冬の磁石キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 後藤秀人 | キンモクセイ・澤近泰輔 | 冬の空気は 僕の心を 恥ずかしいほど 見透かすくらい 透明だった 真冬の恋が揺れる 星屑の夜空に 飛び出す君 白く吐き出す声に 戸惑うこの部屋を 飛び出す僕 走り出す景色 動き出す恋は 気がつけば 冬の彼方 引き合うはずのNとSが 理屈通りの世界を超えて なぜか離れてゆく 冬の空気は 僕の心を 恥ずかしいほど 見透かすくらい 透明だった 二人帰れない夜 自販機の明かりで話こんだ 同じ場所を探した 涙があふれそうで また走った 寒くていいよ 暗くていいよ 追い風よ彼女の方へ 引き合うはずのNとSが 理屈通りの世界を超えて なぜか離れてゆく 君の温度を飲み干せるなら 夜の空気を振り切るくらい 強くなれるのに 冬の空気は 僕の心を 恥ずかしいほど 見透かすくらい 透明だった 冬の彼方に消えてゆくのは 明ける夜空と飛び出す君と僕の冬の始まり |
影法師Emi with 森亀橋 | Emi with 森亀橋 | 伊藤俊吾 | 亀田誠治 | | 「あなたの好きなものは何か」と人に聞かれても すぐに答えられず ずっと ここにいました だけどあなたの あなたのままの そのままの声が 特別な日にした 一日の終わりに まっすぐに 伸びる 二人の影法師 東へ向かう 通りに映る 私は夕日が好き 陽が沈むまで このままいたい もっと歩きたい あなたの影法師 月影になるまで どこまでも 伸びる 二つの影法師 確かにここに 映し出してる 夕日とあなたが好き まっすぐに 伸びる 二つの影法師 今ここにいる これからずっと 私は夕日が好き どこまでも 伸びる 二人の影法師 あの時よりも ひとつに見える 今あなたに隠れた |
僕の夏キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・澤近泰輔 | 始まりの夏 そろそろ僕は お腹が減りました 朝顔よりも 早起きをして 深く息を吸い込む それから僕は これから歩く 君はどこに行くの 強い日差しを浴びた道路が 光も曲げて見せる 夏の陽炎が 僕を手招きする 君に見えたから 行こうかな 僕の夏 悲しいことがあっても僕は お腹が減りました 涙流して食事をとると 昔を思い出すよ 大事なことは 子供の頃に もう教えられたの それでも今も 追いかけている 僕の空と逃げ水 夏の陽炎が 僕の頬なでる 君に見えたから 行こうかな 僕の夏 夏は短い とても短いから 朝顔よりも もっとはやく 夏の陽炎が 僕を手招きする 君に見えたから 行こうかな 僕の夏 夏にさらわれてしまおうかな 僕の夏 |
SUMMER MUSICキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・澤近泰輔 | 夏の歌が聴こえたら 太陽まで二人きり行こう 夢のような溺れそうな 恥ずかしの恋模様 ああ夏休みの思い出と 珊瑚礁の彼方まで行こう チャコもミーコもくやしそうだ 麗しの夏模様 Summer Music 聴こえたら 僕らは恋する 今何時 太陽Music 恋人は夏のヌード 高気圧の女の子 君の声は何よりも強い カナリアまで届きそうさ 今年こそ僕のもの Summer Music 聴きながら 僕らは泳いだ 太陽Music ステレオな Summer Music 聴こえたら 恋が回りだした 今何時 太陽Music 激しい夏のヌード 背中のライン 撫でるよTwice あきらめて 今日はもう 帰れない ふたりの Summer Music 聴こえたら 僕らは恋した 太陽Music 波の様な 恋人は夏のムード Summer Music 聴きながら 僕らは泳いだ 太陽Music ステレオな 恋人は夏のコード Summer Music 聴こえたら 恋が回りだした 今何時 太陽Music ふたりは夏のヌード |
ちょうど今からキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | さらば 卒業バスが走る 涙を抜けて 痛みを超えて 僕らを乗せて 知らない街の景色の 知らない言葉が 夢の意味を教えてくれる 道の悪さにバスが揺れる 旅の荷物と夢のかけらが落ちそうになる 夢中で拾い集めそっと抱えたら それは君の声と やさしさの色と 胸の奥を締め付ける恋の香り 君を見て 恋をして ちょうど今から熱い想いを告げるよ 大きな世界の 大きな木の下で 小さな心の動き確かに僕は感じた 今夜 卒業バスを降りる 旅のはじめを憶う涙が落ちそうになる 私の初めての長く遠い旅は 広いこの空に 敵わない心の 僕の事を強くする恋に変わる 僕は今 恋をして ちょうど今から君に想いを告げるよ 小さな瞳の 小さな手のひらの 大きなひとの温もり 感じて僕は進む 君を見て 恋をして ちょうど今から熱い想いを告げるよ 大きな世界の 大きな木の下で 小さな心の動き確かに僕は感じた |
ナイスビートキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | ナイスビートが世界をほら きれいにきれいに洗う このごろ誰かが教えてくれた ハイスピードなからくりは終わりを告げ 生きる僕らの悲しみを喜びにする 寝苦しい夜がつらいのは すぐに高望みをするから 夜は自分に都合の良い時間さ ナイスビートが僕の心 きれいにきれいに洗って つま先から目の奥まで baby 見えなければ見えないほど 大事に大事に思う こんな気持ち初めてだね baby このごろ誰かが教えてくれた 恥ずかしい夢 見たあとの恐い夢は 僕を自らどんな気持ちにさせたいの? そんなときにこのビートが ためらい傷を減らすんだって 一言じゃ説明つかぬ夜さ ナイスビートが僕の心 きれいにきれいに洗って つま先から目の奥まで baby 見えなければ見えないほど 大事に大事に思う こんな気持ち初めてだね baby このごろ誰かが教えてくれた |
目で見ろキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 目を見ろ まずは目を見ろ 目を見ろ 奴の目を見ろ 目で見ろ まずは目で見ろ 疑い かけて目を見ろ 頭の中より 騙される前に 手で触れてみろよ 手で触れてみろよ ダサイはずの趣味も TVでの嘘も 予想以上の今も 奴の目の奥を良く見て俺を信じろ! 目を見ろ まずは目を見ろ 目で見ろ 奴の目を見ろ 疑い かけて目を見ろ そのキャラに騙されず見ろ 奴の目の奥を良く見て俺を信じろ! 目を見ろ まずは目を見ろ 手で触れろ そして感じろ もう二度と 繰り返すなよ もう二度と 間違えるなよ 目で見ろ! |
ひぐらしキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | この歌が僕の事 悩ませるときがある この歌が しあわせにしてくれることもある 僕は今日もわからない 僕は今日も届かない わからない いつまでも 僕は今日も歌を唄う どこまでも行きなさい愚か者 君の声が途切れるまで 涙を流し続けなさい 瞳が枯れる日まで 青空が僕の事 悩ませるときがある 吹き荒れる嵐が しあわせにしてくれる 大好きな 大好きな 大好きな あなたが 目の前にいる事が ただそれでしあわせなのに どこまでも行きなさい愚か者 君の夢がなくなるまで 涙を流し続けなさい 涙を捨てる日まで |
兄ちゃんの唐揚げキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 兄ちゃんが帰ってきました 今までに見た事のない顔して 兄ちゃんは帰ってくると すぐに部屋に閉じこもってしまいました 母さんは僕を誘って さっき行ったスーパーにまた行くよと 「たまねぎを買い忘れたの」 夕食の支度を終えて言いました 小さな子供には解らない事だらけです 小さな子供には解らないけど 感じる事もあるんです 僕は早く大人になりたいと 思って 思って 思っていました 夕方のスーパーマーケットから 去年建て直したばかりの家の 食卓に帰ってきました 今日の唐揚げはいつもと色が違います 母さんは僕に聞きました 「学校に好きな子まだいないの?」と 僕はとても恥ずかしいので 母さんにウソをついてしまいました 小さな子供には解らない事だらけです 小さな子供には解らないけど 感じる事もあるんです 僕は早く大人になりたいと 思って 思って 思っていました 時計の針9時を回って お風呂の支度をしに二階に行き 毎日と違う空気を感じながら パンツとタオル抱え お風呂から上がって僕は 母さんのサンダルがないのに気づき 兄ちゃんの唐揚げはまだ テーブルの上に置いてありました 小さな子供には解らない事だらけです 小さな子供には解らないけど 感じる事もあるんです 僕は早く大人になりたいと 思って 思って 思っていました |
太郎のおかたづけキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 私の名前は太郎です これから始めます 自分のおかたづけ 周りにいろいろお世話かけてますが まずは自分からきれいにしてみます 私が最近気になることといえば ずいぶん長く頭を使わなかったこと もう少しあの時頭を使っていればと 思うことが多かった気がします 私の名前は太郎です これから始めます 自分のおかたづけ 花子にもいろいろお世話かけてますが もうすこし自分からきれいにしてみます 今ならまだまだ間に合うかもしれないと 思えたことがとても良かったみたい 考え方と行動で何事も変わるってこと 気づかなかったことに気づかなかったみたい 私の名前は太郎です これから始めます 自分のおかたづけ きれいにしてみます 太郎のおかたづけ |
