KAZUTOSHI SAKURAI作曲の歌詞一覧リスト  71曲中 1-71曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
くるみJUJUJUJUKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAISeiji Kamedaねぇ くるみ この街の景色は君の目にどう映るの? 今の僕はどう見えるの?  ねぇ くるみ 誰かの優しさも皮肉に聞こえてしまうんだ そんな時はどうしたらいい?  良かった事だけ思い出して やけに年老いた気持ちになる とはいえ暮らしの中で 今 動き出そうとしている 歯車のひとつにならなくてはなぁ 希望の数だけ失望は増える それでも明日に胸は震える 「どんな事が起こるんだろう?」 想像してみるんだよ  ねぇ くるみ 時間が何もかも洗い連れ去ってくれれば 生きる事は実に容易い  ねぇ くるみ あれからは一度も涙は流してないよ でも 本気で笑う事も少ない  どこかで掛け違えてきて 気が付けば一つ余ったボタン 同じようにして誰かが 持て余したボタンホールに 出会う事で意味が出来たならいい 出会いの数だけ別れは増える それでも希望に胸は震える 十字路に出くわすたび 迷いもするだろうけど  今以上をいつも欲しがるくせに 変わらない愛を求め歌う そうして歯車は回る この必要以上の負担に ギシギシ鈍い音をたてながら 希望の数だけ失望は増える それでも明日に胸は震える 「どんな事が起こるんだろう?」 想像してみよう 出会いの数だけ別れは増える それでも希望に胸は震える 引き返しちゃいけないよね 進もう 君のいない道の上へ
Your SongPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI花吹雪が舞うような きらめく夏の陽射しのような 時は過ぎ 華やいでた想い出も 少しだけ落ち着きを取り戻した  君と僕が重ねてきた 歩んできた たくさんの日々は 今となれば この命よりも 失い難い宝物  ふとした瞬間に同じこと考えてたりして また時には同じ歌を口ずさんでたりして そんな偶然が今日の僕には何よりも大きな意味を持ってる そう君じゃなきゃ 君じゃなきゃ  苦手意識を持ってた 食べ物もスポーツも堅苦しい場所も 君が薦めるんなら無理なんかせず受け入れることが出来たんだ  時に僕が窮屈そうに囚われている考えごとに なんてことのない一言で この心を自由にしてしまう  飛び込んでくる嫌なニュースに心痛めて また時にはちっちゃな事で笑い転げて 一緒に生きていく日々のエピソードが特別に大きな意味を持ってる そう君じゃなきゃ 君じゃなきゃ  ふとした瞬間に同じこと考えてたりして また時には同じ歌を口ずさんでたりして そんな偶然が今日の僕には何よりも大きな意味を持ってる そう君じゃなきゃ 君じゃなきゃ  そう君じゃなきゃ 君じゃなきゃ
海にて、心は裸になりたがるGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAIぼんやりただぼんやりと 海へと向かい心は走る 昨日あった嫌なことを 洗い流してきたい  重箱の隅をつつく人 その揚げ足をとろうとしてる人 画面の表層に軽く触れて 似たような毒を吐く  沈みかけたオレンジ色の太陽を背にして 僕の影が砂浜で踊ってる  全部把握したつもりでいても 実は何も分かっていやしないよ 今心は裸になりたがっているよ 消極的なあなたにも 上から目線のあなたにも ほら世界は確かに繋がっているよ  生臭い海の匂いは ロマンチックとは程遠いけど デスクにいるより居心地が 良くてハイになる  冷静に自分を客観的にみる回路を外して 君の影も今僕と踊ってる  対照的と思っていても 実はあちこちが似ているよ 今心は裸になりたがっているよ わがまま過ぎるあなたにも 自惚れが強いあなたにも きっと世界はあなたに会いたがっているよ  嫌なやつだと考えていても 実はちょっぴり気になっているよ 今心は裸になりたがっているよ 可愛げのないあなたにも 注目されたいあなたにも きっと世界はあなたに会いたがっているよ 今心は裸になりたがっているよ
SINGLESPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI君は嬉しそうに しばらく空を見ていた 東京タワーの向こうに 虹が架かって で、そのあと僕の頬にキスした  僕は意外と いろんなことを覚えてて 戻れないこと よくわかってたって 何処かに面影を探してしまう  自分に聴かせるだけの口笛は 少しだけ寂しくて胸締め付けるメロディ  悲しいのは今だけ 何度もそう言い聞かせ いつもと同じ感じの 日常を過ごしている それぞれが思う幸せ 僕が僕であるため oh I have to go oh I have to go  どんな音楽も 痛快と話題の映画も 君の笑顔には敵わないってわかった ねぇ君はまだあの虹を覚えてる?  誰かの為に生きるって誇りを 僕に教えてくれたのは 君だけと言い切っていい  守るべきものの数だけ 人は弱くなるんなら 今の僕はあの日より きっと強くなったろう それぞれが思う幸せ 君が君であるため oh you'll have to go  誰もが胸の中で 寂しさっていう名の歌を歌ってる 少し もの悲しくて 人恋しくなるメロディ  楽しいのは今だけ 自分にそう言い聞かせ 少し冷めた感じで 生きる知恵もついたよ それぞれが思う幸せ 僕が僕であるため oh I have to go oh I have to go oh you'll have to go oh we'll have to go
箱庭Mr.ChildrenMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAIヒリヒリと流れる 傷口から染み出る 赤い血の色の悲しみが 胸にこぼれる  ジリジリ寂しさは 現実味帯びてくる 気づかぬふりはできない でも認めたくもない  きっと僕が考えていた以上に 小さな箱庭で僕は生きてる  誰のための愛じゃなく 誰のための恋じゃなく 不器用なまでに僕はただ 君を大好きでした  明日には明日の風が吹くっていうけど 今日の太陽を浴びたい 月に見惚れたい  いつのまに過ぎ去っていた誕生日 祝ってくれる人がもういないことを知る  誰のための愛じゃなく 誰のための恋じゃなく 乱暴なまでに僕はまだ 君を好きで 残酷なまでに温かな思い出に生きてる 箱庭に生きてる
addictionGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI週末を跨いだ長い連休を前に 街は少し浮き足だって 行楽地を目指して渋滞が始まった 排気ガスを撒き散らして  window に映り込んだ男は今 無表情を決め込んで自分を圧し殺してる  どんなに言い聞かせても 変われぬものがあるよ 欲しくてたまらないよ more more more! ほら 誰かが今日も それを持て余してるよ  上級者は誰にも感づかれぬように 上手いことやってるらしい あちら側の自分と ここで生きる自分を 冷静にコントロールして  そろそろwoofer に身悶えて その衝動が今君の理性をぶち壊してく  今日は我慢出来ても また手を出してしまうだろう 時々恐くなるよ more more more! さぁ 内なる声に ほら 耳を澄ましてごらん  今日は我慢出来ても また手を出してしまうだろう 決して満足なんか出来ないよ more more more! 首を横に振ってみても きっと拒めはしないだろう 欲しくて堪らないよ more more more!  どんなに言い聞かせても 今日は大人しく出来ても またすぐ欲しくなるよ more more more!
day by day(愛犬クルの物語)Mr.ChildrenMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI愛犬クルは行儀良く主人を慕う どんな時だって嬉しそうにその尻尾を振る um 彼の顔なんて美味くないだろう? 扉開く度 駆け寄り舐めている  um 時には悲しみ um 孤独に似た日々 固いベッドで分けあって 週末の度 助手席に乗り移動 何かを補いあうように暮らす二人  So day by day And day by day 愛おしさはまた深くなっていくよ  愛犬クルは仲の良い夫婦が こどもに恵まれず それでやって来たという でも そのおかげでみんな幸せになったよ 綺麗だったあの女性(ひと)がいなくなってからも  um 忘れぬ哀しみ um 愛した人の匂い 今もソファに残っている あの柔らかい膝の上の温もり 夢の中思い出すように深く眠っている  So day by day And day by day 今もなお帰りを待っているの? So day by day And day by day 愛おしさはまた深くなっていくよ  And day by day
秋がくれた切符GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI風の匂いもいつしか 秋のものになってた カーディガン着た君の 背中見てそう思う  公園の緑は その葉落としはじめて カバンの中に一枚そっと着地した  神様が僕らにくれた 何かの切符みたいだ でも どこへ行けというんだろう この葉眺めて思う  茜色の夕日は 綺麗で切なくて このまま時間が止まればいいのにな  神様が僕らにくれた 何かの切符みたいだ でも なんの褒美なんだろう 今日も喧嘩したのに  神様が僕らにくれた 何かの切符みたいだ 君はまだ気付いてないんだな その贈り物に  風の匂いもいつしか 秋のものになってた 寒そうにしてる君に 駆け寄り手を繋ぐ
皮膚呼吸PLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAI・英語訳詞:KEN MASUIKAZUTOSHI SAKURAIと、ある日 顳需頁(こめかみ)の奥から声がして 「それで満足ですか?」って 尋ねてきた  冗談だろう!? もう試さないでよ 自分探しに夢中でいられるような 子供じゃない  生意気だった僕なら なんて答えてるんだろう? あぁ世界はあまりにも大きい  深呼吸して 空を見上げて 風に吹かれて いつからか 砂に埋めた感情を まだ生乾きの後悔を 噛み締める I'm only dreamin', but I'm only believin' I can't stop dreamin' このまま 変わっちまう事など怖がらずに まだ夢見ていたいのに...  高架下は怒鳴り声にも似た音がして 時間(とき)が猛スピードで僕を追い越して行った  意味もなく走ってた いつだって必死だったな 昔の僕を恨めしく懐かしくも思う  でも 皮膚呼吸して 無我夢中で体中に取り入れた 微かな酸素が 今の僕を作ってる そう信じたい I'm only dreamin', but I'm only believin' I can't stop dreamin' このまま 切なさに息が詰まったときが それを試すとき  出力が小さな ただただ古いだけのギターの その音こそ 歪むことない僕の淡く 蒼い 願い サスティンは不十分で今にも消えそうであっても 僕にしか出せない特別な音がある きっと きっと  I'm still dreamin' 無我夢中で体中に取り入れた 微かな勇気が 明日の僕を作ってく そう信じたい I'm still dreamin', I'm still believin' I can't stop dreamin' このまま 苦しみに息が詰まったときも また姿 変えながら そう今日も 自分を試すとき
