LIVE REPORT

ザ・クロマニヨンズ ライブレポート

ザ・クロマニヨンズ

『ザ・クロマニヨンズ TOUR MONDO ROCCIA ’09-’10』

2010年02月02日@渋谷C.C.Lemonホール

撮影:柴田恵理/取材:ジャガー

2010.02.20

昨年11月から始まったツアーも佳境に突入。と、いったところで特別なことなんて何もない。ステージに立てば、120パーセントで楽しむのはいつものことであり、彼らのロックンロールがカッコ良いことも決まりきっている話。ザ・クロマニヨンズのライヴに特別なことはなく、彼らは感じたことをそのまま表現しているだけのことなのだ。しかしながら、誰よりも純粋な部分で音楽とつながっているバンドだからこそ、観ているこちらも年齢、性別なんて気にせず、さらには多少リズムがズレてしまってもおかまいなしにはしゃいでしまう。
特に本ツアーの核となっている4thアルバム『MONDO ROCCIA』は、モノラルで収録する徹底ぶりにも驚かされたが、聴いた瞬間の迫力が尋常じゃなかった。仮に彼らのライヴになかなか行けない時が続き、悶々とした思いを抱いたとしても、それすらを吹き飛ばしてくれるであろう逸品である。存在感のあるベースで気分を煽る小林 勝、バンドを牽引をする真島昌利のギター、ダイナミックなドラムプレイで会場を沸かせる桐田勝治、そしてフロントマンとして暴れ狂う甲本ヒロト。この4人のタッグは何回観ても唸るしかない。余計なものをどんどん脱ぎ捨て、音にこだわり、ロックンロールに磨きをかけ、心は全裸状態で挑む姿勢に惚れ惚れする。実際のところ、アンコールではメンバー全員上半身裸になって“裸祭りだー!”とやってのけたりするのだが、その純粋さがザ・クロマニヨンズの最大の魅力ではないだろうか。
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  1. 現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。

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