中田裕二作詞の歌詞一覧リスト 161曲中 1-161曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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こんなにも愛してる石川ひとみ | 石川ひとみ | 中田裕二 | 中田裕二 | 山田直毅 | あなたに惹かれたのは 説明つかないけど 隠しきれない深い痛みを その目に見たせいよ 真実を抑え込むように 組んだその手を 静かに引き寄せて あなたを通り過ぎてく 季節や過去の痛みは もう忘れて 私がいるから こんなにも愛してる 長い月日のせいで 諦めも身につけて だけど本当は違ったみたい 目を背けてただけ 街のともしびに照らされた 痩せた横顔 黙って見つめてた あなたを悲しくさせる 季節や過去の痛みは もう忘れて 私がいるから こんなにも愛してる あなたを通り過ぎてく 季節や過去の痛みは もう忘れて 私がいるから こんなにも愛してる こんなにも愛してる |
尽きせぬ炎中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二・八橋義幸・隅倉弘至・張替智広 | あの日々の狂おしい記憶は 若さという無邪気さで語れない 青春の犠牲者はいつしか 亡霊のように僕らの後をつける 絶望の慰みか 寂しさのごまかしか 疑いを肌で隠した 絶え間なく揺れる心 君は虹のような 愛をあらゆるところに 見つけては 目を輝かせて 僕をおびやかすんだ あまりにも毎日は頼りなく 君の目は救いの種を探してた 見え透いた嘘のような言葉さえ 縋り付くほかにすべがなかったのさ 渇望の手を伸ばし 全てをそう 命に変え 身体ごと燃やし尽くした 絶え間なく揺れる心 君は虹のような 愛をあらゆるところに 惜しみなく はためかせながら 僕をおびやかすんだ |
罪人たち中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | この期に及んでまだ 欲しがろうとしている 予期せぬ輝きの流れ弾 胸を撃ち抜いた夜 生きることは罪だと まだ君は知らない 無邪気な若さが 削り取る未来も 生きることで誰もが 罪を重ねてる 色褪せた過去を 取り返そうとして すべて罪だよ 芍薬の花のように 惑わぬ美しさと まだ咲かぬ椿の無自覚な 宿命のコントラスト 生きることは罪だと まだ君は知らない 無邪気な若さに おぼえる妬みも 生きることで誰もが 罪を重ねてる 変わりゆく時を 受け入れざるのも すべて罪だよ |
ビルディング中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二・八橋義幸・隅倉弘至・張替智広 | うんざりする時の長さ 輪をかけてくだらない俺 歩き出せば棒に 必ず当たる 躓いて生き恥 また余計な口を滑らせ また誰かの気分を害す やることなすことが どれも裏目で 恨めしい我が身よ 眠れないよ 今夜も どうせ明日も 全部が足りない うまくはまらない 見上げれば都会の 数多の光が やけに遠くて 霞んで 滲んでゆく 焦りが日々積み重なって かろうじて今積木の上 時代のつむじ風 また襲いくる 震えて次を待つ 語れないよ 言葉じゃ 捉えられない 全部もろとも 罪も痛みも 見下ろせば世界は とても静かで 有象無象を 抱えて 横たわってる |
ふしあな中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二・八橋義幸・隅倉弘至・張替智広 | 埋まらないままの穴を 蓋しないままに 日々を流れて 気付かないふりで笑い それでいいのさと たかを括って たまらない敗北の背中に 舞い降りた 見知らぬ赤い鳥 ねえ どこに飛んでいったの ねえ どこめがけていったの 見当もつかない俺はふしあな さっきまでここにいたよね さっきまで目を輝かせ 愛を乞うていたはずのあの子は 何処だろう 埋まらないままの穴に まるでぴたりと はまるかたちさ 語らないでも伝わる そんな事が現実に あったのさ 求めてた楽園の扉を 開いたら すべてもぬけの殻 |
真空中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二・八橋義幸・隅倉弘至・張替智広 | 君まであと少し 何も手につかない 苛立ちを押し殺すように その先を求めた ドアが開いて 目と目が合えば 鮮やかに散る花 思いのままに泳いで 僕の身体を泳いで その柔らかい波間に見える 君の秘めたこころ 愛の岸辺に着いたら 僕の望みを叶えて 余計なものが見えないように 世界を塞ごう 誰も立ち入れない 付け入る余地もない 二人の間に隙間など 明らかにいらない 聞こえる音は 限られてくる 溶け合う魂のうめき 夜を飛ぶ鳥の行く先を 尋ねることなど できない |
蒼ざめた光中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 窓から差した月明かり 幻のような君は 青白い闇に浮かんで 近づくほどに霞んでく 脆く儚い夢に ただ ひざまずいて身を捧げた 確かに得られるものなど 果たしてこの世界に あるのか まだ僕は知らない 小さく震える唇 聞き取れぬほどの声で 君は燃える心を告げた きりのない渇きの中を 激しく求めながら その名を 祈るように呼んでた 吐息が尽きた静けさに 眼差しで語るのは もう それ以外が要らない世界 |
SEESAW中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二・八橋義幸・隅倉弘至・張替智広 | いつまでたっても 同じような事で 頭抱える僕ら この前覚えた 魔法の呪文を 気づけば忘れてる 逆撫でるような ののしり やっかみ 追い討ちをかける 存在の軽さ 被害妄想のシェルター 入り込む隙もない ほどほどにしといてよ 心は 絶えず揺さぶられ 言葉は いつも不安気 探せば隠れて 掴んだら逃げる ならばただ見つめて 誰もが 描き出す夢の 道すがら 足をくじいて 好きなはずなのに それひとつなのに ならばただ静かに Just wait and see your soul これだけしたのに してくれないから 何の為だかわからない それならしない方が 身の為だ彼女 やるだけ苦しいよ 比べたりしないで 数えたりしないで ただ君の嬉しい 事に注ごう すべてが無意味に 思えるその時 迷わずにそばに来て |
解けない謎中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 俺の心は体から 抜け出して夜に羽ばたく 眠りを知らぬ摩天楼を 孤独な空から眺めた ふたつと揃わない ばらばらの姿 だから人はひどく寂しい 見よう見まねの強がりで 踏みならす日々に疲れて そんな君が折れた夜は 冷たい雨が慰める 許してしまえよ 強張る体を だから人はとても愛しい 解けない謎を抱え 光に目を細めて 満たされるなど誰も 出来ないことはわかってる 底の抜けたグラスの中に 注ぐようなことさ |
存在中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 当たり障りのないような 言葉しか 思い浮かばない 君が今抱いてる 痛みすら わかってやれない 僕ばかり救われて 話にならんじゃないか 何か君に渡せるものが 僕の中にあるといいけど 確かなものが見つからない 他にないか 他にないかと探して この広い街の中 人混みの中で 君は君でいる 地に足をつけながら 誰かの為に 微笑み浮かべて 生ぬるい春風が その髪を揺らしてた どこか遠くの夢のような 別の世界のことのような 孤独を連れたその肩を せめて僕に せめて僕にあずけてよ |
ハグレモノ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二・八橋義幸・隅倉弘至・張替智広 | 夢から覚めて ひとりきり とり残された身体 昨日は夜が きらりと光った すり抜けて消えた 鉛のような重苦しさ 朝陽に舞う塵を眺め いつもこの世に 弾かれて けれど生かされている訳だ なんかしら理由が あるのだろう じゃあ それを知るまでは死ねないか 君との愛に 触れたとき 望みの火が見えたのさ いつかは終わる 頭じゃわかって いたはずなのに 似たような魂を見つけても 悲しい哉 ひとつにはなれないよ 転げ落ちた暗闇に 詩は生まれ 歌は宿る まるでこの世は 藪の中 けれど行かざるを得ないのさ なんかしら答えが 待つのだろう じゃあ それを知るまでは死ねないか いつもこの世に 弾かれて けれど生かされている訳だ なんかしら理由が あるのだろう じゃあ それを知るまでは死ねないか 君を知ったから死ねないな |
Little Changes中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | あれがあったら良いのに これさえあったら良いのに 己の至らなさに 言い訳をこじつけ この朝もやる事は いつもと同じさ 窓を開け 風に触れ おもむろに着替えて 終わりない日々のように 感じてしまうけど 変わりたいと繰り返して 朝から晩まで でも そんなもんだよ 夢は素晴らしいよね とても必要さ ただそれは この場所を 否定する道具じゃない 限りない無の連続 続いて見えるけど 目に映るものだけが 信じる事じゃない ただ 僕は知ってる 君が前と 確かに違う事も その笑顔に 深い優しさが 滲んでいるのも わかるよ 終わりない日々のように 感じてしまうけど 変わりたいと繰り返して 朝から晩まで でも そんなもんだよ 僕も そうだよ |
口ほどにもない中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 口を開けば理想並べて 条件だらけの露店が開く 夢見る速射砲 イマジネーションが無駄に弾ける 空想は自由 ちょっとすいませんが まず顧みては 君の持ってる可能性を リアリティもって鑑みなさい その言葉から離れて 今すぐそこを離れて 素直な心と綺麗な身体 今ある武器を使いなさい その全精力を使いなさい 無意識と無防備が生む その魔法で その魔法で かと思えばそのお隣で 静かに微笑する女が 隙を狙っている 頭の中 虎視眈々 虎視眈々と 練り続けて団子ができた 犬も食わんやつ どこにふんわり罠仕掛けよう 男の耳くすぐるワード その言葉から離れて 今すぐそこを離れて いつしか重装備のモビルスーツ それがまた非常にヘビネス 対する男は逃げ出す 無意識と無防備にこそ 宿る勝利 宿る勝利 口程にもない 口程にもない 君は無敵さ |
魔性中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 不可抗力でしかない 逆らえないその空気と 噂でしか知り得ない 天性の香り纏って どうしても 手に入れたい 宝石のように希少で どうしても つかまらない 幻惑に光る影 思いもよらない事 突然襲う嵐 心はざわめき揺れて いくあてをなくした 真綿で首を締める 柔らかな言葉たちが 夜通し木霊しては 僕を絶えず苦しめる どうしても 触れてみたい 滑らかな絹の素肌は どうしても 近付けない 痛い程に輝いて 不吉な月でした 恐れを抱く程に 君の目は深い青さで 僕の底を眺めた |
けがれのなか中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | けがれの中は美しくて 痛みの中は安らいでた 腫れ物に触れた時の温もりが忘れ難い 燃え尽きた時何を見た 闇に蝶が舞い光が散った 誰もがいつかは失われる事分かっていた 取り繕ったって意味無いさ 君は宿命と踊るのさ ほら もっと 認めろ 己の欲しがる事 かたつけようたって意味無いさ 限りが無いよって分かるのさ ほら もっと 許せよ 点も線も無い形の心を けがれの中に目を凝らせ けがれなき愛が聞こえてる 塗り潰しがちな日々じゃ生まれない子守唄 |
疑問中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 歩き始める度に 舞い上がる砂埃 疑問ばかり積もってた 振り下ろす正しさは 鉄の上で火を吹いた 明日は我が身の双刃 ひとりでに坂を転がる孤独が 振り返りながら恨めしく笑った ところで今日は何を掴んだ 溺れながら夢に耽った 君の何か足しになればいい 持て余す時間が迫る壁のようで 徐々に追い詰める無言の未来さ ところで今日は何が浮かんだ もつれながら夢を解いた きみの何か足しになればいい |
眩暈中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 愛に触れる度に 指先が痛んだ けれどまた僕らを 強くいざなう 夜の片隅には 恋が囁くだろう 誰にも知られずに 星を燃やす 時間の速さに 驚いてしまうのは 夢の中に時計を 置き忘れてきたから 眩暈がする程に 立ち上がれないくらいに その眩しさにただ 心を奪われて 熱を醒ますような 帰り路の夕風は 何ひとつ 語らないけれど そっと笑った ひとり またひとりが 人波に消えてく 吸い込まれるように 君も消えた 振り返る街は どこか違う姿で 誰もがその背中で さよならを告げていた 見当たらない言葉 想いが降りしきる雨 その幻にまた 近づいても 離れてゆく すがり合うその手が 伝えようとするけれど どれもみな 覚束ないから 空へ逃がした |
こまりもの中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 闇の中に 手を広げて 埃のように 小さな ひかりを集めて生きてる 目を凝らして まだ見えない 遥か遠い 未開の 世界に旅立つあてもない スタイルに囚われるあまり 態度を決めかねてばかり 当初描いたのと違う 回路に埋め込まれている 脳裏に刻み込まれてる あんたに捧げた時間たち 退路を絶たれ 困ってる ただ予感が 頼みの綱 求められているはず 遂にお出ましの切り札 最後は君がいなければ 最後はいつもまとまらぬ 迷子になるだけで駄目さ |
わが身ひとつ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | あの頃の私には 選択肢など 無かったし 夢なんか見るものじゃなく 夜のすみか求めて その日その日繋いだ 痛みも薄れて 誰が終わりまた次 彼が終わりまた次 繰り返し流されて わが身ひとつしかなくてさ 嘆いても 喚いても 暮れる夕闇に消された 涙もろともに 避けようにも避けられない 恋に抱かれて この身体あるようで 実は無いような あなたがふと溢した 温かな哀れみが 見事に私の 硬く締め切った心 そこに潜む幼気を 連れ出してしまったから わが身ひとつで愛したよ 嘆いたり 喚いたり 濡れた背中に絡ませて 私は夢見た わが身ひとつしかなくてさ 嘆いても 喚いても 暮れる夕闇に消された 涙もろともに 涙もろともに |
紫陽花(Studio Session ver.)梶原岳人 | 梶原岳人 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿山日南子 | 言葉がいくら足りても 果たして風は起こせるかい それと一緒で僕の手では 君の心を動かせない 笑いながら恋は 雨に流れて消えた 虹色の濁った希望と共に 笑いながら君は 雨に流れて消えた ずぶ濡れの紫陽花みたいに 綺麗で悲しい じゃれ合う晴れの日には 曇りひとつなく笑って やみそうもない雨の日には 傷ばかりを作ったふたり 笑いながら恋は 雨に流れて消えた 知らぬ間に止まった時間と共に 笑いながら君は 雨に流れて消えた ずぶ濡れの紫陽花みたいに 綺麗で悲しい 夜の底で鳴り響いた 言葉をちぎって ひとつずつ空へ逃がして ほら夏はすぐそこまで 無下に僕を指差しては からかった 濡れた瞳の奥で 君は何を見ていた 今となって意味もない答えで 過ぎ行く日の背中 僕はそれを見ていた まるで夢のように滲む光 笑いながら恋は 雨に流れて消えた 虹色の濁った希望と共に 笑いながら君は 雨に流れて消えた ずぶ濡れの紫陽花みたいに 綺麗で悲しい 悲しい |
Terrible Lady中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | それは流石に勘付くでしよ 鏡の前での違う表情 わりと自由に泳がせてたつもり 水を得て輝く人魚 この俺を置いてくつもりか Terrible Lady あの君を拾い上げたのに Terrible Lady 燃え過ぎた愛の火は消える 嗚呼 Love is almost crazy 引き留めないのが俺のスタイル 僅かばかりの見苦しいプライド みるみる美しくなるその姿 受け入れられぬは No way この俺をくぐって何処行く Terrible Lady あの君がひどく懐かしい Terrible Lady 燃え過ぎた愛の火は消える 嗚呼 Love is almost crazy | |
DIVERS中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 否が応にも 目になだれ込む 調和の無いコラージュ 絶えず暗躍 人喰いのティーザー 日々進化続けてる ここはもう 打つ手無し 焼け野原のひとつ手前だよ 覚悟を決めて息を止め 今夜深く潜ろう 負い目は皆同じさ 油の上を 火の粉舞うような 無差別な言葉を 風のスピードで すり抜けながら 未開の地へ向かおう 僕らは 知り過ぎている割には 何も知らないんだ 覚悟を決めて手を伸ばせ 僕と二人逃れよう 過ぎ去りし日など惜しくもない |
TWILIGHT WANDERERS中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | sugarbeans・隅倉弘至・中田裕二・張替智広・八橋義幸 | ふと見上げたらビルの窓に 跳ね返る夕陽の眩しさ 楽しげに夜へ誘われる人々 疲れた足どりの誰か 塵も積もればでかさばった 様々な思いが行き交った 寂しげな月がぼんやりと浮かんで 僕の事を眺めてる いつまでも離れたくない 君じゃなきゃ収まりが悪い 素直になればなるほどわかるさ どれだけ奇跡なのかって 恋をただ目で追ってばかり 愛をただ欲しがってばかり ありのままなら自ずとわかるさ どれだけ奇跡なのかって思うよ ふと聞こえたよあの言葉が 勢い余って出た言葉が こんなに過ぎても未だありありと 心を掴んで離さない 黄昏が街を飲み込み ただ静かに横たわる 僕たちを許すように 淡い光を滲ませて 夜のとばりを降ろした Maybe we are like twilight wanderers |
