LIVE REPORT

神使轟く、激情の如く。 ライヴレポート

神使轟く、激情の如く。 ライヴレポート

【神使轟く、激情の如く。 ライヴレポート】 『自己都合主義メタモルフォーゼ』 2018年7月17日 at 渋谷WWW X

2018年07月17日@渋谷WWW X

取材:山村哲也

2018.07.25

昨年9月のデビューライヴ以降数え切れないほどのライヴをこなし、急速に知名度を上げてきた“神激”こと神使轟く、激情の如く。。初のメジャーシングル「自己都合主義メタモルフォーゼ」のリリースを前にして、7月17日に渋谷WWW Xで行なわれたワンマンライヴは、持病の療養のために卒業を発表した魔城もも最後のライヴということもあり、いつもにも増して激しくエモーショナルだった。

リーダーである実久里ことのの“その拳に愛込めれるのか? 全力で愛し合えるのか? 拳で返すからにはもっとでかい愛をその拳に掴ませてやるよ!”という絶叫から、1曲目の「新世界エクソダス」へと突入しステージはスタート。序盤からメンバーとファンの気持ちと体がぶつかり合いそこで生まれた愛の塊を、メンバーそれぞれの想いや願いを込めたMCや曲に合わせて会場全員で踏む高速ツーステップダンスで転がし、どんどん大きくしていくように進んだライヴは、アンコール最後の曲「宣戦布告」でその愛の塊が巨大サークルとして具現化。拳をあげ、手を叩き、卒業するももの担当カラーのピンクサイリウムが振られる中、メンバーを中心に置いたサークルを会場に集まったひとりひとりが笑顔で回してライヴは終了した。

アンコールのMCでことのは、結成から1年経たずにWWW Xでワンマンをすることへの不安だった気持ちを告白しつつ“正直私たちがやってきたライヴの場数は1年、2年やっているグループにも匹敵するぐらいだと思います。でも、そうやってきたのは夢に時間制限があるからです。アイドルなんて4、50までやっていられる仕事じゃないから叶えるには時間制限があって、私たちより前にいるでっかいグループを抜いてトップに行くには同じスピードとか、同じ方法で歩いていたら追いつかないし、追い越すなんて夢のまた夢なんですよ。だから、無理って言われても、ボロボロになっても、私たちはこのスピードでこれからも走り続けていくと決めています”と宣言。次のワンマンはいよいよ9月27日の恵比寿LIQUIDROOM。初めて経験する夏フェスを経て、神激がここでどんなライヴを観せてくれるのか楽しみだ。

取材:山村哲也

神使轟く、激情の如く。

シンシトドロク、ゲキジョウノゴトク。:アイドル業界に革命をもたらすため舞い降りた、“神に使わされし楽曲派ミクスチャーロックアイドル”をコンセプトに掲げ、転調やテンポチェンジ、王道メロディーに変則的な曲構成や展開にキャッチーなメロディーを融合させ他のグループにはない楽曲を武器に個性がバラバラなメンバーからなる超個性派グループ。2017年9月に東京・TwinBoxGarageでのワンマンでデビューを果たし、18年1月には渋谷Club asiaを、同年4月にはTSUTAYA O-WESTでのワンマンを成功させた。現在は9月の恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンを目指し、『神激天命5大任務』を遂行中!

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    1.新世界エクソダス

  2. 3

    3.風Zing!雷Zing!

  3. 6

    6.奇天烈ReアイリスTo

  4. 7

    7.アイドル恋備忘録

  5. 9

    9.捨て身ヒロイン

  6. 10

    10.さよならネガティブ

  7. 12

    12.G.O.D

  8. 13

    <ENCORE>

  9. 14

    1.暁光センチメンタル

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