鴨田潤作曲の歌詞一覧リスト  32曲中 1-32曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
終わりよ鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤転がって転がって いったいあなたはどこへゆく 何時だって今だって 知らないところでわろてる 「黒だ」って「白だ」って 終わらぬLoopを背中に 暗がりでぶつかって 出口を手探りどこへゆく  終わりよ 来ないで  終わりを 拒み  連なって群がって いったい彼らは何してる 嘘だって知りながら 被害者面して居座って 「誰だってあのときは」 枕詞に糊をつけ 口先で踏みつけて 発狂卑怯で生きている  終わりに してやる  終わりの はじまり  言葉って言葉って なにより誰より正直で こだわって隠しても あなたの本音を炙りだす 鈍感な人だかりが 雨後の竹の子 唯一の出口も 塞いで増殖  終わりと 知らずに  終わりと 気づかずに
鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤I love youを毎日言えど I love youは板につかず  愛想よい吹きだしつけど そのコマでは人っこひとり  額縁に飾り眺めるほどの 美しさは宿らぬ  美しさは宿らず  I love you
久々鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤新幹線の先頭席 映画と車窓を見くらべて  体の痛みに起こされて 慌てて荷物を抱え降り 人混みすいすいすり抜ける 昔のように急ぎ足  あそこの駅で途中下車して あそこのパン屋に寄ってみて  あの商店街も抜けてみたい そんな思いもメモ帳止まり 遅刻の言葉を考えないと  ひさしぶりの友達と会っても失望するだけ なのに 間がさして、さして、そして 返事したのが今のこれ  かわらぬずさんな言葉尻 まだらな思い出は今に重なる  懐かしがってる時間をよそに 残酷な距離を思い知る  たまにはこういうのもいいもんだね なんだかみちがえった気分だありがとう  まったく変わらぬ脳天気さ 考えすぎとは正反対 明日までには忘れないと  ひさしぶりの友達と会っても失望するだけ なのに 間がさして、さして、そして 返事したのが今のこれ
道草鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤水曜の昼間なのに 農大通りはひとがいて 麻婆豆腐を考えながら 自信の湧かない服装で 歩いてる  突然できたクレープ屋 学生と主婦に遊ばれる 向かいの蕎麦屋のように 次第にここにも染まって ゆくだろう  誰のことばも嘘にまみれて 誰と話しても退屈で 誰もが知らない山荘で この、街のことを咀嚼、する、しか なし  わかりあえない というより わかりを恐れる人々との 決断は強いられて いる
切札鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤会社のなかではdiamondsの3 友達の間はclubsの7 子どものころはspadesの8  あなたは私を査定する あなたのgameのなかで 勝手に  あなたは私を詠めないまま あなたの粗雑な描写で 値踏みをして押しこめる 勝手に  あなたのおろかな手札に なるわけないことすらもわからず 勝手に
旅の雫鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤Trip trip trip あなたはわたしを拡張する (Trip trip trip) あなたの生活を覗かせて (Trip trip trip) あなたはわたしの現実に (Trip trip trip) 慌てたわたしを置いて去る (Trip trip trip)  聞こえた声は 耳で歌った 沈黙は苦く 時間を急かす  Drip drip drip あなたがわたしにしたたる (Drip drip drip) あなたのわたしに浸って (Drip drip drip) あなたがわたしに残した (Drip drip drip) あなたはわたしを揺るがす (Drip drip drip)  聞こえた声は 耳に居座り 沈黙は語る 時間の効能を
