橘いずみ作詞の歌詞一覧リスト 48曲中 1-48曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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愛してる中村中 | 中村中 | 橘いずみ | 橘いずみ | 中村中・根岸孝旨 | どんなに人を好きでも その人にはなれない だけど身体の奥まで あなたが染みついてる あなたのことを一日中考えて 生きて行けたら 他に何もいらない 死んでもいいと思った 運命だと思った 出会った時思った だけどあなた知らない 泣きたいほどの気持ちは 胸の中でつまって 言葉になんてできない 心から愛してる どんなに愛を説いても 説明にはならない どんなに本を読んでも 答など分からない あなたのことを惑わせてるすべてから かばえるのなら 他に何もいらない 誰かを傷つけて ひどい女と呼ばれ 罵られていても 振り向いて欲しかった 手に入らないものなど そう多くはないのに 何故だか手に入らない 心から愛してる この人だと思った 何も見えなくなった 抱きしめて欲しかった だけどあなたできない 死んでもいいと思った 運命だと思った 出会った時思った だけどあなた知らない いつか命が途切れて また生まれ変わっても ずっと想い続けたい 心から愛してる 言葉になんてできない 心から愛してる |
太陽MINMI | MINMI | 橘いずみ | 橘いずみ | ねえ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて あなたの存在があるから 何とか私は生きられる つらくて 寒くて 悲しくて ひとりを感じることばかり それでも あなたの笑顔を 思い浮べたら強くなる 太ったねと言われて食べずに 流行りの洋服に身を包んで 仲間はずれにだけは ならないで ニコニコしながら はしゃいでる 何にも楽しいことがない 何にも必死になれなくて それでも あなたの生き方 思い浮べたら熱くなる もしも飛べたら あなたの空を 隅から隅まで 飛び回りたい どんなに遠く 離れていても あなたの中にいる 女らしく楚々と控え目に 出しゃばらず 愛敬ふりまいて つかず離れず 人の道の 真ん中あたりで まごついて 何のために生きているのと 自分の弱さに はむかっても 泣いて 泣いて 泣いて 疲れて 見上げた空には あなたがいた グズで のろまで 不器用で それでも すたこら歩くから 山あり谷あり 雨 あられ 嵐が来ても がんばるから だから たとえ人のものでも あなたは どこかで生きていて あなたの笑顔があるから 何とか私は生きられる もしもあなたが 少し疲れて いつかこの手が 必要ならば そっと名前を つぶやきながら やさしく微笑んで 自分を取り戻すスペースを 手に入れるために働いて 息を継ぐはずの時間にさえ 疲れ果てて眠りこけている ひとりぼっちになりたいけど ひとりぼっちはとてもさみしいよ あなたのそばにいられるなら 他には何にも欲しくない いじけて 古くて ばかげてる だめな女だと言われても それでも命のある限り あなたの後ろをついていく ねえ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて ねえ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて ねえ ねえ ねえ ねえ ねえ ねえ | |
失格フラワーカンパニーズ | フラワーカンパニーズ | 橘いずみ | 橘いずみ | フラワーカンパニーズ | 自分の言いたいことを私は何も言わない 自分のやりたいことを私は何もできない 自分の為に泣いても人の為には泣けない 主義・主張を叫んで外を歩く勇気なんかない ひねもすベットに寝てるのは病人か赤ん坊 何もかもが嫌になるにはまだまだまだ若すぎる 誰かの喋る言葉で心なんて弾まない 明るく元気だけが取り柄の女になれない 他人の視線ばかり気にしてる人を認めない 社長の意見は必ずしも正しく思えない 月夜にいつも女はキスを待ってる訳じゃない 安いベットは軋む音がうるさくて気が滅入る 愛してないのに抱かれ他の人を夢見てる パチンと弾けて落ちたピンクのバラの花びら 一番大切なものはこの貪欲な私 一番厄介なのもそうデタラメな私 好きな人に他に守るものあっても構わない だけどひとり夜の渋谷で待つのは好きじゃない 梅田 なんば 心斎橋 元町 西ノ宮 あんなに好きだった街ももうとっくに忘れた チャカ・カーンを気取って歌ってた“Whatcha gonna do for me” 意味も知らずに涙を流した“Whatcha gonna do for me” 沖縄にも住んだことがあると自慢気に話す 強い日差しが残したものは顔中のソバカス 傷ついた傷つけられたと騒いで憂さ晴らし 失恋した友達慰めどこかホッとしてる あなたは失格!そうはっきり言われたい 生きる資格がないなんて憧れてた生き方 あぁ 赤い夕焼けの町で小さな体を丸めて 叱られても 恥を重ねても まっすぐ歩いていたのに 眠れずにテレビをつけ煙草を吸えばやるせない ひどい仕打ちに泣いたとしても夜はゲラゲラテレビ漬け 趣味は何ですかと聞かれて旅行などと答え 外国にも何度かなんて格好つけて見せる 姑息な笑顔浮かべて指先を噛んでいたい 約束を踏み付けても粋な女気取りたい 車にはねられた人を見過ごしたことがあるかい? ふしあわせな人を見て笑ったことがないかい? 父親に若い女いても私は構わない 母親に別の許婚の話を聞きたい もっときれいになってもっと上手に遊びたい もっとまじめになってもっとたくさん学びたい たったこれっぽっちの生きざまをひとり振り返り 四の五の理屈を言ってる私を愛したい |
太陽カラーボトル | カラーボトル | 橘いずみ | 橘いずみ | ねぇ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて あなたの存在があるから 何とか私は生きられる つらくて 寒くて 悲しくて ひとりを感じることばかり それでも あなたの笑顔を 思い浮べたら強くなる 太ったねと言われて食べずに 流行りの洋服に身を包んで 仲間はずれにだけは ならないで ニコニコしながら はしゃいでる 何にも楽しいことがない 何にも必死になれなくて それでも あなたの生き方 思い浮べたら熱くなる もしも飛べたら あなたの空を 隅から隅まで 飛び回りたい どんなに遠く 離れていても あなたの中にいる 女らしく楚々と控え目に 出しゃばらず 愛敬ふりまいて つかず離れず 人の道の 真ん中あたりで まごついて 何のために生きているのと 自分の弱さに はむかっても 泣いて 泣いて 泣いて 疲れて 見上げた空には あなたがいた グズで のろまで 不器用で それでも すたこら歩くから 山あり谷あり 雨 あられ 嵐が来ても がんばるから だから たとえ人のものでも あなたは どこかで生きていて あなたの笑顔があるから 何とか私は生きられる もしもあなたが 少し疲れて いつかこの手が 必要ならば そっと名前を つぶやきながら やさしく微笑んで 自分を取り戻すスペースを 手に入れるために働いて 息を継ぐはずの時間にさえ 疲れ果てて眠りこけている ひとりぼっちになりたいけど ひとりぼっちはとてもさみしいよ あなたのそばにいられるなら 他には何にも欲しくない いじけて 古くて ばかげてる だめな女だと言われても それでも命のある限り あなたの後ろをついていく ねぇ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて | |
街を歩こう橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 空は曇り空 心は軽やか 不思議な気分 歩こう 耳元で流れるブルースが 明るく響いて 駅をふたつも過ぎる ごみごみした ぎゅうぎゅう詰めの この街さえ こんなにもきれい ほんのちょっぴりの 遠回りすら出来ずにいたよ 抱えきれない 小さな悩み 一生懸命 抱えようとしてた でも あなたが 私のこと認めてくれた 電車の見える丘の上 ベンチに腰かけ 我先にと急ぐ人を 見てる ぶつかり合う細い肩 おさえるあの娘は 息せき切って どこへ行くの 悲しい思い たくさんしたよ 辛かったのは 自分を偽って ただ ありふれた悩みの中 もがいていたよ 悲しい想い たくさんあった 誰も愛せず 自分の事も 他の誰かの 笑顔ばかり 輝いて見えたんだ いつまでたっても いつまでたっても 臆病な眼のまんまだけれど 気がすむまで 街を歩こう 歩いて行こう 迷わないで 我慢もせずに 選んだ道 歩き続けてく そう あなたが 私のこと 認めてくれたから | |