プネウマ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 誰かにそっと 打ち明けたくて あくまでそっと 忍ばせたくて この存在 わたしの気配 プネウマのような 確かな感じ ミストみたいに 潤す言葉 ブランケットみたいに 肌に柔らか この存在 わたしの気配 プネウマのような 確かな感じ いつかやがては 気づかれてしまうでしょう わたしのありがたい姿にみんな そして今更 たくさん恋しがれよ わたしのありがたい姿にみんな それは例えば なんともなしに 自然になんか まとまる話 その存在 わたしの気配 プネウマのような 確かな感じ |
ゼロ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 最果てに砂と散る愛は 偶然の先に 生まれた火花 いたずらに神の遊びが 二人に及んだ それだけのこと 闇を彷徨う 赤い魂たちが そのときだけ 交わったせいで 空から吹きつける 凍えた風が 白浪を立てて 孤独に砕けた あれは幻だと 言い聞かせてる 儚い季節に 別れを告げれば またゼロになった 身体中を縛りつけたのは 過去の傷痕と 明日への恐れか 誰もがきっとわかり過ぎていた 避けられない罪に 追われていること 言葉の中に こぼれ落ちたそれは 触れることも 拒む悲しみ 太陽が閉ざされ 行き場を失くした 光の行方を 誰が知るのだろう 遠く浮かぶ船は すべて道連れに 彼岸の元へと 流されてしまう またゼロになった |
おさな心中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 海岸を列車が行く 潮騒とレールの音 立ち止まり しばらく見とれてる ひまわり風に揺れ 日傘を差した女 その瞳が まるでモディリアーニさ 草むらに仰向け 青空の天井に浮かんでる 深煎りモカを飲む 朝の街 立ちのぼる 湯気のように 昨日が薄れゆく まだ何かあるなら 捨ててきな 開け放つ窓から 精霊たちが突然迷い込む 鳥かごに飼われた 幼い日の心を 逃がしたら 重い肩が消えた |
あげくの果て中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 結末はただ結末であり いつも必ず 予想と違った 余計に僕は捕まえたくて 焚きつけられて 姿を追いかけた 挙げ句の果てに 何もありはしないのさ 時間だけ燃やして 灰になり消えた 本当の事を知ったとして それが誰を救っただろう 謎は解けたのに 僕はわからない 遥か遠くで慟哭の火が 暗闇に散る 助けを乞いながら 西へ東へ あてもなくただ 探したそれは もしや自分なのか 答え 間違い 正解 不正解 真 偽り 正論 邪道 生と死 神のみぞ知ること 嗚呼 挙げ句の果てに 何もありはしないのさ 始める為にも まずは終わらせた 本当の事は知ることができない 不毛とも言えない まだ続く旅路 僕はそれでいい |
夢の街中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 夢の中へ どこかの国へ 石畳の長い回廊 そこから眺める景色には 海の紺碧と空の水色 ただ見惚れていたのさ 言葉が語るのをやめた 人はまだ何も知らない 強がりでわかった顔して この夢の街では 何もたくらまない つまりはその 昔も明日も 僕の前に今はいないのさ 遠く揺れている幻を 切なく思ったり 苦しむことはない ただ手渡されたその時間に 乗り込むだけで良い 風の通り道 空けておいて 人はまだ自由ではない 誰かの言うことを気にして 人はまだ何も知らない 強がりでわかった顔して この夢の街では 何もこだわらない |
Predawn中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 夜が未練を残す様な 早まった時間に目覚めた 昨日の僕と比べたら かなり今の方がマシかな 君は静かな寝息で まだ夢の中に遊んでる 辺りは少し散らかったままで 僕はひとりまどろんだ 世界が静けさで 包まれる今だけ 思い付く言葉があるんだ 君が寝てる間に書き残そう 見渡す限り鮮明 空気は淀むことがなく 邪魔者なんてひとりも居ない ここはささやかな理想郷さ 世界があれこれと もつれあうところを 見せられてばかりいるから 絶えず僕らは渇いてる |
DAY BY DAY中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | ためらいを強める 雨が続いた 感情に飲まれて 動けなかった 外では自意識が ぶつかりあって 胸をざわつかす 絶え間ないビート 塞いだ部屋に風を入れよう 涼しげな香りを焚いてみよう ね 飽きもせず見てた 君の顔を 何その癒し系 胸に包んだ 気づかないうちにまた次へ あれこれと忙しい人だよ ね 君と繰り返す 戯れ合いの中 ふと泣けてくるよ そして 笑えてくるよ なんであの様に 生き急ぐんだ 時間の流れは 人それぞれ また好きなものを食べに行こう たまには新しい店でもいいよ |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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ふさわしい言葉中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 利口じゃない 利口じゃない 今しばし待っていて もっと他にあるはず 相応しい言葉 君にただ解るように伝えたい 心のありさま 朝焼け 夕焼け 真昼の青空と 木漏れ日と月夜に 照らされた二人 ごく普通など無いよ どれもがかろうじての奇跡さ 喜びに抱かれていたいけど 悲しみが時折顔出すよ そんなものさ わかってるんだ それ故に君が必要なのさ 認めない 認めない 僕の諦めを 許さない 許さない 僕の二の足を その瞳は淀みなく こちらの油断を見抜いてる 相当全てを賭けて臨んだよ もうどうにもならないかと思ったよ 崖っぷちで羽が生えて 雲をすり抜けて青空へ ひとの事ばかり 君こそどうなのさ 少しは心を預けたらいいのに |
BACK TO MYSELF中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 反応しないで 比べないで そんな事に身を削って 血走った眼の先 ザラザラ 砂の嵐 繊細だなんて褒め言葉 慰めにしちゃ駄目さ 前後左右にただ 気が散ってしまうだけ 魔の手から離れて 騒ぎから離れて いらない繋がりも切って つれづれに出かけて 潮騒に抱かれて 夜空の月とただ語れ 必要以上に覗かないで うわさなんて得体知れない 評価無限地獄 まだまだ貪るよ ありもしないことを さもありげに話す らしいよ これ知らないの 我に帰りなさい 孤独とは自由だよ 構わず君とただ語れ Go back to myself Go back to yourself |
君が為に中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 悪い知らせ途切れない 空の色もすぐれない 今までと違う 空気がざわめいて 思いがけないところに 立ち塞がる暗闇 目と目を合わ せて 確かめる温もり どうか君の為に 明日を恐れずにいてよ 誰も責めない 君の事を 僕が受け止めるから どうか君の為に 明日を拒まずにいてよ 日々は絶えず 移り変わる 雨風をしのいで 夜明けを待つ 出来ない事数えて 頭抱え込まずに あたりに咲いてる 微笑みを集めて帰ろう どうか君の為に 明日を恐れずにいてよ 誰も責めない君の事を 僕が受け止めるから どうか君の為に 明日をこばまずにいてよ 日々は絶えず 生まれ変わる 曇り空過ぎれば 星が笑う | |
DOUBLE STANDARD中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 朝倉真司・隅倉弘至・トオミヨウ・中田裕二 | 形の中に僕は 生きることを探してた ある時にそれが崩れた 例えば君自体を 何かに当てはめるような 資格など誰にあろうかと 人はいつも 全てを コントロールしたがる ただの思い上がり それ以上求めたら 痛みを伴うだろう 見る世界も 知る世界も 違う生き物 だけど離れられない 君にしか語れない その言葉が 時に僕を打つのさ 人気の無い明け方 白く煙った魂の 燃えかすが道に転がる いつになってもわからない 誰の為の自分か それも思い上がり 柔らかい暗闇に うずくまって眠りたい 何もかもを 忘れながら 宇宙に消えたい とても離れられない 君にしか明かせない その秘密が いつも僕を捕らえた |
海猫中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 朝倉真司・隅倉弘至・トオミヨウ・中田裕二 | 不甲斐ない夜に 背中を預けて ため息を燻らせていたのさ つまらないことに すぐにさらわれて どれだけの時を過ごしたんだろう 川面に映る 赤い街の灯 羽ばたいたよ 羽ばたいたよ 海猫が鳴きながら 僕はただ 流れる空を眺め 痺れてたあの昔のこと 懐かしく見送るだけさ 嫌いになれない 憎たらしいのに あれほどこじれて やけになっても 想いは自ら操れないのさ それならすべてを明け渡して 雨の夜更けに 交わした言葉 旅立ったよ 飛び去ったよ 海猫が鳴きながら 僕はただ 暮れゆく空を眺め ぼんやりとした希望を抱いて 明日に連れ帰るだけさ |
どうどうめぐり中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 君に任せるから 好きにばらしてよ 思う通りにほら プロファイリングしてよ お手上げなのさ 知れば知るほどに 火に油注ぐから 堂々巡りのあやとりで 気を抜きゃ 解けてしまいそう ただ確かめたいだけの ふたりは 哀れなものさ わが身尊さなら 邪魔だから捨てな 知らないうちにとても 荷が重くなるよ 苦し紛れで 俺にぶつけてよ やり場のない その気持ち 想像ばかりが広がって 今にも 破れてしまいそう ただ抱きしめ合うだけの ふたりは 哀れなものさ そんなに辛いならば そんなの不安おさらば 未開の世界に向かって 身体ごと歩かせ 新しい価値を抱いて ばらまいて |
蜃気楼中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | トオミヨウ・中田裕二 | 花びらの小舟に 憂いを浮かべて 時間のせせらぎに 流されて消えた 蜃気楼 夏の炎 日陰に逃れて 命を嘆くような 蝉時雨に包まれて 帰れない 戻れない 遥か遠く彼方へ そう思うがままに 行きたいところまで 手を引かれながら 笹の葉がざわめき 風がすり抜けて 砂利道を踏む音 雨上がりの空 夕闇立ち込めて 静まる街はずれ 遠くの山々も 燃えるように赤く染まって 愛せば誰もが 我を忘れるだろう どうしたらあなたと ひとつになれるのか 思い巡らせた |
グラビティ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 例えば意味の無い話も 意味ありげに感じるほど ひとつひとつが的確に 私に命中する 懐かしさにも似た影を 後ろ姿に感じては わけもなく甘えたくなる それを堪えてた しかもここで夕凪吹いてきて 気を許しちゃいけない 笑顔見せちゃいけない 待ち受ける落とし穴 ここら辺でひとまず あなたのそばから 離れなきゃ 間近で見たその眼差しが あまりに深く澄みわたり 胸の内を見透かされてる 気がして困るんだよ しかも軽く微笑みかけてきて どれだけ惹かれてるの 手を伸ばしちゃいけない 語りかけちゃいけない またきりがなくなるよ ここら辺でひとまず あなたのそばから |
UPDATER中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 迫ってる 悪魔の宣告が 前触れもないままに尻尾切りが 送り込まれる 新たな刺客が現れる 少しは時間の猶予持ってください なんとまあ 非対応になってるらしい 更新打ち切り 旧型使ってる僕達に 容赦ない いたちごっこの繰り返しで 何が何だかわからんまま 食らい付いた 危ねえな 色々と買い直しさせられて なんとか最新にこぎつけた そしたら他のが 立ち上がらないのさ またしても 容赦ない 僕らすっかり過去なんだね 未来なんて何もないだろう 今が本望 アップデーター ペイメントのバナー アップデーター 事足りていたんだ |
火影中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 日没が近付けば 底知れぬようなさみしさが 影のように付いてきて 心がまたおかしくなるよ 見えない 聞こえない 目を閉じ浮かべる あなたの背中を 染め上げた夕陽の赤色 取り憑かれて 我を忘れ それほどに愛するなら 間違えても仕方ないよ 命など揺らめく炎 自分なんて何処にも 見当たらないのは知ってた 求められるわりには 空っぽだと身に堪えた 綺麗なものたち いずれは去りゆく それならわかってる とてもわかり過ぎるからこそ 構わないで 逃れながら 凍える身体よこして 溢れ返る悲しみなら この胸に流してしまえ |
愛の前で消えろ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 風にゆらめく髪の匂い 良からぬことをいつも描いて 君の顔 普通に見れないよ かいかぶるのはやめて 予測通りに事が運んで 思い通りに伴が開いて 聴きたい言葉を好きなだけ 集めて眺める君 いかなる存在も 愛の前で消えろ いかなる感傷も 愛の中に捨てろ いつまで経ったって無力だよ ぐるぐる回って 選ぶ自由がいくつもあって 頭抱える人がいっぱいで 基本は誰もが受け身でしょ 差し出された手を引いて いかなる存在も 愛の前じゃ不毛で いかなる後悔も 愛の中に沈んで いつまで経ったって無限だよ ぐるぐる回って |
長い会話中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | ゴシップがまた生贄さ 話に花が乱れ咲き まるで子供 玩具みたいに 絶えず弄んでる そろそろこの辺にしたら 無駄に疲れることないよ 嘘だ まさか 続けるのか 有り余るエネルギー そうじゃない わからず屋 君はまた違う事 打ち返して 明後日の彼方へ飛んで行く そうじゃない わからず屋 僕はただ真剣にさ 君の素直な有り様を讃えてるよ トラップをまた切り抜けて 少し気を抜いた束の間 嘘だ まさか いつの話 無限に続くのか そうじゃない わからず屋 君はまた急角度 狙い定めて スマッシュを打ち込んでくるのさ そうじゃない わからず屋 ちゃんと見て このボールを 君の笑顔めがけて投げ込むだけ そうさ誰にも 綻びはある 話は尽きないだろう |
輪郭のないもの中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 綺麗なシンメトリーの 花びらを見るたび 太刀打ちもできない 人の足りなさが沁みた 進むしか能がない 欲しがるしかない 満たされたらそれで終わり 何も残らないのに 声に出せばどれもが 嘘になってしまうようで 得体の知れぬあなたを それを愛しているんだ 形にせずに 答えも出さず なすがままふたりでいよう 夜風の優しさに 涙する時には 求め過ぎる心が 鉛のように重たかった ぶつけては壊して 自分しか見えない 手に入れたら更に迷い とても虚しかったよ 抱きしめてはありかを 探してばかりで せめてその温もりで 確かめようとするんだ 浅はかだよね そんなことより あるがままふたりでいよう |
フラストレーション中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | TOMI YO・中田裕二 | 気付けばディスプレイばかり見つめ 誰もが日常を切り取って並べた テレビジョン 愚痴ばかり プライバシー 叩き売り 埃まみれの めくるめく壮大な世界で 特に何かを探してるんじゃない この身体もって理解してみたい 特に何かで縛られたくない ただ真実を掴みたい 毎日が蚊帳の外みたいで なんとなく自己嫌悪はじまって困るんだ 量産型 テンプレート通り 従来型 お引き取り 眠気もよおす まるでそう夢の中みたいで 特に何かを探してるんじゃない この身体全部使い果たしたい 特に何かで縛られたくない ただ真実を掴みたい |
誰の所為中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 奥野真哉・白根賢一・隅倉弘至・中田裕二・平泉光司 | 振りほどいた手 瞬間に散る火花 後から悔いても遅いね それが義務なら 完全になりきって 1ミリの隙も無い程 恐れを知らないような その顔がとても危なげ 思い知らせてあげる そこはただ 砂の城だよ とえにはたえにに重なれ 真実は闇さ それもきっと 君のせい 愛は行方眩まして 二人は置き去り どれもこれも 君のせい すました笑顔は 無傷でいるから 言葉の軽さで明らか 突き詰めるならば 完全に預けなよ 実は怯えてるからでしょ 不器用ぶる器用さ それほどでもが鼻に付く 思い上がりだらけね ほころびに 爪をかけるよ 迷いの中現れた 本当の私 歯止め効かない 誰のせい 追えば追うほど離れて 掴めばすり抜け どれもこれも 君のせい |
月の憂い中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | TOMI YO・中田裕二 | 月面を歩くみたいだ 君の肌の手触りと 夕陽に輝く髪 小さな石で躓く 夢見がちで歩いてる 道端の花の名前 歯が立たない 手足も出ない 勝負はついてる どうしようもない 誰も敵わない いくら誘惑に急かされても 君だけが世界の真ん中で とてもだけど 僕は及ばない 君の身体に宿る宇宙の 一部にもなれない気がしているよ 今もそう 見知らぬ路地を曲がって 少し胸がざわめいて 夜がぼやけてきたら しばらくこの心持ち 北風で目を覚まして 寂しさに肩落とした 間が持たない 落ち着きもない やむなく白旗 いまだどうして 何も語れない 割り切れぬ言葉を積み重ね くだらないカモフラージュしてばかり その答えを 君に求めた 24時間内に聞かせて さもなきゃ砂に溶けてしまいそうさ 今にも |
テンション中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | TOMI YO・中田裕二 | かなりのテンションがそう ハートにかかっているのさ 恋のバネがもっと 引かれて飛び出しそう 今にも 手を替え品を替えやってみた 良かれと思うだけ裏目さ 難易度高め 入り組んだ 手に汗握る 寝つきの悪さがひどくて 少しも集中できない 難攻不落の砦さ また挑むだけ かなりのテンションがそう ハートにかかっているのさ 恋のバネがもっと 引かれて飛び出しそう 今にも 好き 嫌い 以外に出てこない 好き 嫌い 以外に選べない 向き不向きがあるならば これ以上はないさ 少しは格好ついてきたかな お互いが僅かにシンクロしたかな 何様だよとたまに思う しかし素晴らしい |
