Good Morning World!BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・熊谷和海 | おはよう世界 Good Morning World! 何れ程 歩いたろう? 足の痛みだけが その距離を物語る 長い夜を越えた絶景への期待が 今日 僕を生かしている 神々の霊峰 新緑の宮殿 岩窟の最奥 蒼穹の涯 踏破してみせる 限界は無い 惑星(ほし)の隅々まで おはよう世界 Good Morning World! 不可能の闇を祓って 神話を日常に変えていくOdyssey 苔生す意志に導かれ 世界を拡げよう 何れ程 間違っても 胸の鼓動だけは この生命を讃える 幾億 幾兆の分岐が紡ぎ出す 唯一つの「今」を Who am I? 迷い 駆けていく 不安の雨に打たれても 救世の英雄 博愛の賢者 伝統の後継 革命の旗手 何だってなれる 定形は無い 人体(ヒト)の半分は水 おはよう世界 Good Morning World! 絶望の海を渡って新天地へ 航路を照らすSouthern Cross 輝く意志 指す方角へ 世界を拡げよう 未知なる道を既知に 弱点をCharm Pointに 幼き夢を現実に 愛を力に変えて 進もう 明日はいつだって 前人未到の秘境だ その叡智と勇気が 生きている証 おはよう世界 Good Morning World! 不可能の闇を祓って 神話を日常に変えていくOdyssey 一歩ずつ石を穿つ様な この歩みで 世界を拡げよう さあ今日も 人間を始めよう |
星の王子さま-Overture-BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | やあ 初めまして このRecordを受け取り 再生してくれた 宇宙の何処かの君へ これは遠い星からのPresent 僕が書いた応援歌の詰め合わせだ そうだ 自己紹介がまだだった 僕のことはこう呼んでくれ 『星の王子さま』 僕の星には僕しか居ない だから『星の王子さま』 孤独の星の下に産まれ 日々 歌を書き 宇宙に飛ばしている この星自慢の生き物 景色 神話 宝石を 音楽と歌詞を駆使し 君に映像として伝えたい 豊かで美しい我が故郷を 観光し 癒されていってくれ 親愛なる旅の人よ ようこそ ようこそ我が星に 歓迎しよう 君の来訪を 君の胸に花を 征く道のエスコートを 見よ 火の鳥達が 荒野に建つ金字塔(ピラミッド)が 極光(オーロラ)の風が 君に贈るよ エールを 鳴らせ 鳴らせ 鼓動を宇宙に鳴らせと 少し前置きが長くなった まだ翻訳機能は不安定かな? それも次のTrackには完全同期する筈 直ぐ一周出来てしまう小さな星だけど 楽しんでいって欲しい 改めて ようこそ我が星に |
ダーウィンに捧ぐBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | eji・熊谷和海 | 大地から手を離せ 二本足で立て 名も無き草原に 遥か地平から 眩い光が射していた 一匹の猿が今 生まれた意味を知る為 旅立とうとしていた 「意味の無いことは止めなよ 餌も水も家も此処にある」 仲間達はそう嗤ったが 「俺は地に落ちて泥塗れの安心にはウンザリしてんだ」 大地から手を離せ 二本足で立て 空になった手で抱き合えば良い ヒトは愛を知って進化する 道無き未知は怖い だからこそ行け 決まりきった未来を棄てる時 始まるんだよ 君の歴史 旅を続ける内 一匹 又 一匹と 同志が彼の後に続いた その群れの頭上を 信天翁(あほうどり)が一羽 風を切って追い越していった 「それが進化かい? 劣等種よ 腕など羽に及ぶまい」 鳥は消魂(けたたま)しく嗤ったが 「この手は繋ぐ為にある 翼なんか要らねえんだ」 大空を睨みつけ 目指す世界の涯 力無き自分を認めれば 孤独は孤高へと深化する 今 同じ夢を見て 追う友がいる 独りではないって気付いたら ヒトになった 人類の夜明け ダーウィンに捧ぐ ダーウィンに捧ぐ ダーウィンに捧ぐ ダーウィンに捧ぐ この進化を ダーウィンに捧ぐ 大地から手を離せ 二本足で立て 空になった手で抱き合えば良い ヒトは愛を知って進化する 夢を自由を取り戻せ 二本指 翳せ 栄光のサインを掲げ 皆 理想の世界へ歩いていけ 誰の猿真似でもない 本当の自分を 嗤われる覚悟が出来た時 始まるんだよ 君の夜明け |
MASAMUNEBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 熊谷和海 | Yoi Ya Sei Ya Hi-Ho 働け Blacksmith Yoi Ya Sei Ya Hi-Ho 休まず Blacksmith Say Yoi Ya Se Hi-Ho Foo-Uh 働け Blacksmith Uh-Uh YaiHi Ye Hi-Ho Tu-Lu-Lu 休まず Blacksmith Say 月光 恭しく 火の粉 舞う君の鍛冶場に注ぐ 孤独の闇の中 打て『才能』という銘(な)の刃 Say Yoi Ya Se Hi-Ho Foo-Uh 働け Blacksmith Uh-Uh YaiHi Ye Hi-Ho Tu-Lu-Lu 休まず Blacksmith Say 乱世 時は正に 弱肉強食 下克上が常 確かな武器が欲しい いづれ来る関ヶ原の為に 熱風 命を焚べ 時の鑢を丁重にかける 火傷し鑪(たたら)踏み 打て『才能』という銘の刃 Say ああ 惜しくはない 青春をこの剣に捧ぐ La-So Se La-So Se Yoi Ya Se Ha Yoi Ya Se Ha So 刀工よ 槌を振え 勝利の日まで 夢は炉 情熱は火 君は名匠MASAMUNE 鋼鉄の意志が今 力へと変わる 絶望 劣等感を 仏陀斬る力へと Yoi Ya Se Hi-Ho Foo-Uh 働け Blacksmith Uh-Uh YaiHi Ye Hi-Ho Tu-Lu-Lu 休まず Blacksmith Say 冷笑 お上は謂う 「時代斬り拓く等 絵空事 百姓よ 鍬 持て 刀狩りの世に平伏すべし」と 笑止 勃て 皆の衆 先祖伝来の取り柄を掲げ 柵(しがらみ) 打ち破り 生きろ 君の生きたい様に Say ああ 死の瞬間に完成し 天へと捧ぐ La-So Se La-So Se Yoi Ya Se Ha Yoi Ya Se Ha So 刀工よ 槌を振え 一揆の為に 栄光と革命の剣 君は名匠MASAMUNE 双眸の泪すら 打ち水に変えて 限界 融解点を 仏恥斬る熱さへと 刀工よ 槌を振え 勝利の日まで 夢は炉 情熱は火 君は名匠MASAMUNE 鋼鉄の意志が今 力へと変わる 絶望 劣等感を 仏陀斬る力へと Yoi Ya Se Hi-Ho Foo-Uh 働け Blacksmith Uh-Uh YaiHi Ye Hi-Ho Tu-Lu-Lu 休まず Blacksmith Say 剣尖 夜明けに舞い 人は その美に瞬き忘れ いつしか村中に 鍛治の音が響き始めた 斧槍 ククリ クレイモア シャムシェール 偃月 レイピア フランベルジェ 十人十色の大業物 打て『才能』という銘の刃 Say Blacksmith Say Blacksmith Say Blacksmith Say Blacksmith Say |
あゝBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | eji・熊谷和海 | ああ いい 「良い声で哭くね」って言われます 私 それが唯一つの自慢かな お金はシャワーの前に頂戴 心置き無く哭きたいの Mr. 普段? そうね 何してるのかな 私 特技も趣味も 夢も 無いし 誰と居たってつまんない 世界の何処にも居場所が無い だけど ラブホテルのベッドの上でなら 皆 私を褒めてくれるんだ 仮初でも愛して貰えるなら 楽器にだって私 なるわ Everybody Calls Me A Master-Piece(誰もが私を名器と呼ぶわ) チャック下ろしたら私はギター Everybody Calls Me A Master-Piece Play Me, Price Me, Mr! 掻き鳴らしてよ This Is Your Guitar 多少 乱暴に引っ掻いて 持て余してんの この空洞を 無意味な人生を ああ あああ 何も無いのです なりたいものとか したいこと 私 伽藍堂だ 故に良い音が鳴るのでしょうね 唯 人並みに生きたい その祈りと裏腹に 肉叢(ボディ)を駆け抜けていく 人として終わっていく快感 ああ いい …鋭いのね その指摘が全てかも 傷付きたいだけなんだ 多分 傷が個性になると思ってる 馬鹿な若者です 私 だけど 説教も同情も要らないわ 貴方だって所詮ケダモノでしょ? ほら 淫らな音 立てたげるから 口に出して 貴方の欲望(うた)を Everybody Calls Me A Master-Piece ショーツ剥がしたら 私はギター Everybody Calls Me A Master-Piece Play Me, Choke Me, Mr! Mr? 掻き鳴らしてよ This Is Your Guitar 多少 凶暴に突っ込んで 心無い演奏(プレイ)が沁みるんです 渇いた人生に ああ あああ 頭の奥で 幼い少女の声 泣いている 私だ いつかの 自分を愛せた 遠い昔の こんな未来でごめんね その涙を嗤うように 横隔膜で爆ぜる 人として終わっていく快感 ああ いい 価値観(チューニング)が狂っていく恍惚 ああ いい 頸(ネック)反らせ 絶叫する享楽 ああ いい 人として終わっていく快感 ああ いい ああ いい ああ いい A E |