最中鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤きみが陰口を叩く最中 きみが人目を気にする最中 きみが金勘定してる最中 きみが正義を歌う最中 きみが言い訳を歌う最中 きみが泣き言で稼ぐ最中  僕は  きみが皮肉で笑う最中 きみがつっこみをいれる最中 きみが他人事と突き放す最中 きみが見下してはしゃぐ最中 きみがかしこげに弁打つ最中 きみがきみらしく卑しい最中  僕は  この午後6時の空に 体のなかにたまった言葉を 洗って空っぽにしてふたたび 新しい言葉で支えようと 自分自身を保とうと あがいていた 気のままになろうと  書き加えろ きみの怒りを 書き加えろ
100鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤誰も 途中で 匙を投げる この無限の 時間を 和やかに つきそう  これは はじめて  手にいれた あなたと 世界との 入り口ゆえに 朝から晩まで つづけよう
フルーツサンド鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤鴨田潤バカだな なんども 言わせることじゃ ないのに 欲しがるきみの 瞳が 美しく ほほえむなら それくらいしか できないけど 何十年も 続けていうよ いうよ 「誰しもひとの 気持ちなんて 続かなくて さめるから “絶対”なんてことばは ありえないの」と 駆け引きをする かわいいきみに それでもたとえ 信じなくとも 死ぬまで 続けていうよ  愛してる と 吐き気がするほど にあわない てれくさい ことばだがバカだろいうよ いうよ いいたいんだ 何度でも誓うよ  きみがフルーツサンドを うれしそうに食べるのが好きで かなしませたりよろこばせたことを 思い出すんだ  きみとぼくが同じように ゆらせあった感情が ふたりの目尻のシワに 刻まれてゆくその時間すべてを  愛してるよ この世のすべてのできごとを ふたりで 分かち合いたいんだ  愛してる と 吐き気がするほど にあわない てれくさい ことばこころ込めていうよ いうよ いいたいんだ 何度でも誓うよ
わらって.net鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤鴨田潤唇かすかにふるわせ 戸惑う指先を迷わせる 下書きのなかでゆれてる 言葉それがいまの(わたしorあたし) ってわたしかあたしか一人称 すらままならないよこの文章  嬉しい気持ちを表現すれば、 だれかに妬まれんじゃないかって  送信ボタン押せないわ 悲しい性ね 露骨なマイナス思考を わらって わらってってば お願いだから 頭ん中がんじがらめになってるわ おお...! 救って 救っててば お願い いつか更新してやるぜインターネット 1.2.3.4.  もうもうもうもうぜんぜん... いやいや...そんな...と謙遜 しつつ、褒めあうライバル牽制 年齢詐称の変装 毎秒刻みの戦争  女子アピールしないとなって 手料理自慢してるひとや 泣いて甘えるうまいひとや 末っ子感が得意だとか  バカバカしいよさよーなら 競わされてる向こうがわ に きみの手をひいて連れだす 大きな呼吸つかみたくて  炎上している世界も 落書きみたいな世界も こんなちっぽけなわたしが 幸せにすると考えてる  そう信じて いるけれど 悲しい性ね またまたマイナス思考が おそって おそってくる お願いだから あっちにいってて人生かかってるんだから おお...! 迷って 迷ってたけど 恥かく準備 好奇心とからだひとつで未来へ飛びだすんだから  わらって わらってってば お願いだから きみの笑顔がみたくてここまできてるんだよ そう...! 救って 救ってみせる おまたせ 今から更新してやるぜインターネット はじまりだよ
ハウスミュージックだけが鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤鴨田潤おねがい どうか 夜よ 終わらないで 朝が はじまれば きみが かえってしまう 時計を ゆるめるように 流れる 音楽は 未練がましくさけぶこころ やさしくくちどめて  寂しさは 雪となって 胸に 降りつもる だからさ 夜の果てまでふたりだけのひみつを つづけていこうよ  ハウスミュージックだけが いつもの場所で この世界でいちばんやさぐれてる やさしい場所で ゆめをみせてくれる  おねがい どうか 夜よ 終わらないで  朝が はじまれば きみが かえってしまう  時計を ゆるめるように 流れる 音楽は  未練がましくさけぶこころ やさしくくちどめて  寂しさは 雪となって 胸に 降りつもる  だからさ 夜の果てまで ふたりだけのひみつを つづけていこうよ  ハウスミュージックだけがいつもの場所で この世界でいちばんやさぐれてるやさしい場所で ゆめをみせてくれる