こんな風にひどく蒸し暑い日GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenエビバデ・クラップ・ユアー・ハンズ きっと素敵な事も沢山あるでしょう でもこんな風にひどく蒸し暑い日は 思い出してしまうんだ  その日 記録的猛暑が僕らを襲ってきて 映画館に逃げ込んで卑猥な映画見た  部屋に着くともう僕らはガラス窓閉め切って エアコンのない君の部屋で ただ夢中になってた  流れ出したモノでシーツが濡れてしまって 君はゴミでも捨てるように洗濯機に入れた  忘れて過ごしてんだ そんな光景は 今じゃ女房も子もある でもこんな風にひどく蒸し暑い日は 思い出してしまうんだ  キャスターは温暖化の深刻さ訴える 「異常ですね」っておばちゃんも広場で話してる  人類の行く末 考えると不安で 水浸しの地球儀が夢の中でプカプカ浮いてた  忘れたふりしてんだ あんな光景は そんなに怖がってもいらんない でもこんな風にひどく蒸し暑い日は 思い出してしまうんだ  エビバデ・クラップ・ユアー・ハンズ きっと素敵な事も沢山あるでしょう でもこんな風にひどく蒸し暑い日は 思い出してしまうんだ  エビバデ・クラップ・ユアー・ハンズ 有楽町で今夜ホステスさんと遊ぶよ でもこんな風にひどく蒸し暑い日は 思い出してしまうんだ 思い出したくないが 思い出してしまうんだ
SignMILLION LYLICMr.ChildrenMILLION LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children届いてくれるといいな 君の分かんないところで 僕も今奏でてるよ 育たないで萎れてた新芽みたいな音符(おもい)を 二つ重ねて鳴らすハーモニー  「ありがとう」と「ごめんね」を繰り返して僕ら 人恋しさを積み木みたいに乗せてゆく  ありふれた時間が愛しく思えたら それは“愛の仕業”と 小さく笑った 君が見せる仕草 僕に向けられてるサイン もう 何ひとつ見落とさない そんなことを考えている  たまに無頓着な言葉で汚し合って 互いの未熟さに嫌気がさす でもいつかは裸になり甘い体温に触れて 優しさを見せつけ合う  似てるけどどこか違う だけど同じ匂い 身体でも心でもなく愛している  僅かだって明かりが心に灯るなら 大切にしなきゃ と僕らは誓った めぐり逢った すべてのものから送られるサイン もう 何ひとつ見逃さない そうやって暮らしてゆこう  緑道の木漏れ日が君に当たって揺れる 時間の美しさと残酷さを知る  残された時間が僕らにはあるから 大切にしなきゃと 小さく笑った 君が見せる仕草 僕を強くさせるサイン もう 何ひとつ見落とさない そうやって暮らしてゆこう そんなことを考えている
タガタメPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenディカプリオの出世作なら さっき僕が録画しておいたから もう少し話をしよう 眠ってしまうにはまだ早いだろう  この星を見てるのは 君と僕と あと何人いるかな ある人は泣いてるだろう ある人はキスでもしてるんだろう  子供らを被害者に 加害者にもせずに この街で暮らすため まず何をすべきだろう? でももしも被害者に 加害者になったとき 出来ることと言えば 涙を流し 瞼を腫らし 祈るほかにないのか?  タダタダダキアッテ (ただただ抱き合って) カタタタキダキアッテ (肩叩き抱き合って) テヲトッテダキアッテ (手を取って抱き合って)  左の人 右の人 ふとした場所できっと繋がってるから 片一方を裁けないよな 僕らは連鎖する生き物だよ  この世界に潜む 怒りや悲しみに あと何度出会うだろう それを許せるかな? 明日 もし晴れたら広い公園へ行こう そしてブラブラ歩こう 手をつないで 犬も連れて 何も考えないで行こう  タタカッテ タタカッテ (戦って 戦って) タガタメ タタカッテ (誰がため 戦って) タタカッテ ダレ カッタ (戦って 誰 勝った?) タガタメダ タガタメダ (誰がためだ? 誰がためだ?) タガタメ タタカッタ (誰がため戦った?)  子供らを被害者に 加害者にもせずに この街で暮らすため まず何をすべきだろう? でももしも被害者に 加害者になったとき かろうじて出来ることは 相変わらず 性懲りもなく 愛すこと以外にない  タダタダダキアッテ (ただただ抱き合って) カタタタキダキアッテ (肩叩き抱き合って) テヲトッテダキアッテ (手を取って抱き合って) タダタダタダ (ただただただ) タダタダタダ (ただただただ) タダタダキアッテイコウ (ただた抱き合っていこう)  タタカッテ タタカッテ (戦って 戦って) タガタメ タタカッテ (誰がため 戦って) タタカッテ ダレ カッタ (戦って 誰 勝った?) タガタメダ タガタメダ (誰がためだ? 誰がためだ?) タガタメ タタカッタ (誰がため戦った?)
天頂バスGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenそろそろ時間だ 急いで鞄に詰めよう 隅から隅まで未来を書きためたネタ帳 A.B.C  ここの連中と慰め合っちまえば 向こう側の奴が笑ってたって気づきもせず Game Over  望んでいれば いつまででも成長期 ずっとチャレンジャーで いてぇ訳じゃねぇんだ ベルトを奪いに行くぞ  天国行きのバスで行こうよ 揺れるぞ 地に足を着けろ 己の直感と交わした約束を 果たすまできっと僕に 終点などねぇぞぉ  …で何だっけ?  「明日こそきっと」って 戯言ぬかして 自分を変えてくれるエピソードをただ待ってる 木偶の坊  そうしてれば 時間だけ無駄に過ぎるよ もう すぐそば 待ってろブルーバード 今捕まえに行くぞ  天国行きのバスで行こうよ 揺れるぞ 地に足を着けろ 己の感覚と交わした約束を 果たすまで降りはしないぜ どんな暴風雨が襲っても 全力疾走で駆け抜けろ 僕らは雑草よ でも逆の発想を この胸に秘めているよ このバディーに秘めているよ  トンネルを抜けると 次のトンネルの入り口で 果てしない闇も 永遠の光も ないって近頃は思う だから 「自分のせいと思わない」 とか言ってないでやってみな  天国行きのバスで行こうよ さぁ乗っかって君もおいでよ  どんな暴風雨が襲っても 全力疾走で駆け抜けろ 僕らは雑草よ でも逆の発想を この胸に秘めて 天国へと続く滑走路 全力疾走で駆け昇ろう 108の煩悩と 底知れぬ本能を この胸に秘めているよ このバディーに秘めているよ
Pink~奇妙な夢GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children紫色の渡り廊下で 顔のない男と出会う 僕の方を見て笑ってるから 別に怖くはないが歩けない  壁の絵画に2、3日前の僕の記憶が描かれてて 横にいるのが 多分 君だな  二階の老婆は患ってて 汚れた手 僕に差し出す 君はバッグを開けてピンクの ガラス玉を渡して微笑む  それはなんだろう? きっとなんかを 表してる 隠喩(メタファー)なんだろう? 僕にもおくれよ 君のピンクで染めて  奇妙な夢の中から 僕らを覗いてみると 本当の二人より少しマシに見せてくれるよ 今 咽の奥の方から 思いをえぐり出してみるから 僕が手を引く夜においでよ  隣で眠る裸体の女が 不機嫌そうに寝返りを打つ それが何故かは分からないけど 多分 僕に不満を抱いてる  今日は満月 外の方から 叫び声が聞こえてくる 泣いているのかなぁ? よがり声だな きっと  恥じらいがあった昨日より さらけ出した今日の方がより 多少黄ばんで見えたりしてるけど 愛しさは増えるよ 何したって構わないから 君の好きなようにしとくれよ 明日も僕の夢を壊してよ  思いを飲み込んだ昨日より ぶちまけた今日の方がより 多少は黒ずんだりしてるけど 愛しさは増えるよ 今 咽の奥の方から 思いをえぐり出してみるから 僕が手を引く夜においでよ おいでよ
花言葉PLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenコスモスの花言葉に揺れながら  身の程を知らないまま 可能性を漁り 魔が差した僕にさよなら 夏の終わり  あの日見せた 僕の知らなかった顔 哀れみと背伸びで告げられた別れ 僕の全て 君に知って欲しかったのに コスモスの咲く季節に君は去った  種を撒き散らかして 摘むことは出来ず 頭からつま先まで 後悔しどおし  君がくれた 僕に足りなかったものを 集めて並べて 忘れぬよう願う 君の全て 僕に見せて欲しかったのに コスモスの花言葉は咲かなかった  「木漏れ日が微笑みを連れてきてくれるから」 そんなきれい事 慰めも 何を今更  君がくれた 僕に足りなかったものを 集めて並べて 忘れぬよう願う 僕の全て 君に知って欲しかったのに コスモスの咲く季節に君は去った さよなら さよなら
言わせてみてぇもんだGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children愛想を尽かしてくれても 一向に構わない 君の言う「永遠」など 僕だって当てにしてない  自慢にしてた黒帯は とっくに捨ててしまった ぶら下がっただけの 存在でいたくはない  自分にしか出来ない事 身に付けようとしているけど 代わり映えしねぇなぁ なんかつまんねぇなぁ 届かぬ空を見ては またしても赤面の至り  ファンタジスタって言われてぇよ 夜だけじゃなくて昼も もう どうしようもなく「必要」って 言わせてやりてぇんだ  どっかの天才をひがんで皮肉を吐いてみても 何にもなりゃしねぇよ どうすりゃいいの?  古くからある迷信に見える理想の形 今と昔の同一線上 大切なことなんて きっと知ってんのに 僕らは遠回りをしてるんだね なら意味ある遠回りを  愛想を尽かしてくれても 一向に構わない でも どうしようもなく「必要」って 言わせてみてぇもんだ ねぇ 言ってみてよ
血の管GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children川下の方で光る 水面 ぼんやり見てた そっと目を閉じてみる あなたを感じる  彩りを増すばかり 愛しい日の面影 もどかしい程 心に降り積る  柔肌の上に浮かぶ 血の管にくちづけた あの夜を想いだす 独りを感じる
PADDLEPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenほんの束の間 胸の中に巻き起こる風 風 風 「今しかないよな」って 呪文みたいに繰り返す 日常の下敷きになって 埋もれたモノを取り返すんだ  「甘い夢だ」と誰かがほざいてたって 虎視眈眈と準備をしてきた僕だから きっとうまくやれる 行こうぜ  新しい記号を探しに フラスコの中 飛び込んで どんな化学変化を起こすか 軽くゆすってみよう It's OK ゆけ 荒れ狂う海原の上 未来へと 手を突きだして もしかしたら今日は何も起こんないかも でも 明日へとパドリング  時々誰かが僕の人生を操ってるような気がする 誰に感謝していいのかは分からないけれど 僕は今日も生きてる まだ もう少し君を愛していれる  良い事があってこその笑顔じゃなくて 笑顔でいりゃ 良い事あると思えたら それが良い事の 序章です  新しい希望を見つけよう フラスコの中 飛び込んで どんな化学変化を起こすか もう一度ゆすってみよう It's OK ゆけ 高い デカイ 波に乗れ 怯んでる自分蹴飛ばして もしかしたら明日も何も起こんないかも でも 永遠のパドリング  皮肉で溢れた世界 不安と怒りの過渡期 見失わぬように進もう  時々 上手に 息抜きしながら 身をかわしながら 行こうぜ  新しい希望を見つけよう フラスコの中 飛び込んで どんな化学変化を起こすか ずっと ゆすっていこう It's OK ゆけ 荒れ狂う海原の上 未来へと 手を突きだして もしかしたらずっと何も起こんないかも でも 永遠のパドリング ただ ただ 明日へとパドリング