我が家はルーヴルBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 我が家はルーヴル ルーヴル 坂の上の公園に臨むルーヴル ルーヴル 空 行く雲はミロのヴィーナス ルーヴル ルーヴル 在り触れた毎日の景色が 老いた私には美しい あぁ 君はモナ・リザ 先立ちし最愛の妻よ 黒い額縁が引き立てる 絶世の笑みよ 鏡は絵画 永遠に未完成な自画像 増える皺も 減る髪も 生きている証と 本棚は彫像 素っ裸の私 趣味 嗜好が浮き彫りだ 私は館長 この世界という名の藝術(アート)を堪能する 贅沢な老い耄れである 我が家はルーヴル ルーヴル キュビズムの街並みを見晴らすルーヴル ルーヴル 電線で鳴くサモトラケのニケ ルーヴル ルーヴル ムンクの如き叫び声 上げ 子等が通りを駆けていく朝 あぁ 青春はゲルニカ 決して幸多き人生じゃなく 弱い私は幾度と無く死を考えた ガラスの金字塔(ピラミッド)を昇り 胸 張って逝くよ 今 天寿を全う出来たことこそ我が誇り 最期の晩餐かもしれぬから 残り物も美味である 私は館長 誰の贋作(レプリカ)でもない「今」に感動する 満ち足りた老い耄れである 我が家はルーヴル ルーヴル 月の間接照明に浮かぶルーヴル ルーヴル ベッドに来る三毛のスフィンクス ルーヴル ルーヴル アルセーヌ・ルパンにだって盗めぬ 財宝に埋まり 瞳を閉じる 我が家はルーヴル ルーヴル 坂の上の公園に臨むルーヴル ルーヴル 空 行く雲はミロのヴィーナス ルーヴル ルーヴル 在り触れた毎日の景色が 老いた私には美しい あぁ あぁ |
国士無双役満少女BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 熊谷和海 | 私 国士無双 此の世に双つと無きオンリーワン 噫目・鼻・口の大三元(ダイサンゲン) 今日も行こう 私だけに与えられた 役目があると信じて 石並(ポン) 槓(カン) 吃(チー) 栄和(ロン) 海底摸月(ハイテイツモ) 立直自摸(リーヅモ) 聴牌(テンパイ) 河底撈魚(ホウテイロン) 石並 槓 吃 栄和 嶺上自摸(リンシャンツモ) 立直自摸 聴牌 自分の顔が好き 醜女だとか 別嬪さんとか 国や時代 次第の 価値観の話じゃなく 風雨が地形を削る様に 涙や笑顔の歴史が 此処に刻まれてる気がして オーイエー 鳴らせ御機嫌に掌を Clap! Clap! Clap! On スカート揺らし 踵 浮かして Skip! Skip! Skip! Ready Go! 至んないトコばっかし それも私である証 まやかし無しで曝していくわ 魂 私 国士無双 此の世に双つと無きオンリーワン 四肢と五感の九蓮宝燈(チューレンポウトウ) 今日も行こう 私だけに与えられた 役目があると信じて 石並 槓 吃 栄和 海底摸月 立直自摸 聴牌 私は知っている 史上最高のエンターテイメントを バズる? 流行る? 金を産む? そんな下卑た基準じゃなく どんなドラマや漫画よりも 続きが気になる 私の明日 “神が手掛けたシナリオ” このキャッチ・コピーで暮らしを 大叙事詩に変えていこう 真っ白な地図 描かれた自由 Free! Free! Free! Aight! 叶うかは不明 それでこそ夢 Dream! Dream! Dream! C'mon! 過去に迷い 未来 睨み 悟った様なフリ イキナリは無理 焦らず自分 完成させていく そんな遊戯(あそび) 私 国士無双 此の世に双つと無きオンリーワン 生・死・病・苦の四暗刻(スーアンコー) 越えて行こう 私だけが辿り着ける 高みがあると信じて 液晶の向こうには キラキラで凄い人 溢れてるわ 「私なんて…」 そう凹む夜もあるけど 彼らもきっと愛せる自分 目指してるだけ そこだけはきっと変わらない 誰も 何も この時代 生く戦士達への餞 己に向け 今日も明日も歌うよラヴ・ソング 貫こう この愛を I Want 我 愛 我 私 私 国士無双 此の世に双つと無きオンリーワン 噫 目・鼻・口の大三元 今日も行こう 轍の無い私の道を 人は皆 国士無双 喜怒哀楽の四喜和(スーシーホー) 立つは地和(チーホー) 頭上に天和(テンホー) Go!信号機(シグナル)は緑一色(リューイーソー) 今日も行こう 自分らしい姿勢 歩幅で 風が強く吹く方へ 石並 槓 吃 栄和 海底摸月 立直自摸 聴牌 河底撈魚 石並 槓 吃 栄和 嶺上自摸 立直自摸 聴牌 |
星の王子さま-Fin-BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | どうだった 我が星は? 感動した? それは何より 君が笑ってくれたら 歌った甲斐があったよ 見よ 空の青さを 雨の後 架かる虹を 陽は必ず昇る 明日は明るい日よ 共に 共に 光の中を生きて行こう! …なんて 嘘だ 全部 本当は 僕の星はそんな良いトコじゃない 陽は昇らず 氷点下で 死のガスに覆われた 不毛の星さ 君が聴いた歌も この地獄から 目を背けるための妄想さ エールなんて立派なモノじゃない 暗く 惨めな俺の 絶望ソノモノだ それなのに 届くんだよ 時折 宇宙から手紙がさ 「貴方の応援歌に生きる勇気を貰えた」と 僕にとっては暗い歌でも 何億光年も向こうの 誰かの明日を照らせるなら それが僕の使命だ その為の命だ ららら 歌おう 希望を歌おう 君の瞳の光が 僕にとっての太陽だ ようこそ 我が星に 歓迎しよう 君の来訪を 君の胸に花を 征く道のエスコートを 見よ 空の青さを 雨の後 架かる虹を 陽は必ず昇る 明日は明るい日よ 君の星はどうかな? 生き易く 平和で 賑やかなら良いが そうじゃなくとも どんな星の下にも生まれた意味はあるから 鳴らせ 鳴らせ 鼓動を宇宙に鳴らせよ 響せよ 少し見苦しいところを見せてしまった ともあれ これでRecordは御終い 其々の星に戻ろう 其々の旅に 聴いてくれてありがとう 又 何処かで逢える日を 心より楽しみにしている さよなら 良き旅を |
SPEECHBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | eji・熊谷和海 | I have a dream. 思い出して 夢があることを 迷える私よ 胸の奥の演説台から 今 聴こえる 自分自身からの激励のSPEECH Listen to the speech, now let us fight to fulfill our own vows on that day. I have a dream TODAY! (その演説に耳を澄ませ。 我々にあの日の誓いを果たさせんとする、その演説に。) I have a dream. 思い出して この道程を 膝 抱く私よ これまでも 何度も何度も 不遇の日々を越え 強くなってきたでしょう? 「だって」「どうせ」「私程度じゃ…」 自己否定の兇弾の中 拳を振って叫ぶよ I have a dream TODAY! 立て私 歯を喰い縛り 光 差す地平へ 人知れず重ねた努力も 苦悶も 全部 知っているから 私よ I have a dream. 止まらないで 積み上げた地位に胡座掻く私よ 下ばっかり見て 悦に浸るのは 俯いているのと同じだ 「限界さ もう」「才能など無い」 自己嫌悪の兇刃 前に 空 指差して叫ぶよ I have a dream TODAY! 立て私 約束しただろう? 光 差す地平へ 諦めの悪さで此処まで歩けた ならば何処までも行けるよ 牧師(キング)のように 戦うよ 「他人より劣る」と自分を差別する自分と 喜劇王(チャップリン)のように 笑い飛ばしてやる 思考を暗き方へ導く独裁者を 仙人(バック・ホー)のように 共に行く 絶望のボーイングB-52の無差別爆撃(ローリングサンダー)の中を 大統領(リンカーン)のように 励ますよ 毎夜 私の私による私のためのSPEECHで 鉄人(サッチャー)のように 哲学者(ガリレオ)のように 殉教者(ガンジー)のように 王者(モハメド)のように 今 放つよ SPEECH! I have a dream TODAY! 立て私 歯を喰い縛り 光 差す地平へ その勇姿を何時も見ているよ I have a dream TODAY! I have a dream TODAY! 病める日も健やかなる日も 死ぬまで ずっと応援しているよ 私よ Listen to the speech, now let us fight to fulfill our own vows on that day. Harken!(聴け!) “Fight for Liberty!” (「戦おう、自由のために!」Charlie Chaplin 1889~1977) “Yes, We Can.” (「我々には出来る」Barack Obama 1961~) “The government of the people,bythe people, for the people.” (「人民の人民による人民のための政治」Abraham Lincoln 1809~1865) “東方的文化是王道” (「東洋文化は王道である」)(孫文 1866~1925) “Eppursimuove.” (「それでも廻っている」Galileo Galilei 1564~1642) “DONG BAO NGHE TOI NOI CO RO KHONG?” (「私の声が聞こえますか?」Ho Chi Minh 1890~1969) “Live as if you were to die tomorrow.” (「明日死ぬかのように生きよ」Mohandas Gandhi 1869~1948) “Stay hungry, stay foolish.” (「ハングリーであれ、愚かであれ」Steve Jobs 1955~2011) Mine eyes have seen the glory.(私はこの目で栄光を見た) “I have a dream TODAY! ” (「私には今日、夢がある」Martin Luther King 1929~1968) FOREVER! |
ナミタチヌBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 朧気に揺れる光が見えた 水面は直ぐそこだ 深海魚は急ぐ 胸を高鳴らせ 海の底には勝ちも負けも無い 何も成し遂げず 唯 朽ちていく そんな未来 変えたくて 昇って来たんだよ SPLASH! 僕は未だ僕の姿 知らぬ SPLASH! 大海の王か 井の中の蛙か SPLASH! 一寸 怖いけど SPLASH! 結構 期待している SPLASH! 陽の当たる舞台(ステージ)へ今 飛び出す 今 飛び出す 轟け 世界に 僕の水飛沫よ 深海の暗闇で砥ぎ続けた僕の光 どうだ これが僕だ いつかの劣等感(コンプレックス)が 崇高な舞となって 海を空を虜にする Make a SPLASH! 聴こえるでしょう? 波達の満場総立(スタンディング・オベーション) 朧気に揺れる光へ駈ける 何度だって挑むよ 次こそもっと疾く もっと もっと高く 海の底では気付けなかっただろう 世界がこんなに青く 美しいこと 夢を分かち合える 仲間が居ること 僕が何者かは知れたけど 此処が旅の終点ではない 寧ろスタート 上を見れば 無辺の青が広がっている SPLASH! 僕は未だ空の高さ 知らぬ SPLASH! 涯はあるか? 何処まで飛べるか? SPLASH! 最高の一瞬を SPLASH! 追い求めていく SPLASH! 僕らの青春を今 始める 今 始める 轟け 世界に 僕の水飛沫よ 深海の水圧で叩き上げた鱗 光り どうだ これが僕だ いつだって最高潮(クライマックス)だ この高鳴りよ 深海まで響いていけ Make a SPLASH! 聴こえるでしょう? 波達の満場総立 割れる様な満場総立 |
世界を回せBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | ヘッドライト消して外 出れば 星をぶちまけたような夜空 次の街までは未だ遥か 車内で響く鼾のハーモニー 後 幾つの山を越える? 舗装も保証も無い道を 軋む 車体 アンプ揺らし 「正解の分からぬ不自由さこそが自由だ」 なんて歌 届けに 廻り廻る地球では誰も 止まってなんかいられない So→Sweet→Spin 丸い世界は何処に立ってたって中心は其処さ だから 世界を振り回してみせて 焼けつく日差しに掌を翳し 迷い迷って着いた目的地 遅刻ギリギリのトラブルも バカな仲間と笑い飛ばして パズルみたく積んだ機材 崩さぬように 降ろしていく 無駄なモノは一つも無い 四角いケースの中 熱 帯びたマイギター 錆びついた弦 切り飛ばす 廻り廻る地球では誰も 止まってなんかいられない So→Sweet→Spin 青空に広がる入道雲 形を変えて 風に漂って 未完成に進む 未だ見ぬあなたに出逢う為 死ぬまで旅して生きたい 駆け出す 歓声が今 呼ぶステージへ 一斉に天へ突き上げた拳 廻り廻る地球では誰も 止まってなんかいられない So→Sweet→Spin 丸い世界は何処に立ってたって中心は其処さ だから 世界を振り回してみせて |
ヨロコビノウタBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | こんな夢を見た 全ての人類が 産まれた日のことを 思い出す夢 初めての光 風 大気の鳴動音 嗚呼 僕は歌うよ いつかのバースデー・ソング 宇宙が歌っていた 歓喜の歌を セイメイ ヨ セイメイ ヨ バクタン セヨ ショウネン ショウジョ ヨ ユメ ミヨ アイシ イツクシミ アオウ セイメイ ヨ セイメイ ヨ 生命よ爆誕せよ 産声を上げて Today is HAPPY BIRTHDAY! 歓喜を歌おう 生命よ萌芽せよ 拳突き上げて 勝利を咆哮せよ 選ばれし君よ 何億倍の倍率を潜り抜け 産まれたんだ どんな狭き門も怖くない そうだろう? セイメイ ヨ セイメイ ヨ 耳を澄まして胸に掌を当てれば 誕生の瞬間の時めきが残っている 心臓は憶えてる “もう一度 あの感動を”と 生命よ 生長せよ 涙して 恋して 瑞々しく産まれ変われ 何度も 今日こそ 生命よ爆誕せよ 産声を上げて Today is HAPPY BIRTHDAY! 歓喜を歌おう 生命よ青春せよ 血を滴らせて 人生を慟哭せよ 美しき君よ 懊悩の産道の先に新世界が待ってんだ Everyday changes BIRTHDAY! 歓喜を歌おう 世界に聴かせてやれ 君だけの声を ららら ららるら らられら らりらら ららら ららるら らられら らりらら Hey! セイメイ ヨ バクタン セヨ ショウネン ショウジョ ヨ ユメ ミヨ アイシ イツクシミ アオウ セイメイ ヨ アア セイメイ ヨ アア セイメイ ヨ セイメイ ヨ セイメイ ヨ セイメイ ヨ |
若草山スターマインBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | どん 腹底揺らす祭囃子 山麓の大例祭 打ち揚げ花火に惚ける 我が子を肩車した雑沓 頭上 君は駄々も捏ねずに 舞う火の粉に釘付け 菓子より玩具より芸術か 其処は屹度私の血 実に命は花火に似てゐる 「玉の様な子」とは言い得て妙だ 材料はリン カルシウムと希望 臍の緒で繋いでゆく火 君よ 大輪の華を咲かせよ 世に二つと無き Starmine in the dark! 其の光を目に灼き付ける為 いつも顔を上げ 生きていけよ あゝ 人生に喝采を たまや かぎや 愛し我が子や どん 豊穣祈願の山焼きの 業火の様な炎を 戦利品の出目金越しに 君は恍惚り眺める 何百匹から唯一匹 掬われ 生きていく それは幸運な奇跡だねと 言い切れぬ私を背に 今 復一つ花火が揚がる 色や形 大きさは様々 仕事一途な職人が健気に 願いを込めた光 浴び 君よ 其の命 燃やし尽くせよ 暗闇を照らせ Starmine in the dark! 幼さ故の高い体温が 悴んだ心 温めるよ あゝ 愛を込め 発破を たまや かぎや 愛し我が子や どん 君よ 大輪の華を咲かせよ 世に又と無き Starmine in the dark! 其の光を目に灼き付ける為 いつも顔上げ 生きていけよ あゝ 人生に喝采を たまや かぎや 愛し我が子や どん 光の時雨(シャワー)に洗われて 一層深けた夜路を 打ち揚げ花火の夢見る 君を負んぶして帰る雑沓 |
吾輩は猫であるBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 吾輩は猫である 今日も幸せで鳴いているよ 君よ 愛し君よ 吾輩と出逢ってくれて有難う This is a little love song. 曲名はまだ無い。 吾輩を呼ぶ聲 頬を撫でていく掌 春風の様な優しさに喉が震えた 君の膝の上 今は此処が楽園である 窓の外にどんな世界が広がっていても 好き過ぎてつい歯を起てる そんな如何仕様も無さ添えも 愛して下さい 吾輩は猫である 今日も幸せで鳴いているよ 君よ 愛し君よ 吾輩と出逢ってくれて有難う This is a little love song. 曲名はまだ無い。 当たり前だけれど 人間の言葉は得意じゃない 口先だけで何とでも 言えちゃう気がしてさ だから生き様で 君を勇気付けたい 捨て猫だった吾輩の恩返しさ 壁に打つかりゃ爪を研ぐ 着地点等見ず跳ぶ 「らしく」生きていこう 吾輩は猫である その衝動を君に見せるよ 君が人間である そのプライドをどうか見せてよ 戀人でもあり 友達でもある 主従関係も曖昧で 分からぬ様な 保証された様で 儚くもある そんな君との関係に 名前は要らない 吾輩は猫である 今日も幸せで鳴いているよ 君よ 愛し君よ 吾輩と出逢ってくれて有難う This is a little love song. 曲名はまだ無い。 要らない。 |
君をアンインストールできたならBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | アンインストールを試みています… 僕はアンドロイド 人間を辞めて幾星霜 IQの高さで一線を画す 武器は理論武装 孤独に負けない 隙 無き流線型 ラララ 科學の子 でも あれ 今日この頃 挙動が何か可笑しいの 排熱 ERROR! 風邪? ファン 回る 回る 再起動したって同じ あの娘というウィルスで 心拍上昇 制御不能 『S・O・S』OSが鳴らす 君をアンインストールできたなら 君をアンインストールしてやれたなら 胸の軋み 止まぬ警告(ビープ)音に病まずに済むのか? 「愛している」なんて云えない でも「愛してくれ」なんて もっと この僕が こんな恋(バグ)で ブッ壊れて仕舞ったみたい 問題の解決を試みています… 君はヒューマン 生きている世界が違う 機械すら悩殺のグッド・デザイン賞 受賞 僕はアンドロイド 一兆回/秒で復唱する 「好き」無き草食系 故 インテル入ッテル せず・されず・もちこまず 非恋三原則 つまり 恥 掻くのが死ぬ程怖いって事 『ポンコツロボットが恋に堕ちたって? おめでとう!お相手の磁極はS?N?』 SNSが嗤う 君をアンインストールできたなら 他人に無関心に生きて行けたら 「俺は魅力持たぬ量産機」と凹まず済むのに 「愛している」なんて云えない でも「愛してくれ」なんて もっと この僕が こんな恋で ブッ壊れて仕舞ったみたい アンインストールを試みています… 君の表情 仕草を時系列で アンインストールを試みています… 僕の詰まらぬ話で笑ってくれる事 アンインストールを試みています… 君が属しているネットワークごと アンインストールを試みています… 君をアンインストールなんて出来ない 人造人間失格だ 僕は 恥掻かず 疵も負わぬ 機械のフリなんて止めだ 99%駄目だって 1%を信じ 踏み出すよ 僕 何か 人間として 唯 今 産まれたみたい 君をアンインストールできたなら 君をアンインストールしてやれたなら 試みれば試む程 心 君に狂っていく 愛しているんだ 君の事を 愛しているんだって ちゃんと 伝えるんだ 僕の恋を ブッ壊れて仕舞っても好い 君も感染して仕舞えば好い |
