LIVE REPORT

KREVA ライブレポート

KREVA

『KREVA CONCERT TOUR '09-'10 「心臓」 ROUND 3』

2010年02月07日@横浜アリーナ

取材:土内 昇

2010.02.20

開演前に鳴らされていたBGMに割って入るように響く鼓動音。一斉に響き渡る歓声の中、ステージ後方の巨大LEDに心臓の3Dが写し出され、その血管を通って宇宙空間へといざなわなれる。そして、流星の映像とともにメンバーが現れ、最後にKREVAが登場!
...しかし、派手なのはセットとKREVAの衣装ぐらいで、音を届けるのは3人のビート・クリエイターとKREVAの4人のみ(唯一、アンコールの「シンクロ」で古内東子をフィーチャリング)。この編成は“ROUND ZERO”から変わっていない。ロックバンドがライヴを積み重ねてグルーブを高めていくように、ライヴハウスツアーだった“ROUND 1”、ライヴホールを回った“ROUND 2”を経て彼らも成長し、1万人クラスのアリーナであってもイニシアチブをとり、威風堂々としたパフォーマンスを繰り広げていた。また、ニューアルバムのツアーということで、『心臓』のナンバーが矢継ぎ早に繰り出されるのだが、中盤は旧アルバムの楽曲...それもソロ5年間を遡るかたちで披露されていく。そのセクションでもスキルやビート感の成長を見せていたと言えるだろう。再び『心臓』のナンバーに戻ったのが「Tonight」。本ツアー中、楽器も弾けない、譜面も読めないKREVAがボコーダーの弾き語りに挑戦し続けた楽曲であり、それもまた彼のトライアルだった。ライヴというエンターテインメントを通じて伝えられる、挑戦と成長。それこそが本ツアーのテーマなのである。ソロ5周年ということで、さらなる高みを目指すKREVAの気持ちが渾身のアルバム『心臓』であり、32公演にも及んだ本ツアーに込められていたということだ。もちろん、それは“NEXT STAGE”へと続く...。
この歌手の歌詞一覧 この歌手の動画一覧

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    ACE

  2. 6

    これがFall in love

  3. 13

    この先どうなる?

  4. 14

    愛・自分博メドレー

  5. 19

    音色

  6. 21

    Tonight

  7. 23

    成功

関連ライブレポート

注目度ランキングRANKING

  1. YOAKE

    NiziU

  2. AlwayS

    NiziU

  3. Buddy Buddy

    NiziU

  4. 冬のファンタジー duet with 小湊美和

    金澤豊

  5. 痛覚

    amazarashi

MORE

歌ネットのアクセス数を元に作成