LIVE REPORT

KANA-BOON ライブレポート

KANA-BOON

『KANA-BOONの格付けされるバンドマンツアー 2016』

2016年04月16日@幕張メッセ 国際展示場 9~11ホール

撮影:TEPPEI/取材:フジジュン

2016.04.25

“幕張、楽しもうぜ! 会いたかったよ!!”の声で幕が開き、登場したタキシード姿の格式高い4人に、広い会場から大きな歓声が起きる! 今年2月にリリースされた最新アルバム『Origin』を掲げた、KANA-BOONの全国ツアー『KANA-BOONの格付けされるバンドマンツアー 2016』初日。彼ら史上最大となる幕張メッセのワンマンに、ハイテンションで挑む4人。軽快で勢いのある歌と演奏で、序盤から飛ばしていく。

最新アルバム収録曲を中心に、初回生産限定盤付属のデビュー以前に制作した楽曲も多く披露したこの日のセット。最新型のKANA-BOONと彼らの原点を同時に見ることができるのもツアーの魅力だが、もうひとつの見どころがライヴタイトルにもある“格付け”コーナー。“一流バンドマン”であるメンバーに、ツアーの公式キャラである、格付犬のリッチーがファンから募ったクイズを出題。正解すれば一流のまま、不正解ならば格付けが下がり、下がるほどに待遇がヒドくなっていくというこの企画。最終的に古賀隼斗(Gu)と小泉貴裕(Dr)は、最も格の低い“そっくりさん”まで格下げ。タキシードの両袖をちぎり取られるというヒドイ仕打ちを受け、場内が大爆笑に包まれる。

MCでは、“デビューして3年。昔みたいな純粋な気持ちを取り戻して、音楽を楽しみたいと思った”と、アルバム『Origin』に込めた思いをシリアスに語った谷口 (Vo)。「Origin」の歌詞通り、《ドキドキするようなときめき》を思い切り楽しみながら、“この声で救うよ”とファンへの想いを込めて力いっぱいに歌い演奏する姿が印象的だった。初日を大成功のうちに幕を閉じた彼らは、“僕らの音楽がみんなの心に在り続けますように”と、全国で待ち望むファンに生で音楽を届けるべく、7月まで続く長いツアーへと旅立った。
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  1. 現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。

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