七尾旅人作詞の歌詞一覧リスト  62曲中 1-62曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
Midnight Zoo (天王寺動物園 2011)御手洗礼(七尾旅人)御手洗礼(七尾旅人)七尾旅人七尾旅人MIDNIGHT ZOO 真夜中の動物園で 押し殺す 嘆きの中で MIDNIGHT ZOO 真夜中の動物園で 暗闇で鈍く輝く瞳 MIDNIGHT ZOO 真夜中の動物園で 繰り返し 見上げる 架空の空を しのび寄る 誰かの淡い影 開け放たれてく 檻 檻 檻  塀を越えて 走り出せば 夜風が巻き上げる黄金のたてがみ 眠る街は街灯でぼやけて アスファルトの硬さ踏みしめ run baby run  MIDNIGHT ZOO 真夜中の動物園で 押し殺す 嘆きの中で 人知れず 真夜中の動物園で 空っぽになった 檻 檻 檻  塀を越えて 走り出せば 時はまだ無情に刻むよ run baby run ビルの谷間 駆け抜ける君 アスファルトの硬さ踏みしめ run baby run  市街を抜け 幹線道路へ 悲鳴に追われても このまま run baby run 封鎖された高速のうえを 銃弾が横切る  おちついて baby きりぬけられるさ 銃弾をすり抜け run baby run おちついて baby 見えるはずさ 朝焼けが燃え立つ このまま run baby run run baby run run baby run run baby run
音痴の聖歌御手洗礼(七尾旅人) & 小塚路花(矢山花)御手洗礼(七尾旅人) & 小塚路花(矢山花)七尾旅人七尾旅人祈りは丸めた紙のように ゴミ箱に入り損ねて 窓辺を抜けて 空へ登っていくよ まだここにいるよと 紙屑の星が 誰かを照らす まだここにいるよと 街角で すれ違うだけの背中は まるで切り絵のようで  もしも歌えたら きみのことを歌にするよ 歌えたら いつか歌えたら だけどまだ音痴だな  流れ星 この夜に片隅を横切る きみのかげ 電車に乗って 見知らぬ誰かの街で また働くだけ  もしも歌えたら きみのことを歌にするよ 歌えたら いつか歌えたら だけどまた音痴だよ  優しい夜 きみはどこまでも歩いていく 大人になるまで 悲しい夜 きみはどこまでも歩いていく 大人になるまで  もしも歌えたら きみのこと 歌にするよ 歌えたら いつか歌えたら だけどまだ音痴だな
crossing七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人ひと気のない街を走っていく 君の小さな車で 横浜横須賀道路~首都高湾岸線(よこよこ、しゅとこうわんがん) もうすぐ橋に差し掛かる 横浜ベイブリッジ 横浜ベイブリッジ 東京は目の前  仕事は飛んでしまったけど 密室のなか船旅は続く いつでも不完全なふたり いがみあいながら愛し合う 家を知らずに 家の絵を描く 子供のように  言葉が尽き果てた世界で それでも君となら話せる気がする 橋の真上から 電飾で光り輝く船が見える  ダイヤモンドプリンセス ダイヤモンドプリンセス 長すぎる船旅
未来のこと七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人悪いニュースばかりで 時は止まったまま 世界中の時計が 止まってしまった夜は 空を見上げ 時を測る 時を測るだけ だけど君と 未来のことを話してみたい ふるえる肩を抱きしめていたいよ 遠すぎる夜も僕がすぐそばにいるから 靴をなくして立ちすくむ君 あの頃の二人がいま胸の中よみがえるよ 子供みたいな笑みをもういちど見せておくれよ  どんな悲しみ越えてきたの わかりきれない無言の時 遠すぎたとしても君のすぐそばにいるのに  靴をなくして裸足のまま 歩き出したアスファルトは熱を帯びて 雨を待ちわびている 影法師だけ伸びてく  未来のことを話してみたい 明日がどんな不確かに見えても 遠すぎる夜も僕がすぐそばにいるから いま君と 未来のことを話してみたい 見えない橋を渡り切るその前に もしも許されるなら ふるえる肩を抱きしめていたいよ 遠すぎる夜も僕がすぐそばにいるから 君のすぐそばにいるから  悪いニュースばかり 時は止まったまま 音も止まったまま 空を見上げ 時を測る 1秒先の未来へ
Wonderful Life七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人ああ 誰かが夜空を見上げ 思いがけない 幸運を思う ああ 誰かが夜空を見上げ 思いがけない 幸運を思う時  そのベランダの上 屋上では 飛び降りようか 飛び降りまいか 迷っている男がいて 節くれだった指で 錆びた鉄柵を握りしめ ぼんやりとこれまでの痛みの記憶を反芻している 子供の頃から安堵感を 感じたことがないから 音楽と音楽の間の 静寂が怖かった そばで話しかけてくれる存在の代わりに こんなレコードをかけ続けて 恐怖を紛らわせて  Wonderful Life  そんな男のさらに上を 薄汚れた渡り鳥 キーキーキーキーと雑音を立てて 静寂を埋めてしまった おかまいなしさ これから終わっていく男のことなんて そして鳥たちの上には 灰色の雲が広がっている 地上の何かが蒸発して あの雲になったというなら さっきのしょうもない精液やよだれや何かも 雲になってしまうんだろうか 魔法のように  Wonderful Life  広がっていく雨雲を気にしながら 商売相手にもたれて歩く ひとりのおんな 濃厚接触はいやだけど そうも言っていられない ペストの時代にだって 人々はこう叫んだ 「働くなというなら 食べるものをくれ」って 家ではあの子が待ってる ひとりぼっちで その小さな手のひらだけが わたしの希望 おうちでまってて baby なるべくはやくに お金稼いで そこに帰るよ  Wonderful Life  おうちでまってる baby ちいさいね、何歳? 父親が死のうとしてることに気づいていない 行かないで 行かないで 行かないでって言ってみることにはきっと意味があるはず なのに知らないんだ 行かないで 行かないで 行かないでくれよ 行かないで 行かないで 行かないで あなたを今も 愛しているのに  Wonderful Life  おうちでまってる baby ほんとの天使 おうちでまってる baby きみはおれの天使 おうちでまってて baby なるべくはやくに お金稼いで そこに帰るよ  Wonderful Life  誰かが夜空を見上げ 思いがけない幸運を思う 誰かが夜空を見上げ 思いがけない幸運を思う時  誰かが夜空を見上げ 思いがけない幸運を思う 誰かが夜空を見上げ  Wonderful Life
入管の歌七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人アクリル板の向こうに 切り離されたパパは 大きくなったねと その壁越しに 私の髪をなぜて だけど私も大人になれば きっとこの場所に 閉じ込められるの  帰る国を失い ニッポンの檻のなか  アクリル板の向こうに 切り離されたママは 1日ごとに おかしくなってく 自分の髪を引き抜いて だけど私も大人になれば きっとこの場所に 閉じ込められるの  帰る国を失い ニッポンの檻のなか
ソウルフードを君と七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人クリストファー・コロンブス 15世期の半ば、ジェノバで生まれた探検家 大航海時代の高揚は彼を 未だ見ぬ新大陸へといざなった 過酷を極めた船旅の中で、空腹を満たせないとき、 コロンブスは架空の卵にひびを入れ、船室のテーブルに立ててみせた。 遥か海の向こうでは、 やがてインディオと呼ばれることになる赤い肌の人々が、 岩壁のコンドルたちの卵の表面に、すこしの異変を見つけた。 果てしない暴力や、疫病の兆候を。 コロンブスの上陸後、1492年からのたった 4年間で、 彼らの3分の2が殺された。  1619年 最初の黒人奴隷が新大陸アメリカに降り立った。 奴隷船の船底は苦痛に震える黒い肌で満たされ、 時々誰かが瞬きすれば、宇宙空間に灯る生死不明の星々が織りなす、 数千光年前の約束のよう。 荒波に激しく揺らされるたび、もろい卵の殻のように船体はきしんだ。 しかし故郷を奪われ、言葉を奪われ、名前を奪われても、 彼らのリズムを奪うことは出来なかったという そしてそのフレイバーも  SOUL FOOD アルケミストのように フライパンを揺らす 喜びに火を注いで SOUL FOOD アルケミストのように フライパンを満たす 悲しみに塩をふる もういちど  ホワイトの農場主が 放り捨ててしまう手羽を 煮立った油のなかで踊らせる ディープフライ それを今じゃ、フライドチキンという  SOUL FOOD アルケミストのように フライパンを揺らす 喜びに火を注いで SOUL FOOD アルケミストのように フライパンを満たす 悲しみに塩をふる もういちど 甘いな もうすこし 辛めで 甘いな もうすこし 辛めでいいかな  都会育ちのあの娘のスープ 今日はなんだか懐かしい味 忘れようもない この酸味 悦びと哀しみ 遠い故郷の景色  SOUL FOOD コンクリートのうえで フライパンを揺らす 喜びに火を注いで SOUL FOOD アルピニストのように フライパンを満たす 悲しみに塩をふる もういちど 甘いな もうすこし 辛めで 甘いな もうすこし 辛めでなければ  越えられない この分かれ道 臆せば 越えられぬ あの鉄線の向こう  21世紀のパンデミック 地球儀を塗りつぶす ミネアポリス I can't breathe 無人だったはずの街を、埋め尽くしていく人々 「鍋を出せ」「フライパンを、キッチンナイフを」「もっと強火で」 「ブラックペッパーを」 ああ、そんな声に、海の向こうで誰かが呼応して  さあ、食料を運び続けよう SOUL を運び続けるんだ、誰かのもとへ 僕の小さな友だち、アフリカンの父親と生き別れ、 日本のママと暮らすあの子は エリザベス マイディア エリザベス マイディア 君の涙をあっという間にとめる 魔法のひとしずくをスプーンに垂らして フライパンの上の輝く卵にさっと一振り SOUL FOOD 夢にまでみた味
