まふまふ作詞の歌詞一覧リスト 150曲中 1-150曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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桜日和とタイムマシン with 初音ミクAdo | Ado | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 今年も春が来ると 懐かしい声がするような 忘れられないどれも 思い出の空に飾っている 桜舞う 桜日和の空 ふたり 歩く道にはひとしきり あと数センチの息遣い 果てしなく思えてしまう 不意に触った蕾が落ちていく 壊してしまうと気づいてから 小さな一歩ほど怖く思っていた 君は笑っていたのに 「さよなら」よりも相応しい言葉は 胸の奥につっかえて 初めて気づいたんだ 恋していたんだなあ ああ 桜が色づいたら もう言葉を交わしたら ボクらの見ていた景色はいつかの 思い出に変わることが決まっていたんだってさ タイムマシンに乗って ねえ あの日に戻してよ 叶わないことばっか願う 本当はどうせ ずっと君のこと... なんて言えやしないのに 桜日和の空 ひとり この未来は見えていたのに 君の声が聞こえた気がして どこかに探してしまう 思い出とかの言葉で蓋した ボクの後悔と散らかる部屋 いつまで立ち止まり 言い訳してるんだろう 変わらないままなんだろう 変われないままなんだよ 君は誰かと笑えていますか ふたり歩いた思い出の空は 桜の世界 もう戻れないとわかっている 届かないとわかっている だから言えるよ 好きだったよ ああ 桜が色めいている ああ 今更気づいたよ 出会えばいつかは別れがくると 近づいて 離れていく花びらのように タイムマシンに乗って ねえ あの日に戻してよ 叶わないことばっか願う 本当はどうせ ずっと君のこと... なんて言えやしないのに |
オーダーメイドまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 世界も君も誰だってさ オーダーメイド 代わりなんていないと 心のドアを叩く音 手招くほうへ 枠のついた この紙きれで十分だろう? と言いたげなビル街を 十字に背負っている こんな木偶にもロールがあるなら そうだな 通りすがりのAってところ カバンで埋まる右手を誰かのために 振るえる場所 紐解く魔法 ただ夜が月を強請ってみせるように 心の行き先と違うのに 涙が出るの なんで? 悲しくなどないのに 溢れ止まらないよ どうして? 世界も君も誰だってさ オーダーメイド 代わりなんていないと 心のドアを叩く音の 声のあるほうへ 子どもの夢 隠す内側のポケットは 立ち並ぶビルのように穴が開いていた いつかボクが大人になったなら なんてこと いつから言えなくなったんだろうな 出口のないガラス張りの向こうで ボクが笑っている 「君はそれでいいの?」 これでいいよ なんて心に無いこと B4のテストに望まれるようなものがなくたって ボクの明日はボクのものなんだ 心の行き先と違うのに 涙が出るの なんで? 悲しくなどないのに 溢れ止まらないよ どうして? 心の行き先と違うのに 涙が出るの なんで? 悲しくなどないのに 溢れ止まらないよ どうして? 世界も君も誰だってさ オーダーメイド 代わりなんていないと 心のドアを叩く音の 声のあるほうへ 並んで バラけた色して オーダーメイドだって そうしたら生まれた理由がありそう |
メリーバッドエンド - Live2022『希織歌と時鐘』 -HIMEHINA | HIMEHINA | まふまふ | まふまふ | 嫌いを100と40字 カギ付きの心 言葉のナイフ 泣き言で着飾って お化粧は大層 綺麗だろうな あやとりをしましょうか 赤い糸に隠れる ピアノの線 貴方はもう共犯者 手に取った凶器の言い訳をどうぞ 聞イテ 聞イテ アノ子ノ噂 密 密 密告 密告 密告 密告(どうぞ) 聞イテ 聞イテ アノ子ノ噂 人の不幸は蜜の味 愛も不確かなユートピア 鬼遊びしましょ 宿り木のポエット こんなママゴトに生る 根腐れの笑顔 値打ちなんてない 今日嫌われないため 輪になってあの子を 嫌いになるの 排他 排斥 的当て 打ち抜いてしまえば 次は誰の番? メリーバッドエンド | |
ハザードシンボル遊遊 | 遊遊 | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 其れは君の言うとおり 其れは何処かで聞いたとおり 事実は小説より奇しい 違いはない 注釈を読み飛ばして 摩訶不思議の 水先案内人の呼ぶほうへ そして引き込まれていた 此処はノベルじゃない 没プロット ああ ああ ああ 声が聞こえて止まない 代償を 愛を 愛を 薄汚れて咲いた警告が目に触れた 囚われの心臓が合図する フィクションなんて言葉の成り立ちは きっとみんな見ないようにしているだけの よく或る怪奇 暗闇の呼ぶほうがいつしか 居心地がいいのは確かだろうさ 名状阻害 其れがハザード 知らないで済まされない 其れは君の言うとおり 其れは何処かで聞いたとおり 命は思うより儚い ボクも同じ 注釈を読み飛ばして まるでボクを手招いた 禁忌は初めからそこにあるみたい また狂っていく 混濁と踊れ 掻撫でる暗夜 誰も誰だかわからない どろん 化け物に見初められ どろりどろりまだ廻る 紛いなりの怨嗟連鎖 暗影 嘆息 等閑視 迷妄 錯綜 鮮明に ボクも誰だかわからないまま 半壊した夢に見る瓦礫の匂い 悲しみの行き先もいつしか 心象なんて言葉で片しては きっと目を逸らしてきた 説明のつかない 或る怪奇 溢れ出す理由を知らなくても 涙と呼ぶのは確かだろうさ 名状阻害 其れがハザード 脚本にない日常を壊していく 不可解に隠れた記憶 鳴り止む前に 理解できない 目に見えない 手に取れない それはきっと 誰か泣いて消えかけた 警告の合図なんだ この悲しい御話から 君だけを連れて帰れたら 明日はもうなくたっていい |
星降るフェアリーテイルいれいす | いれいす | まふまふ | まふまふ | まふまふ | オレンジ色の向こうに バケツ半分かな 眠気を零したくらいにスタート あの日に君が願った夢を探しに行くところ 右も左も見えない闇に泣いては立ちすくむ なら僕たちが手を引こう もう誰もつまずかなくなるように その願い叶えよう! それはフェアリーテイル 空に結わいた天体が幻でも ネオンの明かりでも月でもない 君の光がまた歩いて行ける道しるべ 手を振る君と この暗闇にいっぱいの星座になる 眩しくて両目が霞んでしまう ひとりぼっちにもなれない 星降る夜の果てのこと 大事なものが増えると いつかこんな手から零れそうな気がしていた 子どもの頃は届いた 小さな隙間があったような 果てない闇の彼方で自分さえ見失いそうになる なら今すぐに照らし出す もう誰も端っこにいないように その願い叶えよう! どんな闇夜も 3・2・1の一瞬で光になる 最果てのひとりも見逃さない 弧を描いた一縷の流れる星と どこまでも遠い果てしない夢を この6人と君でいつまでも描くおとぎ噺 それはフェアリーテイル 空に結わいた天体が幻でも ネオンの明かりでも月でもない 君の光がまた歩いて行ける道しるべ 手を振る君と ボクら繋いでいっぱいの星座になる 涙で両目が霞んでしまう ひとりぼっちにはさせない 君と歩ける この先にある星降る夜の果てのこと |
アイスクリームコンプレックスAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 白い吐息に寝静まる街 かじかむ指を温め 水銀灯の下を起こさないように つま先立てて歩いた 暗い夜道を見渡せるように 一番背の高い木の上で 待ち合わせしようよ 銀世界の歩道は 描きわすれのスケッチみたい 拾い集めたサンタの忘れ物 いつの間にだろう 冬の匂いに目が覚める 抜き足は抑えられない スキップに変えたらメゾフォルテ もうすぐ君に会えるんだ! 怖い空がおどけていく 世界は子どもがこぼしたアイスクリームみたいに 暗い夜に星散らせば 甘い甘い夢のはじまり 恋や偽物のアイラビューに泣いた 微熱を冷まして! 冷たい夢はおいしいに決まっているから 止められないな ごくん ひとつ飲み干したら アイスクリームコンプレックス 幸せと不幸なんて辻褄合わせの関係で アップルパイに入れるシナモン そのままじゃとても食べられたもんじゃない この世界に不要なものなんてひとつすらないんだ だってナイフとフォークで切り分けた どれもに頬を落としそうで きっとボクらも もちろん君も 必要としてもらえる日々が どこかにあるんだ 時が経てば 君も どうして大人になっちゃうの? まだまだ不思議や夢をみたいよ 嫌なことは小さじ1杯から2杯まで 今日のシチューに混ぜこんじゃえばいい 泣いたら笑えるだけ笑い 白昼ぐっすり サンタマリア そしたらまた目を覚まして Let's party!! 内緒話も 恋も この世界も 食後に出てきたシャーベットみたいで 一度食べたら病みつきで ボクは少し怖くなっちゃいそうだ 枕元にある続きがどんな結末だとしたって 冷たい夢はおいしいに決まっているから 止められないや もう一口だけ ああ 一生続いてよ この不幸も きっと明日生きるのに必要なものなんだ そうだよね? ねえ! ハンドベルで合図 デザートはまだ!? 遅いなあもう 喰らいつくしちゃお! 手につかない ボクらはみんな アイスクリームコンプレックス |
レッドスプライトAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 弱気なビート それにリプライ 君は居ても立っても居られない ボクら当然 クズの集まり 仇になって返してる罪と罰 超高層トリック ショーケース 裁定者不在の遠隔性インファイト スプライト 感電疑惑 トレス レッドスプライト 感電疑惑 トレス レッドスプライト 感覚派アクトレス レッドスプライト 曖昧さなく奴隷 錯覚はスピード置き去りにして レッドスプライト 結局さボクらは レッドスプライト 偶像になるんだな レッドスプライト 暗転した全部を 彼方へ飛ばしてしまいたい 無粋なツイート それにリプライ 君はどんな意味を見出すの? 解釈の違いらしい つまり軽はずみ 仇になって返してまた 恥晒して 曖昧さ回避 証明 排斥ロマンス エキセントリック断罪ショー レッドスプライト 真相は合ってない レッドスプライト 心臓は鳴ってない レッドスプライト 歓声は確かに 深く刺さったガラスの涙 レッドスプライト 結局さボクらは レッドスプライト 信頼がないんだな レッドスプライト 暗転した全部を 彼方へ飛ばしてしまいたい スプライト 感電疑惑 トレス レッドスプライト 感電疑惑 トレス レッドスプライト 感覚派アクトレス レッドスプライト 曖昧さなく奴隷 錯覚はスピード置き去りにして レッドスプライト 結局さボクらは レッドスプライト 偶像になるんだな レッドスプライト 暗転した全部を 彼方へ飛ばしてしまいたい |
モアAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 何度目の終わり括弧の手前 ねえ 君はどう見えた? 心ではどう見えた? もう半歩だけ それは ボクが願ったこと だけど 君が泣く像になる 頭が割れそうになる もう何回だい 触れぬように 壊さぬように すり切れたテロメア もういいかい 嫌々なの? 目を見て 見ないふりしていた 曖昧じゃ 儘にならない 心は“まだ”ボクの? 目線で隠した通り 答えを隠して 道理 手違いなんて無いように ずっと抑えている 今更でも 殊更でも 君に愛想を尽かしたふり わかり合えない棘だらけの嘘で蓋をして 聞こえぬふり もういいよ 嫌々でしょ 両耳 塞いでいる君じゃ 感傷も 分かち合えない それなら乞う売買? ねえ 嗤ってよ だから泣いてよ 嘘で構わない 本音を聞かせて わからない だってこんなに ボクらはそばにいるのに もういいかい 嫌々なの? 目を見て 見ないふりしていた 曖昧じゃ 儘にならない 心はどこ? ねえ! 冗談じゃ 終わりにしない 目を見て 話がしたいよ じゃあ何回 分かち合える? 心は“まだ”ボクの? もういいよ 嫌々で嘘吐いた 心の底 |
東京クローンAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ハイセンスナンセンス ぶっ壊してオッケー アンハッピーぶった世界を壊してください 道行く人の波は お手元の画面に涙 感情が電波に乗ってバグっちゃうわ 本当を聞かせて? 本当です なら目を合わせて? うるさいなあ 泣いて泣くほど手を叩いてさ 言葉の裏の裏 買い直した素顔で実際の心境は? 今日も一日0点で完 はい ぱっぱらぱなしで問題はない はい うざいくらいの正論に凹んだ今日は燃えないゴミの中へ どろん 東京クローン 近未来は表の裏で踊る 映えない日常を捨てたら 今日から本当のボクら 東京クローン どうしてなんで 常識も何も壊せ 上下なんて関係ないぜ 好きに踊ればいい 明日が来るまで 目に映る世界を暴いてください 間に合わせじゃ意味ないし 貼り付けた仮面はどれも ハイセンスなふりして失敬だわ どうだっていいこと 有象無象を集めた それが都会とかいうモンスターなんだ あー切って貼って 正しいってなるなら 願ったもの全て叶いそう そりゃ結構 期待はしないぜ 生まれ持ったカードで 勝敗決まる賭博みたいな イカサマのしようもない しょうもない人生というゲーム 長考したって何も変わらない どう転んでも ならばいっそ終わってしまえばいい 今日も一日0点で完 ぱっぱらぱなしで問題はない どうだって何も変わりやしないさ 妄想をぶちまけて どろん 東京クローン 誰だって モラル トレンド被せ 消えない傷なんてむしろ特別さ 洒落て見えるぜ 東京クローン 似通った 服着てボクと歌おう 上下なんて関係ないぜ 好きに踊ればいい 明日が来るまで 東京クローン wow wow 東京クローン 君が泣きそうな夜へ 東京クローン wow wow 東京クローン ボクらトんでいくぜ ハイセンスナンセンス ぶっ壊してオッケー |
折り紙と百景After the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | これはやがて辿る世界を 祈る私の願いの詩 これは今じゃ悔やんでばかりの 弱虫な恋歌 花を 風を 飾るあの日々を 覚えていますか 貴方のくれた百余の景色を 今はお暇しても 四季折々の夢でありますように 色を変える折形の様 ひらり落ちて 貴方のそばへ 寄り添えるなら ずっと ずっと 気づいていました 貴方のことに 叶わぬことに 人も実り 麦秋至 知れたことでしたね あれも これも 間違いだなんてさ 言わないでいてよ 枯れたる草も 蛍となる日を ひどく待ち望むように 貴方の行く畦道を照らせたら この未来も笑えているような 叶わない恋を知った 知られずひとりで泣いた そんなふたつの声は交わらない 絶え間なく四季は去った 忘れられないまま夢になってしまった 悪戯な恋と ただ一枚折って 貴方のくれた 貴方の景色を 今はお暇しても 四季折々の夢で会えますように 色を変える折形の様 ひらり落ちて 貴方のそばへ 寄り添えるなら |
万花繚乱After the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 浮足立つ世の滴り 宵は焼けて燈涼しの 風よ導いて 祭りの日 後先は其れの二の次 今宵は気の向くままに ただ君を追い越して 振り向く道理 夏風の抜けた長髪が ふわり 鼻をくすぐるくらいに近づけば この想いは絶え間ない夜の中 天よ詠え 空よ眩ませ 万花の咲いた 世の果てに 今日の続いたこの夜に いらないものなどない 酸いも甘いも宵闇の火花 悔いて恥じることなどない 千夜未来まで煌めいておくれ 白日と成るままに 不慣れな差下駄鳴らして 蛍火の続く道を 風の呼ぶ方へ歩いている 手を取るは君の左手 今は理由も知らぬように 首傾げて笑う それは始まり ああ 宙へ浮かぶ心模様 君で色づいた 夜さり 叶わぬ恋としても 今だけは鳴りやまぬ夜のまま いつかたとえ君を忘れたい 夏になってしまうとしても 今日の想いは消えぬように 夜空に焼き付けて パッと開いて 夜這いの星の 踊りだす 月夜を背に 恋の憂いなんて連れ去っておくれ この夢見のままに 宵闇の風を 楽の音を 君で色づいた日々を ボクは忘れない...られもしない 絶え間ない夜の中 禁忌と知った今は尚更 愛しく想うばかり 何度世界に阻まれど 悩めるものもない 酸いも甘いも宵闇の火花 悔いて恥じることなどない 千夜未来まで煌めいておくれ 白日と成るままに 解き明かして |
ライアAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ・三矢禅晃 | 疑うことでしか きっと信じられなかった 望まれたその世界と ズレ始めるふたりのライア それでも 辻褄を合わせて 不意に悟られないように その手ですら信じられずに 縛り付けてしまいたい 繰り返すあやとりで 間違いを手繰るだけ 寂しさを縫い合わす糸先が 首筋に絡みつく ライア どんな嘘ついて 今生きているの ライア 最初からすべて 本当のことなんて何もないや 手元に余る毛糸の虚しさは どうしたらいいの ねえ どうしてさ こんなに痛いの 君がくれたものどれも 君がいなきゃそのどれも 呪いみたいに私を縛っていくんだ 嘘吐いたところで 騙す人ももういない ライア 君なんてどこか 行っちゃえばいいんだ ライア 心にもない言葉が 漏れ出す私もライア 手元に余る毛糸の虚しさは どうしたらいいの 心は君を探すの 何もかも失くしてよかった 知らなきゃよかった そうやって いつだって 嘘吐いていればいいよ |
ナイトクローラーAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | ぶかぶかのフード 靴のかかとを潰して 憎んで 睨んで とうに取り戻せない平衡感覚 不意に思うんだ この日差しさえなけりゃ 陰ひとつもない 小さな違いだってないだろうなあ ガタンゴトン どこへ逃げようと 迎えは来るんだ 気怠い世界の隙間へグッバイ グッバイ ボクで許される真っ暗闇に溶けるように 眩しい君にこの気持ちがわかるもんかよ 遥か夜へ逃げる 正しい世界を望む君がいるように そんな世界じゃ息もできないような ボクらでいいだろう I don't wanna pass away. 死刑執行は眼前に いや 気は確からしからぬ証だ 病状は心神喪失 表裏一体な死と生 ここには疾うに居場所もないだろう ガタンゴトン いっそもう昨日へ 続いてしまえよ 目映い世界にさよならバイバイ バイバイ 元は先見えぬことが当たり前の夜景 悲しい未来に目を逸らして生きるくらいなら ボクは夜へ逃げる 目映い世界にさよならバイバイ 悲しいだけの記憶にバイバイ 気怠い世界の隙間へグッバイ グッバイ ここじゃ生きられない 真っ暗闇に唸る奴隷 眩しい君にこの気持ちがわかるもんかよ 遥か夜へ逃げる | |
レムAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | 欠けたレンズ 擦れた未来図 道に迷うことはいつぶりだろう 君はいいな ひとりでいられて 水泡に沈む夜更かし空の魔法 あとどれくらい君と会うだろう どんな景色を見るだろう 何を食べて 何を強請って 誰を傷つけ何度泣くんだろう あとどれくらい生きていくんだろう どれくらい生きていくんだろう どれくらい生きていくんだろう どれくらい さよなら スリープ 言葉は届かないほうが心地よかった 溺れ スリープ 痛みは知られなくたって それでよかった 誰もわかっちゃいない わかってくれない ぽつりと泣いた あとどれくらい君と会うだろう どんな景色を見るだろう 何を食べて 何を強請って 誰を傷つけ何度泣くんだろう あとどれくらい生きていくんだろう どれくらい生きていくんだろう どれくらい生きていくんだろう 何度こんな歌を歌うんだろう 半球の心臓は指折り待つ天秤座 ボクはまだ歌える 言い聞かせては何回目 おやすみ スリープ 地球は丸くないほうが心地よかった 不明な スリープ 隠れる場所くらい取っておいて欲しかった さよなら スリープ 言葉は届かないほうが心地よかった 溺れ スリープ 痛みは知られなくたって それでよかった 誰もわかっちゃいない わかってくれない ぽつりと泣いた おやすみ スリープ | |
テレストリアルAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | 深い闇の中に バケツいっぱいの 光の欠片がこぼれていく 醒めない夢 月の道化 君を連れ去る暗い世界の果てまで 散りばめられた夜の魔法に おどけていく 暗みだす空にぽつり吐いた言葉も 心の隙間から逃げていかない ありふれすぎた どんな何気のない話でも もう二度と聞けないのだなあ ずっと届かない一歩を 踏み出せもしないのに 諦めもしないように 君を探していくのだろう 透明なガラスみたいな感情に あれ? 星が降ったような 冷たい夢 君を隠す水晶のカーテンと 仄暗い世界のレプリカ ボクと置き去りのままの “君に触れた” そんな冬の日 ずっと ずっと 君がくれた言葉のどれもを 覚えている 消えない願い お願いもう一度だけ 叶えばもうおとぎの噺 拙い言葉が夜に溶けていく 君に会いたいよう 冷たい夢 君を隠す水晶のカーテンと 仄暗い世界のレプリカ 散りばめられた夜の魔法に 何か聞こえるような 声が聞こえたような | |
ウェディングドレスAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | 良く知る顔に囲まれる今日は ずっとボクら夢にまで見ていた 白いヴェールに包まれる君は 綺麗で 見惚れてしまうよ 一時停止したワンシーンも もう一切 二度と戻らないみたいだ ピントのずれた目こすったって 君が思い出になっていく 寝ぼすけな君にウェディングドレス 白で全てを満たしてしまう 細い身体 栗毛の髪 君との思い出さえ 人目を引く可憐な花嫁 誓いの鐘はもうすぐだよ 終わらない夢見る君へ またつぶやく おはよう こんなドレスの解れた穴を 縫い合わせられるみたいに 君の世界と ボクの世界を ひとつにできればいいのに これからのふたりを探そう あの日交わした約束が 瞼の中でぼやけていく 終わりかけの夢みたいに 鏡越しの花のように 水面に浮かぶあの月のように 微笑む君に手を伸ばして 指は空を掻いていく さよならまたね仕立てのドレス 最期も君に見惚れてしまう 愛しているよ 忘れないよ 宛先のない言葉 人目を引く可憐な花嫁 結ばれない時のリボンに 終わらない夢見る君へ またつぶやく おはよう おはよう お願い おはよう | |
目隠し少女と蜃気楼After the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | 深く閉ざされた夜空を色づける ちいさな世界の優しい話 黒く疎まれた嘘吐きなカラスと いつも目隠しの少女の話 投げつけられた石の数なら 数え切れるものじゃないけど 爪の手足の 黒い翼の ボクにできること 眩しい世界を夢見る君へ歌う しゃがれた声 嘘で塗り固めたストーリー その不器用な瞼の向こう ちょっと期待させたら 笑う君を見ていたい 「優しいあなたを一度見てみたいなあ」 ボクは笑うだけ 言葉がないや いつか君が光を戻した時は どこか飛び去ってしまえばいいや 水をくぐった石塔の 瓦礫に咲いた花を摘んで ランラララ ラララーラッター 鼻歌なんていつ以来だっけ ろくでもないこの生涯で やっと生きる意味を知ったんだ やっと笑えたんだ 悲しい未来は啄んで愛を運ぶ 黒い羽がたとえ醜いと言われたって この不都合な身体も 君にちょっとだけ明日を 教えてあげられるんだ 永久に響け鳥の歌 蜃気楼の世界は ふたりだけに許された 箱庭の夢の中 物語じゃ語られない ありふれた幸せが ふたりの望んだ ふたりだけの世界 | |
10数年前の僕たちへAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | 10数年前の僕たちへ 君はまだ 教室のドアの重たさに 足を止めては 逃避行場の空 屋上からの景色がすべてと言った 10数年前の僕たちへ 君はまだ さよならの意味もわからずに 長い前髪 隠れた視界で 何を見ていたっけな 隣の席の嫌な顔も 結局 それが最後になるなんて 僕は気づけなかったなあ 空っぽで捨てられないような この想い 気持ち 感情 解いてしまいたい 朝のはじまり夜のはずれ また今日がこうして変わるように こんな将来にきっと続いて 後悔もずっと隣で 朝が来る予感がしてる それだけはもう間違えないで 10数年前の僕たちへ 君はまた 下駄箱の前で立ち止まる この先歩く術がないのは 今もそういうもんだよ それから5年くらいで歌が売れて 代わりじゃないけど友と別れて これでいい これでいいんだ 叶えた夢と増える空欄 ああ 僕はどうしても僕のままみたいだけど この前も一生分泣いたけど ギターは続けておいてよ 忘れたいことばかりだな なんて 口に出すのは簡単で 今じゃ探し回っている あの日にもし戻れたらなんて 呆れてしまう心境 解いてしまいたい 何度つまずいて 涙あふれ また今日もこうして生きていく こんな後悔もきっと終わりが 人生もきっと終わりが あるような予感がしてる 今は何も信じられなくたって それだけはもう間違えないで 10数年後の僕たちへ 君はもう憧れの人になれましたか? 少し違うけれど もう笑えているよ | |
アイムユアヒーローAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | テレビの中でよく見る 強い正義のヒーローに きっとこれっぽっちも 似てないことはわかっているよ 泣き虫小むしがひとり 頼りないか細い手でも 繋いでボクらふたり もう寂しくはないはずさ ありふれた言葉で 君に伝えたいこと ずっとひとりで頑張ってきたんだね もうだいじょうぶ 世界を照らす魔法はないし 得意・必殺の技は出せない でも 悲しくてたまらない時は 僕も泣いてあげる 頼りない 君だけのヒーロー 誰かの涙を 暗い空に飾るような世界だ ちょっとだけ何処かに 行きたくなる気もわかるよ 泣き虫小むしがふたり ボクも気丈なほうじゃないよ もし泣きたくなったら 一緒に泣いてしまおう? ああ ふたりぼっちのメロディ この世界がどんなに暗くなっても だいじょうぶ 不甲斐なさなら世界一で 笑うよりずっと泣いているけど でも 長い雨に震えるときは 傘をさしてあげる 約束だよ 君だけのヒーロー だからボクは歌うと決めたんだ 暗い夜にも届くように だからボクは歌うと決めたんだ ひとりきりにはしないように だからボクは歌うと決めたんだ 誰に見向きもされなくたって そこに君がいる それだけが全て 世界を照らす魔法はないし 得意・必殺の技は出せない でも 悲しくてたまらない時は 僕も泣いてあげる 頼りない 君だけのヒーロー アイムユアヒーロー | |