黄昏電車キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 悲しい鳥は泣きながらひらひら 帰りの途中 私は見つめてる いつの間にかに 忘れてたさよなら あの日のさよなら 本当のさよなら 汚れた街も 悪い心も 黄昏は染める 私は夢の中 夕焼けこやけの電車に揺られ 今夜ひとり 誰かを想うよ あの日に帰りたい 今の私の心のままならば 言えるよ きっと言えるよ この街の薫りは 右左と流れて 私の心を我に返してしまう 泣き止んだ子供 母親までも 黄昏に染まる 私は夢の中 夕焼けこやけの電車は今日もみんな 夢の中へと誘うよ あなたへの一言 今の私の気持ちのままならば 言えるよ きっと言えるよ 夕焼けこやけの電車に揺られ 今夜ひとり 誰かを想うよ あの日に帰りたい 今の私の心のままならば 言えるよ きっと言えるよ |
ステレオキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 曇る窓が 季節を計って 僕の部屋は 何も聞こえない 右の窓を開いたけど 流れるのは悲しいほど風の音だけ ふれあっていた 二人はステレオ 奏でていた 気づかないで 二つの音色 私はステレオ 震えていた 昨日までの 二人に会いたい なくしたんだ 気づいたんだ 人はとても悲しいほど気づかないのさ ふれあっていた 二人はステレオ 奏でていた 気づかないで 二つの音色 私はステレオ 震えていた 昨日までの 私に戻って 二人に会いたい |
スウィート・ララバイキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 大切なものを見つけ出した夜 決して離さないように 決して忘れてしまわぬように この世に生まれたいくつもの歌が 私に問いかけてる そして私は空を見る ブロンド色の月 二人を包むスウィート・ララバイ 遠く離れた空の下では何が起こるのか 夢を見ようよハニー この世を照らすスウィート・ララバイ こんな夜には世界も夢を見ればいいのにな ずっと 言葉が空気を越えてくれぬ夜 なぜにそんな切ない なぜに胸がこんなに痛い 子守唄がほら世界を変えてく だってみんな疲れて ただ誰かに甘えたいの 鏡のような月 だけど何も映さないの ウサギが僕に夢を見ようと話しかけるだけ 明日が来ない日々だけどせかすのスウィート・ララバイ こんなムードじゃ してはいけない事をしそうだね 君と 君と… ブロンド色の月 二人を包むスウィート・ララバイ |
失恋記念日キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | さよなら 二人の本当の気持ちを知る今日は記念日 おわかれ 二人で残り居酒屋で聴いたメロディ 今ここで嘘になる 眠れない夜がつらくて電話したり 始まりの二人に酔ったり やっとの思いで告げた愛の言葉も こんなに こんなに 簡単に地面に落ちる もう泣かなくていいよ 二人の愛は消えるよ 君を踏み台にして また次の恋をするような僕だから さよなら 長い旅のような結末は 失恋記念日 おわかれ 二人しか知らない秘密も あの川に流してみようよ しばらくは笑顔を忘れずに過ごすよ あと一年くらい経ったら 「あの素晴らしい愛をもう一度」を聴くよ 「心と心が今はもう通わない」ねって もう泣かなくていいよ 二人の愛は消えるよ 君と二人の愛は 血のつながりを超えられないのだから 人集りも町も 帰り道の駅も いつもの青空になったね 今日は記念日 最後の記念日 またどこかで会おう そのときは 俺 離さないぞ もう泣かなくていいよ 二人の愛は消えるよ 君の涙の跡は 誰かの愛に消えてしまうのだから さよなら |
君とチンパンジーキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 例えば夜がとても明るいなら 悲しむ暇なんで無いじゃないか 夜は悲しむためにあるもの 夜は君を想うためにあるもの 例えば風がいつも穏やかなら 不意の奇跡なんて起こらないさ 風が巡って連れてきたのは 今日の僕と遠い君の香りさ 僕が笑った時 君はなぜか笑った 僕が泣いた時 君はなぜか泣いた どうして どうして Tell me why 例えば夜がいつも明るいなら 恥ずかしくて夢など語れないさ 夜は情けなくて恥ずかしいもの 夜は君を想うためにあるもの 君が悲しみ流す夜には 僕はきっと君の灯りになるさ 僕が笑った時 君はなぜか笑った 僕が泣いた時 君はなぜか泣いた どうして どうして なのかな 僕が笑った時 君はなぜか笑った 僕が泣いた時 君はなぜか泣いた どうして どうして Tell me why どうしてなのかな |
君が泣くキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | きっと 愛は強さじゃないのだろう だって 強く抱きしめても君はすぐに泣く きっと 愛は強さじゃないのだろう だって 強く抱きしめても君はすぐに泣く 遠く離れていても 遠く離れていても 君を抱きしめてあげるよ 強くやさしくなる 人になる 君といつまでも笑ったり思ったり 遠く離れてても君を抱く 人は愛を感じながら愛を知る そっと すり抜けてく夜の風 ふっと やさしく心をつねった 僕は泣く やさしい気持ちになる やさしい気持ちになる 大切なものが分かるよ 強く心を打つ人がいる 君が眠れないで朝を持つほど 遠く離れてても君を抱く 僕は愛を感じながら愛を知る 遠く離れていても 遠く離れていても 君を抱きしめてあげるよ 強くやさしくなる 人になる 君といつまでも笑ったり思ったり 遠く離れてても君を抱く 人は愛を感じながら愛を知る |
