MIKIYA KATAKURA作曲の歌詞一覧リスト  20曲中 1-20曲を表示

全1ページ中 1ページを表示
20曲中 1-20曲を表示
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
TroubadourALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA奏で歌わん 甲冑の下 鼓動は恋の獄 この世に浮かぶ嘘や汚れを 織りなす言葉に埋め  ただ美しい日々だけを 語りつづけ 捧げたいのです  青剣輝る切っ先へ 腕から注がれる力こそ 血潮を巡りながら 生まれくる歌  声をあげて響かせん この身体 紅に染まろうと 黄金の宮殿に あなたがいる限り  馨しい吐息の花よ 風に舞ってわが名を呼ぶ  進み戦え 愛する為に わたしは月下の騎士 永遠の一夜を手にできるなら 幾千の太陽も殺す  祈り歌わん 兜を脱いで 束ねた髪を解く 鬱金色の土濡らす夜露 今日も涙に代わり  この狂おしい胸だけが 真実を 湛えているのです  古城映る潮に 羽撃ける白鳥の緋の喉よ 広がる波紋のように 詩はさざめく  北へ西へ馬は駆け この肉体眠る場処持たずとも 蹄の音は空に 昇って星を抱く  墜ちるのは天上の奈落か 目蓋を閉じ あなたを想う  夢を流離う 茨の征野 わたしはトルバドゥール 紡がれてゆく記憶の先で またひとり生まれ変わっても  奏で歌わん 甲冑の下 鼓動は恋の獄 幾世も満ちる悪や裏切り 織りなす言葉に埋め  いま美しいこの時代を いつまでも伝えてゆけるなら  進み戦え 愛する為に わたしは薔薇の戦士 散りゆく最期はどうかあなたの 指へとこの血のひとひらを  祈り歌わん 兜を脱いで 束ねた髪を解く 鬱金色の土濡らす夜露 今日も涙に代わり  この狂おしい胸だけが 真実を 讃えているのです
亡き王女のための…ALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA生まれても 生まれても お空は暗い  息をして 息をして お歌をうたう  つないだ 手と手の中にあるのはなに 子犬の鼓動と 水玉ひとかけら  カタリ コトリ 離さないで  戻っても 戻っても 夜明けはこない  また死んで また死んで お星が墜ちた  縫われた まぶたの奥にあるのはなに 虫食い胡桃の実 蜥蜴のしっぽの骨  カラリ コロリ さようなら
メガロポリス・アリス‐MEGALOPOLIS ALICE‐ALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAガラスのビルに突き刺され 病んでゆく青空 鳩血色(ピジョンブラッド)の雲の切れ端が 地上に落下する 地球は 1999 宇宙ステイション 歪んだ机で鍵(キー)を打つ アリス達のレジスタンス  夢という名のウサギを探しても どこにでもある愛じゃ物足りない  毒薬を一滴(ひとしずく)だけ 切なさの器に盛って 時代は Wonder Land  自堕落な美貌の少年たちは人形愛(ヒュグマリオン) 追われる夢ばかり見る 愛情不振の落とし子たち 都市(とかい)は 1999 月影ラビリンス どんなに時が過ぎても 変わらないもの必ずあるわ  指が触れたらそっと絡めあって 古代に生きた野獣(けもの)になりましょう  満ちてゆく夜毎の月も またすぐに欠ける運命(さだめ)よ  メガロ ポリス アリス 愛ヲ  毒薬の滴を受けて くちびるが甘く融ろける 満ち足りた今宵の月も またすぐに欠ける運命(さだめ)よ
舞踏会の手帖ALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAこんなに たくさんの 記憶を抱えて ひとりで生きることは もう できないわ  もしも あなたが今 扉の向こうへ 消えたなら 私の時は止まるの  香ぐわしい 恋の円舞曲(ワルツ) こころ 乱す  舞踏会の相手は あなただけなの ガラスの靴をはいて 踊る私を 見つめていて  十六夜(いざよい)の木影で 抱かれて踊れば くちなしのドレスが ブルウに染まり  ひっそりと 落ちた花に 眠る 香り  舞踏会が終われば 私はひとり マリオネットになって 機械仕掛けで舞うだけなの  舞踏会の相手は あなただけなの 誰も知らない愛を ずっとどこかに憶えていて  舞踏会の手帖に あなたを綴る 生まれ変わる未来に きっと もう一度逢えるように