レールのない列車中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 奥野真哉・白根賢一・隅倉弘至・中田裕二・平泉光司 | 未開だった日々を越え ここに立っているよ 理解なんて境地を超え 連れて来られた 旅なんてそう 終わりがはじまり 簡単には 到達なんてできない 飛び乗れ すべてが走り出す前に とにかく向かうしか 打つ手はないのさ レールはとうに消えてる 止まれないのさ すでに運ばれてる 視界良好 スコールの中 いつもこんなもんさ 被害妄想 捨てておいで とくに邪魔だよ はじまってない スタートも切ってない 簡単だよ 君のタイミング次第だよ 飛び乗れ 今すぐ 荷物をまとめて とめどない思いは 夜空へ打ち上げ |
ONLY I KNOW中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | TOMI YO・中田裕二 | 真似事ばかりのスタイル 更に核心は逸れる 僕だけは君を知ってる 何が相応しいかを 誰に見せる為なの 臆病の裏返し 強く香る首筋 脈打つ素肌が証拠さ Close your eyes イメージからもっと離れてみて Tell me now 見たままをそっと僕に話してみて なかなか折れぬプライド 勝気なわりに危なげ 僕だけは君を見てる 心いたたまれず 誰に愛されたいの 好きに選べないのに 知らぬ故の強がり 震える瞼が証拠さ 君なら君だよ 何者でもない そろそろ体に毒だよ |
サンクチュアリ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 誰知らない君だけ 僕はそれを求め 誰の目にも触れない 立ち入れない場所へ いざなって 今更新しい風なんて吹かない 子供騙しのレプリカ 欲望にすべてを見張られた檻さ 闇を失った ひとのあわれ 果てしない問いかけと 限りない疑いばかりが 絶えず頭の中を巡って 叫びたくなる 誰も知らない君だけ 僕はそれを求め この世でまだ僕しか 立ち入れない場所へ いざなって 心が惹かれない 身体が求めない ひどく味気ない どれもが いつだって麗しい 君の身のこなし 目の覚めるような 目映い肌 果てしないざわめきと 執拗なリフレインばかりで 食傷気味の僕に相応しい 孤独を与えて 何故か何度も 夢に見るんだ 息もできずに 深い水の中 |
終わらないこの旅を中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | TOMI YO・中田裕二 | ときに悲しみに囲まれてしまうけど そんな時は 君を浮かべてみる ときに喜びのかけらを見つけるけど そんな時は 君に教えてみる いつにも増して恋しくて ひときわ遠くに見えて この膨らんだ気持ちを零さないように 終わらないこの旅を ともに踏みしめて欲しい 過ぎゆくこの時を ふたりならんで 静かな愛で どこまでも眺めたい ときに毎日が色を失ってしまう そんな時に ひとつだけ咲いた花 何かにつけて愛しくて 見つめるほど眩しくて この暖かな気持ちを連れて行きたい 綺麗事じゃなく 悲喜こもごもすべて 終わらないこの旅を いつも見届けてほしい 過ぎゆくこの時を 決して追わずに 手を振って |
幻を突き止めて中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | サイレンの中で立ち尽くす 塞げば塞ぐほど鳴り響く 喧騒の波を泳いでは 打ち上げられた奴らの姿 つまらないのに笑って わからないのに嘆いて 振りをすれば分かち合えるさ ここから弾かれぬように 砂に立てた爪が流されていくような 虚しさを払いのけて 途切れない幻を突き止めていくような 確かさを風の中で燃やしたい 定点カメラが映し出す 無意識の群れが交差して 大体僕らはひとりでは 選べるようで選べないつくり 好きじゃないのに望んで 似合わないないのに飾って だけど今はそれがすべてさ 何より繋ぎ止めなきゃ 憂いの街角 空騒ぎの刹那 強く生きるとは 果たしてそれは 諦めか愛か | |
ランナー中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | さあ そろそろ中継地点 スタミナの残量を調整して じわりと加速 みだりは蛇足 ビコーズ パーティピープル掻き分ける孤独 道にキリギリスの死骸 統一感のない東京の未来 腹痛い 変なもん喰ったみたい 死にたい 生きたい そんな実態 抜き去られても 追い付かれても すべては流動 流れ続け 収まるところ まあ ころころ変わるね視点 柳に風吹くの あんたは未練 しゃなりと行こう 巻かれてみよう ビコーズ クオリティ落としたくないよ ライフラインをかじる鼠 パンチラインが燃える煙 目が痛い 真理掘り当ててみたい 知りたい 触れたい こんな状態 あなたのゴールは 心次第さ どちらにしろ 訪れるの 選んだコースで STEP 1 枷を装着 STEP 2 言葉咀嚼 STEP 3 時に脱走 スタンバイ セルフで ゴー出すよ | |
Nobody Knows中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | TOMI YO・中田裕二 | 誰もが敵で 耳鳴りのようなディスコード 望む言葉は 探しても聞こえてこない 不自然なつくりの 歩きづらい道に 乾いた笑い声がする 何様が群れなして 君をからかうけれど 心に逆らうなよ 正しさはいつも うつろうだけ 誰の痛みを わかった気でいるのだろう あいつは決して 君の孤独など知らない 語るほど虚しく 時間に呑み込まれ 次の足がまだ踏めない あてなどない世界で 言葉失うけれど 彼方に光る流星へ 目を凝らしている 絶えず今も 何かの拍子で失われそうな それ程の軽さ ならば 僕の手を握ってくれ 何様が群れなして 君をからかうけれど 心に逆らうなよ 正しさはいつも あてなどない世界で 言葉失うけれど 彼方に光る流星へ 目を凝らしている 絶えず今も |
正体中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 教えてよ本当ならば 興味もない筈だよ 僕だけに許したのは 疑う余地もない 紛れもない 君の正体 昔と比べるなら 天と地の差がついたな 別人の瞳の色して あれ程に真っさらだった その白さったらなかった わかるよ理由は誰にも この世の果てに 預けた命 誰にも触らせない いつまでつづく 干からびて疼く 愛が彷徨ってる 教えてよ本当はただ 救われたいだけだろ 僕だけに許したのは 疑う余地もない 紛れもない 君の正体 見限れよ現実なんか 聞かせようか人間賛歌 危ない果実がそこらじゅう 取り憑かれてるだけさ 正夢にうなされた 早く目覚めてよ夜から この世の果てに ふたりで逃げよう 誰の目にもつかない かなり分厚い 脇目も振らずに 命懸けで破ろう 教えてよ本当ならば 興味もない筈だよ 僕だけに許したのは 疑う余地もない 紛れもない 君の正体 教えてよ本当はただ 救われたいだけだろ 僕だけに許したのは 疑う余地もない 紛れもない 君の正体 |
ロータス中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | TOMI YO・中田裕二 | やがて雨あられ過ぎ去って 鳥のさえずりと朝は来る 何処で どうやって君は来た 手繰り寄せる糸の向こうから 笹の葉揺れる音 漣の立つ音 その肌纏う香り 僕は聞く 春風に花舞う 恋し君の 柔らかな重さを腕に抱いて 見つめあう時間は ただ緩やかな 淡き優しさに染まる 遠くいつまでも程遠く 気づけばいつも振り出しだよ 君が大事に拾うのは 夢に零れる光の露 青緑の息吹 俄雨は煙り 街に揺れる灯火 君と見る 夕映えに風舞う 恋し君の 柔らかな微熱を腕に抱いて 見つめあう時間は ただ緩やかな 波間に浮かんで揺れた 車輪の上で 命は巡り 君と転がる 春風に花舞う 恋し君の 柔らかな重さを腕に抱いて 見つめあう時間は ただ緩やかな 淡き優しさに染まる |
BLACK SUGAR中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 甘い時間は過ぎ 余韻が途切れて 急な静けさが あたりを包み込んだ 魂が リレーのように 次から次に移って そのやせぎすの希望を 追いかけてぬかるんでいた 君は君の 悦びだけ それにひたすら溺れた 口の中で すぐに溶けてゆく火花 またひとさじ 舐めた 風が振りまいた 痛みの砂鉄を 絶えず払いながら 道無き道へ向かう その肌を 身代わりに むやみに興味を集めて 知らぬ誰かの慰みの 足しになりゃ報われるかな 果たして 後味は どれもが苦くて 悦びを底から 掬って 集めて 君は君の 幸せだけ それに全てを捧げた 口の中で すぐに消えてゆく火花 またひとさじ 君は君の悦びだけ それにひたすら溺れた 口の中で すぐに溶けてゆく火花 またひとさじ 舐めた |
傘はいらない中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二・松岡モトキ | 横切る車の 水しぶきをうまくよけながら 傘の花咲いて 雨の朝は なぜか忙しない 天気予報が伝えるには しばらくこれが続く模様 とても 嫌だな 君を思い出せば 気がかりなんて何処へやらだよ 心晴れ渡って すぐに 足取り軽くなるのさ 傘はいらない 窓辺で頬杖 浮かない朝 食も進まない 後ろから伸びた その両手が 僕を包み込む 片付かないよ あれもこれも 後にすればって 焦ることは ないね ひとつも 君を抱き寄せれば 苛立ちなんて何処へやらだよ 雲が流れ去って すぐに 光が差してくるのさ 傘はいらない どしゃ降りだろうが それがふたりの きれいなきれいな ワンシーンになる 君を思い出せば 気がかりなんて何処へやらだよ 心晴れ渡って すぐに 足取り軽くなるのさ 傘はいらない |
静かな朝中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | TOMI YO・中田裕二 | 他力な日々がたたって いつも気がつけばどこへやら あなたは心配そうに 寄って来て私を拾った 罠のような夢なのかな それほど優しい目で 荒れた夜には額にキスを 不思議と落ち着きました 愛が故ならば 燃え尽きて良かった 重い心も解けて あなた次第だった だから苦しかった それはとても静かな朝 右に進めば左が 疎かになって傾いた まんまと偏りがちな 生き方で脚を躓いた 私の手を強く引いて 迷い道抜けながら 知らない場所も怖くなかった 何だか救われました 愛が故ならば 燃え尽きて良かった 重い心も解けて あなた次第だった だから苦しかった それはとても静かな朝 |
マレダロ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 我らに手を貸せ 我らに知恵貸せ どうせなら未来ある なんとも深みのある 迷うなら今だよ 遠慮がちじゃ損するぜ ワンビートで作り出す 荒野に花咲かす そうそうは見つからないでしょう 今逃したら 希だろ 珍しいだろ 他にないだろう そうさ ここだけのフィロソフィ 聴きなよ 興味あるだろう 物欲しそうに 見てる そこのあなたたち 飽きが来てるでしょうよ 連日思い出迷子 はいやめ すぐしまって こちら注目だって そうそうは手に入らんでしょう 次は千年後 希だろ 美しいだろ 他にないだろう そうさ ここだけの美意識 聴きなよ 興味あるだろう 物欲しそうに 見てる そこのあなたたち 希だろ 珍しいだろう 他にないだろう そうさ ここだけのフィロソフィ 聴きなよ 興味あるだろう 物欲しそうに 見てる そこのあなたたち |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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CITY SLIDE中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 奥野真哉・中田裕二 | すべもないことさ 大都会はキャパ広いぜ いちいち感情に 縛られちゃ損するよ 巨大ビルが並ぶ 欲望を孕む I lose sight of you, slidin' on the city 足りてないらしいね ミステリーが益々 反対側にあった ネオントリッパーのコミュ二ティ 今すぐに身体 使い切ってリセット I lose sight of you, slidin' on the city ここにあるのは生命への躍動 ここにあるのは魂の法則 眠りのようで 目覚めてゆく世界を 滑りながら泳ぐ回遊魚 乗れよスライダー 無条件で反射 生まれ持った育ちさ 叱らないでどうか 愛するゆえの仕業なんだ 電飾の風車 闇夜のフルカラー I lose sight of you, slidin' on the city |
むせかえる夜中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 深紫の風が夏の夜にうねる 酷く蒸し暑くて溶けそうだ 揺らめく赤い炎 怪しくちらつき 誰もが同じ事期待して 何かの 訪れだよ 燻る恋の摩擦で 火の粉が飛び散る 見惚れた 時が止まりすべて消え去る 視界には君だけ 他はわからない 不思議さ 身体中の力奪われ 手も足も出なくて ただの隙だらけ 欲望の足音が距離を詰めてくる 焼け付く吐息でむせかるよう よろこびと引き換えの 命は惜しまない あとは君の好きにしてくれよ とにかく 聞きたいのさ その唇に現る とどめの言葉を 揚羽蝶 光のフレア 蝉の鳴き声 黄金色の太陽 意識は遠のく 見惚れた 時が止まりすべて消え去る 視界には君だけ 他はわからない その目に 捕らえられて僕は動けない 逆らえばこの身は 脱け殻になる 脱け殻になる 生きた気がしない |
オールウェイズ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二・松岡モトキ | 今日も僕は揺られて いつもの定位置へ 自慢にならないけれど 大事なお役目さ 街の匂いがまた 変わってきたみたいだ もうすぐそこに冬が せまってる証拠だね 数えきれないほどのさようならと 数えきれないほどのまたいつかを ただ手を振り見送って どれもが焼き付いてる 男だからそんなに 連絡しないけど 心には常々 あなたが居座ってる 数えきれないほどの愛おしさと 数えきれないほどのやるせなさを ただ手を振り見送って どれもが焼き付いてる 数えきれないほどのさようならと 数えきれないほどのまたいつかを ただ手を振り見送って どれもが焼き付いてる 今日も僕は揺られて いつもの定位置へ それなりに辛いよ だけどね ただひとつ 僕がね 生きてる場所 |
THE OPERATION中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 機は熟したこの日を待っていた Let's get movin あらゆる事態にも備えた 僕らの作戦が これより遂行される またかりそめの体裁を 装ったような振りをして 微笑み合う世界に セイ・ハロー プリズムの波を掻き分け 果てなき夜をすり抜けて 仕掛けてゆく 愛の導火線を 張りつめた糸が切れたら 君の言葉を聴かせてよ それがはじまりの合図さ Turn it around 誰もが騒ぎに呑まれて Losin' myself 入り乱れてるその隙に 次なる作戦の スタンバイは完了してる 息を潜めて慎重に かつ大胆に攻めようか 僕らの愛と名誉にかけて プリズムの波を掻き分け 果てなき夜を飛び越えて 仕留めてゆく 愛の謎かけを 欠けたパズルが揃ったら 君の秘密を教えてよ それがはじまりの合図さ 明日へと迫る 秒針が鳴り響く Stay calm stay calm プリズムの波をかき分け 果てなき夜をすり抜けて 仕掛けてゆく 愛の導火線を 張りつめた糸が切れたら 君の言葉を聴かせてよ それがはじまりの合図さ 欠けたパズルが揃ったら 君の秘密を教えてよ それがはじまりの合図さ Turn it around | |
IT'S SO EASY中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | SHINGO SUZUKI・YUJI NAKADA | 何故かって聞かないで やることすべてに説明は要らないよ 襟首捕まえて 白黒つけようと迫るんだ この世は ためらってしまうけれど 間違ってなんかないさ 何にも 思うようにするだけ 君らしくいるだけ 降り注ぐ光に向かって 咲けばいいさ 真夏の日陰で 切なさ飲み干して 漠然としてたら 君の涼しげな 瞳と目があって 不思議な恋だった 流行りじゃないだろうけど 僕らのやり方は いつでも 好きだよって目を見て いくらでも交わして 愛をもっと素肌に覚えて 泣けばいいさ 思うようにするだけ 君らしくいるだけ 降り注ぐ光に向かって イッツ・ソー・イージー 好きだよって目を見て いくらでも交わして 愛をもっと素肌に覚えて 泣けばいいさ |
不時着中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | YUJI NAKADA | 今 君と僕は 同じように あの日に戻ってた 幼い頃の無邪気さで互いを 求めあって 空がひび割れて 向こう側から 差し込む光は 君の中で燃える血の赤さで 視界を染めたよ プリズムが揺れて 目眩の中で 愛しい声が ただ響いてる 夜が来ても 朝は巡って 君の心を変えてしまうだろう 僕が恐れたのは 明日を願うその不確かさ 失いそうで 過去にすがって それでも何故か 現在を探してる 地図を無くした 当てのない僕らは 二人の望みは いつの間にか ねじれてしまったよ 決して誰も傷つけたくないのに それなのに どうして 優しさは足手まとい 裏切りの果てに無くした 君と僕の過ちが 間違いなら 全てが疎ましいよ 昨日以上に 今日より更に 君の深くへ 潜り込みたい まるで光さえも 届かない程 意識を超えて 抱きしめ合って 何を誓って 解り合う様な 振りじゃ済まない そんな孤独は僕に分けてくれよ 失いそうで 過去にすがって それでも何故か 現在を探してる 地図を無くした 当てのない僕らは ここがどこであろうと 僕はかまわない |