恋人なくした~冬~キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 何十年の間僕は いくつの嘘をついたか 出会いと別れを繰り返し 大きな何かを探したよ 期待通りに明日はこなかった 気づいた僕は一人 恋人なくした あそこも探したけど さよなら さよなら もう二度と逢う事はないね 何年先まで想い出は 自分の記憶に残るのか 寂しい事に今日の僕は あの日もこの日も覚えてる 沈む夕日に何を感じるの 気づいた目には涙 恋人をなくした 夕日は綺麗なんだね さよなら さよなら もう二人見ることはないね 大きなさよなら まだまだ喧嘩したいよ さよなら さよなら もう二度と逢う事はないね |
むすんでひらいてキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | この世は終わりに向かい進む船よ 季節の移り変わりまで狂わせる 父と母と日の光を浴びてきたから 生きてる 二人生き延びることを望むならば 恥じらいなど捨てて人として歩く 桃色に透けてる君の耳を見てると 心が むすんでひらいてやさしくなれる 確かに流れる血潮抱いて 涙を流して生きてもいいなら 死ぬまで君を離さないと そう思えるこのごろ 私の心に滲みる季節の花 節目の訪れに咲いた一輪の また唄おうか 一頃とは違う私を願って むすんだ拳の小指から数え いつしか両手で足りぬ程に 月日の早さに負けないように 死ぬまで君を離さないと そう思えるこのごろ むすんでひらいてやさしくなれる 確かに流れる血潮抱いて 涙を流して生きてもいいなら 死ぬまで君を離さないと そう思えるこのごろ そして流れる涙 |
メロディキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 男は男らしく 女は女らしく 君がこの世にいるから 僕は男になる 夢を見てた頃の 恋は愛になって 嘘も夢も唇も 君を抱きしめたくなる メロディ 今なら君に話せるくらい 近くにいるのに 「好き」と その一言が簡単すぎて 出てこないのです 君に十二色の 時が過ぎる頃に いずれ他の夏が来てしまうから 僕は…僕は… 僕がこの世にいるから 君を抱きしめたくなる メロディ 十二音の道しるべが そこにはあるのに 「好き」と その一言が簡単すぎて 出てこないのです メロディ 今なら君に話せるくらい 近くにいるのに 「好き」と その一言が簡単すぎて 出てこないのです |
二人のムラサキ東京キンモクセイと東京ジェンヌ | キンモクセイと東京ジェンヌ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | いきなりの君の誘い 断るわけが無いよ だって君はクールな東京の人 独りぼっちの夜が 寂しいからじゃないの だってあなたクールな東京の人 悲しくて悲しくて 踊りませんか 絡みあうステップ ゆらゆら落ちてゆく 心震える東京の夜 あなただけ 君だけに ありふれた順序でいいよ ムラサキ色の東京の夜 抱きしめて 一度だけ 心からあたためて 声に出せない想いが こんな夜にはあるの きっと素敵なあなたが受け止める 震える右のポケット今確かに感じてる きっと君のメールはすみれ色 星空も無い街と 人は言うけれど 心は通い合う 村咲くのMOON LIGHT TOKYO シャボンが滲む東京の夜 誰だって はじまりは 知らない人同士だから 程よく冷たい東京の夜 さよならは 言わないで 指先も濡れるメロディー 星空の無い街に 花も咲くなら 名前さえ知らない二人はMOON LIGHT TOKYO 心震える東京の夜 あなただけ 君だけに ありふれた順序でいいよ ムラサキ色の東京の夜 さよならは 言わないで 指先も濡れるメロディー 抱きしめて 一度だけ 心からあたためて |
悲しみ草キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 悲しみ溢れた 心の時代は既に 終わっているもの 悲しみ一本草 気づかぬふりして通り過ぎる僕さ 足下に絡むは 自ら造り出した 夢と醜い私の性格 あなたの努力など 空しく消えるもので 世の中は何時でも 裏腹な世界 だけど見える物は 目の前に用意されたもの ここからが一番楽しい時 背中に隠れた 散らかしたままの道は 誰が片付ける あなたを泣かした 一人も拭えず通り過ぎる僕さ 目の前に阻むは 自ら造り出した 夢と醜い私の性格 清らな願いなど 空しく消えるもので 世の中は何時でも 裏腹な世界 だけど見える物は 公に建てられたもの 目を覚ませ 若き年寄り人 あなたの努力など 空しく消えるもので 世の中は何時でも 裏腹な世界 だけど見える物は 目の前に用意されたもの ここからが一番楽しい時 |
