TOUYU作詞の歌詞一覧リスト  10曲中 1-10曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
Delusion GirlTOUYUTOUYUTOUYUTOUYU日々を淡々と生きてきた 人に言えないような嘘もついてきた 仮面に化粧をして笑うよ 生きる為に今日も自分を殺すんだ  機械声が鳴り響くホーム 我先に並ぶ人の波にのまれ 白線の外側へ小さな女の子が落ちていった  目にも留まらぬ速さで走る 午前8時迎えて荒ぶる地下鉄日比谷線  飛び出し注意振り払って白線を超えた たかが他人の命をこの手で救うために 自らの命すら顧みないヒーロー そんな妄想もラッシュアワーにかき消えて行く  毎日ミルクをあげていた 猫が車に轢かれ死んでいた 別に悲しくなんてなかった だけど涙が溢れそうになる  所詮こんなものただの偽善だ この亡骸と僕は一体何が違うのだろう  見て見ぬフリをしてずっと生きてきた 助けを請う友達や猫、家族や恋人でも 仕方ないよそれが世の中なんだって 全て諦めてきたんだ でも、もう  機械声が鳴り響くホーム 我先に並ぶ人の波にのまれて 白線の外側へ小さな少女が落ちていった  これは現実だ妄想じゃない 午前8時迎えて荒ぶる地下鉄日比谷線  飛び出し注意振り払って白線を超えた たかが他人の命をこの手で救うために 自らの命すら顧みないヒーロー 宙に浮いた瞳で少女が笑う顔を見る そんな現実もラッシュアワーにかき消えて行く
リベラTOUYUTOUYUTOUYUTOUYU身体を糸に繋いで操ってしまいたい 私はいつも不完全を謳歌している 見えない壁を恐れて手探りで一歩 どこまでも続く隘路に迷い込んだようだ  揺蕩う思いを少しでも突いて ふいに転んで傷を付けて 支えていた手のひらが 今も波打つ水に映る  この先何年でも枯れない思いは 私をずっと人間たらしめるから 胸の奥深く誰も見えない箱へ 今だけは全て忘れさせて 思い出に壊されてしまうから 仄暗い空蠱惑に彩る  頭を過る言葉はふうせんのように 手を離せばもう色すら思い出せない  重ねてきた傷だらけの哀 剥き出した灰色の情景 それでもまだ軋む寄る辺 今も飽くまで此処に縋る  暮れ泥む空と踊る調べ 十字路で光り続けているのは 嫌うことを恐れているだけ 止まらない涙が溢れても 胸の空洞に吸い込まれないで いつまでもそのままでありたい  これ以上にないほどに尊い 落としたものも数知れない それでも知ってしまったんだ 他でもない自分のことを  ありふれたものは何処にもない 知れば知る程全てが難解で 何もかも捨ててしまいそうになる 今だけは全て忘れさせて きっと忘れることなんて出来ないから 見えることのない光を望んだ  この先何年でも枯れない思いは 私をずっと人間たらしめるから 胸の奥深く誰も見えない箱へ 今だけは全て忘れさせて 思い出に壊されてしまうから 私のことだけを見つめて
空に釣り糸TOUYUTOUYUTOUYUTOUYU海に糸を垂らしたらおおきなお魚が 空に糸を垂らしたら何が釣れるかなぁ 雲に隠れたお星様がこの糸を掴んで 私のためにずっとずっと輝いてくれるかな  ゆらゆらゆら身体も一緒 呼吸が止まる10年後に 私は私でいられるかな 月は平等に瞬く  海に糸を垂らしたらちいさなお魚が 空に糸を垂らしたら何が釣れるかなぁ 夕陽に隠れた神様がこの糸を掴んで 私のためにあたたかく微笑んでくれるかな  くらくらくら心も一緒 呼吸が止まる1年後に 私は私でいられるかな 月は平等に瞬く  海に糸を垂らしても 何も釣れないことだってあるよね 雲に隠れたアルタイル いつか私を照らして  ゆらゆら身体も心も 呼吸が止まった1秒後に つめたい風が吹いても 月は平等に瞬く  ゆらゆらゆら私も一緒 呼吸が止まるこのとき 私は私でいられてますか? そろそろ時間だね おやすみ 時計の針を止めよう