POKER-FACEBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | POKER-FACE 叫べ wow 金切り声 POKER-FACE 見せて本性 君のSCAR-FACE POKER-FACE 口角を上げて 心を煙に巻く 笑顔こそが最強のPOKER-FACE 決して零さぬ 怨みも 妬みも アナタ好みのアタシ POKER-FACE 誰にも嫌われぬ様に 君は疵を直隠し 夜毎 仮面舞踏会 踊る 踊る 己を愛せぬ君に幾ら 「スキ」と言われようと切ない POKER-FACE 今夜剥がすよ 強がりの仮面を そして直に接吻を POKER-FACE 疵も含め君なんだよ 晒せ 闇を 劣等感を せめて僕の前だけは素顔でいて さあ 叫べ wow 生きていく痛みを 見せて本性 君のSCAR-FACE 猛れ wow 泪は堪えず 僕は愛そう 骨の髄迄 人生は命賭けのデスゲームさ 所詮 誰も彼もPOKER-FACE 『高貴(ロイヤル)に光輝(フラッシュ)に豪気(ストレート)に生きる私』 を演じてる POKER-FACE 役無し(ブタ)の如き醜さも 含め慈しみ合える そんな真実の愛を求めながら さあ 叫べ wow 生きていく痛みを 見せて本性 君のSCAR-FACE 猛れ wow 泪は堪えず 僕は愛そう 骨の髄迄 叫べ wow 生きていく痛みを 嗚呼 なんて美しい 君のSCAR-FACE Show Your Face I'm Gonna Knock Your Ugly Hype Out POKER-FACE Show Your Face Kick-Ass Scar Face And Beautiful Fried Face POKER-FACE POKER-FACE POKER-FACE |
斜陽BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 口加哩の匂いが 何処からかしている 僕は逃げるように 窓を閉めて少し泣く 産まれてきた事を ずっと後悔している アルコールで拵えた眩暈で忘れようとした 斜陽 斜陽 西南西の空色 屋上の鉄柵越えて 燃ゆ世界を観ていた 斜陽 斜陽 死ぬなら今だろう 絶望が色褪せて 想い出になる前に 星を模したネオンが星空を掻き消す 僕に見えぬように 世界は煌めいてるのだ 今も 産まれてきた事をずっと後悔している メンソールで抑えていた涙が 堰を切って落ちた 全部運だと言うなら 僕には何にも関係は無いね 理解者も居ないんだ 姉さん だめだ 先に逝くよ 斜陽 斜陽 生きて そして何時しか この苦痛を「俺も青かった」と嗤うのか 斜陽 斜陽 死ぬなら今だろう 十月最後の風が 僕を優しく押した 清んだ大気を深く吸い込む 十一月の風が目に凍みる 死ねない。 僕は燃え滓の街で 匿名に生きて匿名に散る 後 数秒で世界に融ける 夜と朝の摩擦熱で溶ける せめて太宰の小説みたいに 意味の無い言葉で幕を閉じるの 半透明に閉じるの ほら見て 夜が明けるよ 今 今 目が醒めるよ 悪い夢 見ただけだよ 眩しい 黙祷を絶望に 御早う |
DragonflyBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 裸足に伝わる地熱に灼かれて 自分という殻から翔び立つ2秒前 誰にも見えない其奴に跨り 今 僕は僕の涯へ行こうと思う 君のはどう? 左胸 最奥でさ 脈打つ竜はさ 火を噴いてるかい? 「俺はもっと翔べる! 疾風く 孤高く 巧緻く 魅力強く 耽美しく!」 世界の涯だって 何処だって行ける 何度だって 墜落したって 水飛沫を上げて 他人が嗤っても 讃えても どーでも 僕は唯 僕の中の無限に 青空に戀をしているだけ 羣で飛ぶ鳥や 器用に生きる猿を 妬みの目で見た昨日にサヨナラ 誰にも真似など為せない 出来ない程 僕は僕を極めようと思う 時にはそう 鱗剥がれ 翅破れ 雨宿る竜がさ 禅問答さ 「俺の生は是か?非か?是か?非か?是か?非か?是か?」 もー!五月蝿くて寝れやしねぇ! メダリストだって ノーベリストだってそうだろう 自問自答の涯 放った一縷の光 何か遺すとは 死に打ち克つこと 僕はそう 僕の生きる理由を 太陽を定義して翔ぶ 裸足に伝わる地熱に灼かれて 翔び立つ2秒前 凍てつく夜から 血の滾る朝まで この人生を堪能したいと思う 愛したいと思う 世界の涯だって 何処だって行ける 何度だって 墜落したって 水飛沫を上げて 他人が嗤っても 讃えても どーでも 僕は唯 僕の中の無限に 青空に戀して 風に期待して 地平に光を見て翔ぶ |
ハイスコアガールBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | ↑↑↓↓←→←→(同時押し)青+春 ↑↑↓↓←→←→ 残機は∞ 13回目の家出に行く宛は無いから いつものゲームセンターへ奔る 母親の再婚相手の財布から窃ねた 硬貨を筐体へ叩き込む 『『『『『Round 1 Fight!!』』』』』 ハイスコアを目指す人生ではない 何度死んだって 明日へCONTINUEして 何一つ上手くいかない 不器用な私が夜の隅っこから 満身創痍で放つ波動拳 下手っぴでも世界と闘ってんのよ ↑↑↓↓←→←→(同時押し)青+春 ↑↑↓↓←→←→ 残機は∞ 深夜 待ち合わせてた貴方が現れ トキメいて手元が狂う K.O.→GAME OVERの文字を見届けて 貴方は私の手を取る 『『『『『Here we go!!』』』』』 「ハイテンポな日々に足が縺れても 踊り切れ 不恰好に 自前の妙なステップ踏んで」 スターになんかなれない 名も無き星屑として生きるなら Shall we Dance-Dance-Revolution? 夜明けまで 1人より 2人で ↑↑↓↓←→←→ Let's step 純+愛 ↑↑↓↓←→←→ トキメクコマンド 世界は何故もがき生きる私をインベーダー・ゲームの如く ナゴヤ撃ちで無慈悲に拒絶するのか? 私はまるで何処にも嵌らないテトリスのブロック 無が私を呑み込みだした… でも 「己の屍を越えていけ」 「エンディングまで泣くんじゃない」と フルコンボの脈拍が涙を5連鎖で全消す 其れは唯一無二の『ふっかつのじゅもん』 ちたに けらは とほら すての はてき らとな りはし てと ↑↑↓↓←→←→(同時押し)青+春 ↑↑↓↓←→←→ 残機は∞ ↑↑↓↓←→←→ Let's step 純+愛 ↑↑↓↓←→←→ トキメクコマンド 宇宙の1ドットに過ぎぬ地球で ハイスコアかどうか誰が決めるの? 御利口さんをロールプレイして 本当の私を殺してしまうなら ハイスコアなんか要らない 言いたい事も言えない 臆病な私が街の隅っこから 起死回生で放つ昇竜拳 下手っぴでも世界と闘ってんのよ |
花一匁BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 花一匁 此の世は儚き花一匁 渦巻く無情に抗う様に 放せど繋ぐのだろう 手を 夢を 魂を 数刻前の友さえも敵に変わる 寄せて返す波の如く 進んでは戻りて我行く 命と命を打つけた証しが 傷跡が莫迦に愛しい 花一匁 此の世は涯無き花一匁 斬られて堪るか いざ真剣勝負 努努放すな 其の手を 夢を 魂を 誰もが今 欲望を隠しもせず 「愛ガ欲シイ」「栄光ガ欲シイ」 虚空へと唯 脚 蹴り上げ 燥いた心に火花を散らして 燃え尽きる様が をかしい 花一匁 此の世は涯無き花一匁 斬られて堪るか いざ真剣勝負 努努放すな 其の手を 夢を 魂を かってうれしい はないちもんめ まけてくやしい はないちもんめ 所詮は児戯の如き世と云えど 御天道様に胸 張れる様な ルールが欲しい 信念が欲しい 制定しましょう 然うしましょう 一、人間に生ひ出づるを誇り 二、不埒な浮世にも萎れず 三、実るとも知れぬ理想 背負って 四、試合え 正正堂堂 花一匁 此の世は儚き花一匁 渦巻く無情に抗う様に 放せど繋ぐのだろう 手を 夢を 花一匁 花一匁 応 むざむざ斬られて堪るか 覚悟は良いか? 努努放すな 其の手を 夢を 魂を |
夕闇通り探検隊BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 進め 夕闇通り探検隊 大人達の地図に無いような 胸 躍る明日を僕等は探していた 電球切れた玄関にランドセル投げ捨て 入隊資格の俊足で駆け出す 集合地点の達磨橋から 仲間が振っていた 掌 掌 掌 路地裏の有刺鉄線や 廃工場や溝川が 街に嫌われた場所が 僕等を受け止めた 進め 夕闇通り探検隊 大人達の地図に無いような 胸 躍る明日を僕等は探していた シャツを汚す泥濘も 激しく頬 叩く夕立も 共に分ち 笑い 皆で駆け抜けた 現在 年齢を重ね 振り返って解る 小人の世界は 貧困 DV 人種差別 大人の闇に大なり小なり 毒されているんだって 力尽くで服従を迫る 小さな独裁者 教室の中心で歪んだ愛を叫んでいる 僕等 夕闇通り探検隊 今に燃え尽きて仕舞いそうな 橙の光を瞳に宿していた それでもどんな瘡蓋も 喧嘩で出来た青痣も 譽 高き勲章で 膿むことは無かった 此迄大きく道を 踏み外さず居れたのは 堕ちそうな時はいつも誰かが この掌を引っ張ってくれたから 以上が僕が教職を 目指す動機になります 夜の闇に沈んでいく掌を 一人でも多く見付け出し 救いたいのです 僕等 現在でも夕闇通り探検隊 大人達の地図に無いような 君達だけの道を探せ 少年少女 シャツを汚す泥濘も 激しく頬 叩く夕立も 大人達のカミナリも 恐れず立ち向かえ 胸に秘めた初戀も ほんの一寸憂鬱な月曜も いつもフル・スロットルで飛ばせ 少年少女 俊足で駆けていけ |
