のことも許してしまいそうだ ありがちな社交辞令に救われて ありもしない幻想が足をすくう 考え過ぎるのは悪い癖だ でも私は考える葦だそうだ  そろそろ 行かなくちゃ 誰にも 告げないで できれば 人づてに いつかは 思い出して  今すぐすべてをアップデートって そんなに急かされちゃ困るな この後ろめたさだって明日には消えるよ 君だけじゃないよ 同調するだけで満足ってお手軽 高揚すればいいんだってお気楽 遊びと言うにはあまりにもチープだ 今さら論うのも陳腐か  どこかで 見たような 愛なら 蹴飛ばして 私を 疑って いつかは 誘い出して  ラララ... イメージは死なない イメージは死なないから ラララ... 目印は要らない もう目印は要らない  書いては消し また書いては消してページはずいぶん汚くなった まくしたてるうるさい声 これじゃあ誰も黙らせられやしない 毎朝同じ時間に起きられない 自分のためだけじゃ物足りない 伸び切ったTシャツを捨てる 飲み切った缶ビールで忘れる  ラララ... シグナルは見えない シグナルは見えないけど ラララ... ひとつも揺るがない もうひとつも揺るがない  ラララ... イメージは死なない イメージは死なないから ラララ... 目印は要らない もう目印は要らない
わたくしどもが夢の跡見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ喜怒哀楽クルクルと回るあの娘みたいになりたかった 常識をクソだと突き放すあの人みたいになりたかった 出会えた全てに感謝しますって大人になったら言いたかった 突然メロディが降ってきたんですってインタビュアーに答えたかった  才能 行動 分かれ道はどこに ある?  なりそこなった私にも 会いたいと言ってくれるのだ 不思議なものね Ah Ah 剥がれ落ちてく憧れが そこらじゅうで強さに変わってく 悲しくて綺麗 心と身体 今抱きしめて 生きていく  ギターを売ってスーツを買ったあいつの背中逞しかった 推しメンに夢を託してる彼らの今に嘘は無かった こんなにも後悔するならあの時勇気を出してりゃ良かった だけど人前じゃハッタリをかますっしょ 「私は私らしく生きてるの」  違うな 無理だな 残されてるものは 何?  なりそこなった私でも 大切だと言ってくれるのだ 見つめ合わなきゃ Ah Ah 一生かけたって届かない 景色を持ち寄って語り合おうか 怖くても さぁ 明日には優しくなれるだろう 逃げない  振り返れば無数の残骸 さながら わたくしどもが夢の跡 伝え合わなきゃ分からない 自分のことだって分からない 見渡せば 都会  なりそこなった私にも ありがとうと言ってくれるのだ 間違ってないみたい 間違っていいみたい  なりそこなった私にも 会いたいと言ってくれるのだ 不思議なものね Ah Ah 剥がれ落ちてく憧れが そこらじゅうで強さに変わってく 悲しくて綺麗 心と身体 今抱きしめて 生きていく  喜怒哀楽クルクルと回るあの娘みたいになりたかった
ペーパードライバー見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ財布の中に眠っている 傷ひとつ無いまま 出番も無いまま 貼られた写真は間抜けな顔で でもどこか誇らしげな 自分だ  頭ん中で描く手順は 正しく卒なく美しく 出会う人皆 虜にしちゃうのに  半人前のまま 私 ペーパードライバー 教科書通りに出来ないことばっか 堂々巡り気付けば私 独り 君んとこ行けないや このままじゃ 届かない  帰り道の途中やっと見つけた 傷ついた君に かけるべき言葉 いつだってそうだ 間に合わないんだ 「ありがとう」のメールに返す「ごめんね」  行ったり来たりでアピールして 誰かの助けを待つだけの そんな毎日はもう 捨ててしまわなきゃ  簡単だって言ったじゃない、先生 大きくなるほど出来ないことばっか 清純ぶったあの娘みたいに ひらひら世渡っていけたなら いいのに  「等身大の私」という怠惰の正当化 「泣ける歌!」という感動の押し売り 「いつもキレイに使ってくれてありがとう」震える脅迫 疑わしい世界だ この両目を惑わせてみて  講釈垂れるだけ 私 ペーパードライバー 衝動なんて解せないままだ 大事なもの一つ守れたら 胸張っていいですか?  半人前のまま 私 ペーパードライバー 教科書通りにできないことばっか 堂々巡り気付けば私 独り どこへも行けないや このままじゃ 届かない