ゼラニウムTOUYUTOUYUTOUYUTOUYU南の園に咲く 鑑みる双樹の枝 不知火喚く靄 触れられない枷  悠久の時を 永久に誓う制約 澄み渡る青空が 澱んで深まる  僕はここだよ君はどこなの? 糸と糸がむつばる 白紙の裏に書かれた言葉を知りたいと願う  蜜月が育んだゼラニウム 始まりは終わりの馴れ初め 水面に映るありふれた子守唄 歩めども遠い南回廊  悠久の時を経て 変わりゆくのは寒空 唇が霞む それすら愛しい  奥床しくも囁くように 白き霜が崩れる 隠した不和に抱かれた既望で何処までも黒く  新月に色褪せたゼラニウム 哀しみは揺れる蜃気楼 遥か彼方へいつか見たその仕草 あの刹那にはもう戻れない  暖かい夕陽に照らされたあの日も 今ではもう陰がすべてを隠した 僕はここだよ君はどこなの? 交わらない いつまでもいつまでも僕だけがこの場所に居る  蜜月が育んだゼラニウム 始まりは終わりの馴れ初め どうか今すぐ抱き締めてくれないか 優しさでこの身を引き裂いた 見えざる手のひらの 浮遊城へのいざない きっと皆等しく在るべきその姿
ローレライの唄TOUYUTOUYUTOUYUTOUYU愛で溢れた言葉たちがそろり蔓延した 真っ白い空気が私を包み込む 誰かのためと労わるのは何の為? 煩わしさと現実を見たくないだけでしょう  安全レバーを下げてしまったら アトラクションはもう止まれない 人身事故も誰かにとってはただの迷惑さ  いつまでもローレライ ここに縛られて歌ってる 風が吹いたらそのときもう一度 私を見てよその固まった両目をさ いつかこの手で。  深く澱んだ黄土色の指先儚く 心を亡くしてもまだ求めてる  電柱に落書きを描いて 自己愛をどこまでも 主張して隣の芝生を赤く塗り替える  いつまでもローレライ ここに縛られて歌ってる それしか取り柄のない身体だから 私を見てよ陽も射さない部屋の隅で いつの間にか水を浴び過ぎて  枯れてしまったの 何処にいるのかも知らないから 私はこの愛を誰に宛てればいいの?  いつまでもローレライ ここに縛られて歌ってる 風が吹いたらそのときもう一度 私を見てよありふれた幸せでいい いつか来る日を待った  私はローレライ ここに縛られて歌っても 唯独りあなただけを愛して 風吹く真昼の月に浮かぶその日まで いつか……この手を
E=FTOUYUTOUYUTOUYUTOUYU放物線を描いて地面に落ちる ぬくもりなんてものとうの昔に捨てた からからと音を立て転がっていく 敷かれたレールには誰も逆らえない  からっぽの身に巻かれた輝くラベル 行先失ってもまだ止まらない  役割を終えてどこへいくの 3Rの輪から抜け出して 青白い中空降り注いだ陽射し 何も無い体を無様に曝される  放物線を描いて吸い込まれていく 屑篭に捨てられた仲間の行方 さざめきが連れてきた騒がしさに 身体を蹴り飛ばされ見知らぬ場所へ  流せる水滴すらもうないのです 私に足があるのならその輪の中に  道端に佇んだ姿 名前も知らない花のよう 風が吹き荒み雨が降り出したら 満ち足りぬ身体が赤黒く錆びる  知らないひとに蹴られて何処かに飛ばされていても 景色も揺らぐ熱を口に押し付けられていても 止まない雨に打たれて身体がどれだけ錆びても 作られたこの存在に意味があるのならば  それでいいそれだけでいい ただひとひらの意義さえ持てるのなら ああ、しあわせなの  灰で濁った水で満たされても 赤黒いラベル輝かせる 届かないこの想い出は 名前なんて知らない花のように散った  役割を終えてどこへいくの 3Rの輪から抜け出して 青白い中空降り止まない陽射し からっぽの身体で無様に生きていく
かわずの目借り時TOUYUTOUYUTOUYUTOUYU忘れない誰かと過ごした一夏の睡蓮 穏やかな水平線アヒルボートにのって  くたくたになるまで足を動かした後は 水没した海賊船を探しに行こう  揺れて消えていくのは いつか捧げられた愛 隠し味はハチミツと一緒に 見えなくなるまで溶かして 永久に混ざり合いたい 何事もなかったと言われるそれまで  忘れない誰かと過ごした雪融けの立春 忘れない私に刻まれた証  熟れゆく果実を余所目に 狡いんだね君は 止まない雷雨に開かぬ傘  触れて癒えていくのは 創傷のせせらぎと 終わらない逢瀬を続けよう いつだってそうなんだ 気づいたときには遅くって、 何事もないように息をするんだ  越える事の無い時間を越えて もう一度その手に触れたい 幾ばくの心の欠片 いままた溶け合う  知りたいことはおいてきたよ 他は何も 空だってどこまでも青いから  揺れて消えていくのは いつか捧げられた愛 隠し味はハチミツと一緒に 見えなくなるまで溶かして 永久に混ざり合いたい 何事もなかったと言われるそれまで ちいさな容器が満たされるまでずっと このままひとつに