檸檬BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 雨 雨 雨 雨は零時過ぎに降り出して 雨は零時過ぎに降り出して 君は幼く頬 濡らし イヤフォンを耳に刺した Hello. 特に名前の無い負の感情が 降り注ぎ 不意に泣きたくなる そんな夜は 目を閉じて祈るように 旋律を 詩歌を口遊めば ほら 雨は消えた 音符を傘にして 五線譜の遊歩道(プロムナード)を行こう 藝術は爆発だ 36℃のビッグ・バンで 暖を取る夜を 青春と名付けよう 雨が光 掻き消しても僕達が 君の地下墓地(カタコンベ)に空を描こう 藝術は爆発だ 4分間のビッグ・バンだ 今 君の闇から創まる宇宙 雨は零時過ぎに降り出して 雨は零時過ぎに降り出して 君よ 濡れながらも明日へと駆け出していけ Goodbye. 雨 雨 雨 |
Bottle Ship BoysBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 宜候 風よ 何時までも心騒めかせて 宜候 胸を帆のように張って突き進め Bottle Ship Boys 始めは密かに瓶の中で組み立てた憧憬 其奴は何時しか俺を乗せて夢の大海を疾る 幾多の嵐を越え この旅に終わりなど無いと知る 辿り着けば次のサイハテを指す魂の羅針盤 宜候 波飛沫が今 生命を煌めかせて 宜候 舵を取れ 直線に突き進め Bottle Ship Boys 夢とは迷える者が今日を行く為の方舟 世界に渦巻く悲しみにも流されず生きていく 嘗ての冒険者の成れの果て 怨嗟纏う亡霊船が 行く手を阻めど恐れず 海戦の狼煙を揚げろ 宜候 撃て 情熱の火が敵影を貫いて 宜候 遠眼鏡が捉えた楽園へ Bottle Ship Boys ポッケには錆びたナイフとパン 瞳に南十字星 「財宝を探す」その冒険心こそ財宝だろう 仰げど俯けど退けど進めど 青 誓おう 最期までこの夢と共に生き 共に沈もう 波風立てずに凪ぐ人生に 前進は無いと知る 一度限りなら波瀾万丈でいたい 魂の羅針盤 宜候 風よ 何時までも 心騒めかせて 宜候 胸を帆のように張って 行ける所まで 宜候 波飛沫が今 生命を煌めかせて 宜候 舵を取れ 直線に突き進め Bottle Ship Boys |
アタシインソムニアBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | あたし インソムニア 午前3時の街はまるで精神病棟みたいに 淡い光であたしを深夜徘徊へ誘う 眠れぬ理由は昼間した別れ話のブラック・アウト それか 別れ際のキスで摂取したカフェインの所為 巫山戯た笑顔が瞼の裏を焦がして 貴方が愛したRockが頭の中でローテーション あたし インソムニア 夢と現実が汽水する夜更け 体内時計はラスト・キスの電流で止まった儘 あたし 眠らないの 夢は見ないの このリアルな痛みを抜けたら 少し正気に戻る気がして 今日は眠れなくたって良い 灯りの消えたショーウィンドウ 映り込む孤独なシルエット 静寂の喧しさが自己陶酔を促す 絶対零度の街は狂科学者みたいに お前は悲劇のヒロインだ って洗脳を施す 卑劣な貴方の幻 拳で壊した 点滅を止めた信号 白み始めていた紺碧の空 廻るよ 世界は 巨大な歯車のように 動き出す始発電車 ゴミを漁る鴉の群れ 貴方が狂わせたあたしは昨日に棄てていこう 新しい自分になる 朝だ あたし インソムニア 寝惚けた街に目も眩む光 体内時計が廻り始めた音がした どんな辛い夜も 未だ見ぬ明日が輝く故の影と信じて 生きてこうよ そう思えるなら 涙枯れるまで泣いたって 今日は眠れなくたって良い Good morning, dance dance dance Goodbye midnight blue Good morning, dance dance dance Hello, beautiful world!! Good morning, dance dance dance Sing this midnight song and babe, understand why I am insomnia... Good morning, dance dance dance Hello, beautiful world!! |
エレベーターガールBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 「颯々と出して頂戴」 溜息で曇るウィンドウ 渋谷のタクシー 私を攫って滑り出す 慌てて追い縋る男の罵倒 下品な手話で「さよなら」と返答 あいつの名前 何だっけ 道玄坂に出たら全部忘れた 変に白い歯も 中古のベンツも 見下すような目も 瞬間、風景。 カラット単位で切り売られる男達の愛情 私が支払うのは躯 愛嬌 距離感 見え透いた嘘 あと涙のセンス シャネル エルメスをヴィトンに詰めて 次の男へ 上の男へ もっともっと輝くため私は生まれてきた エレベーター・ガール 上へ 上へ 参ります あれもこれも手に入れた だけど愛は そう 愛だけは どれもこれもイミテーション・ラヴ 上へ 上へ 参ります 星が見えるこんな夜は 上へ 上へ 参ります いつもセンチメンタルになり 貴方のこと 思い出す なんの取り柄も無いひと でも原石のような愛だった 最初のひと 最低なひと 瞬間、風景。 貴方との時間は退屈! って幼稚な初恋を棄てて 煌びやかな世界のラヴ・ストーリー 16歳の私は追った ただ 貴方のやさしさ 無償の愛情 私にとって それが最上の歓びだとも知らぬまま 1階は婦人服・婦人雑貨売り場となっております 流行最先端のファッションを取り揃えております 2階はブランド品売り場で御座います 靴 時計 宝飾品は此方でお買い求め下さい ガラクタで密室は重量制限オーバー 心はまるで満たされやしない 非常ベル 押したって応答は無い 3階は貴金属のフロア 4階は高級家具売り場 5階はカルチャースクール 6階スパ&フィットネス 7階はレストランです 欲望のままお楽しみ下さい 止まらぬ渇望 暴走エレベーター・ガール 上へ 上へ 参ります 星が見えるこんな夜は 上へ 上へ 参ります いつもセンチメンタルになり 貴方のことを思い出す なんの取り柄も無いひと でも原石のような愛だった 最初のひと 最低なひと 最初のひと 最高のひと 瞬間、風景。 |
ナイトサイクリングBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 深夜零時の呼び出し 「流星を観に行こう」 君は自転車の後ろを指差し笑った 私は融けてく 闇に風に世界に 嵩を増してく 喉に詰めた白紙の恋文 苦しくて叫んだ ヘイ マイ ドライバー 飛ばして 星の降る夜を自転車 壊れるくらい もっともっと飛ばして 今から君の背に書く文字は 夜の風の所為にしておいて 海の香りがしてきた 目的地は近い 君は坂道登り切り 「交代」って笑った 私は漕ぎ出す 淡い電灯頼りに 恋路という凸凹道を 少女漫画みたく上手く云えない 恋のペーパードライバー 飛ばすね 星の降る夜を自転車 揺れるから ほら もっとギュッと掴んで ア・イ・シ・テ・ルと5度鳴らすベルは 悪路の振動の所為にしておいて 恋だと気付いた瞬間 切れたブレーキ 空回る車輪 車体 跳ねる 今 自転車は坂 駆け下りて止まった 終着点だ 海だ 星の砂浜を自転車 飛び降りて君は走り出した 自転車止め 後を追う 星がまるで合図のように流れた 胸一杯に息を吸う 名前を呼ぶ 君が振り返った どうか笑わないで聞いて あのね 君が好きだよ 嗚呼 朝焼けの中を自転車 壊れるくらいもっと もっともっと飛ばして 今から君の背に書く文字は 先刻の余熱の所為にしておいて |
君は僕のRainbowBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 夏のスタートを告げるテスト明けの青空 先刻の夕立 車窓に未だ残ってた 鈍行列車に揺られ 眠る君を肩で支えて 動けず 虹を見ている 電車の赤 風立つ向日葵 割り勘したライムソーダのグリーン 徹夜明けの海のブルーも全部 夢じゃない 君は僕のRainbow 明日へ架かる橋 土砂降りの人生に射した光 降りる駅を過ぎ 見知らぬ街を抜け 何処までも行こう 間違いも全部 夏の所為にして 「どんな夏にしたい?何が楽しい?」 白々しく問う白いカレンダー 今 埋まっていく 目を背けてきた日々の空虚さが 君と紡ぐ七色で 水色のシュシュ 朱に染まる湖畔 半分こしたイヤホンのピンク 軒先 紫陽花のパープルも全部 鮮やかに 君は僕のRainbow 日々照らすプリズム 空っぽの銀幕に差した光 降りる駅を過ぎ 見知らぬ街を抜け 何処までも行こう 間違いも全部 夏の所為にして 君も夢で虹を見ていますか? 僕も君の空を 心を彩れていますか? どんな雨風にもその笑顔は曇らせやしない 木漏れ日のような肩の温もりに 誓うよ 君は僕のRainbow 長いトンネル抜け 終点へ向け速度を増す列車 不意に射す光 君は薄目を開け 含羞んだ声で眩しそうに言った 「おはよう」 君は僕のRainbow 明日へ架かる橋 土砂降りの人生に射した光 降りる駅を過ぎ 見知らぬ街を抜け 何処までも行こう 間違いも全部 夏の所為にして 僕のRainbow 僕のRainbow |
君のためのMusicBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 浅蜊のクラムチャウダーが キッチンでことことと音を立てる 窓辺ではカーテンがふわり 朝陽の指揮棒を振る 風で騒つく木々の音に 小鳥のコーラス 重なれば 世界は極上の交響楽団 その中心は君だ さあ 謳って 歌って 君のいのちを 自由なテンポで 音外したって良いから 笑って 泣いて 人生謳歌して 君の声は世界に唯一つだから それはMonday いつもTuesday そこにWednesday あるよThursday 心のスイッチ一つで 君のためのMusic マイクチェック ワン・ツー 孤独な夜には君の頬伝うリクエストで 世界が今DJのように鳴らす 君のためのFunky Dance Music Stay Tune!! 満月をターンテーブルに 時計をチクタク スクラッチして 蟲のストリングス ループさせ 素敵な夢を見せよう 謳って 歌って 君の夢を 今は高く 届かなくたって良いから 過去の闇も 癒えない傷も 後悔も 来る朝を引き立てるピアニッシモ 音にFriday 乗りSaturday 1 2 Sunday 翔べEveryday 日々に波を起こそう 君のためのMusic 或いは世界は映画のようだ 誰もが主人公になれる 巡る四季の照明 浴びて サイレントな部屋を出よう!! さあ 謳って 歌って 君のいのちを 自由なテンポで 音外したって良いから 笑って 泣いて 人生謳歌して 君の声は世界に唯一つだから それはMonday いつもTuesday そこにWednesday あるよThursday 心のスイッチ入れたら 聴こえてくる 音にFriday 乗りSaturday 1 2 Sunday 翔べEveryday 日々に波を起こそう 君のためのMusic |
人工衛星BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | In the dark everyday I'm a satellite around the earth With Black-hole, U.F.O, Mr. Moonlight, Alien 30,000km向こうの輝く世界を観てる 僕は独りぼっちの人工衛星 「愛とか友情とか解析不能」と吐き棄てて アルカディア求め 旅立ったけれど 人工衛星 天気晴朗なれど波 高し 人工衛星 SYSTEM ALL GREEN 感度良好 人工衛星 振り返って気付いてしまった 「地球は青かった」と 僕はもう二度と戻れない だから歌おう 君が立っている星の青さを伝えよう 絶望 点火して発射寸前の君のラジオに向かって 応答は不要 他人との間に生じる万有引力を 切り棄て僕らは自由へ飛び立つ 30,000km向こうの輝く世界を観てる 不自由なカメラ・アイで輝く君を観てる 人工衛星 無重力へ逃避して初めて知る 人工衛星 両脚に力込め 立つ尊さを 人工衛星 その軌跡は喩え一歩でも 偉大なるDISTANCEだ 僕はもう二度と戻れない それでも行こう 孤独エンジンを止めて君に墜ちて行こう 大気圏で燃え尽きる僕の光を見せるよ 追悼は無用 僕はもう二度と戻れない だから歌おう どこか恋にも似たこの感情を伝えよう 絶望 点火して発射寸前の君のラジオに向かって 応答は不要 僕はもう二度と戻れない それでも行こう 孤独エンジンを止めて君に墜ちて行こう 大気圏で燃え尽きる僕の光を見せるよ 追悼は無用 In the dark everyday I'm a satellite around the earth With Black-hole, U.F.O, Mr. Moonlight, Alien But in your eyes and your ears I wanna be a meteor star It's time to say Goodbye I love you I love you |
タイムカプセルに青空をBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 補習抜け出し校舎裏 二人隠す木漏れ日 高校最後のサマーデイズ 埋めようタイムカプセル 君は少し呆れ顔 僕が渡した匣の軽さに そうさ 何一つ入れちゃいない だけど単に空っぽって訳じゃない タイムカプセルに青空を ギュッと詰め込んだ 形には出来ない青さを 未来に伝えたくて この惑星で僕ら 巡り合って愛し合った奇跡を 十年後も覚えてたなら また 蓋が開く そんなタイムカプセルにしよう 本当に大切な物は いつも無色透明だ まるで水や空気の様に 明日照らす光の様に 君が抱える匣は重そうで 如何にも君らしい 振ったらガシャガシャ 金属の音 開ける頃には錆びているだろう タイムカプセルに青空を ギュッと詰め込んだ 幼さ故の空回りも 二人なら笑える 未来の僕らへ きっと風化した想いも在るでしょう それでも貴方は僕だから 振り向かず歩いていけ タイムカプセルに青空を ギュッと詰め込んだ 形には出来ない青さを 未来に伝えたくて この惑星で僕ら 巡り合って愛し合った奇跡を 十年後も覚えてたなら また 蓋が開く そんなタイムカプセルにしよう |
SignBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 君の鼓動が分かるくらいに 冷えた躰を抱き締めるの 君の声紋が指紋が静脈が虹彩が その存在が 明日への扉の施錠(ロック)を解く 認証(サイン)なんだよ 雨が瓦礫の街に降ってる 散らばる硝子を踏みながら君と行く 木々は燃え 大地は罅割れ 主を亡くした飼い犬が哭いてる 想像して そんな夜を 平和の傘を失くして 命の保証無き世界で 一人で生きていけるかを 今 君の鼓動が分かるくらいに 冷えた躰を抱き締めるの 君の声紋が指紋が静脈が光彩が その存在が 明日への扉の施錠を解く 認証なんだよ 夜が明けても傷 暴くだけ 二人愛した街は跡形も無い ラジオが報らせる死者の数は いつだって素数 割り切れるものじゃない 想像して そんな朝を 嵐は過ぎたけれど 醒めぬ悪夢が焼き付いた瞳が 光映すかを 今 君の鼓動が分かるくらいに 冷えた躰を抱き締めるの 君の声紋が指紋が静脈が光彩が その存在が 心の制御(リミッター)を外していく 黒い雨が頬を濡らしても 道が絶望に沈もうとも 君が指を絡め 目を見つめて呼んだ名前が 胸に灯を点す合言葉(パスワード)だ 愛しているよ This kiss is my last kiss And this is last “I love you” If so I will lose my name And forever I will miss you 君の鼓動が若し止まっても 君がくれた灯は消えないだろう 共に笑い泣き 愛し合い 時に喧嘩した日々を 歌う為に生きていくだろう それが人間の光だろう 愛しているよ 愛しているよ This kiss is my last kiss And this is last “I love you” If so I will lose my name And forever I will miss you But my life goes on If so Life goes on |
ヒカリアレBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 躯中の細胞に火を熾すように 目一杯に空気を吸い込んだ 血と汗を贄に 憧れを聖火に 最大音量で叫べよ 光あれ 未来への祈りを合図に火蓋を切る 光あれ 行け 闇を滑走路にして 己の道を敬虔に駆けろ 光あれ 一寸先の絶望へ 二寸先の栄光を信じて 光あれ 大地を蹴る理由は唯一つ もっと眩く俺は飛べる 光あれ 君の今日の輝きが 迷える友の明日を照らすよ 夢 十字架のように背負い 楽園を目指す戦士達に 聳え立つ壁に 不安喰らう魔物に 希望という風穴 穿つのは 僅かな可能性 信じ抜く勇気だ 最大音量で叫べよ 光あれ 行け 影と歩幅合わせ 己と戦う日々に幸あれ 歪曲らず屈折せず 理想を追い続ける その覚悟を「光」と呼ぼう 光あれ 行け 闇を滑走路にして 己の道を敬虔に駆けろ 光あれ 一寸先の絶望へ 二寸先の栄光を信じて 光あれ 天空翔ける流れ星は今夜 命を触媒に燃える 光あれ 君の今日の輝きが 迷える友の明日を照らすよ 未来への祈りを合図に火蓋を切る 無限大の夢 十字架のように背負い 楽園を目指す戦士達に光あれ |
PIANOTUNEBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | あなたの昨日を貶す小さな傷 女々しく引き摺り 黒くなった過去よ あなたの明日を穢すのは光 他人に照らされ 白けた未来よ 「神様…」そう嘆くよりも 今という音符を奏でろよ その楽譜はモノクロでも メロディはほら虹も描くのさ ピアノのような ドレミファソラシで奏でるよ あなたが叩いたその心 白鍵と黒鍵のハーモニー 僕らは生きるカラー 南無阿弥陀仏でも唱えろよ それ位なら歌えるでしょう? 無罪も有罪もないような 世界を歩こう あなたが愛する小説も然り インクと余白のモノクロの宇宙 いつも 胸に響く言葉が 自分だけの道を切り開く あなたのKEYだ ドレミファソラシで奏でるよ あなたが叩いたその心 白鍵と黒鍵のハーモニー 僕らは生きるカラー いろはにほへとで徒然に あなたが紡いだ物語 序と破と急の円舞曲を胸張って踊ろう ドレミファソラシで奏でるよ あなたが叩いたその心 白鍵と黒鍵のハーモニー 僕らは生きるカラー 南無阿弥陀仏でも唱えろよ それ位なら歌えるでしょう? 無罪も有罪もないような 世界を歩こう 何処までも行こう |