空風の帰り道GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenからっ風が吹いたから 少し手をつないで歩こうよ 花や草木に習い僕ら かるく揺れながら  昨夜見たテレビの中 病の子供が泣いていた だからじゃないがこうしていられること 感謝をしなくちゃな  今日の日が終わる また来週に会える 「さよなら」は悲しい響きだけど 君とならば愛の言葉  悔やんでも 嘆いてても 時間は過ぎてしまうから 花や草木に習い僕ら 黙って手を振ろう  今日の日が終わる また必ず会える 「さよなら」は悲しい響きだけど 僕が言えば愛の言葉  からっ風が吹いたから ポケットに手を入れて歩くよ 花や草木に習い僕は 向かい風をうけて 一人でバス停まで からっ風の帰り道
It's a wonderful worldGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAIOh Baby 通り雨が上がるまで カプチーノでも頼んで待とうか? この醜くも美しい世界で  無駄なものなど きっと何一つとしてないさ 突然 訪れる鈍い悲しみであっても  忘れないで君のことを僕は必要としていて 同じようにそれ以上に想ってる人もいる あなどらないで僕らにはまだやれることがある 手遅れじゃない まだ間に合うさ この世界は今日も美しい そうだ美しい  Oh Baby 通り雨が上がったら 鼻歌でも歌って歩こう この醜くも美しい世界で
いつでも微笑みをPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI狭い路地に 黒いスーツの人達 急な不幸がその家にあったという 命は果てるもの 分かってはいるけど  何もかも思い通りになったとしても すぐ次の不満を探してしまうだろう 決して満たされない 誰かが傷付いても  いつでも微笑みを そんな歌が昔あったような 今こそ その歌を 僕達は歌うべきじゃないかなぁ  いつでも微笑みを そんな歌が昔あったような 悲劇の真ん中じゃ その歌は 意味をなくしてしまうかなぁ  もし僕がこの世から巣立って逝っても 君の中で僕は生き続けるだろう そう思えば何とか やっていけそうだよ  そう だからいつも いつでも微笑(えみ)を いつでも微笑を いつでも微笑を
UFOGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI「上手くいかないことばかりだよ」と 君が肩を落とすから 気が付けば抱き寄せてた あの日 一緒に見た奇妙な光 アダムスキーだなんだと茶化して帳消しにしたいんだろう  腫れ物を触るみたいな 核心を避ける話題  冷めかけたスパゲティーをフォークに巻き付けては 甘い憂鬱を噛みしめる バランスとるのはやめて 愛を吐き出したら つぐんでた昨日より 胸のつかえはなくなるけど どうかなぁ  互いの胸のうちに気付いてる以上 僕らは共犯者だ 念を押して確かめなくても 僕を信じきっているあの人を 嫌いになれもしないから よけい 分かんなくなるんだよ  なぜ二人 今になって惹きあってしまうんだろう  遥か彼方から飛来する未知の光が 僕らを包んで 迷いも苦しみもない世界へと連れ去る 身勝手なその夢は 低空飛行の旅客機の地響きに はぎ取られた  遥か彼方から飛来する未知の光が 僕らを包んで 迷いも苦しみもない世界へと誘う あのUFOが出てくる夢 僕の心を無重力の宇宙(そら)へ浮かべる 二人を 夢の中へ連れてっておくれ UFO来ないかなぁ
LOVEはじめましたGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI「相変わらずだね」って 昔付き合ってた女にそう言われた 良く取っていいのか悪い意味なのか? 良く分からずしばらくヘラヘラ笑ってた  不意に視線を上げれば 極彩色 ネオン街の光だ おやじに買われて ホテルで刺される 少女を描いた 映画を思い出した  路肩に止まった車で売ってる 何たらケバブーをほおばる 屍 回してあぶって 切り裂き 小さくなった そのお肉をほおばる  LOVE はじめました そいつで大きくなりました LOVE はじめました あぁ お口に合いましたか?  殺人現場にやじうま達が暇潰しで群がる 中高生達が携帯片手にカメラに向かってピースサインを送る  犯人はともかく まずはお前らが死刑になりゃいいんだ でも このあとニュースで中田のインタビューがあるから それ見てから考えるとしようか  LOVE よく冷えております 時代の向かい風も受けて LOVE よく冷えております あぁ イッキに飲み干せたらな  この街の中で押し合いへし合い 僕らは歩いてく 多少の摩擦があっても 擦れずに 心を磨いて行くなんて出来るかなぁ  坊主が屏風に上手に坊主の絵を書くと言うだろう なら僕は愛してる人に 愛してるという ひねりのない歌を歌おう  意味なんかないさ 深くもないし 韻だって踏んでない ただ 偽りなく 飾りもない まぎれもない 想いだけがそこにはあるんだ  LOVE はじめました 毎度毎度のことですが LOVE はじめました 去年よりおいしくできました LOVE はじめました そいつで大人になりました LOVE はじめました あぁ お口に合いましたか?
Bird CageGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI綺麗なはずのすっとした手も これで見納めかなぁ? 今になっちゃえば名残り惜しく思える  話し合ったって何一つ 分かり合えないけど 終わりにするって答えだけは同じ  あなたの口づけで僕が変われたならいいのに お互いの両手は自分のことで塞がってる 笑いながら はしゃぎながら 誤魔化してきた 叫び声が 胸の 奥に 響く 重く 重く 重く  間抜けな神様が僕らを つがいで飼おうとして 狭い鳥篭に入れたなら今頃  絵に描いたような幸せが 訪れていたのかなぁ? 発狂しないで僕ら暮らしていたかなぁ?  あなたの溜め息で 世界が曇るはずないのに 真面目な顔をして悩める女を演じてた そのプライドを保ちながら 迷いながら 妥協しながら 日毎 愛情は 渇く 孤独 孤独 孤独  明日から僕ら晴れて自由の身だ 鳥篭のドアはもう開いてるんだ だから 遠く 遠くへ オアシスの前で力尽きるとしても 明日へと 僕ら飛んでいかなくちゃなんない ずっと 遠く 遠くへ 蒼い 浅い 昨日を嘆く やがて 脆く 時が 洗い流していく 甘い記憶 遠く 遠く 遠く 遠く 遠く 遠くへ
ファスナーPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI昨日 君が自分から下ろしたスカートのファスナー およそ期待した通りのあれが僕を締めつけた  大切にしなきゃならないものが この世にはいっぱいあるという でもそれが君じゃないこと 今日 僕は気付いてしまった  きっと ウルトラマンのそれのように 君の背中にもファスナーが付いていて 僕の手の届かない闇の中で 違う顔を誰かに見せているんだろう そんなの知っている  帰り際 リビングで僕が上げてやるファスナー 御座なりの優しさは 今一つ精彩を欠くんだ  欲望が苦し紛れに 次の標的(ターゲット)を探している でもそれが君じゃないこと 想像してみて少し萎えてしまう  もしも ウルトラマンのそれのように 総ての事にはファスナーが付いていて 僕が背中見せているその隙に 牙を剥くつもりでも 信じてみる値打ちは あると思えるんだ  きっと 仮面ライダーのそれのように 僕の背中にもファスナーが付いていて 何処か心の奥の暗い場所で 目を腫らして大声で泣きじゃくってるのかも  きっと ウルトラマンのそれのように 君の背中にはファスナーが付いていて 僕にそれを剥がし取る術はなくても 記憶の中焼き付けて そっと胸のファスナーに閉じ込めるんだ  惜しみない敬意と愛を込めてファスナーを…
渇いたkissGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI生温い空気がベッドに沈黙を連れてくる もう うんざりしてるのは僕だって気付いてる 君が最後の答えを口にしてしまう前に 渇いたキスで塞いでしまう それでなんとか今をしのげればいいのに  いつからか君は取り繕い 不覚にも僕は嘘を見破り よくあるフォーマットの上 片一方の踵で乗り上げてしまうんだ 誰かが禁断の実摘み取り 再び次の果実が実る 揺るぎのない決心に凍りつく顔 力のない瞳が映すのは僕という過去なんだ  くたびれたスニーカーがベランダで雨に打たれてる 線香花火 はしゃいでた記憶と一緒に 日に焼けたショーツの痕を やたら気にしてたろう あんなポーズが この胸を 今もかき乱しているとは知らずに Oh Baby Don't go  ある日君が眠りに就く時 僕の言葉を思い出せばいい そして自分を責めて 途方に暮れて 切ない夢を見ればいい とりあえず僕はいつも通り 駆け足で地下鉄に乗り込む 何もなかった顔で 何処吹く風 こんなにも自分を俯瞰で見れる 性格を少し呪うんだ  総ての想いを絶ち切ろうとする度 まとわりつくような胸の痛み Oh Baby Don't go  ある日君が眠りに就く時 誰かの腕に抱かれてる時 生乾きだった胸の瘡蓋がはがれ 桃色のケロイドに変わればいい 時々疼きながら 平気な顔をしながら
one two threeGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI「戦闘服よりはブレザーがよく似合う」 浴びせられた最終の嫌みが胸をえぐる 君の目からすれば いかにもステレオタイプの半端者だっただろう  高らかな望みは のっけから持ってない でも だからといって将来を諦める気もない ぬるま湯の冥利と分別を知った者特有の もろく 鈍く 持て余す ほろ苦い悲しみ  客寄せ用の無数の風船が 気圧に逆らって散っていった 破裂寸前の自分の心境を それとダブらせてみたりして  僕ならいつも冗談めかしてたりするけれど ずっと ずっと 考えているんだ その場しのぎで振り回す両手もやがて上昇気流を生むんだ 別の未来へと向くベクトル 寂しくたって 一歩 一歩 踏み出してかなくちゃ 胸の奥で繰り返す秒読み 今 前人未到の未来へ 1. 2. 3 !  要人を乗っけた黒光りの車 間近で鳴らすクラクションに老人はたじろぐ いろんな人いるなぁ 僕は君のことを思い出してた 横断歩道  目の前のリングが有刺鉄線でも そこに立つチャンスをそっと狙ってるんだよ 逆転勝ちをしてる光景を目に浮かべ ニヤリ いつか君に見せよう 戦闘服のカウントスリー  薄暗がりで僕が見ていた一筋の光りに手をやって 世にも奇妙な力手に入れる なんてある訳が無いけれど  ビデオに撮った「ショーシャンクの空に」見てからは もっと もっと 確信に近いな 暗闇で振り回す両手もやがて上昇気流を生むんだ 大人になりきれなくて逆恨みしたけれど うんと うんと 感謝しているんだ 愛しき人よ 君に幸あるように もう 後ろなんか見ないぜ 1. 2. 3 !