真っ白キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 今日もあなたに会えたよ でもなんだか満たされないよ 足早に過ぎてく日々の中で 白い時間を何日もあじわってるよ 部屋はなんだか汚いし 最後のたばこも切れたよ こんな木曜日に家にいるのも おかしいよね Ah-おかしいよね 幸せすぎて何かを 忘れているのかもしれないね 悪くない人たちが泣いている 笑う事は出来ないよね 僕になんか 楽に今日を終えたい 楽に味方をつけたい 楽に楽に思うように 重い物を動かせるように みんな考えているでしょう? 私には関係ない 本気で思ったことある僕には 何も言うことが出来なくなっているよ Ah-悲しいよね 涙が出てこないのは 裏切りものの証拠か? 都合が悪くなるとすぐに 眠くなってしまうのはなんでだろう? 幸せすぎて何かを 忘れているのかもしれないね 悪くない人たちが泣いている 笑う事は出来ないよね 僕になんか |
愛の食事キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 約束を守る事ができない 警察さえ裁かれている時代に 甘く切なく何か起きそうな夜に 君の名前を間違えないように呼ぶのさ 春も夏も秋も冬も僕らは 冷暖房完備 閉じこもる 広い海の果てには夢が無い 大学に行きたい 焼き肉を食べたい あなたを心の底から愛してない 男と女には解り合えない訳があり 君は爪を隠す 直ぐに涙になる 愛の食事をする前に 去年までは可愛かったペット ドナドナ行く宛てを無くしているの? 出かけなくてもお金は使えるので なるべくなら風邪をひいて寝てたい 一夜漬けで資格がもらえるから 万歳 明日の夢を掴もう このまま調子に乗れるなら 人の為 世の為 気合でイキたい あなたを心の底から愛してない 涙の日の後は 必ず晴れた日が来ると 励ました女と喜んだ男 誰も約束なんかしてない 男と女しか この世には居ないじゃないか 君が産まれた訳 世に謳う前に 愛が大事なんか言う前に |
風の子キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・澤近泰輔 | ラーラララーラーラララー ラーラララーラー ラーラララーラーラララー ラーラララーラー よけいな事を 考えていると 頭の中が くさってしまうよ ほらまた一つ しわが増えてきた 時計の針が 2週半したよ 5週半したよ もう時間だよ ぼくらはまだまだ風の子でいたいね いつまでたってもけんかとかしたいね 走って転んで擦りむいて泣いて いつまでたっても走り続けたいね 転び続けたいね 遊び続けたいね 好きなら好きで 嫌いなら嫌い はっきりすると すっきりもするよ どっきりもするよ うっかりもするよ ぼくらはまだまだ風の子でいたいね 昔の自分だって自分じゃないか 走って転んで擦りむいて泣いて いつまでたっても笑い続けたいね 遊び続けたいね 走り続けたいね ラーラララーラーラララー ラーラララーラー ぼくらはまだまだ風の子でいたいね いつまでたってもけんかとかしたいね 走って転んで擦りむいて泣いて いつまでたっても走り続けたいね 転び続けたいね 笑い続けたいね 遊び続けたいね ラーラララーラーラララー ラーラララーラー… |
恋人なくしたキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・澤近泰輔 | 何十年の間僕は いくつの嘘をついたのか 出会いと別れを繰り返し 大きな何かを探したよ 期待通りに明日はこなかった 気づいた僕は一人 恋人なくした あそこも探したけど さよなら さよなら もう二度と逢う事はないね 何年先まで想い出は 自分の記憶に残るのか 寂しい事に今日の僕は あの日もこの日も覚えてる 沈む夕日に何を感じるの 気づいた目には涙 恋人なくした 夕日は綺麗なんだね さよなら さよなら もう二人見ることはないね 大きなさよなら まだまだ喧嘩したいよ さよなら さよなら もう二度と逢う事はないね |
黄昏電車松たか子 | 松たか子 | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | 佐橋佳幸 | 悲しい鳥は泣きながらひらひら 帰りの途中 私は見つめてる いつの間にかに 忘れてたさよなら あの日のさよなら 本当のさよなら 汚れた街も 悪い心も 黄昏は染める 私は夢の中 夕焼けこやけの電車に揺られ 今夜ひとり 誰かを想うよ あの日に帰りたい 今の私の心のままならば 言えるよ きっと言えるよ この街の薫りは 右左と流れて 私の心を我に返してしまう 泣き止んだ子供 母親までも 黄昏に染まる 私は夢の中 夕焼けこやけの電車は今日もみんな 夢の中へと誘うよ あなたへの一言 今の私の気持ちのままならば 言えるよ きっと言えるよ 夕焼けこやけの電車に揺られ 今夜ひとり 誰かを想うよ あの日に帰りたい 今の私の心のままならば 言えるよ きっと 言えるよ |
人とコウモリキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 白井雄介 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 私はここに生まれて 何故か息を吸い込み 犬を抱きしめて泣いた あの水も流れていった 誰にも習わず育つ心が 痛くなるのは恋 そして流れる そして流れる 緑と青をまぜながら 人とコウモリ手をつなげる場所 裏の裏まで見つめて感じたい 愛の雫がこぼれていく場所 いつか飲み干す唇 誰だ? あなたはここに生まれて なぜか息を吸い込み 写真を見つめて泣いた あの夜も流れていった 雨にも風にも負けぬ心が 時に泣くのは恋 そして流れる そして流れる 言葉と嘘をまぜながら 人とコウモリ話し合える場所 先の先まで見つめて感じたい 人の願いがこぼれていく場所 巧みに酔わす唇 誰だ? 誰にも習わず育つ心が 痛くなるのは恋 そして流れる そして流れる 緑と青をまぜながら 人とコウモリ手をつなげる場所 裏の裏まで見つめて感じたい 愛の雫がこぼれていく場所 いつか飲み干す唇 誰だ? |
同じ空の下でキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 高い所が好きなのは 今日が小さく見えるから いつもの僕の街が地図のように 手のひらの上だけで動き出せる 君の家との距離なども 先を急ぐ車達も ここから見るとなぜか可愛らしい 擦り切れた毎日も愛おしくなる 指切りと二人の秘密 誘い出すように 野良猫が走る 今も君は同じ空の下で どんな海とどんな目をしてるの 逢いに行くよ君の所へ ラララ風の詩(うた)を伝って おもいどおりの毎日は きっとどこかがつまらない 流れ星が来るのを待ち続ける そんな時間(とき)が僕等を変えてくれる 口笛は何処かの風を 連れる合言葉 同じ夢を見た 次の25日には二人して 夢と同じ景色を訪ねて 大切だときっと言えるよ ラララ昔習った詩も 今も君は同じ空の下で どんな人とどんな目をしてるの 帰っておいで僕の所へ ラララ口笛を詩にして ラララ風の詩を伝って |
夢を見させてキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 三日目の朝を迎えた 駅のホームで私は 快速電車を見送っている 通学途中の学生か 私を上から見下ろして 近寄りがたいのか 見て見ぬふりして あの人の心の中に どうやら私はいないようで… 愛を売ります マッチはいりませんか 愛を売ります 夢を見させて 悲しみの夜が訪れた 行きつけの店で私は 空の徳利を並べている 三十半ばの後輩が 私を上から見下ろして 不自然な慰めの言葉をかける 永年勤続の将来に どうやら私はいないようで… 愛を買います マッチで暖めて 愛を買います 夢を見させて 愛を売ります マッチはいりませんか 愛を売ります 夢を見させて 街は知らぬ2人と 似つかない星空と ピンクのネオンを浮かべでいる いつかの青空のような いつかの私のように 明日の私にも 夢を見させて 愛を買います マッチであきらめて 愛を買います 夢を見させて 愛を売ります マッチはいりませんか 愛を売ります 夢を見させて |
車線変更25時キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 一人きり海まで走りだす 想い出が足りないだろう 真夜中の国道16号線 やむを得ず遠回り 左には潰れたレストラン 忘れかけた車線変更 空々しい246号 寂しさは僕だけのものか? 目的地はまだまだ遠い 影も形もない トンネルぬけても同じ様な景色ばかり続く 今日も明日も 簡単すぎて涙がでるぜ 前だけみても何も見えない 帰れない22時過ぎに 君はまだ微笑んでいました 面影が通り雨を汚す 天井はひどい雑音 いつもならきれいに見えるはずの 厚木のネオンが滲んで見える 君の仕草忘れるように スピードを上げる 同じ窓から眺めた日々が 引き伸ばされ ちぎれてゆく 通り過ぎた道はすでに 僕の中じゃどうでもいいこと 帰らない24時過ぎに あの一言で君が変わりました 目的地はまだ分からない 潮の匂いがする あの坂を超えてゆけば 海が見える 海が見える 簡単すぎて涙が出るぜ 前だけみればなんでも見える そして僕はもう25時 いつか君を追い越せる時 通り過ぎた道はすでに 僕の中じゃどうでもいいこと 全速力で駆け抜けてくぜ まだ一度も見たことない所(とこ)まで |
さらばキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう うってつけの言葉は無いけど 帰ろう帰ろう 帰ろうよ 家まで こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう さっきまでの熱気はないけど 帰ろう帰ろう 帰ろうよ お元気で 眠くないのに 疲れてないのに 今日のところはお別れですよ たとえ最初で最後の夜でも あなたと居た事は忘れません こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう 仲直りの言葉は見つからないけど 帰ろうよ帰ろう 帰ろうよ 仲直りで 眠くないのに 疲れてないのに 今日のところはお別れですよ たとえ最初で最後の夜でも あなたと居た事は忘れません 眠くないのに 疲れてないのに 今日のところはお別れですよ たとえ最初で最後の夜でも あなたと居た事は忘れません |
密室キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 誰かと一つの部屋 二人きりになったとしたら 僕は何を話せるだろう 言葉の節々 僕の本当の気持ちが出て 君はそれに感づいてしまうだろう だけど君がいい人だったら そんな僕を包んで欲しい そしたら僕もいい人だから そんな君を包んであげる 悲しいニュースが終わって 胸をなで下ろしたとき 僕は何を考えてるだろう 僕のまなざしの先に 本当の未来が出て 君はそれに腰を抜かすだろう そして君がいい人だったら そんな僕を見ていて欲しい そしたら僕もいい人だから そんな君を抱きしめてあげる 涙で汚れた部屋 一人きりになったとしたら 僕は何を始めるだろう 鏡に映った僕の本当の姿が出て 僕はそれに腰を抜かすだろう だけど君がいい人だったら そんな僕を見捨てて欲しい そしたら僕もいい人だから そんな君を壊してあげる |
目隠しの街キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 大人になって土曜日 車乗ってドライブ 一人乗り 色着けたこの街は 一人用には 造られていない 話し相手が必要 話し相手が必要 一大事 胸張って歩くなら 辺り構わず お話をしようよ ただの楽しい話がしたいね 上っ面の楽しい話でイイから 涙と悲しみと笑いの夜越えて 未来の始まり お芝居を観ようよ 紙芝居も観ようよ 疑わないで TVも映画も角度をつければ 創り物に見えない ただの楽しい話が観たいね 上っ面の作り話でイイから 泣き虫の主役と自分重ねられたら 未来の始まり ただの楽しい話がしたいね 上っ面の楽しい話でイイから 僕の目に映る物だけが本当じゃ無い まだまだ見えない 未来の始まり |
手の鳴る方へキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | さあみんな手の鳴る方へ たかおになら高い方へ登るさ いろおになら同じ色に染まるさ みんな同じ服を着て歩くのが好き あんな事をしたらみんなに嫌われる 外したら叩かれるそんな世界 されど恋し 僕は程々にて帰り路を急ぐよ 明日走れるようにサラダでも食べるよ 今日もみんな汗水を流して ベルトコンベアー流れ作業捗るさ みんな同じ物を沢山作るのが好き 壊れたなら新しいのと取り替える 人々は流れてくそんな世界 だけど恋し さあみんな手の鳴る方へ鬼に食べられるぞ 僕は程々にて帰り路を急ぐよ さあみんな手の鳴る方へその隙に僕らは 誰も見た事ない所へと急ぐよ 辛いけど僕一人歩いてもしょうがない 僕もきっとそのうちにいつかは強い風に流されて行くのだろう さあみんな手の鳴る方へ さあみんな手の鳴る方へ僕も連れて行けよ 明日走れるように同じ色に染まるよ あの交差点の頭のじゅうたん僕らも踏み付けて 誰も見た事ない所へと急ぐよ |
七色の風キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | あぁ 南の風 七色の風 誘われるままに 僕はあなたを迎えに行く 街は騒ぎ出す 過去も未来もかきまぜる あぁ 薄くなるシャツと 初めて交わす言葉は いつもとは違うぎこちなさ 街は騒ぎ出す 僕はあなたを迎えに行く 夏はカラフル あなたを変える 二人に綺麗な色を着けるはずだから ずっと二人で ずっと二人で 小さな幸せ集めて 次はひまわり あぁいつもの街も あなたが忘れた麦藁帽子も 水の中であくびをひとつ 夏は泳ぎ出す 僕はあなたを愛している 菜の花揺れて 季節も変わる 何気ない変化も感じていけたらいいな ずっと二人で ずっと二人で 小さな幸せ集めて 明日はひまわり 昨年の夏より 今年の夏より 二年後の夏よ 七色に光れ あなたの歩幅と リズムに合わせて 歩きましょう 踊りましょう あなたまでもうすぐなんです 夏はカラフル あなたを変える 二人に不思議な色を着けてくれるから 育てましょうよ ずっと二人で 今日が綺麗な 想い出になれ 小さな幸せ集めて 次はひまわり |