Blue Canary鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤 featuring 寺尾紗穂鴨田潤鴨田潤浮かんで色づき 流れてゆく空  なんだか多くを 思い出して恥らう  浮かんで色づき 流れてゆく空  あなたがうつした こころの景色に この胸の愛を あなたへの想いを かさねたくて 古くて切ない ひとりごとを そらに、はなした  Blue Canary  あなたの夕暮れが 心に焼きついて なんだか遠くの 広い景色を眺めていると この胸の愛を あなたへの想いを かさねたくて 古くて切ない ひとりごとを そらに、はなした  Blue Canary
いてもたってもいられないわ二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band鴨田潤鴨田潤お手を 引き抜き(そこで) 後ろ 振り向き(それに) 理屈 抜き抜き(そんな) あなた 好き好き なんて ウワサ 口々(そらし) 歌う ブギウギ(そばで) 合わせ ノリノリ(そうね) 今宵 ハリキリ  お空を見上げていたらね お星様が魅力で 思わず寝間着のままで お外へ飛び出し 「どちらへ?」  あの街 この街 次々 攻め込み いてもたってもいられないわ  明日 意識し(あ、いた) 今日も 待ち侘び(あまい) お茶で 落ち着き(あらま) だけど 無理矢理 あわて 背中 飛び乗り(あたし) 心 はみだし(あきた) 服を 次々(あいの) 着替え ウキウキ  お空を見上げていたらね お星様が魅力で 思わず寝間着のままで お外へ飛び出し 「どちらへ?」  あの方 この方 次々 攻め込み  いてもたってもいられないわ  火照っちゃって 踊っちゃって わ・す・れ・さ・せ・て!  上がっちゃって 困っちゃって や・ぶ・れ・か・ぶ・れ!  いてもたってもいられないわ
Her In Pocket(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤乾ききった風が荒れた喉かきむしって Pocketのなかの焦燥に 「この先で待ってるわ」と書き残す  涙ひとつ飲みこんで荒れた喉を潤して Pocketのなかの約束に 「その先でかならず」と握り締め  もう いつも思い出して  “So, I just called for your name many times” せめてきみの寝顔を  “I read over your email many times” 抱きよせる瞬間を夢みて  夢みてなんども壊れてく  わめきだした夕凪がきみの頬思いだせて 海の青も街並みもわだかまりも赤く染めてく  悲しみも飲みこんで荒れた心を冬にした Pocketのなかの約束が 握り締めた温もりで溶けてく  もう いつもふたりだけを  “So, I just called for your name many times” せめてきみの笑顔を  “I read over your email many times” 抱きよせる瞬間を夢みて  夢みてなんども壊れてく
Soul Music(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤てか、 ボ..クらは..住みなれたこの街から移.. 動..するしか..ないこともないが たったひとり..きみのためだったら ど..こにでも..いくよソウルミュージック さながら  BOYSみたいに とっぽい帽子が  てか、 さっ..きまで..きみがキスでとどけた ドッ..キリみたいな..あの濃厚な味が の..どぼとけで..ほろ苦くなってて 残..酷な..味だソウルミュージック悪魔だ  BOYSみたいに  いしきつなげたら  あたりかまわず きみのまなざしの 目のまえにだけ 乱反射する  息を吸いこむ 手のひらのなか ボクを見透かしておくれ  きみのソウルミュージックNO.1サッ  BOYSみたいに とっぽい帽子の GET DOWN  今、 ねっ..とりと..きみの思考回路が マッ..クスに..治外法権だから じっ..くりと..ボクは待つのをやめて ジャン..プして奪うソウルミュージックささげた  BOYSのそとに  いしきつなげたら  森羅万象 Odbの潜水艦で 滑らかにゆれる  息を吐きだす しゃぼんのなか ボクを見透かしておくれ  きみのソウルミュージックNO.1サッ  BOYSみたいな とっぽい帽子が GET DOWN