月光浴ALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAそびゆる樹木(きぎ)を 足のように 月が 立っている  森は影絵を 切り取られて そっと 眠りにつく  泣くのはおやめよ やさしいけもの 光る泉の水をお飲み あしたという日に 想いは届く 生きる勇気に 出逢えるだろう  花とびをせむ 香りたてて 窓を 叩く月  街は残らず 燈(あかり)を消し 門を 開けるがいい  疲れたつばさを 休めておいで 夢は黄金彩られて 目覚めるその時 心は澄んで そっと静かに 輝くだろう
空宙舞踏会ALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA香りの 絹ずれ 眠りと夢の はざまで  胸の奥処(おくか)へと堕(お)ちてきた 金色の橋 見えない地図へ導く  水星 みずうみ そっと踏み出す爪先は 青く濡れ  とろけたレモンの 月を掻き乱し 今宵 夜空では 回る回るミラアボウル すべて光に 還元(よびもど)され 消えた!  悲しい 夢より 儚い日々に 踊らん  宇宙の彼方へ飛び立った 少女の時間(とき)に 恋など はや色褪せて  流星 緋の道 薔薇を啄(ついば)む口唇は なお 赤く  くたびれ帽子の ピエロの手をとり 今宵 宇宙で 揺れる揺れる舞踏会 仮面の下で 泣いて笑え!  とろけたレモンの 月を掻き乱し 今宵 夜空では 回る回るミラアボウル すべて光に 還元(よびもど)され 消えた!
オフェリア遺文ALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA千年たったら 目覚めましょう もう一度 あなたに出逢えるのなら 永く愁い 夢を見ても 今はひとり 眠りつづけましょう  離れてしまった 恋人達の 涙のような 碧い湖で  夏に輝いた こもれびの光 あゝ 枯れ葉と変わり果てたわ  あなたの名を 囁くから どうか あの日を呼び戻して  あれから 私は生きてないの 心が 壊れてしまったままで 別れの刻 捧げた薔薇が 今も胸に 悲しく馨るのよ  あなたが愛した 青い鳥たちも 風にこごえ 唄を失くしたわ  僕を忘れてと つらそうに云った ねえ あなたを 憎めたらいい  あふれていた 二人の夢 森の彼方へ 消えていった  あれから 私は生きてないの 心が 壊れてしまったままで 月の針で 胸を刺されて 雪にうもれ 瞳を閉じましょう  千年たったら 目覚めましょう もう一度 あなたに出逢えるのなら 永く愁い 夢を見ても 今はひとり 眠りつづけましょう
エスカルゴ嬉遊曲ALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAこいはえすかるご ねじをまいてまいて そっと しのびこむの わたしはからのなか まどをあけてとじて ちょっぴり おくびょうだから いつもいっぽ ふみだせずに あいの つのばかり びんかんで こまる  ひだまりまちの かふぇで すぷーんが とんだの かぜをおって もりをぬけて あなたのむね さしたわ  あたまはえすかるご すききらいだいすき きすで めがまわるの ふたりはかくれんぼ ぎゃるそんよこれんぼ だめよ つよくだいてて うかれついで よったはずみ あいのほねが ねじれ ばらいろの びょうき  まいにち あますぎて おかしな おもいで あなたなしで いきるなんて あじけない じんせいよ  こいはえすかるご ねじをまいてまいて みんな まきこんでも わたしはからのなか こころみせてかくす かなりひねくれもの あついうちに くちにしなきゃ あいはむねに もたれ じょうねつの ふらん  ねじをまいてまいて もっとまいてまいて