リトルガール、ロンリー七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人Little girl, lonely lonely 誰にも言えないことばかり ナップサックただひとつきり 窓を抜け出す 家出少女が宵闇に消えた  遠い遠い帰り道 戻らないと決めた暗がり また薄れてくあのぬくもり Oh, stray girl is gone  Little girl, lonely lonely この世は汚いことばかり 甘い言葉 悪くない話 喧騒の向こうへ 家出少女が路地裏に消えた  遠い遠い帰り道 戻らないと決めた暗がり  閉じられかけていく踏切を すり抜け 遠い遠い帰り道 忘れないと決めた始まり あわく降り注ぐ星あかり Oh, stray girl is gone  Little girl, lonely lonely 月の端に腰掛けて休み 大人たちの夢物語 鼻で笑うきみ
フェスティバルの夜、君だけいない七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人ハロウィーン、クリスマス、お祭りの夜 どこを探しても君だけ居ない ハロウィーン、クリスマス、ゼアハッピーバースデイ どこを探しても君だけ居ない  本当に会いたいのは 本当は君なのに  いつもの街 まるで別世界 色とりどりの ファンファーレが 宇宙の塵のように飛び散る 君を探しても見当たらない  (もしかして)変装しすぎたのかい? (それとも)最初から来てなかったの? フェスティバルの夜 君だけいない  ハロウィーン、クリスマス、お祭りの夜 どこを探しても君だけ居ない ハロウィーン、クリスマス、ゼアハッピーバースデイ どこを探しても君だけ居ない  きらめいてるネオンの下 砕かれてくボトルが 宇宙の塵のように飛び散る 君を探しても見当たらない  (もしかして)変装しすぎたのかい? (それとも)最初から来てなかったの? フェスティバルの夜 君だけいない  ハロウィーン、クリスマス、お祭りの夜 どこを探しても君だけ居ない クランベリー、ラズベリー、ブラックベリーホリデイ どこを探しても君だけ居ない  熱に浮かされた誰かに 燃やされてく高級車の ねじまがったバンパーを避けて アスファルトに視線這わせる 打ち上げられる花火の下 呼ばれることのない名前を呼ぶ 世界中がなにかを祝ってる あの子だけを置き去りにして  ハロウィーン、クリスマス、お祭りの夜 どこを探しても君だけ居ない ハロウィーン、クリスマス、ゼアハッピーバースデイ どこを探しても君だけ居ない  Calling you どこを探しても君だけ居ない Calling you どこを探しても君だけ居ない  本当に会いたいのは 本当は君なのに  〈Where are you きみはどこ どこどこどこ もう何百年探し続けて どこどこどこだ? もう何億年探し続けて どこどこどこをさがしても あの子だけいない〉
Long Voyage「停泊」七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人停泊。  意図せざる航海、停泊。  1619年、オランダ船ホワイトライオン号が、バージニア、 ジェームズタウンに到着。 アメリカ初となる黒人奴隷が、乾いた土を踏みしめた。  意図せざる航海、停泊。  1886年、英国船ノルマントン号が、紀州沖で座礁、沈没。 英国籍の船員たちは救命ボートを使用し難を逃れたが、 日本人乗客25名は全員死んだ。 船長は「英語が解らなかったため」と説明。  意図せざる航海、停泊。  1944年、祖父、南方戦線へ。 トラック島で戦火にさらされた後、サイパンでマラリアに罹患。 玉砕寸前で軍務を解かれ、病院船に詰め込まれて祖国の土を踏んだ。 その頃、あなたのハルモニが朝鮮半島からやって来た。 着の身着のままで。まだとても若く、美しかった。  意図せざる航海、停泊。  1991年、漁船が揺れるソマリア沖。 内戦で中央政府は失われ、 軍部と米国企業が放射性物質の混ざった産業廃棄物を、 海中に注ぎ込んだ。漁民たちは銃を取り、漁船は海賊船に変わった。  2009年、米国のコンテナ船、マースク・アラバマ号がソマリア海賊に襲われ、 米第5艦隊司令部は、駆逐艦を動かした。 交戦の末に捕らえられた一味の少年が18歳なのか、15歳なのかが、 裁判の焦点となった。  意図せざる航海、停泊。  2011年、陸前高田。いつもの入江から沖へと出てゆく舟は、 老いた父を乗せて。 春の訪れをまだ遠くに感じながら、それでも波は優しげに、船底を撫ぜ、 ほんの少しだけ、舳先を空に、近づけた。  2015年、ゴムボートの上で寄り添う小さな家族。 シリアの戦火を逃れ、エジプト、トルコ、ギリシャを経由し、 ヨーロッパの中心を目指す。 本当に辿り着けるか。その国の人々は、私たちを受け入れるだろうか。  意図せざる航海、停泊。  2020年、ダイヤモンドプリンセス号。壮麗な大型クルーズ船。 香港で下船した1人の乗客が Covid-19 に感染。 約3700人が横浜の海上にて長期の検疫体制に置かれ、 うち700人に感染が広がった。  意図せざる航海、停泊。  2021年、東京湾フェリー。闘病中の犬を連れて、横須賀から南房総へ。 全員そろった最後の家族旅行。海風が、茶色い巻き毛を揺らしていた。  意図せざる航海、停泊。  2022年、ロシアによる、ウクライナ侵攻。 キエフ、ケルソン、ドネツク、チェルノブイリ、 クリミア半島から港湾都市マリウポリ、 ハリコフ、オデッサ、ヘルソン、そしてザポロジエ原子力発電所。火の手。  意図せざる航海、停泊。  同年、ゆらゆらと浮かぶクレートの中には、黒毛の子犬が。 商用のために繁殖され、売られ、すぐに捨てられた。 酷使された子宮から、泥砂のように生まれた。この子の意志とは関係なく。 なのにどうしてこんなにも、瞳を輝かせて。  意図せざる航海、停泊。
荒れ地七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人今日も 立ち往生してる 今日も諍いあってる 今日も誰かが死ぬ 今日も誰か生まれる  荒れ果てた道の真上に 轍は続く 明日を目指して 昏い森を 枯れた砂漠を 灼熱の空を 道なき道を  今日も 絡まり合ってる 今日も 疑いあってる 今日も誰かが泣き 今日も誰かが笑う  荒れ果てた道の真上に 轍は続く 明日を目指して 十字路で 道は別れて 君が遠のく 地平線まで  YEAH 声を枯らして 君の名を呼ぶ YEAH 声を枯らして  荒れ果てた道の真上に 轍は続く 明日を目指して 昏い森を 枯れた砂漠を 灼熱の空を 道なき道を 生きている ただ生きていく ただ生きてきた わけも知らずに 十字路で 道は別れて 君が遠のく 地平線まで  YEAH ただ生きていく わけも知らずに YEAH 轍は続く 明日を目指して YEAH YEAH 明日を目指して  今日も 立ち往生してる 今日も諍いあってる 今日も誰かが死ぬ 今日も誰か生まれる
if you just smile(もし君が微笑んだら)七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人if you just smile if you just smile  運命がどれほどきみを打ち据えたとしても  もしもきみが ほほえんだら 古びていた世界が 息を吹き返す気がする  if you just smile  星影をたどり 長い長い夜を行く 誰かが気づくまで ここにわたしが居ることを  もしもきみが ほほえんだら 古びていた言葉が 息を吹き返す気がする  if you just smile  どれほどきみが ひとりに思えても 運命がどれほどきみを打ち据えたとしても  もしもきみが ほほえんだら ひびわれた道端に 蜜蜂が飛んで 眠る種を編み 雨がなぜてゆき 陽の光そそぎ 瓦礫の欠片を 押し上げるように 頼りないつぼみ 笑いかたを知るまえの子供のように  if you just smile
Dogs & Bread七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人Dogs & Bread パンを一切れ Dogs & Bread 分け与えたら Dogs & Bread どこまでも君はついてきた シリードッグ  Dogs & Bread パンを一切れ Dogs & Bread 分け与えたら Dogs & Bread  Dogs & Bread パンを一切れ Dogs & Bread きみとかじれば Dogs & Bread 憂鬱さはふきとんだ ファニードッグ  Dogs & Bread パンを一切れ Dogs & Bread 分け与えたら もう君は 自分の家にいるような顔して Dogs & Bread パンを一切れ Dogs & Bread 分け与えたら もう君は ぼくの王様みたいな顔して  ワーオワー 月に吠える君は 百獣の王のよう Marvelous! ワーオワー ありふれたこの部屋 密林に変わってく Fabulous!  ワーオワー 得意げに笑う君 部屋中に夢のように散らばるパン屑  Dogs & Bread