ただひとつの太陽中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | きれいな とてもきれいな 木漏れ日の中でそよぐ君は 途方もなくこじれた この世で ただひとつの太陽さ 叶うなら 僕をずっと 照らしたまえ きれいな とてもきれいな 月夜の陰に光る涙 それは数えきれぬ 痛みに磨かれた宝石だよ 頼むから 僕にもっと 許したまえ 夜のしじまで 星に祈った 何も間違いじゃないよねと 諦めたって またこみ上げる あの日に返事を返さなきゃ きれいだ とてもきれいだ その眼はなにものも問わずに 無心で見つめながら 微笑む優しさで満ち溢れて しばらくは この胸で 眠りなさい 夜のしじまで 星に祈った 何も間違いじゃないよねと 受け入れたって またこみ上げる あの日に返事を返さなきゃ きれいな とてもきれいな 木漏れ日の中でそよぐ君は 途方もなくこじれた この世で ただひとつの太陽さ お願いさ 僕をずっと 照らしたまえ |
夜をこえろ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 繰り返し すべてを失った けれども夜明けは 無情にも望みよこした 満月が 悲しげに浮かんで 俺の足下を 照らして微笑みかけてる きっといつかは あの春色の 優しき陽の温みに 抱きしめられたくて 胸を焦がすほどの思いが 握りしめる手の中で 燃え残る 海鳴りが 遠くに響いてる 君との記憶を 深い青色に沈めて きっと誰しも 拭いきれずに 振り払うその両手で 愛にしがみついて 壁に身を預け 黄昏を煙の中にくゆらせていた 胸を焦がすほどの思いが 握りしめる手の中で 燃え残る 傷だらけの体ほどいて 心眠らせて 明日をまた越えろ 明日をまた越えろ |
BUG中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 何も譲れないましてこんな 卑怯な顔ぶれのトーテムポール 手を取り足取る愉快犯の 群れが常に見張る構図 いつもどおり虫が鳴く 秋の夜に極まる苛立ち 風情あるね 闇を振り払って走れ 風の止んだ今を選べ 嘆きの泥沼を這い上がる為に 謳えよ 高らかに 失った青春の傷跡を 可愛や娘に施す されども争えない血脈は やがて我が身呪う つねにずっと虫が鳴く 擦り合わす羽音の調べが 風情あるね 闇を振り払って走れ 風の止んだ今を選べ 嘆きの雨雲を突き抜ける為に 謳えよ 高らかに 高らかに | |
ROUNDABOUT中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | まがいもんのほうがどうせ目に付くみたいで 発明に費やした時間は無償さ イノベーター パイオニア 俺は好きだけど 楽したい 無理はしない 手先で済ませよう お咎めもなく のうのうと 生きる屍 静けさと語りあって 闇の中に絵を描いて 自問自答 孤独を飼いならせ 愛にすべてなげうって またいちから始まって 自問自答 片手間でこなす ミッションは捨てろ roundabout 我こぞって物申す窓が開いて 一斉に飛び散ったパンドラの中身 馴染み無い肩書きの あなたはどなたで 勘違いはやめとけ 自尊心は泥舟 暇だからちょっと 遊ぼうよ ふたりきりでさ 静けさと語りあって 闇の中に絵を描いて 自問自答 孤独を飼いならせ 愛にすべてなげうって またいちから始まって 自問自答 片手間でこなす ミッションは捨てろ roundabout | |
イニシアチブ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 出来れば無駄な力使わずに 君の中の核心を突きたい 酔いが醒めない朝の倦怠に また代わり映えの無い日々を見る 試すように押さえ気味の君の口調 人の気配が生臭い街は しかめ面 厚化粧 靴の音 長い赤信号を待ちながら 俺は昨日の謎を解いていた どちらが先に諦めるのだろうか 揺さぶりかけて 隙を狙って 互いに胸躍らせるゲーム 愛に変わるとは言えないが たまらなく刺激的さ 予定調和の物語なら 君を求める意味がないんだ 出尽くした理屈じゃ通らない 見た事もない形の ケミストリー 雨上がりのアスファルトに漂う むせるような苛立ちに苛まれ 君が今に至るまでの過去と 捧げてきたいくつもの夜思う 知らずに済むのなら聞かないでいようか 飲みかけの赤い水 ぶつかり合う肌の音 瞳の中浮かぶ月 愛とうそぶいた君は正しいね 深入りする覚悟で来たんだ 君がそう来れば俺もまた 更に試したくなるよ 揺さぶりかけて 隙を狙って 互いに胸躍らせるゲーム 愛に変わるとは言えないが たまらなく刺激的さ 予定調和の物語なら 君を求める意味がないんだ 出尽くした理屈じゃ通らない 見た事もない形の ケミストリー | |
モーション中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 幻が常に出たり消えたり 都会じゃすべてが嘘みたいさ 気まぐれに身を預けてしまえば 色褪せた記憶の切れ端を探して 君もほら同じだろ まだ夢の迷いびと 襟元に隠した好奇心が 肩に触れた そっと言葉を交わして たった一言で通じた はっと振り向くその時 既に僕らは惹かれていた もう少し 君について知りたい 見せてるふりして隠してるね 引き抜いたトランプの裏側を 後ろ手にすり替えて秘密をよこした 僕とほら 賭けをしよう 夜も深く静まり 眼差しにちらつく疑いを 手で塞いだ そっと心を許して たった一度の恋でしょ はっと目覚めたその時 既に僕らは魅せられてた そっと言葉を交わして たった一言で通じた はっと振り向くその時 既に僕らは惹かれていた そっと心を許して たった一度の恋でしょ はっと目覚めたその時 既に僕らは魅せられてた | |
Steady中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 硝子越しの甘い夢に 指を銜えてばっかの幼い日 あれからかなり時は過ぎて なのに変わらない 今を嘆くのさ 少し力を抜いてみたら 少し他愛もなく 僕と居たら いつも願いは風に揺れて 君の明日を迷わすけど 僕の前では隠さないで ほら続けて 話を続けて 取り澄ました街の背中 長い影が伸びたアスファルト 夕暮れに縁取られた君の 小さな肩を抱いて 少し空気を変えてみたら 少し他愛もなく 笑ってみたら すぐに涙が溢れだして 君は答えに戸惑うけど 僕の前では構わないで ほら預けて この手に預けて いつも願いは風に揺れて 君の明日を迷わすけど 僕の前では隠さないで ほら続けて 話を続けて | |
ひかりのまち中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 今日もまた終わったね 明日も沢山だね やることばっかりで 迷う暇もないのさ 君が笑うのを 早く見たいよ 僕らはきっと すべてをもって 明日に旗を立てるだろう そこからもっと先が見えて あの日のように 歩きたいんだ 君の中で息をしてる 景色をまた呼び戻そうよ まばゆい空の下 目を覚ますたびに 生まれ変わってゆく 言葉交わすたびに いのちに火が灯る 君が笑うのを そばで見せてよ 僕らはきっと すべてをもって 明日に旗を立てるだろう そこからもっと先が見えて あの日のように 歩きたいんだ 君の中で息をしてる 景色をまた取り戻そうよ まばゆい空の下 春のさえずりと 夏の高い空 秋のやわらかさ 冬の輝きが 全部いとしくて 僕らはきっと すべてをもって 明日に旗を立てるだろう そこからもっと先が見えて あの日のように 歩きたいんだ 君の中で息をしてる 景色をまた呼び戻そうよ 僕らはきっと すべてをもって 明日に旗を立てるだろう そこからもっと先が見えて あの日のように 歩きたいんだ 君の中で息をしてる 景色をまた取り戻そうよ まばゆい空の下 | |
WOMAN中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | Yuji Nakada | 髪ほどいた その指が しなやかに 朝を呼ぶ ゆうべの 危なさはいずこへ 消えた いくつもの 顔を持つ 変幻自在な 演技派女優 未だに 確信が持てないよ まどろむ部屋の中に その声が 優しく響いて じわりと体に 毒が回る 光を浴びて輝く 君こそ答え 予測できないドラマで 釘付けにして いつまでも 心休まらない 愛する君であれ 早々と支度して 靴鳴らして振り向けば 一言 またねと言い残し 消えた 微笑みが あまりにも 眩しくて 焼き付いた あたりに まだ残る甘いフレグランス 幻を見てたような 気がしてる どれだけ僕から 心も体も盗むのだろう 時折溢れる その涙の意味が もしかして罠でも 受けて立つよ 光を浴びて輝く 君こそ答え 予測できないドラマで 釘付けにして 誰の指図も受けない 君らしい答え 見たこともないセンセーションな 生き方を見せて いつまでも 心静まらない 愛する君であれ |
KILL YOUR SMILE中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | Yuji Nakada | 利口そうで 物わかり良い風に してたら 簡単に 自惚れたような目つき 暇つぶしに 愛を見繕って 来たんでしょう そうまるで アクセサリー選ぶように 私から言わせれば それなりよ 甘いスマイルも飾りね 曖昧な顔しないで 行き先を決めてよ 強がらせるのはあなたでしょ 悠長に構えないで 今すぐ捕まえて 踏み込んだ癖に逃げないで さあ ここへ be all right とぼけながら 知性を小出しに するでしょう そうやって あざとさが丸見えね 無味無臭で 実は欲深な されども男よ 本当はあれもこれも 欲しがって (you just don't know me) 私はね 今までと 違うから 甘いスマイルも終わりよ 曖昧な顔しないで 行き先を決めてよ 強がらせるのはあなたでしょ 悠長に構えないで 今すぐ捕まえて 踏み込んだ癖に逃げないで さあ ここへ be all right そばに be all right |
SO SO GOOD中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | Yuji Nakada | いつの日も 笑っていたいと思うけど それを神様が 許さないのも解る 気がつけば 甘んじてしまう僕達は あの頃の 無垢な思いを 忙しさで忘れて 君に色々と 任せきりのまま 夢に 逃げ込む僕は まだまださ どこにもありそうで 見渡しても 見つけられない 君の優しさは 水のように 僕にすっと注ぐ 不意打ちで 君が弱さをこぼす時に 僕は術もなく あわててしまう始末 振り向いた その目を光が透かしてた 胸の奥さざめいて 切なく痛みだす 僕はどれくらい 君を救えてる 少しくらいは華を 添えたいね 久しぶりに ふたりだけになろうか それ以外 何も 何もない場所へ いこうか どこにもありそうで 見渡しても 見つけられない 君の優しさは 水のように 僕にすっと注ぐ どこにもありそうで 見渡しても 見つけられない 君の優しさは 水のように 僕にすっと注ぐ |
リボルバー中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | Yuji Nakada | ふてぶてしく居座る無情 ライトに浮かぶ街の傷 丸めて捨てるフラストレーション さげすみの顔が 何度でも 何度でも 這い上がる地の底 解いてくれ 解いてくれ 君の孤独と共に I can do just what I feel You will just know なびかない心 渡せない魂 広い闇のサバンナに コヨーテの叫び 命を撃ち込め 明日へのリボルバー 外したなら また狙うのさ まるでふたり囚われの身 神の無慈悲を嘆く雨 揺さぶりかける発車のベル 息を殺してる 何度でも何度でも 目覚める真夜中 抱いてくれ 抱いてくれ 俺の中で泳げよ I can do just what I feel You will just know なびかない心 揺るがない魂 広い闇のサバンナに コヨーテの叫び 命を撃ち込め 明日へのリボルバー 外したなら また狙うのさ なびかない心 渡せない魂 広い闇のサバンナに コヨーテの叫び 命を撃ち込め 明日へのリボルバー 外したなら また狙うのさ 外したなら また狙うのさ |
とまどい中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | Yuji Nakada | まだ何も 知らなくて あなたに任せるだけで でも逆に 迷わずに あなただけで満ち足りた ひどく悲しいその終わりに 少し取り乱したけど 時は流れて いつの間にか 懐かしく甘い記憶の中 人は皆 変わるから あなたはそう告げて私を手放した なのに何故 何一つ 変わらずの姿で現れるの それからは 人並みに いくつかの恋を灯して 知らぬ間に この私も 変わり続けてきたのよ あなたの言う言葉の意味も 今になればわかるから とどまる事に 迷うことに 縛られないまま歩いてきた 突然の さよならを 駆け抜ける日々の中で忘れてきた なのに何故 今になり 変わらずの姿で現れるの 人は皆 変わるから あなたはそう告げて私を手放した なのに何故 何一つ 変わらずの姿で現れるの 変わらずの姿で現れるの |
MUSK中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | Yuji Nakada | 目覚めないままに朝は運ばれ 鉛の上を歩く旅人 何故に私だけいつも そればかり呟いて 誰かほら 誰かほら さらってよ 誘いの香りにほどけていく 首筋を撫でた甘い吐息 何故にあなただけいつも すべてに縛られずに その腕で その声で 包んでよ 目を閉じれば聞こえる 飴色の水の音 溶けた幻 私は愛に羽ばたく 悦びがどこまでも 満ちていく甘い熱 やさしく堕ちて 罪の薫るその淵へ 逆らえずに 夜ごとに募る恋の熱病 今にも体から溢れそう 遠く過去に響いた 青き春の亡霊 早く来て 会いに来て 奪ってよ さあ どこへ あなたの求める 楽園はまだ まだ 私の中に 隠してある 目を閉じれば聞こえる 飴色の水の音 溶けた幻 私は愛に羽ばたく 悦びがどこまでも 満ちていく甘い熱 やさしく堕ちて 罪の薫るその淵へ 逆らえずに |
ヴィーナス中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | Yuji Nakada | 飽きもしないで眺めてた 君の姿は現実離れさ 見事なカーブを描いて 何一つ遮る物はなくて 勝ち誇ったような声で 張り出された言葉が 調子づく世界に 胸を詰まらせても 真っ新になってヴィーナス いつでもここでリセットして 真っ只中のプレゼンス 僕の為にプリセットして 誰にも構わず 変化し続けて 喉元過ぎればのパレード 奴の言葉は嘘か真か 奇特なお方ばかりね 案の定はずればっか引かされて 研ぎすました愛をもって すべてを見えなくして 上下するふたつの 思いを手のひらで 真っ逆様のヴィーナス そのままこっちを見つめてよ あからさまなストレンジャー 僕から全部奪ってくれ 真っ新になってヴィーナス いつでもここでリセットして 真っ只中のプレゼンス 僕の為にプリセットして 誰にも構わず 変化し続けて |
朝焼けの彼方に中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | Yuji Nakada | 群青から紫色に 星空が去り オレンジ色の朝焼けが 窓から差し込む これ以上は何も出来ない 君はここから とどまらずに思うがまま あの日の夢まで 小さな君の背中が 僕の手を離れてゆく ひとりで見知らぬ明日へ 歩いてゆく ふたつの星は巡って 近づき やがて はぐれた 互いの光を燃やして 流れ去った いつもみたいに 口づけをして 額を寄せた 心がまだしがみついて すぐに離れない 最後かどうか わからないけど わからないけど 結びつけたこの身体を 静かにふたりは ほどいた 求め過ぎる ふたりに与えられた 愛のことわり 一度も振り返らずに そのまま遠く霞んだ 震える肩をこらえて 朝日の中 ふたつの星は巡って 近づき やがて はぐれた 互いの光を燃やして 流れ去った |
月の恋人たち中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | Yuji Nakada | 君の手をたずさえて 時計を気にしては はやる気持ち そっとなだめて 先を急ぐ あか抜けない昨日から 旅立ちの手招き 今夜仕様の君に見惚れて つまづく僕さ 高そうに着飾ることも 勝ち気に見栄張ることも 何もかも余計なのさ 君の素直な思いひとつで この歌が僕達の 夢を照らせば ほら バラ色のきらめきが 夜空に咲いた ひしめき合うフロアーを ふたりで抜け出して 人気の無い街の路地裏 輝く月 ここでしか言わないよ 邪魔者もいないし この目を見て 僕のこころは 君が盗んだ 誰かを責め立てるのも はた迷惑なプライドも 何もかも余計なのさ 君の素直な笑顔こぼれて この歌が明日への 夢を語れば ほら 目を覚ます 星たちが 夜空に跳ねた 虹のキャンドル 部屋に灯そう 僕と夜が明けるまで さあ踊ろう この歌が僕達の 夢を照らせば ほら バラ色のきらめきが 夜空に咲いた この歌が明日への 夢を語れば ほら 目を覚ます 星たちが 夜空に跳ねた |
STONEFLOWER中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 気だるさとやるせなさが こめかみを締めつける まだ響く頭を抱え 朧げに聞くニュース この前も似たような 場当たり的だそうだ いかれてるよ ベッドにまた逃げ込み 君の気配を探す 今も傷をかばいながら 砂漠の街に吹かれてる まだ強さを まだ望みを 求めて止まぬ僕達は 掻き分け すり抜けて 終わりなき闇を貫く 誰しもの物語で 埋め尽くされたパズル またそれを剥がしながら あざ笑う傍観者 十字路で重なる 人々の眼差しの その先で どれだけの虚しさが 立ち尽くしているだろう 今も傷をかばいながら 砂漠の街に吹かれてる まだ強さを まだ望みを 求めて止まぬ僕達は 掻き分け すり抜けて 終わりなき闇を貫く | |
en nui中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 玉虫色の結末が さらに気分をはぐらかす 愛は常に不明瞭で いたずらにばらまく 午前零時の胸騒ぎを 鎮める歌を探してる 飲み干す水の後味が ひたすらに寂しい 孤独の傘に隠れたい 明日の雨を凌ぎたい パララ パララ 騒がしく 僕を責め続けて いつかの空はどこにある あなたを抱いた青い空 パララ パララ 羽根の音 あの街に帰りたい ぼやけた夜の灯火が 夜霧で更に溶けてゆく 粗捜しもできなくて 見えすぎると辛い ただただ夜と見つめ合う 無意味に時は流れてく 衣擦れの音が鋭くて 眠りをさまたげる 君という傘に隠れたい 汚れたものを見たくない パララ パララ 窓を打つ 雨音を塞いで いつかの空はどこにある あなたを抱いた青い空 パララ パララ 羽根の音 あの街に帰りたい あの肌が恋しい 君だけを信じたい | |