平成橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 自分の脇の下を自分でくすぐって笑うような生き方はやめる 世のため人のため生きてる人間なんてただの一人もいない それがわからずに自由だと叫ぶ 宙ぶらりんでどっちつかずは結局どっちつかずと知った ここから先は立ち入り禁止と言われたら無理やりでも突き進む それが本当の自由だと思う 見ざる聞かざる言わざるなんでもござれでごまかしてみても 地獄 天国 平成時代はウソもマコトもいっしょくた 泣いて笑ってまた泣いて 明日になったらまた笑う 春は曙 月にむら雲 届かぬ想い 夕日に赤いバラ 五月雨に濡れ 菖蒲の花に託した 私のつぶらな恋心 それが麗しき青春だと思う 校舎の陰で待ち伏せしていた無駄な時間は返ってこない 堂々巡りで巡り巡ってやっと手にした答えはみな同じ それがやるせなき青春だと思う 好きだ嫌いだ やめちまい 何にも感じず生きようとして 別に別に別に別にと返事していると腹が立つ 誰がどこで何のために何をどうしてどうなった ただ歳をとればえらくなる訳じゃないと子供にバカにされ 見えなかったものが だんだん見えてくるんじゃないとだんだん気づく それが大人の常識だと思う 金が欲しくてあんなに苦労して我慢して休まず汗を流して 頑張ったのに頑張ったのに 余裕というのは大きな器に少し入ってみることなんだ それがあたりまえの常識だと思う 右だ左だ後ろだ前だとうるさく怒鳴られて 今度はお前が怒鳴る番だともっとうるさく怒鳴られて 嫌だ嫌だよ もうたくさん私ここからできれば一抜けたい 見ざる言わざる聞かざるなんでもござれでごまかしてみても 地獄 天国 平成時代はウソもマコトもいっしょくた 泣いて笑って泣いて笑って泣いて笑って泣いて笑い 地獄 天国 平成時代はウソもマコトもいっしょくた 泣いて笑ってまた泣いて 明日になったらまた笑う | |
Hello, Hello橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | やあ こんにちは 元気そうで安心したよ よかった 電話だけじゃ物足りない ねえ どうしたの 嬉しくないの 難しそうな顔して 心配事あるのかい ドライブしてたら見つけたんだ ちっちゃなホテルを見つけたんだ ハイウェイ出口のさびれた場所に 西向きの窓に夕陽があたり まるで それはステンドグラスさ 車をとめて ぼんやり見てたんだ 打ち上げ花火みたいに七色に輝いて キャンプで見たクジャクと同じ色していた それが火事だとわかるまで しばらく時間がかかった だから遅れてしまった 鐘がカンカン鳴ってたけど 教会の鐘だと思った 腕時計見たり あくびしてたんだ 窓から助けを求めて 手を握る女がいたから 急いで車を降りてかけ出した 近くに誰もいなかった 人っ子ひとりもいなかった 煙にまかれてすぐに姿が消えてしまって どうしようもなかったんだ 声も出せなくて どうしようもなかったんだ やあ こんにちは 元気そうで安心したよ よかった 電話だけじゃ物足りない ねえ どうしたの 嬉しくないの 難しそうな顔して 心配事あるのかい やあ こんにちは 会いたかった いろいろあったよ あのさ 先週火事を見たんだ ねえ どうしたの 疲れてるの 幽霊みたいな顔して 今日は陽気にやらないかい Hello Hello 恋に落ちそうなんだ 話を聞いてくれないか Hello Hello あまり眠れないんだ 話を聞いてくれないか なかなか会えないのに ごめんね こんな話で ごめんね 何か飲もうか 暇ならそれは いいじゃないか やることなければ いいじゃないか 遊んで暮らせば それが最高 だけどもっと別の場所で遊んでくれ ここは だめさ 目ざわりになるから 悪いけど お前ら一体誰なんだ 何が欲しいんだ お前ら一体何なんだ どこへ行くんだ 友達と二人で つもる話をしてるんだ よそへ行ってくれ ニヤニヤしたって わからないよ 黙っていたら わからないよ 勝手にやれば それでいいだろ ちょっと待て イライラしたって ナイフを出すのはやめろよ ちょっと待って そいつはいけない 金曜のホテルの火事のこと知ってるだろう ほら 町はずれのゴーストタウンで死んだ女のこと 今 そのことを話してるんだ 久しぶりに会った友達と やあ こんにちは かまわないで 邪魔しないで 頼むよ 気にさわることがあるのかい ねえ どうしたんだ お前ら一体 何が欲しいんだよ 一緒にカードでもやるかい さあ どうしよう そいつは大事な友達なんだ どくんだ 手を触れちゃいけない よせよ おい 何をするんだ お前ら一体 誰なんだ おい 町を出るのか それとも ここへ来たのかい Hello Hello 恋に落ちそうなんだ 話を聞いてくれないか Hello Hello あまり眠れないんだ 話を聞いてくれないか 初めて会ったのに ごめんね 仲良くしようよ ごめんね Hello Hello だめになりそうなんだ 話を聞いてくれないか Hello Hello あまり眠れないんだ 話を聞いてくれないか Hello Hello | |
ネコ(DEMO)橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 世の中とさよならする それがあなたへの愛 不安にかられるなら 嫉妬に狂うのなら 一日中何もせずにあなたのこと考えて 丸くなって眠るの 夜になって起きるの どこにも出かけないよ 誰の電話が鳴っても取らない 狭い1LDKの部屋はふたりきりの世界 わたしはあなたのネコ あなたが望むように 他には何もいらない あなたが微笑むならば だけどなんだ アイデンティティーってなんだ ほんとのわたしってなんだ 抜本的な改革が必要 あなたが必要 それが重要 絡まりあったりもんどりうったり ひしゃげて潜る現実と理想 幸せはそこにあるのか そこにあったりするのか ただいまねって聞こえたら玄関まで跳ねてって 嬉しくて待ちわびて あなたに飛びついちゃう 友達はいらないよ まして仕事があっても行かない いつも1LDKのベランダ 遠い空を見てる わたしはあなたのネコ あなたが欲しがるなら わたしは何もいらない あなたが微笑むならば あなたが微笑むならば あなたが微笑むならば | |
銀河橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ・門脇学 | 弾丸のいらないピストルで 襲い掛かる敵を打ち抜こう くすんだ銀色のコインで そびえる山を崩しに行こう 細長く 急な階段の2階の さびれたあの店で 真夜中のパーキングエリアで 缶コーヒー握りしめ話そう くだらないことばかり話そう バカ話ばかりを並べよう 細長く 消えそうな三日月に 吸い込まれないように 明日を震えて待って 誰かを思って泣いて 欠片を大事に持って 身体を暖めあって 眠れない そんな夜でも 公園のジャングルジムの上 秘密の場所へ連れていくね 風が騒いでた日の夜空は 星に手が届きそうだよね 細長く 消えそうな口笛が 銀河に溶けていく 明日を祈って待って 誰かを傷つけ泣いて 欠片を砕いて割って 身体でごまかしたって 眠れない そんな夜なら 明日を震えて待って 誰かを思って泣いて 欠片を大事に持って 身体を暖めあって | |
SHOOTING STAR橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | どんな気持ちも隠してちゃつたわらない いやなことならいやだっていっちまいなよ 好きなら遠慮しない 絶対 遠慮なんてしない 空にシューティングスター 叶わぬ思いばかり Ooh 集まれ ミッドナイト 踊り明かそうよ どんな明日も試さなきゃ始まらない 住みなれた家飛び出して街を出てみよう オレンジのバスケットボール あの子にやろう 欲しがってた 空にシューティングスター 叶わぬ思いばかり Ooh 集まれ みんな 遊び明かそうよ Ooh la la la Ooh la la la Ooh la la la Ooh 仲良しこよしでごまかしちゃ悪くなってく いいことばかりを話してる嫌な生き方 三回会えばどんな相手でも飽きてしまうから 空にシューティングスター 叶わぬ思いばかり Ooh 集まれ ミッドナイト 踊り明かそうよ 何がどうして どうなっちゃうのさ 歳を聞かれていつも二つ若く答える 誰かの腕にすがり泣きじゃくる夢を見た 空にシューティングスター 叶わぬ思いばかり Ooh 集まれ みんな 遊び明かそう Ooh la la la Ooh la la la Ooh la la la Ooh どんな明日も探さなきゃ見つからない この駐車場で今夜一晩寄り添い眠ろう ありがとう ありがとう すべてにありがとう 空にシューティングスター 叶わぬ思いばかり Ooh 集まれ ミッドナイト 踊り明かそう Ooh Ooh Ooh Ooh la la la Ooh la la la Ooh la la la Ooh la la la Ooh la la la | |