『パン屋の倉庫で』七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人周囲の心配も知らずに あまりにも若い結婚 勤め先のパン屋の 倉庫に住み着いた二人 慣れない街も やがて家になる 真夏の台風のあと 二人は親になる  二人はまだ子供 お金がなくても平気さ パン屋の倉庫で パン屋の倉庫で  七十年代の終わり 確立されない障害者の権利 世間は笑う 何もできやしないさと 若い二人の密かな夢 いつかこの小さな店の みんなで一緒に 世界一のパンを焼く  二人はまだ子供 お金がなくても平気さ パン屋の倉庫で パン屋の倉庫で  最初の息子の僕は タオルにくるまれ イースト菌の匂いを嗅ぐ それが膨らむ音を聴く やがてカタカタをついて立ち上がり 倉庫の隅まで歩いたよ いろんなパンで溢れてた アンパン食パンクリームパン  僕らはまだ子供 お金がなくても平気さ パン屋の倉庫で パン屋の倉庫で  アンパン食パンクリームパン カレーパン 丸パン フランスパン 犬パン猫パン ライオンパン 象パン ロバパン ペリカンパン パンはどんどん形を変え 車になって気球になる 赤子を乗せて 地面を離れる  僕らはまだ子供 お金がなくても平気さ パン屋の倉庫で パン屋の倉庫で 二人はまだ子供 お金がなくても平気さ パン屋の倉庫で パン屋の倉庫で
ダンス・ウィズ・ミー七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人人生は 悪い夢のようにいたずら 吊り橋はぐらぐら揺れ 僕らを試す  dance with me 今夜 変えてしまおうよ dance with me 僕と 二人で踊ろうよ  運命はアルテミスの矢 どこへ飛ぶ だけど 嵐のあと まだ花は枯れずに居た  dance with me 今夜から 変えてしまおうよ dance with me ずっと 二人で生きようよ  この未来地図 頼りない手書きの紙 見覚えのない景色を描き加えよう  dance with you きみと きみのよろこびと dance with you きみと きみのかなしみと 踊り続けて ゆくよ 二人でいてくれよ 踊り続けて 時が尽きるまで 二人で生きようよ
ミファ七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人ミファ音符みたいな名前だから きみはいつも歌の中に しのびこんでくるのさ  ミファ音符みたいな名前だから 空シソファ 気まぐれに 飛んでゆくつもりなの  君が屋上から飛び降りたとき 日本人であることに意味はなくなってしまった あの日から時は過ぎて 僕だけが歳をとり  ミファ 在日の女の子 あの日から時は過ぎて 僕だけが歳をとり きみは可憐な花のまま ミファ  ミファソラシドレ ミファ
サーカスナイト君島大空と塩塚モエカ君島大空と塩塚モエカ七尾旅人七尾旅人Oh baby 今夜のキスで 一生分のこと 変えてしまいたいよ ここは 楽園じゃない だけど 描ける限りの 夢の中 目の前で 魔法が解けてゆく 焦る気持ちだけが 言葉つなげ 君を抱きしめるたびに 綱の上で揺れる Circus Night  Tight rope dancing Baby 今夜だけ 辿り着きたい ピエロ Tight rope dancing Baby 今夜だけ 生き延びたい ピエロ Tight rope dancing Baby 今夜だけ Baby 今夜だけ Baby Tight rope dancing Baby 今夜だけ 生き延びたい ピエロ Oh baby 魔法が解けてゆく  宵闇が 僕らを包んで 天幕の中みたい 僕は冴えないピエロであなたはFearless Girl Circus Night どんなにそれが絵空事でも 飛ぶしかない夜 君がほしい 口づけてしまいたい 幕があがる Circus Night  Oh baby 今夜のキスで 一生分のこと 変えてしまいたいよ ここは 楽園じゃない だけど 描ける限りの 夢の中 目の前で 魔法が解けてゆく 焦る気持ちだけが 言葉つなげ 君を抱きしめるたびに 綱の上で揺れる Circus Night  Tight rope dancing Baby 今夜だけ 辿り着きたい ピエロ Tight rope dancing Baby 今夜だけ 生き延びたい ピエロ Tight rope dancing Baby 今夜だけ Baby 今夜だけ Baby Tight rope dancing Baby 今夜だけ 生き延びたい ピエロ Oh baby 魔法が解けてゆく
火の鳥のうた七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人いま流れ落ちた ひとつぶ涙 永すぎる夜 見逃された声 いま舞い落ちた 金色の羽 耳を澄ませて 静寂のひらめき  誰かを 誰かを 誰かを 探して 野山を 水面を とこしえの果てへ あなたを あなたを あなたを 探して 銀河の彼方へ とこしえの果てへ  「どこで みつけたの きんいろのはね わたしにもみせて ぴかぴかのはね もしも鳥なら それはまるで火の鳥ね」  いま流れ落ちた ひとつぶ涙 遠すぎる空 言いそこねた夢 いま舞い降りた 金色の羽 抱きとめられた 生まれたての花  誰かを 誰かを 誰かを 探して 荒れ野を 嵐を とこしえの果てへ あなたを あなたを あなたを 探して 戦火の彼方へ とこしえの果てへ  「どこで みつけたの きんいろのはね わたしにもみせて ぴかぴかのはね」
Leaving Heaven七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人あなたは忘れてしまったの? 僕が そばに いたことを どれほど遠く思えても こころは隣りにいた  あなたの代わりに生きられるの? 薄汚れた心持て余して あなたの代わりに生きられるのかな たぶん僕には難しいよ  落ちてく翼 いま 天使は 誰かを思い出して ふいにleaving heaven  どうして行ってしまったの まだ その時じゃないのに どうして去ってしまったの おれたちを生んでおいて  15のガキみたいに ふてくされて歩く あなたに会いに行く あなたに会いに行く 15の犬みたいに もうすぐいなくなる 体を引きずって あなたに会いに行く  落ちてく翼 いま 天使は 誰かを思い出して ふいにleaving heaven  落ちてく翼 いま あなたは いいわけするためなのかい? ふいにleaving heaven  どれほど残酷な雨が あなたの痕跡を消しても ただ あなたとともに生きていく あなたとともに生きていくんだ だれかに 似た鳥が のがれのがれ わかい いなづまに うたれうたれ 地上へちかづく
Confused baby七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人ああ どこにもない どこにもない この愛は どこにもない きみの代わりなんて どこにもない どこにもない この愛は どこにもない きみの代わりなんて  こんがらがってるbaby 抱きしめてあげたいけれど きみは遠すぎる からまってるbaby 助け出したいんだ けれど 僕は遠すぎる きみに遠すぎる  とんがりまくってるbaby 根っこは優しいcow girl でも 時々こうなる からまってるbaby 助け出したいんだ けれど きみは完全に メビウスの輪でloopしてる loopしてる  Oh! Confused baby Come back to me どこへ消えるつもりなの? Come back to me Confused baby Come back to me 夢をひとつ叶えたら Come back to me  どこにもない どこにもない この愛は どこにもない きみの代わりなんて どこにもない どこにもない この愛は どこにもない きみの代わりなんて  こんがらがってるbaby 抱きしめてあげたいけれど きみは遠すぎる からまってるbaby 助け出したいんだ けれど 僕は遠すぎる きみに遠すぎる  都会がきみをハイにする? でもあんなふうにならないで  Oh! Confused baby Come back to me どこへ消えるつもりなの? Come back to me Confused baby Come back to me 夢をひとつ叶えたら Come back to me  ショウウインドウが照り返すたびに その姿を変えてゆくきみ まるでキツネか可愛いオバケ “Don't let me go… Don't let me go… Don't let me go…”  揺れっぱなしのハートで Confused baby Come back to me どこへ消えるつもりなの? Come back to me  こんな雨のなかを 爆弾のなかを 傘もささないままで きみは消えていくんだ Come back to me Come back to me Confused baby
迷子犬を探して七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人Ah おしえて かみさま 迷子になった あの子のゆくえ Ah あの子がこの冷たい 雨のなかで さまよわぬように  街から街へ 君を追いかけてく どこにいるの? 僕らは もういちど 必ず出会う そんなふうに言い聞かせて 路地裏の隅を 街の奥底へ  Ah おしえて かみさま 迷子になった あの子のゆくえ Ah あの子がこの冷たい 雨のなかで さまよわぬように Ah 聴こえない でもそのまま 途切れ途切れの 悲しいレディオ Ah 可愛いぼくの子犬を 腕のなかまで 戻しておくれ あの子の場所をぼくに教えてよ  星から星へ 君を追いかけてく 無事でいるの? 僕らは もういちど 必ず出会う どれほどに離れてても おなじメロディを知っているから  Ah おしえて かみさま 迷子になった あの子のゆくえ Ah あの子がこの冷たい 雨のなかで さまよわぬように Ah 聴こえない でもそのまま 途切れ途切れの悲しいレディオ Ah 可愛いぼくの子犬を 腕のなかまで 戻しておくれ あの子の場所をぼくに教えてよ  Oh Baby Baby Baby Baby Where have you gone? My funny singing Dog  Baby Baby Baby Baby Hey Where have you gone? My sweet silly Dog