不可逆性シンクロニシティうらたぬき(浦島坂田船) | うらたぬき(浦島坂田船) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ボクの名前は ボクの身体は ここにはないと知る 終わりが定められたシナリオなら見慣れた よく聞くセリフを口にする この身に与えられた役割は あの椅子の主の代わりに 言葉を交わすだけ ボクにとって 誰になって 何を思うかなんて些末な問題 どうしたって演じる全て 世界は脚本の話 誰かの創る誰かの夢を拾って 演じ 宿す心 感情のない依り代の理想まで シンクロ 狂いないように それでも君が見つけてくれたら このままボクを見失っても ひとつふたつ自分を捨てることにも慣れた 明日はどの服を着ていこう 例えばこの世界の白黒が入れ替わる その日が僕の最期になるんだろうな 成り代わって 今になっちゃ 僕自身が不確定すぎる存在 君はそれでも どうして 今も信じてくれるのだろう? 最適な声で 最適解の言葉を吐いた 嘘偽りの所在 心臓以外ボクのものじゃなくても 演じる 狂いないように どこかで何か聞こえた気がする このままボクを見失っても ああ そうか きっとボクがどうであれ ずっと君がいるからなんだな 君がいるからなんだ 君が笑うから |
我ら令和のかえるちゃん!でんぱ組.inc | でんぱ組.inc | まふまふ | まふまふ | まふまふ | なんだこれ?! 人間だ! うわあ、あぶない! ふ、踏まれないように! こっちが安全だ...!かくれろーーー!! うわー! ケロケロ(ベー!) ケロケロ(ハイハイ!) ケロケロ 頭の中まで ケロケロ(モー!) ケロケロ そっけない君の気を引く呪文 ケロケロ(ベー!) ケロケロ(ハイハイ!) ケロケロ 心の中まで ケロケロ 君で全部なのです (イクヨー!)ケロケロ! 暗い夜ほど目が覚めて あちらこちらで歌い出す ほらあっちでケロ こっちでケロ ボクらは令和のかえるちゃん 今日もおうちに引きガエル 寒さにも弱い性分で まだなかなかなかなんか 上手に生きられないのです (ケロリアッテチュルリラ!) 長い舌はちょびっと毒アリで 「よい子」と言っちゃ違う気配 てへとぺろぺろ 知らん顔 要するに 乙女心 保護色 擬態だ!カモフラージュ! 君のぴょことぴょこ 教えておねだり ぺろん+1+1を 君の前だけ甘ガエルのぴょん ぴょんぴょんだ! やだ!わがまま気の向くままに けろっとして求めたいの ボクは 君のとなりにかえるちゃん ケロケロ ケロケロ(ベー!) ケロケロ(ハイハイ!) ケロケロ 心の中まで ケロケロ 君で全部なのです (ニバンー!)ケロケロ! 人目忍んでだんまりと 内気な心にノックする 今日はもう少しうまくしゃべりたい 言葉が出ずにつっカエル ふくらむ喉に 根を張る手足 誰とも目が合わないように 半目が辞めれない 授業の合間は寝たふりすること(ハイハイハイ!) 電車は当然隅に座ること(ハイハイハイ!) 得意なことだけ早口なること(ハイハイハイ!) 我らは令和のかえるちゃん!ぴょんぴょん! 失敗後悔振りカエル! 真っ黒歴史は塗りカエル! 痛いあの日は毛布をかぶって 堪えて悶えてひっくりカエル! どうせ何も変われない? 明日は明日の風吹かない? どうでもいいからおうちに帰りたい! こんなボクの手を引いてくれた 世界を簡単にカエル魔法 走れ ぴょことぴょこ この小さな井戸からボクも海へ行ける? 君の前だけボクでいられる? ぴょんぴょんだ! まだ何もわからないボクだけど この手 離さないでいてね 君のとなりにかえるちゃん 君のとなりにかえるちゃん ケロケロ(ベー!) ケロケロ(ハイハイ!) ケロケロ 頭の中まで ケロケロ(モー!) ケロケロ そっけない君の気を引く呪文 空ひとつなくても 雨天決行の合図 きっとだいじょうぶ もうひとりじゃないよね けろり かえるちゃん |
青春切符まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | だいたいはそんなもんだろうと ため息で冷ますミルクが 人肌になったなら朝食ってことにした いつか見た誰かが 窓ガラス越しにすれ違う あの日のボクらなら 手を振って笑っていた? 忘れたよ 忘れないよって誓ったことほど 小さな駅を飛ばしてしまうように 夢のベルが手招くエンディングロール 青春行きの5番線ホーム 列にあぶれて胸を撫で下ろしている 背負い込んだカバンの底にあった いつかの行く当てだとしたって きっと立ち止まったまま 寝過ごしたんだろう 夏風の小道は 不器用な夢を並べていた ああ ボクら どうして大人になるんだろうなあ いつか見た誰かが 窓ガラス越しにすれ違う あの日のボクらだよ 手を振って笑っていた いい加減夢から覚めたらどうだい って 何年振りだっけ 見慣れた知らん顔 変わらないものはひとつもないみたい 大層なものじゃないなら叶いますように いつか見つけてもらえますように B4の紙に書ききれないボクらを しわになった上着にしまい込んでいた 何度も夢にみた未来は きっと今も待っている 大人になっても 夢の改札を行く君を見ていた 歩き出せる術もボクはないけど あの日々へ繋がるのなら もう一度君に会いにいく 何も忘れないように 夢のベルに駆ける 青春切符 後悔発の5番線ホーム ボクらを止めるものひとつもないんだよ 背負い込んだカバンの底にあった いつかの行く当てだとしたって きっと立ち止まったまま 寝過ごしたんだろう |
失楽園まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 契る千の生涯は 深く目を閉ざした 芽吹けば枯れゆく ボクら何処にいるのだろう 「もしも一切を分かち合えるのなら」 願いはただ追憶の知らせ 風間の貰い火 これでいい これでいい すれ違った刹那に 過る空想 君を愛していたよ 両翼の運命も笑い合う今日も 機関銃の空へ 心に意味がある意味もない躯体 何処かで出会っていた 出会っていたんだ 此処じゃない世界なら 映し鏡の瞳に映る 少女は夢見ている 春の事触れ 値札のついた命で 日和見主義な世界だ 惨めでした 惨めでした ボクには当然ふさわしい 泥にまみれたこの手に 配られたカードは ああ 幸か不幸か 絵柄さえ 汚れに見えてしまうな これでいい これでいい 空の降った地べたを睨む後世 ボクは生きているよ トラウマとハイオクで満たしていくんだ 空っぽの心は 拭えども消えない暗闇の黒色 翡翠の音 外光に戸を叩いた 見つけてほしいんだよ 巡る未来世 正鵠を射る その時間の狭間へ 今 傷つけることを知って これだけ人を憎んで それなのにボクは 君の名前も知らない これが間違いだと言うなら これは間違いだと言えたら どれだけ夢見た世界だろう ボクらの違わぬ未来へ行こうよ 両翼の運命も笑い合う今日も 機関銃の空へ 刹那でも時を止めて見せて お願い 何処かで出会っていた 繋いでいたんだ 此処じゃない世界なら 映し鏡の瞳に映る ボクはきっと知っている 春の事触れ 真実なんてさ どうせ 都合のいい錯覚だろう どんな言葉も君の目には二度と映らない 幻のまま |
立ち入り禁止Ayase×Ado | Ayase×Ado | まふまふ | まふまふ | Ayase | 幽霊少女は今日も 無口に歩く 興味 愛憎なんての無い脳内 空々の人波 誰の影に隠れて歩く? 懊悩陶酔 愉悦 御来光 立ち入りを禁ず 幽霊少女は今日も 無口に歩く 罵声 暴力 逃避行 嫌いだって 石を投げられ 残念なことに 生まれた時に この世はボクの居場所を忘れたみたい 誰もに否定されて 救いも無くて 自分を呪っている日々 もう ボクはなに? 立ち入り禁止 どこまでも出来損ないのこのボクに 優しさを突き撥ねても 消えない愛を縫い付けてください 痛い痛い痛い ココロが 未だ「心臓」なんて役割を果たすの 故に 立ち入り禁止する 幽霊少女は今日も 無口に歩く どうせ生きちゃいないって五感が証を教えてくれる だから 今日は心の臓は ココロは閉じた 気に入らないなら近寄らないでよ 幽霊少女は今日も 震えて歩く 罵声 暴力 逃避行 嫌いだって 石を投げられ その姿に生まれた忌みも 知らないままひとりすすり泣く 思い返すほど愛されたこともない 寄りそっていいほど心を許せない 分かり合えるほど言葉を話せない 今日だってこの舌足らずが邪魔をする 壊れていく どんな想いの伝え方も知らない 近寄らないでってハサミを振りかぶたって ねえ この愛は この愛は君の心に 届いていますか 立ち入り禁止 どこまでも出来損ないのこのボクに ただ一つ 一言だけください 生きていいよってさ 教えて 何一つ 捨て去ってしまったこのボクに 生を受け 虐げられ なおも命を止めたくないのだ? 痛い痛い痛い ココロが 優しい声で壊れてしまうから 故に 立ち入り禁止する |
鏡花水月宇都圭輝×Sou | 宇都圭輝×Sou | まふまふ | まふまふ | 宇都圭輝 | 「はぐれないように」とつぶやいて 僕の裾をつかんだ 静けさがずっと続いたような あの夏空の下 五月闇が開けて 瞳の映写機の中 走り寄る 君の愛おしさ もう 戻れない 時が夜を連れて 君と見ていた空を 暗く染め上げる 空葬い 明日の先に ねぇ まだ君はいますか 行き交う誰かによそ見して 君を怒らせたこと そんな幸せと待ち合わせ あの神社の側 すれ違って 空蝉 きっとたどれば横恋幕 「気付かないフリしたくせに」 ってさ 君は言う? 飽きるまで見ていた 君と見ていた 空は何処まで続くの 続かないのは花火の音や そう 二人の恋 今は 触れないものや忘れたものを ひとつ ふたつ 数えてく 水に映る月の色とか あの細い指先とか 夢のまにまに また何度も また何度でも あの花火を観に行くんだ 僕はまだ 君が好きだよ ねぇ 夢花火 灯れ 赤白黄色 僕とあの子の間で 目を塞いできたその全て 今 思い出させて 宵時が夜を連れて 君と見ていた空を 暗く染め上げる 小さくなった音の先に ねぇ まだ君はいますか ねぇ |
イカサマダンスAtRバンド×うらたぬき | AtRバンド×うらたぬき | まふまふ | まふまふ | 三矢禅晃 | 忘れたものなのか 思い出すほどでもないものか 気づけばボクはまだ 空っぽの夢ばかり 右左 右に同じ 意気込め 空タンク 擬態 ノンスケールで大正解 どうでもいいけどさ 穴ぼこで心が溢れました ゼンマイ仕掛けで地球は一回転 脳天アンテナ 思い込みのメモリ 賛成したから今度は猛反対 ぐるぐると目が回るあべこべさ ×○頂戴 正面から見りゃ右左 でもボクの方では左右 あっちへ行けど こっちへ来れど 正義の敵は正義なのさ それなら踊れよイカサマダンス ほら らったったー ハッピーなふりしようぜ わかってんだろう? 人生は如何様のダンス 頭パーにして スクエアなリズムに乗っている 難しいことは おやすみの後にして ねぇ 気づいちゃった この世は曖昧になりたかった 誰もが嘘つきにはなれなかった それからどうも 取り返しがつかなくなりました はぁ... カッチリ半分こで喧嘩は両成敗 嘘吐いても吐かれても 針千本 期待外れは言うなら無問題 ぐるぐると目が回るあべこべさ ×○頂戴 あっちとこっちは裏表 ならどこから表でどこが裏 半分にすりゃ 半分ずつに それぞれ増えた裏表 そういうことだろイカサマダンス ほら らったったー 正解は不正解さ 笑っちゃうだろう? 人生は如何様のダンス 出鱈目なステップ リズムに乗って らったった たたたー 手を叩け 君の本性 素顔晒して らったった たたたー 教えて頂戴 ねぇ 聞かせて頂戴 こんなボクらがボクらすら 忘れてしまう前に まるい世界で貴方とダンス 言葉ひとつ通じなくても 暗いフロアで音を鳴らせば ボクらは何も変わらない そういうことだろイカサマダンス ほら らったったー 正解は不正解さ 笑っちゃうだろう? 人生は如何様のダンス 正面から見りゃ右左 でもボクの方では左右 あっちへ行けど こっちへ来れど 正義の敵は正義なのさ それなら踊れよイカサマダンス ほら らったったー ハッピーなふりしようぜ わかってんだろう? 人生は如何様のダンス 如何様のダンス |
女の子になりたいかいりきベア×そらる | かいりきベア×そらる | まふまふ | まふまふ・田中秀和(MONACA) | かいりきベア | ねえ 女の子になりたい お願いいいですか? チョコレートの森をくぐる オレンジかぼちゃの馬車に 乗せられて 連れられて ミルク色のお城 みんなきっと憧れている 童話の中のヒロイン いつか見た 夢に見た ガラスのハイヒール ナイショの気持ち ホントの気持ち ちょっと話しちゃおう ワンツースリー 魔法をかけて 新しいボクになりたいのです お願い! やっぱりボクも可愛くなりたいな あの子みたく可愛くなりたいな フリルドレスを召しませ 世界でひとりのシンデレラ ちっちゃなユウキとおっきなハジメテ きっと怖くなって震えちゃうけど 女の子になりたい! お願いいいですか? 可愛くなっていいですか? 大人になれど下がらない 可笑しな声のトーンと 何しても 何しても うまくいかない今日だ ならば! 束の間でも夢の中に ボクを見つけてみようかな 少しだけ 少しだけ 変われる気がする ドキドキして ドキドキして 眠れない夜 ワンツースリー 勇気を出せば 童話に続く入口はもうそこだよ 上目遣いで太陽が昇って ウィンクのひとつで喧嘩が収まる 小さなリボン結んだら 世界もひとつに シンデレラ 花も照れて恥ずかしがるような もう少し君をひとり占めできるような 女の子になりたい! 隣にいいですか? 当たり前のものどれもが違って見えたんだ ワンツースリー 魔法をかけて 新しいボクになりたいのです お願い! やっぱりボクも可愛くなりたいな あの子みたく可愛くなりたいな 小さく首を傾げたら ボクも今だけはシンデレラ 大事な今日を隅っこに隠れて 自分のこともわかんなくなる前に 女の子になりたい! お願いいいですか? 可愛くなっていいですか? ナイショだよ |
夢のまた夢かいりきベア×不破湊 | かいりきベア×不破湊 | まふまふ | まふまふ | かいりきベア | 甘いものほど溶ける それが恋だっけ? 口寂しいや 綿菓子をひとつ買っていこう 若苗の袖 空に投げた恋文 あの下駄箱は 笑い方のくずかご 空五倍子色(うつぶしいろ) 長髪が揺れる薄明 手招いて 口数も減る境内 失くしたものばかり数えている 世迷い 妄想に 夢のまた夢か見果てぬ夢 みなしごとパパに疎まれた子 闇夜ほど星が綺麗なこと ねえ 知ってる? 逆夢(さかゆめ)のままに踊れ 踊れ ボクらがボクらでいられるまで 形振り構わず手を叩け いつの日かこの夢が覚めるまでは 金魚すくいで 救えるような命は 誰かすくってくれだなんて思っていた そうだ 誰かの好きな誰かになって 言われるままに大人になって それでもわからないまま どうして 涙が止まらないんだろう わすれたもの 林檎飴 水に降り立つ 月の影 鏡越しに散る花火 触れぬものばかり探している 世迷い 妄想に もういいよ もういいよ 浮かんでは 照らしては 吸い込まれる 惣闇色(つつやみいろ)の夏空 夢のまた夢か見果てぬ夢 こんなゴミのような世界でも ボクは好きでたまらない 踊れ 踊れ さあ踊れ 踊れ 何もかもすべて忘れさせて 形振り構わず手を叩け いつの日かこの夢が覚めるまでは 夢の向こうで夢を探している |
ひともどきカンザキイオリ×そらる | カンザキイオリ×そらる | まふまふ | まふまふ | カンザキイオリ | 気まぐれに鳴り出す君のせいで 笑いたい日々から退場 遠のいた天井に縋ってる 人もどきは今日も息を吸って 笑えない日々だけ観賞 これがボクの人生です 鋭利な刃物の深い傷より 知らずに開いた 心の穴が痛いよ 気づいたよ 辞書に名もないような なり損ないだろう 知ってたまるもんか 人の形で人になれずに 呪って恨んだ世界を 愛してしまった この心臓が脈打つだけの 覚めない夢を見ている ボクを ひともどきと呼ぶ 誰にも言えないことを増やした 人らしい心の証明 ねえ ボクはこんなんさ わかってよ 嫌ってもらっても構わないや 恨んでくれないか君も ボクを覚えてくれましたか? 愛とか未来とか どこかで馬鹿にした 耳障りな言葉 どんなに どんなに 強がって歌ったって 穴開いた両目にあふれていく 寂しいよ もうどうしようもないくらいに 今日に縋ってしまった 失うことが怖くなるような 優しい夢を見ている ボクを ひともどきと呼ぶ 気まぐれに鳴り出す君のせいで 笑いたい日々から退場 遠のいた天井に縋ってる ならば どうか あのガラクタみたいに 蹴とばして 踏んでくれたならいいのに 人の形で人になれずに 呪って恨んだ世界を 愛してしまった 優しい人の人になれずに この命を愛してしまった 心臓よ 心臓よ いっそ止まってほしかった ボクをひともどきと呼ぶ |
曼珠沙華Giga×あらなるめい | Giga×あらなるめい | まふまふ | まふまふ | Giga | 歡迎来到桃源鄕(ファン イン ライ ダオ タオ ユェン シャン) 歡迎来到桃源鄕 四季の芽吹いた華胥の国 果ても知らずに 絢爛に 桃の香に当てられて 夢見心地 無何有の郷 いつか望んだあの背中 菫の咲いた小道に 見ないふり 月並みに泣いた春のこと 「想 要 什幺?(シャン ツォ シェンマ)」 妄想 参照して 一切合切投げ捨てて 今宵は明けるまで遊びましょ 華やかに踊り踊れや 天下の綻び 手招いた ボクは桃の花 それとも曼珠沙華 「想見イ尓(シャン チェン 二ー)」 君が望むなら 今夜は心も意のままに 狂い咲き 共に散りゆく 傾国の華 「同じ未来を歩めたら」 潜めて抱いた想像だ 望まぬ恋と嘆くのは 元より望んだボクのせい 欲を満たして華胥の国 知らずに咲いた睡蓮花 今日の桃子が苦いのは 涙で実った春だから 酔狂 興じる水鏡 陰陽 緘黙症 桃源郷 宛ら斑模様の様 絢爛さに 入り乱れる堕落 誇張 闘争 冷めやらない 目覚めない 未だ誰もが永久の夢の中へ 「ボクと踊りませんか?」 悲しみに響く波紋は 黄河の水底 恋い慕う 恋い慕う夢は 何時ぞやの泡沫 「来 過来一下(ライ グォ ライ イー シャ)」 そして心に背いて 誰が為に芽吹くの? 薄れずに 色味帯びていく 憂いと彼岸の花 歡迎来到桃源鄕(ファン イン ライ ダオ タオ ユェン シャン) 歡迎来到桃源鄕 ―――咲けば散りゆく花のように 運命は変えられない――― さあ、夢を 君の全てを ボクに委ねて 堕落して? 何処までも落ちて 枯れ行く曼珠沙華 「想見イ尓(シャン チェン 二ー)」 君が望むなら 今夜は心も意のままに 隠り世へ君を誘う 傾国の華 |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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ショパンと氷の白鍵佐々木裕×となりの坂田。 | 佐々木裕×となりの坂田。 | まふまふ | まふまふ | 佐々木裕 | 赤レンガくぐった 転びそうな木ぐつ オルガンが響けば 雪の絨毯(じゅうたん)に覆(おお)われる 世界中から愛された夜は 街を七色に彩った 世界中から放り出された 夜は どこへ行こう 夢の3番地 眠気の角 1010時 待ち合わせ 鍵盤(けんばん)は氷のように冷たい音がした そう 紡(つむ)いでいく 君と僕と寄り添った二つの記憶 だからもうちょっと 眠らせて 早咲きに隠れた あの空を亡くして 目が覚めたら パジャマのまま 君の好きなショパンを弾こう パンケーキと 雪で淹(い)れたモカでいい? また明日から冗談で笑いあえる? 鍵盤を叩くたび 調律(ちょうりつ)をしなきゃ 僕ら 時がずれていく うん わかっているよ 時計が動く もう何で 泣かないでよ 僕は大丈夫 大丈夫 降りしきる 雪のヴェールに 包まれる君は 透明で とても綺麗で 見とれそうだよ |
罰ゲームsyudou×志麻 | syudou×志麻 | まふまふ | まふまふ | syudou | 最上階で見下ろしている 最終回が手招いている 等身大の愛を歌って 差別 暴力 見ないフリして 長い物に巻かれる同士 番いになって飛び去っていく 誰かに愛されたくて 誰もに媚び諂って いつだって顔が歪んでいる 消えちまえ 大嫌い 君が嫌い 君が大嫌い 君が嫌い 誰も彼もに笑いかけている あの子はだれ 大嫌い 君が嫌い どうせいつかは裏切られるんだよ ああ 人生とかいう罰ゲーム 最上階で見下ろしている もう一歩と手招いている 駅構内のシャッター前で 切れそうな呼吸があった 先生、ボクも同じでした ボクだって目をそらしていた 薄すぎて穴ぼこ空いた 正義感なんかじゃ 誰一人だってさ 救えやしないようだ もうやめた 大嫌い ボクが嫌い ボクが大嫌い ボクが嫌い バカと埃はひとつになるんだよ お前のことだ 大嫌い 君が嫌いな ボクなんかが 一番嫌になるんだ ああ 人生とかいう罰ゲーム ねむい目をこすってでも 読まされてきた教科書は 実は逆さまで しかもハリボテで こんな人生はもうやめてしまいたいな 大嫌い 君が嫌い 君が大嫌い 君が嫌い キライキライで溢れ返っている 人生讃歌 大嫌い 君が嫌い ボクが嫌い みんな嫌い 死にたくない 生きていたくもない この全てが罰ゲーム もう許してよ |
君色々移り田中秀和×浦島坂田船 | 田中秀和×浦島坂田船 | まふまふ | まふまふ | 田中秀和 | 帰りの道は染み込む青 落として 黄昏空に 紅を点した横顔 赤いかんざし 手招くままに 未だ慣れぬ差し下駄履いて 少し背伸びをした夏の夜 寄って賑わう人の波 手を伸ばせば触れる距離 素っ気ないふり 雨催い はぐれないようにしよう? 君色に色移り 夏風にふたり 混ざりあって赤黄色 揃えて恋々 刹那に流されて 花びらは夜空 今年も言いそびれた 蕾のまま あの日の道の染み込む黒 落として 押し黙るほど 時は流る箱舟 募る言の葉 積もるは木の葉 どれほど季節が過ぎただろう 幾度望んだこの夏の夜 愛も哀もひらひらり 寄って離れるが定め きっと後を悔やむなら 今を悔やんでいきたい 君の目にふわふわり 心は灯 揺れて 吹いて消えそうな 痩せた音で火照る 平静は形許り 恋い慕うばかり 今年も言いそびれた 言葉を迷う 鼓動が一頻り 心に木漏れ日 胸がぎゅっと痛むほど 君のことが好き もう止まない色移り いろはにときめき 今年も言いそびれた 言葉は恋々 今年も言いそびれた 君が好き |
すーぱーぬこになれんかった田中秀和×まぬんちゃん | 田中秀和×まぬんちゃん | まふまふ | まふまふ | 田中秀和 | やっぱりぬこになれんかった ~キャットショッピング~ 「もしかすると、生まれる世界を間違えたのかもしれない。」 そんな貴方に!いつでもぬこになれる新商品をご紹介 寄せる人波 葉っぱホレホレ どっかに隠れてやり過ごし隊 人の目に触れたくない 理想の大人になったつもりが きっと見世物の傷増やして 道をそれ 気づけばこんなポンコツになっていた ぬこになりたきゃ手を叩け はい! ぬこになりたきゃ手を叩け はい! 君になりたいにゃ! (にゃにゃにゃ) にゃーっと戦いて走り出せ 金輪際知りたくない世の身勝手に 愛も希望も七転び よろけて八転び 何食わぬ顔をして 大人の事情ならどっかに放っぽって 今日の寝床と明日の朝ごはんを探しましょう やっぱりぬこになれんかいにゃ?(な?) 血統 生い立ち その他もろもろ そんな紙ペラが値踏みをした ふざけるな ふざけるな あっちの公園 ペット売り場に 地球の裏側 古今東西 君はいない 君は君以外にはいないんですよ! ぬこになりたきゃ手を叩け はい! ぬこになりたきゃ手を叩け はい! 何でもするから! (にゃにゃにゃ) にゃーっと丸まって潜り込め 人の寝静まる夢の隙間 何と素敵な物語 こそこそつまみ食い お叱りは専門外 受付中止の永年休業中 まばたきの隙を見て あくびをかましましょう やっぱりぬこになれんかいにゃ? あっちへ行こう こっちへ行こう どこへ行こうとボクの未来 邪魔をするなら容赦はできないなあ 爪立ててやる! にゃんちゃって♪ にゃーっと戦いて走り出せ 金輪際知りたくない世の身勝手に 愛も希望も七転び よろけて八転び 何食わぬ顔をして 大人の事情ならどっかに放っぽって 今日の寝床と明日の朝ごはんを探しましょう こんな世界とおさらばして やっぱりぬこになれんかいにゃ? (な?) |
ベルセルクNeru×西川貴教 | Neru×西川貴教 | まふまふ | まふまふ | Neru | 辻褄合わせに僕は呼吸を止めた 人生というこの監獄が 捻じ曲がったボクを作っていく アイツに亡き者にされ詩を書いていた 言葉を奪い取られ 笑えなくなったんだ ピースの足りないパズルみたい 思い出せなくなって 怖いな 君を知らぬ間に 殺しちゃったよ いっそ 何もかも 消えてしまえ その指でボクを突いてくれ こんな世界の色に 染まってしまうと言うなら 貴方が嫌い? ボクらも嫌いさ もう放っておいてよ さよならしよう グッバイ アンダークラス 「人」という文字が互いを支え合うのなら 自分も信じられない僕は 何に縋りゃいいんだよ 何より大事なものが此処にあったような ああ きっと知らないほうがいい そんなもんわかっているさ 救えない 今気づいたよ 見惚れていたのはスクリーンの中 明日も見えずに気が振れて ガソリン撒いて 誰もが首を絞めつけて 笑ってるんだろう いっそ 何もかも 消えてしまえ 全てが狂った世界だ こんな排気ガスに塗れるのは厭だよ 貴方が嫌い? ボクらも嫌いさ もう放っておいてよ 忌々しいこの手錠を 外してしまえたら ねえ アンダークラス |
朧月羽生まゐご×センラ | 羽生まゐご×センラ | まふまふ | まふまふ | 羽生まゐご | 馴れ初めを知らぬまま 薄紅点した宵時雨(よいしぐれ) 朔日(ついたち)に洗われて 真白になれたら 幼き日々は貴方の傍 悠々 夢の果て 今宵は誰がために踊るのでしょう 霞む 私は朧月 手繰り寄せる 朱殷(しゅあん)の糸口よ 貴方に続けと願う 華やかな景観に 当てられ世人は列なる 愛しみは幾匁(いくもんめ) 花は一匁(いちもんめ) 知らぬ吐息を浴び 軋む帷(とばり) 今は不香(ふきょう)の花でありたい 顔の無い人影に絆されて 手折られてしまうのなら 袖口の手毬は転ぶ 暗がりの方へ ねえ お願い ひとりにしないで 雲間に消える 愛しい 愛しいよ と木霊した 日々は想うほどに遥か 冷めぬ心に霏霏(ひひ)と 六つの花 芽吹きと共に あの人のもとへ 帰ろう 遊里に咲く雪月花 霞む 私は朧月 手繰り寄せる 朱殷の糸口よ 貴方に続けと願う 千切れぬ明日に 契りなどない 薄月の色 |
輪廻転生堀江晶太×天月-あまつき- | 堀江晶太×天月-あまつき- | まふまふ | まふまふ | 堀江晶太 | もしもボクが神様だったら 人生とかいう名の分が悪い博打 疾うにとっくに廃止して 燃えるゴミの日にまとめてぽいっだ 同じ阿呆でも踊らにゃ損損 顔窺っているばっかで 徒然 呼応して 怨嗟 連鎖で道も狭に 誰にもなれない 誰でもないまま きっと 一生 シット 嫉妬して また隣の芝 在り来りも良く言えば 大衆性 右倣って 小猫が鳴いた 「翼がなけりゃ、空を降らしてくれりゃいい」 世界中 誰も 神頼みで 未来も何も見いだせない 荒縄で吊れるような 命に答えはない この世に 手早く お別れして 電波に乗って 夢の夢 ボクは ボクは 生まれ変わる 輪廻転生 あの世ってやつは居心地いいようだ 誰もここには帰らないもんな 彼の言葉を借りるならこうだ どんな笑顔でボクを手招いているんだい 過食症 不登校 自傷癖 子供の頃の夢 売女 ヒス パラノイアは II-V 処刑台 殺人の正当性 もう何もかも 耳を塞いでしまいたいな 教えて おくれ 今日日の世の 神様の作りかたを 教えておくれ人は 人を裁いていいのだろう? どれだけ 泥が 泥を捏ねたって 泥以外作れやしない 君も 君も 生まれ変われ 輪廻転生 排他 掃いた 明後日の斎場 擦った揉んだで 愛の欠乏症 この未来に答えも正解も そんなもんは望んじゃいないってんだ あぁ もうやめた 全て失くしてしまえばいい 世界中 誰も 神頼みで 未来も 何も見いだせない 等しい幸せなど ゆめゆめ願いやしない この世に 終わりをつけておいて 終えるななんて何様だ 全て 全て 生まれ変われ 輪廻転生 |