BROWN橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | がんばれ BROKEN HEART いやんなっちゃだめだよ 負けそうな状態も しょげない しょげない 愛だって休みたい あかんときにゃ寝てるよ いけそうな瞬間も ためらい ためらい 最近ピンチ 心臓パンチ 若干ピンチ ばてそうさ がんばれよ BROKEN HEART 正面からぶつかれ 脳味噌洗うように 捨てたい 捨てたい 記憶なんてしぶとい いらんときも 消えない 街中の壁に しみてる しみてる 最近ピンチ 心臓パンチ 若干ピンチ めげそうさ 冷めかけてるベーコンエッグ フォークで刻めばいちころさ マグカップにキリマンジャロの ブラウンの海が揺れて踊る 黄金色のパンの斜面を 溶けながらバター滑りだして カーテンの隙間 青空 鳥の群れが飛びたつ朝 僕からは特別にないよ 話なんて特別にないよ この先は行き止まりなんだ 戻れば砂漠さ 水もない がんばれない BROKEN HEART いかんともしがたいね 輝いてる星屑 とれない とれない なぜそんな聞きたいんだい 聞いてなんとかなるのかい 本気だってわかるよね 死ぬよ 死ぬよ 完全ピンチ 罪状認否 相当ピンチ 楽しいね どうだい?ひとりじゃ無理そうかい どうだい?泣いてるんじゃないかい まだツキが残ってたらいいね 時間ばっかもてあましちゃって もう一回やり直そうかい 今度は上手にやれそうかい これからは自由になれるね 時間なんていくらでもあるから 僕からは特別にないよ 話なんて特別にないよ この先は行き止まりだって 戻れば砂漠さ 水もなんもない | |
TOUGH橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 小声で伝えてごらん 怒鳴ってばかりじゃ駄目さ 人には何だか少し だれでもそれぞれ事情があるから 骨でも肉でも食らえ ひとつのこらずしゃぶれ 大事なものはひとつ だれにも渡さず守っていきてく なくしたものが惜しくて 手にしたものは邪魔で ほしいものほど彼方 流されていくのは無情じゃないかい わけあり意味ありなんて 理屈こねくりまわして たいした奴といわれて それでなんぼのもんじゃろかい 父さん、もっと話して 戦争中の苦労を 仕事の手柄話を 家族の幸せ浪花節にして 走れ、駅の階段を 亀はすこしずつ行け 勝てばうれしくて万歳 負けてくやしくて花いちもんめ 誉めてもらえば涙 叱りとばされて涙 笑いすぎても涙 何があっても泣いてばかりで 母さん、もっと話して わたしのこどもの頃を きれいなふるさとのこと わたしが忘れてしまったことを ニキロ痩せて髪をあかく染め 肩で風を切り道の端っこを 船が出るよドラの音がなるよ 波止場いきの汽車に遅れないよう 二人逢っていつもそばにいて さめないうち早くパスタを食べて 紙にいくら言葉を書いても 海の底に沈んでく蓋のないビン よくある話じゃないよ とても個人的だし 人にわかってもらう そんなこと期待してんじゃないけど こだわりしがらみ面倒 水に流してしまおう うらみやきもち欲望 空に吸われみんな消えちまえ かりそめの宿に眠り うたかたの夢に戸惑い 祭りばやしが終われば そこもかしこもただのゴミの山 男は利口じゃなきゃ 女はバカでも素直 できなきゃそれでいいから やれるふりなんてしないで笑え 誉めてもらえば涙 叱りとばされ涙 笑いすぎても涙 何があっても泣いてばかりで 骨でも肉でも食らえ ひとつのこらずしゃぶれ 大事なものはひとつ だれにも渡さず守っていきてく タフにいくんだ タフにいくんだ お願いもっと話して わたしが忘れてしまったことを | |
ガム鈴木紗理奈 | 鈴木紗理奈 | 橘いずみ | 阿部義晴 | 退屈すぎてあくびがでちゃう あくびしすぎて涙がでちゃう そう そう 涙がでちゃう 神様ならばわかるはずでしょ 神様なんてどこにもいないっちゅうの そう そう 神はいない 私は何すればいいの 私は何を聞けばいいの 新しい腕に今日も抱かれてる 私によくにた私 ぽつんとひとり部屋に寝そべる 天上のすみあなたが浮かぶ そう そう あなたが消える 誰かがどこであれがナニして バカ話ばっかでみんなは笑う そう そう あくびがでちゃう 私は何を見ればいいの 私は何を言えばいいの 改札口へと流れる人ゴミ 靴にこびりつく吐き出されたガム 新しい腕に今日も抱かれてる 私によくにた私 | |
WINDOW橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 新しい時代なら 科学と言葉と愛 向こう側で誰かが 大声で叫んでる それより窓の下 待ってる人がほしい 夜道を照らす月は 雲の中だけど YEAH 抜け出すために YEAH 探してる YEAH かすかな希望が 擦り抜けてく穴 何度でも ささやく AH I LOVE YOU I LOVE YOU I LOVE YOU ALL NIGHT いつだって わたしは歌う I NEED YOU I NEED YOU I NEED YOU TONIGHT YEAH 自分を変えるもの 欲と運命と傷 真夜中の街角で 震えて星を見る たとえどんな夢を 追い掛けていても 今夜はひとりベッドに 倒れて眠りたい YEAH 淋しかないよ YEAH 大丈夫 YEAH みんなおんなじさ 夜にくるまって 天使なら 飛べるよ AH I NEVER I NEVER I NEVER GET HIGH いつだって わたしは歌う I'M CRYING I'M CRYING I'M CRYING FOR YOU YEAH YEAH いつまで待てば YEAH 来てくれる YEAH 鉄をかじるよに 窓開ける女 何度でも ささやく AH I LOVE YOU I LOVE YOU I LOVE YOU ALL NIGHT いつだって わたしは歌う I NEED YOU I NEED YOU I NEED YOU TONIGHT YEAH いつだって わたしは歌う I LOVE YOU I LOVE YOU I LOVE YOU TONIGHT YEAH |
アマリリス橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | ごらん あれがオリオン座だよ 僕の星座なんだ 生まれた町は冬が長くて 夜空がきれいさ 妹の自転車に二人乗り 崖から転げて あのさ この傷がその時の傷だよと あなた 笑ってた どうしても 絶対無理でも 私 いつも あなたのそばにいる たとえそれが 夢のままでも 私 あなたなしで生きられない リコーダが下手くそで その他大勢さ 大ダイコに憧れた だけど選ばれなかった オヤジがいつも言ってたんだ家族を大事に だからまじめすぎてかっこつかないって あなた はにかんだ どうしても 絶対ダメでも 私 いつか あなたのそばに行く たとえ二人 今のままでも 私 他に何も見つからない 楽しいふり 感じてるふり 迷ってるふり 傷ついたふり わからないふり ふりをするふり 大学もやめてしまった 淋しいこと 悲しいこと 不安なこと 苦しくなること 叶えたいこと 死ぬまで変わらないことひとつ わかってほしい どうしても 絶対無理でも 私 いつも あなたのそばにいる たとえそれが 夢のままでも 私 あなたなしで生きられない 「ごらん あれがオリオン座だよ 僕の星座なんだ」 | |
真空パック嬢橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 自分を安く見せては溜息 自分を高く見せても溜息 値段どおりの価値しかないから 賞味期限が切れてしまう前 誰か手に取ることだけ祈って 汗をかいてる真空パック嬢 差し歯が急にぽろりとはずれて 気持ち派手めのメイクがくずれて ひきつる顔に膝が笑いだし 「信じらんない」まごまごしてる間に 置き去りにされ犬に蹴飛ばされ べそをかいてる真空パック嬢 WANT YOU 短大を出てOLになって いい子いい子いい子いい子いい子…とみんなに慕われ 負けず嫌いがメートル上がって 可愛い顔で何てことするの 人の道から外れてどうする 誰のためだよ真空パック嬢 惚れた男にゃ必ず女が 失恋なんてへっちゃら へっちゃら 悠長なことほざいているけど 何も食べずに誰とも話せず ゴロゴロしても少しも眠れず 死にたくなってそれでも悔しい 涙まみれて真空パック嬢 無菌状態箱入り娘だ 大切に育てられて弱体 生まれたからは一世一代 命を掛けた恋におぼれて 親も世間も捨てる日夢見る 瞳に星の真空パック嬢 背筋のばして真空パック嬢 | |
