『LOVE Live 2011 ~LOVE VOYAGER TOUR~』

2011年03月05日@Shibuya WWW

撮影:山我祐生/取材:石田博嗣

2011.03.20

鉄壁のバンド陣に支えられてアコギを掻き鳴らし、時にはロックシンガーさながらにハンドマイクで力強く歌うLOVE。ニューアルバム『Telepathic Love Songs』のリリースに先駆けて行なわれたワンマンツアーの東京2デイズ最終公演は、そんな彼女の“届けたい”という気持ちが楽曲とともに伝わってくるライヴだった。以前のインタビューで“部屋でひとりで閉じこもっている人たちにLOVEのライヴに行きたいと思ってもらいたい”と歌う理由について語っていた彼女。恋愛をテーマとしたナンバーであっても、別角度から捉えると彼女なりの願いやメッセージが込められていて、そういう部分がダイレクトに伝わってきたと言えるだろう。新作のテーマが“つながり”であることを後から知ったのだが、ライヴ中に採っていたメモに“絆”と記していたことがそのことを何よりも物語っている。