おとといきやがれまふまふバンド×luz | まふまふバンド×luz | まふまふ | まふまふ | 三矢禅晃 | おとといきやがれ クソ野郎 どうにも 何処かで笑い合って輪を作る詩だとか 愛とか何とか望むような夢なら捨てましたわ 此方人等 万年B級で結構 筆を執る気もないのです あいつにこいつに中指立てて生きてきましたが どうにも今日日に残るは孤独故の虚しさです 一体全体どうしたらいいんだ ささくれた今日に臥せっている これは怠慢な 傲慢な いつかのボクの償いだ 抗弁も 方便も 癪に障るぜ 誰彼構わずやっちまえ うざったい有象無象は 何処か蹴とばして いいから話の本題を言えよ 際限ない空白で未来を満たして 言葉で爆弾作ってきたんだ 何だって壊してきたんだ 何様誰様だお前は消えちまえ 子供の頃から大嫌いだった 大人か何かの化け物だ 絶対悪じゃ仕舞いは許されやしねえな なあ 言っちゃいな 「とっととどっかに行っちゃいな」 ぼやいて姿見 おとといきやがれ クソ野郎 悔いては学んでまた改めるが賢い人間です 擦って拉げても前を向けるのが素敵な人間です そんならボクはどうして 息をするフリばっかで死んでいるのだろう? あいつにこいつに中指立てて生きてきましたが いつからこんなに視界が黒く煤けて見えただろう? 最近何で笑ったんだっけ 思い出せないんだ 期待しちゃいないけど 不幸自慢 自傷 パチンコ台 烟草 受験 ガサ入れ ゲームオーバー また遅延のホームで チッ チッ 笑顔の欠かぬご自慢の規律 そら見た 耳も塞げねえくらいに雁字搦めまでがご愛敬 嫌なこったよ 見たかねえから ボクはマスクをひとつ被っているんだ 最低だ 最低だ 人間なんかになっていた 一生に一度のお願いさ 見逃してくれ 誰彼構わずやっちまえ 肯定否定 同調反駁は聞いちゃいねえ いいから話の本題を言えよ 際限ない空白で未来を満たして 迷霧と上辺で愛を紡いで できるだけ優しく触って 切り忘れの爪のひとつで 傷つけてきたろ? だから指立てるんだ 軽はずみで切らないように ああ 当然偽善者だ どうせ許されやしねえな なあ 言っちゃいな 「とっととどっかに行っちゃいな」 ぼやいて姿見 おとといきやがれ クソ野郎 あばよ 願い下げだ |
林檎花火とソーダの海150P×天月-あまつき- | 150P×天月-あまつき- | まふまふ | まふまふ | 150P | ほら愉快さ愉快 雪駄を履いて 拍子木を打てば夜が来る お祭り騒ぎ飛び跳ねる猫 うさぎの顔したマト当て屋 ゲラゲラ笑う君は血を飲んで 眺む行列は氷売り 平和に包まった 夏祭り 世界中に暴力が溢れかえった それが当たり前のように 月夜は廻る いじめたもん勝ち 千社札せんじゃふだ) 金魚すくい 「こんなのおかしいよ」 なんて誰も言わない 誰かの涙でできたソーダを飲んで 笑えるような大人になりたくないな ほら大きく手を叩け 君の足元に 誰も近づかないように 愉快さ愉快 雪駄を履いて 拍子木を打てば夜が来る 笑顔を知らないみなしご少女 つまずいて転んだ ゲラゲラ笑う君は血を飲んで 差し伸べる手には毒を持つ 「これが現実だぜ」 高笑い 差し伸べる手には毒を持つ 「これが現実だぜ」 高笑い 正義の顔して愛を唄えたら 人気者になれたかな 見返せたかな この型抜き人生で間違えたら 僕の明日なんてバラバラで終わり この世にぶら下げられた糸引きくじは 九十九が地獄で 一つを奪い合うんだ ほら大きく手を叩け 君の足元に 誰も近づかないように いじめられることに慣れたから 傷ついたフリばかり上手くなる 泣く人 泣かされる人 泣かし、笑う人 君の夢を見ては虚仮威し 馬鹿にする大人がいるんだよ 僕らは そんな愛憎の溢れた明日は捨てよう 悲しいお話ばかり生まれた理由(わけ)を 僕も知らないフリして 生きてきたんだ ほら大きく手を叩け 君の足元は君だけにあるべきもの 誰かの涙でできたソーダを飲んで 笑えるような大人になりたくないな ほら大きく手を叩け 君の足元に 誰も近づかないように もう誰も信じぬように |
栞まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 目を開けば気づけた 今日が今日でないこと ここがあの続きとは違うこと この先の未来すら 神様の筋書きでしょうか 晴れ間を指でなぞった ずれた空間が 在りがちな 雨の匂いを呼び込んで ねえ きっと答えだって こんな両手じゃ溢れてしまうのに 逆さまの時計は右回りのまま 今日を残した栞もない夢 何回どうしたって 目を擦れば笑えないボクたちは 明日を遮るような霧雨に濡れて 大事なものを見間違っていくんだ すれ違う君の 傘を探して未来世 忘れかけた言葉を 手繰り寄せる毎日は 数の合わないパズルみたいだ 今もボクの心は 君を探しているから それは君の心を 見つけられずにいるってことなんだって どうやって繋いだらいい? 涙はどうやって拭いたらいい? 君の指先じゃなくちゃ 何ひとつ埋まらないのにな 世界が君を爪弾きにしていく もう一度読み返す 君がどこか遠くへ行かないように 夢じゃないならどうか覚めないでください こんな世界と泣かないで お願い 目に焼き付いている 君があの日失くした青い空へ 明日を遮るような霧雨に濡れて 大事なものを見間違っていくんだ すれ違う君の 傘を探して未来世 駆けだして 駆けだして 振り返りはしないよ 君に伝えたいことがあるんだ | |
二千五百万分の一まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 忙しない往路 夕に凪いだ 風擬き 忘れ 忘れられそうになって 花霞 ふわり 窓越しの春に気づいたのは 有り余るほどの軌跡 あの日 足を止めてみたから 雨が止んでいたから ああ 気まぐれが寄り道を促して 君に出会えたのだ それくらいのことも 当たり前に思えないや たとえば偶然を運命と呼べたら 明日は前を向けるのか そうやって 何遍も 願ってみせるが人生なんだ 君もそうでしょ? それは二千五百万分の一を 辿り歩く夢の満ち欠け 君の明日無くしては生きられないような ボクを導いておくれ 消えかけた今日を選んだのは 有り余るほどの奇跡 明日は何をしようか 何処へ行こうか なんて話はいつ以来だろう 怒鳴る始発のベル 駆り立てる 大人なのさボクらは 物語の主役にはなれないってわかっているけど こんな何気ない毎日が愛しくてたまらない 本当は人生をいつかは取り返せたらいいな ってそうやって 何遍も 泣いてみせるのが人生なんだ ボクはそうだよ 青い絵の具だけ空っぽみたいな 明日の分まで澄み渡る夏 ビルの隙間を切り取ってしまうような 幻を見せておくれ 偶然を 運命を 受け入れたら明日は来るのさ そうやってボクたちは そうしたらボクは 大人になったよ 涙隠すため星を見るんだ 君の分まで澄み渡る夏 ビルの隙間を切り取ってしまうような 幻を見せておくれ それは二千五百分の一を 辿り歩く夢の満ち欠け 君の明日無くしては生きられないような ボクを導いておくれ 消えかけた今日を選んだのは 有り余るほどの奇跡 | |
心という名の不可解Ado | Ado | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 君が瞬きをする音 目を逸らした音さえ こんなにも容易く聞き分けてみせるのに 時に、病名を何としましょうか 誰も知りえないはずの ココロなんてさ 期待もしないよ 寸分の狂いだってない 正確に記録されたジグザグに それ以上意味はないはずだもの 故にどんな顔して笑おうと カルテに書かれないことは 信じるに値しないんだ それが全て 心音を吐いている 心音を吐いている それだけ 曖昧なものだ 見えないものだ 最適な治療法などどこにもない ねえ 感情の判断はどうしたらいい? 心境の分別はどうしたらいい? 証明しようもない不明瞭が エラー吐いては脈を打つんだ 安寧も安楽もどうだっていい 後悔の人生だとしたっていいからさ この目が潤む病の理由は何なの? 永遠と静寂の 戸をたたいた言伝 私はいつまで 忘れているつもりだろう 明日を繋いだ指で 取りこぼしてきたものを数えてしまう 虚しさのままに 心音を吐いている 心音を吐いている 本当は 乱暴に君が触れてくれたら ぽっかり覗く空白も埋められる これが正体? 表情にメスを入れてしまう 愛情は投薬と思えてしまう 解剖できない手術台じゃ 答えなんてさ わかりやしないよ 数式で一切を証明しない 心という名前の不可解を 素直になれぬ私のことを 見抜いてよ 心音を吐いている 心音を吐いている 覚めない夢なんて ここにないと教えて ―――感情の判断はどうしたらいい? 感情の判断はどうしたらいい? 心境の分別はどうしたらいい? 証明しようもない不明瞭が エラー吐いては脈を打つんだ 何回拒んだって 振りほどいたって そうやって また優しくするのでしょう? この目が潤む病の理由は何なの? この想いの名前は何なの? |
悔やむと書いてミライ25時、ナイトコードで。 | 25時、ナイトコードで。 | まふまふ | まふまふ | 一思いにボクを刺してくれたら いいのにな いいのにな 不条理な御託で刺してくれたら いいのにな いいのにな いつかゴミに出したのに 袖口に隠していた生涯 燃やせぬまま灰になれずにいたんだ 死にたい 消えたい以上ない こんな命に期待はしないさ 故に夢に魘され 塞いだ過去に咲いた世界 癒えない 見えない傷ほど きっと瘡蓋だって出来やしないと ボクは知っていた 悔やむと書いてミライ 生きるふりをして死んでいくのが 人生か 人生だ それじゃボクらはどうしてこの世に こんな未完成な身体に 未だ 心を持っているんだ きっと拉げた如雨露で 花を咲かせようとした そうさ 種一つない土に撒いちゃいないか だから一抜けした 捨てた この世の流行り病のような愛も 爪の先よりも細い 底浅い友の情愛も 知らない 知りたいこともない どうせ言葉以上の意味などないと ボクは知っていた 悔やむと書いてミライ 片道分の蝋を持って 消さないように必死になって わずか照らした一寸先の 穴ぼこは誰が落ちた跡? それが人生です ボクら手にした人生なんです 生まれたこと自体が 間違いだったの? 死にたい 消えたい以上ない こんな命に期待はしないさ 故に夢に魘され 塞いだ過去に咲いた世界 癒えない 見えない傷ほど きっと瘡蓋だって出来やしないと ボクは知っていた 悔やむと書いてミライ 悔やむと書いて ミライ 消えたいの 消えたいの 何回だって言い聞かせた 夢も見れぬような 後悔を頂戴 | |
携帯恋話25時、ナイトコードで。 | 25時、ナイトコードで。 | まふまふ | まふまふ | いつまでも手放せない感情は ひとさじの甘さで薄汚れている 憧れの物語と違うのは どうしても 不安になる以上の感触が 足りない チクタク チクタク 君と交わす とりとめのない言葉 結わいて チクタク チクタク お別れの頃合いになっただけ 口元に残る甘さはどこへやろう ねえ 愛してを繋いで 嘘だって笑って どこへいたって受話器越し 手軽な恋話 決まりの台詞 息をひそめて 「愛してるよ」 口をつけずに冷めた紅茶を 捨てられないような恋でも 心以上の言葉で君を聞かせて もしもし 思い出と今を繋ぐ回線が いつからか解れかけていたんでしょう ひとりきり 慣れてしまう手違いに いつまでもささくれ立つ心が止まない どうせならもう君が 最低な言葉で壊して 悪戯な優しさに 胸がおかしくなるの 苦しくなるの チクタク チクタク 君を探す 秒針握ったまま 迷って チクタク チクタク どうせまた おやすみになったフリ もういいよ それならばもういいよ が今日も言えないや 履歴にないような囁きはいらない ねえ 愛すなら愛して 厭ならば嫌って 白黒つかないダージリン 瞼のいらない嘘の言葉に 愛をせがんでしまう 「いかないでよ」 口をつけずに冷めた紅茶を 捨てられないような恋でも 心以上の言葉で君を聞かせて もしもし 君と繋げて もしもし | |
シザーナイフ浦島坂田船 | 浦島坂田船 | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 貴方のことを求めて 貴方のことを想う程に 目を疑う不都合が 耳障りが飛び込んだ 分かち合えた喜びと 紡ぎ合えた悲しみと 結び続けた毎日を 最低な顔で切り裂いた 失態の焦燥は 大概の肯定か 愛情の欠落に 相違はない 何回も 何回も 貴方に言いたい 言葉があったのに ギザギザの切り口は 愛故 見ていられない貴方の顔 心臓が張り裂けそうに泣いている ねえ ねえ 気づいて バラバラに砕いた願いみたいに 全てを壊してしまいそうな その手のハサミで ボクを刻んでよ 切り揃えた前髪は ちょうど 貴方以外目に入れないように 継ぎ接ぎだらけの ふたりの 約束でしょ なのにどうして? どうして? 何も伝わらないような ズレた愛の軋む音で泣いている 想定した返答は 考案の断念と 愛情の欠落に 相違はない 最低な 最低な 貴方の好きな ボクになったのに ふたつを繋いだ糸は 赤く染まれない印字 キリトリの線 怯えるようにボクを呪っていく そう 切り捨てていく ガタガタの折り目を願った 手違いで指を怪我してしまうように その傷でボクを 覚えていますように 貴方の辞書ではもう 検索結果のない明日 誰が貴方を 一人恨み 呪おうとも 愛そうとも構わない 構わない? ギザギザの切り口は 愛故 見ていられない貴方の顔 心臓が張り裂けそうに泣いている ねえ ねえ 気づいて バラバラに砕いた願いみたいに 全てを壊してしまいそうな その手のハサミで ボクを刻んでよ 壊して 破いて 貴方と夢見た未来まで 刻んで |
エンドゲームKing of Ping Pong | King of Ping Pong | まふまふ | まふまふ | まふまふ | あの日に感じた悲しみで夢を辿る 例え道を 踏み違えていたって 見上げたあの三日月が 朧げに霞んだ意味などないさ 貴方の夢まで見れるなら 何回だって 後悔したって 泣いてしまったっていい 笑わないと決めた 塞いで 拒んで 手放した心が 空白のまま今も傷んでいる 睨んで 叫んだ 磨りガラスの空へ 君と口にもせずに ただ脈を打っている 歪んだエンドゲーム 何も見えないままで 記憶の水底(みなそこ)母の手に引かれ歩く 夢か現(うつつ) 幼き頃に 見上げたあの三日月も 何色か今ではわからないようだ 涙で視界が滲むから 感情なんて 愛情なんて 枷(かせ)になるだろう 求めないと決めた 走って 奪った この手に余らすくらい 空疎(くうそ)な夢を背に佇んでいる 望んだ 探した 待ち焦がれた空は きっとここにはないと 気づかぬふりをした 歪んだエンドゲーム 何も見えないままで これでいいんだって これでいいんだって 言い聞かせた 弱い僕に 迷って 迷って 暗闇のこの手は 貴方を探し 今も傷んでいる 睨んで 叫んだ 磨りガラスの空へ 君と口にもせずに ただ脈を打っている 歪んだエンドゲーム 何も見えないままで |
ユウレイまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | これからのことは 他愛ない 後書きだったとしても それでいい それでいいからさ お話がしたいな 誰の記憶にも残らない 出来の悪い映画が 今さら 今さらだけれど 続きを描いている 大事なことは何だって 言いづらいし 笑えない胸が痛んだって いや 気のせいなんだ そうして黙って生きてきた 口なしのボクの手を 握ってくれたの ねえ 言いたいことは何ですか 伝えたいことも無いのでした 半分透けている ボクはユウレイ きっと人知れず霞んでしまうよ 貴方が逃がさないように 見つめてください 貴方の隣は 限られた数の椅子しかないから ひとりぶん ふたりぶんくらいかな 離れて腰かけた 貴方のくれない人生は 読み飛ばしたつまんない雑誌に書いていた 落書きみたいだ 知らないほうがいいのかな 幸せは後味が口に残るから どうして 偶然そこに落ちていた ずっと探していた明日 取る手もない ボクはユウレイ 際限のない空白に浮かび上がった 見慣れたあの雲のように 忘れてください ただ 同じ景色を見たい ただ 貴方が感じた全てを ボクも見ていたいよ 言いたいことはないですが 伝えたいこともないですが 届かぬ声で泣くユウレイ 言うべきことじゃないですが あの日から たぶん 貴方が好きでした 言いたいことは何ですか 伝えたいことも無いのでした 半分透けている ボクはユウレイ きっと人知れず霞んでしまうよ 貴方が逃がさないように 見つめてください 不意に忘れそうな思い出の終わりに いさせてください | |
ナイティナイトまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 小さな両手に包まれたこと いたずらして初めて怒られたこと 幸せひとつを分けあえたこと 大切な思い出も静けさの向こう 目を閉じたら 目を閉じたら 君の泣き顔を見逃してしまう きっと目を閉じたら 目を閉じたら 明日から少し さよならだ Nighty night. 瞼の裏側に夜空が溢れていく 今は泣かずに ボクを腕の中で あたためてよ 小さな手のひら 春色の空 擦りむいて 寝ころんで 駆けまわる夢 きっと今日は静かに 少し遠くに いつもよりも上手に隠れてみたよ ほんの小さな ほんの小さな 心臓がひとつ寝坊しただけ きっとあの空から あの空から 君だけをずっと見ているよ Nighty night. ボクは君に会えて こんなに幸せだよ 明日も明後日も 来世も君のそばで 眠りたいなあ | |
デジャヴまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 排気ガス それと乖離無く 宙に浮いて 彷徨って 愛に巻く 予定調和で固定相場制 番装い気取った今日まで そりゃ愛じゃないという また愛はないという 足りない願い以外 そうやってワンと鳴いて御仕舞 壊して直し 壊して そして手元に余った哀のパーツ それは高価な心の穴 きっと二度とは戻せなそうだな 「君は普通じゃない」 ボクは普通じゃない ズレていたのはいつからだったっけな 窓枠はめ込む九教科 嘘ついてまで笑わせたいチョーク こんな空疎な世界なら 狂ってしまっていられそうだ ねえ なんでなんで 好き勝手 流行り病みたく愛して 期待感未満 哀願ノーカウント 確定化 囚人のジレンマ 密売の心臓 行為 願望 取り巻いた蜃気楼 否応ない後悔 どうだい 脳内 どうだい わからないんだよ なんで なんでよ 法定内のナイフ持った 場違いの感覚は主人公 震える君は拒否反応 刃先は静脈に続いていく この瞳が疼いたのは 既視感だらけの生 ドラマにありそうな愛はたくさんあった 間に合わせにちょうどいいですね さよならの顔はまるで印象なくて 受信できずに砂嵐が吹いて 滑稽 夕焼け小焼けでまた明日 約束 宿題 忘れた者勝ち そうして今夜も世界から 零れ落ちてしまいそうだ ねえ なんでなんで 好き勝手 傾いた生涯に非常灯 非行 逃避行 オイルライター 口内の爆弾バラまいて 秘密裡 売買 等価交換 野次馬の罵声 否応ない後悔 どうだい 脳内 どうだい 怖がるんでしょう なんで なんでよ 法定内のナイフ持って 将来を均等に捌いた 高い制服まで着こなした奴から 順番に倒れていく 今日もボクを蝕むのは 既視感だらけの生 虚無 二乗 目新しい物はないや これ以上 真新しい物はないや 羨望 恋情 迷妄 錯綜 本性 警鐘 未来永劫 創造 構想 想像 範疇にすぎない 猜疑心 虚栄心 交配 存在の証明済みでも 誰彼構わず 詮索 操作 どこを探せど 愛は欠乏 救いはない 歪む未来に御手々を頂戴 身に余るデジャヴに苛まれ 心はどこに捨てよう? ねえ なんでなんで 好き勝手 流行り病みたく愛して 期待感未満 哀願ノーカウント 確定化 囚人のジレンマ 密売の心臓 行為 願望 取り巻いた蜃気楼 否応ない後悔 どうだい 脳内 どうだい 愛しているんでしょ なんで なんでよ なんで なんで なんで なんで ボクらはどうやって生きるの? 所詮センキュー メリーバッドエンド 生まれりゃ大方はディストピア この瞳が疼いたのは 既視感だらけの生 | |
ノンタイトルまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 朝をこぼした木組みの隙間 風の抜け道 春色の空 君の寝言がつぶやくすべてで 今日が始まるみたいな 蜘蛛の巣張った戸棚を開けて カビ生えかけのライ麦のパン かばんに詰めてどこかへ行こうか 君の知らない街 道行くだけで台詞もなければ 撮り直しもないワンシーン どのカメラにもこぼれた世界に 台本も監督も何もない ただの居場所のひとつもない それがボクの映画か 失ったものなんて数えなくていいよ ボクら理由無しに生まれたノンタイトル 何も気にしないで泣きじゃくっていいよ 誰も君の声なんて聞いちゃいないさ たまらず石を投げた湖面に 君は笑っておどけてみせる 例えば怪しい色した実を口にしても 誰も怒らないでしょ? 瓦礫の花を紡いだボートで 君とふたりの逃避行 ボクらを祝うケーキはないけど ああ こんな果物ナイフで そんな盗んだブーケも 君を飾れるんだなあ エンディングは期待通りなんてあるわけないさ 泣いた2分ちょっと ゴミ捨て場のタイトル 明日灰になって吹き飛ばされようと 誰か泣いてくれるなんて思っちゃいないよ ねえ どこか遠くへ逃げようよ ここじゃないどこか遠くへ もう広角のレンズにだって 映らないどこか遠くへ そして最後に寝る前に 鳴りやまぬ銃の中で 君の両目に映りこんだ それだけでいいなあ 君は泣かないで 泣かないでいいよ 終わり2分前のエンドロールにタイトル それは誰一人も覚えていないような きっと在り来たりだった物語 失ったものなんて数えなくていいよ ボクは理由無しに生まれたノンタイトル 何も気にしないで泣きじゃくっていいよ 誰もボクのことなんて知りやしない これは君とボクだけの 名もなきタイトル | |
悔やむと書いてミライまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 一思いにボクを刺してくれたら いいのにな いいのにな 不条理な御託で刺してくれたら いいのにな いいのにな いつかゴミに出したのに 袖口に隠していた生涯 燃やせぬまま灰になれずにいたんだ 死にたい 消えたい以上ない こんな命に期待はしないさ 故に夢に魘され 塞いだ過去に咲いた世界 癒えない 見えない傷ほど きっと瘡蓋だって出来やしないと ボクは知っていた 悔やむと書いてミライ 生きるふりをして死んでいくのが 人生か 人生だ それじゃボクらはどうしてこの世に こんな未完成な身体に 未だ 心を持っているんだ きっと拉げた如雨露で 花を咲かせようとした そうさ 種一つない土に撒いちゃいないか だから一抜けした 捨てた この世の流行り病のような愛も 爪の先よりも細い 底浅い友の情愛も 知らない 知りたいこともない どうせ言葉以上の意味などないと ボクは知っていた 悔やむと書いてミライ 片道分の蝋を持って 消さないように必死になって わずか照らした一寸先の 穴ぼこは誰が落ちた跡? それが人生です ボクら手にした人生なんです 生まれたこと自体が 間違いだったの? 死にたい 消えたい以上ない こんな命に期待はしないさ 故に夢に魘され 塞いだ過去に咲いた世界 癒えない 見えない傷ほど きっと瘡蓋だって出来やしないと ボクは知っていた 悔やむと書いてミライ 悔やむと書いて ミライ 消えたいの 消えたいの 何回だって言い聞かせた 夢も見れぬような 後悔を頂戴 | |
携帯恋話まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | いつまでも手放せない感情は ひとさじの甘さで薄汚れている 憧れの物語と違うのは どうしても 不安になる以上の感触が 足りない チクタク チクタク 君と交わす とりとめのない言葉 結わいて チクタク チクタク お別れの頃合いになっただけ 口元に残る甘さはどこへやろう ねえ 愛してを繋いで 嘘だって笑って どこへいたって受話器越し 手頃な恋話 決まりの台詞 息をひそめて 「愛してるよ」 口をつけずに冷めた紅茶を 捨てられないような恋でも 心以上の言葉で君を聞かせて もしもし 思い出と今を繋ぐ回線が いつからか解れかけていたんでしょう ひとりきり 慣れてしまう手違いに いつまでもささくれ立つ心が止まない どうせならもう君が 最低な言葉で壊して 悪戯な優しさに 胸がおかしくなるの 苦しくなるの どうせならもう君が 最低な言葉で壊して 悪戯な優しさに 胸がおかしくなるの 苦しくなるの チクタク チクタク 君を探す 秒針握ったまま 迷って チクタク チクタク どうせまた おやすみになったフリ もういいよ それならばもういいよ が今日も言えないや 履歴にないような囁きはいらない ねえ 愛すなら愛して 厭ならば嫌って 白黒つかないダージリン 瞼のいらない嘘の言葉に 愛をせがんでしまう 「いかないでよ」 口をつけずに冷めた紅茶を 捨てられないような恋でも 心以上の言葉で君を聞かせて もしもし 君と繋げて もしもし | |
リア充になりたいまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | メークアップ・リア充 恋に恋せよ ツーストライクから本番! 名も無い感情が 名も無いままで終わるってよくあること それって大体ボクのこと? 踏み込めないもう一歩の数 数えたら地球何周だって回れそうなくらい 弱気なボクだ 君が遠ざかっていく ああ 居場所もない夜には慣れたけど 誰もが平等に 恋に恋をしていい はずですよね? いつも恋人未満で友達の下 きっと「気になるアイツ」の周りの人A 君を振り向かせるような魔法のひとつもないけれど 引き立て役のまま終われないのです メークアップ・リア充 恋に恋せよ ツーアウトから挽回! 思えば 単純な気持ちは 単純なほど言いづらくて それってきっと空回り? 自分以外になれたなら 君はボクを愛してくれたのかなんてさ 弱音のメロディ書いて 今日も歌っている ああ 教科書にない答えを探すより 動け 簡単な「おはよう」ひとつでいいから 埋まらない30センチの勇気をください 明日を書きなおせるような言葉をください いつも横切るだけでおしまいの君の視線すらも 虜にする 魔法をかけてください ハイセンスなコーデにパフューム 少し背伸びしたっていい オン トレンドで2割増し 予想外くらいがちょうどいい 届け 君に届け はやる気持ち 伝われこの想い一粒 君にだけ 恋人未満で友達の下 きっと「気になるアイツ」の周りの人A 君を振り向かせるような魔法のひとつもないけれど 引き立て役のまま終われないのです メークアップ・リア充 恋に恋せよ ツーストライクから本番! | |
アルターエゴまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 歪んだ記憶と 僅かに満たされない空白は 貴方の人格 見てくれだけは 表裏ひとつの編みぐるみ 其処に在っても 正体は不明でした 償い賄い合い 罪作り いつか何処かの与太話? 悲しい 愛しい者 物笑い どっちへ逃げて隠れても 闇夜の園 「鬼さんこちら手の鳴るほうへ」 永久に虫喰った世界へ 夜明けぬまま罪を数えている 最低なフェイクショーだ 止まない雨に病めど 流れ落ちる咎などない そばにいてくれないか 失格者 虚弱な声は 心を交わすほど 夢見ていた 誰かの人格 世の理に 正せぬ誤りに 気づいても意味はないのさ じゃあ何に期待しているんだ 偽るほど 傷つくほど終わりへ 絶えず加速するプロセス 咳き込むほど凄惨な愛ならば 滑稽なフィクションで あの日読み違えた 両目 未だ見えぬままの ボクに失望していたんだ 失格者 人間失格さ 無き世語り 今日がこんなに暗いのに 疑い 疑い 君に寄り添う小さな一歩も この手には余るようだ 「鬼さんこちら手の鳴るほうへ」 永久に虫喰った世界へ 夜明けぬまま罪を数えている 最低なフェイクショーだ 急いて遠のく背に 褪せた声は届きやしない そばにいてくれないか 失格者 | |