スロウ・スロウ・トレイン七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人I'm still waiting for you. Slow Slow Train.  最後の電車が去ったこと どこかで信じられぬまま 待ち続けてるホームは 閉じられた水族館のよう ひとりずつ消えてく 酔いつぶれた人たちも もういちど走ってきて 誰もいなくなった この場所へ  もし無人島で逢えたなら本音が言える ずっとずっと君を待っている なのにどうして 方舟は来ない  誰かのソングライン 胸をしめつける 逢いたい 真夏のシンフォニー すべて君の胸に 捧げたい 湘南新宿ライン 闇を切り裂いて 走れよ 湘南新宿ライン 闇を切り裂いて  列車はもうやってこないと 諦めていたはずなのに 満ちてゆく夜のなかで 初めて言葉を見つけて いつでも肝心なことを 言い損ねた 悲しませた もういちど走ってきて 誰もいなくなった この場所へ  いま無人島で逢えたなら本音が言える ずっとずっとここで待っている なのにどうして 方舟は来ない  誰かのソングライン 胸をしめつける 逢いたい 真冬のモノフォニー すべて君の胸に 捧げたい 湘南新宿ライン 闇を切り裂いて 走れよ 湘南新宿ライン 闇を切り裂いて  果てしないソングライン どこへ連れてゆく 逢いたい 季節 途切れて 空っぽの心は 君を呼ぶよ Over the borderline 闇を切り裂いて 走れよ 湘南新宿ライン 闇を切り裂いて 切り裂いて  つり革は揺れ 電車はカーブする 街の光が 窓辺を横切る テールライトは 線路を照らして 離陸してゆくんだ 君のもとへ
DAVID BOWIE ON THE MOON七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人携帯は 大気圏外 きみとしか 話したくない 青い星を 抜け出してきたよ 遠く遠く 抜け出してきたよ DAVID BOWIE ON THE MOON DAVID BOWIE HE IS GONE TO HEAVEN  I'll be there for you 永遠をみせるよ I'll be 超えてゆく この全てをあげるよ I'll be there for you 何度でも I'll be きみだけに この命をあげるよ  携帯は 大気圏外 きみとしか 話したくない これからは二人きりだね 邪魔者は もういない DAVID BOWIE ON THE MOON DAVID BOWIE HE IS GONE TO HEAVEN  I'll be there for you 経験はうすれて I'll be 忘れてゆく この全てをあげるよ I'll be there for you 何度でも I'll be きみだけに その魔法をかけるよ  I was a Starman, a Doggies' Diamond, and a Scary MONSTA, but I'm your Man now  何度でも 何度でも言う(ねえ きみがすきさ) 何度でも 繰り返す(ねえ きみがすきだよ) 何度でも 信じてくれるまで(ねえ きみがすきさ) 何度でも 繰り返す(ねえ きみがすきだよ)  I'll be there for you 永遠を 見せるよ I'll be 超えてゆく この全てを あげるよ I'll be there for you 何度でも I'll be きみだけに この命をあげるよ  two of us two of us in Galaxy just two of us two of us in Milky Way  hey... shooting stars flash by hey... shooting stars fall hey... shooting stars dance by hey... shooting stars glow  I'll be there for you
Almost Blue七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人Almost Blue 夜更けには 蒼くなる こんなにも愛した こんなにも愛した 場所なのに Oh blue blue 本当に 消えてゆくの? こんなにも愛した こんなにも愛した 君なのに Almost Blue  Almost Blue 近すぎて 見えないよ こんなにも愛した こんなにも愛した 君なのに Oh blue blue 本当に 失うの? こんなにも愛した こんなにも愛した 君なのに Almost Blue  no no no yes yes yes no no no yes yes yes  Almost Blue
崖の家七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人いつか 大きくなって 俺の代わりに どこでも行けよ Little House on the Cliff ここを出るのさ 旅人になれ 親父は そう繰り返してた それなのに 僕は今でも Little House on the Cliff 崖の上の 小さな家  夢は すこしだけあるよ いつかは 叶うといいけど Little House on the Cliff 崖の上の 小さな家 でも ここから離れられないさ あなたを 失った日から Little House on the Cliff 崖の上から 飛び降りて  いつか あなたのような 優しい 父親になって Little House on the Cliff 子どもたちと ここで暮らす 夢は そんなのもいいけど そろそろ 旅をしてみるのも Little House on the Cliff 一緒に行こう ドアを開けて  アメリカより遠い場所を 東京より遠い場所を アジアの高鳴りより遠い場所を 僕らは歩いて  アフリカより遠い場所を ミドルイーストより遠い場所を ロシアやユーロより遠い場所を 僕らは歩いていた
Across Africa七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人君はあの大地をゆく 爆風にあおられて しかばねを踏み越えて 恐れを噛み締めながら 幼い手で 掻き分けながら  渡りきれよ このまま 銃弾を かいくぐり Little Lion 風をきる ひろがる炎より はやく はやく  かすかな月を目印に変えて Across Africa 必ずもういちど 抱きしめさせて Good-bye Africa  君はまた 荒れ野をゆく 争いのない 場所を探して 渡りきれよ 谷底も この果てなき夜を どうか どうか  かすかな月を目印に変えて Across Africa 必ずもういちど 抱きしめさせて Good-bye Africa  子供の頃の君に会えたら やっぱり僕ら歌うのかな 互いの違う言葉で やっぱり君と歌うのかな  国境線の裂け目で 誰も知らないあの場所で 君と歌いたい Nadja  アフリカの夜 闇に溶け込んで 声だけを頼りに 誰かが 呼び合う  かすかな月を目印に変えて Across Africa 必ずもういちど 抱きしめさせて Good-bye Africa
きみはうつくしい七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人いつかきみはたちあがる どんなに道は険しくとも 雨にうたれ 風にふかれ 果てない壁に 阻まれても きみはうつくしい  そしてきみはたちあがる どんなに道は険しくとも 雨にうたれ 風に吹かれ 果てない壁に 阻まれても 折れた翼で 煽られて 夜の彼方に さらわれても  微かなchanges ゆっくりと でも確かに Great little changes 変わってくのは?  泥にまみれ あざけられ 焼けつく痛みに震えても  きみはうつくしい きみはうつくしい  ゆれるかげ  夜更けのベル 真夜中のワーニングベル ああ気づけば途切れて 誰かが最後に遺したフレーズ 読まれぬまま 流れるメール 誰かが最後に あれから迷子に そう 見逃される 無数のトレイル  どこに居たって同じさ いつまでたっても暗がり なにをしたって同じで やり損ね ぎりぎり 気づけばもう引き返せぬ場所 永遠に無駄に見えるトライアル でも ありえない言葉も ありにできる 望めない景色も やがて見える そう思いたいから  息することをやめないで きみがいなけりゃおれは 生きてくことをやめないで きみがいなけりゃまるで  太陽が ぎらぎらと この荒れ野を照らす時 ずっと見ていたいさ ここで 眼の前で  いつかきみはたちあがる どんなに道は険しくとも 雨にうたれ 風に吹かれ 果てない壁に 阻まれても 影に追われ 声におびえ 荒ぶる波に さらわれても  微かなchanges ゆっくりと でも確かに Great little changes 変わってくのは?  ぼくを忘れ 嵐に呑まれ 崖の上で 揺らいでも  きみはうつくしい きみはうつくしい  微かなchanges ゆっくりと でも確かに Great little changes 変わってくのは?  世界よ やがて おしみなき ひかりを Great little changes  きみはうつくしい
蒼い魚七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人泣かないで ひとりきり 夜通し雨がふる時は 泣かないで 雨雲の下 夜通しあなたを思う  心は飛ぶよ かの島へ  涙の雨が降れば 雨つぶ 木の葉に揺れ 河から海へそそぐ ヤマトの岸辺へ 誰かが眠る場所へ  笑ったよ あのひとが 生まれたまんまの顔で 笑ったよ みんなつられて 生まれたまんまのおかしさで  心は呼ぶよ 君の名を その手のひらのなかに見つけたよ  涙の雨がやんで あの子が晴れてゆけば 涙の雨は河にそそぎ 海まで流れた 蒼い魚となって  泣かないで 泣かないで 蒼い魚はまだ泳いでいる 泣かないで 泣かないで 蒼い魚がまだそこに 泣かないで 泣かないで あした またね あした またね  泣かないで ひとりきり