Dear wonderful worldGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAIOh Baby 通り雨が上がったら 鼻歌でも歌って歩こう この醜くも美しい世界で  無駄なことなど きっと何一つとしてないさ 君の身の上話のひとつでも聞かせてよ  Oh Baby 通り雨が上がるまで カプチーノでも頼んで待とうか? この醜くも美しい世界で
蘇生PLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI二車線の国道をまたぐように架かる虹を 自分のものにしようとして カメラ向けた  光っていて大きくて 透けてる三色の虹に ピントが上手く合わずに やがて虹はきえた  胸を揺さぶる憧れや理想は やっと手にした瞬間に その姿消すんだ  でも何度でも 何度でも 僕は生まれ変わって行く そしていつか君と見た夢の続きを 暗闇から僕を呼ぶ 明日の声に耳を澄ませる そうだ心に架けた虹がある  カーテンが風を受け 大きくたなびいている そこに見え隠れしている テレビに目をやる  アジアの極東で 僕がかけられていた魔法は 誰かが見破ってしまった トリックに解け出した  君は誰だ? そして僕は何処? 誰も知らない景色を探す 旅へと出ようか  そう何度でも 何度でも 君は生まれ変わって行ける そしていつか捨ててきた夢の続きを ノートには 消し去れはしない昨日が ページを汚してても まだ描き続けたい未来がある  叶いもしない夢を見るのは もう止めにすることにしたんだから 今度はこのさえない現実を 夢みたいに塗り替えればいいさ そう思ってんだ 変えていくんだ きっと出来るんだ  そう何度でも 何度でも 僕は生まれ変わって行ける そしていつか捨ててきた夢の続きを 暗闇から僕を呼ぶ 明日の声に耳を澄ませる 今も心に虹があるんだ 何度でも 何度でも 僕は生まれ変わって行ける そうだ まだやりかけの未来がある
さよなら2001年GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children毎月決まった日 振り込まれてくるサラリーのように 平和はもう僕等の前に 当たり前に存在はしてくれないけど  同じ過ち 僕等は繰り返し 結局誰も 解けない宿題  ねぇ 神様 あなたは何人いて 一体誰が本物なの? 僕にだけこっそり教えてよ  もし優しさが 意味を無くして あらゆる人が 武器を取るなら  ねぇ 神様 僕を握り潰して そっと火を付けてくれないかなぁ 煙になって 願いを空へと届けるから  僕等の前にもう少しだけ 楽しい未来が降るように あなたの前にもう少しだけ 無邪気な笑顔が降るように 今日よりも 現在よりも  君は拳を 堅く握って だけど誰にも 振り下ろせはしない  ねぇ 神様 僕等に課せられてる そんな使命があるとしたら 進化むこと? それとも総てを終わらすこと?  僕等の前にもう少しだけ まともな世界が降るように あなたの前にもう少しだけ 嬉しい知らせが降るように 今日よりも 現在よりも  毎月決まった日 振り込まれてくるお給料のように 平和はもう僕等の前に 当たり前に存在はしてくれないけど  毎月決まった日 振り込まれてくるサラリーのように 平和はもう僕等の前に 当たり前に存在はしてくれないけど  今年こそはきっとあなたに たくさんのいいことがありますように  あなたの前に優しい声が響くように  今年こそはきっとあなたに たくさんのいいことがありますように  今年こそはきっと世界に たくさんのいいことがありますように  さよなら 2001年
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
君が好きPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenもしもまだ願いが一つ叶うとしたら… そんな空想を広げ 一日中ぼんやり過ごせば 月も濁る東京の夜だ そしてひねり出した答えは  君が好き 僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくたっていい 夜の淵 アパートの脇 くたびれた自販機で二つ 缶コーヒーを買って  僕の手が君の涙拭えるとしたら それは素敵だけど 君もまた僕と似たような 誰にも踏み込まれたくない 領域を隠し持っているんだろう  君が好き この響きに 潜んでる温い惰性の匂いがしても 繰り返し 繰り返し 煮え切らないメロディに添って 思いを焦がして  歩道橋の上には 見慣れてしまった 濁った月が浮かんでいて 汚れていってしまう 僕らにそっと あぁ 空しく何かを訴えている  君が好き 僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくたっていい 夜の淵 君を待ち 行き場のない 想いがまた夜空に浮かんで 君が好き 君が好き 煮え切らないメロディに添って 思いを焦がして
DrawingPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAITAKESHI KOBAYASHI・Mr.Children遠い遠い子供の頃夢で見た景色が 一瞬フラッシュバックしたんだ 笑いながら僕の頬にキスをする少女が 君とオーバーラップして  淡い光の曇り空に フワフワな時を刻んでいく この素晴らしい 煩わしい気持ちを 真空パックしておけないもんかなぁ  絵に描いたとしても 時と共に何かが色褪せてしまうでしょう 永遠はいつでも 形のない儚い幻影(かげ) 君と共に 僕の元に  もっともっと上手に いろんな絵を描けたなら やっぱり君を描きたいな 僕にとって君とは つまりそう小さな点 そしてあらゆる総て  デタラメと嘘の奥に 本当の答えが眠っている この素晴らしい 慌ただしい 人生を二人三脚で越えて行けるかなぁ  どんな場面でも 僕の絵には必ず君が描かれていて 目を閉じたまま深呼吸してみれば分かる 君はいつも 僕のノートに  絵に描いたとしても 時と共に何かが色褪せてしまうでしょう 永遠はいつでも 形のない儚い幻影 君と共に 僕の元に そしていつも 僕のノートに
youthful daysPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAITAKESHI KOBAYASHI・Mr.Childrenにわか雨が通り過ぎてった午後に 水溜まりは空を映し出している 二つの車輪で 僕らそれに飛び込んだ 羽のように広がって 水しぶきがあがって 君は笑う 悪戯に ニヤニヤと 僕も笑う 声を上げ ゲラゲラと  歪んだ景色に取り囲まれても 君を抱いたら 不安は姿を消すんだ  胸の鐘の音を鳴らしてよ 壊れるほどの抱擁とキスで あらわに心をさらしてよ ずっと二人でいられたらいい  「サボテンが赤い花を付けたよ」と言って 「急いでおいで」って僕に催促をする 何回も繰り返し 僕ら乾杯をしたんだ だけど朝になって 花はしおれてしまって 君の指 花びらを撫でてたろう 僕は思う その仕草 セクシーだと  表通りには花もないくせに トゲが多いから 油断していると刺さるや  胸の鐘の音を鳴らしてよ 切ないほどの抱擁とキスで 乾いた心を濡らしてよ ただ二人でいられたらいい  生臭くて柔らかい温もりを抱きしめる時 (I got back youthful days) くすぐったい様な乱暴に君の本能が応じてる時 (I got back youthful days) 苦しさにも似た感情に もう名前なんてなくていいんだよ (I got back youthful days) 日常が押し殺してきた 剥き出しの自分を感じる  繋いだ手を放さないでよ 腐敗のムードを かわして明日を奪うんだ  胸の鐘の音を鳴らしてよ 壊れるほどの抱擁とキスで あらわに心をさらしてよ ずっと二人でいられたらいい いつも二人でいられたらいい
PLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenため息色した 通い慣れた道 人混みの中へ 吸い込まれてく 消えてった小さな夢をなんとなくね 数えて  同年代の友人達が 家族を築いてく 人生観は様々 そう誰もが知ってる 悲しみをまた優しさに変えながら 生きてく  負けないように 枯れないように 笑って咲く花になろう ふと自分に 迷うときは 風を集めて空に放つよ今  恋愛観や感情論で 愛は語れない この想いが消えぬように そっと祈るだけ 甘えぬように 寄り添うように 孤独を分け合うように  等身大の自分だって きっと愛せるから 最大限の夢描くよ たとえ無謀だと他人が笑ってもいいや  やがてすべてが散り行く運命であっても わかってるんだよ 多少リスクを背負っても 手にしたい 愛・愛  負けないように 枯れないように 笑って咲く花になろう ふと自分に 迷うときは 風を集めて空に放つよ ラララ… 心の中に永遠なる花を咲かそう
優しい歌PLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children誰かが救いの手を 君に差し出している だけど 今はそれに気付けずにいるんだろう  しらけムードの僕等は 胸の中の洞窟に 住みつく魔物と対峙していけるかな  一吹きで消えそうな 儚い願い 言いかけて飲み込んで 恥ずかしくなる  魂の歌 くすぶってた 照れ隠しの裏に忍ばせた 確信犯の声  出口の無い自問自答 何度繰り返しても やっぱり僕は僕でしかないなら  どちらに転んだとしても それはやはり僕だろう このスニーカーのヒモを結んだなら さぁ行こう  簡単に平伏した あの日の誓い 思い出して歯痒くて 思わず叫ぶ  後悔の歌 甘えていた 鏡の中の男に今 復讐を誓う  群衆の中に立って 空を見れば 大切な物に気付いて 狂おしくなる  優しい歌 忘れていた 誰かの為に 小さな火をくべるよな 愛する喜びに 満ちあふれた歌
安らげる場所GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children十月の夕暮れが寂しげに街を映す 僕はただそれを見ているだけ 君を想って 何処からか愛しさが胸に込み上げたなら セーターなど着てなくても そっと温もる  僕はなぜ繰り返す別れを受け入れてきたんだろう? その謎が君と出会い ちょっと解けた  孤独とゆう暗い海に ひとつの灯台を築こう 君はただそれを見ていればいい 一番安らげる場所で  人はなぜ幸せを闇雲に求めてしまうんだろう? 何より大事な物も守れずに  この恋の行き先に何があるかは知らない ただ静かに手を取っては 永遠にと願う いつも君と二人で