夜空のクレヨンまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 世界中のクレヨンを 振りまいた夜の上 君に聞こえぬように 夜空へつぶやいた ねえ 御大層なストーリーや 誇れるような未来じゃなくたって 君との明日を探していた 星空 晴天の空も寝静まるような 静寂と今日は 七夕の夜 火照る頬を気づかれぬように 君の前を歩いている 夏風 月影 慣れない下駄の音 夜空に響く 世界中のクレヨンを 振りまいた夜の上 そんな恋に気づくのは 少し先だった ねえ 御大層なストーリーや 誇れるような未来じゃなくたって 君との明日を探していた 星空 巡り合いはいつかの奇跡 待ち合わせはボクらの軌跡 どの未来もわかっていることは どの未来もボクらの前にあるってこと 長髪 かき分け 振り向く仕草に 胸は高鳴った 星河に寝そべって 語らって 笑いそうな君の夢 時の箱舟の中 彼方で佇んだ 恋い慕う今日日 後悔 幾度の待つ宵 どんな感情も 君の隣で気づけたら よかったなあ 初めて感じた気持ちに 行く宛はないよ どんな理由で どんな言葉で どんな顔して 君の手を取ればいいんだろう 世界中のクレヨンを 振りまいた夜の上 君に聞こえぬように 夜空へつぶやいた ねえ 御大層なストーリーや 誇れるような未来じゃなくたって 夢の続きを探していた それは最後の 君と見た星空 天体の星祭を 君と歩いた満天を 憧憬を もう後悔はひとつだってしないように 星屑の降る夜に 君に伝えるために 会いに行くよ 約束しよう | |
赤い風船まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 手を放せば空に消えた 忘れたかけの夢 夕焼けに影が伸びれば 子供の世界に夜が来る ねえ 「あなたの名前は?」 君も教えてよ ゆらり ゆらり トウワタの花 浮かぶ赤い風船 細い糸を手繰り寄せては 誰が持ち手を掴もうとも 花咲かせるだけ 手重い言葉で 上手な視線で 大人の匂いで あの日のボクらじゃ いられないと気づく ただ 夢を見ていただけ 夢を見たいだけ それは御伽 子供の終わり 禁じられた風船 切り傷痕で 隙間だらけの右手 するり抜けていけば 風に靡くだけ 大人になりたくないねって ブランコを漕いだ 何処までも遠くへ飛べそうだな あの日よりもずっと綺麗な 長髪に見惚れている ゆらゆらり ゆらゆら トウワタの花 浮かぶ赤い風船 細い糸を手繰り寄せては 誰が持ち手を掴もうとも 誰の腕に抱かれようとも 花咲かせるだけ さみしいだけ | |
百鬼夜行まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ・佐々木裕 | 今宵 常日頃の憂さを晴らしましょう 賑わえば 夜の帳が下りぬ祭りのこと 太鼓に一節切 君もここへおいで 明け透けな白日の下 震えるくらいなら どろり どろろり 「渡る世間にゃ其れがいる」 どろり どろろり 君と共に鬼となろう 今日は 誰が為に宵は来ると 世人に疎まれても 爛れ 開いた心の傷 隠してあげるよ 夜の瀬に踊り踊れ 秘め事 問わないまま 剽軽 妖狐に化かされることなんて 慣れっこだろう? 笑いたけりゃ笑えばいい 何万年 妖たちは踊る 夜宴の夢 今日を生きられない ボクらなんかを導くのは 耽美な日輪より 破れかけた祭り提灯だけ 摺鉦の鳴る境内 奥の灯籠で 赤い下駄が鳴ったら合図 誰に呼び止められようと 振り向かないと約束しておくれ ねえ どうして 忌み嫌われにゃならないの どろり どろろり うらめしいことひとつすらないさ 名ばかりの神であると 現世 嘆くのなら 君が望んだ常世の夢 叶えてあげるよ 風が止む その刹那に手招く迷ひ処まで 鬼火の花道 我が物顔で歩く 夜半の園 泣きたいなら泣いたらいい 幾万年でも行脚した 夢と夢の隙間 誰が為に宵は来ると 世人に疎まれても 爛れ 開いた心の傷 隠してあげるよ もう何も もうどこにも 怖がることなどない 剽軽 妖狐に化かされることなんて 慣れっこだろう? 笑いたけりゃ笑えばいい 何万年 妖たちは踊る 夜宴の夢 | |
ひともどきまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 気まぐれに鳴り出す君のせいで 笑いたい日々から退場 遠のいた天井に縋ってる 人もどきは今日も息を吸って 笑えない日々だけ観賞 これがボクの人生です 鋭利な刃物の深い傷より 知らずに開いた 心の穴が痛いよ 気づいたよ 辞書に名もないような なり損ないだろう 知ってたまるもんか 人の形で人になれずに 呪って恨んだ世界を 愛してしまった この心臓が脈打つだけの 覚めない夢を見ている ボクを ひともどきと呼ぶ 誰にも言えないことを増やした 人らしい心の証明 ねえ ボクはこんなんさ わかってよ 嫌ってもらっても構わないや 恨んでくれないか君も ボクを覚えてくれましたか? 愛とか未来とか どこかで馬鹿にした 耳障りな言葉 どんなに どんなに 強がって歌ったって 穴開いた両目にあふれていく 寂しいよ もうどうしようもないくらいに 今日に縋ってしまった 失うことが怖くなるような 優しい夢を見ている ボクを ひともどきと呼ぶ 気まぐれに鳴り出す君のせいで 笑いたい日々から退場 遠のいた天井に縋ってる ならば どうか あのガラクタみたいに 蹴とばして 踏んでくれたならいいのに 人の形で人になれずに 呪って恨んだ世界を 愛してしまった 優しい人の人になれずに この命を愛してしまった 心臓よ 心臓よ いっそ止まってほしかった ボクをひともどきと呼ぶ | |
イカサマダンスまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 忘れたものなのか 思い出すほどでもないものか 気づけばボクはまだ 空っぽの夢ばかり 右左 右に同じ 意気込め 空タンク 擬態 ノンスケールで大正解 どうでもいいけどさ 穴ぼこで心が溢れました ゼンマイ仕掛けで地球は一回転 脳天アンテナ 思い込みのメモリ 賛成したから今度は猛反対 ぐるぐると目が回るあべこべさ ×○頂戴 正面から見りゃ右左 でもボクの方では左右 あっちへ行けど こっちへ来れど 正義の敵は正義なのさ それなら踊れよイカサマダンス ほら らったったー ハッピーなふりしようぜ わかってんだろう? 人生は如何様のダンス 頭パーにして スクエアなリズムに乗っている 難しいことは おやすみの後にして ねぇ 気づいちゃった この世は曖昧になりたかった 誰もが嘘つきにはなれなかった それからどうも 取り返しがつかなくなりました はぁ... カッチリ半分こで喧嘩は両成敗 嘘吐いても吐かれても 針千本 期待外れは言うなら無問題 ぐるぐると目が回るあべこべさ ×○頂戴 あっちとこっちは裏表 ならどこから表でどこが裏 半分にすりゃ 半分ずつに それぞれ増えた裏表 そういうことだろイカサマダンス ほら らったったー 正解は不正解さ 笑っちゃうだろう? 人生は如何様のダンス 出鱈目なステップ リズムに乗って らったった たたたー 手を叩け 君の本性 素顔晒して らったった たたたー 教えて頂戴 ねぇ 聞かせて頂戴 こんなボクらがボクらすら 忘れてしまう前に まるい世界で貴方とダンス 言葉ひとつ通じなくても 暗いフロアで音を鳴らせば ボクらは何も変わらない そういうことだろイカサマダンス ほら らったったー 正解は不正解さ 笑っちゃうだろう? 人生は如何様のダンス 正面から見りゃ右左 でもボクの方では左右 あっちへ行けど こっちへ来れど 正義の敵は正義なのさ それなら踊れよイカサマダンス ほら らったったー ハッピーなふりしようぜ わかってんだろう? 人生は如何様のダンス 如何様のダンス | |
夜想と白昼夢(Short ver.)まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | どこまで歩こうと変わらない未来や ありふれた昨日を嘆いた世界が かけがえないものと気づくのでした いつだってそうだ 大事なものほど 失う 零れて反射した記憶の隙間 ゆらゆら揺れる 白昼夢の中 貴方はそばで笑って 私は泣いて 確かに心は宙を舞う 夜想の綻び 蜃気楼の世界 覚めぬようにと願うのは 欲張りでしょうか |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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御伽と知る世界Hey! Say! JUMP | Hey! Say! JUMP | まふまふ | まふまふ | まふまふ・三矢禅晃 | 御伽(おとぎ)の世界が覚めないような 夢を見よう ボクと 木組みの朝は遠く(遠く) 手招く夜と森のカーテン 震えた手のひらは(小さくって) 不意の強がり 任せておいて! It's taime. 果てない迷路 教えてよヘンゼル 「光る石を辿ろう」 それはあの子の涙だったんだ 迷う闇の中 君で満たしたら 明るく見えるのはどうして? 御伽の世界が覚めないような 夢を見よう あの日へ帰ろう ボクと 色づく全部が遠く ボロ着の細い肩寄せ合った おいしいものなんて(話なんて) 一切がボクらに無縁なものだった なんで? 幸せだって言えちゃうよ グレーテル 君が唱えた魔法 震えた明日 今日変わっていく 煤(すす)けたお菓子も 頬が落ちるほど 甘く感じるのはどうして? 喉を枯らすくらい泣いたから? もしかして 君といるから? 違いはないな 過ぎる景色は遠く 栞(しおり)は挟まないまま 片道だけの夢の中 また今日を 明日を めくる 最後のページも 君がいてくれたらいいな 迷う闇の中 君で満たしたら 明るく見えるのはどうして? 御伽の世界が覚めないような 夢を見よう あの日へ帰ろう ボクと |
1・2・3西川くんとキリショー | 西川くんとキリショー | まふまふ | まふまふ | ねえ、まだまだまだ?急いで! 出かける準備はできたかい? キミに見せたい不思議の世界 見送りならいらない たとえ火の中 水の中 手さぐりで見えない今日の中 1秒先だってまだ知らないけど いつも思い出はどれも 全部ボールの中に 1・2・3で飛び込め! いつか描いた未来がボクのポケットにあるから はじめましてはいつだって初めてさ ためらうことなどナイ!トライ! Let's have a fight! 1.バトルをしたなら 2.笑うか泣いたって 3で仲間になろうよ あの日だって この日だって いつだってそうしていた 先も見えない 果ても知らない世界がそこにあるけど レッツゴー 転んですりむいて レッツゴー 何度も歩き出す隣 キミにきめた! 隣の街から景色は ため息つくほど世界は 目まぐるしく回り 変わる ボクを置き去りにする 子供の頃には夢中で くぐり抜けた穴ぼこでも しばらくぶりだな 見落としていたの? でもね 忘れた景色も 今日のどこかにあるよ 1・2・3で飛び出せ! 散々だって泣いていた日々とボールの外まで 「どこへ行こうか?」は 「どこへだって行ける」でしょ? 息つく暇などない!トライ! Why don't we go? 1 言葉を越えて 2 境界線の先の まだ見ぬ君まで 倒れるなら 手をつくなら 前だって決めたんだ 日が沈むように影伸びて 背丈も変わっているけど レッツゴー 雨上がりでなくちゃ レッツゴー 晴れ間に虹はない あの日から気づいている 君は 君は いつの間にやら 大人になっちゃいないかい? ほこりを被った ボロ着の右ぽっけに置いてきた 片手に収まる冒険 ボクらの全てだった あの頃の思い出が 君を探しているよ 1・2・3で飛び込め! いつか描いた未来がボクのポケットにあるから どこかへ行こうよ どこへだって連れていってよ ためらうことなどナイ!トライ! Let's have a fight! 1.バトルをしたなら 2.笑うか泣いたって 3で仲間になろうよ あの日だって この日だって いつだってそうしていた 先も見えない 果ても知らない世界がそこにあるけど レッツゴー 転んですりむいて レッツゴー 何度も歩き出す隣 キミにきめた! | |
最終宣告まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 依然 ただ呆然 「明日が君の最後の夕食です。」 世界を綴った数式ですら 解読不能が命と言うそうだ 粗雑に昨日を費やしたその身 今日に祈るは滑稽 惰眠で捨てた秒針にすら 噛りついて縋るだろう どうだい? どうだい? 死にたがりばっかりだ 救われぬ惨状に牙を剥くような 病状になりました 最終宣告だ 踊れやショータイム 生まれ落ちた故にワンサイドゲーム 散々だって投げ捨てる命なら ボクにおくれ 延命しようと指折りでグッバイ それならばここらでターミナルケア ノーワンエスケープスデス 最期に言い残した言葉を言え 絶え間ない自殺志願と 夢のひとつもないような郊外 困難極まりないご神体 やられっぱなしのまま ぱっぱらぱなしの人生 そんなのちっとも美味くねえよ 君はそれで終わりでいいのか? どうだい? どうだい? 心にもない言葉 ―――くだらない生涯 もういいや。 どうしたって患った 刈り取られる運命 不平等な間隔がさも均等にあった 今日だって雑踏が 我先にと各駅の電車に 飛び込んでいく 前触れもなく消えたアイツより 幾分でもマシな未来だよなあ? まあ 悴んだ世界さ それならば無様に生きてみせろよ 最終宣告だ 踊れ 踊れ 生まれ落ちた故にワンサイドゲーム 散々だって投げ捨てる命なら ボクにおくれ 延命しようと指折りでグッバイ それならばここらでターミナルケア ノーワンエスケープスデス 最期に言い残した言葉を言え 人間誰だって行く先は終点 好き勝手やるだけが解答 せいぜいリーパーに追われ続けてでも 言葉を言え 最終宣告だ 君は言い残した 生きると言え | |
それを愛と呼ぶだけまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 貴方の言葉が 貴方の記憶が わずかな世界を満たして 映画の終わりに数分あるような 心地よい今日だ 手に取る運命は 手放す運命が 増えていくだけ そんな小さな綻びに 気づいていたのに 心が身体を見落とすまで 明日のない世界へ行くまで 失うひとつを数えること それを愛と呼ぶだけ 愛と呼ぶだけ 貴方の笑顔も瞬きひとつで 見えなくなるくらい未熟だ それならもとより愛しい仕草を 知らないままがいいなあ 過ぎ去る生涯を 変わらぬ後悔を 命というから どうしようもないほどに 貴方に惹かれているのだろう この手を伸ばせど届かぬ向こう 夢を見るより遠くまで 去り行く貴方を求めたこと それを愛と呼ぶだけ 愛と呼ぶだけ | |
1・2・3After the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | ねえ、まだまだまだ?急いで! 出かける準備はできたかい? キミに見せたい不思議の世界 見送りならいらない たとえ火の中 水の中 手さぐりで見えない今日の中 1秒先だってまだ知らないけど いつも思い出はどれも 全部ボールの中に 1・2・3で飛び込め! いつか描いた未来がボクのポケットにあるから はじめましてはいつだって初めてさ ためらうことなどナイ!(ナイ!)トライ!(トライ!) Let's have a fight! 1.バトルをしたなら 2.笑うか泣いたって 3で仲間になろうよ あの日だって この日だって いつだってそうしていた 先も見えない 果ても知らない世界がそこにあるけど レッツゴー 転んですりむいて レッツゴー 何度も歩き出す隣 キミにきめた! 隣の街から景色は ため息つくほど世界は 目まぐるしく回り 変わる ボクを置き去りにする 子供の頃には夢中で くぐり抜けた穴ぼこでも しばらくぶりだな 見落としていたの? でもね 忘れた景色も 今日のどこかにあるよ 1・2・3で飛び出せ! 散々だって泣いていた日々とボールの外まで 「どこへ行こうか?」は 「どこへだって行ける」でしょ? 息つく暇などナイ!(ナイ!)トライ!(トライ!) Why don't we go? 1 言葉を越えて 2 境界線の先の まだ見ぬ君まで 倒れるなら 手をつくなら 前だって決めたんだ 日が沈むように影伸びて 背丈も変わっているけど レッツゴー 雨上がりでなくちゃ レッツゴー 晴れ間に虹はない あの日から気づいている 君は 君は いつの間にやら 大人になっちゃいないかい? ほこりを被った ボロ着の右ぽっけに置いてきた 片手に収まる冒険 ボクらの全てだった あの頃の思い出が 君を探しているよ 1・2・3で飛び込め! いつか描いた未来がボクのポケットにあるから どこかへ行こうよ どこへだって連れていってよ ためらうことなどナイ!(ナイ!)トライ!(トライ!) Let's have a fight! 1.バトルをしたなら 2.笑うか泣いたって 3で仲間になろうよ あの日だって この日だって いつだってそうしていた 先も見えない 果ても知らない世界がそこにあるけど レッツゴー 転んですりむいて レッツゴー 何度も歩き出す隣 キミにきめた! | |
すーぱーぬこになれんかったまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | やっぱりぬこになれんかった ~キャットショッピング~ 「もしかすると、生まれる世界を間違えたのかもしれない。」 そんな貴方に!いつでもぬこになれる新商品をご紹k(ry 寄せる人波 葉っぱホレホレ どっかに隠れてやり過ごし隊 人の目に触れたくない 理想の大人になったつもりが きっと見世物の傷増やして 道をそれ 気づけばこんなポンコツになっていた ぬこになりたきゃ手を叩け はい! ぬこになりたきゃ手を叩け はい! 君になりたいにゃ! にゃ にゃ にゃ にゃーっと戦いて走り出せ 金輪際知りたくない世の身勝手に 愛も希望も七転び よろけて八転び 何食わぬ顔をして 大人の事情ならどっかに放っぽって 今日の寝床と明日の朝ごはんを探しませう やっぱりぬこになれんかいにゃ? な? 血統 生い立ち その他もろもろ そんな紙ペラが値踏みをした ふざけるな ふざけるな あっちの公園 ペット売り場に 地球の裏側 古今東西 君はいない 君は君以外にはいないんですよ! ぬこになりたきゃ手を叩け はい! ぬこになりたきゃ手を叩け はい! 何でもするから! にゃ にゃ にゃ にゃーっと丸まってもぐり込め 人の寝静まる夢の隙間 何と素敵な物語 こそこそつまみ食い お叱りは専門外 受付中止の永年休業中 まばたきの隙を見て あくびをかましましょう やっぱりぬこになれんかいにゃ? あっちへ行こう こっちへ行こう どこへ行こうとボクの未来 邪魔をするなら容赦はできないなあ 爪立ててやる! にゃんちゃって♪ にゃーっと戦いて走り出せ 金輪際知りたくない世の身勝手に 愛も希望も七転び よろけて八転び 何食わぬ顔をして 大人の事情ならどっかに放っぽって 今日の寝床と明日の朝ごはんを探しませう こんな世界とおさらばして やっぱりぬこになれんかいにゃ? | |
忍びのすゝめまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | どれだけ歩めども 道はなく 彷徨うは千里先 それが人の世だと 笑う君だったんだ 然れど散りゆく定め この一世を例えるなら 止まず 頻る 遣らずの雨 消える夜鳥に夢花火 水面に映る月を求めて 悔やむことは もうやめた 忍び偲べ 心隠して 踊り踊る世界を回せ 鏡越しに隠していた ボクが泣きじゃくっている間に 先見えぬ夜に紛れましょう 悟られぬよう口を噤みましょう 最愛も 恋情も 朋友も 友情も 手に掛ける覚悟はあるか? 暗がりの向こうに潜む忍者になって あの日の夢まで 切り捨ての免罪符 誰そ彼時までは身を隠して その陰に今日を置く 二世も契れぬまま 彷徨えるボクは ひどく醜い『手の目』 徒花のその姿に 心惹かれても 現世だって朧月 何もかもを閉ざした矢先に 君に恋するという報い 片恋の行く先を知りたい その手負いの心を救いたい 返り血の装束じゃ 何を望もうと値打ちない 書き違えた「辛せ」の行方 読み違えた為体が所衣 生涯は滑稽な 憂愁の証明か 未だ十字架を背負いこんで 鵜の真似をしていちゃ それが千慮の一失 覚悟もないなら 御帰りになって頂戴 いつか物心で捨てた心根 わかり合えるなんて夢のまた夢 破れ果てた友の骸に 今日も立っている ―――お別れです。 忍び偲べ 心隠して 踊り踊る世界を回せ 鏡越しに涙した 君は誰だっけ ボクは誰? 空になった心なら捨てたんだ 優しくしないでよ この小さな覆面も 塗り固めた強がりも 剥がれ落ちて泣いてしまう 暗がりの向こうに潜む忍者になって あの日の夢まで 切り捨ての免罪符 | |
自壊プログラムまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 取り囲んで今日の判決 役立たずはいらない 隣の椅子まで奪い取れ 決を採っちゃ列を成して 右に倣うだけ めでたく死刑執行の日だ 不要とされたひとつの人格は 枝葉に分かれていく そんなの そんなの ボクら互いに詰って 踏んでねじ曲げられたシナリオ 鳴り響く警鐘 エラーするノイズ 自壊性のプログラム ボクがいない ボクがいない 身体が痛みたがるのに この自尊心が 虚栄心が ココロを侵していく 全部お前のせいなんだ 一生したり顔で見下していろ 「もう世界を嫌うこともない。」 リファレンスは画面越しの顔 流行りに沿った仮面以外は 標的となる 『手さぐりの暗闇 むせ返るどよめき 無数に飛び交う言の刃 血眼になって刺し返したその顔は ボクによく似ていました。』 セカイ系空想 機能停止アンドゥ 姿見 乖離して 何度でも 何度でも 飛び起きて咽び泣くだけ ねえ叱ってくれ 叩いてくれ 壊すほどに愛してよ きっと頭じゃわかってるんだ この空白は初期の仕様だろう どうして?どうして? 弾き合っては気づいた あいつもこいつも疑う余地もなく自分だ 鳴り響く警鐘 エラーするノイズ 自壊性のプログラム ボクがいない ボクがいない 身体が痛みたがるのに この自尊心が 虚栄心が ココロを侵していく 全部お前のせいなんだ 先天性の自我を呪って 一生したり顔で見下していろ | |
ジグソーパズルまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 損失 利得 体裁 気にするたびに 右も左も差し出していく 穴ボコ開いた ジグソーの模様 パズルピース あの子と手を繋げるために 余り物にならないために 切り取って すいて 貼って 何もハマらない 心のトコ 足りないのだ 足りないのだ 足りないのばっかで何にもないや 優しさは 3ピースもないなあ 砕けた強がりの欠片 ジグザグの無感情がボクを作り上げる いつだって心から笑えないの どうして? ズタズタに切り裂いた ハート型のパズル どこを探しても埋まらないや アイノウ 愛ノー もう足りないよ ジグソー 「敗戦」「錯綜」「平行線」「論争」「逃走」「再公演」 ただ共通項を見い出して 言葉に意味を宿した 出来損ないと紐付いた この上下左右は閑散と 貴方の帰りを待っている ボクに触ってほしくて 誰にだって当てはまるように どの色も混ぜてみたのに 誰にだって侵されてしまう 染みてついた透明の色 哀 楽 忘却の数ピース 愛憎 渇望のスパンコール 嫉妬 絶望のアンコール (見ない 見ないフリ) ああ 何処かにやってしまった... そして何もが 足りないのだ? 未だ足りないのだ メスフラスコ使っていっぱいに満たして? 優しさは 一滴もないなあ 穴空くほどの心もない ジグザグの無感情がボクを作り上げる 今日だって 完結した光景をただ切り取るだけの 人生だ ジグザグザグ もういいよ ボクを切り刻んで いつだって心から笑えないの どうして? ズタズタに切り裂いた ハート型のパズル どこを探しても埋まらないや アイノウ 愛ノー もう足りないよ ジグソー 嘘吐きの世界は 泥んこの未来は 空っぽの心は ジグザグジグザグに切り裂いて ジグソー | |
マルファンクションまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 不定形未来 沸いた脳内 蒙昧 自己否定 快打ローライフ ファインダー越しの怠惰 ご指導 敗者の思考 書いたら死のうぜ こんなんで息巻いて 懇談で It's like this. 罵詈 暴徒 愛憎に該当が解答 どうかしてんだ 衝動で言っちまいな 創業家 倫理ファイター 塔の上 ヒッピー 外患 気張って見下ろしている 「金輪際、君のことなんて愛しはしないよ。」 想像の何倍だって奪い合え 意味もないまま 浮かぶ今日のフェイクショーに 爪噛むほどに感情が この惨状が 互いにひしめき合う この人生はフィクションでいい ガラクタ未満のスクラップだっていい 薄い紙切れで指を切るような この感覚を止めてくれたらいい 耐えられない恐怖なんてない ただ君の数分を奪っていたい あの日に抱えた夢を焼べて 作為的にマルファンクションしていく Ready fight 手痛い 遠目に排除 果てしない小競合いを 敵対脳的体様 エキサイト ひよっていちゃ生きていけないぞ? 完全にシラ切って ランペイジしたいって そんなんじゃ白けない? トリミングすりゃ 歪みきった生涯も 斜に構えたハイセンスに ただ無愛想に 余さず変えていける 狂えない主役なんていい 笑われる滑稽なトリックスターがいい だからこそボクは記された通り この台本を読み違えたらいい 火をつけりゃ 道理なんてなく 灰も残らない歌だっていい どうせもうボクは戻れやしない どうせ何もない夢の末端だ 作為的にマルファンクションしていくだけ | |
朧月まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 馴れ初めを知らぬまま 薄紅点した宵時雨 朔日に洗われて 真白になれたら 幼き日々は貴方の傍 悠々 夢の果て 今宵は誰がために踊るのでしょう 霞む 私は朧月 手繰り寄せる 朱殷の糸口よ 貴方に続けと願う 華やかな景観に 当てられ世人は列なる 愛しみは幾匁 花は一匁 知らぬ吐息を浴び 軋む帷 今は不香の花でありたい 顔の無い人影に絆されて 手折られてしまうのなら 袖口の手毬は転ぶ 暗がりの方へ ねえ お願い ひとりにしないで 雲間に消える 愛しい 愛しいよ と木霊した 日々は想うほどに遥か 冷めぬ心に霏霏と 六つの花 芽吹きと共に あの人のもとへ 帰ろう 遊里に咲く雪月花 霞む 私は朧月 手繰り寄せる 朱殷の糸口よ 貴方に続けと願う 千切れぬ明日に 契りなどない 薄月の色 | |