天まで飛ばそ七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人天まで飛ばそ 隠した願いを あの子は知らない あの子は知らない 天まで飛ばそ 果たしきれぬ夢よ あの子は知らずに ここから旅立つ  道ばたに みえるだろ 忘れた花が 地図もなく 行くならば 数えてごらん 見上げたなら そこには満天の星 案ずることは もう何もない  天まで飛ばそ 隠した願いを あの子は知らない あの子は知らない 天まで飛ばそ 雨上がりの空に 小さな翼を なんども羽ばたかせ
いつか七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人いつか 手にしていた かすかに輝くもの これは どこから来たの 遠い彼方 それとも  いつか あなたがくれた ちいさな微笑みは ぼくを 変えていった 二度とはもう 引き返せぬほどに  いつか 樹々はのびて 新しい実をつけると あなたは 言葉を使わずに 手のひらだけで 教えた  いつか 夢見たこと もういちど夢見たなら けして 手遅れじゃないと あなたは 手のひらで 宙に 扉を描く  月明かりのその下を 二匹の犬が歩いて行く どこへ行くの? どこまでも どこへ行くんだ? どこまでも どこまでも どこまでも 横切って消えた  いつか 晴れた朝に あなたは ふいに目覚め 初めて 世界を眺める 赤子のように 驚く これは どこから来たの 遠い彼方から それとも 近くから
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
rain on you feat. 七尾旅人冨田ラボ冨田ラボ七尾旅人冨田恵一冨田恵一天気予報 裏切られる DAYS どしゃぶりでも 行き先は変えないで そんなメロディライン ああ まだ 途切れずに  きみがくれた 懐かしいカセットテープ 遠い過去の ラジオからの new song どんなメロディライン ああ いまでも 聴こえてる  長い日々が 僕らへだて 引き離してく 遠く  雨 雨 雨の中で 大人になる君 雨 雨 雨の中で 羽ひろげ 駄目だね 忘れなきゃと 瞳を閉じても 雨 雨 雨の中で 輝いて  約束など あてにならないね だけど風が 行き先を変えないよ 揺れるメロディライン ああ それでも 聴こえてる  長い日々が 僕らへだて 引き離してく 遠く  雨 雨 雨の中で 大人になる君 雨 雨 雨の中で うたれては 「晴れるね 明日にはきっと」 根拠はないけど 雨 雨 雨の中で 聴こえてる  つかの間の雨上がり 傘を投げ捨ててはしゃぐ 子どもたち 夕立がまた二人の足跡をかき消すよ でも いまでも  雨 雨 雨の中で 大人になる君 雨 雨 雨の中で 花ひろげ 駄目だね 忘れなきゃと 空を見上げても 雨 雨 雨の中で 輝いて  どれだけ時は流れ 二人を変えても どれだけ時は流れ 離れても どれだけ時は流れ すべてゆき過ぎても これだけ変わらなかったね 聴こえてる  雨 雨 雨の中で 雨 雨 雨の中で 雨 雨 雨の中で 雨 雨 雨の中で 聴こえてるよ
C'est la vie feat. 七尾旅人Kan SanoKan Sano七尾旅人Kan Sano・七尾旅人これが人生だ なんて…  君は言うよ C'est la vie C'est la vie (小さな子が) おまじないを 唱えるように  何をすれば こんなに 悲惨な毎日 壊れた車が なんども 止まってしまうように 何をすれば ここから 抜け出せるかも わからなくなって このまま 沈みこんでくようで  今夜で 人生が 終わるなら baby 何をして すごそう?  君は言うよ C'est la vie C'est la vie (小さな子が) おまじないを 唱えるように (今夜は) 遠回りも C'est la vie C'est la vie (ねぇぼくらに) 星はかえすよ do re mi  何をすれば ぼくらは わかりあえるの 不器用な犬が なんども 転んでしまうように 何をすれば もういちど 笑わせられるかな わからなくなって このまま 進んでしまうようで  ひらめきが 運命を 変えるなら baby 何をして すごそう?  君は言うよ C'est la vie C'est la vie (小さな子が) おまじないを 唱えるように (今夜は) 遠回りも C'est la vie C'est la vie (ねぇぼくらに) 星はかえすよ do re mi  どんな日々も どんな声も どんな夜も どんな涙も  あー baby これが人生だ なんて…
ice cream山下智久山下智久七尾旅人Jerry Abbott・Andrew Jackson・Natalia HajjaraAndrew Jackson・Jerry Abbott・Natalia Hajjaraすぐにゆくよ そこへゆくよ 君のもとまで 季節外れの切ないアイスクリーム 僕だけのひと  ブルーバニラとブルーブルーシナモン&ブルーチョコレイトミント ヘーゼルナッツまぶした君はまるでプリンセス  baby ice cream 悲しみをとかしたい baby I scream 抱きしめてとかしてあげたい でも君は照れ屋で 冷たくも見えるよ 勇気だして言うよ くちづけをさせてよと  街の片すみ ちいさなパラソル 君は人気者 でもなぜか最近では ひとりぼっちだね  ブルーな夜を breakthrough しきれずただブルーにからまって 正直さがますます君をひとりにさせる  baby ice cream 悲しみをとかしたい baby I scream 抱きしめてとかしてあげたい でも僕は少しも 上手に言えなくて 胸のなか叫んだ“I wanna kiss you, baby ice cream!”  ブルーバニラとブルーブルーシナモン&ブルーチョコレイトミント ヘーゼルナッツまぶした君はまるでプリンセス  もしも君が寂しくて 夜の屋根に涙こぼしても ひとりだと思わないで 君を見てる僕がいるからね  baby ice cream 悲しみをとかしたい baby I scream 抱きしめてとかしてあげたい でも君は照れ屋で 冷たくも見えるよ 勇気だして言うよ くちづけをさせてよと
Frog in the World !SOIL&“PIMP”SESSIONS feat. 七尾旅人SOIL&“PIMP”SESSIONS feat. 七尾旅人七尾旅人元晴Frog in the well in the well in the well in the well 井戸の中のカエル はねあがる in the well in the well in the well in the well ぬけだして いくのさ これから あいにゆく きみの その くちづけを うけたなら Frog in the world ! in the world ! in the world ! in the world ! 王子様にかわる 今夜  カエル とびはねるたび とびはねるたびに 井戸の底から 切り取られた空を見た 雲 鳥 雨粒 落雷! DanDan ! DanDan ! DanDan ! DanDan ! 嵐のあと 流れ星が横切る そしてきみをみつけたのさ  Frog in the well in the well in the well in the well 井戸の中のカエル はねあがる in the well in the well in the well in the well ぬけだして いくのさ これから あいにゆく きみの その くちづけを うけたなら Frog in the world ! in the world ! in the world ! in the world ! 王子様にかわる きみだけの  Hey ! Jumpin' ! はねあがる ぼく  「Frog in the world !」
ぎやまんクラムボンクラムボン七尾旅人七尾旅人呼び声がした 社を抜ける 結界を踏んで 垣根を越える  真夏が嘘のよな 雪化粧の庭 あやかしの雪  鬼にも見える 香の木々や 白白白 膨れ上がって  声が聞こえるんだ ぎやまんのよう 透き通って  『絹雪洞の灯が落つる 硫黄の湯気が忍び込む わたしの閨までいらっしゃいな 絹雪洞の灯が落つる』  灯が、垣根を越えて来る 結界を踏んだ しては、ならぬこと わたしはうたってる うたうたびに わたし 鳥になれた  灯が、垣根を越えて来る 結界を踏んだ しては、ならぬこと 雪を踏みわける音が 少し怖い 少し、嬉しい  音がきこえるんだ 足音にあわせ うたいましょう  『絹雪洞の灯が落つる 硫黄の湯気が忍び込む わたしの閨までいらっしゃいな 絹雪洞の灯が落つる』  灯が落つる 落日のよう  わたし、鳥になれた  切り捨てようか 連れてゆこか 切り捨てようか 連れてゆこか 切り捨てようか 連れてゆこか  声が聞こえるんだ ぎやまんのよう  こっちにきや
Sailing Dayssalyu × salyusalyu × salyu七尾旅人小山田圭吾oh sailing days 小さないかだで oh sailing days 帆をたなびかせてる  ねえ あなたどこにいるの?  oh sailing days 海賊みたいに oh sailing days 帆をたなびかせてる  宝物は 地図では探せないわ  うたよ わたしの本当だけ 無人島につく前にね この船をみつけて  misty sea...  oh sailing days 海賊みたいに oh sailing days 帆をたなびかせてる 銀のドラム 打ち鳴らす ディディ ダダダ  うたよ わたしの本当だけ 一羽のかもめのように そう あなたへ  うたう わたしの本当だけ 無人島につく前にね わたしをみつけて  misty sea of my house..