友とコーヒーと嘘と胃袋GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenあぁ風の噂で君の話を聞いたんだよ 結婚はしたけれどあまり幸せではないらしい 僕にだってそれなりに守る生活があるから 何をしてあげられるという訳じゃないけど 友よ 友よ 友よ  あぁ男もまた女によって変わるんだなぁ 最近は紅茶よりもコーヒーを飲んでるんだよ あの娘の吸う煙草の口の中の残り香と にがいコーヒーとの相性がとてもいいから 飲むよ 飲むよ 飲むよ 飲むよ  そう僕の今年の運勢はとてもいいんだなぁ 下らないB級雑誌に書いてあったけど 信じる事の出来そうな位のかわいい嘘は なるべく信じてみることにしたんだから  さぁ見てみろよ今や世紀末は遠い過去の話だ そもそもキリスト教に僕はなんの信仰もない 罰当たりと言われてもクジラやイルカの肉も食べる 悲しみも 憎しみも 愛しさも 優しさも いやらしさも 食べるよ 食べるよ 食べるよ  だから胃袋よ あぁ僕の胃袋よ もっと強靭たれ もっと貪欲たれ なんだって飲み込んで なんだって消化して 全部 エネルギーに変えてしまおう  だから胃袋よ あぁ僕の胃袋よ もっと強靭たれ もっと貪欲たれ なんだって飲み込んで なんだって消化して 全部 筋肉に変えてしまおう
スロースターターMr.ChildrenMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children耳を澄ましたら 微かに聞こえるよ ここまでおいでと 意地悪な声がする  出発の鐘はなった スロースターター 今 発車  ここを逃げ出して 田舎に帰れば これ以上嫌な事 知らずに済みそう  でも待った ちょい待った スロースターター 今 発車  みじめそうに見えても 同情なんていらない 尻尾を振り振りして 隙を観て奪い取る  強がりを言うなと 他人は笑うけど 叶わぬ夢など 俺は見ないのよ  出発の鐘はなった スロースターター 今 発車
CENTER OF UNIVERSEGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children今僕を取りまいてる 世界はこれでいて素晴らしい プラス思考が裏目に出ちゃったら 歌でも唄って気晴らし  バブル期の追い風は何処へやら 日に日に皺の数が増えても 悩んだ末に出た答えなら 15点だとしても正しい  どんな不幸からも 喜びを拾い上げ 笑って暮らす才能を誰もが持ってる  イライラして過ごしてんなら愛を補充 君へと向かう恋の炎(ひ)が燃ゆる 当り散らしは言わずもがなのタブー 総てはそう 僕の捕らえ方次第だ  誰かが予想しとくべきだった展開 ほら一気に加速してゆく ステレオタイプ ただ僕ら 新しい物に飲み込まれてゆく 一切合切捨て去ったらどうだい? 裸の自分で挑んでく ヒューマンライフ より良い暮らし そこにはきっとあるような気もする  皆 憂いを胸に 永い孤独の果てに 安らぎのパーキングエリアを捜してる  クタクタんなって走った後も愛を補充 君へと向かう恋の炎が燃ゆる 隣の家のレトリバーにも「ハイ ボンジュール!」 あぁ世界は薔薇色 総ては捕らえ方次第だ ここは そう CENTER OF UNIVERSE  自由競争こそ資本主義社会 いつだって金がものを言う ブランド志向 学歴社会 離婚問題 芸能界 でも本当に価値ある物とは一体何だ? 国家 宗教 自由 それとも愛 一日中悩んだよ でも結局それって理屈じゃない  イライラして過ごしてんなら愛を補充 君へと向かう恋の炎が燃ゆる 向かいの家の柴犬にも「ハイ ボンジュール!」 あぁ世界は薔薇色 ここは そう CENTER OF UNIVERSE 僕こそが中心です あぁ世界は素晴らしい
HallelujahPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenどんなに君を想っているか 分かってくれていない どうやって君を笑わそうか 悩んで暮らしてるDAYS  君に逢う前はALONE きっと独りでした 霧が晴れるように 路を示してくれるよ  DON'T ASK ME この恋の行方は 神様すら知らない DON'T LEAVE ME 捕らえ様のない不安が 影を落とす日も  信じればきっと この願は叶いますか? 奏でるメロディーは 明日に放つハレルヤ  ある時は僕の存在が 君の無限大の可能性を奪うだろう 例えば理想的な もっと官能的な 恋を見送ったりして だけどこれだけはずっと承知していてくれ 僕は君を不幸にはしない 生きているその理由を互いに見い出すまで 迷って悩んでつかもう  いつの日か年老いていっても この視力が衰えていっても そう 君だけは見える もしかして地球が止まっても 人類が滅亡に向かっても そう この想いは続く  僕は世の中を儚気に歌うだけのちっちゃな男じゃなく 太陽が一日中雲に覆われてたって 代わって君に光を射す 優秀に暮らしていこうとするよりも 君らしい不完全さを愛したい マイナスからプラスへ 座標軸を渡って 無限の希望を 愛を 夢を 奪いに行こう 捕らえに行こう
ロードムービーGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenいびつなうねりを上げながら オートバイが走る 寝ぼけた君を乗せて ほんの少しだけ急いで 月明かりが誘う場所へ  嘆きもぼやきもため息も 風に飛んでいくよ そして幸福なあの歌を 高らかに歌いながら 500Rのゆるいカーブへ  今も僕らに付きまとう幾つかの問題 時の流れに少し身を委ねてみよう この路の上の何処かにあるはずのゴールライン そんなビジョンを道連れにして  カーラジオも無くそしてバックもしない オートバイが走る ただ君の温もりを その優しい体温を この背中に抱きしめながら  泣きながら君が見てた夢は 何を暗示してるの? カラスが飛び交う空に モノクロの輝く虹 誰も笑っていやしない動物園  汗ばむ季節 君がふと見せてくれた情熱 ファミレスの裏の野良犬が見てたキス スカートの裾を濡らしはしゃいでた あのビーチハウス そんなシーンを道連れにして  街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る 等間隔で置かれた 闇を越える快楽に また少しスピードを上げて もう1つ次の未来へ
つよがりPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children凛と構えたその姿勢には古傷が見え 重い荷物を持つ手にもつよがりを知る  笑っていても僕にはわかってるんだよ 見えない壁が君のハートに立ちはだかってるのを  蚊の泣くような頼りない声で 君の名前を呼んでみた 孤独な夜を越えて 真直ぐに 向き合ってよ 抱き合ってよ 早く  着かず離れずが恋の術でも傍にいたいのよ いつ君が電話くれてもいいようになってる  話す相手も自ずと挟まってくんだよ ちっちゃな願いをいつもポケットに持ち歩いてるんだ  「優しいね」なんて 買被るなって 怒りにも似ているけど違う 悲しみを越えて 真直ぐに 向き合ってよ 抱き合ってよ 強く  愛しさのつれづれで かき鳴らす六弦に 不器用な指が絡んで震えてる  たまにはちょっと自信に満ちた声で 君の名を叫んでみんだ あせらなくていいさ 一歩ずつ僕の傍においで そしていつか僕と 真直ぐに 向き合ってよ 抱き合ってよ 早く 強く あるがままで つよがりも捨てて
十二月のセントラルパークブルースMr.ChildrenMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenダコタハウスの前の道で恋人達とすれ違う 僕はコートの襟をたてて あぁ 君に抱きしめて欲しい 心の中のアルコールランプを灯すためのヴィンテージワイン グラスに注いで独り寂しくチヤーズ 十二月のセントラルパークブルース  いっそ凍りそうさ こりゃ何の修行だ? 十二月 君無しなど論外 もうどうしたらいいんだ? 雪だ  6番街のベトナム料理店 ウェイトレスの娘が君に似てた クリームブリュレを流し込みながら あぁ 君を思い出していたい 宗教かぶれが僕にこう問う 「Hey あなたは幸せですか?」 「幸せですとも」と嘘ぶきながら 十二月のセントラルパークブルース  いっそ帰ろーか? 日帰りじゃどうだい? 十二月 人恋しの海外 もどかしくて変だ 好きだ  街をうめ尽くすクリスマスツリーを見てたら涙が出て来た ちょっと待て僕はもう三十だぜ 十二月のセントラルパークブルース  いっそ凍りそうさ こりゃ何の修行だ? 十二月 君無しなど論外 もうどうしたらいいんだ? 雪だ いっそ帰ろーか? 日帰りじゃどうだい? 十二月 人恋しの海外 もどかしくて変だ 好きだ なのに 雪だ だけど 好きだ
1999年、夏、沖縄GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children僕が初めて沖縄に行った時 何となく物悲しく思えたのは それがまるで日本の縮図であるかのように アメリカに囲まれていたからです  とはいえ94年、夏の沖縄は Tシャツが体にへばりつくような暑さで 憂鬱なことは全部夜の海に脱ぎ捨てて 適当に二、三発の恋もしました ミンミン ミンミンと蝉が鳴いていたのは 歓喜の歌かそれとも嘆きのブルースか もはや知るすべはないがあの蝉の声に似たような 泣き笑いの歌を奏で僕らは進む  いろんな街を歩き いろんな人に出会い 口にしたさようならは数しれず そして今想うことは 大胆にも想うことは あぁ もっともっと誰かを愛したい  酒の味を覚え始めてからは いろんなモノを飲み歩きもしました そして世界一のお酒を見つけました それは必死で働いた後の酒です 戦後の日本を支えた物の正体が 何となく透けて見えるこの頃は 平和とは自由とは何か 国家とは家族とは何か 柄にもなく考えたりもしています  生まれた場所を離れ 夢からも遠くそれて あぁ僕はどこへ辿り着くのだろう 今日も電車に揺られ 車窓に映る顔は そうほんのちょっとくたびれているけれど  神は我等を救い賜うのでしょうか それとも科学がそれに代わるのでしょうか 永遠でありたいと思うのは野暮でしょうか 全能でありたいと願うのはエゴでしょうか  時の流れは速く もう三十なのだけれど あぁ僕に何が残せると言うのだろう 変わっていったモノと 今だ変わらぬモノが あぁ 良くも悪くもいっぱいあるけれど  そして99年夏の沖縄で 取りあえず僕らの旅もまた終わり 愛する人たちと 愛してくれた人たちと 世界一の酒を飲み交わしたのです  最後の曲が終わり 音がなり止んだ時 あぁ僕はそこで何を思ったのだろう 選んだ路とはいえ 時に険しくもあり 些細なことで僕らは泣き笑う  いろんな街を歩き いろんな人に出会う これからだってそれはそうなんだけど そして今想うことは たった一つ想うことは あぁ いつかまたこの街で歌いたい あぁ きっとまたあの街でも歌いたい あぁ そして君にこの歌を聞かせたい