二人にしやがれキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | いそがしい日々が続き いろいろと忘れがちな事が たくさん増えてきて 失うものも増えてきました こんなとこで 通りゃんせされてしまったな だれかさん わたくしに 話しを聞かせて 恋人になってくれないか 友達になってくださいよ この性格 僕も考えますから どうか一緒に 遊んでくださいな 強い人に憧れて わたくしは歩いてきたつもりが なぜかしら 歳をとる毎に 涙もろくなってきました 春夏秋冬いつだっけ 忘れてしまったな あの頃の僕の夢 どなたか教えて! 恋人になってくれないか 友達になってくださいよ 君のこと 僕も考えますから どうか一緒に歌ってくださいな 探し物は見つかりましたか 探し物は見つかりましたか 今宵君だけに こんなとこで 通りゃんせされてしまったな だれかさん わたくしに 話しを聞かせて 寂しいな 寂しいな 「しまったなぁ」 だれかさん わたくしに 話しを聞かせて 恋人になってくれないか 友達になってくださいよ この性格 僕も考えますから どうか一緒に 遊んでくださいな |
ゆびわキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 家の窓から飛ぶ 夢を見たのは 隣に君がいない 星空の綺麗な日 毎日楽しく やってはいたよ そろそろ 君の指に そんな想い忍ばせて過ごしてる 君の声と 僕と いずれあの子と あの子の声で 目覚め 優しい窓越しに ああ君と一緒に暮したい ああ一緒に暮したい 君と歩く度に 思う事は 甲斐性のない僕を ずっと見てくれた事 ありがとう 明日僕が生まれて 最初で最後の 男らしいものを こっそり探しに行こう 部屋の窓から 君の指と 僕と いずれこの部屋に 差し込む景色が 僕と 君のものになるように ああ君と一緒に育ちたい ああ一緒に暮したい ああ一緒に眠りたい |
二人のアカボシキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・澤近泰輔 | 夜明けの街 今はこんなに 静かなのにまたこれから始まるんだね 眠る埋立地(うみべ)と 化学工場の 煙突に星が一つ二つ吸い込まれ 沢山並んだ 街の蛍達も 始まる今日に負けて見えなくなってゆく 君とも離れることになる あの高速道路の橋を 駆け抜けて君つれたまま 二人ここから 遠くへと逃げ去ってしまおうか 消えそうに欠けてゆく月と 被さる雲はそのままに 二人のアカボシ 遠くへと連れ去ってしまおうか 橋の継ぎ目と 二人に届く 電波には懐かしいあのメロディーが 聞こえてるかい? みだれ髪に しみるようミヤウジヤウ ハルカカナタへ 見渡せば青く続く信号機が 二人の想いを照らせばいいのにな 明日の僕らは何処にいる? また今日も汚れてく街は 蝕む煙を吐き出す 君の知らない遠くへと連れ去ってしまおうか 瞬かない星が一つ 夜明けの街に消えてゆく 二人ここから 宛てのない明日を探そうか 僕の決意と伝えきれない想いが 街の音に消えないうちに 朝焼けの水蒸気が 隣の空を彩る 懐かしいメロディーは 風と共に終わる 君の髪の毛が震えてる あの高速道路の橋を 駆け抜けて君つれたまま 二人ここから 遠くへと逃げ去ってしまおうか さようなら街の灯りと 月夜と二人のアカボシ 最後の想いは 君が振り向く前に話そうか 夜明けの街… |
しあわせキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | こんな不順な生活なのになぜだか幸せ 胸を張って 余裕を持って とても幸せ なんだなんだ これでいいのか 自信を持って いつも笑って とても幸せ 悲しい昔は 消えてはくれないけど ああ今から私は異常に幸せ こんな不純な生活なのになぜだか幸せ あの人と この人と 居れて幸せ なんだなんだ これでいいのか 最後になって 君が笑って とても幸せ 雨降り 風向き いろいろ あるけど ああ今から私は異常に幸せ いつもの帰り道 たまにはおみやげを買って 明日目覚ましいらないな 私は幸せ 悲しい昔も 今では宝物 ああ今から私は非常に幸せ ああ今を生きているそれが幸せ |
僕の行方キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 秋の空では思い出を 冬の街では哀しみを 春の風には身をまかせて 夏の空には旅立ちを 夏の街にはお別れを 夏の風は人を残して 寂しい夏の三番ホームに はちきれる夢をケースにつめて 始まりのベルが鳴る 夏の電車は走る 僕らを乗せて走る 引き返したい気も知らないで 夏の電車は走る 汽笛が叫び走る 残してきた人も知らないで かげろう遠く 遥か遠く 眼を閉じれば少し前の 口の動きが眼に浮かぶ だけどそれは白線の外側 あの日の歌が蘇る そんな自分を重ねてみる だけどなごり雪は降らない 離れる街の景色には 速さで起こる砂埃 足跡を残してくれ 夏の電車は走る 僕らを乗せて走る 幾つの気がかりも知らないで 夏の電車は走る 汽笛が叫び走る 僕の独り言もかき消して 風の想いとはうらはらに 次の街では始まりを 次の街では幸せを 次の街では喜びを 次の街では力強さを 想い出おいた三番ホームは 寂しい夏のエピソードを 力に次の街へ 夏の電車は走る 僕らを乗せて走る 引き返したい気も知らないで 夏の電車は走る 汽笛が叫び走る 残してきた人も知らないで 今より遠く 遥か遠く |