レインブーツで踊りましょうsalyu × salyusalyu × salyu七尾旅人小山田圭吾あ また ずっと 跳ねてる  あめ つぶ ずっと 跳ねてる  アジサイのした かくれて 誰かと会おうかな  ふたりでこのまま 朝までこのまま レイニーマーチを 踊ろう ふたりでこのまま 朝までこのまま レインブーツで 踊りましょう  あとで きっと みつかる  なくしたもの みつかる  長靴の底 光ってる 何かを ひろいあげたら  あなたとこのまま 朝までこのまま レイニーマーチを 踊ろう あなたとこのまま 朝までこのまま レインブーツで 踊りましょう  あ また ずっと 跳ねてる  あめ つぶ ずっと 跳ねてる  アジサイのした かくれて 誰かと会おうかな  ふたりでこのまま 朝までこのまま レイニーマーチを 踊ろう ふたりでこのまま 朝までこのまま レインブーツで 踊りましょう  踊りましょう 踊りましょう 晴れるまで 踊りましょう  晴れるまで
MIDNIGHT TUBE七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人「今夜も僕が ネット動画を見ていたら、 モニターの向こう側で、 どこか遠くの町の、 ひとりのおじさんが、 歌い始めたのです。」
I Wanna Be A Rock Star七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人イエー ご機嫌だぜ Baby  会社に辞表をたたきつけ 女の格好で帰宅して かみさんと子供寝かしつけ 真夜中の部屋に 俺ひとり  アイワナビーア ロックスター それ以外ないぜ! アイワナキスユー Baby そっとね  言わせやしない 寂しいなんて 言わせやしない 未来はないだなんて 寝顔にちかう そんな夜 あ・あ・あ・あ・あ・あ  アイワナビーア ロックスター それ以外ないぜ! アイワナキスユー Baby そっとね  ギターはあんまり弾けないが、おまえのハートを歯で弾いちゃう、 ビーバーみたいなゴージャスガイ Baby! what you gonna do?  Oh Baby 君はどこにいる? この歌は 届いてるかな? Oh Baby 傷つきはぐれても 気高きまま 君のままで  アイワナビーア ロックスター それ以外ないぜ! アイワナキスユー Baby はげしく!  (その時、おっさんの脳内にスタジアムがひろがった。 ステージでおっさんは輝いてた。 世界の誰よりもな! ピース!)  fin.
one voice (もしもわたしが声を出せたら)七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人あなた来るかしら もしも私が 声を出せたら この深い森を越えて  あなたはこう言うかしら もしも私が 声を出せたら 明日はね 明るいと  でも できるの? わたしに そんなこと  今夜思うの もしも私が 声を出せたら 最初にね 言いたいことを  こぼれてしまいそうなの もしも私が 声を出せたら あなたにね なにを言うの  でも できるの? わたしに そんなこと  そんなこと  歌うなんて!
シャッター商店街のマイルスデイビス七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人シャッター商店街を抜け、歩行者天国へ…  悲惨な事になってる ニッポンは、溶けてしまった?  巨大ショッピングモールに、火を放て、火を放て  なんてね  心はサバンナに飛ぶ… ああ、コヨーテ… コヨーテよ、湿地帯に行け とじぶたを開ければ、あのふたを開ければ、なにもかもが蘇える  ほら!あけろ マイルスのように あけろ マイルスのように  歩行者天国を抜け、シャッター商店街へ チャリーン マネーが近づいてくる 真っ暗な道を チャリーン、チャリーン 昔ながらの歌い方で チャリーン、チャリーン 今じゃもう歌わなくなってしまったはずなのに 無言のまま 増えたり減ったり伸びたり縮んだりして この世の景色を次々に変えてしまう そのはずなのに マネーが近づいてくる チャリーン、チャリーン 歌いながら チャリーン、チャリーン、チャリーン、チャリーン チャリーン、チャリーン、チャリーン、チャリーン ああ、マネーが集まって 人間の形になった 美しい美しい 女の子 チャリーン  なんてことだろう 僕はやりたくて仕方なくなった やりたくて  やりたくて  素敵な女の子  チャリーン  恋した  その時、シャッターをこじ開けて、マイルス・デイビスが現れた 「マイルス!」 死んだはずの男が、いなくなったはずの男が、歯を見せて笑った  そして聴かせてくれたんだ  ああ、音楽を信じ続けてきて、よかった  なんていい日、最高の日  それにしてもさっきから、時が乱れるたびに、そのたびに、 やりたくて、やりたくて  最近増えてる偉そなやつら 評論家、アマチュア投資家、マダム、猿、おまんこ野郎  セレブ公園にて、マダム、歌い始める AHHHHH マダム AHHHHH スカートをひっぱる AHHHHH マダム AHHHHH スカートをたくしあげる AHHHHH  マダム、マダム、やりたくて、やりたくて、ね 俺の子を産んでみないか 十人、百人、千人、万人‥‥1億人‥‥10億人‥‥  65億人  そんだけいればなんとかなるさ 万人に一人、名案の持ち主  ああ... 心はサバンナに飛ぶ 大自然とカフェが大好きなわたし コヨーテよ、コヨーテよ 帰りたい... 帰りたい... あの大地へ...帰りたい 大自然とカフェが大好きなわたし大自然とカフェが大好きなわたし 帰りたい帰りたいわたし帰りたい 帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい 帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい  しかし………忙しい
BAD BAD SWING!七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人誰が誰かもわからぬ闇の中 誰が誰かもわからぬ闇の中 指と指からめあい そして 踊りだしてる人々 パーティーは続く パーティーは続く 誰が誰かもわからぬ闇の中で パーティーは続く パーティーは続く 笑い声はとまらない 笑い声はとまらない パ!!パ!!パ!!パ!!パ!!パ!!パ!! PUNK JAZZ!  誰が誰かもわからぬ闇の中 誰が誰かもわからぬ闇の中 21世紀! 2001 2002 2003 2004、5、6、7、8、9、10 誰が誰かもわからぬ闇は続く だけど 笑い声はとまらない 笑い声はとまらない きしみあげて踊り狂う 燃えあがるこの命 きしみあげて踊り狂う 燃えあがるこの命 燃えあがるこの命 燃えあがるこの命 パ!!パ!!パ!!パ!!パ!!パ!!パ!! PUNK JAZZ!  People sing in this way ♪「こ・よ・い 抱き・抱き・抱き・抱きしめてよ あなたのその手で チキ・チキ・チキ・ラリパッパのわたしは つま先でDancin'! 誰が誰かもわからぬまま Dancin'! 誰が誰かもね!」  「BASS!」 「/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★」 「/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★」 「/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★/☆/★」  「こうして僕たちは、 夜通し歌い、踊り続けたのです。」 「summeer never ends まだ寝ません」
なんだかいい予感がするよ七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人大騒ぎの後まだ生きてる 誰も欠けずに残って なんだかいい予感がするよ こんな時だけど  ちょっとそっちに行ってみよう  大騒ぎの後まだ生きてる 今夜は不思議な感じ なんだかいい予感がするよ こんな時だけど  大騒ぎの後まだ生きてる 誰も欠けずに残って なんだかいい予感がするよ こんな時だけど
あたりは真っ暗闇七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人ほんの一息のうちに夜が来て あたりは真っ暗闇 おまえはどこだろう ただ暗がりに手をのばすけれど もう 恋した女さえ 見わけられない 恋した女さえ 見わけられない  ほんの一息のうちに夜が来て 俺たちの小さな家 浮き舟みたい ガキらを外に出すなよ どんなところだって 行きたがるやつら どんなところだって 行きたがるやつら  hey こらえて 長すぎる道の途中 hey こらえて 風の歌が少しおかしすぎても  ほんの一息のうちに夜が来て あたりは真っ暗闇 おまえはどこだろう この暗がりに灯したいけれど そう 少しでも 旅する人たちから見えるように 旅する人たちへのめじるしに  hey こらえて 長すぎる道の途中 hey こらえて 風の歌が少しおかしすぎても こらえて 長すぎる道の途中 hey こらえて 君の地図を少し外れすぎても  手を伸ばす 闇の向こうへ  ほんの一息のうちに夜が来て あたりは真っ暗闇 おまえはどこだろう ただ暗がりに手をのばすけれど もう 今じゃ 恋した女さえ 見わけられない 恋した女さえ 見わけられない