NOT FOUNDPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children僕はつい見えもしないものに頼って逃げる 君はすぐ形で示してほしいとごねる  矛盾しあった幾つもの事が正しさを主張しているよ 愛するって奥が深いんだなぁ  あぁ 何処まで行けば解りあえるのだろう? 歌や詩になれない この感情と苦悩 君に触れていたい 痛みすら伴い歯痒くとも 切なくとも 微笑みを 微笑みを  愛という 素敵な嘘で騙してほしい  自分だって思ってた人格(ひと)が また違う顔を見せるよ ねぇ それって君のせいかなぁ  あと どのくらいすれば忘れられんのだろう? 過去の自分に向けた この後悔と憎悪 君に触れていたい 優しい胸の上で あの覚束無い子守歌を もう一度 もう一度  昨日探し当てた場所に 今日もジャンプしてみるけれど なぜか NOT FOUND 今日は NOT FOUND  ジェットコースターみたいに浮き沈み  あぁ 何処まで行けば辿り着けるのだろう? 目の前に積まれた この絶望と希望 君に触れていたい 痛みすら伴い歯痒くとも 切なくとも 微笑みを 微笑みを もう一度 微笑みを
SurrenderGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.ChildrenCoffeeぐらいで 火傷したのが 動揺してる 証拠なんだけど さよならを 君が急に云うからさ  笑い飛ばす事ができたなら どんなにかグレイトな奴と思われるだろう? でも 僕は違う  もう 土壇場 されど もうひと押し けれど I Surrender 分厚い積乱雲が 胸の中に立ち籠める  愛情なんて どうせイリュージョンだと 訳しり顔で暮らした日々は 君が白痴に思えもしたけど  もう こてんぱん ただの お人好し もはや I Surrender 大キライなフュージョンで 泣けそうな自分が嫌 イヤ  暗闇を照らしてよ あの頃のように 君無しじゃ不安定なんだよ 一切合切を無くしても 構わないと思えてたのに そう信じれたのに  胸に無情の雨が降る 二人で過ごした日々は 路上のチリのよう 流れて 消えて The Endさ
DISCOVERYGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children空き缶を蹴り飛ばして 悲しみをポケットにしまって 振り向かずに DISCOVERY 険しくとも歩みゆく ただ君の手を取って 真直ぐに DISCOVERY  夕立に襟を立て 水たまりに自由を写して 僕らなりに DISCOVERY 大切な人を失くして 時が流れ忘れ 浮かばれんが DISCOVERY  大地を切り開いて 魂を解き放て 成せば成る DISCOVERY 心に翼を持って この愛を両手に抱いて 振り向かずに DISCOVERY
ImageGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenどれくらい目をつぶっていたろう? 君を思い浮かべながら その笑顔が その全てが 僕だけの楽園  楽しく生きて行くImageを 膨らまして暮らそうよ さぁ 目に写る 全てのことを 抱きしめながら  静かにうねる海 カーテンを揺らす風 何処までも続く青空 子供の笑い声 君の手の温もり 死と再生を繰り返す命 愛  大切なものは いつだって 目の前に転がってる ふんずけないように 蹴飛ばさないように 歩いて行けるなら  揺れ動く心の狭間で 一筋の光に 手をかざすけど 時代はいつでも急ぎ足で 生きて行くことの意味は 争い合う事に いつかすり変わってく  飛び込み台の上 僕等は否応無く 背中を押され落ちてくんだ 溺れそうな魂 水しぶきをあげて 息絶え絶え水面をかく けれど  楽しく生きてゆくImageを 膨らまして暮らそうよ この目に写る 全てのことを 抱きしめながら
SimplePLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenマイナス思考で悩みまくった結果 この命さえも無意味だと思う日があるけど 「考え過ぎね」って君が笑うと もう10代の様な無邪気さがふっと戻んだ  10年先も 20年先も 君と生きれたらいいな 悲しみを連れ 遠回りもしたんだけど 探してたものは こんなシンプルなものだったんだ  喧嘩した時には欠点でもあんだけど 自分に正直で遠慮の無いとこにひかれんのさ 互いに背負った傷をいつしか ちょっとはにかんで交換し合えたならいいな  寂しい曲も 哀しい曲も 君と奏でればいいや 失ったものを さりげなく憂いながら 微かな戸惑いを そっと吐き出しながら  ざあざあ降りの雨を全身で受けながら 凛々と茂るあの草木の様に 強く 強く  10年先も 20年先も ずっと傍に居て欲しいんだ 悲しみを連れ 遠回りもしたんだけど 探してたものは こんなシンプルなものだったんだ 君となら 何だって信じれる様な気がしてんだ 探してたものは こんなシンプルなものだったんだ
I'LL BEPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children気が付きゃ勇み足 そんな日には深呼吸をしてみるんだ Tシャツの中を泳ぐ風と 共に歌いながら 乾きを癒せない砂漠の様に 何だって飲み込んでしまえる そんな漠然としたイメージだけが 今日も僕を支えてんだ  街がジオラマみたくみえるビルの最上階 形を変えながら飛ぶ雲が見えるかい? 今日はゾウ 明日はライオンてな具合に 心はいつだって捕らえようがなくて そんでもって自由だ  生きてる証を 時代に打ち付けろ 貧弱な魂で 悪あがきしながら 何度へましたっていいさ 起死回生で毎日がレボリューション 人生はフリースタイル 孤独でも忍耐 笑いたがる人にはキスを そしていつだって I say yes. I'll be there  ピーナッツをひとつ 噛み砕きながら 飲み込んでしまった想いは 真夜中 血液に溶けて 身体中をノックした  いつも心にしてたアイマスクを外してやればいい 不安や迷いと無二の親友になればいい 旅立とう 明日は無いぞってな具合に 胸に刻みながら一歩ずつ進んで いつだって夢中だ  腑甲斐無い自分に 銃口を突き付けろ 当たり障り無い 道を選ぶくらいなら 全部放り出して コンプレックスさえもいわばモチベーション 人生はいつもQ&Aだ 永遠に続いてく禅問答 そしていつの日か僕も dead I'll be back  駆け引きの世界で 僕が得たものを ダスタシュートに投げ込むよ 白地図を広げて 明日を待っていたい  目一杯の助走をつけて あのボーダーラインを飛ぶんだ 風向きを味方につけて 猫背を気にしながら  生きてる証を 時代に打ち付けろ 貧弱な魂で 悪あがきしながら 何度へましたっていいさ 起死回生で毎日がレボリューション 人生はフリースタイル 孤独でも忍耐 笑いたがる人にはキスを そしていつだって I say yes. I'll be there 
アンダーシャツGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children練りに練られたカリキュラムにそって  若年寄はトレンド志向の強い Dream あなたも私も何かが足りない 心の隙間を金で満たし Cheers デザイナーズブランド インポートワイン “高価い物がいいもん”の理論 叩き込まれて 僕等は不敵  何処かの国では宗教がらみの正義をめぐって しかけるプラスティックボム ご飯は残して外国から仕入れて 平和でいいな戦争の無い国 フリースタイル ジャズ モータウンサウンド ウエストコースト カントリーにテクノ ジャンルは ともかく 音を鳴らせ  泣いて 笑って 叫んで 溢れ出すエゴ 抱いて 触って 歌って 魂よ癒えよ 心はいつでも 真っ白なアンダーシャツ  金縛りにあい涙をためても 隣の女の態度は他人行儀 テレビをつければバブルがはじけて 私腹を肥やして捕まる参議院議員 スリーオンスリー ロッククライミング フットサル フリスビーにゴルフ なりふりかまわず 汗を流せ  飛んで 走って 転んで 体脂肪よ燃えよ 吸って 吐いて 吐いて 魂よ癒えよ 朝から晩まで 真っ白なアンダーシャツ  何から何まで意味なく思えて 紳士な振りして静かに飲む GIN いつかは誰もがやがては誰もが 死にゆく自分を愛せるだろう  泣いて 笑って 叫んで きりがないエゴ 抱いて 触って 歌って 魂よ癒えよ 食って 飲んで 眠って 起きて 生まれて 生きて 死んで 魂よ癒えよ 心はいつでも 真っ白なアンダーシャツ 冬でも夏でも 真っ白なアンダーシャツ
ラララGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenちっぽけな縁起かついで 右足から家を出る 電車はいつもの街へ 疲れた身体を運ぶ  昨日と違う世界 あったっていいのに 僕も欲しいのに  簡単そうに見えてややこしく 困難そうに思えてたやすい そんな La La La そんなLa La La 探してる 探してる  “葡萄酒が体にいいぞ”と並ぶ週刊誌の見出し 長生きはしたくもないけど 何気に酒屋を覗く  いろんな情報が行き交う 要りもしないのに 手を出してみたり  参考書よりも正しく マンガ本よりも楽しい そんなLa La La そんなLa La La 探してる 探して (chorus) ラララ...  ニュースは連日のように 崖っぷちの時代を写す 悲しみ 怒り 憎しみ 無造作に切り替えて行く  明日を生きる子供に 何をあたえりゃいい? 僕に出来るだろうか?  太陽系より果てしなく コンビニより身近な そんな La La La そんなLa La La 探してる 探してる  無くてはならぬものなど あんまり見当たらないけど 愛する人も同じように 今日も元気で暮らしてる  一人じゃない喜び なにはなくとも それで良しとしようか  簡単そうに見えてややこしく 困難そうに思えてたやすい そんなLa La La そんなLa La La 探してる 探してる  赤い夕日が燃えて沈んで 長い夜を越えて昇る 今日もLa La La 明日もLa La La 探してく 探してく (chorus) ラララ...
PrismGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI桜井和寿転んだ時だけ 気付く混凝土の固さ 失って寂しくって 歌うあの日の Love song 思いしらしてよ 君の偉大さを  自分に嘘をつくのが だんだん上手くなってゆく 流れ行く時代に しがみつく僕を 笑い飛ばしてよ  世間や社会が どんなに醜くても いつだって君にだけ 真実を話せたのに 戻っておいでよ 何もない顔してさ  仮面を着けた姿が だんだん様になってゆく 飾りたてた 言葉を吐いては 笑うよ自ら  どうしてなんだろう 何もかもが 憂鬱  自分に嘘をつくのが だんだん上手くなってゆく 流れ行く時代に しがみつく僕を笑って 仮面を着けた姿が だんだん様になってゆく 今日も一人 立ちすくむ僕を もう一度 支えてよ 傍に居て 笑ってみてよ
終わりなき旅MILLION LYLICMr.ChildrenMILLION LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI桜井和寿息を切らしてさ 駆け抜けた道を 振り返りはしないのさ ただ未来だけを見据えながら 放つ願い カンナみたいにね 命を削ってさ 情熱を灯しては また光と影を連れて 進むんだ  大きな声で 声をからして 愛されたいと歌っているんだよ 「ガキじゃあるまいし」自分に言い聞かすけど また答え探してしまう  閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて きっと きっとって 僕を動かしてる いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしたい もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅  誰と話しても 誰かと過ごしても 寂しさは募るけど どこかに自分を必要としてる人がいる  憂鬱な恋に 胸が痛んで 愛されたいと泣いていたんだろう 心配ないぜ 時は無情な程に 全てを洗い流してくれる  難しく考え出すと 結局全てが嫌になって そっとそっと 逃げ出したくなるけど 高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな まだ限界だなんて認めちゃいないさ  時代は混乱し続け その代償を探す 人はつじつまを合わす様に 型にはまってく 誰の真似もすんな 君は君でいい 生きる為のレシピなんてない ないさ  息を切らしてさ 駆け抜けた道を 振り返りはしないのさ ただ未来へと夢を乗せて  閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて きっときっとって 君を動かしてる いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしよう もっと素晴らしいはずの自分を探して  胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように いつも今日だって僕らは動いてる 嫌な事ばかりではないさ さあ次の扉をノックしよう もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅
ボレロGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenまるで病 もう神も仏もない 紛れもなく これが恋って言うもんです 心なんてもんの実体は 知らんけど 身体中が君を 求めてんだよ  「君しかいない 君こそ未来」 言葉は皆 空虚 宙に舞うんです 悩める世界全体の一大事も 無関心でいられちゃう この想いを 知って ねぇ 知って  いつだって年中無休で 君を愛してゆく 七転八倒の人生も 笑い飛ばしてゆく 感情をむき出しにして 朝から晩まで 裸のまんまで 暮らしたい  今度こそ本物なんだって 君が言うのなら 小便臭い十代の恋を 笑い飛ばしてくれ 本能のまんま自由にして 夜のベランダで 裸のまんまで 暮らしたい ひるむ事のない 想いは明日へと 続いてく
ALIVEPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenこの感情は何だろう 無性に腹立つんだよ 自分を押し殺したはずなのに 馬鹿げた仕事を終え 環状線で家路を辿る車の中で  全部おりたい 寝転んでたい そうぼやきながら 今日が行き過ぎる  手を汚さず奪うんだよ 傷つけずに殴んだよ それがうまく生きる秘訣で 人類は醜くても 人生は儚くても 愛し合える時を待つのかい  無駄なんじゃない 大人気ない 知っちゃいながら さぁ 行こう  夢はなくとも 希望はなくとも 目の前の遥かな道を やがて何処かで 光は射すだろう その日まで魂は燃え  誓いは破るもの 法とは犯すもの それすらひとつの真実で 迷いや悩みなど 一生消えぬものと思えたなら ボクらはスーパーマン  怖いものなんてない 胸を張ってたい そして君と さぁ 行こう  意味はなくとも 歩は遅くとも 残されたわずかな時を やがて荒野に 花は咲くだろう あらゆる国境線を越えて  さぁ 行こう 報いはなくとも 救いはなくとも 荒れ果てた険しい道を いつかポッカリ 答えが出るかも その日まで魂は燃え  夢はなくとも 希望はなくとも 目の前の遥かな道を やがて荒野に 花は咲くだろう あらゆる国境線を越え
傘の下の君に告ぐGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children限りなく理想に近い様に見える この文明は日進月歩 凌ぎを削って企業は先を競う 一般市民よ 平凡な大衆よ さぁ コマーシャルに酔って踊ってくれ.....  あっぱれヒットパレード うわっぱりのオンパレード 慰霊の歌を贈ろう 資本主義にのっとり 心をほっぽり 虚栄の我が日本です  数字次第でスポンサーは動き 古き良き時代を消去 時代錯誤だって寅次郎は謳う 人生って奴が何たるかを 愛情って奴が何たるかを  遠からず近からず 声からす旅がらす 見栄を切ってちょうだい 微笑みのその裏で 血と汗を流すから 生命の息吹感じるんだ  愛さえも手に入る自動販売機さ 屈折した欲望が溢れる街 とことんやってくれ 僕を飲み込んでくれ でないとこんな歌 明日も作んだろう 夢も希望もありゃしないさ ah  あっぱれヒットパレード うわっぱりのオンパレード 憂いの歌は売れない がっぽり儲けて 死ぬまで生きても 栄光なんて言えない 資本主義にのっとり 心をほっぽり 虚栄の我が日本です  絶え間なく 啀み合ってみても 僕等は五十歩百歩 幸せ示す道標はない いつの日にか その手で奪い取れ
タイムマシーンに乗ってGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenド派手なメイクをしてた ロックスターでさえ 月日が経ってみりゃ ジェントルマン 時が苦痛ってのを 洗い流すなら タイムマシーンに乗って 未来にワープしたい  前略 宮沢賢治様 僕はいつでも 理想と現実があべこべです 「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」 優しく強く 無欲な男 「ソウイウモノ」を目指してたのに  管理下の教室(コヤ)で 教科書を広げ 平均的をこよなく愛し わずかにあるマネーで 誰かの猿真似 それが僕たちの世代です  How do you feel? どうか教えておくれ この世に生まれた気分はどんなだい? How do you feel? 飽食の土地で 優雅に息する気分はどんなだい?  人生はアドベンチャー たとえ踏み外しても 結局楽しんだ人が 笑者です 前略 ルイ・アームストロング様 次の世代にも しゃがれた声で歌ってやってくれ 心を込めて「ワンダフルワールド」  恋の名の元に 少女は身を売り プライドを捨てブランドを纏った マスコミがあおりゃ 若さに媚売る 時代の着せ替え人形です  How do you feel? どうか答えておくれ この地で死にゆく気分はどんなだい? How do you feel? 安定した暮らしに 老いてくだけの自分ならいらんのだ  侵略の罪を 敗戦の傷を アッハッハ 嘲笑うように 足並み揃えて 価値観は崩壊してる オットット こりゃまるでタイトロープダンシング  君に幸あれ きっと明日は晴れ 本心で言えるならいいですね  How do you feel? どうか教えておくれ この世に生まれた気分はどんなだい? How do you feel? どうか水に流してくれ 愚かなるこのシンガーのぼやきを How do you feel? どうか教えておくれ この地で死にゆく気分はどんなだい?
Brandnew my loverGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children奇妙な 夢見るような気分で胸に抱かれて 無重力 おまえの宇宙へと引きずり込んでおくれ  無礼な 口の聞き方も知らない小娘 孤独な 夜の為の生け贄がこの俺  Kiss me..... (溺れる者が藁にもすがるように) Kiss me..... (浮き沈みしながら人は愛をむさぼる) Kiss me..... (ナルシズムと自虐の狭間で彷徨う) Kiss me..... 残酷に飼い慣し 快楽の奴隷にして  Brandnew my lover モザイクの身体 存在自体がもうすでに意味深 Brandnew my lover Fuckする豚だ 始めようよ 愛欲のA.B.C  淀んだ ゲスな世間の裏側を旅して 華麗な その秘密の手解きでやられたい  Kill me..... (血を流す度に生きてる事に気付き) Kill me..... (騙し合いながら真実へと辿り着く) Kill me..... (古き良き愛の幻想など今はない) Kill me..... 見え透いた嘘もいい 優しく殺してくれ  Brandnew my lover 不細工な面だ 鎖で縛られた美意識 Brandnew my lover 恥じらいは邪魔だ 麻酔かけられたような Ecstasy  Brandnew my lover モザイクの身体 今夜もしなやかに Up side down Brandnew my lover もう壊れそうだ 愛してるなんて言わないでくれ  Brandnew my lover あがいても無駄だ 麻酔かけられたような Ecstasy Brandnew my lover Fuck する豚だ 果てない 愛欲のA.B.C  そして X.Y.Z All I want is you
幸せのカテゴリーGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children通り過ぎる愛の言葉 唇を重ねたって 孤独な風 胸を吹き抜ける  出会った日の弾む鼓動は 日常と言う名の フリーザーの中で とうに凍りついてる  “夢のような毎日が 手を伸ばせばそこに立ってる” そんなふうに自分に 言い聞かせて過ごしてたけど  傷つく事 傷つける事が 互いになんとなく面倒くさかっただけ 形式だけに 目を奪われて ただスマートに納まってようとした二人 今となっては 消えゆく幸せの Category  誰かの忠告も聞かず 不吉な占いを 笑い飛ばしてた まだ無防備だった頃  限りなく全てが 上手くいってるように思ってた 幸せってあまりに もろく儚いものなんだね  日のあたる場所に続く道 違う誰かと歩き出せばいいさ 恋人同士ではなくなったら 君のいいとこばかり思い出すのかな? 当分はそうだろう でも君といるのは懲り懲り  本当の自分なんて 何処にもいないような気がしてる だからこそ僕らは その身代わりを探すんだね 恋の旅路は続くんだね  もう何も 望みはしないけど 最近はちょっぴり解りかけてるんだ 愛し方って もっと自由なもんだよ 君もいつしかその事に気付くのだろう じゃあ その日まで さよなら幸せの Category