リビドーに告ぐSuperfly | Superfly | 中田裕二 | 中田裕二 | 蔦谷好位置 | ローズの吐息を耳に吹きかけて メッセージを残し月夜に消える 振り返るたびにちらつかせた 誘惑の紅いルージュ ベールに隠れた滑らかな素肌 想像するだけでいたたまれない 今すぐ触れたいその先の世界 君欲しさに 寝つけない夜が続く どうしてそんなにも君は 自由に踊るの 縛られる事無く 光をはためかせて 放たれた恋の矢が 胸を打ち抜く 君のなすがままに 僕のすべては 塗り替えられてゆく パールライトの髪をふり解きながら 少女の目をして意味深な仕草 君はいくつもの罠を仕掛けて 抑えきれない 僕を嘲笑うばかり 君があまりに 焚き付けるから 欲望の中へまっしぐら どうしてそんなにも君は 自由に踊るの 縛られる事無く 光をはためかせて 溶けるような口づけで 息の根止めて 気を失うほどの 甘い香りに 僕はもう逃げられない |
薄紅中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 山肌を染めた薄紅が 車窓の向こうに咲き誇る 絹の糸するりとほつれた 心と心の縫い目から 一息で告げた 別離の言葉を 涙押し殺し君は受け取る さだめは僕らをつなぎ さだめは僕らを遠ざける 思い出が次々と しがみついて力つきて それでも春はふたたび 鮮やかな色に染められて 少しずつやわらいで 時折 さみしげに振り返り 唇を染めた薄紅が 恋を手繰り寄せたあの夜 ひとひらの花びらが踊り なす術無く水面に落ちた 何気ない笑みが 今更愛しい 今宵は誰かの胸の中だろうか さだめは僕らをつなぎ さだめは僕らを遠ざける 思い出が次々と しがみついて力つきて それでも春はふたたび 鮮やかな色に染められて 少しずつやわらいで 時折 さみしげに振り返り 時折 さみしげに振り返り | |
紫陽花中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 言葉がいくら足りても 果たして風は起こせるかい それと一緒で僕の手では 君の心を動かせない 笑いながら恋は 雨に流れて消えた 虹色の濁った希望と共に 笑いながら君は 雨に流れて消えた ずぶ濡れの紫陽花みたいに 綺麗で悲しい じゃれ合う晴れの日には 曇りひとつなく笑って やみそうもない雨の日には 傷ばかりを作ったふたり 笑いながら恋は 雨に流れて消えた 知らぬ間に止まった時間と共に 笑いながら君は 雨に流れて消えた ずぶ濡れの紫陽花みたいに 綺麗で悲しい 夜の底で鳴り響いた 言葉をちぎって ひとつずつ空へ逃がして ほら夏はすぐそこまで 無下に僕を指差しては からかった 濡れた瞳の奥で 君は何を見ていた 今となっては意味もない答え 過ぎ行く日の背中 僕はそれを見ていた まるで夢のように滲む光 笑いながら恋は 雨に流れて消えた 虹色の濁った希望と共に 笑いながら君は 雨に流れて消えた ずぶ濡れの紫陽花みたいに 綺麗で悲しい | |
TERMINAL中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 力ずくで抱いた 見下すような目だった 今でもそう 覚えてる ひどく苦い後味 煙の染みついた 窓も希望も無い部屋 痩せた肩 言葉無く 隅に腰掛けて ただ触れ合った 誤摩化し合った 特に何もない 時間をこなして 孤独を知った 熱病の後遺症に うなされて 夜がさざめく ターミナル 辺りが 埋め尽くされてゆく 朝 白けた無情の空を駆け巡るカモメ どこからここまで これからどこかへ それぞれの秘密 宿して向かった 何が待つのだろう 誰が待つのだろう 光の筋が描きだす抽象画 それらしい事言って 靴の裏見てみな きれいだろうピンク色の 皮肉がこびりついて あんたの歩んできた 誇らしげな道を 横切った 少女達は真顔で過ぎ去る 昨日は勝者 一昨日は敗者 駒を並べて 賽を振った死神 明日はもしかすれば我が身かも 喜びも悲しみも 肩寄せ抱き合う ターミナル 深いな 果てしなく潜り込んだ 思惑 欲望 全てが交わる森で きっと 解らないんだ 答えはずっと 出せないままさ 俺が君を掴めないように どこからここまで これからどこかへ それぞれの秘密 宿して向かった 何が待つのだろう 誰が待つのだろう 光の筋が描きだす抽象画 |
MIDNIGHT FLYER中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 何かに邪魔をされた 高めた気分途切れた 見えすぎてるせいだろう しばらく時間を潰そう だから 消灯します もう暗転します 君もその方が良いでしょう 奥覗いてみよう リプレイしよう 夜もふけていい具合だね 君がささやく度に 酔いが更にまわった エコーが響いて 心躍った wake up midnight flyer, flyer 身体を預け気流に乗って keep on shinin' starlight, starlight 悦び羽ばたく 愛の夜間飛行だね 地に足つけた生活 それだけじゃどうも虚しい 駆け上がるような感覚 ときに魂 放し飼い さあさ please me tonight 平穏じゃ辛い 何か物足りないでしょう 君とfly into the night 拒むんじゃない 選択の余地なんてない 君が欲しがる度に あたりが色濃くなる リバーブ響いて 心躍った breakout midnight flyer, flyer 闇をくぐり抜け蝶になって keep on shinin' starlight, starlight 波打つ銀河を跳ねる逃避行だね |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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ENEMY中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 尋常じゃねえ程の 弾丸の雨霰 蛇の道はいつもヘビー 金の実る木の 根元は腐ってしまっていた 魂すら売りさばいたんだ 手を変え 品変え 後ろめたさ感じながら 歯の浮く思いさ 心痛ましく 酷く悩ましい朝 次の楽しみは 目を引く獲物は 今をしのぐモルヒネ 触るな 二枚舌の愛に まんまとほだされた あの女とはもう切れた 静寂はある日 神の逆鱗に触れて 瞬く間に切り裂かれたんだ 手を引く 逃げ出す 負の遺産だけは残して 身を切る想いさ 約束は断たれ 知らぬ存ぜぬばかり あちらが当たれば こちらも手を出せ 甘い汁に群らがれ 触るな 近寄るな 歯の浮く思いさ 心痛ましく 酷く悩ましい朝 次の楽しみは 目を引く獲物は 今をしのぐモルヒネ 触るな たかるな 触るな 近寄るな |
彼女のレインブーツ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 少し好みと違った だけど惹かれてしまった さりげない出会いとは かけ離れていた 薄化粧だと余計に 色の白さが目立って 季節に馴染んでた たまに飛び出した 無防備な言葉が やけに強い力を放ってる だからもっと 君を更にもっと 知りたくなった 僕にもっと 分け入る余地を 与えてよ 次はもっと 確かめてみたいな 予感の微熱を 恋の引力に身を任せて 空色の傘広げ 黄色のレインブーツ光った 少女の面影いまだに漂って 小さな肩すぼめて 肌寒い曇り空 見上げる横顔 出し惜しみせずに 笑みをこぼしてよ それだけで僕は救われる だからもっと 君を更にもっと 知りたくなった そばに寄って 瞳の中もっと 見せてよ 次はもっと 確かめてみたいな 予感の微熱を 恋の引力に身を任せて だからもっと 君を更にもっと 知りたくなった 僕にもっと 分け入る余地を 与えてよ 次はもっと 確かめてみたいな 予感の微熱を 恋の引力に身を任せて 恋の引力に身を任せて |
blue morning中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 恋の息の根 一思いに止めて 熱に浮かされ 溶けてしまった あまりにあっけない幻 今朝の心のありさま 深い青色 月曜日の憂鬱とも明らかに違って 探し求めてたはずの 世界はどうだった 僕らはそう 何も見えていなかったね 部屋に漂う 冷たい静けさ 見逃せなかった 愛のほつれは あまりに呆気なく解けた 君の明日に舞い上がる 赤い花びら 見上げた空はブルーグレイのくすんだ色して 何もかもが答えのない答えに終わった 僕らはそう 高望みしていたんだね 一言だけ 君が口にした最後の言葉 ひどくこたえた そんな幕切れ 今朝の心のありさま 深い青色 月曜日の憂鬱とも明らかに違って 探し求めてたはずの 世界はどうだった 僕らはそう 思い込み過ぎたようだね 君のそばで舞い上がる 赤い花びら 見上げた空はブルーグレイのくすんだ色して 何もかもが答えのない答えに終わった 僕らはそう 何も見えていなかったね 僕らはそう 高望みしていたんだね |
アンビバレンス中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | マイナス100度の冷たい眼をして 灼熱のマグマ滾る胸の中 アンバランスなふたつを同じ体に 持ち合わせてる君なら 何も怖いものはないだろ こばまないで見せてよ 邪魔なその手を払って 君みたいな造形の愛を 僕はこの身に飾りたい 柔らかく白い肌を身にまとい 鉄格子で囲む心の内側 アンバランスなふたりが磁石みたいに 引き寄せ合ってる今なら 何も怖いものはないだろ 染まらないねどこにも 何も言わせない目をして 君みたいな造形の愛に 僕はこの身を捧げたい それらしく聴こえる 最もな合言葉 僕らには不要さ 何も当てはまらない こばまないで見せてよ 邪魔なその手を払って 君みたいな造形の愛を 僕はこの身に飾りたい 染まらないねどこにも 何も言わせない目をして 君みたいな造形の愛に 僕はこの身を委ねたい |
プリズム中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 変わりゆくことに 寂しさ覚えたのさ 時間に乗って なすがまま 運ばれていく日々 それでもふたりは 手放せないものだらけで しがみついて今をただ とどめようと重ね合わせてた 何もまとわずに 光の中を泳いでいる 目映い君の姿 プリズムが揺れて見えたよ 確かな息吹が 君の胸の奥で聴こえる 命の巡る音が ひとつずつ僕を許してくれた 僕らがこうして 巡り会えた理由は 違う過去に生きたときの 記憶が呼び合うから それなら答えに 迷うことなど無いのに いつも愛は試すように ただ黙って今を手渡した 次はどこへ行こうか 次は何を知ろうか 白くこだまする空に 君との明日を描いてた 何もまとわずに 光の中を泳いでいる 目映い君の姿 プリズムが揺れて見えたよ 柔らかな熱が 君を伝わり僕に触れた 命を刻む音に 少しずつ僕は目覚めていくよ |
マイ・フェイバリット中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 理屈なんてつけないで 思いつく通り描いてみな あふれそうな気持ちを そのまま投げてよ じゃれ合うばかり 散らかった 二人だけのアミューズメントパーク 嘆かないで 傍においで 寝転がり茜空に抱かれ 見たものに見たまんま 縛られないよう気をつけて 君は僕のもんさ 誰がどうだろうが知るもんか 卑屈ぶっていけないよ 僕に対しても失礼だ 花のような笑顔を 素直に見せてよ 荒れ模様な街の天気 二人逃れて トラベリング 今は目を閉じて眠ろう 気付いたら波の音聞こえた 好きなように願うんだ 少しは楽になれるだろう 君は僕のもんさ 何がどうなろうと知るもんか 何か飲もう 何か飲もう 手を握ろう 手を握ろう 抱きしめたい 抱きしめたい キスの嵐吹き荒れ 恋にまみれて じゃれ合うばかり 散らかった 二人だけのアミューズメントパーク 嘆かないで 傍においで 寝転がり茜空に抱かれ 見たものに見たまんま 縛られないよう気をつけて 君は僕のもんさ 何がどうなろうと知るもんか 君は僕のもんさ 誰がどうだろうが知るもんか |
HEROINE中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 生き急いだ 彼女達が見た結末は 夢見る程 気高きものじゃないさ 哀しいけど 幼心を破り捨てたら 何も揃わない素肌が寒くて凍えた 足りないから 今すぐ満たして 感じないなら 痛みを加えて そうしないと 君は何処かに消えてく 孤独に飲み込まれて あいつらとは 同じにされたくない それだけさ 男の目を 指先で手繰り寄せ 仕掛けてく 目覚めるたびに 景色が違う 色鮮やかに世界を塗り潰しながら 知らないなら 身体で覚えて 寂しいから 祈るように縋って そうしないと 君は心を失う 孤独に飲み込まれて 傷の跡も消した 涙も流さない 信じたら 命を預けるようで 怖くて 足りないから 今すぐ満たして 感じないなら 痛みを加えて そうしないと 君は何処かに消えてく 孤独に飲み込まれて 知らないなら 身体で覚えて 寂しいから 祈るように縋って そうしないと 君は心を失う 孤独に飲み込まれて |
ユートピア中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | きっと 悪い夢を見て 怯えていただけ さあ忘れて 僕のところまで どんな 夜を見てきたの 心を眠らせ 君は踊り子みたいに さあおいでよ 哀しきユートピア もう二度と我が身を欺かないで 喜び悲しみ 振り子に揺られて 繰り返すだけじゃ あまりにつらいばかり 触れ合う身体を 愛になぞらえて 気を失う程 求めあいながら きっと まともに来たなら 交わらないだろう 迷い子の 流れ着いた場所 どんな 服を着せようか 飾り付けようか 君は僕のペルソナ さあおいでよ 儚きユートピア 七色の花びら つむじ風になる 優しい嘘だ 真白き朝の微笑に包まれて 終わりたい 喜び悲しみ 振り子に揺られて 繰り返すだけじゃ あまりにつらいばかり 触れ合う身体を 愛になぞらえて 気を失う程 求めあいながら 気を失う程 求めあいながら |
旅路中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | あてもなく 旅は続き 砂利道に 膝をついた 見上げれば 寒空を 降りてくる 雨のつぶて 飛び出したあの夜を 若さの血迷いとは 決して 認めたくないから 振り返らずに来た どうか明日こそはと つぶやくように歩いた 読み返す過去のページに 味気ない日々を眺め ふと君を思い出す 迷わない目をしてたね ステレオの真ん中で 踊りだすメリー・ゴー・ラウンド 光溢れる夢の街 輝いて見えるよ やがて雲は流れて 赤い夕陽に染まった そうさ 今もあの日も 心は色褪せない 僕たちは またいくつも 夜を越え 朝を迎え 失くしては 見つけ出す 命がそう けしかけるんだ |
サンライズ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 輝く夜明けが 僕らを待ち構えてる その手を掲げて すべてを道連れに行こう 遅くはないぜ また始まろう 夜空に塞がった 雲の切れ間から 溢れた星のひかりを 頼りに探したのさ 無駄骨が続いて 迷いの螺旋が また僕の目を惑わせ 明日を煙に巻く ここまでは決して幻じゃなかっただろ 君を抱いた時 春の夜風 今も 忘れられない 輝く夜明けが 僕らを待ち構えてる その手を掲げて すべてを道連れに行こう 遅くはないぜ いま始まろう 静まり返る街 足音が響いてた 次のシナリオを指でめくる 聞きたい言葉が いくつもあるのさ 描きたい絵も山のように 心にかさばっている 誰かに委ねる代物じゃないはずさ 誰もが知らない未開の場所 それを見つけたいのさ 輝く夜明けが 僕らを待ち構えてる その手を掲げて すべてを道連れに行こう 輝く夜明けが 僕らを待ち構えてる その手を掲げて すべてを道連れに行こう 遅くはないぜ また始まろう 遅くはないぜ いま始まろう |
灰の夢中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | わずかな望みを ひとり燃やしてた あの夏の夜が残した香りを辿って あなたのところへ 赤く染まる道 この果てしない砂漠をくぐり抜けて からからに心乾いた ぎらぎらと午後が照らした ビルの影から身を潜めあなたを待っていた さらさらと風が流れた 飽き飽きしてきたこの頃 人はいつでも紙一重ですよね 突き止めた居場所は あまりに様変わり わたし今から人でなし わずかな望みは ここで燃え尽きた 全てを終わらせたくて狙い定めた あなたを探して 赤く染まる道 この長過ぎる旅路をくぐりぬけて だけど何故か 出来なかった あなたの明日を 奪えなかった 思い描く夢と あまりに程遠い 私今からどこ行くの? | |
FUTEKI中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 不敵な女 感情がないみたいだ 不思議な女 実態もないみたいに 見せかけて えらい激しかった 不敵な女 計算高いみたいだ 不思議な女 昔なんかあったように 見せかけて すごい普通な女 俺はまた 負のスパイラル 謎めいた 目をしてたら 物憂げな 顔してたら 訳ありな 含み言葉で 俺も君の愛の犠牲になったそうな なったそうな 不敵な女 天涯孤独そうで 不可思議な女 手助け無用な風に 見せかけて すごい甘えてきた 俺はまた 負のスパイラル 君の狙いは的外れで 求めるものと裏腹 善かれと思って悪しかれ それだよ それの 犠牲になったそうな やっぱそうか | |
UNDO中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 愛は奪い合う為にあって 分け合うほど余りは無く 君も僕も従って 治まらない世界を選ぶ だけど独り占めしたくて 言葉の鍵を差し込む 君も約束を口付けて 僕の呼吸を止める 夜に紛れ込んだ か弱き罪人よ 生きることについて 疚しさは決して拭えないけれど 見慣れない君がいた まるで他人のようさ 気付かない君を眺めては 背中でかわすだけ また違う肌に触れ 僕も誰かを演じ 見知らぬ朝を迎えては UNDO UNDO 僕らどこに帰る 君がいくつも仮面を使って それぞれの恋を試す 邪魔になる苛立ちは 僕を縛れない事 君の無防備な 瞳の奥を見た 求めすぎないように 互いに恐れてしまうのは何故だろう 自己愛の絡み合うシーツ 失う事への怯えか 続ける事への重さか 選べないくらいなんだ | |