半径1mの夏(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤たらした汗も 溶けてくアイスクリームも 落ちてくぼくの心も すべてきみの 半径1mで起きた夏の出来事さ  これから他人同士としてふたり 季節をこえるつよさを探さないと 給水塔の影のように長く遠く きみがはなれてゆくから  もうふたりの足元から透けるように 半径1mの夏が消えてなくなった そしてふたりはおたがいを知らぬころの 半径1mの夏を歩いた
Hocus Pocus(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みることばを投げあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズに ぼくらはいつも弱いんだから  Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みる傷口なめあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズは ぼくらをつなぐ呪文なんだからさ  今日で何回目だよ こんなムードになってるのは  「これだけは言わせて」と それが口癖になってきてる  せっかくおしゃれにきめたのに ふしぎなメロディたたき続けてる ださいピアノマンとお別れの時間  Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みることばを投げあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズに ぼくらはいつも弱いんだから  Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みる傷口なめあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズは ぼくらをつなぐ呪文なんだからさ  けっきょくこたえをきめたのに 思い出にしがみいずれ崩れゆく たかいポン・デュ・ガールともお別れの時間  Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みることばを投げあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズに ぼくらはいつも弱いんだから  Hocus Pocus さよならするなら もう 沁みる傷口なめあうのはやめておこうよ センチメンタルなフレーズは ぼくらをつなぐ呪文なんだからさ
Surround Island(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤言葉と音の波間に耳を傾けながら  君のアイデアが僕に溶けるのさ  意識が交わり繋がれば立体的な夢心地に  ふたりの中に広がる世界で未来が跳ねて空を舞う  僕達だけのSurround Island
陽炎リディム(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤君の目にうつる夏は 何時も広く晴れわたり 眩しく射すかげろうを 僕の胸に焼きつけた  そう  オーライ 足もと伸びる影が アスファルトで揺れてら キラリとひかり浴びた 君の顔が笑えば  夏のにおいに そそのかされてゆく  オーライ あたたまったからだを 水を浴びせ冷やして リディムの音にあわせ 君の声が歌えば  夏のかおりに そそのかされてゆく  あまい陽ざしに 呑みこまれ夢みる  君の目にうつる夏は 何時も広く晴れわたり 眩しく射すかげろうを 僕の胸に焼きつけた  そう  思い出になりそうなこの日が はにかんで汗をたらし過ぎる  君の目にうつる夏は 何時も広く晴れわたり 眩しく射すかげろうを 僕の胸に焼きつけた  君の目にうつる夏は 何時も広く晴れわたり 眩しく射すかげろうを 僕の胸に焼きつけた  そう
Skyper(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤あぁ、 泣き空を君が駆けてけば 虹を掲げに さぁ、 降り出そう僕のスコール  あぁ、 青空を虹が架けてけば 君を眺めに さぁ、 飛び出そう僕のスコープ  てりかえし うつしだす 七色の彩りは 浮かれ咲き 乱れ落ち 僕達の街に届く  待ってたような気がする かつてない事だから 待ってたこの街に 明後日が降りそそぐ