Safari見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ眠れないな 明日も早いのに 止まらないな 無駄って知ってるサーチ あと2回くらい 確かめ直さなきゃ 終われないよ 静寂がやかましい  迷ったら右、と決めているけど 今日は左を選んでみる くだらない なぐさめ  そんなふうに笑う人だっけ 酔ってハメはずす人だっけ 知らない 知りたい  たくさん 求めすぎて 何が欲しいのか 分からないんです  眠れないな もう朝が来るのに ほんとヤバいな 瞬きも忘れてワープ あと5回くらい 嫌いにならなくちゃ 釣り合わないよ 朝焼けがさらってく  たくさん 抱えすぎて 何が要らないのか シンプルって何なのか 分からないんです  ゴミみたいな 文字をかき分けて 探したいな 全てを変えるようなページ あとどれくらい 期待していいんだろう 話したいよ 欲しいのはそれだけ
レプリカ見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ泣いた ビンのふたが開けられなくて泣いた あんたなんか何もできないって言われた気がして泣いた  泣いた 携帯が見つからなくて泣いた 誰とも繋がってはいけないのかな 怖くなって泣いた  一人でいるときにだけ泣いてる 自分に酔ってるみたいでなんかムカつく 面倒臭い奴だって笑えてくる ほらね 私 忙しいや  膨らんだ風船に針を刺せ 飲み込んだ空しさを忘れるな 君に会うなら笑っていたい 作り上げた精巧なレプリカは“私” お気に召すかしら  飽きた 叶わない夢ばかり見るの飽きた いつまでも子供みたいだって言われてごまかすの飽きた  続く どうしようもない日々だとしても続く 転がってるプライド集めて丸めて捨てるために続く  すれ違った誰かの優しさとか 思い出し笑いを堪えてる顔とか 嬉しくなっては勝手に安心してるよ ほらね 私 ちゃっかりしてるや  惑わせる情報に愛を足せ 踏み込んだ右足よ恐れるな 君に会うなら余裕でいたい 夢見がちで貪欲なレプリカは“私” お口に合うかしら  泣いた ビンのふたが開けられなくて泣いた 泣いた 携帯が見つからなくて泣いた 飽きた 叶わない夢ばかり見るの飽きた 続く どうしようもない日々だとしても続く
もう一度会ってはくれませんか見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ私がここにいるのには一体いくつの理由があって あなたがここにいないのにはいくつの正しさがありますか 闘わせたら負けてしまうことなんて重々分かっているんだけど それでも暖かくなってきたし 私も少し綺麗になったし もう一度会ってはくれませんか  甘やかされて育った私はどこまでも楽観的にできていて 悩みやすいあなたのことを 正直分かりきれないでいます 致命的なミスも七十五日で消えるんじゃないかって そんなわけはないんだけど それでも優しくなりたいんです もう少し強くなりたいんです もう一度会ってはくれませんか  寝そべった夕暮れを 切り裂いて バスはゆく 行き先はどこでもいい あなたがもういないこと お願い 今だけ 忘れさせてよ  想像力の欠如 要するに子供だったんでしょう 私の知っているあなたはあなたのうちのほんの一部でしかなく “知らない”ということに対峙する毎日は どんどんと色をなくしていくんだけど それでも写真の中あなたは 優しい緑色のシャツを着て 今日も笑いかけてくれますね  最後に会った日は 嫌味なくらいに晴れていて あなたとの会話を私 一語一句違わず覚えています 自分でも気持ちが悪いと思うけれど 本当のことなんです それでもいつか色褪せていくんでしょうか そんな自分なら殺してしまいたいんです そうしたらあなたに会えますか  散りばめた街灯を 飲み込んで バスはゆく ありふれた春が来て 私だけ歳をとる あなたの「おめでとう」 二度と聞けずに  大切なものはそれを失ってから気付くという だけど私にはずっと大切だった 全てに意味があるとは思わない 運命が正しいとも思わない バスが揺れる こぼれた涙はあなたのぬくもり  寝そべった夕暮れを 切り裂いて バスはゆく 行き先はどこでもいい あなたがもういないこと 今だけ 今だけ 忘れさせてよ  私がここにいるのには一体いくつの理由があって あなたがここにいないのにはいくつの正しさがありますか  もう一度会ってはくれませんか
砂のお城見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ精一杯の明るい声で 「じゃあね」と言って電話を切る 静寂のなかに時間が戻って ため息をつく 罪がまたひとつ増えた  騙し騙しで 暮らしてきたわ とても立派な 砂のお城  この身ひとつで どこへでも 憎むことももう 馬鹿らしいや あなたのせいにしないよ 環境のせいにしないよ 朝が来る前に できるだけ遠くへ  砂のお城 もう戻らない場所  ボロボロになって向き合うほどの 覚悟もないのに壊さないよ 強い風には密かに期待してる 失うのなら いっそ記憶ごと奪って  私なんかの 想像よりも 世界もきっと 矛盾ばかり  ズルい私で ごめんね 嘆くことすら 子供じみてる もう傷つけないように 逃げることだけ許して 大切だよって 最後に言えるかな  砂のお城 あなたといた場所 砂のお城 もう戻らない場所  この身ひとつで どこへでも 憎むことももう 馬鹿らしいや あなたのせいにしないよ 環境のせいにしないよ 朝が来る前に できるだけ遠くへ  砂のお城 あなたといた場所 砂のお城 もう戻らない場所  砂のお城 あなたといた場所 砂のお城 もう戻れない場所
MUSIC見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ一体いつからそこにいたの? 入るときにはノックくらいしてよ そうやっていつの間にか居座って 私の心奪わないで もう手遅れ  音楽は世界を救うよ まるで胸を焦がす太陽 私は私も救えないよ まるで不釣り合いな関係  音楽なんか聴きたくはない そんな日があるよ 本当のことだよ ヘッドホンと一緒にブルー 外せたらな 簡単なのにな 音楽なんか聴きたくはない 今日に限って 帰り道ふいに 聞こえてきたノラ・ジョーンズに泣けたりして 安心して あぁ  油断をしてたら見失うよ 分かってたはずの出口だって そうやっていつの間にか井戸の中 落ちたことにも気付かない 蛙は誰?  音楽は答えを焦らすよ まるで思わせぶりな小悪魔 私は私が分からないよ まるで浅い夢をみてるみたい  ラララ...  音楽なんか聴きたくはない そんな日があるよ 本当のことだよ 今の自分じゃあの子に会えないよな 情けないよな ライブになんか行きたくはない 今日に限って YouTubeのなか 鳴り止まないアンコールに泣けたりして 安心して  音楽なんか聴きたくはない そんな日があるよ 本当のことだよ ヘッドホンと一緒にブルー 外せたらな 簡単なのにな 音楽なんか聴きたくはない 今日に限って 帰り道ふいに 聞こえてきたノラ・ジョーンズに泣けたりして 安心して  届かなくて 恋い焦がれて 分かってよね 助けてよね あぁ  ラララ...