ヴェネツィアン・ラプソディーALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA逢いたい 逢えない あなたを求め わたしは 街中 ひとり彷徨うカーニバル  誰より華やぐ仮面つけ 踊りに酔わされ 子供の輪の中へ  ガラスにあなたの影 映すように 花火が舞って 空へとけてゆく  消したい 消せない 心の傷を 抱きしめ 抱きしめ 一人旅に出たの  逢いたい 逢えない 手をのばしても いまさら あなたに とどく魔法などないのね  終わることのない恋の夢 ふたり見た部屋の 明かりも今は消え  あなたの瞳の中 炎のように 生きてた私 もういちど灯して  泣きたい 泣かない 涙があふれ 瞳の岸辺に 星が溺れてゆく  愛して 愛して 心が崩れ 吐息のベールで すべて忘れたら眠りたい  愛して 愛されて ふたりで聴いた オルフェの唄声が 路地へと遠ざかる  逢いたい 逢えない あなたを求め わたしは 街中 ひとり彷徨うカーニバル
雪のひとひらALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAあなたのくちびる そっと触れて ひとひらの雪が 溶けたなら どうか私と思ってほしい  目を閉じれば 微笑っている あなただけが 浮かんでくるなんて  粉雪舞う夜は もう 踊れないの すぐに消えてしまう 夢でいいから 一目逢いたい  あなたと選んだ 白い服 冷たく私に まといつき 冬の風に 生きられぬ蝶  あやまちなど もう忘れましょう 窓の外は 美しい夜だから  星降るあのイヴは 二度と戻らないの 天使の翼さえ 矢のように堕ち 傷つけてゆく  粉雪舞う夜は ひとりぼっちで 迷子になりそうなの 静かに目をとじて 眠るあなたに 届くでしょうか  雪のひとひらの囁きが
サロメティック・ルナティックALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAその首に 髪を絡ませ 永久にあなたを 縛りつづけたい  私をひとり残して 見知らぬ誰かへ あなたが消えるたび  あゝ そのとき 野性と魔性が目覚めてゆく あゝ 魔が恋 野獣と魔物達が私に囁くわ “愛なんて飼い慣らせ” サロメティック・ルナティック あなた奪いたい 命がけの熱い愛を見せてあげましょうか  真実と嘘の狭間で あなたの心を 天秤にかけたとて  出逢うたび その唇が 恋の毒を 私に注ぎこむ  千一夜の 街の噂に耳をふさいで 閃一秒の 抱かれる腕の強さしか信じられない 愚かな女なんて サロメティック・ルナティック あなたと堕ちたい 今さら一人きりのまま生きてはゆけない  あゝ この身を 野性と魔性に捧げましょう あゝ 魔が恋 野獣と魔物達が私に囁くわ “後戻りできない”と サロメティック・ルナティック あなた奪いたい 命がけの熱い愛を見せてあげましょうか 命がけの熱い愛を見せてあげましょうか
恋せよ乙女 -Love story of ZIPANG-ALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA恋せよ乙女 咲きましょ桜 唯一人のため 私は生まれた 愛のジパング あなたと出会い 黄金の夢の 杯飲み干す 覚悟して  花の命短しと 刹那の日々 燃やして 着飾り紅さし 綺麗になっても  みんな虚像と 言わせる男 私は待っていたの 嵐越えて 連れ去ってよ 春ヶ国へ  恋せよ乙女 咲きましょ桜 ただ一人のため 私は生まれた 愛のジパング あなたと出逢い 黄金の夢の 盃飲み干す 覚悟して  恋の命儚きと 憂いて渡る浮世 深く艶やかに 生きるが勝ちなの  天と地上 代わるくらい あなたに抱かれるたび 身も心も 息を返し 春を燃やす  恋せよ乙女 桜のように ただ一夜のため 私は舞い散る 愛のジパング 萬の神は 黄金の夢を降らせて酔わせる  捕らわれて  恋せよ乙女 咲きましょ桜 ただ一人のため 私は生まれた 恋せよ乙女 桜のように ただ一夜のため 私は舞い散る