SHANK BANK JAPAN橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 西へ西へと向かっても 黄金のジパングなんてない 南にもパラダイスは見つからない 狭い土地に高いビルを建て 風にたたずみ吠えてみたって たてがみはたなびいてはくれない 君のサインは君の証明 両手で抱える わずかな財産 失うために手に入れるような レースはやめて浜辺で踊ろう 昔ちょっと読んだ言葉が 今になってとても気になるんだ あれはきっと神様のささやき 欲しい欲しいで汗まみれで 嫌だ嫌だで涙まみれて 雨に打たれて流されて生きる 君の記憶が君の人生 書き留められない 長い履歴書 恥を消すため捨て去るような 弱気はやめて街を走ろう コガネムシは金ため飴なめ アリはまじめに身支度冬支度 こんな私は一切合切 雲つかもうとフワフワニコニコ 数字のケタを競い合って どちらがうまく生きられるかって 自慢しててもずっとは続かない 億だ兆だと言い争って 半か丁かに賭けてみたって しょせん靄のような物語 君の夢なら君のものだよ 誰にも渡しちゃ いけないものさ ちっぽけな笑い話なんかで ごまかした幸せならいらない 君の記憶が君の人生 君の夢なら君のものだよ 君のものだよ |
スキンケア橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | みすみす見過ごす ミスコンテスト どんどん増えてく年の数 ジャックにクイーン キングにジョーカー 大事なカードが見えてこない やる気だ やる気だ やる気がすべて 朝から晩までスキンケア ピーマン ニンジン カボチャにトマト なんでも食べて健康管理 楽しくやらなきゃ人生じゃない 幸せ呼び込み 鬼は外 娘かしましおしゃべり上手 シンバル叩いてシュプレヒコール お金だ お金だ お金が重要 それじゃあんまり せちがらい 絶対割れない貯金箱より 足ながおじさん どこにいる 腐った常識ドカンと壊し 心配しない 問題ない ゴタゴタ言わずに鏡をにらみ にらめっこしたなら負けてはいられない しみったれたちっちゃな悩みを すっきりさっぱり流してしまおう 賢くやさしい女を目指そう 素直に生きよう 自然が一番 ムシャクシャしたなら音楽三昧 八分音符でステップ踏めば ジルバにルンバにマンボにサンバ リズムがなければ踊れない ビートだ ビートだ ビートが必要 ビタミン不足で荒れ放題 ちょっとここらで一服しようよ クールになろうよ お隣りさん モリモリやらなきゃ人間じゃない 腹痛こらえて全速力 バッハにハイドン ストラビンスキー メロディーなければ歌えない 言葉だ 言葉だ 言葉が大切 夜更かしペチャクチャ長電話 怒りを抑えて腹八分目 脳ミソ グツグツ煮えたぎる なかなか燃えないエンジンもかかわらない 湿った性格フワリと乾かし 笑顔をふりまき愛想よく 横断歩道を慎重に渡るよ もしもしカメさん のろすぎる そう言われてもそれでも結構 目尻の皺にも歴史があるから ちっぽけなプライド捨てずに歩いてく きれいになるには どうしたらいいの きれいになったら それからどうなるの 何から何まで真っ暗で 一から十まで御託を並べ ハートにスペード クラブにダイヤと ステレオタイプのライフスタイル 横丁曲がれば隠居が散歩 縦列駐車の大渋滞 部屋より大きな収納スペース ゴミ箱だらけの大都会 涙もちょっぴり汗ならたっぷり 苦労もしないでうまくはやれない ギラギラしていてチグハグしていて 石橋叩いてそれでも渡らず イカサマ天国でジャブジャブ泳いで 海底温泉沈んでいくより いくつになっても自分は自分 しっかり見つめる 両目をひらいて みすみす見過ごす ミス・コンテスト どんどん増えてく年の数 ジルバにルンバにマンボにサンバ リズムがなければ踊れない 言葉だ 言葉だ 言葉が大切 夜更かしペチャクチャ長電話 ビートだ ビートだ ビートが必要 クールになろうよ お隣さん 怒りを抑えて腹八分目 大事なカードが見えてこない 朝から晩までスキンケア 朝から晩までスキンケア |
にらめっこしましょ橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | にらめっこしましょ 笑うと負けよ 泣いても負けよ 怒っても負けよ 夢ならあるけど 大きな夢が… なぜか走りたいんだ どこか平らな場所を いつもデコボコ道で つまずいてばかりだから なぜか喉が渇くよ 水のわき出る場所へ 喉がカラカラ 笑顔で会えたなら言葉はいらないね 月なら空にある 私はここにいる 夢からさめたら お願い にらめっこしましょ 星をひとつちょうだい 胸に飾っていたいから 約束してね 明日になっても 休んでいてね ここで幸せになろう それは望んでたこと ずっと慣れてたこと だから恐れてたこと 何もかも見えなくなって それは決められたこと ずっと決められてたこと だから逃げない 涙がこぼれても言葉はいらないよ この手を離さずに 海までつれてって 夢からさめても お願い シャツを着ないでね 夜をひとつちょうだい すぐに飲み込んであげるから 約束するよ 明日になっても 可愛くしてる ここで幸せになろう 笑顔で会えたなら言葉はいらないね 月なら空にある 私はここにいる 夢からさめたら お願い にらめっこしましょ 星をひとつちょうだい 胸に飾っていたいから 幸せになろう |
ウソだよ橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 一日中部屋から出なかった なんにも食べず ぼんやりしてた テレビもつけっぱなしで 何度か電話も鳴ったけど じっとしてたの じっとしてたの 理由なんてない わからない 読みかけた本を少しめくって 食べ残したお菓子をかじって やりかけた掃除を始めて ひとつ思い出すたび ひとつ忘れようとして 理由なんてない わからない アルジェルアに友達が行ったよ 旅をしたって楽しくないって 船に酔ったら海が嫌いになったって お土産もらってガラスが少し欠けてたけど 窓辺に置いたらキラキラ光ってきれいだよ 人ごみで走ってる男を見たんだ 危ないよ ぶつかって 私にぶつかったら やだな そう思ってたら やっぱり当たって 痛かったよ とっても痛かったよ 理由なんてない わからない そう言ったけど そんなのウソだよ 気をひこうとしてただけ いい大人がやけっぱちで ガキみたいな小細工して 笑っちゃうよね 笑っちゃうよね みんなみんな ウソだよ みんなみんなみんなみんなウソだよ ウソだよ… |
かじりかけの林檎橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 壊れたバイクと くすんだ夕焼け 公園のベンチで 眠ってる老人 風に舞う手紙 はじける歓声 パンクしたボールと 遊んでる少年 人に埋もれては 抜け出そうとした ひとりにされたら ひとりは嫌だと 笑顔にすがって 老いぼれたネオン かすれた口笛 眠れない駐車場 屋上のノラ猫 かじりかけたまま 置き去りの林檎 待っている他には 何ひとつできない 空が暗くなり 雨が降りそうだ この街のどこかで 泣いてる あの人 私を呼んでる 何ひとつできない 空が暗くなり 雨が降りそうだ この街のどこかで 泣いてるあの人 私を呼んでる 正しく生きても 過ちをしても 心より他には 頼るものなどない 壊れたバイクと 捨てられた林檎 パンクしたボールと 夏の日の夢屑 |
スパイシー・レッド橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | あなた私にウソついてたね 問いつめたときオドオド 私知ってた ちょっぴり前から ぎこちなくなりギクシャク 好きと聞かれて うなずいてたのも 好きと言葉で言えなくなった 何を食べるか迷ってないで ゴハンなんか どうでもいいのに 昨日どこで誰と会ったの うれしかったの ドキドキしたの 昨日何時に帰ってきたの 疲れてたの クタクタだったの 昨日誰とお話ししたの 楽しかったの ウキウキしたの 昨日どんな夢を買ったの 淋しかったの 私がいなくて 言えない 言えない……絶対 ケチョンケチョンに切り捨てられて ウラハラのハラ ウラハラ 両手両足きつく縛られ 質問攻めにヘキエキ おだてられたら イチコロニコロで ちょろい女はレロレロレロレロ 何を着てても少し寒いの あなた自身をはおっていたいの 今度どこへ一緒に行くの 内緒にするの 秘密にするの 今度ずっと一緒にいるの 朝になるまで目覚めるまで 今度誰とお仕事するの 面倒くさいの ワクワクしたいの 今度どんな恋をしたいの 物足りないの 私じゃダメなの 言えない 言えない……絶対 あなた私にウソついてたね 今度どこへ一緒に行くの 昨日どこで誰と会ったの 昨日誰とお話ししたの 今度どんな恋をしたいの 今度ずっと一緒にいるの あなた私にウソついてたね 言えない 言えない…… |
