LIVE REPORT

宮野真守 ライブレポート

宮野真守

『MAMORU MIYANO ANNIVERSARY LIVE ~REQUEST~』

2013年06月09日@舞浜アンフィシアター

撮影:山内洋枝/取材:榑林史章

2013.06.20

宮野真守の30歳の誕生日を祝うライヴイベント『MAMORU MIYANO ANNIVERSARY LIVE~REQUEST~』が、6月8日と9日の二日間千葉の舞浜アンフィシアターで開催された。白のタキシードに身を包み、“もう大人だから”としっとりとムードでスタートしたライヴ。しかしそれは最初のうちで、ユーモラスなキャラクターもあって、ステージは終始楽しい雰囲気。カバーあり、キャラソンあり、ダンスあり、さらには爆笑フットサル大会の映像も。盛りだくさんの内容に、会場はたくさんの笑顔で溢れた。

二部構成のステージは、ファンから募ったリクエストを元に構成。第一部の前半は「カバーしてほしい曲」とのことで、一青窈の「ハナミズキ」などを、劇団のレッスン生時代の思い出話と共に、情感溢れる歌声で披露。高校の文化祭で歌ったことがあるというMONGOL800の「小さな恋の歌」では、当時の文化祭を再現。客席から“宮野センパーイ”と声がかかる中、ステージを走り回りながら熱唱した。続いて第一部後半は、声優として出演したアニメ作品からキャラクターソングを。ダントツNO.1のリクエストが集まった「GUILTY BEAUTY LOVE」(『桜蘭高校ホスト部』)は、キャラになり切って熱唱ならぬ熱演。キャラの降りた宮野にファンも大興奮。第二部ではオリジナル曲のリクエストを、5位からランキング形式で。“すごく面白いランキングになった”と宮野。ダンサーと共に華麗なダンスを交えながら「ヒカリ、ヒカル」「オルフェ」など人気曲を次々と歌う。1位の「J☆S」では、“みんなの声を僕に届けて!”という声に、ファンは大合唱で応える。カラフルなサイリウムや、楽しい振り付けでも盛り上がった。

アンコールには誕生ケーキが登場し、ロウソクの火を吹き消すと同時に、突然客席がサイリウムで埋め尽くされ、「Beautiful Life」の合唱が。このサプライズには驚いた様子で、“30歳になって人前で泣くとは思わなかったけど、みんなの前だから泣けた”と涙声。そんなファンの祝福に、感謝の気持ちを込めた「THANK YOU」で応え、“これからも変わらず歌を届けていく”と固く誓う宮野だった。
この歌手の歌詞一覧 この歌手の動画一覧

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    ハナミズキ(カバー曲/オリジナル:一青 窈)

  2. 2

    even if(カバー曲/オリジナル:平井 堅)

  3. 3

    小さな恋の歌(カバー曲/オリジナル:MONGOL800)

  4. 4

    one way(「妖狐×僕SS」夏目残夏キャラクターソング)

  5. 5

    箱空(「機動戦士ガンダムOO」宮野真守 come across 刹那・F・セイエイ)

  6. 6

    GUILTY BEAUTY LOVE(「桜蘭高校ホスト部」須王 環キャラクターソング)

  7. 11

    J☆S

  8. <ENCORE>