春葬ALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAどれほど艶やかに 咲く花よりも 甘やかに散るのは 君を恋うる 私の胸の血でしょう  とじた瞼の闇まで 紅ゐに染めあげ 薄墨けむるこの世を 埋めてゆくでしょう  葬ってください 私を 春のこの日に  無垢ほど残酷な 微笑みはない やさしい君を知る そのたび 愛は馨しく患う  どうか 初めて出逢った 時間を絵のように 綺麗に閉じ込めたまま 思い出せる夜に  葬ってください 満開の 桜の下に  失いかけたもの 呼び戻しても 慰みの亡霊 しづかな骨 腕のなかで崩れる  君を抱きしめた刻に 帰ってゆけるなら これから生きるすべての 日々など捨てましょう  伏せた瞼の闇まで 紅ゐに染めあげ 薄墨けむる私の この世を浄めましょう  葬ってください 君の手で 春のこの日に
薔薇色翠星歌劇団ALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA香水壜から 現れては 眠り覚ます 薔薇色の 悪戯な少女たち  あなたを恋した あの日々に そっと戻す 切なさの 香りが胸を 刺す  幕が開いたら 星さえ泣くような セレナード  わたしはDiva こころを唄う 今宵のPrima 恋の舞台で わたしはDiva 声が枯れても ひとりぼっちで 唄う  美しい夜明けが 降りるまでに 窓に残る 闇色の 洋墨で手紙 書く  あなたに抱かれて 見た夢の 甘く哀しい 翡翠色 いつまでも 消えぬと  破りまた書く 月をも黙らせるソネットを  わたしはPoete 恋うる想いを 運命のPrima あなたに捧ぐ わたしはPoete 祈りのペンで ひとりぼっちで 詩う  わたしはDiva あなたの胸に 嘆きのPrima 墜ちてゆきたい わたしはDiva 脱げない靴で ひとりぼっちで 踊る
共月亭で逢いましょうALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA斉藤聡菩提樹の 並木越えて 星座の舟が 行くわ 夏空の 掟のように この一年を わたしはひとり  想い出す この四阿 あなたの腕で 待った お月様 どこか降りて さよならだけが 浮かんでいたわ  きっと 来ると あなた呼べば 星が コトリ  今宵 今宵 晴れわたる 共月亭で逢いましょう ひとつ ひとつ 想い出を 宇宙(そら)に放し数えましょう  天界は 祝いの美酒 星の祭りに 唄う 月光を 汲んだグラス わたしにだけは 冷たく凍みる  とおい 国で あなた同じ 光に ユラリ  今宵 今宵 賑わいの 共月亭で逢いましょう 空が 空が 胸めがけ 墜ちて壊れゆくまえに  今宵 今宵 恋ケ淵 共月亭で逢いましょう 明日は 明日は 消えてゆく 真夏の夜の夢でしょう
桜の花は狂い咲きALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA山田武彦桜の花は 狂い咲き 春告げ鳥は 狂い啼き 人形遊びの 日は暮れて くれない燃ゆる 瞳の奥に 何を映して 涙する 遠いお国の異人さん あの日の船を待っている  桜の花は 狂い咲き 桃園楼に 春が来る 朧月夜は 手鏡に 覗いた顔は 蒼ざめる 明日の夢は 誰の夢 ひとり地獄を彷徨って 遠い昔を思い出す  夜通し続く 春嵐 霞む夜空に 花は散る  桜の花に 埋もれて 死ねるのならば この世には 何の未練もないけれど  桜の花は 狂い咲き 春告げ鳥は 狂い啼き  やがて私は 散り急ぐ 薄墨色の春に泣く 春に泣く
紅い睡蓮の午後ALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA斉藤聡水の面の かがやきを 波が弧を描き そっと散らすよ 睡蓮が 閉じる頃 甘い微睡みに 誘われてく 青き沼で 時が止まる 濡れた足音 私は聞いたの  その人は 碧の瞳 水に染められた ふたつの硝子 引き込まれ 墜ちてゆく まるで藻のように 冷たく絡む なにも怖い ことはないわ 濡れた指先 やさしく滑るの  からだが透き通る 流されてゆくみたい ニンフェアよ つぼみは眠れない 波が強くて  目が覚めても 残る響き これは切なく 甘い悪夢なの  沼地が溶けてゆく 午後の日溜まりに ニンフェアの 花が咲いていたわ ただひとつだけ 赤い赤い