R.E.C.O.R.D.(((さらうんど)))(((さらうんど)))鴨田潤鴨田潤真夜中にふと、ひとり 君への思いに耽る  この先も君を幸せに出来るかと  二人が合わせた息の数を刻んだ深い溝に そっと大切に針を落とせば 隠れてた君の魅力が鳴り出した  君を喜ばせる事を忘れず...  とてもシンプルな話だが これが難しい目標なんだ  二人が重ねた年の数を刻んだ深い溝に そっと大切に針を落とす事を 思い出し僕はレコード鳴らすのさ  君と笑い明かす日々を続ける...  とてもシンプルな話だが これが難しい人生なんだ
Magic Number鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤魔法の様な瞬間を 君が今 呼びよせた  どんどん袖から遠ざかって 近づいて行く舞台の中心 「無心に」 人々の前 姿、かたち 心 解け 緩み、笑い 大人気無いひと時 酔いしれ 振り返れば あっと言う間 がむしゃらにやりきれば終わってた 疑って瞬きすれば  途端、手叩き、歓声 目の前広がる賞賛 冗談みたいな瞬間 気持ち悪いけど一体感 実際は何分間? けど 集中しすぎて 何年間も見たかの疲れと安心感  では このまま 君はこれから 体が息を吐くように 至極、自然に離れて そのまま見えなくなって 見渡してみても見当たらない  はじまりが君を連れてゆく  それまでを全て振り切り そしてここからは振り出し 張り出した胸に気を付けて 繰り上げてる階段、思い出し 足元から天辺まで 満ちているのが伺えて 飲まれずに飲み込んでいける  だから このまま きみはこれから 体が息を吐くように 至極、自然に離れて そのまま見えなくなって 見渡してみても見当たらない  はじまりが君を連れてゆく  魔法の様な瞬間を君が今、呼びよせた
昨日は、鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤ただいま朝の五時 なかなか寝つけずに 窓をあけて風を呑み ドアをあけてうちをでた 何がほしいわけでも 無いのにふらふらと 町を歩いてコンビニへ くりだす  ただいまと戻っても 何時もどおりひとり 白くたまったホコリと 散らかったままの服 何時かは片付けようと 考えながらふとんに 転がり、またふたたび 思い出す  夜中の電話 なぐさめようと あれこれ言うが裏目に出て 気まずく切った  できる事ならば早く 君の誤解を解きたいが どう打てば良いかわからず 前置きだけのメールの途中で 眠った  夜中の電話 なぐさめようと してくれたのにごめんなさい、と メールが届いた  できる事ならば早く 君に会いに行きたいが 今は仕事中だから 俺の方こそ、ごめん、と返して 弾んだ
パンピーブギ鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤そんなこんなでどうにも テレビに出ている女がエロ過ぎる 薄着で谷間も見せるし くびれにくびれてずばりゆれて良し  そんなこんなでどうにも マスコミの流すゴシップが大げさで あいつとこいつがデキてる 喧嘩や借金、失言知れて良し  ゲスいと言われりゃ身もフタも 無いよな、ほんとその通り だけど、忘れてくれるなよ それらと にらめっこしながら 笑って しかめて 向き合って歩んでる  ゲスいと言われりゃ身もフタも 無いよな、ほんとその通り だけど、忘れてくれるなよ それらと にらめっこしながら 笑って しかめて 向き合って歩んでる  ストレス溜まった私らが 澱んだ川を見下ろして 水面に映る自らと そいつと にらめっこしながら 笑って しかめて 向き合って歩んでる
無理問答鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理!  悪いが後にしてくれない? 今はいっぱいいっぱいだ 君の願いも聞きたいが 俺にも自分のペースがある  無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理!  悪いが後にしてくれない? 今はゆっくりしてるんだ 突然、急に言われても 俺にも自分の都合がある  無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理!  分かってくれよな わがままな君だけど 忘れてくれるな 君の事は好きさ でも、今は  無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理! 無理!