Love is BlindnessGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenシーツにくるまって夜の闇を泳ぐ 密室に住む熱帯魚 それが私達です  罪深き秘密をこの胸にしまって 墓場まで持って行けるかな Love is Blindness Love is Blindness 君以外は欲しくない  今まで過ごしてきたどんな自分よりも 君と生きる現在がいとしく思えるんです  例えば人道に背く行為というなら 虫ケラとなって愛を誓う Love is Blindness Love is Blindness 聖者でなんかいられない  罪深き秘密をこの胸にしまって 墓場まで持って行けるかな Love is Blindness Love is Blindness 君以外は欲しくない  Love is Blindness Love is Blindness
旅人GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children安直だけど純粋さが胸を打つのです 分かってながら僕らは猥褻  情報過多で簡略化だぜ文明の利器は 僕らをどうして何処へ運んでく  誰だってしんどい 集団で牛丼食べて孤独な想いを消してんだ ほらもう少しの辛抱 あわてん坊よ焦るな  忘れ去られた人情味を探して 彷徨っている僕らって愛に舞う旅人 うつむかないで天上を見よ 転ばぬ先の杖なんていらない でも心配 そんで今日もまた神頼み  愛情の表現なんてのは十人十色です 僕に構わず先に行ってくんさい  裸で抱き合って 隣人と将来などを不安な想いで見つめんだ 悩みは尽きないや 切ないがぐれるな  恋に身を投げるロミオ 美談にならない時代だ よって僕もまた旅人 言い訳せずに実行せよ 正当化せず答えを探そう ありがとう こんな僕に付き合ってくれて  どうせ駄目ならやってみよう 数え切れぬ絶望を味わった夢を追う旅人 この人生をまっとうせよ 誰のものでもないと図に乗って しくじって そんで今日もまた神頼み
深海GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children僕の心の奥深く 深海で君の影揺れる あどけなかった日の僕は 夢中で君を追いかけて 追いかけてたっけ  シーラカンス これから君は何処へ進化むんだい シーラカンス これから君は何処へ向かうんだい  失くす物など何もない とは言え我が身は可愛くて 空虚な樹海を彷徨うから 今じゃ死にゆくことにさえ憧れるのさ  シーラカンス これから君は何処へ進化むんだい シーラカンス これから君は何処へ向かうんだい シーラカンス これから君は何処へ進化むんだい  連れてってくれないか 連れ戻してくれないか 僕を 僕も
GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children雄弁に喋れば喋るほど 慎重な君はまた身構える どうなってんだ? 分かってくれやしない 本当の俺を  金曜日に奴に会ってきたろう? 簡単に別れ切り出せたの? どうだったんだ 把握していたい 最低な君を  狂った様に抱きしめ合った後で 胸の奥が軋むよ 滅茶苦茶に傷つけてみたい気分 無謀なのは承知だぜ だけど傍にいたい 愛を信じたい  親友から聞いた噂によりゃ 相当癖のある女だって事 なんだってんだ!! 分かってやしない 最新の君を  優しさに飢えて見えるのは多分 卑屈な過去の反動 孤独な少女を引きずってんだろう 不能になるまでずっと束縛されてたい  take me to Heaven give me your love  寝ても覚めても 君が離れない 虜となって天国へと昇ろうか
ゆりかごのある丘からGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children草原には優しい風が吹いていて 草花達が一日中ワルツを舞ってた 鳥達の賛美歌をミツバチが運んできて それが僕らの耳元で飛び交ってた  ゆりかごがそこにはいつも置いて有り 腰掛けた君の揺れる髪を撫でる度 柔らかな香りが僕を包み込み 思わず僕はその髪にキスをする  いつもここで待ち合わせて 君の作ったランチを食べてたっけ……  でも僕が戦場に行っているその間 君は大人になってしまっていて あの約束を頼りに 生き延びて戻ったのに 君はもう違う誰かの腕の中 そして僕は一人  草原はあの日のままの優しさで くたびれて戸惑う僕をそっと包み込む 争いには勝ったけど大事な物を失くして 一体僕は何をしていたのだろう  ぼくの肩に頭のせた 君の写真ゆりかごに置いて見て  一度だけ君がくれた 手紙を読み返したら 気付けなかった寂しさが降ってきて ごめんねとつぶやいても もうどうなる訳でもなく 切なさがギュッと胸をしめつける Ah 僕が戦場に行っているその間 君はもう違う誰かの腕の中 そして僕は一人
So Let's Get TruthGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenゴミのようなダンボール そこで眠る老婆 錆びた夢の残骸 明日は我が身 だけど素通りする素通りする素通りしたりする  駄目な日本の情勢を 社会派は問う 短命すぎた首相を 嘆くTV BLUES みんな苦笑してる苦笑してる苦笑したりしてる  我は思想を持たぬ愚連隊です 若きこの世の雑草です 団塊の世代が産んだ愛の結晶は 今日も walking in the street  子供らはたんこぶ作らず遊び 隣に習えの教養を 植え付けられて顔色を見て 利口なふり利口なふり利口なふりをするが やがて矛盾を知り苦悩したり試行錯誤する So Let's Get Truth……
手紙GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Children過ぎ去りしあなたへ 想い出のあなたへ かけがえのないものに気付きゆくこの頃です  ささいな事に情熱をぶつけ傷つけ合って それさえも微笑みに変わります 今ならば  遠い夏を越えて 秋を過ぎて あなたの事を想うよ 今でも会いたくて 寂しすぎて 愚かな自分を恨みもするけど  過ぎ去りしあなたへ 想い出のあなたへ 今じゃ別の誰かの胸に眠るはずだよね 花ゆれる春なのに
シーラカンスGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenシーラカンス 君はまだ深い海の底で静かに生きてるの? シーラカンス 君はまだ七色に光る海を渡る夢見るの?  ある人は言う 君は滅びたのだと ある人は言う 根拠もなく生きてると とは言え君が この現代に渦巻く メガやビットの海を泳いでいたとしてもだ それがなんだって言うのか 何の意味も 何の価値もないさ  シーラカンス 君はまだ深い海の底で静かに生きてるの? シーラカンス 君はまだ七色に光る海を渡る夢見るの?  ある人は言う 君は滅びたのだと ある人は言う 根拠もなく生きてると どうしたら僕ら 答えを見つけだせるの どんな未来を目指すも 何処に骨を埋めるも 選択肢はいくつだってある 言うなれば自由 そして僕は微かに左脳の片隅で君を待ってる  シーラカンス 僕の心の中に 君が確かに住んでいたような気さえもする シーラカンス ときたま僕は 僕の愛する人の中に君を探したりしてる 君を見つけだせたりする
MirrorPLATINA LYLICMr.ChildrenPLATINA LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenいつの間にやり場もなくこんな想いを抱いてた ありふれて使い古した言葉を並べて oh Love Love Love…… oh Love Love Love……  窓際に腰を下ろしてフォークギター鳴らしては 風立ちぬ夕暮れの空に向け歌う そりゃ碌でもなくポップなんてものでもなく ましてヒットの兆しもない ただあなたへと想いを走らせた 単純明解な Love Song  舗道に沿って幸せそうに 歩き出した恋人達を 羨むように讃えるように そっと君を待っている  人前で泣いたことのない そんな強気なあなたでも 絶望の淵に立って迷う日もあるでしょう 夢に架かる虹の橋 希望の光の矢 愛を包むオーロラのカーテン その全てが嘘っぱちに見えて 自分を見失う様なときは あなたが誰で何の為に生きてるか その謎が早く解けるように 鏡となり 傍に立ち あなたを映し続けよう そう願う今日この頃です
マシンガンをぶっ放せGOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI小林武史・Mr.Childrenあのニュースキャスターが人類を代弁して喋る 「また核実験をするなんて一体どういうつもり?」 愛にしゃぶりついたんさい 愛にすがりついたんさい  やがて来る“死の存在”に目を背け過ごすけど 残念ですが僕が生きている事に意味はない 愛せよ目の前の不条理を 憎めよ都合のいい道徳を そして僕に才能をくれ  見えない敵にマシンガンをぶっ放せ Sister and Brother 正義も悪もないこの時代を行進していく兵士です 殺人鬼も聖者も凡人も共存してくしかないんですね 触らなくたって神は祟っちゃう 救いの唄は聞こえちゃこないさ  参考書を持って挑んだんじゃ一生謎は解けぬ 良識を重んじてる善人がもはや罪だよ 愛せよ目の前の疫病を 憎めよ無能なる組織を そして僕にコンドームをくれ  僕は昇りまた落ちてゆく 愛に似た金を握って どうせ逆らえぬ人を殴った 天使の様な素振りで 毒蜘蛛も犬も乳飲み子も共存すべきだよと言って 偽らざる人がいるはずないじゃん この現実に目を向けなさい  愛せよ単調な生活を 鏡に映っている人物を 憎めよ生まれてきた悲劇を 飼い慣らされちまった本能を そして事の真相をえぐれ  見えない敵にマシンガンをぶっ放せ Sister and Brother 天に唾を吐きかけるような行き場のない怒りです 宗教も化学もUFOも信じれるから悲惨で 絡まりあって本心偽って めくるめくの every day 僕は昇りまた落ちてゆく 何だってまかり通る世界へ
ありふれた Love Story ~男女問題はいつも面倒だ~GOLD LYLICMr.ChildrenGOLD LYLICMr.ChildrenKAZUTOSHI SAKURAIKAZUTOSHI SAKURAI変わらぬ愛と信じきっていた二人 移りゆく季節を歩いてきた 若気の到りなんて他人は云う ありふれた者同志の Love Story  彼は重い鞄を引きずって 街中を駆け回ってるビジネスマン 追われるように過ぎ去っていく暮らし 夢見たもんと遠く離れていた 苛立っていた 戸惑っていた  映画にある様な出会いなど滅多にはないから 知人の伝手なんか頼っては恋を探してた 彼女は生まれた町から都会へ出たばかり 猜疑心と好奇心両手に抱え 悪戦苦闘くり返してる毎日で……  そして恋は生まれた 運命の糸が操っている様にも思えた 愛は尽きる事ない 想いは揺るがない そう信じてた  やがて二人は暮らし始めた 若さのわりに優雅なマンションで 互いのプライバシーを尊重して 上手くバランス取ってるはずだった でも人生とはいつも困難で  いつしか二人嫌なムード 啀み合うばかり 冷めてく想いを分かってるくせに 気付かぬ振りでやり過ごしている  大人を気取れど 自我を捨てれない 辻褄合わせるように抱き合って眠る  「愛は消えたりしない 愛に勝るもんはない」なんて流行歌の戦略か? そんじゃ何信じりゃいい? 「明日へ向かえ」なんていい気なもんだ 混乱した愛情故に友情に戻れない 男女問題はいつも面倒だ そして恋は途切れた 一切合切飲み込んで未来へと進め
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