GOLD橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 強くなれ 昨日より 少し胸を張れ 少しだけカッコつけて 熱くなれ 自分より 少しデカくやれ 少しだけ恥もかいて しゃべれない 好かれない 誰もわかってくれない それでも くじけない くらさない らしさを忘れず はしゃげない ハモれない いつもひとりぼっちさ それでも 悔やまない ぐちらない ヨロシク立ち回れ 負けるなよ 恐くても 激しくブチ当たれ なけなしの勇気出して 怒れない 笑えない 何もかもが最低 それでも 悩まない 迷わない めちゃくちゃにならずに やるせない しかたない あれもこれもどれもみんなダメでも ふさがない あきらめない 傷つき生きてゆけ 夢を持て とりあえず 他に何がある あみだくじ 破り捨てろ 甲斐性ない ふがいない 情けなくてもそれでもいいんだ 焦らない 落ち込まない 反省なんかしない つかめない 届かない ほんのちょっとの距離だよ がんばれ 隠れない 休まない 逃げ場所なんてないよ やるだけやったら寝て待て とことん落ちたら上がってけ 感じたい 愛したい 輝きになりたい ダメな自分を信じてGO! |
砂場の太平洋橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 雨上がりグラウンドに 大きな水たまり この海が太平洋 砂場がアメリカで 夕陽見上げて バシャバシャと渡り いつか虹の向こうへ 行けると信じた 薄暗い店の壁にもたれ 一晩中歌を聴いた 赤い髪を輪ゴムで縛り グラスの中で回る夢見てた 安物の指輪と はき古したジーンズ バーボンを流し込み 焼ける胸叩いて 遠くへ行こう 口癖にしては むちゃと憧れの違い わからずもがいた ここからどこまで行けばいいの 教えてくれる人もなくて 変わることがとても怖くて 重い扉を開けられずにいたよ 風に吹かれて 真夜中のホームで ひとりぼっちの東京 涙が止まらない 薄暗い部屋の壁にもたれ 一晩中歌を聴いた 街の灯り消えてゆく中 私を照らす光を探してる 薄暗い店の壁にもたれ 一晩中歌を聴いた 赤い髪を輪ゴムで縛り グラスの中で回る夢見てた |
指定席橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | してはいけないことしたら 報いがくると知ってた でもこれほど苦しむこと 初めてわかった 楽しそうに見られても 笑顔を作っていても なんにも楽しくなんてない ふぬけになっている 元気なんてない 好きでたまらない 愛しているって 言われる夢を見たよ 一番大事なこと 間違えたりしない いつも考えていて お願いだから そばにいろと言われたら 絶対離れない そばにいてなんて言わない 絶対言わない 元気なんてない 好きでたまらない 愛しているって 言われる夢を見たよ いつか連れて歩いて お願いだから 元気なんてない 好きでたまらない 愛してるって 言われる夢を見たよ いつか連れて歩いて お願いだから |
リフレッシュ・ホリデー橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | いつもうかれて フワフワ ワクワク ウキウキ ドキドキ 夢心地 豊かな国で豊かな時代に生まれてほんとにみんな幸せ 朝もはよから満員電車で仲良く腹をすり合せて 夜はネオンの川の流れに体浮かせて自由型 休みがきたなら車飛ばして 緑の草原でリフレッシュホリデー 温泉つかってゴルフにスキー 踊った後はそろってファミリーレストラン 遊びほうけて頭がスッカラカンになったら深呼吸 美術館に立ち寄ってシャガール拝む 何度もあくびをしながら 何が何でも セカセカ アタフタ イソイソ バタバタ 夢を買う スタンダードで標準サイズが何よりみんなの無難なお気に入り 肝心なことは まずはイメージ 探し歩いて手にした激安クーポン グループ旅行でどこへでも行く 肌身離さず持ってるガイドとパスポート ヤシの木陰でどんじゃらほい 出かけよう別世界 夢のパラダイス 出かけよう別天地 天国に一番近い場所まで 休みがきたなら車飛ばして 緑の草原でリフレッシュホリデー 温泉つかってゴルフにスキー 踊った後はそろってファミリーレストラン ヤシの木陰でカクテル飲んで映画みたいな夕陽を眺め とっておきの笑顔で周りを見渡す 日射病にやられるまでは…… | |
ズレテル橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 悲しいのに笑ってる うれしいのに怒ってる 遊んでるのにいらついてる 疲れてるのにはりきってる いい子に見られたくなんかない でも嫌われ者にもなりたくない 嘘つきは泥棒のはじまり 早起きは三文の得 一致団結チームワーク 家族の絆は固く強く 仲間はずれは何より怖い おいてかないでと走る 素晴しい人間になりたい 偏差値の高い高い生き方 ズレテルことが多すぎる 微調整必要な日常 自分のことより人のこと 勝手わがまま慎んで 騙されても騙さずに 裏切られても裏切らず 小さな親切施して 公園にごみなんか捨てない 配慮は多めに 遠慮も忘れず 社会的な人間になりたい 個人と集団の倫理 ズレテルことが目につく 動きと言葉がほんの少し みんなのためになることならば 私のためにもなるはずなのに 互い違いにかけたボタン はずすのも面倒 喜怒哀楽を表に出さず 穏やかな顔で周囲に対応 正々堂々胸を張れない 裏道は結局回り道 子供みたいに純粋で 天使のように軽やかに 世渡り上手が羨ましい 渡る世間は鬼ばかり 頭と気持がズレテル 想いと現実がズレテル 卒業文集に書いたこと きっときっときっと立派な大人になりますから 自分のことより人のこと 勝手わがまま慎んで 配慮は多めに 遠慮忘れず 急がば回れ 回れば遅れて 負けるが勝ち やっぱり負けは負け 洗濯すれば雨が降り 旅行に行けばどしゃ降り 運を天に任せたって はずれてばかりの神頼み やさしい人間になりたい 自分を捨ててボランティアみたいに ズレテルことに埋もれてく 誰も自分なんて捨てやしない 笑いたいのなら物陰で 人の不幸に同情して もっと不幸な自分を忘れる わからないことは人に聞く 教養分別大人の条件 成人式には着物を着て 国語辞典をみやげにもらい どうしたらよい大人になれるか 教えてくれる場所が見つからない 何だかとてもズレテル 私と私がズレテル 八十になっても悩んでるなんて おじいちゃん そんなこと言わないで |
こぼれおちるもの橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | さみしくないですか いじけていませんか 広い街のはずれ 私はひとりです 疲れていませんか 笑顔は元気ですか 強い時ばかりじゃないでしょ ねえ すくっても すくっても こぼれ落ちてしまう 夜通し泣いてみたって何も変わらない 命より大切な人に出会えたのに 叶わぬこの想い ぶらさげたまま 悲しみじゃなくて 怒りでもなくて 体が震え出して私は壊れそう 叫んでも 叫んでも 答が聞こえない それでも つまさき立ちで探し歩くよ 愛しても 愛しても 無駄なことでしょうか 私 見つけたから そう決めたから 小さな声でも 大きな声でも 伝える気持は死ぬまで連れて行く すくっても すくっても こぼれ落ちてしまう 夜通し泣いてみても何も変わらない 命より大切な人に出会えたのに…… |
ボタン橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 最後はひとり 置き去りにされて 泣きじゃくる夢で目覚めた あんなに強く 結ばれてたのに 瞬く間に切れて 行かないでと すがりついても 何も言わずに顔そむけ ちぎれるほどに 手を振る私 見向きもせずに消えてく どんなに深く つながっていても 瞬く間にはずれ 離れないと誓っていたのに ここから先はだめだよって お願いだから 置いてかないで 追いかけながら泣く夢 シャツのボタン ひとつ取れてる いちばん大好きなシャツ |