花嫁見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキ12:00am までには帰って来てね 明日を一緒に迎え続けたら 2人の未来は終わらないでしょう? つまらない嘘はつかないで話して 大抵のことなら許してあげるわ わがままな私を選んでくれたんだから  いつもより私 ずっと綺麗でしょう? 惚れ直してもいいよ キザに褒めてもいいよ 緊張してる あなたの横顔 こんなにも愛しい 笑っちゃうくらいに  健やかなるときも 病めるときも その命のある限り 愛することを誓いますか?  12:00am までには帰って来てね 明日を一緒に迎え続けたら 2人の未来は終わらないでしょう? 記念日の頃には注意深く見ててね 何が欲しいかなんて聞かないで いくつになっても驚かせて 喜ばせてよね  大抵のことなら許してあげるわ わがままな私を選んでくれたんだから
センチメンタル見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキあたし 飛べないけど 飛び方は知ってるの 夢で見たから だから 歌ってるの 飛んでるみたいに歌ってるの  大好きなママが泣いてた 笑った顔と怒った顔しか 知らなかったのに 僕が守らなくちゃ 強くなってさ 悲しみをやっつけるのさ  なんとなく今日はセンチメンタルデー そんなときは 思い出して 君のも聞かせて どんなくだらないイメージでもいいよ 笑っちゃうくらいがいいよ  「いつか大人になったら 結婚しようよ」 背伸びばっか したがってたっけ だけど ブランコが好きで 軋む音も錆びた臭いも 独り占めした  小さな身体 うねらせてさ 宇宙だって描いてたね 頭ん中でさ 今でも どこへも 消えてないはず  愛したいなって思っていたって 嫌になって 一日中 考えてるフリしてたり 目が回りそうなスピードで変わってく 世界をまだ捉えてたいよ  なんとなく 今日はセンチメンタルデー そんなときは 思い出して 君のも聞かせて どんなくだらないイメージでもいいよ 笑っちゃうくらいがいいよ  あたし 飛べないけど 飛び方は知ってるの 夢で見たから
だいたい思ったとおり見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴松岡モトキだいたい思ったとおり 約束はいつの間にか忘れられた だいたい思ったとおり 夢で逢えたことなんてないの  朝って こんなに簡単に来るのね めちゃくちゃなメロディーで茶化した そして急いで改札を抜けた 君が困ったように笑ったから  いじらしく たおやかに いたいだけじゃないんだ  だいたい思ったとおり 分かり合えたそばから離れていく だいたい思ったとおり こうやって守る癖がついた  せめて どうか完璧に演じて 馴れ合いの正義じゃ満たせない 君の部屋でなくしたボタンが いつか君を後悔させますように  さよならと 言えたのは 君のためじゃないんだ  だいたい思ったとおり 約束はいつの間にか忘れられた だいたい思ったとおり 夢で逢えたことなんてないの  だいたい思ったとおり 分かり合えたそばから離れていく だいたい思ったとおり こうやって守る癖がついた
ラブソング見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴自分探しに行く前に 鏡を見ればいいだろう 情けない顔 それがあなただ 逃げないで 愛して あなたは美しい  あなたの生きる手がかりを もし少しでも担えるのなら 届かない日も 照れる言葉も 逃げないよ 歌うよ あなたにラブソング  嘘を真実に変える イメージを現実に変える 力がここに溢れている 汚れた街に朝が来る頃 その似合わない服は 脱いだらいい 裸でいい 迎えに行くよ  自分探しに行く前に 鏡を見ればいいだろう それがあなただ それがあなただ 逃げないで 愛して あなたは美しい  使い捨ての身体を使い切って ただ一つの方法を見つけて  自分探しに行く前に 鏡を見ればいいだろう 情けない顔 それがあなただ 逃げないで 愛して あなたは美しい  あなたの生きる手がかりを もう少しでも担えるのなら 苦手な夏も 不安な夜も 逃げないよ 笑うよ これがラブソング  使い捨ての身体を使い切って ただ一つの方法を見つけて