ベール中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 口程にも無い男なんだって 君の目に狂いが生じた 頭でばかり答えを探して いままでは そう 上手くいってたんだね おとぎ話のような 恋はないでしょ ほら 君の胸は震えて いつまで もどかしい思いに戯れるの 早く手を開いて 正直に掴んでよ 悲しみや切なさだけじゃ足り無いのさ その肌に押し付け 初めて君は知るんだよ 窓際に追い込まれた君の 勝ち気な唇塞いで たくらみなんてはじめから無かった 僕の方こそ無防備に求めた おとぎ話で読んだ 恋はどこでしょ そうさ 君は過去を脱ぎ捨て いつまで 昔のわたしに隠れてるの これからがはじまり 失って見つけて 赤い紫が街の空に漂う 白い肌こぼれて 無我の夢中に いつまで もどかしい思いに戯れるの 早く手を開いて 正直に掴んでよ 悲しみや切なさだけじゃ足り無いのさ その肌に押し付け 初めて君は知るんだよ |
sunday monday中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | sunday monday 夢から覚めた気分さ 泣いて笑って 君は朝焼けに消えた 好きなわけを全部 口に出してみたよ なんか虚しい どれもがただの飾り 目を見ればわかるよ キスしたらわかるよ 形に出来ない答えだよ sunday monday 手放すような気分さ 泣いて笑って 君は朝焼けに消えた 僕の部屋について すぐに潜り込んで 毛布の中で黙ってる 君を見てた 手に触れて思うよ 抱きしめて思うよ 言葉にならない事実だよ sunday monday 夢から覚めた気分さ 泣いて笑って 君は朝焼けに消えた sunday monday 手放すような気分さ 泣いて笑って 君は朝焼けに消えた それじゃあね またね それじゃあね またね |
リバースのカード中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | たまにそうなんだ 胸が痛むんだ 心にもないこと言ってさ たまにそうなんだ とてもうずくんだ 君のような無防備さで 愛を乞う生き物 手なずけたくなる 理屈じゃないよね たまにそうなんだ 我に返るんだ 瀬戸際に立っていたらしい いつもそうなんだ 情にもろいんだ ほら君の穴埋めしたよ 愛はみるみるうちに鉛に変わってく 重くて背負えないね ペース乱して スペース満たして 俺を縛る明日にさよなら ベース揺らいだ リバースのカード 考えつかない 及ばないところ ペース乱して スペース満たして 俺を縛る明日にさよなら ベース揺らいだ リバースのカード 考えつかない 及ばないところ いつもそうなんだ |
LOST GENERATION SOUL SINGER中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 夢を見すぎて また無駄に過ごした 時は金なりが身に染みる今日この頃 ガキの頃から 怠け癖がついて いざという時に必ず取り逃がす 駄目だ このままじゃ 萎れた花が咲く庭みたいな人生 単純さ 君を夢中にさせたい くるりと振り向かせたい 香る男になりたい 簡単さ 生まれ変わればすむのさ 思いのたけをあつめて いっせーのーせーで 頭抱えて 考え抜いたその後 また同じ言葉にたどり着いて疲れた だけ あいつみたいに スマートに生きていけたら そんな浅はかな考え駄目でした 何故だ 気がつけば 付かず離れずの距離にいつも君が 愛し愛されの奇跡は知らないが ああ 今は春の風に酔う 単純ね 君に夢中だよ私 ころりとハート落として あわてて拾い上げたよ 単純な 言葉で君に述べたい 好きだと君に投げたい いっせーのーせー 簡単さ 生まれ変わればすむのさ 思いのたけをあつめて いっせーのーせー ケ・セ・ラ・セ・ラ |
迷宮中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 足りないから足すみたいな 安直な発想じゃないよ ダーリン 意味も理由もそうさ 真っ当な顔した口実さ 白黒のパーティションと ありかなしの時代が 僕らのそこらじゅうを化石みたいに変えちまった もう何も見ないで 君の全ては 誰も奪えない 燃える血の熱に目覚める肌の疼き 空想家のようにもっと 漠然な愛と理想をもっと 置き忘れの自分が 報われないから可哀想で 向こう岸に渡って 罪人の魂を 掘り漁って掴んだ天国行きのチケット持って 誰も皆抜け出したいと思ってるだろう 限りない呪縛のような ああ それは 自由という名の もう何も見ないで 君の全てを 僕に焼き付けて 迷わずここに もう何も見ないで 君の全ては 誰も奪えない 燃える血の熱に目覚める肌の疼き |
バルコニー中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 今思えば 君はいつも幼い頃の 恋の思い出を 大事そうに繰り返して 出会った頃は 不器用に強がるばかりで しきりに答えを 求めて傷ついていたよね もっとほら 僕が大人なら 助けられたんだ 君はただ素直に 愛を受け入れただけ 迷わずに少女みたいに 恋を知った頃と 何も変わらず 静けさに佇み 朝焼けを眺めたね こぼれだす涙を風に 乾かそうと君は空を仰いでた いたずらに時が急かすせいで 僕らはいつの間にかはぐれた 違う道を歩いた 窓越しのこの街は今も 他人事のようさ 君を忘れたいから 僕のことも忘れて 正しいとか間違いじゃなくて 愛し合ったことに嘘つかずに かなわない心は どこへたどり着くだろう 羽根のように空の彼方へ 飛び立っていずれ 見えなくなるんだね |
記憶の部屋中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 今日も街がオレンジ色に溶ける頃 後ろ髪ひかれながら 帰りゆく人の群れを眺めていた 僕らはいつも行方知れず 現実を逃れてみたい 君の手を引き彷徨う ここはあの時のままで 染み付いた記憶の部屋 明日に帰るまで せめて今だけは 君をここに閉じ込めたいのさ あの日分かれ道 他にもあったのに 僕の胸を叩いて泣いたよ 溜息が霧となり夜明けがきて つま先鳴らす音が響く 現実は幻みたい 僕は時々血迷う ここはあの時のままで 染み付いた記憶の部屋 君に沈むとき 視線が合うとき 隠した想いがこの胸になだれ込む 言葉じゃなくなって 心もなくなって まるで失われた世界に あの日分かれ道 走りきれたのに 同じ夢は二度と見れない |
白日中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 帰りたいけど 帰る場所なんてない どこかにあるはずの僕らしさは いまだにほら らしくないよ もうここだけ 君の小さな手に 僕は包まれたまま眠るのさ まるでそれは 揺りかごみたいだね 明日が何も語らずに 僕らを連れ出す 白日のもとに 乾かない傷口さえも晒しながら それでも明るみの中に 求めてしまうだろう 君が描き出す喜びにまた酔いしれて みとれていたんだよ どうしてなんだろ 君が泣いてないんだよ その微笑みのわけを探してた 雨のはずの青空みたいだね 確かなものには不確かな思いが つきまとい 視界を曇らすけど 君だけは違ったね 明日が何も語らずに 僕らを連れ出す 白日のもとに 全てを打ち明ける事が出来るのなら 記憶が色褪せる頃の 僕らの居場所は ここかな それとも離ればなれのどこかかな できれば そばにいて それはとても眩しくて |
虹の階段中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | さあ 着地出来ない夜を越え 訪れた今日に足を踏み入れ さあ 不可能なんて軽々しく 受け入れてしまわぬように 時間はもどせないし 空も飛べないけど 君はこれから 変わり続ける もう どうにもならない事すら まとめて連れてくしか手は無い さあ おもむろに取り出すように 君のひらめきを見せてよ テレパシーは通じないし 世界は容易くない だけど無性に信じたくなる 駆け上がれ 空渡る虹の階段を エメラルド色した 鳥達の向かう先 過ぎた日を想うには まだ早すぎる 予感をその両手に握りしめ すべてを委ねて 世は騙し合いの最中 様々何様集まって 捨ててきなよ その無意味な時間を 咲き誇れ 降りしきる雨を浴びながら 思いの抜け殻が 生きた分の根を張り いつかしら 鮮やかな花をつけるだろう 今はただ目を閉じ 生まれ来る 望みを繋いで |
endless中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 深く生い茂る 暗い森の中で 僕らは何を探し 何処へ向かう 引き返す事も出来ずに 誰かの頼みを 受けた訳じゃない 自分にはただ なすべき事があると 思い込ませるしかなくて 心もとない明日にしがみつき歩いた 答えが欲しくて 何か覚えて 何か忘れて 君と生き続けよう 幾重も重ねて だけどいつかは 幕が下りるね そしてまた生まれよう 月の満ち欠けと 太陽の浮き沈み 限りないものたちに すがりながら いつか消えてゆく運命を抱いて 命の点滅がほら 絶えず街を輝かす その中で その外で 得るものや失うもの こぼれ散らばる希望達 いくつも拾い集めては 色のない空に飾ろう 話し疲れて 肩を預けて 君とまた眠ろう 夢に包まれて 笑い泣き 喜び ときおり哀しみ そしてまた願うだろう だけどいつかは 幕が下りるね そしてまた生まれよう |
ご機嫌いかが中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | どう そちらのご機嫌は どう そちらの居心地は まあ俺ったら 相も変わらず すぐにあれこれ 手出して足がもつれる どんな街に住んでるの どんな仕事ついてんの まあ俺ったら 相も変わらず 君が嫌がった 変な柄のラグ敷いてるぜ 世界がひらけて目紛しくて 机の上には山積みの夢 今もまたひらめき 寂しさも糧にして ともかくお互いに お幸せでいようね どう そちらのご気分は どう そちらの恋人は まあ君なら心配ないでしょう もう俺みたいな男は二度と選ばない 世界がひらけて咲いて乱れて 少しやかましく思うけれども 後悔なんてないし 肩の荷も下りてる I will forget you slowly I will forget you slowly ともかくお互いに お幸せでいようね 巡り巡り逢っても 一夜だけにしようね |
マテリアル椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 人の波が交わる 巨大な交差点で めまいのような無力さを ただ感じた 君も同じ気持ちかい 体が宙に浮いて 踏みしめられない現実に怯えて 開かれた窓の外は 変わらずの青い空 君と見た希望だらけの姿で 思い知らされてうつむくたび あの言葉が 胸をよぎるよ 風に立つ迷いなき想い それだけでここに来たのさ なくしたらまた見つけてきなよ ひとつ色を変えてごらんよ 明日を編み出すマテリアルを 心に飾りながら 描き出そう 旅立ちは早すぎて 前触れもないままに 空っぽの鳥かごは静けさに転がる 夏の雨が煙る日も 冬の風が舞う日も 君といた全てが僕を作ってしまったよ 駆け抜ける時間のスピード 追いかけてはやる心が 突然足を止める 今もわからない事ばかりさ だけど僕は知りたくなるよ 血の通うこの身のありかを 変わらず求めてしまうのさ 次に会う時は聞いてくれよ 少しくらい答えられるよ 僕らを動かすマテリアルが いくつも景色に溢れて 思い知らされてうつむくたび あの言葉が 胸をよぎるよ 風に立つ迷いなき想い それだけでここに来たのさ なくしたらまた見つけてきなよ ひとつ色を変えてごらんよ 明日を編み出すマテリアルを 心に飾りながら 描き出そう |
ロスト・チルドレン椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 世界中に飛び散った 危険分子の遺伝子 種蒔いて水やった 未来未来未来未来 無抵抗の平行線 いつだって慈善事業さ お利口さんねトップリーダー 偉い偉い偉い偉い 火花散った国境線 実力行使だって お子さん画面に夢中で 知らん知らん知らん知らん 生まれ持った素質って 垂れ流しのザ・フリースタイル 偉く寛大な社会だねえ 理解理解理解理解 目覚めないまま過ぎて 新しさに欠けているんだ anytime 誰かに任せ 遊びたい盛りだよ 飾りな 自意識もっとまとって 飾りな 美意識もっとまとって あいつより上に あの人のそばに 居心地良い場所に 螺旋状のエクスタシー より身近なんだ生死 仰け反ってみる天井が ゆらゆらゆらゆら 不自由無い育ちでした あの女逆らったんだ だから僕奪いました 自由自由自由自由 触れないまま過ぎて リアリティを忘れてしまった anytime 誰かに任せ 耽りたいやつらだよ 飾りな 自意識もっとまとって 飾りな 不条理をもっとまとって 巷ではこれで 世の中のせいで 居心地良いでしょ 飾りな 自意識もっとまとって 飾りな 美意識もっとまとって あいつより上に あの人のそばに 居心地良い場所に |
ロンサム椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 信じたものが すぐに壊れて 慣れてしまうしかすべがないのさ 救いの歌も 嘆きの歌も きっと僕じゃない やつらの歌さ 逃げ込んだベッドの中に 出口を探した 息苦しさですぐに目が覚めて 無駄に過ぎた時間は背を向け 僕らはそう 孤独な空の影にひとり 立ち尽くして 暗闇の静寂に消えないように 祈りかき集めて 君だけが 思う明日はただの夢か 夢じゃないのか 今朝もまた 同じ様な始まり方 まだ何もおさまらない 色鮮やかに 見えてしまうのは 美しさより醜さばかり 傷ついたふりは したくないけど 悲しい言葉で人は振り向く 逃げ込んだベッドの中で 夜空を探した 輝く星はここに描くのさ 誰もいない 僕だけの宇宙に抱かれ もう一人の僕に問う おまえは敵で味方だけど 疑う以上に信じてた 誰もがそう 孤独な空の影にひとり 膝抱えて 思うように光へと踏み出せずに 夜に彷徨うのさ 君もまだ 履き慣れない靴で歩いてる たとえ毎日が 泡の様にはじけて消えても 足を止めないでくれよ | |
LOOK AROUND椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 少しずつ何かが 明かされていくような 気配のする朝の日差しを浴びて 長い夜の底で 試された孤独と 見違える様な明日の姿を並べた 歯止めのきかない 僕の中の魔物が 夢を貪っていた またいつかが今日になり 僕は何を手にしたのかさえ わからないけれど またいつかは今日になり 僕は何故かこの手に触れるすべてを 愛しく思える 立ち尽くすばかりの 嵐の入り口に 束の間の静けさを見つけて飛び込む 振り帰らずに来たよ 僕はまだ弱さを 笑い飛ばせる程に強くは無いから 息を止めるように その心が決まれば 迷い振りほどいて またいつかが今日になり 僕は何を手にしたのかさえ わからないけれど またいつかは今日になり 僕は何故かこの手に触れるすべてを 愛しく思える 横たわる儚さに 僕はいつも 腕を掴まれて 見失うけれど 鳴り止まぬ鐘の音が 呼び覚ますのさ 溢れるほどのイメージと希望を巡らせ またいつかが今日になり 僕は何を手にしたのかさえ わからないけれど またいつかは今日になり 僕は何故かこの手に触れるすべてを 愛しく思える | |
NIGHTLIFE椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 夜な夜な集うアウトロー 誰もが知れぬ感動を 東京のど真ん中に森が 秘密主義のあんたは気取り屋 赤い月の光照らす デジャヴの様な夢見てます ほらどうしよう 神だのみの ちょっと胸が躍る程の色 インビテーション 蓋を開け あの女ずっと こっち見てるよ 大都会の闇夜 コウモリの宴 愛情なんてものは バーベキューで食らえ パーティパーティ 神を 恐れぬ宴 愛情なんてものは ドライジンで飲み干せ 黒く目を塗りつぶした ジャグラーの手をスルーした キングは何処 ジョーカーの野郎も このパーティじゃ場違いさ 穴開いた 更に見たいか とぐろ巻いて威嚇する金の蛇 それに銀のマングース into heavy 音ヘビーな上に イリーガルで デスティネーション ア アジテーション あの男ずっと こっち見てるよね かしまし娘達 カンバセーション 男たちまち カンバセーション 愛と情の サイコロを ふり続けていましたとさ はずかしいおとなたち 黙れよ そのこどもたち 何かねーの 明と暗に 触れとらんし 恨み辛み妬み病み上がり SHIT! 大都会の闇夜 コウモリの宴 愛情なんてものは バーベキューで食らえ パーティパーティ 神を 恐れぬ宴 愛情なんてものは ドライジンで飲み干せ アメージングな夜だぜ | |
ブランケット椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 裸足のふたりが 春風にはしゃぎながら 長いグレーの冬を 溶かすように抱き合ってた 僕はまだ子供で 操りきれない気持ちを ただ力任せに 投げつけて傷を付けたんだ 愛などいつだって 浮かんで消えるような 気休めだと思ってた 伝えたい言葉足りないよ 会えない夜が切ないよ どうして何気なく手渡せない 君しか居ないのに ねえ 居ないのにね 代わりのきかない 君をかたどるバランスは 誰にも作れない 僕は頭抱えてしまうよ 愛などいつだって 拾って来れるような ごまかしだと思ってた 伝えたい言葉足りないよ 会えない夜が切ないよ どうして何気なく手渡せない 君しか居ないのに 伝えたい事ばかりあって 簡単にまとまらないよ こうしていつもどおり体あずけて 君から包まれていたい 包まれていたい |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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red blues椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 求めてしまうのさ 赤い肌の街に削られ いくつも無くしたけど 必ずつかまえて 俺にからみつく虚しさに 花添えて燃やすのさ 今も鳴り響く 女の捨て台詞が えらく胸にもたれて 後味が悪いぜ 抜け道を探し 常に我関せず 時代の柵に囲われ 並ばされないように 仕掛けてかわされて がらくたの中に夢あさり 飢えた野良犬のように 忘れてしまいたい お前の体で埋め尽くし この目を塞いでくれよ 寂しげな月の溜息で濡れた 夜が俺を許してくれる 言葉も交わさず ただ身を任せて ぶつけあう 叩き付けるような 雨音がわめいて グラスにわずかなウイスキー 飲み干して寝転ぶ 口先ばかりで 知ったような顔した あいつらは嘘だらけ 指図など受けない 気安く触るなよ 俺が辿り着いた答えに 傷ひとつつけるなよ 孤独に戯れて 何も変わらない白黒の 砂利道に風が吹く 求めてしまうのさ 赤い肌の街に削られ いくつも無くしたけど 必ずつかまえて 俺にからみつく虚しさに 花添えて燃やすのさ 叩き付けるような 雨音がわめいて グラスにわずかなウイスキー 飲み干して寝転ぶ | |