DARK ZOO橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 夜の海とビルの屋上が どうしても怖くて泣きそうだ したり顔で人待ち顔で いつでもどこでもかまわれたい 危険な賭けは百も承知で 根回しかけひき騙し合い 人を欺き欺かれては 両手いっぱい汗をかいてる どうかわかってほしいよ どうかわかってほしいよ だれにも話せないでひとり 狭いオリに潜んで 愛にずぶ濡れになり 牙を研いで震えてる 飢えた私は今日も眠らない 蛇口からしたたる水滴 人間関係サンドイッチさ はみ出してるのは赤いトマト 矛盾 ヘリクツ 常識 理想 パクリと食べてく街のライオン 世渡り上手と褒められたって つまりはあざとい奴らと同じ 曖昧でぼんやりした未来 どんどんだめになってく予感 どうか見つけておくれ どうか見つけておくれ おじけづいた瞳で あなた見つめてる おぼれそうな私が つかんだものは何 探してる答が知りたい 寒い私は今日も眠れない どしゃ降りの暗い動物園で どうかわかってほしいよ どうかわかってほしいよ だれにも話せないでひとり 狭いオリに潜んで 愛にずぶ濡れになり 牙を研いで震えてる 飢えた私は今日も眠らない 蛇口からしたたる水滴 寒い私は今日も眠れない どしゃ降りの暗い動物園で |
アドバイス橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 息をつまらせ苦しんでいた 弱い私をあなたは助けた 今のあなたは自分を救って 他の誰かを救うことよりも 怯えないであきらめずに あなたらしく 決して守りじゃなくて そのまま行くのよ 何も迷わずに 不器用でいいから 後ろを向かずに どんな時にでも 私だけは見ているから 愛するよりも愛されること 素直になって受け入れて欲しい みんなあなたを認めてるから みんなあなたを必要としている たどり着いて見回したら 誰もいない それでもいいじゃないの そのまま行くのよ 何も怖がらず 褒められたいのなら 褒めてあげるから どんな時にでも 私だけは信じている 私からのアドバイスは 全部いつか あなたのくれたもの そのまま行くのよ 何も迷わずに 不器用でいいから 後ろを向かずに どんな時にでも 私だけは見ているから |
永遠のパズル橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 自分までだまし 首尾よく生きてなんになる 全力を尽くし 倒れてしまえばおしまい だけど ひとつひとつ 祈ることだけが うまくやるコツと学んできたよ それぞれの理由で 流した涙の数だけ それだけの喜び 本当に君を救っているかい 他人の気持など 簡単に理解できない 自分に置き換えて 考えるなんて意味がない そうさ いつか君が 出会う真実は 君だけのために輝くはずさ 自分より大きな 自分の影を追いかけて いつまでも絶対 追い越すことなんてできない 悲しいけれど 志は高く 夢は天を越えて いつかひとつになれば幸せ そうだよね 努力が一番 向上心を忘れず 辛いことも忍耐 あきらめず 清く正しく 道草もせず まっすぐ進んで壁にぶつかって とにかく負けないで 礼を尽くして 弱き者を助け 自分を殺し人を恨まず わかってる よくわかってる でもできない 迷ってるうちに 日が暮れて前が見えない 暗がりの中で 誰かの足跡探しているよ 流した涙の数だけ それだけの喜び 本当に君を救っているかい 本当に君を救っているかい |
上海バンドネオン橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 虫ケラは闘う自由さえもない 翡翠買って余裕あればキャッツアイ 自転車泥棒逃げ足かなわない 奪い合い 騙し合い 助け合い 上海 シルクロードが運んだのは難題 虫歯だらけ痩せた男の礼拝 サーカスの女曲芸競い合い 笑えない 踊れない 意味がない 乾杯 あなたを包む夜の天使は私 甘くとろけて絡みつくのは私 空に銀河のナイショ話止まない やるせない 離れない 終わらない 真夜中 街の灯を集めてるあなたの瞳 月あかり独り占めあなたの瞳 風に吹かれて川べりを歩きたい 感じたい 叫びたい 抱かれたい 不想睡覚 異国の神に目撃されてたロマン 憧れたってきっと待つだけの愛人 狭い市場で長い行列に我慢 いにしえにここでめぐり逢ってた予感 魅力的 刹那的 歴史的 素敵 あなたを包む夜の天使は私 甘くとろけて絡みつくのは私 空に銀河のナイショ話止まない やるせない 離れない 終わらない 真夜中 街の灯を集めてるあなたの瞳 月あかり独り占めあなたの瞳 風に吹かれて川べりを歩きたい 感じたい 叫びたい 抱かれたい 不想睡覚 この広い海は誰のものなの 西の空焦がす夕陽は誰のもの どうか どうか 幸せになれますように 虫ケラは闘う自由さえもない 虫歯だらけ痩せた男の礼拝 サーカスの女曲芸競い合い 空に銀河のナイショ話止まない あなたを包む夜の天使は私 街の灯を集めてるあなたの瞳 甘くとろけて絡みつくのは私 月あかり独り占めあなたの瞳 あなたを包む夜の天使は私 甘くとろけて絡みつくのは私 空に銀河のナイショ話止まない |
ピストル橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 買いたいものは山ほどあるけど 手元にあるのは限られたもの 無いものねだりと わかっているけど 手にした後からすぐ飽きるから 涙も笑いもいつでも一緒 人間らしく見られたいから 立派な大人になれるように 近くの神社にお参りしよう 小さな穴を埋めてふさいで 大きな穴をまた作り出す いらないものは捨ててしまいたい 欲しいものだけを手に入れて 幸せになる もっと幸せに ものに囲まれて生きていきたい 知らない世界に入り込んだら 新しい命をひとつもらう 春夏秋冬 休みを取って ゆとりの里に旅してみても 安らぐ誰かの顔見てばかり 自分の体は疲れるばかり いくつになっても成長しない ここであがりと胸なでおろし 気ままにできたら どんなにいいか そんなに甘くはないものだから 適当で最低の私を叱り 厳しく育てる誰かが必要 成長するため成長しよう 知らない世界に すべてを託して 欲望 絶望 希望に展望 細胞 陰謀 多忙も辛抱 どうしても どうしても ピストルが欲しい 少しの蓄え 増やすことばかり 少しの時間に利口に投資 楽しむことが人生なんだと さらりととぼけて知ってるつもり 買いたいものは山ほどあるけど 手元にあるのは限られたもの 色や形がぴったりきてても 重さがちょっと足りないみたい 両手いっぱい抱えたものを 今すぐ外に放り投げよう 小さな穴を埋めてふさいで 大きな穴をまた作り出す 幸せになる もっと幸せに ものに囲まれて生きていきたい 新しい命ひとつもらって 知らないことなど何もない 父さん母さん姉さん どうか 離れた私を忘れないでね 誕生日には電話をかけて 愛していると必ず言って 人間づき合い複雑すぎて もつれてもつれて絡まるうちに 面倒臭くて全部切りたい 知らない言葉をなくしたいから いつでも辞書を片手に持って 幸せになる もっと幸せに ものに囲まれて溺れてしまいたい いらないものを捨ててしまいたい 欲しいものだけを手に入れて 知らない人とも会話を持って 心と心を通じ合わせて いくつになっても成長しない ここであがりと胸なでおろし 明日からは自由の身になり 気ままにできたら どんなにいいか そんなに甘くはないものだから 適当で最低の私を叱り 厳しく育てる誰かが必要 どうしても どうしても ピストルが欲しい |
1982年の缶コーラ橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 君の車はエアコンがきいてる だけどスピードが出ない マリンブルーで外国製で だけど定員はたったの二人 渋滞の高速で立往生 君は汗をかいて いらついてる 地下鉄の階段を駆け下りて 閉まるドアをこじ開けて 押し出され 薄い酸素分け合い 空を探して焦ってる 急ぐ用事もないのに慌てて 人の背中を憎んで歩く 悪いのは君のせいじゃない 悪いのは君のせいじゃない 暑くてとてもやり切れないから 赤い缶コーラ盗んで 一息に飲み干して笑ってる 仲間たちと顔見合わせた 喉元に突き上がる苦しさを ずっと我慢してた十三の夏 悪いのは君のせいじゃない 悪いのは君のせいじゃない 右から見た自分が好きだから いつも左側に立ち 余裕などひとつもないのに ただ 与えることだけ考え 好かれたい愛されたい そのために 人を傷つけ うなだれてばかり 悪いのは君のせいじゃない 悪いのは君のせいじゃない |