おんなのおっさん鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤こないだあった話なんですが 俺の住んでるアパートに 夜の仕事してるおかまのおっさんがいるんですけど そのおっさんが女装して、 俺が毎朝使ってるバスに乗って来た。 だいたい朝のバスってもう同じ人ばっかりなんで おっさん、ひとり目立ってね 近所で会釈するくらいの顔見知りなんですが こんな二つ隣の駅のバス停で見るとは  おっさん、どこ行くんだろうか?  なかなか浮かばれない この朝の空気が いかさま、騙されない 愚か者の奮起で どうした? 何時もとどうやら違うが 通りを見慣れたバスが横切って  通勤通学詰め込んだ 駅までのバスに乗り込んだ 見慣れた面子とプラス1 見慣れた面子2度見をして  「あれは一体何なんだ?」 「あいつは一体何なんだ?」 「朝から一体何なんだ?」と 思ってるのが目に見えたり  化粧もはげて素性が出た 女の格好のおっさんの羞恥心は周知も承知 まるで教室に犬乱入 背広の足並みを乱した あいつは一体何なんだ? あいつは近所に住んでいて 俺はあいつを知っている  噂じゃ夜起きて朝戻ってくるらしい ちびっ子じゃ判断出来ない性別でもあるらしい 職場では仲間からヒラリー(平畠)と呼ばれてるらしい 故郷は飛び出して二度とは敷居をまたげない 繋がりは3つ下の妹とだけ電話で でも 珍しモン好き近所でも 付き合いが芽生え始めて 佃煮が好物で 何時かは自分で料理を 作りすぎて思い切って 隣りの家族におすそわけするのが せめてもの夢 らしいけど らしからぬな  あいつは 二度とは私生活で うつむかないと決めたから 泣きたいながらも笑顔で 罵られてもジョークで  あいつは 挨拶だけは一人前 挨拶だけが精一杯 絶やさぬ笑顔で通り過ぎ すかさず口元をさわって 前歯の渇きを潤して 出会えば灯を灯して 「あの人、何時見ても笑てるけどしんどくないんだろうか?」 いやいや、ちゃうちゃう ここだけが そこだけが 唯一 この街との人との接点です だから たいそう大切にしてるという話が廻りまわって  なかなか浮かばれない この朝の空気は いささかいたたまれない 愚か者の奮起で どうもね見事に どうやら乱れて どうしてこの俺は 少し嬉しいのだろうか  見慣れたバスの車内で ここでは見慣れぬおっさんが 人混みの中で俺みつけ 人目をはばかりはにかんで それこそ近所で評判の 小さい笑顔で会釈した  俺も笑顔で返そうか?  俺も笑顔で返そうか  俺も笑顔で返そうぜ  乗ってけ乗ってけ
報告鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤「ハイ、起立」の号令は、レッツゴーと 陳列する成人 軽薄なアラーム スクラム交わる 委ねるも漏れる モラトリアムとレッテル 競ってる 急いてる レッテルにめげてる 立ってるけど寝てる 見えてるけどぶれてる 黙って待ってる 目の前近づくにしても歩く足元が一歩一歩駄目元 恐る恐るそろりそろりの抜き足は手探り 笑われると用意している言い訳は 「近視なんで気にしないで」と 吐き続けると覇気無くなる言葉 箸転がるだけで笑いたい本当は 半ドアで乗る車 反動で飛び出せ鳩は 雑踏は潜水で学ぶ 面接で触れる過去には書こうとしない事故が 引っこ抜かれた希望は じいっとしていると尻尾さえ無くなる 膝抱え丸くなると安心する、と言う迷信 鼻で笑うのを堪える 触れると気が振れる 叩くと震える 連れて回ると疲れる 促すと疑う エキストラでリハビリ 「でかした」と褒める くべる火には細心の注意を払う 雰囲気だけで話す病気 動機を探る 興味好奇心が時化て不発 迂闊に出す手 噛み付く犬歯で 全身で痙攣した後、白々しい声で 「状況は情報だけ 便乗は商業だけ 頂上は幻想だけ 後、国境と宗教だけ」と 分かった様な気分にさせるのが危ないと思いました 向かった 「今日は手を止めて出かけます」と 「先ずは頭、冷やしますわ」 「先ずは頭、冷やしますわ」 と微かに小さく二度呟くのを聞いた