女の子になりたいまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ・田中秀和(MONACA) | ねえ 女の子になりたい お願いいいですか? チョコレートの森をくぐる オレンジかぼちゃの馬車に 乗せられて 連れられて ミルク色のお城 みんなきっと憧れている 童話の中のヒロイン いつか見た 夢に見た ガラスのハイヒール ナイショの気持ち ホントの気持ち ちょっと話しちゃおう ワンツースリー 魔法をかけて 新しいボクになりたいのです お願い! やっぱりボクも可愛くなりたいな あの子みたく可愛くなりたいな フリルドレスを召しませ 世界でひとりのシンデレラ ちっちゃなユウキとおっきなハジメテ きっと怖くなって震えちゃうけど 女の子になりたい! お願いいいですか? 可愛くなっていいですか? 大人になれど下がらない 可笑しな声のトーンと 何しても 何しても うまくいかない今日だ ならば! 束の間でも夢の中に ボクを見つけてみようかな 少しだけ 少しだけ 変われる気がする ドキドキして ドキドキして 眠れない夜 ワンツースリー 勇気を出せば 童話に続く入口はもうそこだよ 上目遣いで太陽が昇って ウィンクのひとつで喧嘩が収まる 小さなリボン結んだら 世界もひとつに シンデレラ 花も照れて恥ずかしがるような もう少し君をひとり占めできるような 女の子になりたい! 隣にいいですか? 当たり前のものどれもが 違って見えたんだ ワンツースリー 魔法をかけて 新しいボクになりたいのです お願い! やっぱりボクも可愛くなりたいな あの子みたく可愛くなりたいな 小さく首を傾げたら ボクも今だけはシンデレラ 大事な今日を隅っこに隠れて 自分のこともわかんなくなる前に 女の子になりたい! お願いいいですか? 可愛くなっていいですか? ナイショだよ | |
動かざること山の如しまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 読めぬ空気は読まぬまま 舞台にあがる軽はずみ 幾万を超えて列を成し 並ぶ 並ぶ のっぴきならない戦況に 逃げ腰は元の木阿弥 然れど心のひきこもり 終わり\(^o^)/ 終わりは刹那 ただいつか見た夢を その夢を叶えるために 勘違い哀れ 殻破る決定打 やだやだ そんなの関係ない 心に刻み込んだ合言葉 はなから言うなら敗戦だ 見栄はっては強がれど四面楚歌 でもでも やんなきゃなんないない 固まっては裏返ってこの仕打ち やだやだ そんなの関係ない 動かざること山の如し 明け方に寝て 夜起きて 口も開けずに明日を待て 耐えて忍ぶが前半生 独り 独り ココロひとつを交わすだけ そんなのも出来ずに十数年 逃げて隠れて天手古舞 終わり\(^o^)/ 終わりは刹那 ねえいつか見た夢の その続きを歩くはずが すぐ折れるココロ 型破り最底辺 やだやだ そんなの関係ない 身の丈に合わなかった軒提灯 どうしてどうして こんな身勝手が 許される挙句に拍手の雨 引いて引いて 引いては引いて 引くばっかで押しはしないが座右の銘 やだやだ そんなの関係ない 動かざること山の如し 抜き足 差し足 あー こんな幸せにゃもうバイバイ 期待 期待 しないで頂戴 そんなの疾うにわかってんだ あれこれ あれこれ もう嫌になる言葉も無問題(もうまんたい) 期待 期待 しないで頂戴 一生殻にこもっていたい やだやだ そんなの関係ない 心に刻み込んだ合言葉 はなから言うなら敗戦だ 見栄はっては強がれど四面楚歌 でもでも やんなきゃなんないない 固まっては裏返ってこの仕打ち やだやだ そんなの関係ない 動かざること山の如し | |
君のくれたアステリズムまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 小さく震えてアンコール お招きされて90度 ファイティング仕立ての最終回さ 言うなら風まかせ 星の煌めく滑走路 くるり 360度 こっちの隅からあっちの海まで 満天の星空 何の夢? 何の夢? うなされるだけねむれるレプシー いつか見た恐怖でも 震える手足でも ―――君の声がした。 歓声とピンスポット パステルのティアドロップ ソーダの雨とジェラート 銀河に盛りつけて きっとこの物語は誰かの夢 君がくれた答えだったの? アステリズム どんなかけ違いも間違いじゃなかったこと もうひとりぼっちじゃないこと 空に落ちて その空も落ちた 潮騒が静を薙ぐ いつまでも いつまでも 失ったものに泣いているメロディ こんな独りよがりを愛してくれる声... ―――君の声がした。 大切なものほど 両手におさまらない 今日くれた景色は いつまでも続かない 瞬きの間に消えた星屑みたい 君も何処かへ行っちゃうの? アステリズム 目を覚ましたノワール 闇夜に巻き戻る世界 まだ聞きたいことがあるのに 未だ見えない 未だ見えない ここは? 雲のかかった夢のないボクが 絆されて 照らされて そして世界へ向き合える時まで 歓声とピンスポット パステルのティアドロップ ソーダの雨とジェラート 銀河に盛りつけて きっとこの物語は誰かの夢 君が変えてくれたんだよ アステリズム どんなかけ違いも間違いじゃなかったこと もうひとりぼっちじゃないよね | |
リライトザサーガまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ただ変わらない日々を求め ただ譲れないものを守り 交えた夢を 行く先を 静寂が包み込んでいく そうして 色めく群衆の声 どうして? 飛び交う凱歌を前に 心に空いた白い隙間が あの丘へ連れ出すんだ 子供の夢と誤解しそうな物語が 手招くのは偽りじゃない 遠くに響く貴方の声 それだけでまだ 抗える 夢見たあの未来とは 何ひとつ似つかないけど これから先の光景は誰だってわからない それだけがこの背中を叩いた 運命だって ねえ Rewrite the saga もう一度描きなおせたら どこまでも遠くへ行こう いつかくだらない話に耽る そんな他愛ない日々を求め 胸のナイフも 錆びつくほどに 置き忘れる日へ行きたい 心にあった感情は ひびのひとつも書き残す未来 傷つけあった後悔も 胸の痛みも 零したくはない 呼吸を止めれば 苦しくなる胸を 偽る理由もないのだろう そしたら そしたら 貴方の声を聞いた それだけでまだ 抗える 世界が逆さまになる 時間を飛び越えていく 無色になった存在を あの日々の痛みを どこにも置き忘れたくはないよ 運命だって ねえ Rewrite the saga もう一度描きなおせたら いつまでも隣にいたい | |
とおせんぼうまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 笑われないように息をひそめて どこかに消えた黄昏の空 明日は鬼の手の鳴るほうへ 上手に生きていこう もうちょっとボクを嫌って うんいいよ 強くたたいて 嫌われるより 嫌われ未満が怖い ボクはここにいるよね ね? とおせんぼ とおせんぼ ここからボクはとおせんぼ 溢れてひとり 影踏むばかり かくれんぼ かくれんぼ 誰も見つけてくれないの? いないないないない ボクがいないないなあ 透明色の雲になるより 嫌われ者の名札をください 擦りむいてわかる ひざの痛みが ボクを数えてくれる そんなんじゃダメだと言って うんいいよ 強くたたいて この白線の内側に押し寄せる 空白だけは怖いな な わすれんぼ わすれんぼ ボクのことはわすれんぼ 手を振ってひとり 塗り絵の中で 知らないよ もういいよ 君もどっかに行っちゃえよ いたいたいたいたい 胸がいたいたいなあ とおせんぼ とおせんぼ 「みーつけたっ」 とおせんぼ とおせんぼ それなら君はとおせんぼ! 騙されないように...巻き込まないように 優しくしたら泣いてしまうよ? いたいたいたいたい 胸がいたいたいなあ いないいないばあ | |
傀儡の心臓まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 指先ひとつから 深く縫いつけては 辿れば心まで 溶け込むような蜘蛛の糸 それは殺さぬように されど生かさぬように 翅を啄んでは 囁く道化 甘い嘘 貴方に縋る惨めな夢に そのどれも疑わしいほど 魅了される この身を縛る苦しみが 愛と感じてしまうの 貴方の指先に 頷いているだけ 泥と雨粒に反射した 物言わぬ薄汚れた人形 操り糸の言うままに 影を踏む 不意に手放されて 羽ばたけたとしても どうせ変われやしない 望む未来は蜘蛛の糸 止まない雨に 病める心が 手招くまま遠ざかる背を探している 貴方はどこ? 私の指先に 私の明日があっても 触り方を知らない 行く宛ても知らない 苦しくてどうしようもない 愛に溺れていたいの 貴方の指先に 頷いているだけ 泥と雨粒に反射した 物言わぬ薄汚れた人形 操り糸の言うままに 影を踏む 私をよく見て 私だけを見て 私の身も心も食べてしまって | |
廃墟の国のアリスまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 曇天を揺らす警鐘と拡声器 ざらついた共感覚 泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理 昨夜の遺体は狙い通り 誰かが持ち去っていった 砂風味の黄金林檎 廃墟になった街 こんな灰被りの現状はボロ布で着飾って いつかこの檻の向こうに いつかこの檻の向こうに 昨夜の願いは期待通り この銅貨2枚ちょっと 血生臭い両手洗って 愛を謳っている 合法的妄言の烟草 愛情失調症恋情 38口径の拳銃 逃がしはしない 損得と体裁の勘定 一方通行の干渉 排水溝で腐敗していた共感覚 醒めない夢のような感情が 泥まみれに落っこちて 見たことない惨状が 現実だと知ったんだ ノスタルジア環状線 雲の上を半回転 格子状に咲く天井を今日も見ている 疑うことなく箱庭で踊るアリス 天空に広がる鳥籠のアリス 数えきれぬ感傷と忘却の夜に 澄みきった瞳でボクを見ないでくれ カラスが手招く 際限ないデフォルメと廃棄のリリック ストロボで化けた鉄格子 ここに来ちゃいけない 曇天を揺らす警鐘と拡声器 バグ塗れの共感覚 泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理 オーロラ 無愛想にエラッタ ペンキの落書きはどうだ 塗りたての黄金林檎 廃棄になった夢 洗脳と堕落の象徴 愛情失調症恋情 深謀遠慮の参謀 錯綜 救えない 派閥 論争 同族嫌悪 血塗られた惨状 どうか君だけは 明日が来れば明日を求めてしまうように 満たされない心情と表裏一体の幸福感 どこへ行けば此処以外の所に行けるの? どこへ行けば単純な愛に触れるの? 愛されるの? 鮮血の雨 弾いたアスファルト 疑わしきは罰せられた 催涙 或いは瞞し 沈む夜を 3 2 1 で走り出して そんな果てで辿り着いた 誰かが捨てた夢の上 きっとこれは悲しい戯曲さ 「君もそうなの?」 どんな夢も壊れて くずかごに集めた 最底辺の惨状がこの世界の心臓だ ノスタルジア環状線 雲の上を半回転 格子状に咲く天井を今日も見ている 疑うことなく箱庭で踊るアリス 天空に広がる鳥籠のアリス 数えきれぬ感傷と忘却の夜に 澄みきった瞳でボクを見ないでくれ カラスが手招く 際限ないデフォルメと廃棄のリリック 君を飼い殺す鉄格子 ここに来ちゃいけない | |
生まれた意味などなかった。まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 厚紙の箱に捨てられた 命ならば値打ちはないか? バス停 待合に渦巻く 見て見ぬふりの雑踏 書き損じはどうしようもないが それに勝る反吐が出ないか? その行方は今日日じゃ 誰も知らない 母の手を零れた 小さな命は 後部座席に勝る価値もない 何者にもなれる命で 救えるものひとつもないのだ これほどに器用な手先で 救えるものひとつもないのだ 僕たちは 底知れた愚鈍な世界だ 書き物に筆を取れども ぶちまけたインクのそれが ひどく適切ではないか? 死にたいかと言われりゃ 特に死ぬほどの孤独でもないが 生きたいか問われたら 何も言えない 虚しさに適した表情はどれだ 書き始めの言葉は 『生まれた意味などなかった。』 先見えぬ小説を読めば 捲り終えぬ世界があるのか? 振り向けば崩れる足場で 明日から何処へ向かうのだろう 僕たちは アンノウン 「私は誰だ」 「貴方は誰だ」 アンノウン 消しては書いて 丸め捨てては アンノウン 自分ひとつが未だ書けない 生まれた意味などないのか? 生まれた意味などないのか? ―――生まれた意味などないのだ。 事切れぬものなんてないのに 救えるものひとつもないのに この命に意味などないのに 優しい明日なんてないのに 行かなくちゃ たとえ死に向かって歩いていたって 書かなくちゃ 当然余白も残っちゃいないが 知らなくちゃ 明日を この途方もない暗晦を 生きなくちゃ 生きなくちゃ 生きなくちゃいけない | |
アートを科学するまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 寂しいまま今日を終わらせないから お決まりに辿る IIm7→V7 ループして 何度でもまたループして ほんの3分半 夜を埋めた ないしょばなしが聞こえてくる I#dim の夢 ボクとアートを科学しよう ぶつけ合うほど帰納して 心と君の半球体へクリシェしていく 在り来りな世界なら 斜め下からいじっちゃえ 爪先立ちで歩く五線譜 リタルダンドで今日も夜を終えたら 3度転調して もっと遠く フォルテ フォルティシモでもどうして リフレインしないボクの言葉 ちょっとでも届けばいいな 君とアートを科学したい 夢の夢でもバウンスしたい どれだけ音を紡げばまた会えるの? 続くコードはクリッピングノイズ でも終わらないでフェルマータ 爪先立ちで歩く五線譜 | |
それは恋の終わりまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 汗ばむ温度を風に乗せて この夏最後の花火を見るんだ 夕日の影が夜を連れた この夏最後のボクらの夢 不意の視線と黒い長髪を結わいた 浴衣姿と華奢な背中 黄昏時の向こう ぱーっと あの空に 花火が上がって 君が微笑んで その有り触れた日々が全てで それだけだった 夜空を着飾る光の粒に 遅れて音がする それが恋の終わりと知らずに 君に笑いかけていた 心がどこか漫ろなのは 下駄が擦れて痛むからだっけ 歩幅も何も合わないのは 人目を避けて歩いたから? 空っぽの手すら埋められない 意気地なしの最終列車 ラムネの呼吸に閉じこもる このビー玉みたいに あの海の向こう側よりも ずっとずっと遠い一歩 たとえどれだけ近づいても その願いはもう遠すぎる 花火が可憐に色付いてみせる その暗闇の深いところに 気づけなかった ふたりの隙間を照らす残り火 遅れて音がする 打ち上がっては賑わう人波 今日は8月の空 それが恋の終わりと知らずに 君に笑いかけていた あと少しの もう少しの 埋まらない距離と夏 届かない 触れない あの花火のように | |
拝啓、桜舞い散るこの日にまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 春色に染まる校舎 これから置き忘れる世界 長髪ゆらす君はつぶやく 「遠回りをしよう?」 花びらが散るみたいに ひらひら離れ 近づいて ただそうして ボクらここで繋がったんだ 季節が急かしたように 背中を押した通学路 将来の夢 未来像 君の設計図 テストによく出るよ 許されたいことばっかで 見失うことばっかのこの手に 未来なんてまだ託せないのに ボロボロになったペンと教科書 予鈴逃した自転車 君を傷つけたあの落書き 大嫌いなはずなのに 目を塞ぎたいわけでもない 書きかけの御話は いつもあの放課後の向こう おとぎの話みたいな 奇跡は持ち合わせちゃいない ただ不確かな今日とそれに続く明日が あったくらいの世界 「ろくな思い出もないや」 君を寂しそうにさせる でもこれがボクに言える精一杯なんだ 誰かの投げやりなものさしで 狂いない直径を計るんだ この世界の定めたい基準と 行き場ないボクたちのズレた未来を そしたら言葉が自由に使えなくなったっけ 喉から出られない 「寂しい」 鳴り止まぬ後悔とリコーダー 鞄の奥の通信簿 屋上で踏みつぶした三限目 素直になれない心を捨てられぬまま 言えなかった言葉は 君とふたり歩き出す未来 傷つけ合った 苦しめ合った 数えきれないほどに悔やんだ ひとりになった 君と出会った 大人になっていた やり直しなんてない もう戻れもしない 桜色 新しい景色を染める ボロボロになったペンと教科書 予鈴逃した自転車 素直になればそばにいられた? さよなら ボクらの ボクらだけの1ページ これからの御話は この扉を開いた向こう | |
あさきゆめみしまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 元日過ぎてから 指折る年の瀬も 余さず季節を君と紡いで 幾年(イクトセ)過ぎただろう 心はずっとあの日でも 大人になったよ 君の分まで 長胴の太鼓叩いて 提灯は五日灯った 明年の門を潜って 百八つの鐘を聞いた 行く年の中 手を振っている あさきゆめみし 君を想う 君を失くして 君を強請る 朝日昇るは明くる年 君を置き去りにして こんな叶わないことを詠う ボクを笑ってくれるかな 浅く眠れる枕元に 君を探しに行きたい 浴衣に粧しして 見知った神社まで 橙色の連なる年の瀬 幾年(イクトセ)過ぎようと 見惚れてしまったあの日から 探してしまうだろう 夢の中まで もういくつ寝て待とうと もういくつ寝て待とうと 君行きの未来なら 全部 あの日に乗り換えていた 行く年の中 手を振っている あさきゆめみし 君笑う 時の止まった花氷 瞼の裏に映写して 何時何時何時迄も こんな叶わないことを詠う ボクを笑ってくれるかな 浅く眠れる枕元に 君を探しに行きたい あさきゆめみし ゑひもせす 叶わぬ今日を知ろうとも するりと抜ける指先に 頬を濡らすばかり 心ひとつが立ち止まり 未だ越せずにいるボクを 君が叱ってくれる日まで 君を探しに行きたい 浅く眠れる枕元に 君を探しに行きたい | |
サクリファイスまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 果てしない悲哀の環状線 奪い合いの連鎖 終幕はどこで見られるだろう 命を預けた天秤は推定無罪を要して その正義も 猛る勇姿も 不用品となってしまった ―――どうして?――― この手じゃ そんな小さな心にうまく触れない 歪んだ運命は 幾つもの禁忌の翼 望まれかざした刃が 手のひらを返して罪と成る それは 辻褄が神に背きだすカルマ たとえ狂いない未来としても 正鵠に射かける どうして ボクの名前を呼んでよ まだ脳裏に焼きつく 憧憬 くだらない夢の続きや あの丘目指して ボクらは笑えたはずだったのに 疑い 疑われては鍵かける今日だ 爆弾でしか戸を叩けずに どこかで間違えていたんだ ―――どうして?――― この手は 奪うことばかりであやせもしない 空は青より灰色と記憶した翼 祟り目 奪った代償に もうボクはボクでいられない それはかつて名を持った 贖罪と輪廻 以後いかなる幸せでも この手では触れない どうして 君と会ってしまったの 喉元に焼きつく 硝煙 これだけの苦痛を抱え込んで 生まれた意味などはないと知った 血塗られた今日日を血で洗って 生まれた意味などはないと知った 何ひとつも救えないくせして 十字架ばかりを背負っていこうと 何者にもなれないと知った 処刑台が嗤い 手招いている 歪んだ運命に敗した 仮初の翼 望まれかざした刃が 手のひらを返して罪と成る それは 辻褄が神に背きだすカルマ たとえ狂いない未来としても 正鵠に射かける どうして ボクの名前を呼んでよ まだ脳裏に焼きつく 憧憬 | |
花吹雪浦島坂田船 | 浦島坂田船 | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 向かうとこ大概は敵だらけ 舞い降りたチャンスはひとつだけ 躊躇いが直結するゲームオーバー 君を賭けた争奪戦だ Shake it 今世(こんせい)に ああ、願いさげだってレイニー Go backして! 優待恋愛 誤爆していく開戦合図 想像しちゃいない 焦燥感這う体内 駆け出していくNext stageは 恋の王道(Boy meets Girl.) ああ 風に靡くその姿に 不意に見せるその笑顔に 心惹かれている 照らせ (照らせ) 照らせ (もっと) 打ちあがれ宵の果て 火照る頬 余さずに隠しておくれ 踊れ (踊れ) 踊れ (ずっと) 夏の夜の花吹雪 重なる赤 織り成す青 七色に染まる 君と恋をしたい 迷うハートに火を灯せ 走り出しは好調 ときめき二乗 しかしもうとっくにキャパオーバー 息詰まる様相 足踏みしていちゃ なおも続く延長戦だ ギブアップ兆候 デリート栄光 シグナル良好でPeacock Epoch? 言うなら B & Wが最終Fight 満点解答が無い醜態 どうしたってnext next stage Don't escape! オーケー? それなら手を叩いてよ 誰にも譲れない きっと君は罪作りな 行き先に迷う織姫 それか月のかぐや 響け (響け) 響け (もっと) 鳴りやまぬ蝉時雨 人波と鼓動ごと隠しておくれ 踊れ (踊れ) 踊れ (ずっと) 君に舞う花吹雪 重なる赤 織り成す青 七色に染まる 君と恋をしたい 迷うハートに火を灯せ |
すーぱーぬこになれんかったまふまふ feat.鏡音レン | まふまふ feat.鏡音レン | まふまふ | まふまふ | やっぱりぬこになれんかった ~キャットショッピング~ 「もしかすると、生まれる種族を間違えたのかもしれない。」 そんな貴方に!いつでもぬこになれるこちらの新商品をご紹k(ry 寄せる人波 葉っぱホレホレ どっかに隠れてやり過ごし隊 人の目に触れたくない 理想の大人になったつもりが きっと見世物の傷増やして 道をそれ 気づけばこんなポンコツになっていた ぬこになりたきゃ手を叩け はい! ぬこになりたきゃ手を叩け はい! 君になりたいにゃ! にゃ にゃ にゃ にゃーっと戦いて走り出せ 金輪際知りたくない世の身勝手に 愛も希望も七転び よろけて八転び 何食わぬ顔をして 大人の事情ならどっかに放っぽって 今日の寝床と明日の朝ごはんを探しませう やっぱりぬこになれんかいにゃ? な? 血統 生い立ち その他もろもろ そんな紙ペラが値踏みをした ふざけるな ふざけるな あっちの公園 ペット売り場に 地球の裏側 古今東西 君はいない 君は君ひとりしかいないんですよ! ぬこになりたきゃ手を叩け はい! ぬこになりたきゃ手を叩け はい! 何でもするから! にゃ にゃ にゃ にゃーっと丸まってもぐり込め 人の寝静まる夢の隙間 何と素敵な物語 こそこそつまみ食い お叱りは専門外 受付中止の永年休業中 まばたきの隙を見て あくびをかましましょう やっぱりぬこになれんかいにゃ? あっちへ行こう こっちへ行こう どこへ行こうとボクの未来 邪魔をするなら容赦はできないなあ 爪立ててやる! にゃんちゃって♪ にゃーっと戦いて走り出せ 金輪際知りたくない世の身勝手に 愛も希望も七転び よろけて八転び 何食わぬ顔をして 大人の事情ならどっかに放っぽって 今日の寝床と明日の朝ごはんを探しませう こんな世界とおさらばして やっぱりぬこになれんかいにゃ? | |
ハローディストピアこの子 | この子 | まふまふ | まふまふ | ぱっぱらぱーで唱えましょう どんな願いも叶えましょう よい子はきっと皆勤賞 冤罪人(えんざいにん)の解体ショー 雲外蒼天(うんがいそうてん)ユートピア 指先ひとつのヒステリア 更生 転生 お手の物 140字の吹き溜まり かごめかごめで大騒ぎ 火の無いところに火をつけりゃ 積み木崩しの罪作り セカイ系オーライ 上々 斉唱 大概人生 ログアウト さあ 退場 退場 消えて頂戴 掃いて捨てるような夢ごと 穴空いたぽっけと感情は ゴミに出してしまえ ここらで 問題 問題 傷つけ合って 創ったものは何 御名答 ディストピア ぱっぱらぱーで唱えましょう 切っては貼って 積み上げて 情報統制 何のその 真偽は当然 知りもしない 愛も不確かなユートピア こいつは確かなヒステリア 散弾銃の的当て屋 センキュー メリーバッドエンド 破れかぶれの神気触れ 頭のネジは左巻き 今さら期待外れだろう 命乞いすんなよ 一緒に地獄へ落ちようぜ さあ 炎上 炎上 誰の惨状 沸いて遊びたいバカばかり 手の空いたヤツから順番に 処刑台へあがれ ここらで 問題 問題 ボクら手を取って 守ったものは何 御名答 ディストピア This is fake newsさ keep out 野垂れ死に 大概はソースの曖昧な垂れ込み 蒙昧なアイロニー conflictも無いのに 一生 piece of cakeで とっ散らかしていろ 愛して 曖昧ミーにマイン 肯定して 先天性のノータリン 君とボクのフィクション描いたの? 妄想 誇張の現状 お手元の首輪 退場 退場 消えて頂戴 掃いて捨てるような夢ごと この最底辺を起爆剤で 消し飛ばしてしまえ ここらで 問題 問題 傷つけ合って 創ったものは何 御名答 ディストピア | |
輪廻転生佐香智久 | 佐香智久 | まふまふ | まふまふ | 山口たこ | もしもボクが神様だったら 人生とかいう名の分が悪い博打 疾うに とっくに廃止して 燃えるゴミの日にまとめてぽいっだ 同じ阿呆でも踊らにゃ損損 顔窺っているばっかで徒然 呼応して 怨嗟 連鎖 で道も狭に 誰にもなれない 誰でもないまま きっと一生シット 嫉妬して また隣の芝 在り来りも良く言えば大衆性 右倣って小猫が鳴いた 「翼が無けりゃ、空を降らしてくれりゃいい。」 世界中 誰も神頼みで 未来も何も見いだせない 荒縄で吊れるような 命に答えはない この世に手早くお別れして 電波に乗って夢の夢 ボクは生まれ変わる 輪廻転生 あの世ってやつは居心地いいようだ 誰もここには帰らないもんな 彼の言葉を借りるならこうだ どんな笑顔でボクを手招いているんだい 過食症 不登校 自傷癖 子供の頃の夢 売女 ヒス パラノイアはII-V 処刑台 殺人の正当性 もう何もかも耳を塞いでしまいたいな 教えておくれ 今日日の世の神様の作りかたを 教えておくれ 人は人を裁いていいのだろう? どれだけ泥が泥を捏ねたって 泥以外作れやしない 君も生まれ変われ 輪廻転生 排他 掃いた明後日の斎場 擦った揉んだで愛の欠乏症 この未来に答えも正解も そんなもんは望んじゃいないってんだ ああ もうやめた 全て失くしてしまえばいい 世界中 誰も神頼みで 未来も何も見いだせない 等しい幸せなど ゆめゆめ願いやしない この世に終わりをつけておいて 終えるななんて何様だ 全て生まれ変われ 輪廻転生 |
四季折々に揺蕩いてAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 水上から 花は道も狭に 木漏れ日が足を止めたら 其処でお別れ 口に残る ずっと好きでした 恋い焦がれている時間など ボクにないのだ 間違っても 間違っても 「君は恋しちゃいけないよ」 バレないように耳打ちした あの日は遥かの空 夜桜よ舞え 踊れ 夢と歌詠鳥を乗せて 翌なき春まで行け たとえ君が忘れてしまっても 涼風よ舞え 踊れ 夏と汗ばむ君の髪が雲に隠れても ずっと見惚れたい 季節の折々にて あやすように 伽してくれた夜は 掬えども指の隙間を するり溶けていく 君に触れて 優しくされてから 待ち望んでいた季節が いたずらに過ぎる 間違ったな 間違ったな 「君に恋してしまったな」 甘いものはもういらないくらい 好きみたいです 秋雨よ舞え 踊れ 白帝と律の調べ 頬の下紅葉 雨催い 憂いを 傘で寄り添う理由に 風花よ舞え 踊れ 夜の静寂を連れて その手 左のぽっけに入れたら 寄り添おう 季節の折々にて 四季折々の風が 君を素敵に飾る 遠い夢のまた夢へ ボクを連れて行ってよ 春と黒髪 夏の浅瀬 秋色の頬 冬は寝起きの悪い君も ボクは ボクは どれも好きだったよ 山紫水明 染まる君と 百花繚乱の日々よ 記憶の彼方へ ずっと見惚れたい ずっと触りたい さよなら さよなら 季節の折々にて |