バニラ橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | どこを見てるの こっちを向いて 何を考えてるの 私の目を見て 溶けそうなのは 目の前のアイスクリームじゃなくて私の心 アスファルトに落ちた雪のかけらみたいに 溶けて染みになって 明日になれば何もなかったように全部 乾いてしまうなんて そんなに私 若くない そんなに私 利口じゃない そんなに私 都合よくない 本当にごめんなさい 子供の頃にいつも言われた 後ろ指差されることしてはいけません 危ないこと 人に迷惑かけること みんなしてはいけません 何もかも奪われて恋をしてるだけなのになぜか 悪いことしているような気がして おどおどおどしてます こんなに私 震えてる こんなに私 泣いている こんなに私 まじめなんです 本当にごめんなさい いい加減にしなさい のぼせてないで 目を覚ましなさい わきまえなさい 頭を冷やしなさい なんて何回言われてもわからない ふざけんじゃない バカヤロウ やり直したくなんてない もうたくさん 甘くとろけた真っ白なバニラが どうしても食べたかった それだけ そんなに私 弱くはないから そんなに私 強くはないから そんなに私 弱くはないから 本当にごめんなさい どこを見てるの こっちを向いて 何を考えてるの 私の目を見て 溶けそうなのは 目の前のアイスクリームじゃなくて私の心 アスファルトに落ちた雪のかけらみたいに 溶けて染みになって 明日になれば何もなかったように全部 乾いてしまうなんて そんなに私 若くない そんなに私 利口じゃない そんなに私 都合よくない 本当にごめんなさい |
太陽橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | ねぇ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて あなたの存在があるから 何とか 私は生きられる つらくて 寒くて 悲しくて ひとりを感じることばかり それでも あなたの笑顔を 思い浮かべたら強くなる 太ったねと言われて食べずに 流行りの洋服に身を包んで 仲間はずれにだけは ならないで ニコニコしながら はしゃいでる 何にも楽しいことがない 何にも必死になれなくて それでも あなたの生き方 思い浮かべたら熱くなる もしも飛べたら あなたの空を 隅から隅まで 飛び回りたい どんなに遠く 離れていても あなたの中にいる 女らしく楚々と控え目に 出しゃばらず 愛敬ふりまいて つかず離れず 人の道の 真ん中あたりで まごついて 何のために生きているのと 自分の弱さに はむかっても 泣いて 泣いて 泣いて 疲れて 見上げた空には あなたがいた グズで のろまで 不器用で それでも すたこら歩くから 山あり谷あり 雨 あられ 嵐が来ても がんばるから だから たとえ人のものでも あなたは どこかで生きていて あなたの笑顔があるから 何とか私は生きられる もしもあなたが 少し疲れて いつかこの手が 必要ならば そっと名前を つぶやきながら やさしく微笑んで 自分を取り戻すスペースを 手に入れるために働いて 息を継ぐはずの時間にさえ 疲れ果てて眠りこけている ひとりぼっちになりたいけど ひとりぼっちはとてもさみしいよ あなたのそばにいられるなら 他には何にも欲しくない いじけて 古くて ばかげてる だめな女だと言われても それでも命のある限り あなたの後ろをついていく ねぇ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて ねぇ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて |
空になりたい橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 出しゃばらないで助け合い 可憐に素直に 女は生きて 半歩下がって ニコニコと やさしい笑顔と 母が教えた 冷たい木枯しの中で震えてる 子犬抱いたまま じっとしてられない 守るべきものが もしもあるならば たとえ女でも 強く強く生きたい 欲張らないで 控え目に 質素で賢く 女は生きて 道を外れず ハキハキと 元気がとりえと 父が教えた 自分を捨てても 命を賭けても なくしたくないもの 見つけたからには 人に見捨てられ とがめられたって 私らしくして 強く強く生きたい 冷たい木枯しの中で震えてる 子犬抱いたまま じっとしてられない 守るべきものが もしもあるならば たとえ女でも 強く強く生きたい |
ひとでなし橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 結局は ひとでなし 要するに ろくでなし 何もかもが全部だめで 誰よりも愚か者で そそくさと ごまかして へらへらと 笑ってる 地獄まで落ちてゆけ そう私 ひとでなし あの人に言われたよ おまえなんか死んじまえ 自分だけ大事にして 人のこと踏み潰す 地獄まで落ちるはず そう私 ひとでなし 結局は ひとでなし 要するに ろくでなし 何をしてもドジばかりで 誰にでも邪魔者で 地獄にも行けやしない そう私 ひとでなし 結局は ひとでなし 要するに ろくでなし 何もかも 全部だめで 誰よりも愚か者で そそくさと ごまかして へらへらと 笑ってる ひとでなし |
サルの歌橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 淋しくなんかないんだよって 泣いてるのが子供 淋しい…つぶやいて涙隠す大人 そつなくうまく振る舞おうと 人の目を気にして 下手な芝居してた私 不自然なしぐさ 自分らしく 人と違う 路地裏歩き 意地になって 遠回りしてた まねをしては 情けなくて 自分を責めた お手本ならいくつもあったけれど 嘘をつくことにあきたなら 本音で生きてみて 敵を作ったなら こそこそ逃げ出し 悲しそうな表情したら 魅力的と言われ 空ばかり見ていたら 友が遠ざかる 孤独が好き ひとりが好き それは強がり 壁を作って きどってみても 私はここ 忘れないでと 叫んでいたよ 愛されたいと思っていた 本当は 爪を立ててひっかいたら 頭をなでられ 素直になれと やさしく あの人は笑う まねをしては 照れ隠しで うつむいていたよ 人を認め ラクになれた 孤独が好き ひとりが好き それは強がり 愛されたい 本気で思った あの日 愛されたい 本気で思った あの日 |
ハムレット橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 須藤晃・橘いずみ | 「君の体が欲しいわけじゃない」 そう あの人は呟いた 「僕はいつでも誤解されてる」 そう あの人はうつむく 「せつなさが僕をくるわせ いとしさで君を切りつけて わかってもらえない」なんて もう 言わないで 「どうしてそんな目で僕を見るの?」 そう あの人は囁いた 「君が愛してるのは君自身」 そう あの人はふり向く 「僕を傷つけて苦しめて それでも試してばかりいる 本気になってくれ」なんて もう 言わないで 「たとえば ささやかなプレゼントを 贈りたくて派手なリボンで飾れば 開ける前から 君は喜ぶわけで」 そう あの人は困ったような顔をする 「誰よりも 君のこと愛してる」 そう あの人は呟いた 「同じくらい 僕を愛せるかい?」 そう あの人はうなだれ 「裸になって君を知って 抱き合うたびに重ね着して 僕は僕 君は君」なんて もう 言わないで 「男に生まれて本当によかった」 そう あの人は囁いた 「女に生まれて 本当によかった?」 そう あの人は尋ねる 「巡り合いなど ただの偶然 別れるために出会えるだけで すべてが運命だ」なんて もう 言わないで 「お互いのいやしさを隠して どこか無理して向かい合っているから 貧しい自分を吐き出してしまいそう」 そう あの人は困ったような顔をする 「君の体が欲しいわけじゃない」 そう あの人は呟いた 「僕はいつでも誤解されてる」 そう あの人はうつむく 「せつなさが僕をくるわせ いとしさで君を切りつけて わかってもらえない」なんて もう 言わないで |
がんばれ、なまけもの橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | (がんばれ、なまけもの) ピンクのフラミンゴが 一本足で立っていたんだ あいつも精一杯 がんばって生きているのか ベンチでなまけものが べそをかいて寝そべってたんだ あいつも何だかんだ 休みたいだけだろうか 人はどんな時にも 上ばかり見ているよ 唇を 噛みしめて 倒れても立ち上がる だから もっと 早く 何もかも見えなくなるまで だから もっと 強く ヘトヘトになっても どぶねずみがこぞって 一晩中踊り狂ってる あいつも何もかもを 忘れてしまいたいのか 人はどんな時にも 夢ばかり見ているよ 叶わない 叶わない つぶやいてまた走る だけど いつも 熱く 考える暇もないほど だけど いつも 激しく 汗だくになりたい 親も先生達も 友達もマスコミも 負け犬は 負け犬と 青スジ立て叫んでる だから もっと 遠く 何もかも追いつけないほど だから もっと 高く がむしゃらになりたい だけど お先真っ暗 落とし穴に 真っ逆さま だけど がんじがらめで 手も足も出ないよ だから 駄目でもともと もっと 一か八かで だから 腹をくくって もっと 突っ走れるはずさ だから もっと がんばる もっと もっと もっと がんばる だから 君も がんばれ もっと もっと がんばれ (がんばれ) | |