流星群椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 感じたままに伝えて 君が見とれていた景色 月明かりの差す部屋で 同じ様なつくりの愛を重ね 手繰り寄せるように僕を呼ぶ 君のその瞳には 誰かの手にした奇跡ではなくて 君だけが知る喜びが映ってた 僕が望むのはそれだよ 見上げた夜空は輝きを増して 柔らかな光が君を包んでく それが何よりも綺麗だった 心は既にほどけて 自在に互いを繋いだ 日が落ちても気付かずに 明かりも点けないほど夢中で ときに囚われる僕のそばで 君は何もいとわず 求めるだけ嘘のようで はじめからあるはずないと 笑い飛ばしごまかしては 諦めてたけど 誰かの手にした奇跡ではなくて 君だけが持つ喜びが映ってた 僕が欲しいのはそれだよ ふたりで夜空を泳いだ 星屑のしぶきを身体に浴びて光ってる それが何よりも奇麗だった 誰かの手にした奇跡ではなくて 君だけが知る喜びが映ってた それが何よりも奇麗だった | |
漂流椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 溺れたい 明らかに心無くしてるみたいに 覚えたい 君というすべてをこの身に刻んで まるで僕は支配者 巡らす君の過去に向け ジェラシー 醜い胸の奥の模様を見て 浅い夢か深い眠りか 幻の中を滑り落ちてく 求める事しか出来ないよ 水浸しになって 赤い岸辺に目覚めた 壊したい 誰もが讃える美しさの意味を 奪いたい 君から溢れた秘密の全てを そして僕は見ていた 微かに君から滲んだ ジェラシー 激しく燃える愛のざわめきを聴いて 浅い夢か深い眠りか 幻の中を滑り落ちてく 逆らう事など出来ないよ 水浸しになって 赤い岸辺に目覚めた 最果ての理想郷に ふたり逃れてきたね 風にまぎれ遠く響いてる 歪んだピアノの音が 優しかったんだ 浅い夢か深い眠りか 幻の中を滑り落ちてく 求める事しか出来ないよ 水浸しになって 赤い岸辺に目覚めた 思い出さえ脱ぎ捨てながら 君と白い波間に漂ってる 愛せば誰かを傷つけた このまま遠くへ 誰もいない場所へ なにも答えは無いけれど | |
思惑と罠椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 気がつけば 夜が彷徨い始めてる 何食わぬ顔で 君を連れ出すのさ まだその瞳には 迷いが映らない このまま俺の罠にかかれ 帰れない ほらどうしようか 二人は頭が真っ白で しょうがないから 寄り添って 心臓の音が波打った 問題なんてないよ そうなってしまえよ 次々と そばを走り抜ける光に 照らされた君の 後ろめたい横顔 まだその胸元へ 入り込む余地あり 今から君の思惑通り 騙す男のふり見て 演じきる女 結末は誰も知らない 敢えて委ねた 今を 現在を 求め 帰れない ほらどうしようか 二人は頭が真っ白で しょうがないからと迫って 心臓の音が波打った 帰れないほど末期だって 迷いの鎖はとっぱらった 感じな ほら感じなって 他に選ぶ余地なんて無いさ 問題なんてないよ そうなってしまえよ | |
ブライテスト・ダークネス椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 理解し難い感情は でかいエナジー引きずって 雑念想念巻き込んで 俺の体を駆け巡った 未来に期待しないよって 当たり前にあいつら言うよ 冷めた目で鳴らすディストーション いまいち俺は馴染めてない 今すぐに聴かせてよ 胸を焦がすような日々を 連れ戻してくれるあの歌を 情熱の歌 狭い汚い寂しいの 広い小奇麗楽しいの 互いの足首を掴んで 引きずり回すポピュラリティ 今すぐに唄ってよ どれも揃わない俺ですら 世界に飛び込める気がしたよ 情熱の歌 何も間違っちゃいないさ 無理に知らなくてもいいさ 光で眩んでしまって 闇の中で迷ったんだ いくさ人が見つめてる 故郷の空の下 「ぼく」「わたし」を着飾り踊ってる 奴らがピース押し付けた いや 結構 何も間違っちゃいないさ 無理に知らなくてもいいさ 光で眩んでしまって 闇の中で迷ったんだ コバルトに差す赤色の 夜明けに思い描いたんだ 遥かな地平のステージで 俺は何を残そうか 振り向くなよ 振り向くなよ 夕映えの中 振り向くなよ | |
TARGET杏子 | 杏子 | 中田裕二 | 中田裕二 | 暗がりでそっと見つめアサシン 明るみではっと気付く痛み 標的は今日も何なくこなし 無防備な隙だらけの感じ 一度は取り逃がした 二度目は逃さない 昔からあたしは力ずく だから この手でいつも奪って 持ち出された夢さえも あいつの心を今狙って またひとつこの身に飾ろう 切り替える態度で距離はかり 思わせぶりに言葉せがみ 一度は様子見てる 二度目は手を伸ばす 昔から手段は選ばない だから この手でいつも掴んで 投げ出された明日だって あいつの心を今狙って またひとつこの身を捧ごう too many too many やり場無い切なさに踊れ だから この手でいつも奪って 持ち出された夢さえも あいつの心を今狙って またひとつこの身に飾ろう だから この手でいつも掴んで 投げ出された明日だって あいつの心を今狙って またひとつこの身を捧ごう | |
ミス・アンダースタンド椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | あの子を夢見て 肌も心も磨いた うらやましいだけでさ たまに服を脱いで 夜に甘えてみたんだ 力ずくで痛いけれど 君は借り物 恥はかき捨て だけど まだ あきらめてない 私はこう思ってるって 誰かに知ってもらうんだ no reason 好きにしてなよ この世はずっと血迷って 何か奪って逃げるんだ more reason 好きにしてろよ ただ俺は俺 ただ君は君 あの子に近づいた 返事もらえてよかったね これで同じ輪の中 すこし劣るけど 彼はとても優しいの いつも見ていてくれるから 君は受け売り 言葉切り貼り だけど まだ 満たされてない 忘れ形見の時代は 道端に投げ捨てられ 次の獲物に群がる獣達 見苦しいほど 腹を空かせて 私はこう生きてるって 誰かが待ってくれるんだ no reason 好きにしてなよ この世はずっと彷徨って 何かのせいにしてるんだ more reason 好きにしてろよ 私はこう思ってるって 誰かに知ってもらうんだ no reason 好きにしてなよ この世はずっと血迷って 何か奪って逃げるんだ more reason 好きにしてろよ ただ俺は俺 ただ君は君 ただ俺は俺 ただ君は君 |
MU DA BO NE椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 自信過剰で 高慢ちき 誰がそんな子に育てたの 触ってないのに 経験済み 誰がそんなこと 教えたの 大人をからかって いけない子 ベソかいたって 済まされないよ 苦いだろ 純情が飛び出して 辛いだろ 青春の落とし穴 若気の至りは 恥と巻き添え 詩人は今日もまた 感傷的 沢山のご不満がアイデンティティ それよりご飯食べいこうよ 僕を試すなら その後ね 男をからかって いけない子 ベソかいたって 許さないけど 痛いだろ 愛情の抜き差しは 観たいだろ 青春の逝く先を 若気の至りは 恥と駆け落ち 救われたいが為に 傷付きたいのが常 迎えた朝がアンニュイで どれも無駄骨さ |
恋わずらい椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 夕暮れの服をまとって 三日月の下にしゃがんだ 替えの無い代物だ 恋は 力尽きたはずの心が 燃え盛る火に分け入って 荒れ狂う波に寝そべった 丸めて捨てられない恋が すり切れたままに転がった 唇を拭いながら 過ちの後始末を うまく片付けられぬままで 無駄にもつれ合う影絵 このままじゃ逃げきれずに 全て奪われてしまう 頭に響く思い出も 要らないくらいに思えた うつむいては 噛み殺した 愛しさに埋め尽くされて 操られた心の望み通り 夕暮れの服をまとって 三日月の下にしゃがんだ 替えの無い代物だ 恋は 力尽きたはずの心が 燃え盛る火に分け入って 荒れ狂う波に寝そべった 丸めて捨てられない恋が すり切れたままに転がった 吹き出しの中にしようか 外にしようか 口に出すか やめるか お願いさ 少し笑って せめてもの救いを残して その言葉に 逆らわずに 愛しさに埋め尽くされて 操られた心の思い通り 紅の夕焼けが滲んで あるがままの君を哂した まだ手なずけられない恋が 踊りながら秘密暴いた 生温い感触にすがって その奥に滑らせていった なす術なくゆだねる恋が 全ての留め金を外した 容易く消し去れない恋が また俺の中でちらついた |
moonlight椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | なぜそんなに なぜそんなに 波風立てていくの なぜそんなに なぜそんなに 悲しみを連れてくの わかっているさ その理由もすべて 痛い程君が 君のことを知ってるから その愚かさも素晴らしさも 身にまとう君は奇麗だよ その愚かさも素晴らしさも 認める君が好きだよ なぜこんなに なぜこんなに 胸の奥が痛むの なぜこんなに なぜこんなに 君の事が好きなの 変わらなくていいよ 探しても無駄さ 余計な事ばっか 知らないなら 知らなくていいよ 月明かりだけ それでも君は 輝いて見えた その愚かさも素晴らしさも 抱きしめる君は奇麗だよ その愚かさも素晴らしさも 差し出す君が好きだよ 君がいないと 僕は 僕を見失う |
LOVER椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 何も言わず傍に 雨にぬれた体を いつの間にか君は 望みを解いていた 愛のまやかし まどろみ 傷つくことすら忘れたよ きれいな心とか あきらめたら 楽になるから 君の中で 君の中で 何もかもが焼け落ちて行くよ ためらわずに今日は 僕のために捧げてほしい すべてが嘘だと言うなら 言葉にすがるのは 不確かなせいだろ この手を離すなら 迷わないでおくれよ 夜のまぼろし まどろみ 止まり木の愛に委ねたよ 汚れた心とか それは優しすぎたせいだろ 求めるだけ意味が 削がれていくことを 知りながら 気付きながら 無くなるまで続けた 僕の中で 僕の中で 何もかもがなくなればいいよ 誤魔化さずに今日は 君のために抱かれてほしい すべてが嘘になるなら |
共犯椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 明日には 覚えちゃいないだろう 見せかけの光で眩ます今夜 他にする事無いから 肌を合わせて 明日から 君は気づくのだろう 見せかけの姿で騙せるような 憧れだけじゃ 満たされなくて 溜息ついてばかり ろくに言葉も交わさず 望む事はひとつだけ 惜しげも無く見せた 秘密はあまりに無防備 もう手遅れ もう手遅れ 貸し借りの愛なんて 見飽きたんだよ 繰り返し 何か目覚めていく様な 駆け引きだけをしたいこの頃 そう君と飽きるまで 持て余すなら 全てを 僕に委ねておくれよ 耳元でこぼした 秘密はあまりに無防備 もう手遅れ もう手遅れ むせ返る吐息の中 溢れ返る意識もまた 未回答で 実際そうで いい加減にそれを見たいようで だから 真実を語るよりいつも 秘密を明かすようにキスを 重ねてるほうがいいよ 気づいてからじゃ 遅すぎるから いますぐに認めなよ 苛立つ街を背中に 君が脱ぎ捨てた君は ありのままの姿 許し合う程に無防備 もう手遅れ もう手遅れ 持て余すなら 全てを 僕に委ねておくれよ 耳元でこぼした 秘密はあまりに無防備 もう手遅れ もう手遅れ |
トワ椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 朝本浩文・椿屋四重奏 | 額をあわせて 言葉に出さずとも 繋げられた気がした 網戸をすり抜ける風も優しい 見渡す景色の すべてが色付いた その理由を見つけた 君を作り出した日々の美しさ 心は絶えず彷徨いながら いたるところに跡を残した 君を抱いていたいよ 側にあってほしいんだよ 海のような この空のような 失われないその意味を 君を抱いていたいよ それ以外にいらないよ 溢れ出した光に手を伸べて 見たんだ その刹那の永遠を 唇重ねて 思いをそらさずに 伝えられた気がした 緩やかに過ぎていく日のどこかで 心に絶えず絵を描きながら できうる限り暗闇を埋めて 君を抱いていたいよ 側にあってほしいんだよ 雨のような この風のような 変わりはしないその意味を 君を抱いていたいよ それ以外にいらないよ 溢れ出した光に手を伸べて 開いた その確かな永遠を |
サイレンス椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 完全なるサイレンス 暗闇のステージ 覚醒のマイク握って 傍観の奴らにぶっ放し 完全なサイエンス 人体実験装置 スモークを焚いて眠った 軽薄で陽気な女 さあ ベイビー お前の好きなように踊りなよ 回転灯にサイレン 狂騒のビート刻んで I don't know つれないね 感情なんてないぜ 倦怠そうなレディ 興奮ばっかつないで 当然だって笑って 後悔なんてしないぜ なあ ベイビー 君の喜びに浸かりたいよ ぶつかりあった時の むさぼりあった時の 中を探るときの音 何もかもが聴こえてない なあ ベイビー お前の好きなだけ選びなよ 見えなくても触れた 聞こえずとも触れた 知らないまま知りたがる 君、君、俺 ぶつかりあった時の むさぼりあった時の 中を探るときの音 何もかもが聴こえてない 何もかもが聴こえてない |
幻惑椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 時に我を忘れては探した あの日君を塗り替えた幻 軽はずみに覚えたのは 誘惑にも似た目配せ 抜け殻のままでいたから 怖くはない 使い慣れた裏切りの刃先は やがて君の自惚れを殺した 赤い口紅で隠した ささやかな少女の記憶 無自覚な君の素肌に 踏み入れたい ただ僕らは 受け入れるだけの身体を 互いに寄せ その傷を舐め合った 叶うならば 胸を焦がすような想いを 錆びついた空に踊らせてみたかった 助けなど呼ばない はじめからそのつもり 琥珀の中にある息絶えた輝き 誰かの声がして いつかの夢に触れて けれど選べなくて 胸の内に留めたのは 哀しみが美しいから まだ飼い馴らせずに僕は 今を嘆く ただ僕らは 受け入れるだけの身体を 互いに寄せ その傷を舐め合った 叶うならば 胸を焦がすような想いを 錆びついた空に踊らせてみたかった 強く抱きしめて 痛み伴う程強く 君が望むその終わりが来るのなら ただ僕らは… |
陽炎椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | あれから幾年は過ぎて 君はどれくらい変わったんだろう 真夏の閉め切った部屋で 何度も何度も繰り返し 欲しがった日々 あれから幾年は過ぎて 僕はどれくらい変わったんだろう 上手に嘘もつけます あんなに簡単に騙されて 無知だったのに 青い太陽に目が眩む いつかのあの日もそうでした 夕焼け 夕立 夢現 陽炎立つあの道 君が揺れていた 力なく微笑みを差し出して さようなら さようなら 青い太陽に目が眩む いつかのあの日もそうでした 夕焼け 夕立 夢現 |
君無しじゃいられない椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | ああ君よ 心もとない僕の為に 今夜は部屋の鍵を開けたままで ステイ ああ君よ いつも晴れない僕の空に 沈まぬ陽と虹の絵を書き足しておくれよ 柔らかな胸の中で こんな男の悪あがきを 讃えてくれ 眠りにつくまで ただ無性に君が好きで その異常な熱が好きで 夢の淵で覗いた 隙だらけの君が ただ過剰に君が好きで その魔性で首を絞めて 押さえ切れない程に 情熱は嵐 酷く素晴らしい哉 運命よ ひとつ言わせて 君無しじゃいられない 透けるような君の指で あちこち絡むクモの糸を 解いてくれ 眠りにつくまで ただ無性に君が好きで その異常な熱が好きで 夢の淵で覗いた 隙だらけの君が その魔法を僕にかけて この無情に色を付けて 隠し切れない程に 愛しさが吹き荒れ 今すぐ君が欲しくて 今すぐに君が欲しいのさ 押さえ切れない程に 情熱は嵐 酷く素晴らしいだろ 運命よ ひとつ言わせて 君無しじゃいられない もうひとつ言わせて 君無しじゃいられない |
朱い鳥椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 遠回しに書いた あなたへの思い 春の風吹いて 花のドレスまとうの 記憶は脆く あてにはならず 私は運命が頼り 愛の海の中で 漂う小舟は あなたの胸に抱かれ 朱い鳥に変わる 心の芽生え 嘘でもいいの 私は少し病気です 森の中を裸で彷徨う夢を見たわ これからどんな話をするの 握りしめた手の温もり 愛の逃げ場所は 白い空 遠い国 あなたが居ないところ 私には背負えない だから許して下さいね 朱い鳥 朱い鳥 飛んでゆくために 目一杯触れた 明るみで無くした約束 途切れた線が瞳を破いた 唇は濡れた 赤くねじれた 愛の海の中で 同じ夢を見ていたんだろう 何も隠せずに 魔法が形を変えて滲む いつの日にか夢も醒めて 愛の逃げ場所は 白い空 遠い国 あなたが居ないところ 私には背負えない だから許して下さいね 朱い鳥 朱い鳥 飛んでゆくために 目一杯触れた |
踊り子椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 取り逃がした喜びの 売りさばいた幼気の 知る由もない俺の運命 振り乱した黒髪の まき散らす甘い匂いの 気のふれた踊り子の様で 哀しくはないよ 負い目なんてないよ いつだって心は満たされて 好き勝手やってさ 覚えが無くてさ いつだって辺りは焼け野原 転ぶ欲望の速度に 捕まえた腕の力 振り向くより速く仕留めて 崩れだした君の虚像 剥がれ落ちた俺の虚像 泣き笑いがまた変拍子 十六の頃に 破れたブラウス あの日暴いた 全ての嘘 憎たらしいけど 紛らわしいけど 何故か切ない 君の姿 哀しくはないよ 負い目なんてないよ いつだって心は満たされて すがり合った月の夜に いなくなって砂埃 少しばかりあと引きそうだ あと引きそうだ |