妖のマーチAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 踊る提灯ぶら下げて 実に十もの年月明けて 今集ったのだ 妖者どもよ とおりゃんせ 警か泥かの畦道は 洒落た遊具に押しつぶされた 胸のぽっかりは 枯葉の床 否 時節の柄 透き通ったガラス玉に見た夢は ポケットの中で砕けていた 煤けた鳥居の向こう側 君もおいでよ おいでよ 雪洞の赤まで 一つ目も二つ目も ここに集まりゃ 違いないのさ 一切合切 規則も秩序も 安物のおはじきで 一二三四 あの子の涙だってさ 弾いて頂戴 存在証明 裏返る歌留多 相対色はにほへと 君が心から笑えたあの日まで 帰りゃんせ 飽くに飽いた者ばかり 好いたほどに飽く者ばかり 誰のせいでもない ボクらも明日を望みやしない 踊る提灯ぶら下げて 実に十もの年月明けて 今残ったのは 虚しさの骸 心の傷 楽しいことひとつポケットに増えりゃ よろけて膝を擦りむいた さみしんぼはなお歓迎さ 君もおいでよ おいでよ 灯籠の赤まで 土蜘蛛も 嘘吐きも 悔いて直せば それでいいのさ 千年万年 天国としても 凄惨な地獄でも 一二三四 ボクら何処へいたってさ 笑っていようぜ 正真正銘 其れの行く先はいつだって其れのもの 君の見てくれが泣かない世界まで 帰りゃんせ 君が心から笑えたあの日まで 帰りゃんせ |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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ドロボウ見聞録After the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 抜き足 差し足 崩れかけの誉れ 君の嫌いなものは盗んでしまえ あの日の夢がドブ川で泡吹いて 浮かんでる後半生 一生屑で出来損ないたい? いたい? 構いやしない 奪い取って 盗み取って 数多に触れてきたのに 傷をつけずに君の片手も握れない 泣きじゃくって 悔やんだって この身はドロボウのまま 尚も饐えた甘たれに雨が降る 錆びた雨が降る 夢なんて切って貼って 繋ぎかけのパズル 日が経って冷め切りゃ 水の泡のアロゼ 心の色も知らずに どっちのコードを切るつもり? どうやらボクには 盗めそうにない ない 欲しくもない 妬み合って 詰り合った 泥だらけの足跡は 然れど 崩れぬ道を歩いた証拠だろう 生き急いで 死ぬに急いて 何者にもなれないぜ 晴れた空も盗人には雨が降る 君の背負った 咎や哀や 涙は盗めないようだ こんな無力をぶら下げているのは この両手だ 泣きじゃくって 悔やんだって この身はドロボウのまま 尚も饐えた甘たれに雨が降る 錆びた雨が降る |
マリンスノーの花束をAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 初夏のパレード 潮風の背 海のクレープ はじけた夢 ちょっとだけ得意気に 君を誘うんだよ 飛沫あげて飲み込む夏が ラムネによく似たこの味が 恋だなんて呼ぶことに はにかんだワンシーン 描きかけの未来 砂の城 ずっと言い出せずいた後悔も ココロの満ち引きに 流されて消えていく 星空のキャンバスをトレースして この世の銀河をバケツで零してみたい 冷たい深海の君にも見えるように サファイアより深い 光彩のひとつもない小景 宛名もないまま沈んだ向こう 君に見せたい星空になったんだ 水縹から瑠璃色の下 マリンスノーに見惚れていた もう二度と君のこと 手放しはしない そして ステップ&スキップ 水彩の水平線 ふたりで歩いていこう 叶わないなら 夢より御話でいい 消えてしまうなら 恋に満たなくたっていい 未熟な感情の 重さで沈んでいく どれだけ 深いセカイ系の暗闇だって 泡沫のなぞる 天体の相 君に見せたい星空になったんだ 君のもとへ 届いたらいいのになあ |
絶対よい子のエトセトラAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 絶対ダメ はなれてあげない 断然やめないのやめない 君とボクは友だち未満 右まわって溺愛中 かごめかごめ この指ほまれ! おびきだすのだ 前ならえで地球がなおれ ココロをさぐりあいちゅう つまり、ボクと遊びませんか? 夢でいいから ああ 満点とって明日何か変わる? ぐっすりねむったら れっつごーを濃縮ちゃーじ 晴れのちはろー うぇいくあっぷ世界はおもちゃ箱 大人になれないよい子のじかん 間違いは全部消しちゃうよ 黒板消しのしわざ びっぷなおもちゃの使い方 ひとりじゃできない 手を繋げ 絶対よい子のエトセトラ 君に教えてあげたい 絶対ダメ はなれてあげない 断然やめないのやめない 君とボクは知り合いだっけ? 異星間で交信中 つまり、ボクらこれからだって わかりあえるよ ふくれることゆでダコのごとし ココロがすれ違いちゅう てくのろじー∝もらる・はざーど Xはぼーだれす ねえ 「幸」せなんて足す一のまぼろし? 固く閉ざすドアの 合鍵を拝借 お手を拝借 きみがせかいのすみっこで おしつぶされそうなよるには ボクがかならずみつけてあげるよ まんまるいせかいだもん うぇいくあっぷ世界はおもちゃ箱 大人になれないよい子のじかん どうしてこんなに散らかるの 捨てるものがないのです 君に押しつけてやる 絶対ダメ はなれてあげない 断然やめないのやめない |
彷徨う僕らの世界紀行After the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 遠く空を行く 煌めいた世界の虹から虹まで おとぎのような噺 本当は泣き虫で不器用な誰かと 気弱で孤独な誰かの噺 同じ空を見ては ふたりでつまずいて 同じ夢を見たら 友だちになろう きっと雨が止んだなら 澄み渡る空になったなら 読みかけでも御話は終わり 雨が降ったなら またふたり読み返してみよう ねえ あの日のように くだらない意地を張り合ってきたけど それだけ君を愛してきたんだよ それ以上もそれ以下もない 何もいらない 夢の果てで咽び泣きだしているココロだ 彷徨い 環状線を歩いてきた世界紀行 ふりだしに戻ろう 傘は捨てよう ひび割れて愛を謳ってしまうなら 最終章になってしまう前に ねえ 約束しようよ |
千里の夢と繭そらる(After the Rain) | そらる(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ゆらりゆらり絆されて ゆれる千里は繭の中 望まない幸せに 名も知らぬ夢は消えた 罪作りな愛と知らずとも 確かに脈打つ心だ この夕闇と波間に揺らぐ灯 ガラス玉みたいな宝石みたいに 彩りを知らないまま ただ掛け違うだけの愛と 取りこぼすほどの願いと 貴方がくれた唯一で心臓が止まらない 一度だけでも今日だけでも 抱きしめられたい ゆらゆらり繭籠もり 遠く手招くお月様 名乗れないボクの夢 真っ白に咲いたボクの夢 待ちぼうけ越しの行く宛ては 果ての果ての世の果てで ゆらゆらと貴方を待とう 何時何時何時迄も ゆらりゆらり絆されて 故意か愛かに閉ざされるだけ 手折られた明日と邂逅 小さく響くすすり泣き 救われぬボクの夢 紡いだ糸はボクの夢 待ちぼうけ越しの行く先は 果ての果ての世の果てで 閉ざされた千里先 貴方のことを待とう千切れぬ繭の中 何時何時何時迄も |
ハローディストピアそらる(After the Rain) | そらる(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ぱっぱらぱーで唱えましょう どんな願いも叶えましょう よい子はきっと皆勤賞 冤罪人の解体ショー 雲外蒼天ユートピア 指先ひとつのヒステリア 更生 転生 お手の物 140字の吹き溜まり かごめかごめで大騒ぎ 火の無いところに火をつけりゃ 積み木崩しの罪作り セカイ系オーライ 上々 斉唱 大概 人生 ログアウト さあ 退場 退場 消えて頂戴 掃いて捨てるような夢ごと 穴空いたぽっけと感情は ゴミに出してしまえ ここらで問題 問題 傷つけ合って 創ったものは何 御名答 ディストピア ぱっぱらぱーで唱えましょう 切っては貼って 積み上げて 情報統制 何のその 真偽は当然知りもしない 愛も不確かなユートピア こいつは確かなヒステリア 散弾銃の的当て屋 センキュー メリーバッドエンド 破れかぶれの神気触れ 頭のネジは左巻き 今さら期待外れだろう 命乞いすんなよ 一緒に地獄へ落ちようぜ さあ 炎上 炎上 誰の惨状 沸いて遊びたいバカばかり 手の空いたヤツから順番に 処刑台へあがれ ここらで問題 問題 ボクら手を取って 守ったものは何 御名答 ディストピア This is fake newsさ keep out 野垂れ死に 大概はソースの曖昧な垂れ込み 蒙昧なアイロニー conflictも無いのに 一生 piece of cakeでとっ散らかしていろ 愛して 曖昧ミーにマイン 肯定して 先天性のノータリン 君とボクのフィクション描いたの? 妄想 誇張の現状 お手元の首輪 退場 退場 消えて頂戴 掃いて捨てるような夢ごと この最底辺を起爆剤で 消し飛ばしてしまえ ここらで問題 問題 傷つけ合って 創ったものは何 御名答 ディストピア |
箱庭鏡そらる(After the Rain) | そらる(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | もう君と歩くこの景色は どこにも見つけられないんだなあ ああ 歩き慣れて見慣れるほど こんなにも懐かしく感じる 煤けたような教室の匂い 消せず滲んだ机の落書き 擦りむいた赤 砂の感触 見下ろした青 夏の隙間 誰かにもっと愛されたくて 誰でもいいや 嫌いになって 傷つけ合って 慰め合って それでも全部愛しくてさ 君と思い出は 校舎の曲がり角の向こう 窮屈な箱庭の隅で 弾けて飛ばしたボタンと存在証明 もう一度自由でいよう もう一度 君とあの日に戻れるなら 解けない問題を飛ばせなくなって それで気づいたんだ 大人になったんだ 日陰を踏んで歩いた道も 河原にあった光る小石も また見落として やっと気づいた 大人になったんだ 嫌いなものは嫌いでいたいよ 知らないものは知りたくないよ 君と世界を小馬鹿にしたいよ 黄昏に消える その前に 君と待ち合わせ 放課後屋上の夕焼け 何もかもを着崩して かかと潰したローファーと将来設計 いつまでも他愛ない話をしよう 窮屈な箱庭の隅で 弾けて飛ばしたボタンとそんな毎日を もう一度 君とあの日に戻れるなら |
アンチウィルスまふまふ(After the Rain) | まふまふ(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 産声から引き当てた たったひとつの切り札は どうも前世で捨てたような 人生ってやつでした 生まれつき飛車角落ち 今日で何度の片手落ち こんな大層な病室が ボクのためだとでも言うのですか 自己愛性トリック ヒス体質解体ショー もうたくさん 知った顔して近寄るな 生涯セカイ系パラノイア この痛いも余さず全部治してよ アンチウィルス ねえ この爛れた傷口に 触れてはくれないでしょう? 愛情失調した愛を謳ったお前から どっかへ消えちまえ きっと一生抜け出せない 愛だ何だを吐かされて こんな大層な監獄が ボクの夢なのですか 欲まみれの片棒を全身で担がされた 点滴より処方した 最低をかき鳴らす公開ショー 背中を押して誤解を飛ばして 手を取ったふりで引っ掻いてよ そうしてこうして綴った答えの 何も象らない滑稽さ 目も当てられない言葉で 聞くに堪えない鼻声で 王様か何かになったつもりなの? アンチウィルス ねえ 体裁 御託に抜かりはない その理由も疑わしい 愛情失調した愛を謳ったお前から どっかへ消えちまえ 治療して 治療して この音が手錠なの 気づいて 治療して |
メリーバッドエンドまふまふ(After the Rain) | まふまふ(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 嫌いを100と40字 カギ付きの心 言葉のナイフ 泣き言で着飾って お化粧は大層綺麗だろうな あやとりをしましょうか 赤い糸に隠れるピアノの線 貴方はもう共犯者 手に取った凶器の 言い訳をどうぞ 聞イテ 聞イテ アノ子ノ噂 内緒内緒 どうぞ 聞イテ 聞イテ アノ子ノ噂 他人の不幸は蜜の味 愛も不確かなユートピア 鬼遊びしましょ 宿り木のポエット こんなママゴトに生る 根腐れの笑顔 値打ちなんてない 今日嫌われないため 輪になってあの子を嫌いになるの 排他 排斥 的当て 打ち抜いてしまえば 次は誰の番? メリーバッドエンド 嫌いを100と40字 カギ付きの心 言葉のナイフ お茶会のパスワード 同調の返答かお気に入り 背中についたレッテルと 実用的価値の値踏み合い あれとこれは及第点 それの立ち入りは禁止する とまれ とまれ このゆびとまれ とまれ とまれ このゆびとまれ とまれ とまれ なかゆびとまれ かわいいあの子は蚊帳の外 どうぞ 聞イテ 聞イテ アノ子ノ噂 内緒内緒 どうぞ 聞イテ 聞イテ アノ子ノ噂 次の合図で貴方の番 愛も不確かなユートピア 鬼遊びしましょ 宿り木のポエット きっと本当の涙も 笑い方すらも 忘れちゃったよ 愛も不確かなユートピア いつまでも続く 宿り木のポエット こんなママゴトに生る 根腐れの笑顔 値打ちなんてない どうして?どうして? 幸せが 心の隙間を零れ落ちるの 全部全部を壊して 穴だらけの夜に 誰もいなくなった メリーバッドエンド |
快晴のバスに乗るまふまふ(After the Rain) | まふまふ(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | この快晴なんかにいっぱいの足音が 紛れ込む朝を合図に 赤茶けたバス停前が 空行きの近道と聞いたんだ 汗ばむ君と夏の匂いや後悔で こんな恋をして そうずっとあれから 揺られては泣いている 君と何回だって そう何回だって ボクを引きあわせてほしいな 次の最終便へ乗り込んで 君のいる世界へ 快晴のバスに乗る 間違ったとこから単純に2歩下がる そんなことすらできなくて 片道切符の感情や苛立ちの 名前にも気づかずに そして夏が終わった 遠い季節と夢の中 こんな人生なんて 君のいない今日なんて ボクは乗り逃してみたいよ そして最終回は飛び降りて あの空を落ちていく 昼寝の白猫飛び越えた 晴れ間に月曜日 当たり前の日常なんて 炭酸飛ぶソーダ 急ぎ足のミルクトースト 逆さま缶コーヒー もう何年心の感触なんて 忘れていられそうだ 旅立った空席には戻らない あの日からずっとぽっかり空いている 君に何回だって そう何回だって ボクを思い出してほしいよ 次の最終便へ乗り込んで 青空の世界へ こんな人生だって もう散々だって ボロボロで背負ってきたんだ 君と何回だって そう何回だって 快晴のバスに乗る |
年に一夜の恋模様浦島坂田船 | 浦島坂田船 | まふまふ | まふまふ | 佐々木裕 | 遠い夢に落とした 五色に載せた言葉と 君を迎えに行かなくちゃ 七夕(しちせき)の夜明け どんな願いも叶えたげる 不思議の国の噺さ 心の距離は橋を渡る こんな世界を少し好きになれた 君は織姫ボクは恋する彦星 物語は幕開ける 世界中から禁じられても 真っ暗でも 君を見つけ出すんだ 凍りついた世界の果てまで一飛び 天の川に恋模様 この御話が嘘になってしまうもんか いつまでも いつまでも君が 好きだよ きっと君の涙は 誰かの見た流れ星 永久に消えた星のことを 御話にはしない 息を潜めてぎゅっと握った 「内緒にしなきゃダメなの?」 深く沈めど色褪せない こんな感情を君に抱けたんだ 年に一度で君に恋してしまうほど 可憐で見惚れてしまうよ オーロラの色 銀河系の群れ どんな光彩も霞んで見えてしまうよ もう手遅れでボクの名前のひとつすら 忘れてしまっていても あの日のままの君に会いに行こう 心の満ち欠けをくれるのは 君だよ あとどれくらいの月日を想い願えば ずっと ずっと 結んでいられるの? 七月の夜 君は織姫ボクは恋する彦星 星の流れるヴァージンロード 世界中から禁じられても 真っ暗でも 君を見つけ出すんだ 泣き出した君のとなりまで一飛び 行かなきゃ 今行かなくちゃ この御話が嘘になってしまうもんか いつまでも いつまでも君が 好きだよ |
君色々移り風男塾 | 風男塾 | まふまふ | まふまふ | 三矢禅晃 | 帰りの道は染み込む青 落として 黄昏空に 紅を点した横顔 赤いかんざし 手招くままに 未だ慣れぬ差し下駄履いて 少し背伸びをした夏の夜 寄って賑わう人の波 手を伸ばせば触れる距離 素っ気ないふり 雨催い はぐれないようにしよう? 君色に色移り 夏風にふたり 混ざりあって赤黄色 揃えて恋々 刹那に流されて 花びらは夜空 今年も言いそびれた 蕾のまま あの日の道の染み込む黒 落として 押し黙るほど 時は流る箱舟 募る言の葉 積もるは木の葉 どれほど季節が過ぎただろう 幾度望んだこの夏の夜 愛も哀もひらひらり 寄って離れるが定め きっと後を悔やむなら 今を悔やんでいきたい 君の目にふわふわり 心は灯 揺れて 吹いて消えそうな 痩せた音で火照る 平静は形許り 恋い慕うばかり 今年も言いそびれた 言葉を迷う 鼓動が一頻り 心に木漏れ日 胸がぎゅっと痛むほど 君のことが好き もう止まない色移り いろはにときめき 今年も言いそびれた 言葉は恋々 今年も言いそびれた 君が好き |
罰ゲームTOUYU | TOUYU | まふまふ | まふまふ | 最上階で見下ろしている 最終回が手招いている 等身大の愛を歌って 差別 暴力 見ないフリして 長い物に巻かれる同士 番いになって飛び去っていく 誰かに愛されたくて 誰もに媚び諂って いつだって顔が歪んでいる 消えちまえ 大嫌い 君が嫌い 君が大嫌い 君が嫌い 誰も彼もに笑いかけている あの子はだれ 大嫌い 君が嫌い どうせいつかは裏切られるんだよ ああ 人生とかいう罰ゲーム 最上階で見下ろしている もう一歩と手招いている 駅構内のシャッター前で 切れそうな呼吸があった 先生、ボクも同じでした ボクだって目をそらしていた 薄すぎて穴ぼこ空いた 正義感なんかじゃ誰一人だってさ 救えやしないようだ もうやめた 大嫌い ボクが嫌い ボクが大嫌い ボクが嫌い バカと埃はひとつになるんだよ お前のことだ 大嫌い 君が嫌いな ボクなんかが 一番嫌になるんだ ああ 人生とかいう罰ゲーム ねむい目をこすってでも 読まされてきた教科書は 実は逆さまで しかもハリボテで こんな人生はもう やめてしまいたいな 大嫌い 君が嫌い 君が大嫌い 君が嫌い キライキライで溢れ返っている 人生讃歌 大嫌い 君が嫌い ボクが嫌い みんな嫌い 死にたくない 生きていたくもない この全てが罰ゲーム もう許してよ | |
輪廻転生まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | もしもボクが神様だったら 人生とかいう名の分が悪い博打 疾うに とっくに廃止して 燃えるゴミの日にまとめてぽいっだ 同じ阿呆でも踊らにゃ損損 顔窺っているばっかで徒然 呼応して 怨嗟 連鎖 で道も狭に 誰にもなれない 誰でもないまま きっと一生シット 嫉妬して また隣の芝 在り来りも良く言えば大衆性 右倣って小猫が鳴いた 「翼が無けりゃ、空を降らしてくれりゃいい。」 世界中 誰も神頼みで 未来も何も見いだせない 荒縄で吊れるような 命に答えはない この世に手早くお別れして 電波に乗って夢の夢 ボクは生まれ変わる 輪廻転生 あの世ってやつは居心地いいようだ 誰もここには帰らないもんな 彼の言葉を借りるならこうだ どんな笑顔でボクを手招いているんだい 過食症 不登校 自傷癖 子供の頃の夢 売女 ヒス パラノイアはII-V 処刑台 殺人の正当性 もう何もかも耳を塞いでしまいたいな 教えておくれ 今日日の世の神様の作りかたを 教えておくれ 人は人を裁いていいのだろう? どれだけ泥が泥を捏ねたって 泥以外作れやしない 君も生まれ変われ 輪廻転生 排他 掃いた明後日の斎場 擦った揉んだで愛の欠乏症 この未来に答えも正解も そんなもんは望んじゃいないってんだ ああ もうやめた 全て失くしてしまえばいい 世界中 誰も神頼みで 未来も何も見いだせない 等しい幸せなど ゆめゆめ願いやしない この世に終わりをつけておいて 終えるななんて何様だ 全て生まれ変われ 輪廻転生 |
立ち入り禁止まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 幽霊少女は今日も 無口に歩く 興味 愛憎なんての無い脳内 空々の人波 誰の影に隠れて歩く? 懊悩陶酔 愉悦 御来光 立ち入りを禁ず 幽霊少女は今日も 無口に歩く 罵声 暴力 逃避行 嫌いだって 石を投げられ 残念なことに 生まれた時に この世はボクの居場所を忘れたみたい 誰もに否定されて 救いも無くて 自分を呪っている日々 もう ボクはなに? 立ち入り禁止 どこまでも出来損ないのこのボクに 優しさを突き撥ねても 消えない愛を縫い付けてください 痛い痛い痛い ココロが 未だ「心臓」なんて役割を果たすの 故に 立ち入り禁止する 幽霊少女は今日も 無口に歩く どうせ生きちゃいないって五感が証を教えてくれる だから 今日は心の臓は ココロは閉じた 気に入らないなら近寄らないでよ 幽霊少女は今日も 震えて歩く 罵声 暴力 逃避行 嫌いだって 石を投げられ その姿に生まれた忌みも 知らないままひとりすすり泣く 思い返すほど愛されたこともない 寄りそっていいほど心を許せない 分かり合えるほど言葉を話せない 今日だってこの舌足らずが邪魔をする 壊れていく どんな想いの伝え方も知らない 近寄らないでってハサミを振りかぶったって ねえ この愛は この愛は君の心に 届いていますか 立ち入り禁止 どこまでも出来損ないのこのボクに ただ一つ 一言だけください 生きていいよってさ 教えて 何一つ 捨て去ってしまったこのボクに 生を受け 虐げられ なおも命を止めたくないのだ? 痛い痛い痛い ココロが 優しい声で壊れてしまうから 故に 立ち入り禁止する |
眠れる森のシンデレラまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 童話の中と疑ってしまうくらい 白いドレスが似合うなあ 君は それに比べて地図にも載らないような 暗い森の魔法使いだ そびえ立つ様なお城の向こう カボチャの馬車 乗り込む 時間が来たみたい ちょっとの踏み込む勇気と 小さなこの一振りで 君の気を惹ける魔法になったらなあ 0時の鐘が鳴ったら 君を忘れてしまう魔法を かけてしまおうかなあ 木組みの小さな赤い屋根と 小さな瑠璃色の空以外 いらない 水のネグリジェ 溶け込むようなシルクに ふたりだけの吐息をかけて そんな未来にも 背伸びをしてキスを強請る瞳にも ボクはいないんだなあ いいかな 好きになってもいいかな きっと世界が許しはしないほどに 君はシンデレラだ どんなに眠れる森の君を ゆすってみても 目覚めない 誰を夢見ているの いつの間にやら かかってしまったんだ 恋という魔法でした ちょっとの踏み込む勇気と 小さなこの一振りで 君の気を惹ける魔法になったらなあ 好きだよ 君が好きだよ 好きだよ 想いを乗せた言葉は 鐘の音に消えていく さよなら 眠れる森の向こう |
水彩銀河のクロニクルまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 佐々木裕 | 小さな箱庭からボクは 君の目にどう映るの どう見えるの 寝静まる夜の中 毛布の包む中 広がる世界 ボクらの世界 流星に変えた火の鳥 空想 絵皿の街並み 何色を足して今日を描こう 闇夜に踊る星屑の雨 小天体にあぶれた涙 オールトの雲間でかくれんぼ まださみしいから 彷徨い 微睡む夜に見つけた 水彩銀河のクロニクル 泣き虫を探して空を行こう 君がそうしてくれたように ふわふわ 風に乗り 春まで寝過ごして どこ見ているの 何しているの 氷上のパレードを越え サンシェードで飛ぶ白雲 建て込む塔を吹き抜ける夜想 夢の溢れる泉へ行こう 左頬のリネアを辿ろう 指折り数えたあの日のこと ボクは忘れない 大人になったら気づけない 小さな綻びが あの日の全てだった 背伸びして届いた 片道の扉に 何回も ボクは何度も 置き忘れていく 闇夜に踊る星屑の雨 ねえ 君に出会えてよかった オールトの雲から飛び出そう もう泣かないから 今日この日をもって終わりにしよう ボクと君だけのクロニクル 泣き虫を探して空を行こう 君がそうしてくれたように もう一度 君に会えるかなあ |
夢のまた夢まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 甘いものほど溶ける それが恋だっけ? 口寂しいや 綿菓子をひとつ買っていこう 若苗の袖 空に投げた恋文 あの下駄箱は 笑い方のくずかご 空五倍子色 長髪が揺れる薄明 手招いて 口数も減る境内 失くしたものばかり数えている 世迷い 妄想に 夢のまた夢か見果てぬ夢 みなしごとパパに疎まれた子 闇夜ほど星が綺麗なこと ねえ 知ってる? 逆夢のままに踊れ 踊れ ボクらがボクらでいられるまで 形振り構わず手を叩け いつの日かこの夢が覚めるまでは 金魚すくいで 救えるような命は 誰かすくってくれだなんて思っていた そうだ 誰かの好きな誰かになって 言われるままに大人になって それでもわからないまま どうして 涙が止まらないんだろう わすれたもの 林檎飴 水に降り立つ 月の影 鏡越しに散る花火 触れぬものばかり探している 世迷い 妄想に もういいよ もういいよ 浮かんでは 照らしては 吸い込まれる 惣闇色の夏空 夢のまた夢か見果てぬ夢 こんなゴミのような世界でも ボクは好きでたまらない 踊れ 踊れ さあ踊れ 踊れ 何もかもすべて忘れさせて 形振り構わず手を叩け いつの日かこの夢が覚めるまでは 夢の向こうで夢を探している |
ふたりぼっちまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ああ 砂場に描いた 未来と違うけど 笑われ者 慰み者 ボクら名を持てたのだ 投げつけられた 石の数だけ 今日も何かを疑ってきた 優しさもおかえりも どよめきに聞き違う ああ もしもひとりぼっちなら ボクとふたりぼっちだよ もしも泣きたくなったなら ボクもそばで泣かせておくれ こんな忌み物の身体 でもね 誰よりも近く 貴方のそばにいられるから ボクとふたりぼっちしよう 確かに芽生えた 禁忌となった恋慕は 何処に隠そう 何を隠そう ただの人影なのだ 影には影が無いように ボクは誰に愛され 抱かれもしない こんな両腕だけが 貴方の傷をわかるんだ だからひとりぼっちなら ボクとふたりぼっちだよ もしも消えたくなったなら ボクが此処で見つけてあげる こんな忌み物の身体 でもね 誰よりも近く 貴方のそばにいられるなら ボクは歌うよ ボクは歌うよ 夕焼けの窓 終わる影踏み 宵闇の空 何処に隠れよう 貴方に呼ばれるまで ボクはひとりぼっちするよ |
罰ゲームまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 最上階で見下ろしている 最終回が手招いている 等身大の愛を歌って 差別 暴力 見ないフリして 長い物に巻かれる同士 番いになって飛び去っていく 誰かに愛されたくて 誰もに媚び諂って いつだって顔が歪んでいる 消えちまえ 大嫌い 君が嫌い 君が大嫌い 君が嫌い 誰も彼もに笑いかけている あの子はだれ 大嫌い 君が嫌い どうせいつかは裏切られるんだよ ああ 人生とかいう罰ゲーム 最上階で見下ろしている もう一歩と手招いている 駅構内のシャッター前で 切れそうな呼吸があった 先生、ボクも同じでした ボクだって目をそらしていた 薄すぎて穴ぼこ空いた 正義感なんかじゃ誰一人だってさ 救えやしないようだ もうやめた 大嫌い ボクが嫌い ボクが大嫌い ボクが嫌い バカと埃はひとつになるんだよ お前のことだ 大嫌い 君が嫌いな ボクなんかが 一番嫌になるんだ ああ 人生とかいう罰ゲーム ねむい目をこすってでも 読まされてきた教科書は 実は逆さまで しかもハリボテで こんな人生(おあそび)はもう やめてしまいたいな 大嫌い 君が嫌い 君が大嫌い 君が嫌い キライキライで溢れ返っている 人生讃歌 大嫌い 君が嫌い ボクが嫌い みんな嫌い 死にたくない 生きていたくもない この全てが罰ゲーム もう許してよ |
フューリーまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 欲望でくすんだ街並み 伽藍堂 客の舌打ちがお似合い I know what I'm doing. 成り上がり のべつ幕なしの不幸自慢 御礼 腕組んだ割に月並み 伽藍堂 煩悩 低迷で飛んだ 風上 僕が拾ってやろうか 足元に群がる蟻のどこがカリスマ 画面越しで王様気取り 空の頭で嘘の上塗り あれもこれも恥の上澄み あの日見つけた 君が嫌い 妄想 協調性欠乏症 情報統制 同姓同名 公開処刑場 断頭台上 歌い明かそうぜ 肯定して 後転して 棚にあげんな You're so dead. 幽霊が横行したっておざなり 伽藍堂 客の舌打ちがお似合い I'd like to ask you... 焦げ付いた指で綴るの ママゴトの詩 誰も彼もが右へ倣え 飼い主でもリードは放して 次の乗り換え先は左へ 君が壊したパノラマ 想定 編愛性依存症 セカイ系空想 恒星偽装 内容証明 完全犯罪 音の出るゴミ 言いたいことはたったひとつだけだ You're so dead. 腐っていく 協調性欠乏症 情報統制 同姓同名 公開処刑場 断頭台上 歌い明かそうぜ 肯定して 後転して 棚にあげんな You're so dead. |
悪魔の証明まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 大久保薫 | アイノウ アイノウ 教えて モザイク越しにディベート 更生 転生 教えて 今日は誰の秘め事? アイノウ アイノウ 夢中で 手元に首かしげる 足りない絵の具と頭で 色塗りをしているんだ 与太の話 噂の話 火を翳して影踏み 騙し騙しの愛の癖に ボクに触らないで 『無い』の立証 にじり寄る悪魔 有罪判決 無実の証明 愛憎 ヒス リーチ 素知らぬ顔でいる君に汚されていく 悪魔の証明 誰を否定しても 肯定されやしないぞ 林檎を探して 泥沼を漁るなってんだ いつの間にか見たこともない ボクが其処にいました 旗色悪い戦局に 宣告も秒読み 深謀遠慮 濡れ衣だって 一切合切 押しだし断罪 虚構 暴論 死人に口は無い 正鵠は射抜かれない 悪魔の証明 裏切りあって 蹴落としあって 傷つけあって 誹謗しあって 空想 眩暈 世迷 偽善者ぶった愛の卑しさに 滑り落ちていく 空っぽの心に隙間は 有り余るようだ 『無い』の立証 にじり寄る悪魔 有罪判決 無実の証明 愛憎 ヒス リーチ 素知らぬ顔でいる 君に汚された この手が知らないうちに また誰かの血で染まった 虚構 暴論 死人に口は無い 正鵠は射抜かれない 悪魔の証明 |
恋と微炭酸ソーダまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 群青ソーダ転がった 3年ぽっちの感情は 一生経ってわかっていく 大切なものだったんだ 炭酸なんて飛んでいた 振って走って気がついた 心に泡がたつ 息をするほど苦しくなるような 生きることすら虚しくなるような 何年でも覚えたての気持ち 青いビー玉 炭酸塞いだ 冷えた夏色飲み干している間に 君が顔色見落としている間に 苦し紛れのタイミングじゃ 言えない あのね 嫌いになってもいいから 君を嫌いになってもいいかな 冷えたソーダで汗をかくグラス 雨模様で滴り落ちていく どうせ何も理由などないのに 片手が塞がっちゃ困るのに どうも飲み干せない微炭酸 10年前から追っていた夢は見ていますか 長い黒髪は変わらずにいますか 他の誰かを愛せていますか あの夏色の下 予報はずれで雨が降ったから 投げた小石が水を切ったから 君が誰かと話していたから ごくっと口と炭酸塞いだ もしもあの日に巻き戻せるなら もしも少し胸を張れるのなら なんて今さら本当に 言える? あのね 嫌いになってもいいから 君を嫌いになってもいいかな 部屋はいつまでも散らかるのに 未だゴミのひとつも出せやしない 教室のすみっこに忘れて ぬるくなって飲む気もないのに どうも捨てられない微炭酸 売り切れていた 青春の味 飲み足りないままで あのね 嫌いになってもいいから 君を嫌いになってもいいかな 冷えたソーダで汗をかくグラス 雨模様で滴り落ちていく どうせ何も理由などないのに 片手が塞がっちゃ困るのに どうも飲み干せない微炭酸 あのね 嫌いになってもいいから 君をずっと好きでいいですか 気の抜けた恋と微炭酸 |
常夜の国の遊びかたまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 街灯が赤く染まる 大人も眠る街角 いちにーっのさん ほら外に出ようよ ようこそ常夜の国へ おもちゃ箱は逆さまに いたずらと夜更かしの招待状 世界が魔法にかかったみたいに 木組みの家も白くおめかしして ああ 星のカーテンに隠れて 抜き足 差し足 ちょっとスキップして行こう 夢と幻を縫いつけて ボクらを包んで神様 暗い世界はこの夜空の 明るさを気づかせてくれた つまずき転ぶあの道も プレゼントだなんて思えるんだ プリムラの花が咲いた 口がよく回る朝は いちにーっのさん 言い訳探そうよ 白く弾けた星空 君からみたらボクらも 少しくらい 色づいて見えるのかなあ ブッシュ・ド・ノエルにベルのオーナメント 飾りつけした夜が眩しくて もうお迎え イヴのパレード おめかし 少しはオシャレに見えていますか きっと幸せが欲しいのは 幸せを知っているから 冷たい夜風が吹き抜ければ 寄りそったぬくもりを知れた 怯えて泣いたあの夜も プレゼントだなんて思えるんだ |
すーぱーぬこになりたいまふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | にゃんこには関係がにゃい! こんにちは、お昼のニュースをお伝えします。 今日未明、のら県もふもふ区ねこがしら公園付近にお住いの シロノタマさんのにぼしが奪われるという事件が発生しました。 なお、現在も犯人は逃走中の模様。 寝坊して2じかんめ 指されて問4ばんめ あーってなって いーってなって うーってなって えーってなって おーってなって ああ!ってなって パス3かいめ ぽかぽかお天気め (めっ!) 居眠り5じかんめ おなかいっぱい テストはねむい カミナリ先生も ぬこ社会 健在? にぼし!にぼし!にぼし!(はいはい!) にぼし!にぼし!国産!国産! にぼし!にぼし!にぼし!(はいはい!) (おこたの中からぬこぱんち!) ぬこになりたいな やっぱぬこになりたい!(なりたい) 世の視線をひとり占めにして 世界の事情はお昼寝の後にして 土鍋で丸まりこ 気ままに鳴いておどりゃんせ 寝坊してお昼過ぎ まーいっかってズル休み うー にゃーって鳴いて×5 わんって鳴いた あの子はだあれ? 居残りお月さま 赤点どちらさま 味噌汁かけりゃ 世界は平和 みんなご一緒に さあ しゃちほこにゃんでびーむ にぼし!にぼし!にぼし!(はいはい!) にぼし!にぼし!国産!国産! にぼし!にぼし!にぼし!(はいはい!) (世界をこの手に ぬこぱんち!) ぬこになりたいな やっぱぬこになりたい!(なりたい) 君のひざ上で丸くなっていたい 人間社会の暗黒を走っていく あくびは何回目? 気ままに鳴いておどりゃんせ きっと前世はそりゃ昔のこと しっぽふりふりしろにゃんこ こんなIQ1にも満たない 聞いたことある唄だこと ヨイサヨイサと花一匁で にっこりしてるそちらの子 全部誰かの願ったことなら 酔って忘れて踊って頂戴! ぬこになりたいな やっぱぬこになりたい!(なりたい) あの子ともう一度おしゃべりしたい 世界の事情はお昼寝の後にして 土鍋で丸まりこ 酸いも甘いも知れたこと にゃんこには関係がにゃい! |
終点まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 何も知らないほうがいいなら 何も教えてくれなくていい 虚言の真相 夢遊病 無邪気なあの子の長袖の裏側 12階のビルから 今日も片足だけ差し出している 蒼然 悄然 どうせ 死ぬ勇気のひとつもないくせして 人の形でいるのに 同じ人の言いなりになるなら まだ夢は見れるのに こんな夢も見れない世界なら 夏草が枯れるまで いっそしゃがんで隠れていようかな なんてことを言って笑う間に 次で終点だ 何も知らないほうがいいなら 何も教えてくれなくていい 妄想 死恐怖症 夜響症 特効薬は無気力か PTSD いつか笑うことより ずっと笑われることに慣れていた 感情 愛情 哀情 拾わずにいる 得て落とすよりいいや 死ぬことへの恐怖を喰らい 腹を満たしていく神様 瞞しと 詐欺師と ボクは疾うにわかっているんだ どんな絵の具を塗り重ねるより ずっと暗い ただ懐かしい光彩と 果てしないほどの 暗闇が 答えだった 答えだった 何もを手放して 微睡の奥深く 堕ちていく 何も知らないほうがいいなら 何も教えてくれなくていい 虚言の真相 夢遊病 無邪気なあの子の長袖の裏側 前髪を伸ばしている だって何ひとつ見たくないから 溶けるまで色を抜く だってボクは染まりたくないから 恨み合って 叩き合って 妬み合って 乏し合って 探し合って 慰め合って 悔やみ合って 解り合った こんな詩も音も 肯定も否定も未練も 四季折々の光彩も 何処にも残らない 暗闇が 答えだった 答えだった 吸い尽くすような暗闇が ボクらの未来だった 願っている もういいんだって 救われやしないんだ 微睡の奥深く 堕ちていく |
禁忌と月明かり工藤静香 | 工藤静香 | まふまふ | まふまふ | まふまふ・三矢禅晃 | ひとつふたつ数えて遊んだ そんな日々の全てが愛だと知った 深い闇も手招いてくれたのは 月色(つきいろ)と君の手 拾い足であの日を辿ろう その鳥居をくぐり抜けたら 本当(ほんと)に 花火はあがる? いかないで いかないで 心も無いような世界だ 誰かの望む色に 照らされる君の顔 帰ろうよ 帰ろうよ 本当のボクらはここにはいない 過ぎ去った夢の中 あの子を射して お月様 豪華絢爛に咲いた都は 花の裏を見てから 変わるのでした どんなに美しく夜を飾れども 雨水を吸うのです お揃いの塗り下駄もここじゃ ただ履き慣れないだけ 不意に 足をすくわれていく 会いたいよ 会いたいよ 事触(ことぶ)れに指さされて こんな願いも叶わないようなら 何処(どっ)かへいこう さみしいよ さみしいよ 心はどうにも風が抜ける 過ぎ去った夢の中 あの子を射して お月様 いかないで いかないで 心も無いような世界だ 誰かの望む色に 照らされる君の顔 帰ろうよ 帰ろうよ 本当のボクらはここにはいない たとえ禁じられた願いでも 会いたいよ 会いたいよ 会いたいよって言わせてよ 他に願えど叶いそうなことなんてないから さみしいよ さみしいよ 心はどうにも風が抜ける 過ぎ去った夢の中 すすり泣く君を探す |
GAMERS!天道花憐(金元寿子)&星ノ守千秋(石見舞菜香)&亜玖璃(大久保瑠美) | 天道花憐(金元寿子)&星ノ守千秋(石見舞菜香)&亜玖璃(大久保瑠美) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 単純だけどやめれない やりたい やらないままいられない もうニューゲームには戻れない お願いリセットして 悪鬼到来 敵いっこない? 敵機撃墜 やれっこない でもね 脳では勝ったようなもん 恋もリスポーンを狙い撃ち コントロール ノーでグッドラック 相思相愛はツープレイ あと2分で終幕さ バッドエンド 夜更かし 追試は一夜漬け まだまだしたいよ 食べ盛り スキキライ 食わず嫌い Bボタン連打で 単純だけどやめれない やりたい やらないままいられない もうニューゲームには戻れない お願いリセットして 恋なんて七転びで 振り出しに戻ってはじめから ねえもうちょっと続きをしよ? 弾ける想いリロード 容姿端麗 異論はない 全知全能 過大じゃない されどチーププレイなんかテンでx とっ散らかした免罪符 コントロール ノーでグッドラック 相思相愛はツープレイ あと2分で終幕さ バッドエンド 完徹 赤点 一夜漬け テストを抜けたら次の町 何処へ行こう 何をしよう 青春コンティニュー 寝不足でも 愛しているだけでやめれない 知りたい 知らないままいられない まだ経験値だけ足りない 負けたらリセットして 恋なんて七転びで 振り出しに戻ってはじめから ねえもうちょっとこっちをみて 弾ける想いリロード どちらの足で歩きだせば 正しい未来に行けるだろう 答えもなけりゃ セーブできない 進めば戻れない 単純だけどやめれない やりたい やらないままいられない もうニューゲームには戻れない お願いリセットして 恋なんて七転びで 振り出しに戻ってはじめから ねえもうちょっと続きをしよ? 弾ける想いリロード もうちょっと一緒しよ? |
REFLEXIONluz | luz | まふまふ | まふまふ | 岸利至・まふまふ | 未だパスが確定の 君の命をくれないかい 最終回と一室に もうコールが鳴りだした 知らないものは単純に 知らないでいいものさ 使い捨ての愛情と もう数杯で溺れていく ねえ 善がるまま哀を伝えていよう 濡れるまで愛撫していようよ ボクが優しく触れてあげる まるで 誰かを憎む気持ちが また誰かを求めようとする そんな銀幕の夜 ひび割れ 歪み 乱れた 君を隠してあげよう そして求めるままに lost in 伏せ目のMaze 誰も愛なんて知っちゃいない 愛そうなんて言っちゃいない 無償を強請ってしまうようだ それが人っていうやつだ 先天的な欲求と 後天的な感情と 解体前の愛情と もう数杯で溺れていく ああ 信じられないものばかりを 信じたくなってしまう そんな心の穴に堕ちていけ 角度ひとつを変えたら もう誰もボクたちを知らない 数の足りないライト照明に 白黒変わるリバーシ 絶えず積み上げていくレイズ 止まないストロボのような 感情の行方 どれかを選ぶなら 手役は成り立たない 全てを選ぶなら いつまでもあがれない 信じ合えたことも 赦し合えたことも 余さず演目の捨て札にしよう もうドロップしてしまいたい戦況 逃げ腰でベットしている現状 それでも君はボクのもの 誰かを憎む気持ちが また誰かを求めようとする そんな銀幕の夜 ひび割れ 歪み 乱れた 君を隠してあげよう そして求めるままに lost in 伏せ目のMaze |
花鳥風月Fourpe(浦島坂田船) | Fourpe(浦島坂田船) | まふまふ | まふまふ | 佐々木裕 | おぼつかない足取りだって 幾夜ほど昔だろうと 愛しく覚えてしまった 運命は斯(か)くも在るか いつまでもいつまでもと 袖を引く 夕間暮れに 風そよぐ髪と まだ慣れぬ白粉(おしろい) 傷つくほどに愛撫(あいぶ)しよう 忘れないように この指先でふたりを 書き残すほどに強く触りたい 今宵 夜が明けずとも 君の傍にいたいんだ この世では許されぬ逢瀬(おうせ)と契(ちぎ)り 愛を哀と見間違わぬように 明かし尽くす月影(つきかげ)よ 玉響(たまゆら)な命を今 照らしておくれよ 時が連れ込むは夜と 静けさと微睡む温度 風吹けば落ちてしまう 宛ら花びらのように すれ違う人に塗れ 空目した彼方の夢 掻き分ける髪に 懐かしき面影(おもかげ) 世界中が君の運命を 狂わそうとした 泡沫(うたかた)のようにはじけた 舌先結ぶ恋と心音(こころね) 濡れる羽衣(はごろも)の肌と 熟しきらぬその花の 酸味まで 愛するよ仰せのままに その身 いつか浮雲(うきぐも)となりて 暮れる東雲(しののめ)の空へ 揺蕩(たゆた)うなら 翼を得て啄(ついば)みにいきたい 今宵 夜が明けずとも 君の傍にいたいんだ この世では許されぬ逢瀬(おうせ)と契(ちぎ)り 愛を哀と見間違わぬように 明かし尽くす月影よ 玉響な命を今 照らしておくれよ |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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解読不能After the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ボクも透明な空が 青く見えるはずなのに 不確かなココロも 君がくれた愛も 取りこぼしてしまう ボクには エラーを為す存在 何ひとつ間違いじゃなくても ほら 正解の証明に なりやしないな 名称だって未設定の もう不明なログデータ 未だボク達は水たまりの向こう 愛情だっけ 無情だっけ 何度解凍したって知り得ない 何かが溢れ出しそうだ もう放っておいて ねえ どうして届きもしないのに 声を出せてしまうのだろう 名付けられすぎた 陰口やあだ名で 本当の名前すらも 名乗れなくなっていた 教えて 貴方は誰なの ねえ 沈黙の回答は 姿見の向こう 何回やったって動作不安定な イエスマン エミュレータ 誰も愛なんて教えてくれやしない 分解したって デバッグしたって 塵一つも見つけれない 確かな見えないものが 脈を打っている 結局答えなんてなかったようでした 成り立ちもしない ありもしない 問いかけは 解読できない もういいよ ねえ もういいよ どうせいつかバグってしまう 感情のデータ 未だボク達は水たまりの向こう 愛情だっけ 無情だっけ 何度解凍したって知り得ない 何かが溢れ出しそうだ 解読不能が頬を伝うの 放っておいて ねえ |
わすれられんぼAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 明後日から飛び交う雨に 俯いて 転んでまた 鈍色になって走っていく わかっていたよ 知られることが増えるほど 増えるんだ 忘れられることも 蹴り飛ばされて 踏みつけられて 子供の頃から死にたくて 自分すらも見失うのに 君の世界に居させてくれた 歌を歌えた 歪でも確かな愛情で いいよ 君はきっとわすれんぼで ボクはわすれられんぼ だからいいよ 嫌われて 捨てられてかまわない 傘もない ゴミの向こう 思ったことうまく言えなくて困っちゃうな 思っちゃいないことばかり言ったことになる 好きなこと 好きなだけ愛していいんだよ その中にボクがいなくたって 「できないだけのわけがある」 できてる人の言い分でしょ 「虐めを受けるわけがある」 虐める人の言い分じゃん あれおかしいな 泣いてしまうな あの頃の好きすら舌打ちして そんなだめかな ボクはだめかな 嫌いひとつが積み重なって 深く抉った 既に空っぽの心臓を いいよ いやだなんて言えやしない 弱虫なボクのことは 消していいよ 嫌われて 捨てられてかまわない 捨てられる場所もない わすれものしてませんか してませんでしたか 不用品はまたどこか わすれられていくだけだ |
アンチクロックワイズAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 絵空事なら色を切らした 声を聴こうと両耳を塞いでいる 叫び散らした警鐘と 誰かが濁したコード 我欲を喰らったココロで 調べが歪んでいく あの空は遠く 色付いている 見間違うことのない 茜色 逆さまの秒針と愛憎で 全てが叶う気がした まるで隠そうとするように 欠け落ちる未来と歯車 ココロを手繰り合う前に ゼンマイが錆びついてしまうよ 巻き戻せる術もなく ボクら 行き場ないまま見上げる 澄んだ機械仕掛けの空 傾げる首は問いかけですか それとも声を聴く気すらないのですか 野次も罵声も品評も 否定をしなくちゃ愛か 等間隔に刻んだ メモリ状の傷 半壊したピアノで 響き鳴らすカデンツ 君と指切りをして ねえあんなに 何もに夢中になっていたっけ 疑うこともしないまま 期待外れでいたいだなんて いつから願ってしまった? 名も知れぬほうがいいなんて いつからか願ってしまった ココロもネジ巻出して 意味を失ってしまった 何ひとつも動かせない今日と 押しつぶすように広がる 澄んだ機械仕掛けの空 何も求めないから 何も求めないでよ 今日を青く染める陽よ (暗く染める陽よ) 白日よ 時よ止まれ 逆さに針を押し込んで 全て無くなってしまえよ 救いも願いも無いのなら 始まりに戻してしまえよ ココロを手繰り合う前に ゼンマイが錆びついてしまうよ 巻き戻せる術もなく ボクら 行き場ないまま見上げる 澄んだ機械仕掛けの空 |
彗星列車のベルが鳴るAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | さよならの台詞もなく 最後のページだ もう列車のベルが鳴る この夜空で輝いた星も 晴天の空では見落とすように 「幸せ」では「幸せだ」と 気づかなくなっていた そんな他愛のない日々が この指の隙間 零れ落ちた 終点も無いような 果てしない闇の向こう 彗星の列車で もう君は帰る 行く宛てもなく 一度脈打ったら この気持ちだって止まってくれやしないのに 言いそびれた言葉も あの夏の空の向こう側 世界中の星を集めても 霞んでしまうくらい 君は綺麗だ 羽のように 眠るように 寝息も立てずに 「夕陽が落ちるまで遊ぼう?」 足跡がひとつ 立ち止まった 君をまだ好きしている あの夏の向こうで何回だって恋している こんな子供じみた気持ちのままだ 「はい」も「いいえ」も無い でも御伽噺みたいなワンフレームを 望んでは止まないような 弱虫なボクでごめんね 静けさを溶かして 朝焼けもまだ見ぬ空に 鐘は鳴る 「もう帰らなきゃ」 ぽつり 夢が覚めていく いかないでよ 終点も無いような 果てしない闇の向こう 彗星の列車で もう君は還る 行く宛てもなく 一度脈打ったら この気持ちだって止まってくれやしないのに もうこの手を離したら 彗星が尾を引いたら 言いそびれた言葉も あの夏の空の向こう側 |
傾国そらる(After the Rain) | そらる(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 花びらを広げりゃ ほら 甘い蜜に群がる夢 指先を這わせて 今日も私の値札を興じている TOXIC DANCE AND...欺いて TOXIC DANCE AND... 蛹の中は とても見せられない代物 愛だとか 夢だとか 望めないほどの傷跡を 優しく触りあっている 情欲の劇作 傾国の華が咲く 戻れない時が欠け落ちる 今日も誰かが壊れるほどに 棘を刺す 求めるまま TOXIC DANCE AND... 欺いて TOXIC DANCE AND... 嘘で煌めくネオンの海まで 誘う 蝶になれない翼 願いも言葉も持たずに 全てが白になったような 蚕の成虫 傾国の華が咲く 戻れない時が欠け落ちる 今日も誰かに壊されるまま 泣いている ねえ ねえ ここだよ 空の知らぬ雨と虫籠 |
最適な人の殺めかたそらる(After the Rain) | そらる(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 汚れたものは綺麗なものと交換こ 汚れたボクは綺麗な君と 交換こしよ 四々 身体の隅も 君で満たしてみたいな メスで割かれた愛は お腹を空かせている 好い子にしたい するよ 好い子にしたい するよ 幸せだ ねえ幸せだ 心の空白を君で埋める 最適な人の愛しかた ボクは見つけちゃった 君が欲しくて指先にちょっと触れてみた 君が欲しくて首筋にぎゅっと触れてみた 何処を見ているの 誰と話をしているの 君の悪いとこ 糸で結わいてあげなくちゃ 好い子にしたい するよ 好い子にしたい したよ 愛してよ ねえ愛してよ 頭の中がぐちゃぐちゃになるの もう君のことを離さない 誰も触らせない 目も耳も胸も心も 頭の奥まで交換こしよ 最適な人の殺めかた ボクは見つけちゃった 汚れたものは綺麗なものと交換こ 汚れたボクは綺麗な君と交換こ したい |
負け犬ドライブまふまふ(After the Rain) | まふまふ(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 狂犬 負け犬になって 何回だって噛みついて せいぜい正義の気になって 吠え散らかしていろ 先天性の自己愛脳 妄想癖適応 アイノウ そうやって 盛りついて ボクの縄張りに入ってくんな 建前ばかり何気にしてんだよ 賭ける手前で 君が一人喚き散らかしても ほら変わらないもんだ 誰の視線すらもかすりやしない 知ってる風な口きくな 正々堂々やってんの なんだい文句でもあるの 低IQなうピストルで 打ち抜いてみせてよ 言いたいことを言ってみろ 言いたいことを言ってみろ そうやって 盛りついて ボクの縄張りに入ってくんな 新品のシャツに着替えて 首輪をつけてる癖して 何者になれる気がした? 何者になれた気がした? リアリスト気取って 評論家気取って 野良犬ですらない 消え失せろ 狂犬 負け犬になって 何回だって噛みついて せいぜい正義の気になって 吠え散らかしていろ 先天性の自己愛脳 妄想癖適応 アイノウ そうやって 盛りついて しっぽ振って 這いずって来たんでしょう? 吠えろ 吠えろ 負け犬よ 吠えろ 吠えろ 負け犬よ ボクとその身朽ち果てるまで明かそうぜ さあ 歌え 歌え 負け犬が |
脱落人生へようこそまふまふ(After the Rain) | まふまふ(After the Rain) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 一寸先が闇なんて 思っちゃいないようだ 3分半にまとめあげた ボクの未来設計 御開帳です 何気なく晒した手札のつもりが 願わずして陽の目を浴びた 咲きゃ綺麗 が世の常のようです なう 御殿がたちまち建ちました SOS... 望みやしないものばかり 知りたい キミの全て教えてよ 知りたい こと何でも教えるよ 死にたい って消しかけた未来にも 言い訳できるなら いらない なんて誰に言われても いらない って何処かに捨てられても 生きたい ボクらにも五分のタマシイ アンドゥできない世界にいます 愛情なんかじゃこの腹は ふくれやしないようだ 会計前でも逃げ切れば笑いをとれますか とれませんが(笑) 夢にまで見た景色のつもりが 燃えさかる 不条理なぬくもり 掃いた株式 この世の終わり 画面よりも檻がお似合いのよう SOS... 夢のまにまに意のままに 知りたい この空の汚いとこ 知りたい この胃もたれの世界も 死にたい ってあの日飛び降りるより 幾らかマシだから いらない なんて誰に言われても いらない って何処かに捨てられても 生きたい ボクらにも五分のタマシイ アンドゥできない世界だ 歯止めない脱落トリミング どうしてこんなになってしまったんだ 青空を見上げる あの日見た夢はどんなんだっけな 4K超えの未来にバイバイして 飛び降りてしまおう 見透かされそうだもん それでいいけど SOS... ワンクリックの向こう側 ボクを見て 知りたい キミの全て教えてよ 知りたい こと何でも教えるよ 死にたい って消しかけた未来にも 言い訳できるなら いらない なんて誰に言われても いらない って何処かに捨てられても 生きたい ボクらにも五分のタマシイ アンドゥできない世界にいよう |