はるいちばん鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤浮かれた顔待たせ 春の誘惑をのんびり眺めた 揺れる窓開けて 風の音を受けて日差しを仰いだ  背伸びしながら歩いた ふるさとの街並みを思い出して また 足もと見つけて歩き始めようか  思い出のあの場所は今も残っているだろうか 明日、春の風が吹いたら 久しぶりにでも帰ってみようか
ハローグッバイ鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤抱きしめて さようなら もう二度も泣かない 涙に背を向け くちびる噛みしめ 手を振った  あの顔が描いている 話し足りなかった 夕べのけんか かすれた声に 腫れ上がったまぶた 笑顔でこらえた  こころを揺らせて そこまで送るよと 歩きだした  抱きしめた あなたの ぬくもりが 消えてく 見えなくなるまで 背中に手を振る さようなら  二人で歩いた駅までの道を 一人で歩いて受け止めている  抱きしめて始まり 抱きしめて終わった 憶えて真似した あなたのくちぐせに さようなら
空部屋鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤何にもない 時間の余った空っぽの部屋に まずはひとり ようやく、夜中やってきた 明日の昼間 荷物が一式届くから 布団も枕も無しで今日は寝る事に気づいた 一人暮らしの初日が雑魚寝になるとは、と 首にかけていた白いタオル 枕変わりにして 明かりを消して かたい床に寝そべりながら 期待と不安と疲れた頭で考えた  例えば いつか誰かが遊び来たとして 泊まっていくなら何人くらい寝れるだろう  例えば いつか恋人が遊び来たとして 泊まっていくならひとつの布団で寝れるだろう  何にもない 時間を戻した空っぽの部屋は 荷物が無いと意外と広く感じられた 明日からこの部屋も見ること無いから 携帯電話のカメラで写メを撮っていると 一人暮らしの初日は雑魚寝になったとか 思い出して 思い返して 新しい部屋に荷物が明日届くから またもや、床で寝ると いつまでたっても変わらぬ頭で部屋を出た  やがて 空っぽになったあの部屋も いつか誰かが生活を持ち込むだろう  そして 明日から世話になる部屋も 空っぽのとこに生活を持ち込むだろう  そこに いつか誰かが遊び来たとして 泊まっていくなら何人くらい寝れるだろう  あとは やはり恋人が遊び来たとして 泊まっていくならひとつの布団で眠るだろう
プロテストソング鴨田潤鴨田潤鴨田潤鴨田潤三年ぶりに実家に帰るも 当然、居る場所も無くて 俺達兄弟の部屋だった所は 今では親父の部屋になってる  俺達、子供が この家を出たことで ようやく手に入れた念願の書斎で いったい何をしてるんだろうか  三十年ぶりに親父が手に入れた自分の部屋には 押入れにしまっていた若い時の物がちらほらと 表に出てきて青春がタイムスリップしているから 冷やかし半分の好奇心であれこれ物色していると 色褪せたカセットテープが見つかる ラベルにはボールペンで昔の曲と書いてあったから 若い頃何を聴いていたのか少し気になって その隣に置いていたラジカセで再生してみた  ダビングした昭和のポップス、洋楽のロックもしくは 何かのラジオのエアチェックが入ってるのかと思いきや 線の細い生々しいフォークギターの音が鳴り出して それに乗せてまさかの親父の歌声が聴こえて来た  親父の歌声は 今よりもずっと若くて だからこその青さが 俺の様にダサかった  言葉の選び、言い回しからひょっとして察するに 若い頃に作ったと思われるオリジナルソングで 俺の知っている親父からは考えられないが なかなかやる堂々としたプロテストソングだった その時代の流れに沿って作られたのだろう その当時歌っている姿も想像出来て 