熱病椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 錆び付いた空の肌 ライターの火を当てたり 自暴自棄な真似事をしてみたり まるで蜃気楼の街を 借り物の姿で 躱しながら君の元へ向かった 何も知らぬ素振りで 肩にもたれた君の 胸に宿した確かな熱に触れた 夜のはじまり 指を絡ませ 囁く言葉 疑いを掠めたまなざし はぐれた君は 僕の名前を 繰り返し呼ぶしか出来ずにいた 逆さまになった言葉 追いつめた窓際で 視線の奥をしばらく探ってみる どうせまた見失うから 治さない こぼれた秘密 濡れた首筋 哀しみが映り込む瞳 君が迷わせ 僕が踊らす その肌を鮮やかに染めて 約束など交わせずに 朝焼けに目を伏せた |
螺旋階段椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 朝もやがまた君を さらうように包み隠した かさぶたに触れながら 黙ったまま背中で逃がした 気後れの度に間に合わせた 慣らした嘘は手放して 重なる度に溺れて 口づけで息を止めて なけなしの夢の中で 継ぎ足した幸せを 行方知れずの心と 高鳴る胸を鎮めて 恋と呼ぶには あまりに 救われない気がして仕方ないんだ 恋路の果てに見えた 紫の夕闇の中で 手渡すのは悲しみ 温かな涙と引き換えに 咎める言葉が床に落ちて 諦めと運命の境目 誤魔化しきれずに もう何も見えずに ひたすら記憶に踊らされていた 閉まったら開いて 閉まったら開いて いつか捧げた思いは 幻に変わり果てた 君が強く望むなら 罪をまた紐解こう 力任せに求めて 隙間無く愛で染めて 朝が来れば消えてしまうから 恋と呼ぶには あまりに 救われない気がして仕方ないんだ |
砂の薔薇椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 鮮やかな幻に 埋め尽くされた体 背中に残ったままの 歯型 爪の跡 かかとで無情を鳴らし 尽きた日々の坂道 君はまた同じように 傷を見せに来た やがて失われてゆく その時間が触れたもの 青醒めた海の深くに 沈めたから 燃え移るほど傍に来て 凍てつくこの身を溶かして たとえ記憶が息をしなくなっても 今そこにある君が愛しい 敷き詰めた幻に 紛れた君を探す 背中に刺さったままの 薔薇の花が枯れずにいた やがて失われてゆく その実感と呼べるもの 青醒めた海の深くに 沈めたくて 目に映るすべての意味が 砂に呑み込まれてしまう たとえ記憶が二度と帰らなくても 君だけは離せずにいたんだ 燃え移るほど傍に来て 凍てつくこの身を溶かして たとえ記憶が息をしなくなっても 今そこにある君が愛しい |
手つかずの世界椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | その気配が感ぜられた 四六時中を思い出しては 空の色さえ変えた 心の変わり様に呆れた 二人にだけ聞こえるよな 囁きを絶えず繰り返して 誰の目にも見えない 手つかずの場所へ迷い込んだ 次の迎えを待つのは 野暮だと心得ていた いずれにせよ あなた以外に望みは無いから 構わずに 構わずに 話を続けてよ 身に覚えが無いでしょうけど 知らぬ間にいくつも傷ついた 人づての喜びに 蓋をする私を見届けて また拾い物 気休めの切れ端を 少しずつ 千切ってしのいだ まだ見ぬ幸せなど 野暮だと心得ていた どちらにせよ あなた以外に 次の迎えを待つのは 野暮だと心得ていた いずれにせよ あなた以外に望みは無いから 構わずに 構わずに 話を聞かせてよ 誰もいない場所へ 私を連れ出して |
プロローグ椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 遠く流れ去ったあの日 窓に伝う雨の雫 誰かの影を残した部屋の隅で 記憶から風が漏れて 鼻先を撫でて消えた 確か眠らせたはずの胸の鼓動 次々と心をよぎった 見るも鮮やかな世界の誘い 時計の針を合わせて 身支度は軽く済ませ 目覚めた夢は助手席に座らせて 春から夏への途中らしい ひときわ眩しい日差しの中へ 有り余った悲しみを 連れ添って拾いに行くのさ 全ての夜を渡るための子守唄を 血の通った言葉だけ 熱を持った君の肩にだけ 触れていたいから あの続きをまた始めるよ ポケットの鍵を探しながら 君がなぞってる写し絵の花 もうじき咲く頃 出来たら僕に片方くれてよ 枯れることない君の身代わりに 有り余った悲しみを 連れ添って僕らは始めた 全ての夜をくぐるための物語を 夢に沿った海岸線を 抱き合った君の温もりを 忘れぬように この歌を胸に踊らせ ブルーバックの中へ手を伸ばして |
紫陽花椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 言葉がいくら足りても 果たして風は起こせるかい それと一緒で僕の手では 君の心を動かせない 笑いながら恋は 雨に流れて消えた 虹色の濁った希望と共に 笑いながら君は 雨に流れて消えた ずぶ濡れの紫陽花みたいに 綺麗で悲しい じゃれ合う晴れの日には 曇りひとつなく笑って やみそうもない雨の日には 傷ばかりを作ったふたり 笑いながら恋は 雨に流れて消えた 知らぬ間に止まった時間と共に 笑いながら君は 雨に流れて消えた ずぶ濡れの紫陽花みたいに 綺麗で悲しい 夜の底で鳴り響いた 言葉をちぎって ひとつずつ空へ逃がして ほら夏はすぐそこまで 無下に僕を指差しては からかった 濡れた瞳の奥で 君は何を見ていた 今となって意味もない答えで 過ぎ行く日の背中 僕はそれを見ていた まるで夢のように滲む光 笑いながら恋は 雨に流れて消えた 虹色の濁った希望と共に 笑いながら君は 雨に流れて消えた ずぶ濡れの紫陽花みたいに 綺麗で悲しい 悲しい |
道づれ椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 夙に囃されて生き流るまま 袖に忍ばすは空言ばかり 自惚れは短夜に舞い落ちて 其方の手招きに明日を委ねる けたたましく吠えかかる現風の如きに 怯えながらも胸空かす 過去を剥ぎ取り 次々捨つる 静々降りて 行き着く先は 余す事なく 意を塗りつける なじかは誰も 解かれぬ運命 汲み取る虚の中の真 不得手と見紛えた罪を 重ね重ねて差し出すも 赤らむ事先覗かす始末 たどたどしく問い掛ける現風の如きに 惑いながらも胸空かす 巳むに巳まれぬ 胸のたぎりを 冷ます言の葉 見当付かず 余す事なく 意を塗りつける なじかは誰も 解かれぬ運命 過去を剥ぎ取り 次々捨つる 静々降りて 行き着く先は 余の道連れに 今道連れに | |
春雨よ椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 僅かな塵さえ見つからぬ 惑い無き目で俺を覗く 次から次へときりも無く お前の心を欲すばかり さほど日毎に からかわれずに 風も清しく手を引いた 参ろうか 肩を寄せ 交わそうか 言の葉を 参ろうか 傘さして 入らんと 濡れちまう 流る季節の いと憎し 結んで 直して ほころんだ やがて春雨は降り出した 夕空はいつしか泣き出した 長く鮮やかな年月が お前の心を埋め尽くす 相も変わらず 他愛も無く 投げ遣るならば動けずに 参ろうか 肩を寄せ 交わそうか 言の葉を 参ろうか 傘さして 入らんと 濡れちまう 参ろうか 肩を寄せ 交わそうか 言の葉を 参ろうか 傘さして 入らんと 濡れちまう 流る季節の いと憎し 結んで 直して ほころんだ もうじき巳むだろうか | |
ぬけがら椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 真昼の光に 忘れた気がした やがて沈みながら いつもの朝焼け 誰もが目覚めて 歩き始めたが 俺一人昨日に 引き返していた 降り出した雨が 小馬鹿にするんだ 今も未だ 目の色が戻らない 明らかに足りない 俺の中に お前のすべてが 絡まって解けない あれから心は 隙間だらけ 沢山の意味が 抜け落ちた そのせいで | |
成れの果て椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 未だ消え残り お前の後ろ髪を引くような真似を 真白き頃の 淡く大袈裟な追憶が許した 言葉の端に わざと不実を促すその心は 知らず知らずに 崩れてしまう己を恐れた 執拗に繰り返す正夢 度重なる過ちの 成れの果て とめどない雨に 成されるがまま 許された思い出が 首に絡まり 引き離せない 泥にまみれた仕合わせ どうせお前の 退かぬ微熱が まとわりついた今宵は離れ離れ ただ思いつきで 許し合いたいが故の苦しみ 執拗に繰り返す正夢 度重なる過ちの 成れの果て とめどない雨に 成されるがまま 許された思い出が 首に絡まり 引き離せない 泥にまみれた仕合わせ とめどない雨に 成されるがまま 許された思い出が 先に行かせまいと 泥にまみれた仕合わせ どうせお前の 手の内で | |
終列車椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 誰も寄せつけない眼差しは あきらめが体に馴染んだから 拭えない日々にさいなまれて やがて塗りつぶせる程に まどろみを吸って吐いてやり過ごす 訪れる空白の繰り返し 報われない無我夢中の最中 自ら明日を手放した 真上から見下す お前の悲しみに 塞がれてしまう 身動きも出来ずに 胸を撃ち抜かれて 痛みすら奪われ ただ忘れたいだけ それだけ ひと握りの ささやかな 過去 その感触だけを手元に 火花散らす滑車の上で 全て置き去りにしたままに 後悔を殺して滑り落ちて行く 在りもしない答えに 取り憑かれた俺の 結末は見えている 結ばれているような その思い違いが 仕合わせと言うのなら 真上から見下す お前の悲しみに 塞がれてしまう 身動きも出来ずに 胸を撃ち抜かれて 痛みすら奪われ ただ忘れたいだけ それだけ ひと握りの ささやかな 過去 | |
空中分解椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 俺はこの手を透かした 銀色のまばゆい陽の光 遮りながら道を歩いた お前にただれたその後に 指の先に染みついた もどかしい記憶に立ち眩む 鋭い爪が背中を裂いた お前にただれたその挙げ句 魂が宙を舞った 手綱を解いて 悲しいが満たされ 帰れなくなった 必要以上に どこか異常な 言葉をちりばめて 喜ぶ 魂が宙を舞った 見境なくなって 罪に踊らされ 帰れなくなった 魂が宙を舞った 手綱を解いて 悲しいが満たされ 帰れなくなった | |
硝子玉椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 私に向ける視線も今は 熱を失い曇る硝子玉 聞き返すような真似は出来ない 微かに見えたあの日の惑い 無限に続く程の思いが 些細な傷で潰えてしまう 記憶が色を失う頃に この苦しみも消えるのでしょうか 知る度後に引き返せない 赤い鼓動に突き動かされて 血がたぎるのを押さえきれずに 雨に打たれて熱を冷ました 波音だけが響く砂浜 我を忘れて夢に泳いだ 知る度後に引き返せない 赤い鼓動に突き動かされて 血がたぎるのを押さえきれずに 雨に打たれて熱を冷ました 雨がちぎれて道に残った 夕陽を映して寂しく揺れた 夕陽を映して寂しく揺れた | |
一刹那椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 点々と足跡 順風に非ざる 現を零し歩く 銘々の手招き 早々 戻らぬ様子 己んだ幻を追ふて さすれば問ひを仕舞う 仰げば雨粒手が頬を打つ 行灯を頼りて 恋情にもたれた 尽きて再び灯す さすれば明後に知らす 病葉 水溜りの一刹那 月下にて顧みた 一刹那 詩歌 切れ切れの盲信を 十重に二十重に庇ふ無様を くゆらすは 白々し御夜に すがる身の程が 粗末な余り 見解く以前に 色褪せ流るゝ 数多の次第を 今更拾ふて 胸に広ぐのか 羽折りし不実に 喘ぐのか | |
嵐が丘椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 最果てに身を沈めた 夕陽の足跡を数えて 燃え尽きたか弱き火は もうじき 星屑になるのさ 穴の開いたその体を 地べたに寝かしつけて 嬉し悲しき 共にあり 忘れ難きをまた灯し 嵐の中 自ずと望んだ この場所に 涙と雨の 涙と雨の 祝福を 春の陽が包み込んだ 幼い日の心に どこかしら似ているような 気がした 眠りの中で この嵐が過ぎる頃に ふたたび目を覚まして 咲いて散りゆく花となり 夢と現を抱きすくめて 嵐の中 自ずと望んだ この場所に 涙と雨の 涙と雨の 祝福を 闇を切り裂いた稲光 喜びを打ち鳴らすかのように 俺は運命の渦の中に 呑まれながら 全てを受け入れる為に 嬉し悲しき 共にあり 忘れ難きをまた灯し 嵐の中 自ずと望んだ この場所に 涙と雨の 涙と雨の 祝福を 咲いて散りゆく花となり 夢と現を抱きすくめて 嵐の中 自ずと望んだ この場所に 涙と雨の 涙と雨の 祝福を | |
小春日和椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 零しまいと空見上げて 失くしまいと握りしめて 夜風に抱かれながら 物憂げを仕方なく連れて帰る まだ期待は鳴りやまない また次第に熱を帯びて 胸に収まりきれずにある時 弾け飛んだ君の目の前で 移りゆく季節に 身を任せながら 笑い泣く君が 僕には欠かせないのさ 長い髪を風になびかせ佇む 落ちかけた日差しに溶けた 君が儚いんだ 届かないと嘆きながら 終わりきれない 理由は何処に 君に尋ねてみたが その度に小さく微笑みを返すばかり 似通った色合いの思い出を持ち寄って 床一面に敷き詰めた 日の暮れるまで 移りかわる日々に 振り払われまいと 笑い泣く君が 僕には欠かせないのさ 長い髪を風になびかせ佇む 落ちかけた日差しに 移りゆく季節に 身を任せながら 笑い泣く君が 僕には欠かせないのさ 長い髪を風になびかせ佇む 落ちかけた日差しに溶けた 君が儚い 君が儚いんだ | |
波紋椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | また ひとつ 其方が口に出した 余が ひとつ 其方に受け返した 汲んだ水が 流砂に姿を変へる たなごころの隙間より 滑り落つその様を 朧げに 想ひ返す 夕月よ 燃ゆる幻に 現は死せり 帰路無き旅路へと されど穏やかに 横たふそれは 惑ひを知らざる様子 また ひとつ 天道が海に落ちた また ひとつ 虚実が共に落ちた 己んだ鼓動 生まれし波紋 震へた 心憂しき五月雨に 濡れまひと傘差した 朧げに 想ひ返す 艶姿 |
導火線椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 白い背中を 夕日が縁取る 黒い瞳に 火種を隠して 近付く程に熱を帯びてゆく 重なる影と 罪を見た あの日の傷跡が 君を引き戻した 何食わぬ顔で 絡まり うずくまり 答も聞かずに 許したその隙に 燃えて拡がる 互いに春を 待ち切れず ほつれた髪に 途切れた声が 緩く結んだ 唇が 絡まり うずくまり 答も聞かずに 許したその隙に 燃えて拡がる 耳を塞ぐ吐息 焼け落ちた空 この身を引き離す 時を逃した 互いに春を待ち切れず |
舌足らず椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 円かに削がれて紐解けた 鎮めた望みは数知れず ほつれた御髪に気は漫ろ そこかしこ転げた悪ふざけ 頷ひて閉づる目に 切先を向けた 面を晒す裏側に 謀は無きに等しく 只 その胸で雨宿り 物に成らぬ振舞よ 軽きに見受けし手振りには 燻る因果を宿す声 日和に委ねて仕舞ふ足 思ひ出が体に通ひ出す 敷き詰めたひもすがら 蓋を為て燃した いつぞやの日々が焚き付けた 心模様吹き消しながら たなびかす罪の後先に 儘に成らぬ余の言葉 |
群青椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 只ならぬ気配を 察する道すがら 待ち伏せる得体は 因果の影名残 目もくれず 走り出す滑車に 決別を乗せた 藪騒ぐ中 立ち込める群青に 細工の余地は無ひ 平伏したまやかし 高笑ひ冴へ渡る 時既に 一抹の残り火を ひたすらに踏み消した 最果てを見据へた 甚だ黒まなこ さゞ波の音 或る散華の心情に 絶へず胸を焦がし 睨み合ふ日毎にて 無情刻む言の葉 立ち込める群青に 細工の余地は無ひ 平伏したまやかし 高笑ひ冴へ渡る 時既に遅し |
かたはらに椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | いつ何時も 其方の熱を傍らに 無下に恋し 面影に暮れた いつ何時も 其方の声を傍らに 過ぎる戯れ 溢れんばかり 散々絡んだ心持ち 恥入るばかりの常日頃 其に在る日差しの幼気に 其方を見たのは気の所為か 径にふたりの 影伸びた いつ何時も 其方の熱を傍らに 無下に恋し 面影を連れて いつ何時も 其方の声を傍らに 過ぎる戯れ 溢れんばかり 拙ひ望みを数へては 胸の満ちゆく覚へあり 薄らぐ眩暈の渦の中 うつらうつらに寄り添ひ眠ろ 径にふたりの 囁きが 夕立を待つ影 夏草の匂ひに 声も失ふ不始末よ この様を許せ いつ何時も 其方の熱を傍らに 無下に恋し 面影に暮れた いつ何時も 其方の熱を傍らに 過ぎる戯れ いつ何時も 其方の熱を傍らに 無下に恋し 面影を連れて いつ何時も 其方の熱を傍らに 見放ぐ事など 出来やうものか |
風の何処へ椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 椿屋四重奏 | 例えようのない 胸の高ぶりを 押し殺しながら 朝を待っている ひとつ流れ落ちた 無垢な望みと 成るべくして 成ったような全て 長い長い季節を 隔てたけれど 今想い返すのは 昨日の言葉 風の騒がしい日に さらわれぬ様に たった独りで 胸に抱えて 迎えを待つのか 手に負えない心が 袖を引いて 頻りに呼んでいる 透けてしまった声が 優しく笑って 俺をからかった 遠いのか 近いのか 確かに通じている 素足の頃を 見送る途中に 夕陽に尽きた 小さな空は 俺に気付いているのか たった一人で 胸に抱いて 迎えを待つのか 手に負えない心が 袖を引いて 頻りに呼んでいる 透けてしまった声が 優しく笑って 俺をからかった 手に負えない心が 袖を引いて 頻りに呼んでいる 記憶に居座ってしまう様な 君の行方を気にしながら 遠いのか 近いのか 同じ時を 同じ時を 確かに繋いでいる |
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