beyond the seasons七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人ゆき過ぎて ふりかえる  曲がり角 なつかしく  荒れ果てた 夢の跡  一粒の種を蒔く  君の指先  春よ行け君の元へ 夏よ行け君の元へ 秋よ降れ僕の元へ 冬よ跳べ僕の元へ  あたためていたいものは  君の指先
どんどん季節は流れて七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人一生君を守り続けていくと くずみたいな男のくせに 願いらしきもの いつしか抱えて  FALL IN VAIN ぬかるんだこの道で 君の手を引くだけ 走るだけ  どうしても僕らにはあの星が見えないの? どうしても僕らにはあの花がとれないの?  どんどん季節は流れて 追い越せずに どんどん季節は流れて 追い越せずに 手を伸ばして 息切らせ がむしゃらに すすむけど どんどん季節は流れて 追い越せないまま  FALL IN VAIN ぬかるんだこの道で 君の手を引くだけ 走るだけ  どうしても僕らにはあの星が見えないの? どうしても僕らにはあの花がとれないの? どうしてもこの世界に喜びは満ちないの? どうしても皆して遠くへ行っちゃうの?  どんどん季節は流れて どんどん季節は流れて どんどん季節は流れて どんどん季節は流れ流れて消えてゆくよ OH だけど BABY そう  この腕で 君の前にお日さまを この腕で 君の前に星々を この腕で 君の前に 君の前に 君の前に 終わらない 終わらない 終わらない 夢を どうしても どうしても どうしても  どうしても そうするよ  あー どんどん季節は流れて  季節流れて行くけれど 変わらないものもあるよ この熱い思い そして君への愛 come with me baby baby baby
1979、東京七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人1979年 東京 僕が泣いている 若い若い親父とお袋 突然親になってしまって 大変そう  心配要らないと 星をごらんと 綺麗だよと 誰かが言う  1989年 また東京 弟の手術のため  ふるえる街 色とりどりの人々 はぐれそう はぐれそう 飛びだしてはいけないよ 妹はびっくり顔 騒音とカルキとスモッグ 豊かな街  飴玉あげるわ ぜったい治るで  心配要らないと 星をごらんと 綺麗だよと 言えたなら  1996年 またまた東京 戻って来てしまった 戻って来てしまった  ふるさと捨てて  泥の中に埋もれてゆく 泥の中に埋もれてゆく  2009年 今も東京 大事な人間がいっぱい出来た  心配要らないと 星をごらんと 綺麗だよと  あなたに言う
私の赤ちゃん七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人わたしの赤ちゃん やって来た  喜びに射抜かれてゆく 世界の祝福よここに 全て集まれ 今夜は わたしの赤ちゃん やって来た  静けさにひたされている 世界の祝福はここに 今にこの子は 喋るわ 魔法の言葉を  とろう この光を あろう この光と  どんな怪物も今夜は その身を 横たえて ゆく  どんな怪物も 怪物も 怪物も 怪物も 怪物も 怪物も 怪物も 怪物も  今に  この子は  喋るわ  魔法の 言葉を  わたしの赤ちゃん  やって来た  わたしの  赤ちゃん
わたしの赤ちゃんUAUA七尾旅人七尾旅人内橋和久喜びに射抜かれていく 世界の祝福よ ここに 全て集まれ 今夜は 私の赤ちゃん やってきた  静けさにひたされている 世界の祝福は ここに きっとこの子は しゃべるわ 魔法の言葉を  喜びに射抜かれていく 世界の祝福よ ここに 全て集まれ 今夜は 私の赤ちゃん やってきた  どんな怪物も 今夜は その身を横たえていく  どんな怪物も 怪物も 怪物も 怪物も 怪物も  今に この子は しゃべるわ 魔法の言葉を  私の赤ちゃん やってきた  私の赤ちゃん
最低なれピンクパンク...!七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人雨に撃たえば さぁ? 最低なれピンクパンク 誰? 何? 何処? それ  雨に撃たえば硝煙につつまれて 水滴は広角レンズ 「読んで読んで」 「僕たちは…」 トウメイな存在 好都合じゃないか 肯定 侵入 ひたせ...! ああ... 優しい涙目で見透かせ。 ヒョウメンチョウリョクで留まるそいつは 全ての時と場所をえぐりとるだろう。 レンズ レンズ レンズ …
ココロはこうして売るの (2)七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人ジュンスイバイヨウノアクイカンチガイナラ イロンナタイイデナイテイタオマエラタイヨウダ 「僕は僕を肯定する」って朗らかに侵入! ダイタ イアイマ イカイタ イダ (もう、それっきゃねえんだってええぇ) ドーナンサイテ エ?スットロインダァ (なんだかんだ言ったって もう...) 想像力が欠けたワケじゃないんだ 無いんだ! また、侵入!  あなたにココロの売り方を教えたげる いいかい? 意外とテクが必要なんだって 僕だって結構 苦労したんだからららら 1つめ... 2つめ... 何となくわかる様な気はする? なんだあせるな これ慣れだって 僕だって結構 順応おそいんだからららら  ラジオから流れる講義を頼りに売りまくったるのココロ! 「笑いたいんだ」  ゾンザイナンダウザインダ サビじゃあ振り切れんな オシャマサンヤネエエエ...ブッとんだ“昼”に引いちゃうんだ ヂンゾヲ1個ねんだ だけど言えねぇんだ 俺 超シャイ?!  あなたにココロの売り方を教えたげる いいかい? 意外とテクが必要なんだって 僕だって結構 苦労したんだからららら 1つめ... 2つめ... 何となくわかる様な気はする? なんだあせるな これ慣れだって 僕だって結構 順応おそいんだからららら  折り紙であんたを8体つくった もう、2度と笑わないって、誓うよ ねえ、誓うよ
「男娼ネリ」第19夜 シーン8七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人鈴木正人・七尾旅人僕は男娼ネリ。 なぁあんた。 僕に 裏切りや悲しみを教えようったって あんたほどピュアじゃないさ。 夢んなかですら痛めつけられてきたんだ、こっちは。 暗転し 回想シーン  タララ。 触手で空振る タララ。体中の器官に失望する。泣いてしまう。 ケガするとみんな冷たい。 100万年も生きてきた様な気分さ。 そして2分後に生まれる。 明度上がっていく 夜魔 来たる 地を震わす声  「ネリ、そばに来い おまえを10枚のろう粘土に戻してやるさ。 俺は3万年も生きてきたが、 あんな老いぼれよりずっと美しい。 全て与えようか? おまえの脳ズイがもつならば。」 タララ 行かないね。 タララ 撃たえば散る。 あんたは克服したイメェジだもん。 波うつ草木の中でプラスチックが恋しくなる。 僕、優しくなれるよ。ねぇ、パパ 消えちゃえ。 路地でのたうちな。 僕、誰かにしかられたり甘えたりしたいけど、 あわれなパパじゃないのさ。
ルイノン (9 May '99)七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人手で すくいとっては その雨で 喉を潤す 僕のせいで いろんなもの いろんなことが “鈍色” 色あせてくから...  目で 見えるもの これが意外と 多いもんだから 涙目な位が僕に ちょうどいいんだよ 君が笑み浮かべ 僕がフィルターから見る
オーギュ、空を撃つ。七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人煙突の上から 「工場を起こさない様に...」 水平線をタテに見てた。  僕とオーギュ。  マントがなびいて さらわれそうな僕らのカラダ。 すすけてしまった オーギュご自慢のヘンプ製猟銃ケース。 メロディ...あ。  横ぶれメロディライン。 「水平線が溶け合う...」 出ないはずのケムリ。  僕らは一瞬、どうでもいいやって思ってしまう。 地球に向かう。 オーギュ、空を撃つ。 撃ちつくす。 顔見合わせ、スマイル。 カーテンフォール。
萌の歯七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人鈴木正人・七尾旅人こたつん中で萌のくちびるを2回なめた時 すごく おっきな声で笑ったね すごくびっくりして僕も笑ったね いつだって守ったげるよ ねえ、僕のナイフで  選ばれて僕ら、恋人になった 神サマはやっぱ、ちゃんとわかってるんだ  ここんところ廃ビルと暖かい部屋の往復 もうすぐに僕らのいかした要塞がギンギンに完成すれば 東京制圧に乗り出すんだ 勝ちは最初から見えてんだ ギラギラ、裏ギラギラギン  揺れながら萌のくちびるを指でこじ開ける そこに世界で1番綺麗なものを僕は何度も見つけてしまう 何だって構やしない ねえ、萌のビートで  萌...萌の前歯は綺麗すぎる そいつが差し歯だってことは 俺以外の奴には絶対絶対言わない方がいいと思うよ ねえ、ミステリアスに  選ばれて皆は、僕を憎んだ 神サマはときに、素敵なギャグを  「ブタがブタを切り裂くおもしろい構図じゃない? いいも悪いもないけど不快ね」 んで、続けて萌はこう言ったね 「でもあたしらには刺す権利があるのよ」 まあ、あるかもね  嗅ぎながら萌と要塞の屋上に立ってる もうすぐ夜が明けて、いつものやつを街中が歌いだすんだ 耳すまそう そろそろだよ あくびを2つ「ふあ」「ア~」  『殺シテ 殺シテ 殺シテ...!』殺してやる 『壊シテ 壊シテ 壊シテ…!』壊してやる 萌の歯は、萌の前歯は ねえ、萌のナイフかい...?
