中盤では将がDJプレイ、沙我(Bs)とNao(Ds)が打楽器で共演するなど、5人がこの1年間に養ってきた新しい音楽表現を次々と披露し、観客を驚かせた。後半は新曲「流星群」や「Spiegel」と既存のキラーチューン「RAINBOWS」「DEAD SCHOOL SCREAMING」など新旧取り混ぜたナンバーを連発し、フロアーはシンガロング、オイコール、ヘドバンなどで応戦。1年振りのライヴにお互いの思い全てをぶつけ合い、メンバー、オーディエンスともに激しくヒートアップしたところで、本編ラストに彼らが用意していたのはあの日、富士急の本編ラストでも演奏した「開戦前夜」。“オマエらの未来預けてくれー! 俺たちの闘い、ここから始めようぜ”と叫ぶ将。A9という表記は“永久”とも読める。ここから俺たちとみんなの未来はずっと続いていく...そんな熱いメッセージをステージから受け取った観客は、終演後いつまでもアンコールを叫び続け、A9の門出を祝福した。