青春エレジーと飛行機雲櫟井唯(津田美波) | 櫟井唯(津田美波) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ずっと... こんな日々が どうか続きますように 楽しいことも 嬉しいことも 悲しいことも このかばんに詰めて ああ いつもの小道でいつもどおりを探した うまく言えなくて 隠してしまった この胸の中 「はじめて」に戸惑う 寂しがりなとこ 心配しいなとこ この気持ちは知らない 見えないものや 名前もないような不透明なオモイ 彼方へ広がる空と十数歳(じゅうすう)の日 飛行機雲が浮かび上がっていく 迷うこともないように 理由はいいけど あの日も空は青色 こんな紙切れに納まるような 私の全て 17歳の或る午後 紙飛行機にして この風に乗せてみたよ 空いっぱいに零す水色 木漏れ日の白 私を包む 大人になれば何か変わるの? ホントはわかっているよ 唄うエレジー うまく言えなくて 隠してしまった この胸の中 「はじめて」に戸惑う 本当はもう少し近くにいたいな 今は内緒にしよう 知らないことは 知らないままでいいって思えている いつの間に両手ふさぐ大事なもの 飛行機雲と浮かび上がっていく 迷うこともないように 理由はいいけど あの日も空は青色 |
青空のつくりかた情報処理部 | 情報処理部 | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 遅刻したんなら歩こう 眠たくなったら寝とこう お腹が鳴ったら帰ろう ごまかしておこう 前髪切ったら遊ぼう 似合わなかったら凹もう お揃いだったら笑おう なんて素敵じゃん 映画のような奇跡とか 魔法は使えないけど 寝癖なおせば 世界も変わる 明日も約束だよ 笑顔で それじゃあねっ! 一緒にいられたら それだけでもっと青空が見えた 晴れのち曇りも 急などしゃぶりも あわてず手を繋げば大丈夫 虹を辿っていこう こんな小さな幸せが ずっとずっと続きますように 理由はないけどおしゃべりしようよ チャイムの音が鳴るまで 実は寂しがりで ホントぼやっとしてて 素直になれなくて 気が合いそうだ 前髪切ったら遊ぼう 似合わなかったら凹もう きっと似合うから平気さ 胸張っていこう ゲームの延長線や テストのラクガキみたく 自由気ままに 気の向くままに 明日も歩けるなら 文句なしの満点! くだらない話で笑えるだなんて 得した気分でしょ? 明日は地球が逆さになるかも 笑えるうちに思いっきり笑おう 夜更かしてもおっけい! こんな小さな幸せが ずっとずっと続きますように 手放しで好きと言えちゃうくらいの 大切なもの みつけた 朝をアラームが連れてきて 焦げたトーストを頬張って 季節の中を走っていく それでも誰かが呼んでいる 放課後どこであそぼっか いつまでも立ち止まっている 時計が空を染めていく たとえあの星が一等星じゃなくたって また見つかるよ 明日も約束だよ 笑顔で それじゃあねっ! ずっと一緒にいよう それだけで今日もきれいな世界だよ 晴れのち曇りも 急などしゃぶりも あわてず手を繋げば大丈夫 虹を辿っていこう こんな小さな幸せが ずっとずっと続きますように 理由はないけどおしゃべりしようよ チャイムの音が鳴るまで |
ミカヅキリサイズ天月-あまつき- | 天月-あまつき- | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 結末はわかっていた 傾いたグラス 望んだように 掬い取る甘味と 詰り出す苦味と 享楽的な帰納的 誰彼もこぞって奪い合う証明 今に真実がすり替わる と 雨が降るのも誰のせいにしようか beck and call 確証になったハリボテを 讃え蔓延っていたんだろう 誰のせい?誰のせいだ ディーラーはアイツだ 狙い撃て 三日月よ 今夜欠けるのは この目に限ったことじゃない 何ももう見間違えない エンドロールに気づいている 空を飛べたら 大きく見えたかな 片隅でチラつく 数字が気になってさ 享楽的な帰納的 誰彼もこぞって奪い合う証明 ここに真実など在りはしない ゼロを探して繰り返した 指折り III IV V VI 絶縁を賭して願わくば 救い出したい 咎人と疎まれた狐が 切り株につまずかないように 三日月よ 今日の満ち欠けを ボクに託してくれないか どんな罪も隠してあげよう 瞬きの合間に イカサマも陽のあたるうちは 猫も杓子も右へ倣え 中指 ジャッジをしたのは ニアピンだって 鏡合わせ 誰も 誰も 変わりやしないだろう 確証になったハリボテを 讃え蔓延っていたんだろう 誰のせい?誰のせいだ ディーラーはアイツだ 狙い撃て 三日月よ どんな不条理も 未来像も セカイ系も歪め 何もが見えないこの闇を照らしてよ ねえ ねえ 君はどこにいますか 選ばれないシナリオに エンドロールで気づいたよ |
愛鍵天月-あまつき- | 天月-あまつき- | まふまふ | まふまふ | まふまふ | いつか幸せを通り過ぎていた 今じゃ戻れずに 戻ろうとせずに 雨が降るような予感がしたのは 君がいつもより余所見をするから ふたりを抜ける 4月の風は 染まらずに 心をなびかせ 果てしなく無色で透明 合鍵の使えない借り物の扉 心の隙間に知らない声が響いた どの幸せも思い出も剥がれ落ちていく 愛する気持ちまで鍵をかけたのは 君なの? 確かめた指の温かさ 嘘とすり替わっていく 失うなら持たないほうが 傷つくなら見えないほうが 幸せなんて知らないほうが 心の奥底にこの鍵を捨てた さよならは言わないよ その前に君のこと 忘れてしまうから 失くしては 失くし続けて 最初から何ひとつ 拾えていないみたい もう合鍵の使えないふたりの未来と 大事にするほど離れる指と足跡 どの幸せも思い出も剥がれ落ちていく 愛する気持ちまで鍵をかけたのは 君なの? |
ショパンと氷の白鍵ゐづ | ゐづ | まふまふ | まふまふ | 赤レンガくぐった 転びそうな木ぐつ オルガンが響けば 雪の絨毯に覆われる 世界中から愛された夜は 街を七色に彩った 世界中から放り出された 夜はどこへ行こう 夢の3番地 眠気の角 1010時 待ち合わせ 鍵盤は氷のように冷たい音がした そう 紡いでいく 君と僕と寄り添った二つの記憶 だからもうちょっと 眠らせて 早咲きに隠れた あの空を亡くして 目が覚めたらパジャマのまま 君の好きなショパンを弾こう パンケーキと雪で淹れたモカでいい? また明日から冗談で笑いあえる? 鍵盤を叩くたび 調律をしなきゃ 僕ら 時がずれていく うん わかっているよ 時計が動く もう何で 泣かないでよ 僕は大丈夫 大丈夫 降りしきる 雪のヴェールに包まれる君は 透明で とても綺麗で 見とれそうだよ | |
鏡花水月センラ | センラ | まふまふ | まふまふ | 「はぐれないように」とつぶやいて 僕の裾をつかんだ 静けさがずっと続いたような あの夏空の下 五月闇が明けて 瞳の映写機の中 走り寄る 君の愛しさ もう 戻れない 時が夜を連れて 君と見ていた空を 暗く染め上げる 空葬い 明日の先に ねえ まだ君はいますか 行き交う誰かによそ見して 君を怒らせたこと そんな幸せと待ち合わせ あの神社の側 すれ違って 空蝉 きっと辿れば横恋慕 「気付かないフリしたくせに」 ってさ 君は言う? 飽きるまで見ていた 君と見ていた 空は何処まで続くの? 続かないのは花火の音や そう 二人の恋 今は 触れないものや忘れたものを ひとつ ふたつ 数えていく 水に写る月の色とか あの細い指先とか 夢のまにまに また何度も また何度でも あの花火を観に行くんだ 僕はまだ 君が好きだよ ねえ 夢花火 灯れ 赤白黄色 僕とあの子の間で 目を塞いできたその全て 今 思い出させて 宵時が夜を連れて 君と見ていた空を 暗く染め上げる 小さくなった音の先に ねえ まだ君はいますか ねえ | |
桜花ニ月夜ト袖シグレAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 桜の咲く春の ため息になれたら 泣いてるキミの 鈴の音を そっと 揺らしてあげられる? どうしたってさ 人目を惹く 黒い髪と華奢な肩は 指の間をするりと抜ける どうやら見えないらしい わかっている それでも その声を聞いて ボクは救われた キミで満たされていく 桜花 キミに恋したようだ 催花雨に袖を引かれて 今日も傍にいていいですか 千の夜に閉ざされても 理に叶わなくても キミに届け 月夜ニ袖シグレ この時計を左向きに回せたって それくらいさ となりの世界じゃどれもガラクタで 価値のないものらしい いつしか誰かと愛を紡いだって 泣きそうな夜は 傘を差してあげよう 桜花 ボクは恋に落ちた 水面の月を求めた されど手遊ぶはガラスの色 千の夜が瞬く間に 闇夜を縫って君を隠す 行き場のないこの手は空を切る ねえ 見えなくたって構わない 好きだって言わせてよ いつまでもここにいるんだ 桜花 隣にいるのになあ 遥か遠く 遠く 遠く 咲き乱れる ボクは幸せだ 泣かないから 千の夜に閉ざされても 理に叶わなくても キミに届け 月夜ニ袖シグレ |
盲目少女とグリザイユAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 灰の空 錆の雨 嗤う事触れ 陽の奪い合い 生もない 不確かな箱庭の小窓 君は目を閉じて髪を撫でる クローディア 筆を振って描いてよ 君の夢 縫いついた瞳の奥に たたずむ世界は綺麗だろう クローディア わかっているって 間違いでいい 君の手となり足となろう それでいいよ 明日も映せない両目だけ宿せる夢があったら この絵の向こう 飛び込んでみたいんだ モノクロでも構わない 黒を空にこぼし 赤で人を塗りつぶして ナンセンス未満のパレード お釈迦様は手を叩く 曇天を飛ぶ鳥さえ 銃口を向けあう世界で もう一度ボクを描いて クローディア 答えを知ってしまうなら 見ないでいいよ 足したって消せるキャンバスだ 世界は君の意のままに Claudia, I give you my word こっちへおいで ここにいるよ 怖がらないでいい ボクはそっと手を取った 君はぎゅっと握るんだ 誰も知らない 何もいらない こんな夢で生きていこう |
ベルセルクAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 辻褄合わせに僕は呼吸を止めた 人生というこの監獄が 捻じ曲がったボクを作っていく アイツに亡き者にされ詩を書いていた 言葉を奪い取られ 笑えなくなったんだ ピースの足りないパズルみたい 思い出せなくなって 怖いな 君を知らぬ間に 殺しちゃったよ いっそ 何もかも 消えてしまえ その指でボクを突いてくれ こんな世界の色に 染まってしまうと言うなら 貴方が嫌い? ボクらも嫌いさ もう放っておいてよ さよならしよう グッバイ アンダークラス 「人」という文字が互いを支え合うのなら 自分も信じられない僕は 何に縋りゃいいんだよ 何より大事なものが此処にあったような ああ きっと知らないほうがいい そんなもんわかっているさ 救えない 今気づいたよ 見惚れていたのはスクリーンの中 明日も見えずに気が振れて ガソリン撒いて 誰もが首を絞めつけて 笑ってるんだろう いっそ 何もかも 消えてしまえ 全てが狂った世界だ こんな排気ガスに塗れるのは厭だよ 貴方が嫌い? ボクらも嫌いさ もう放っておいてよ 忌々しいこの手錠を 外してしまえたら ねえ アンダークラス |
天宿りAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 強がってばかりで 意地張ってばかりで 背は小さいままで 夕焼け空 暮れていく 臆病なままだな 泣き虫なままだな あぜ道でふざけた あの頃から変わらない いけないこととわかっている 許されないとわかっている それでも今日は雨が降るから 雨宿りをしていこう ああ 借り物としても 今はただ貴方が愛しくて 知りたいこと以外 知らないから このままでいよう 人気のない小道を 言葉も無く歩いた 信じ合えたあの頃のように 数えるほどの幸せに 誇れるものがあるのなら 同じ世界で こんな世界で 愛し合えた それだけだ この雨が止まない ずぶ濡れの世界にいられたら 染みだすローブも乾かないのに 借り物としても 今はただ貴方が愛しくて 知りたいこと以外 知らないから もう少し まだ降りそうだ まだ続いているから 「もう私を連れ去ってよ」と 一言だけ聞かせて ねえ |
わすれものAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 橙色の空の下 ふたりだけの空の下 ちっぽけな砂場に夢を乗せて 笑う 君と夕焼け 前へならえ 前へならえ 誰にならって何になれる? あの日のボクは もういないのかな 誰かに汚された背中を 今日は隠して歩こう 答えは何処にもありはしないって 泣いてわかった 心の隙間に 無理やり詰め込んだ正当性 幸せってさ 僕もわからないんだ おうちへ帰ろう? おかえり 橙色の空の下 崩れ 消えた 空の下 笑い方なんて あの校舎の錆びた下駄箱の中 大嫌いな 大嫌いな 杓子定規な先生が 廊下の隅で泣いていたんだ 大人も涙を流すんだ 大人になって知れた 僕らが嫌いで憎んでいた ありゃいったいなんだ 心の隙間はとっくに満たされない 願っていた何一つも どうせ叶わないのなら おうちへ帰ろう? おかえり 正義も悪者も 天国地獄も缶けりの鬼みたい じゃんけんぽんで決まる 答えは何処にもありはしないって 泣いてわかった 心の隙間に 無理やり詰め込んだ正当性 幸せってさ 僕もわからないんだ おうちへ帰ろう? 愛して 愛して すぐにいなくなっちゃうからさ 愛して 愛してくれていいでしょ そんな戯言ひとつで今日も生きていこう? ただいま |
インソムニアAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | めをあける とじる きしゃにのる おりる いきをすって いきをはく いきる そしたら 枯れて消えた いない いない 神様がいない いない いない 理由も何も知らずに 目が覚めた ひろうから すてた わらうから ないた ほんとうはずっとわかっていた きみがうまれて 僕は消える いない いない 神様がいない いない いない 今日だって何も知らずに 目が覚めた |
セカイシックに少年少女After the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 常夜の下 灯るロウソク ソーダの海と 氷の実と フォレノワール アーチの上 響いたテノール ふたりで指差した 夏の大三角 涙を飲んだら マクスウェル 想像でディベートして 今日が (終わる) 前に (前に) 溜め息ごと 星座に縫っていこう 世界、恣意的愛ヲ謳ウ どれだけ今日を捨てたって つまり誰かが望んで描いた昨日だろう ねえ 明日を願っちゃいなくたって ボクら大人になるんだよ なんてセカイシックかな ネームレス 少年少女 ねえ お願い 振り向かないで この傷は君にも 見せたくなかったんだ 誰もいない 小道を選んで うつむいて探すんだ 夏の大三角 右も左も 見慣れないフリしているだけ きっとわかりたくもないことばかりだ 両目をシャットして あんなに愛していた物も 3日眠ってしまえば 何処にあるのか 居場所も知らずに夢を見る ねえ 忘れられた瞬間に ボクら何処へ行くのだろう ずっとここに居たいな 正気さ 少年少女 ああ 世界、恣意的愛ヲ謳ウ 全てが消えてしまったって ボクは何のため 呼吸を探しているのだろう ねえ 誰も望んじゃいなくたって ボクら大人になるんだよ なんてセカイシックかな ネームレス 少年少女 夜空が泣いて 手を振るように落ちていく 両目を失ってまで得たんだ 見えないままでいい 未だ泣きだすような心でも 存外 ハローグッバイ おやすみ |
待ちぼうけの彼方After the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ねえ 時間を教えて? まだ数字を知らない ねえ 私を教えて? まだ名前を持たない とける 愛の底へ沈む 小さな手のひら 潮風をまとい 心を洗い流した気になっても 明け方4時と君はやがて 闇の向こう側 消えた 愛の狭間で 消えた 僕を許して 愛は歪んだままじゃ 愛を保てやしない 今日は待ちぼうけでもいいや 今日が無くなる予感がしたから そんな未来も産声も 波間で揺れ動いていた 明け方4時の空は未だ 殻を破れずに 消えた 愛の狭間で 消えた 僕を許して 空欄のままで 回答を委ね さよならなんて言わせないで 浮かぶ 空虚とゆりかごの中 故意に閉ざされるのなら 愛を知ってしまう前に 何度生まれ変わる夜を 望んでいたのだろう 消えた 愛の狭間で 消えた 僕を許して |
さえずりAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 呼吸の音も雨が覆い尽くした さえずりのない朝に 昨日のうちに君をスケッチして その全てを描き残せたら 朝が弱いボクの耳元でそっとさえずってよ おはようって起こしておくれ 笑わないでいいでしょ 泣いていたっていいでしょ 返事もしないまま 君は飛び去っていく 今日もつついてよ 痛いほど噛んでよ ほらねもう一回 もう一回遊ぼう この手のひらで 寝かしつけられるほど 大きくなったよ ボクは 初めて君が指をつついて できた傷はどこへやったかな まだ君を探しているんだよ おかえりって言わせておくれ ねえ 今日だけは 笑わないでいいでしょ 泣いていたっていいでしょ 大事にするから お願い 行かないでよ 何にもできなくて 頼りなくてごめんね また泣きそうだ ごめんね ボクには羽がないや 行ってしまうんだね さえずりは響かずに 夜が明けた |
チョコレイトと秘密のレシピAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | ふわふわ満点 夢見がちな 今日を歩いていこう キミの目線をまた追いかけていた オレンジピール 溶け込んだフレーバー ココロコトコト恋のマニュアルを見ても どこかもやもやするの もう ミルクの足りないチョコレイト キミはどうしてよそ見をするの? 知らない気持ちを数えたら 急に涙がでてきた あのね 今日は減点 こっちを見て 君の隣にいたい 炭酸の抜けた ソーダのような日々 そんな嬉しそうな 無邪気な顔 誰にも見せないで ねえ 君のわがままに付き合えば ずっと隣にいられるのかな 甘さひかえめのクランベリー 急に泣くからどうしよう でもね 少し困ったフリするだけ ずっと眺めていたい 赤い屋根の上は白く雪化粧 君の白い肌が少し赤くなる こんな幸せごとミルクに溶かせば 軽いビターでちょうどいい ミルクの足りないチョコレイト 言葉のつたないパティシエール 背伸びで届くふたりの距離 そんなレシピを書いていこうよ 誰かの隣にいるよりも キミの隣にいたいのですよ 溶けだしそうなその言葉を 唇で鍵をかけた あのね ずっとずっと夢見がちな 今日を歩いていこう |
ネバーエンディングリバーシAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 最低なことは今日も最低なままだ 体温計も振り切ってるんだ 大人しくしていなさいって羊が言う 教えてよアインシュタイン 愛情なんてものは丸めゴミに出して 赤い街灯を潜り抜ける 取扱注意の上 木ぐつで乗り 逆らってメゾフォルテ こっちへ来てメーヴェ 君の羽に乗って雨雲の向こうへ みんな不安そうな顔しちゃって綱渡り こりゃまるでサーカスだ 満たされない夜に泣いていたパレード 月で陰った時計塔 オセロを全て白に返せば 本当に平和になるのかい?どうだい? 明かりの灯らない裏側は黒くなること 誰も見ないように 誰も見ないさ 愛のろうそく 君が遮って 出来た夜におやすみなさい 期待をしたいんだニーチェ 笑ってくれよアリーチェ 望遠鏡を傾けて 星なんてない空にアンドロメダ 綴るセカイ系のストーリー 愛情なんてものは丸めゴミに出して 信号待ちを潜り抜ける 取扱注意の上 木ぐつで乗り 逆らってフォルティシモ 未来も過去もこのコインの裏表に任せ 愛の讃美歌 交わす偽貨 多少汚れても構いはしない 名前もない夜に泣いていたテレーゼ 月で陰った時計塔 鳥が歩けない理由に気づく 便利な翼が憎らしいもんだ 明かりの灯らない暗闇を覗いてみた どんな光も欲しがるようだ 空のグラスがかつて満たされた ぬくもりに恋しているように この世に涙があるから 笑顔が綺麗に見えるんだ 表も裏も愛せるならどれほど素敵だろう? そうさ これでいい 満たされない夜に泣いていたパレード 月で陰った時計塔 オセロを全て白に返せば 本当に平和になるのかい?どうだい? 明かりの灯らない裏側は黒くなること 誰も見ないように 誰も見ないさ 愛のろうそく 君が遮って 出来た夜におやすみなさい 何十年も何百年も繰り返しては終わらない |
アイスリープウェルAfter the Rain | After the Rain | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 現実感が無いまま 君の手を離す お別れのベルが鳴っている もう一回繋いでも こんな指先なんかじゃ ねぼすけな君は起きない ねえ こんなに歌っても まだ心に意味を見いだせない 大切にしてきたものほど この世界じゃ壊れていく おやすみ どんなに遠くに離れていても 泣いているのならボクが夢に会いに行くんだ 微睡の戸を叩いた 答えてユーフォリア 何度も幾度も繰り返してきた 意識を手放したなら いらない 何もいらない ただ今日も深く眠るだけ いつものとこで待ち合わせしよう 夕焼けの落ちたバス停 こんなに綺麗で目を奪う景色を 何ひとつ疑いはしない 星をすくったシーツに乗って 羽ペンで描いた空を渡ろう どうして どうして また夢が覚めた 教えて 愛の身勝手で生まれた意味を 神様の身勝手で忘れられる前に こんな悲しいの世界は知りたくなかったよ 肩にかかる黒髪と 白いドレス 箱庭の中 頬を伝うものが ぽつりと 静寂に消えた 愛を 覚めぬような愛を ふたりで探していこう バイバイしたってボクら会えるよ 悲しいもの全部を忘れてしまおうよ 微睡の戸を叩いた 答えてユーフォリア 何度も幾度も繰り返してきた 意識を手放したなら いらない 何もいらない ただ今日も深く眠るだけだ このまま深く眠るだけさ 夜空を歩く 君と手をつないで これが守りたかった未来だった 知らないことは何一つ無いんだ 覚めない夢に落ちていく |
シアワセは台本の外からうらたぬき(浦島坂田船) | うらたぬき(浦島坂田船) | まふまふ | まふまふ | まふまふ | 今日だけは 今だけは 上手になりきって 台本通りにやらなくちゃ 失敗が続いたらお風呂に入ろうか 10分ぐらい長めにしよう 断然ジャンプで飛び越えるより 下からくぐり抜けよう 小っちゃいなんて言うなよ そうさ 賢いんだ 今日も着ぐるみを着て この海を渡ろう 誰にもバレないように テストは半分とれたら 十の位で四捨五入 夢の続きはきっとこの先にありそう 僕にはまだ見えないけど ゆっくりだっていいよね ほら今日も歩いていこう この道も あの道も くねくねに曲がって 台本通りじゃないもんだ もみくちゃにされながら電車に飛び乗った そんなに僕を急かさないで 断然ジェットで飛んでいくより 小舟で昼寝をしたい 目覚めて気づいたら なんか豪華客船(!?) 今日も着ぐるみを着て この海を渡ろう 誰にもバレないように みんな傍にいるから 雨の日だって大丈夫 ほら この坂を越えて あの船に乗って あそこの島まで行こうよ ゆっくりだっていいけど ほら今日も歩いていこう 泥水の空を見ていた 泣き虫が変わっていく 進め 進め つまずいて 転びそうになってでも どんなに苦い後味も大切にするから 続け 続け いつまでも 最後のページまで 歩いていこう |
ショパンと氷の白鍵Sou | Sou | まふまふ | まふまふ | 赤レンガくぐった 転びそうな木ぐつ オルガンが響けば 雪の絨毯に覆われる 世界中から愛された夜は 街を七色に彩った 世界中から放り出された 夜はどこへ行こう 夢の3番地 眠気の角 1010時 待ち合わせ 鍵盤は氷のように冷たい音がした そう 紡いでいく 君と僕と寄り添った二つの記憶 だからもうちょっと 眠らせて ―出口のない空がどこまでも広がる― ―君と歩いた世界はここにはないのに― 早咲きに隠れた あの空を亡くして 目が覚めたらパジャマのまま 君の好きなショパンを弾こう パンケーキと雪で淹れたモカでいい? また明日から冗談で笑いあえる? 鍵盤を叩くたび 調律をしなきゃ 僕ら 時がずれていく うん わかっているよ 時計が動く もう何で 泣かないでよ 僕は大丈夫 大丈夫 降りしきる 雪のヴェールに包まれる君は ―運命は変えられないんですか― 透明で とても綺麗で 見とれそうだよ ―永遠なんて芸術においては死ぬことと同じだ― ―それでも | |
あやとりSou | Sou | まふまふ | まふまふ | 失くしたものを 拾い集めて 子供の消えた砂場を歩く これからきっと雨が降るだろう 鈴によく似た 声を震わす 手を伸ばしたくらいじゃ 届かないような距離で もう少し 寄り道をしていこう? 傘の無いフリして 話した日のように 心の糸を手繰り寄せ いつか 結び目に気付くのなら これから君と雨宿り 濡れた瞼の中に 傘を差す 思い返せば 映画みたいな 恋をするほど 幸せでした それでも僕は わかっていたんだ この世はやがて 終わっていくんだ 手を伸ばしたくらいじゃ 届かないような距離で 世界が泣き止むまで待とう? あの日の気持ちが雨に溶けるまで 解けた糸は結わいても 決して結び目が消えないように これから君と雨宿り 止まない涙を拭う ひとつひとつの思い出が もしも 間違いと言われるなら これから君と雨宿り 濡れた瞼の中に 傘を差す 顔を隠さず泣いている 愛しての鈴が響く 世界がふたりだけみたい でも 想い想われ 恋焦がれ 空をため息の雲で包む これから君と雨宿り 止まない涙を拭う 心の糸を手繰り寄せ いつか その先に気付くのなら 「僕を忘れてくれますか」 君に嫌われるように つぶやいた | |
戯曲とデフォルメ都市kradness | kradness | まふまふ | まふまふ | 名前も無い僕たちの背を見て嗤う もう望まれない命だって気付いているけど パサパサになった黒パンかじった ざらついた暴力と果てしない雲 「呪われた命」なんてつぶやく 君が悲しそうにするんだもん ボクも同じさ 涙で溜まった泥水に映る この空はどこへ行くのだろう 綺麗な物なんてありはしなくて 灰被って傘もさせない もういっそ大きな間違いでも構わない 今 君の笑う顔を閉じ込めるような夜は奪おう 高架橋 雨降らす神様 白日を盗んだら 鉄格子の日々を抜けたらそこには 泣き虫な君も笑わせられるような世界があった 荒唐無稽なパレード 星界の章 大人のいない遊園ノベル 小さな肩震わせてつぶやく 夕刻を無視して 「お城へ行こう」 切り取った旋律とノクターン 分数和音 無邪気なまま 呪われたまま 欲塗れに竜胆(りんどう)咲かせ 軋む生命線 「悪い子だ」 御仕置きなんて だって美味しくないよ 抵抗 敢え無く閉ざされない痛み そう 血塗られたオレンジの嗚咽 忌々しい夜を結び 千切ってもまだ消えやしない 涙を拭いたら指切りしよう? 泣きじゃくった君の過去だって痛みだって 忘れるって誓おう とうに消えた最終便で あの空を取り返そう 燃え盛るお城の裏は 空から七色と 瞞しも無くなるような明日があった 一晩で散ったがらくた 遊園市街 僕らのセカイ系な舞台 小さな肩震わせてつぶやく 「目隠しをしていこう」 その現実に 切り取った旋律と調号 振り返らない 幸せだとつぶやく君の記憶を追い越して 物語の幕を下ろした | |
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