失格橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 自分の言いたいことを私は何も言わない 自分のやりたいことを私は何もできない 自分の為に泣いても人の為には泣けない 主義・主張を叫んで外を歩く勇気なんかない ひねもすベッドに寝てるのは病人か赤ん坊 何もかもが嫌になるにはまだまだ若すぎる 誰かの喋る言葉で心なんて弾まない 明るく元気だけが取り柄の女にはなれない 他人の視線ばかり気にしてる人を認めない 社長の意見は必ずしも正しく思えない 月夜にいつも女はキスを待ってる訳じゃない 安いベッドは軋む音がうるさくて気が滅入る 愛してないのに抱かれ他の人を夢見てる パチンと弾けて落ちたピンクのバラの花びら 一番大切なものはこの貧欲な私 一番厄介なのもそうデタラメな私 好きな人に他に守るものあっても構わない だけどひとり夜の渋谷で待つのは好きじゃない 梅田 なんば 心斎橋 元町 西ノ宮 あんなに好きだった街ももうとっくに忘れた チャカ・カーンを気取って歌ってた “Whatcha gonna do for me” 意味も知らずに涙を流した “Whatcha gonna do for me” 沖縄にも住んだことがあると自慢気に話す 強い日差しが残したものは顔中のソバカス 傷ついた傷つけられたと騒いで憂さ晴らし 失恋した友達慰めどこかホッとしてる あなたは失格! そうはっきり言われたい 生きる資格がないなんて憧れてた生き方 あぁ 赤い夕焼けの町で小さな体を丸めて 叱られても 恥を重ねても まっすぐ歩いていたのに 眠れずにテレビをつけ煙草を吸えばやるせない ひどい仕打ちに泣いたとしても 夜はゲラゲラテレビ漬け 趣味は何ですかと聞かれて旅行などと答え 外国にも何度かなんて格好つけて見せる 姑息な笑顔浮かべて指先を噛んでいたい 約束を踏み付けても粋な女気取りたい 車にはねられた人を見過ごしたことがあるかい? ふしあわせな人を見て笑ったことがないかい? 父親に若い女いても私は構わない 母親に別の許婚の話を聞きたい もっときれいになってもっと上手に遊びたい もっとまじめになってもっとたくさん学びたい たったこれっぽっちの生きざまをひとり振り返り 四の五の理屈を言ってる私を愛したい | |
オールファイト橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | オレンジ色のグラウンドを ふざけあい走ってた クタクタ汚れたユニフォ-ム すり傷だらけになっても あきらめず追いかけた 顔より大きなバスケットボ-ル 飛行機雲 一番星 遠い空に明日探してた 芝生に寝そべったまま 何があっても オ-ルファイト オ-ルファイト オ-ルファイト オ-ルファイト OK 遠くこだました エ-ル 試合が近いときだけ 大急ぎ付け焼き刃 このあたり一番ダメなチ-ム まさかの奇跡を賭けて 体当たり 予選落ち くやし涙だけ一等賞 帰り道で歌いながら チョコレ-トを頬張ってみても ちょっとだけ苦い味 次があるさ オ-ルファイト オ-ルファイト オ-ルファイト オ-ルファイト OK 明日はきっと勝てる 卒業して大人になり 進む道はバラバラだけれど いつもおぼえていてね 何があっても オ-ルファイト オ-ルファイト オ-ルファイト オ-ルファイト OK 明日はきっと勝てる 次があるさ オ-ルファイト オ-ルファイト オ-ルファイト オ-ルファイト OK 明日はきっと勝てる オ-ルファイト オ-ルファイト オ-ルファイト オ-ルファイト OK | |
また かけるから橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | もしもし私 今忙しいの? へこたれてないかな 私は元気よ 映画見たの 昨日ひとりで 大騒ぎの主人公 あなたに似てた ラブシ−ンふてくされ 見ていたら キスしてた 空き缶 潰してた この頃少しヘンだから ばかでしょう 今度会えるの いつ頃になる? そろそろ切るね 元気でね また かけるから もしもし本当? まだ話せるの? 都合がもし悪けりゃ いつでも切ります TVの音が聞こえているよ 同じ番組見てるね なんだか嬉しい コンタクト ドジだから落としたの 笑うでしょう 人混みで会ったら あなたを見つけられない どうしよう 今度いつ暇? また遊びたい そろそろ切るね 元気でね また かけるから どうすれば どうすれば 眠れるの 独りぼっち 悪い夢ばかり見るの 追いかけられ逃げている夢よ ごめんね 今の全部嘘なのよ そろそろ切るね 元気でね… そろそろ切るね 元気でね また かけるから | |
愛してる橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | どんなに人を好きでも その人にはなれない だけど身体の奥まで あなたが染みついてる あなたのことを一日中考えて 生きてゆけたら 他に何もいらない 死んでもいいと思った 運命だと思った 出会った時思った だけどあなた知らない 泣きたいほどの気持ちは 胸の中でつまって 言葉になんてできない 心から愛してる どんなに愛を説いても 説明にはならない どんなに本を読んでも 答など分からない あなたのことを惑わせてるすべてから かばえるのなら 他に何もいらない 誰かを傷つけて ひどい女と呼ばれ 罵られていても 振り向いて欲しかった 手に入らないものなど そう多くはないのに 何故だか手に入らない 心から愛してる この人だと思った 何も見えなくなった 抱きしめて欲しかった だけどあなたできない 死んでもいいと思った 運命だと思った 出会った時思った だけどあなた知らない いつか命が途切れて また生まれ変っても ずっと想い続けたい 心から愛してる 言葉になんてできない 心から愛してる | |
打ちのめされて橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | どんなふうにでも生きてゆける 例えばつまずいても 膝抱え泣いても もしも暗闇に放り出され どちらを向いてみても 何も見えなくなっても 正しい答を つきつけられた時 自分の答が 何もかも違ってた 強く傷ついて 心砕け 優しい言葉でもっと 深く打ちのめされて どんなふうにでも 生きてゆける 苦しくてうずくまる あいつの手ひっぱり いつか太陽が見えてきたら 歩いていくんだ ほら 君もついておいで 理想が高くて 現実は厳しくて 自分の気持ちと 実力がずれていた 長いトンネルに 紛れ込んで 出口が分からなくて 今も彷徨ってる 正しい答を つきつけられた時 自分の答が 何もかも違ってた 強く傷ついて 心砕け 優しい言葉でもっと 深く打ちのめされて | |
空色のカーテン橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 橘いずみ | 「心配しないで」 笑顔を作って ダンボ−ル三つだけで 引っ越した 小さな部屋へ 離れてく みんなの顔 車の窓から ずっと ずっと 見ていたよ 真っ赤な鼻で 南向きの窓が二つ 賑やかな街 一人きり この場所なら 好きになれそうだから 銀色の地下鉄が 息継ぎする駅 白い自転車に乗って 夏を探しに行こう 半分残した ミルクのグラスと 半分だけ残した 二枚めの イギリスパン 一人じゃ手に負えない 焼きすぎたハムエッグ 一人じゃ手に負えない 泣きすぎた気持ち 昼下がり 子供の声 溢れ出す街 一人きり この場所なら 好きになれそうだから 古ぼけたボ−リング場 眺めのいい高台 新しい靴を履いて 散歩にでも出よう 「どうしたの? 元気ないよ」 励まされて 寂しがり屋同士 夜の間違い電話 繰り返し聴いている 「つづれおり」 の歌 空色のカ−テン引いて 夜明けが来るまで 胸いっぱい抱えるほど ふんぱつして オレンジのガ−ベラを 部屋じゅうに飾ろう 白いシャツ ベランダで 風が揺らす 始まったばかりだね もう夏はすぐそこ | |
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