ガリバー2七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人でかい音でレコードかけた。ねぼけ眼で君が起きた。 わかっちゃいない。わかっちゃいない。なんにも。 君がじゃない。君がじゃない、僕が。ダッセエな。  触れたならこわれそうだった。触れたならこわれそうだった。 君がじゃない。君がじゃない僕が。 僕の指が。 僕の指が、ねぇホラ ブッ壊れ。 「ひどい?」最後のやつを、僕は使う。使ってしまう。 灯りを...そう。 消そう。 延滞したビデオを見よ。医療の最先端てやつはすごいね、僕を見ろよ。 こう...。  『プーティウィッ?でしょ?』  もう、2度と言うなよ、おまえは鳥じゃない。 ...僕もね、鳥じゃない。  君がからだをsellことを、僕が悲しまないわけを。 春が来て、春が来て、僕ら目黒川沿い。 桜に埋もれてしまう。  なあ...! おれら、間の超微細な時差が サビシサやカナシサやウレシサの うっせぇなうっせえよ  僕はなんにもわかってない。 自分のファンタスティックなからだのみを信じる。 歌を。詞を。書くとき発汗するんだ  心配しないで。平気だよ 色んなヤバやつ 見てきたんでしょ? ごめんな。テグジュペリ読んだ? 海底に住んでんの。 おれが震えたくらいでそんな泣かないで...。 泣かないで 泣かないでよ...。 泣かないで 泣かないで。 ねえ。 心配症 すぐよくなる。ぜったいな。  灯りを…そう。 灯りを…そう。 灯りを…そう。 消そう。  延滞したビデオ、ビデオ見よ。 医療の最先端てやつはすごいぜ、ホラ。 泣かないで 泣かないで 泣かないでよ。 泣かないで 泣かないで もう  言いたいな おれ おまえの声が おまえの目が おまえのアイディア、本名、しぐさ、料理が本当。 うまく言えない。  一緒なんだ そうだった。  僕は大丈夫さ、どこも痛まない。 僕は大丈夫さ、どこも痛まないから。 そばにほら、そばに。  最低か?ってなワケ無え。 最低か?ってなワケ無え。 君のからだに歌を描こう。 君は綺麗で、僕も綺麗だから。  知ってた? あ、待ってて。 爪短いんだよ。プルタブ開けらんない。  僕らの恐怖を混ぜ合わせよう。 体温だけは、信じてられるかな。 こわばる。冷たい汗。
コナツ最後の日々。七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人鈴木正人・七尾旅人4000のジョークと12の銃弾を受けながら、 それでも兵士は、 我が家と、彼は、そう思い込んでる。 娘たちに、彼は、そう思い込んでる。 再会しました。 僕は、“それから”のことを、歌いたいんです。  この、コナツ最後の日々に。 顔あげて。 よく見えない。 最後の日々に。  上へ。なお上へ。ただ上へ。なお上へ。 空へ。ただ空へ。 はー、 あああ あ ..... ダウン...  「いろんな液が... そう、体液の混ざったものが 目一杯入ったペットボトルみたいな声だね。」 そう言われた...。 「喋んない様に。喋らずに、歌うんだよ。」  これからのことを歌おう。 この、コナツ最後の日々に。 手、握ってて。 震えが止まらない。 最後の日々に。  見せたいな... 走る。走ってる。  「バラバラで?」  ♪ドレミ。「ドレミ?」アドリブだって。 ゆれて。「揺れて?」1人黙って。 ひらって。「拾って?」また失って。 歩って。「歩いて?」たまに走って。 昨日は。「昨日は?」昨日は。「昨日は?」 昨日は。「昨日は?」昨日は。「昨日は?」 ねぇ! 今日は。「今日は?」 朝に、震えない。震えない。触れないで? 朝に、震えない。震えない。触れないで? 朝に、震えない、震えない、震えない。 朝に、震えない、震えない、震えない。 朝に、震えない、震えない、震えない。
「思いつき!思いつき!!」なに?「キャトル・ミューティれるの。」七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人ぼくらは陸を目指した。ひくい鼻、ひくつかせ ぼくらは声にならない悲鳴を聞きとるためだけに 耳鳴り機能付きの小さな耳をして  そっと立った。 こわれた空想で包囲してみたい。 ちょっと言うね、 ぬるい絶望はとりあつかって無あな 恐怖にしか興味無い 笑えよ。もっとだ。  “ぼくらは人を愛した”  ねぇ...一緒に行けるかな? 悲しい夢を見た。 悲しい娘とくらした。 悲しい声聞いた。 悲しいふりをした。  手のばす 届かない。 リーチがね、短いの。 「歌なら....」走査せた  そっと触れた。 ぼくらの炎症は消えないから さらされヒビ割れたら時々なめながら 今すぐ笑わなきゃ チョーエキ12秒だ! 僕のウデの中に閉じ込めてやる。無茶。 でも、ちょっといいかもね。(...笑えた! いいんだな。)  てのひら1個、てのひら2個 忘れない様に、歌っとこう。 てのひら1個、てのひら2個 忘れない様に、歌っとこう。 てのひら1個、てのひら2個 忘れない様に、歌っとこう。 てのひら1個、てのひら2個 忘れない様に、歌っとこう。
バニフォーおもちゃ工場の連中だよ! ~露コナツ最初の日~七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人手。 手、たたいてた。 ケイタイごしプレ...プレーンの匂いがした様な不快な朝を 弾き飛ばすためかもね。  そう。僕のオペは、明け方まで続けられた。 世界最高のスタッフによって。 そん時、僕はといえば、長い長い夢の中に居た。 “ポシェット”っていう部屋の中に居た。  そこで僕は1302曲を書き、そんで43800本の煙草を吸い 5009回手を洗って、306回泣き、 64匹のアゲハに名前をつけ、2人愛し、5人憎み、 46回飛んで、3回ジグソーをあきらめ 752冊のマンガを読み 4042錠の安定剤を飲み下しながら 四六時中 こっから抜け出す方法を考えた。  あ...。「♪チュルッチュチュチュ」 あれは?なんだろ? 「♪チュルッチュチュチュ」まただ! イラつく! わかんないとイラつく。わかるともっとイラつく。 安心する。わかんないと安心する。わかるともっと安心する。  あ...。白...。 白い部屋。“ポシェット”と違う部屋。 病室? ぼんやりと見える。 誰か僕の顔をのぞきこんでいる。 僕にそっとキスをする。 僕は、1回目の涙を流す。 誰だろう。すごく、優しい。
コーナー七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人灯りが綺麗だった。灯りは嫌いだった。 夜景の下ノヒメイノウズに 耐えきれんし目痛えしブレるし 灯りが綺麗だった。 灯りは嫌いだった。 昨日、昨日、昨日までは。 蘭曜日の昨日までは。  色々でつないだもんでツギハギなんだ。いいだろ?  ねえ!来ない?今すぐ、そう。 終電に飛び乗り、僕のこの基地へ。 テンパってなきゃ息も、君はできないから。 問題だった40の事柄から 逃げちゃいないけど、今ちょっと距離とった。 だから今のうち これから僕らだけの パーティをやろうよ。 気だるくてそんでアレなやつを。  灯りが綺麗だった。 灯りが綺麗だったんだ... こんな日に限ってヨケイなことおぼえるんだ...  アドリブがきかないもんでカンペ握っていいだろ?  暴こうか? しゃべり好き 君が父親に何をされたかなんてことは聞かないよ。 精いっぱいの笑顔が。精いっぱいの笑顔が、ほら 精いっぱいの笑顔、精いっぱいの笑顔がくずれたならば 君をベランダから ひっぺがせないままなら...そう、 “帰る場所を” 全ての君のとなりの部屋で パーティをやるんだよ。 パーティをやるんだよ。 色んな音。 知ってた?振動はいつだって。  そう...  迷子の衝動徘徊中 迷子の衝動徘徊中 迷子の衝動徘徊中 コーナー コーナー  迷子の衝動徘徊中 迷子の衝動徘徊中 迷子の衝動徘徊中 コーナー コーナー  迷子の衝動徘徊中 迷子の衝動徘徊中 迷子の衝動徘徊中 コーナー コーナー
左腕◇ポエジー七尾旅人七尾旅人七尾旅人七尾旅人鈴木正人・七尾旅人彼女の左ウデで伸び縮みする、 ほりたてのブルー。 ラフレシア、浴ソウで揺れた。 ギンギラってする。クラクラってする。 枯れないんだね... はれてるのはそこの細胞が... 「熱を持ったからじゃ、ないよ。」 ....じゃあ? はらら...生命に酔うんだ。 な?な?な?な?な?な?...  僕がいる。左腕に刻んでった。 そんな悪かないぜ。 虚空をえぐりとった。 トゥルル... 肩から→指先の時差をゆくんだ。 スロウな動作で。 静脈は根のように、 よれ、からまって 心ゾウに着いた。 ほんの少し泣いてしまう。 なんだかうれしくなって... はらら。  彼女のウデをつかんだ。 ねじ曲がるブルー。 ちょっぴり切ない。 ラフレシア、痣にも見えた。 夕ぐれには、日蝕に見えた。どっかの宇宙の様 強く発音した。強く発音した。 強く発音した。理解した。  はらら...永遠て嫌い... な?な?な?な?...  僕がいる。左腕に刻んでった。 笑い方を編み出す... 「とりあえず教えて?ほっぺたをどうすんの?」 理解した スロウな動作で、ぎこちない笑顔。 「生命。」 僕、おもわずふきだした。 ラフレシア ゆらめいた。 なんだかうれしくなってしまう。
ブロッサム川本真琴川本真琴七尾旅人川本真琴正しくて 正しすぎて 君のこと 嫌いになるよ。 そんな歌を 僕に聴かせないでください。 神様がいた昔、こんなのなかった、はずだよ。  ねぇどうしたいの? 少しだけ教えて。 ねぇ どうしたいの? 神様がいたころ、すごい昔。  ふしだらだよ。 僕に聴かせないでください。 ピアノ弾くのやめて、僕の目を見て。 今すぐ、すぐに。  ねぇ どうしたいの? 少しだけ教えて。 ねぇどうしたいの? 神様がいたころ、  君の胸に、頬に、花が咲いた。  ねぇ 神様がいたころ 君の胸に、頬に、花が咲いた。 君の両手に、くちびるに、花が咲いた。
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