時の森のソワレALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA日時計に揺れる蜘蛛 青い糸たわめて たゆたいの 時間を編む わたしの足元で  切なさの 欠片 恋しさに落ちて さざめく胸  紡ぎつなぐ 時の森で ずっとあなたを探していた 迷子のわたしを見つけて 白い小径へ 導いてくれた人  月時計 埋めましょう 夜に香る百合で 美しい 時間だけ 刻みつけるために  愛しさの そばで 哀しみは そっと 眠りにつく  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 誘ってくださる? 夢につづくソワレへ  紡ぎつなぐ時の森で たったひとりで目を閉じてた だけどいまは あなたの腕 流れゆく空 星の灯を散らす  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 踊ってくださる? 永遠につづくワルツを
schismALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA窓のない昏い部屋 白い手が蝋燭を置く 閉じたドア 私独り 横たわり 生まれくる前にくるまれる  不快深く浮遊の渦 澱む波間に沈んだ  もうひとつ在る世界で もうひとりのわたしがあなたと居る 無垢をよそおう微笑と 濡れた髪が 意味をもち艶めいて  本当のワタシはどっち?  壁を這う異形より 魂は醜いもの 好きと云う気持ちだけで もう他に 心には何も譲らない  歪む揺れる波動の殻 止め処無く繰り返した  私のなかのわたしが 捨てたいのは未来かそれとも過去 開きつづけたこの眼球が 血に染むほど あなたを夢見ている  囚われた私はどっち?  もうひとつ在る世界で もうひとりのわたしがあなたと寝る 破瓜の痛みに最後の 脆いつばさ 粉々に砕け散る  元にはもう戻れないのね  わたしのなかの私が 望むものは現在か消える未来か 震える胸を押さえて 血を吐くほど あなたを愛していた  ここに居るワタシは誰?
EROTIC & HERETICALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAErotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をひとり覗いていたい  背骨に透ける 羽があるのよ かなり貴重な わたしが蝶なら そこらの群れになんか いない  さぞかしあなた ピンで開いて 標本箱で 愛でてみたいでしょ  エサなら口移しの 苦い蜜(ハニー)  月光で育てた 純白の肌を ときどき自分でも 傷つけたくなる きらめくナイフでね  Lunatic Heretic 魔がさすような恋に堕ち 怪我しても 少しも 構わないの Erotic Heretic 感じるよりも 睫毛から仄霞む 霧の中の景色を見たい  誰の教えも 聞く耳持たず 書物とペンで 夜を計ってた 暮らす部屋の名前は “夢”  咲くだけ咲いて 散りそこなって いつか乾いた 薔薇になるよりも  いっそ毒草に実る 赤い実(ベリー)  きれいに着飾って 歩けばわたしは わたしだけを映す 鏡になるのよ あなたのためじゃない  Fanatic Heretic 我を失くして溺れきる LOVEならば 貰ってもいいけどね Erotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をひとり覗いてたいの  Lunatic Heretic 魔がさすような恋に堕ち 怪我しても 少しも 厭わないの Erotic Heretic 感じるよりも 睫毛から仄浮かぶ 闇の先の宇宙を見たい  Erotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をもっと探っていたい
全1ページ中 1ページを表示

注目度ランキング

  1. Tokyo stuck
  2. 歩道橋
  3. MONOCHROME
  4. 染み
  5. Crazy Crazy

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×