何となく鉛筆で歌詞を書きとめながら メロディーをなぞって口ずさんでみた  ばかばかしいのは 気づいているのに まだばかのふりしていて やりすごそうとしている  可愛い顔だが 悲しい目をして 肩から崩れて そのまま倒れた  誰かが怯えて 誰かを騙して 誰かを殺して 誰かが得した  本当は誰が殺して 本当は誰が得した ほんのわずかな時でも 本当の事を伝えよ  愛しいあなたを 急いで抱きしめ 命の終わりを 体で感じた  本当は誰が殺して 本当は誰が得した ほんのわずかな時でも 本当の事を伝えよ  くちづけしたいが 今では抱けない  笑えた話も 今では出来ない  ばかばかしいのは 気づいているのに まだばかのふりしていて やりすごそうとしている  夜も過ぎ、外から帰ってきたおれの親父は 台所でテレビを見ながら酒を飲んでいた 久々に会う事をやはり、補いたくて ぎこちない距離感の挨拶で顔を見せた  軽く椅子に腰掛けて、がまんして酒に付きあうと 酔っ払って声のでかくなった親父と打ち解けてきて 何となく流れから、いけそうだったので 親父の部屋にあったカセットテープについて聞いてみた  なんとまあ驚いた事に、録音されたあの歌は 人前で一度たりとも歌った事が無いらしく ましてや録音した頃には学生運動も反戦ソングも 下火になり忘れられかけていた頃らしくて  その当時、生活のため懸命に働いていた親父は しかし、同い年のやつらのやっている事が気になって ニュースやラジオでその動きを知らされながら 羨ましくも疎ましくも思っていたらしかった  結婚して一年後、おふくろが妊娠したので 俺が生まれたら今よりももっと忙しくなるだろうから 今のうちに何かしてみたかった事をやっておこうと 電気屋へ行って一番安いラジカセを買ったらしい  もともと歌詞はその当時、反戦歌に憧れ、見よう見まねで 作ってあって、ギターもほんの少しだがコードが弾けたので 毎日少しづつ寝る時間を削って一週間かけて 曲を作り、録音して残したらしい  親父の歌声は 今よりもずっと若くて だからこその青さが 俺の様にダサかった  俺達、子供が この家を出たことで ようやく手に入れた念願の書斎で 親父は今も生きていた  親父の話にへえ~、と相槌を打ちながら 酒の勢いもあり「でもあれなかなか良かった」と言い切ると 親父は笑いながら安心した様に席を立ち 食器を流しに置いて「そうか」と喜んだ後  照れなのかなんなのか少し間をあけて 「でもあれ、あの曲、キスとか抱くとか歌っているが 詞を書いたあの頃、当時、実はまだ、童貞だった」と つけ加えて親父は部屋に戻って行った  朝早く親父もおふくろも寝ている間に 申し訳ないが挨拶もせずに家を出た 曇り空だがこれから晴れそうな天気を見て 息を吸い昨日を受け入れて始まった
いてもたってもいられないわ二階堂和美二階堂和美鴨田潤鴨田潤お手を 引き抜き (そこで) 後ろ 振り向き (それに) 理屈 抜き抜き (そんな) あなた 好き好き なんて ウワサ 口々 (そらし) 歌う ブギウギ (そばで) 合わせ ノリノリ (そうね) 今宵 ハリキリ  お空を見上げていたらね お星様が魅力で 思わず寝間着のままで お外へ飛び出し 「どちらへ?」  あの街 この街 次々 攻め込み いてもたってもいられないわ  明日 意識し (あ、いた) 今日も 待ち侘び (あまい) お茶で 落ち着き (あらま) だけど 無理矢理 あわて 背中 飛び乗り (あたし) 心 はみだし (あきた) 服を 次々 (あいの) 着替え ウキウキ  お空を見上げていたらね お星様が魅力で 思わず寝間着のままで お外へ飛び出し 「どちらへ?」  あの方 この方 次々 攻め込み いてもたってもいられないわ  火照っちゃって 踊っちゃって わ・す・れ・さ・せ・て!  上がっちゃって 困っちゃって や・ぶ・れ・か・ぶ・れ!  いてもたってもいられないわ
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