秘密見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴君が手を引いて今日も連れ出してくれる 世界を変えるのは自分、なんかじゃない いつだって君と会う週末 背伸びした週末  臆病なのも 自信が無いことも 知られたくないだなんて 愛じゃないのかな  だから 一緒に暮らそう、なんて言わないでよ 平凡な私に きっとすぐに飽きてしまうよ 嬉しいのに怖くて 泣いてまた困らせた すぐそばを春がすり抜けた  繰り返すことを何より恐れてきたの 服も髪型も変えた 会う度に いつだって変わり続けなきゃ 進み続けなきゃ  本当はすぐに 何もかも許して 誰よりも君の近くで 息をしていたいよ  だけど 一緒に暮らそう、なんて言わないでよ 平凡な私に きっとすぐに飽きてしまうよ どうして何も聞かずに ただ抱きしめてくれたの? ぬくもりを夜が追いかけた  無理をしてるわけじゃない ましてや嘘をつきたいわけじゃない 踏み切りが開いて 閉まって 開いて まだ渡れない こんな私 変わりたいよ 君が好きだよ  それでも 一緒に暮らそう、って君は言ってくれた 平凡な言葉で こんなにも特別になれたよ 嬉しいのに怖くて 泣いたのもバレてたね すぐそばを春がすり抜けた
妄想と現実とチョコレート見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴ある日僕は夜に言った “妄想をここへ連れてきてよ その顔はきっと無責任だろう ほらやっぱりって笑いたいんだ そして 話の分かる奴ならば その持て余した自由を少し分けてもらうんだ いいだろ?”  あぁ あぁ...  またある日僕は夜に言った “現実をここへ連れてきてよ その顔はきっと滑稽なんだろう ほらやっぱりって嘆きたいんだ そして 話の分かる奴ならば その信念に少しユーモアを与えるんだ いいだろ?”  あぁ あぁ...  現れた妄想と現実は とてもよく似た顔をしていた 僕を哀れむように 優しく 優しく 微笑んだ ぼくは泣いてた  あぁ あぁ...  最後に僕は夜に言った “チョコレートを一つ僕にちょうだい その味はきっと平凡なんだろう ほらやっぱりって安心したいんだ そして 話の分かる君ならば その大げさなプライドに僕とおそろいのヒビを入れたいんだ いいだろ?”  あぁ あぁ... 朝 どこ?
私の良いとこ見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴私の良いとこ 言ってみて 私の良いとこ 言ってみて 眠れるまで やめないで 眠れるまで やめないで  どぶ川をさらうような日々と 滑り落ちてく 一秒 一秒 ベッドの上で見る夢だけ 気味が悪いほど鮮やかで 困る  偽物の傷口を晒して 大げさに痛がってる ずっと ずっと 塗りつぶした希望に 名前でもつけてみようか 2人で  私の良いとこ 言ってみて 私の良いとこ 言ってみて 眠れるまで やめないで 眠れるまで やめないで  あとどれくらい抱き合えば あなたの内側へ消えてしまえるかしら その目から見る世界はきっと美しい  私の良いとこ 言ってみて 私の良いとこ 言ってみて 眠れるまで やめないで 眠れるまで やめないで  眠れるまで やめないで 眠れるまで やめないで
明日天気になりますように見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴いつだって日常はゆらゆらりと漂うのに 誰かのせいにして 窮屈だなんて謳ってないで 例えば土曜日の昼過ぎ ノドが乾いて目が覚めて 遠くの友達のこと ふっと思い出すような  温かさをこぼさないで ぎゅっとその手の中で  「明日天気になりますように」 誰にだって祈る日がきっとあるはず 雨音が響く夜を 掴まえよう 目になんて見えなくても 信じるから優しくなる そうやって僕らは繋がってゆける  もしも人の気持ちが全部 透けて見えてしまったなら 言葉はもう要らないかな? そんなのつまんないや  時代(とき)を音楽が彩るのを ずっと見つめていたいのです  永遠も奇跡も運命も あるかどうかなんて考えちゃ野暮だよ 覚えたてのメロディーを今 口ずさもう 形のないものだからこそ 信じるから強くなれる そうやって僕らはまた歩き出せる  「明日天気になりますように」 誰にだって祈る日がきっとあるはず 雨音が響く夜を掴まえよう 目になんて見えなくても 信じるから優しくなる そうやって そうやって  永遠も奇跡も運命も あるかどうかなんて考えちゃ野暮だよ 覚えたてのメロディーを今 口ずさもう 形のないものだからこそ 信じるから強くなれる そうやって僕らはまた歩き出せる