秘密木地TOUYUTOUYUTOUYUTOUYUShun Naritaいつの日だろうか 植えられた感情 気付いたらここに根を張っていた  幼気な少年少女 笑っていた それだけで何故だか満たされた気がした  いろんな話を聞かせてくれた 学校のことやきみたちのこと 水をもらっては大きくなる それだけでぼくはきみたちと違うんだって  だけど幸せなんだ いつも決まって夕暮れ時 陽が沈むまでここに居てくれるから  さぁ心を閉ざさないで 歌っても良いんだよ ここはぼくたちの秘密基地だから 音より、光よりも早く揺らめいて 過ぎ去っていく 今日もまたひとりになる  いつの日だろうか 植えられた感情 気付いたらここに根を張っていた 時間を重ねるにつれて ふたりが来ることも少なくなってきた  だけど幸せなんだ いつもが不確かであろうとも 来たときは陽が沈んでも ここに居てくれたから  さぁ心を閉ざさないで 泣いても良いんだよ ここはぼくたちの秘密基地だから 音より、光よりも早く揺らめいて 過ぎ去っていく 今日もまたひとりになる  時を重ねるたび いつしかふたりは来なくなった 此処に佇んでいるだけのぼくに 生きている意味はあるのだろうか  心を開いて 泣いてもいいかな ぼくは平凡な木に過ぎないけれど 寂しいよ苦しいよ 溢れてくる感情はきっと本当だから  さぁ心を閉ざさないで 泣いても良いんだよ ここは僕たちの秘密基地だから あの日のきみたちは大人になって それでも、ぼくのことを忘れてなかった そうだここはぼくらの秘密基地だから  幼気な少年少女 笑っていた あの日のきみたちと同じ顔で ひとりはちょっと寂しいよねって 小さな命を植えてくれた
シーベッドルームTOUYUTOUYUTOUYUTOUYUShun Narita海底の其処に沈んで 水圧で破れてしまえたら それでも望まなくとも身体は勝手に浮いて 気付けばまた息を吸って 楽になりたいもう全て  宇宙の向こうへと 星を超えて  まっくらやみかぶる空に 一縷の糸が垂れ下がる まぼろしとまやかしがこの世を全て映して 妄言ふわりと沁みる それが一切の総意  きみを置いてほら 先に行くよ  泣いて笑ってまた明日 繰り返す日々の意味と価値 一切僕は持っていないらしい 屈折率だけが臨界点 限界超えてもう誰の眼にも映らなくなった  宇宙の向こうへと 星を超えて きみを置いて 先に行くよ
泡沫の依り代TOUYUTOUYUTOUYUTOUYUShun Naritaいる筈もない僕は確かにここにいて しくしくと胸を痛めるんだ みられたくない姿をずっと隠して でも本当は誰かに  肯定してほしいそんな気持ちに 不透明な身体がふわふわ浮いて 誰にも見えないけれど ねぇ、ここに居るんだよ  そんなさけび声はきっと誰にも届かない 彼岸の花が咲いた此の世には 僕の居場所なんてもうどこにも無いんだ そう何にもないんだ  毎夜液晶に映る霊能者でも 僕の姿はどうやら見えないらしい そんな見えない僕へふいにあてられた視線の先  涙を浮かべている女の子 心配になって声をかけてみる (どうせきこえやしないけど) どうしてきみは泣いてるの? 「すごくうれしくって」  きみは僕の手を握って瞳を合わせた ふわふわに浮いた身体を離さないよう 力強くそれでいてやさしさをもって そっと笑いかけてくれた  本当は見えちゃいけないんだ 本当はいちゃいけないんだ それでもきみは僕の手を離さない もう満たされたんだ だからきみは、元の場所に  「あなたは私の光になってくれた 瞳に色彩を与えてくれたの 暗い世界に閉じられたままでいるのなら このままいっそ連れ去って」  泡沫のような僕とのろわれたきみで ちいさな手を繋いでくるくると 彼岸の花が咲くこの世を渡って 音もない遥か遠い世界へ駆けて
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