普通見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴不自然が服を着て 踵の高い靴を履いて 無理して笑う でも これって普通なことでしょ? うんざりしてばかりだけど  すごく好きなのに 憎らしくなって すごく楽しいのに 帰りたくなるよ 神様 手違いですか?  ここは自分の場所じゃないって まだもっと先に 行かなくちゃって 君の泣き顔 見ないふりした 普通ってマボロシ? 探してる 無いものばっかり  不器用が服を着て トイレに行って 働いて たまにサボる でも これって普通なことでしょ? 疑ってばかりいるんだ  「いつか世界を変えるんだ」 語るあいつのワンルーム 手持ち無沙汰で恥ずかしくなるよ 神様 人違いでしょう?  あなたらしく生きればいいって 言われるたびに むずがゆくなって 自分のことが 一番分からないや 普通って何だろう? 君らしく生きてみせてよ  他人の粗探しばかり喜んで 優しくされたら信じすぎて 君の全てを知ったような顔をした 少しは分かるよ  ここは自分の場所じゃないって まだもっと先に行かなくちゃって 君の泣き顔見ないふりした 普通ってマボロシ? 探してる 無いものばっかり  普通って何だろう? 探してる 無いものばっかり
悲しくなることばかりだ見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴ステージでは今日も自己と事故を履き違えたライブ 「歌詞に注目して聴いて下さい」って君は言ったけど 君のギター さっきからチューニングがめちゃくちゃで 気になって歌なんて聴いてられない  居酒屋では饒舌に面白くもない自慢話が続く 「俺にはすごい計画がある」って君は言ったけど 君のタバコ さっきから灰が料理に散らばって 気になって話なんて聞いてられない  悲しくなることばかりだ 悲しくなることばかりだ 繋がれないことばかりだ 毎日 毎日 それでも 抱きしめたくなる 愛おしいことも確かにある 面倒な日々を どこまで愛せるか  タイムラインでは今も鮮度だけが取り柄の文字が泳ぐ 「ここだけが私の自己表現の場所」って君は言ったけど いつだって いつだって誰かのリツイートしかしていない それってオウム返しって言うんじゃなかったっけ あぁこんなふうに君を知りたくなかった  ねぇ いっそ私も仲間に入れてもらってもいいかな 厚顔無恥な君たちが少し羨ましいんだ まーほとんどが嫌味なんだけど少しは本心 ほら聴いてよ こんな歌、飽きちゃったのかな?  悲しくなることばかりだ 悲しくなることばかりだ 分からないことばかりだ 毎日 毎日 いつのまにか積もるストレスに 潰されそうでも負けないで 窮屈な日々に どこまで笑えるか  うろたえる君を見るのが怖くて また何にも言えずに 俯いたり頷いたり 一番悲しいのは こんなに私が臆病なこと  悲しくなることばかりだ 悲しくなることばかりだ 悲しくなることばかりだ 明日も 明後日も 擦れ違うことはなくならない 争うことはなくならない 繋がったつもりが馬鹿を見る かもしれない わからない だけど人間は面白いぜ 分かり合えないから面白いぜ 面倒な日々を諦めない 産まれてきたが最後 どこまで愛せるか
寄り道見田村千晴見田村千晴見田村千晴見田村千晴設楽博臣「歩こうか」と君が言って 「歩こうか」と私が答える 星の見えない空に 白い息が虚しく消える  君の肩の高さも歩く速さも分かってるのに 優しさと愛情の区別はつかないでいる  透明な冬の夜空を 埋め尽くすくらい 星を描いてよ 街中が顔を上げたら 2人で宇宙へ飛び出そう 「いつか きっと」なんて言葉じゃ 意地悪な私は物足りないから このかじかんだ手を すぐに握って  「寒いね」と私が言って 「寒いね」と君が答える いつも通り穏やかな君に 背伸びをしないこの街は似合う  分かりきったことなら口に出して確かめるのに 肝心なことほど 後回しにしてしまうね  過去に流した涙を 全部集めて 海にしようよ そして真ん中に 小さくていい 2人だけの島を作ろう 「いつか きっと」なんて言葉じゃ 臆病な私は信じられないから またわがままで君を 試してしまうよ  次の春を君は どこで迎えようとしてるの? ただの寄り道だったって笑ったりするの? ふわ ふわり 浮かぶ夜が回る  透明な冬の夜空を 埋め尽くすくらい 星を描いてよ 街中が顔を上げたら 2人で宇宙へ飛び出そう 「いつか きっと」なんて言葉じゃ 意地悪な私は物足りないから このかじかんだ手を すぐに握って
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