FLY HIGH!!BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 飛べFLY HIGH!! 汗と血と涙で光る翼で いま 全部 全部置き去って 飛べFLY 高くFLY サイハテノミライへ 傷だらけの若鳥が空を睨んでる 低空飛行する奴等が嗤おうと 海の果てが見たい 心を無にして 向かい風に乗り助走をつけて 踏切・加速・跳躍(ホップ・ステップ・ジャンプ)で 飛べFLY HIGH!! 汗と血と涙で光る翼が 君を何処へだって連れて行く 青い衝動と本能と 爪牙を剥き出しにして 艱難の旅路も 夢叶うまで何度だって 飛べFLY 高くFLY サイハテノミライへ ぽつり 降り出した雨が翼 狂わせる 行く手には黒い雲 いま 長い嵐の夜が来る 轟く雷鳴と砕ける波濤を喝采にして 一速・二速・三速(アン・ドゥ・トロワ)で 飛べFLY HIGH!! いつも胸の奥を焦がす焔が 路を照らし出す灯台になる 夜明け前の光芒が 才能の華 咲かすから 命尽きるまで 限界を超え最高速で 飛べFLY 飛べFLY HIGH!! 汗と血と涙で光る翼が 君を何処へだって連れて行く 青い衝動と本能と 爪牙を剥き出しにして 全部 全部置き去って 飛べFLY HIGH!! いつも胸の奥を焦がす焔が 路を照らし出す灯台になる 夜明け前の光芒が 才能の華 咲かすから 命尽きるまで 限界を超え最高速で 飛べFLY 高くFLY サイハテノミライへ |
エアギターガールBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 公園のベンチに乗って掻き鳴らすエア・ギター 散々雨が降って泥濘んだ地面に 踏み出すスニーカー 言いたいこと言えずに ジメジメずるばかりの暗い部屋にGoodbye 雲間差す月の光 ステージライトにShout it!! Wow Wow マイクチェック ワン・ツーで心を掻き鳴らせ 騒々しい未来の幕が開く 喜怒哀楽でイコライズして 奏でよう あたしの本音 夜空に掲げた拳 輝けあたしRock Star 作者不詳の名作 宇宙という五線譜で出逢うあたし達の 愛の言葉も喧嘩も その一つ一つが奇跡的Session 音量を上げる心臓を真空管アンプにFeedback!! Wow Wow マイクチェック ワン・ツーで生命に火を灯せ 無限大の空想を叶えに行こう ぶつかって重なって響き合う 十人十色の音色 幾重に交差する軌跡 星座に変われRock Star 雲間差す月の光 ステージライトにShout it!! Wow Wow マイクチェック ワン・ツーで心を掻き鳴らせ 激情に身を任せ跳ぶんだ ベンチ蹴って マイクチェック ワン・ツーで心を掻き鳴らせ 騒々しい未来の幕が開く 喜怒哀楽でイコライズして 奏でよう あたしの本音 夜空に掲げた拳 振り降ろす 残像 流星 公園のベンチに乗って掻き鳴らすエア・ギター |
サクラカノンBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES | 先刻のカノンが今も耳に痼びり付いている 音色に紛れて微かに聞こえた君の嗚咽も 教室には笑顔と 黒板埋める言葉の数々 寂しさを誤魔化した 変な顔のフォトグラフ 右手の卒業証書は 夢への片道チケットで 別れ告げる紙テープ 桜吹雪の帰り路を君と行く 合わない歩幅を狭めて合わせて せめて今日だけ同じ速度で 「涙 零しても良いのよ こんな日くらい素直に」 君の聲 遥か先を行くようで ひとり立ち止まる 机に彫られた誰にも読めない誰かの頭文字 靴音 感情のまま響く廊下のリノリウム ふたり 想い出を語り合う その美しさを競うように 明日には此処は故郷 桜吹雪の帰り路を君と行く 空に伸ばす手を花が擦り抜ける 別れの言葉 浮かんでは消えた 「去らば 蒼い日々よ エンドロールには君の名前を」 似合わない詩は喉元で解れ 溜息に変わった 桜吹雪の別れ路で君は言う 「またね」って笑顔で 友達のままで まるで明日も逢えるかのように 「さよなら どうか元気で 二度と逢うことはないでしょうけど」 君の跫がそう言っているようで 僕は振り返る 何度も振り返る 夕暮れ 蒼く染めゆく星空 淡く瞬くその光は 何光年の闇を越え 地球にたった今 辿り着いた光 今なら言える「愛している」も 舞い散る初恋の花弁も 今日 僕の旅路に降り注ぐ 掛け替え無き蒼い光 |
文學少女BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 空は静かに白み始めていた 小説家 〆切前のam4:00 少しずつ 少しずつ書き溜めてきた 君と僕の小説を書いている 『文學少女』 国境の長いトンネルを抜けると雪国だった 背中にくい込んでいた夜と 桜の樹の下に埋まる屍体と 『蜘蛛の糸』と『羅生門』と『城の崎』と『走れメロス』と 『君』と『僕』で出来た物語に 名前はまだない 恥の多い生涯を送ってきました 夕暮れ チャイムが鳴り響いていた 沈んだ目で上履きを探す少女 授業も聞かずに 日が暮れるまで 窓際の席で小説を読んでいた ボーイ・ミーツ・ガール@校舎裏 籠球部の喧噪と 風に舞うカーテンと 通知表飛行機と 何遍も 何遍も書き直した この世界を君は笑うだろう 嘘ばかりのストーリー と ただ ラストシーンのこの台詞が君以外に伝わりませんように 「その手首の痣、とても綺麗でした。」 少女はいつしか変わり始めていた 戦う術を小説が教えていた 言葉を剣に 沈黙を盾に 君は 君だけの主人公になる ダンス・ダンス・ダンス@高架下 総武線の振動と 右のサイドスローで小石 跳ねる 荒川 何遍も 何遍も書き直した その未来で君は笑うだろう 誇り高きストーリー と いま あの孤独と 自殺願望が 君のための文學になるんだ 跳ねる水飛沫 とても綺麗でした 朝 食堂で吸う一さじのスウプと 鳴り響くさびしさと “好き“という絶望の中では 『檸檬』も『蜜柑』も『斜陽』も『河童』も 『こゝろ』も『破戒』も『夜間飛行』も 『銀河鉄道』も『砂糖菓子』も 君と過ごした青春全部が 『限りなく透明に近いブルー』だ シャープ・ペンで書けるような 薄っぺらな僕の人生も 水性ペンで書いたような 涙滲む 君の明日も 世界にたった一つだけだ 共にハッピーエンドを信じて書こう 人生はストーリー 何遍も 何遍も書き直した この世界を君は笑うだろう 嘘ばかりのストーリー と ただ ラストシーンのこの台詞が君以外に伝わりませんように 「その手首の痣、とても綺麗でした。」 『文學少女』 |
セツナヒコウキBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 東京へと続く白い路が ゆっくりと青空に伸びていく 村外れの向日葵峠から 出来たばかりの空港を君と見ていた 夏 永遠に続くような畦道で 干からびて蚯蚓が死んでいる 此処に居たら僕も乾いていく だから明日東京へと旅立つ 麦藁帽子の君が俯く お揃いのネックレス揺れる 「さよなら」も言えず 君と視線が合った 刹那 飛行機が頭上2000フィートで 君が言った「何か」を掻き消した そして二人は別れたかも知らぬまま 愛し合っていく 夏 最後まで鳴らなかった携帯の 電源落としながら思うのは 都会への期待でも不安でもなく 見送りに来なかった君の事 動き出した飛行機の窓の外 瓢箪山の麓をふと見れば 国道沿いの向日葵峠から 君が大きく手を振っていた 麦藁帽子が飛びそうな程 何度も躓き 蹌踉めいて 精一杯 君は何か叫んでいた 刹那 飛行機の爆ぜるジェットエンジンが 君といた季節を掻き消した そして二人は別れたかも知らぬまま 愛し合っていく 恋と夢を乗せた機体が航路を外れて急旋回 空中分解して そうして僕は夢を選んで落ちていく そこで目が覚めた 刹那 飛行機が雲から抜け出し スカイ・ツリーが寝ぼけ眼に突き刺さった 気圧差で音の消えた世界 荒れ狂う鼓動が埋め尽くした 東京 刹那 飛行機が時速200ノットで 哀しみを覚悟に昇華した 進め青春を いつも明日照らすのは夏 そして太陽と無限大の群青 群青 |
ザ・ワールド・イズ・マインBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | チクタクチクタク 時限爆弾の音がしている チクタクチクタク 世界が終わる日を伝えている 坊や 少し傍においで おばあちゃんとお話をしよう あたしにはもうお迎えが来るから 坊やだけに本当の話をしよう この世界の全ては 君の為に作られたのだ 空も海も鳥も木々も 勿論あたしも いじめっこのあの子も 世界 それは君が見ている夢 君がヒーローになる映画 どんな怪獣にも この呪文を唱えて そして立ち向かっていけ “ザ・ワールド・イズ・マイン” 何となくは分かったかい? それじゃあ次は目を閉じてみて 呼吸も止めて そう 耳を澄ませば チクタクチクタク 音がする だろう? 君の中に埋まる時限爆弾は いつか爆ぜる日が来るけれど 君を殺すその日までは 君のエンジンで それを生命と呼ぶのよ 世界 それは君が見ている夢 矛盾だらけのドキュメンタリー 答えは無い 意味も無い でもそれが「自由」だろう あたしはそう思うんだ 人生は無限 “ザ・ワールド・イズ・マイン” 世界 それは君が見ている夢 君がヒーローになる映画 どんな怪獣にも この呪文を唱えて そして立ち向かっていけ “ザ・ワールド・イズ・マイン” ぽつりぽつりぽつりぽつぽつり 雨 話し終えると間もなく 愛しい夢から醒めたような笑みで 老婆は息を引き取った あの光の消えた眼差しが 少年を今でも突き動かす チクタクチクタク あの瞬間から音がする チクタクチクタク 時限爆弾の音がしている チクタクチクタク 世界が終わる日を伝えている |
こどものじかんBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | どれだけ言葉にしても伝えられぬ 思いが此処にあるよ それはあなたの小さなお手手がくれたもの わたしの頬を伝うもの 誰にも愛されず 愛さずに生きてきた わたしが此処に居るよ その何度も何度も死を選ぼうとした旅の果てに 今朝産まれたのがあなた わたしはわたしを赦せないまま20歳で母になり あなたを守るため生きてゆく こどものじかんは終わり わたしは大人になってゆく 決して胸を張れるような人生じゃないが あなたに命を繋いだ それだけは胸を張れるのだ あなたと出逢えた人生に後悔は無い 道無き道をゆける人になあれ そんな意味を込めてつけたい あなたの名前を どこかで道を違ったら巡り会えぬ 奇跡が此処にあるよ 傷ついたり転んだり 泥に塗れて初めて知る この幸せがあるよ こどものじかんは終わり わたしは大人になってゆく 決して胸を張れるような人生じゃないが あなたに命を繋いだ それだけは胸を張れるのだ あなたと出逢えた人生に後悔は無い こどものじかんは終わり わたしは大人になってゆく 頭は悪いし 要領も決して良くないけど 今日という日の輝きは残さずあなたに語りたい 一秒一秒 何もかもを覚えていたい 恥の多い生涯も隠さず伝えよう 光 差す方角を示す影になってやろう わたしに残された 全人生を捧げよう 死神があなたを呼ぶなら わたしが代わりにゆこう 道無き道をゆける人になあれ そんな意味を込めてつけたい あなたの名前を 名前を |
数學少女BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 3.141592 65358979 32384626 43383279 50288419 50288419 71693993 75105820 97494459 23078164 06286208 99862803 99862803 48253421 17067982 14808651 32823066 47093844 47093844 6095505が 数學と文學と音學に於いて3であることを証明する 数學と文學と音學の調和 数學と文學と音學の邂逅 数學と文學と音學の戦争 数學と文學と音學の軌跡 アインシュタインと太宰治と ベートヴェンとニュートンと ヘッセとバッハと 芥川龍之介と 狂想と 協奏と 共創の狂騒と 数學と文學と音學の交点で ピタゴラスと志賀直哉と モーツァルトとフィボナッチと ハイドンとカフカと 夏目漱石と 想像と 創造と 総総の葬送と 数學と文學と音學の中心で 少女は踊り始めた |
100万回のアイ・ラヴ・ユーBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその胸に火を灯せ 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその明日を照らし出せ ブレーカーの落ちたような暗闇で 君は 傷を見せないようにいつも怯えていた 愛されないように 愛さないように 愛想笑いしてきた 本当は寂しいのに さあ おはようを始めよう 燃えるようなキスをしよう 手探りの明日も二人なら愛せるさ 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその胸に火を灯せ 暗闇に放て それはいつか星になり 君の「闇」を「夜空」にする 怖がらないで さあ 愛の欠片に手を伸ばせ きらきらと光るそれはずっと待っている 君の掌の柔らかさを 待っている 氷点下 絶対零度 君がそっと閉めた 自己嫌悪のカーテンの隙間から目があった 人間の視線ってこんなにあったかいんだよ そうやって逃げたって凍えてゆくだけ 君の体温を知りたい この情熱を愛と呼ぼう 凍りついたカーテンをいっせーの「せ」で開けるよ 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその胸に火を灯せ 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその憂鬱を焼き尽くせ 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその胸に火を灯せ 暗闇に放て それは退屈を焼き尽くし 「平熱」を「情熱」にする 100万回のアイ・ラヴ・ユーで いま 君が吐いたアイ・ヘイト・ミーを打ち砕く 僕は今日を生きていく 君の掌の温かさで僕の体温を確かめて 今日を生きていく 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその胸に火を灯せ 100万回のアイ・ラヴ・ユーでその胸に火を灯せ いつも一歩踏み出せぬ両足に 掴み損ねてきた両手に 昨日ばかり映す瞳に ただ黙々と脈を打つ胸に 100万回のアイ・ラヴ・ユーで火を灯せ |
或るK大生の死BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 死に損ねた油蝉の唄声響く河原町 部屋から見える京都タワーを目に焼き付けるのさ 歴史が人を殺すなら 僕も今日でその犠牲者だ 幾何と物理と鉄學で穢れた 掌から零れ落ちた個性 きらきら きらきらしていた 透明人間の街 流れる鴨川 誰もが其処に居て 其処は誰も居ない街 地中でもがくだけの人生に終止符を もし生まれ変わるなら 希望を歌う蝉になりたい 死ぬと決めた七日前から凡てが色付いて見えた この二十年が嘘のように 輝いて見えた 人間としては零点でも蝉としてなら満点か 漸くこの世界を許せる 気がした 目の玉から零れ落ちた愉悦 最期に僕は僕になれた 透明人間の唄 響く嵐山 天井にぶら下げた ロープの輪を見つめて 口笛吹きながら首を通した もし生まれ変わるなら 希望を唄う蝉になりたい もし生まれ変わるなら 希望を唄う蝉になりたい |
月光サンタクロースBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 月光 世界を白く染めてくれよ 希望も夢も 君とHIDE and SEEKしているよ 深夜零時の新宿に射す光 聖なる夜は 君にサンタクロースが来るよ 少女の躰は穢れていた それでも気高く吠えた 穢れた紙幣を握りしめて 夜の街に消えた 煙突の日々でダンスを 煤に塗れた私のドレスよ 穢れていくだけの命だ それがどうした 私 生きているよ 月光 世界を白く染めてくれよ 希望も夢も 君とHIDE and SEEKしているよ 深夜零時の新宿に射す光 煙突の中で 君はサンタクロースに出逢うよ 少年は腹ペコに飢えていた 今日も配達へ行く 新聞を自転車に積み込んで 夕暮れから逃げた 瓦礫の家から聴こえた “We Wish Your Merry Christmas”で泣いてしまった 破けちまった靴下じゃあ サンタクロースに笑われるぜ きっと… 月光 世界を白く染めてくれよ 栄光の道を君のダンシング走法で駆けろ 穴だらけの靴下を満たす そんな素敵なプレゼントが きっとあるよ あるよ… 月光 世界を白く染めてくれよ 希望も夢も 君とHIDE and SEEKしているよ 深夜零時の新宿に射す光 聖なる夜は 君にサンタクロースが… 月光 世界を白く染めてくれよ 希望も夢も 君とHIDE and SEEKしているよ 必死で生きる君に逢いに行く光 聖なる夜は 君にサンタクロースが来るよ 今宵 サンタクロースが来るよ |
墜落 / 上昇BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | いつから僕らはこんな風に素直に笑えなくなったのだろう? このまま地上で生きるなら、あの空などいらないよね。 蒼天井に歪んだ光を見たのだ。 鳥になりたくて屋上から飛ぶ。 僕はもう今は、自殺志願者なんかじゃあなくて。 或る、鳥人間。 スロウモーションで迫る地面。 重力は僕を赦さないんだ。 なぜなら、僕は君のように楽園なんか愛せやしないから。 「空、見ろ!!とんだ大ボラ吹きだ!!」って、 誰もがきっと僕を笑っているだろう。 チェーンソウで奏でた貴方の音色は闇を弾き裂いて、また、空を照らす。 けど、僕は今や追放者。 楽園の住人じゃあなくて。 …誰でも良いから翼をくれよ。 地面はそこまで来ている。 確かに空には近づけた。 けど、 覚えていてくれよ。 このブザマな姿を。 僕らが歩道の滲みになっても。/アナタを導く一等星になっても。 あの娘はいつも、いつでも、窓の外を見ていた。君に見せたくて僕は、 |
リフレインはもう鳴らないBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 貴方は覚えていますか? カーテンの向こう側、オレンジは海に沈んだ。 トモダチを背景に透明のレイヤーに手を、重ねた。 幾重にも。 唇も。 アルコールランプを吹き消して、もう眠ろう。 あしたもせかいがありますように。 ふっ と見上げれば2F廊下の窓辺から貴方が空を 多分 いや きっと、泣いていた。 気づかないフリをして私は校庭を抜けていく。 少し早足? だって、私もきっと泣いていた。 例えばさ 夜空に浮遊かぶ幾千の星が 瞬く間に消えて 私 産まれ変わるのなら もう一度 この惑星を 私を選ぶのは きっと、もう一度貴方に恋したいの (※refrain) この間何人かでヒヤカシに行ったあいつの上演会。 あの時あの娘ったら私の方ばかり見ていた。 ビニール傘を挟んでいく。 恋人みたいに。 少し躊躇ったあと、貴方は私に訊ねた。 「君ハ静カニ大人ニナリ、」 永遠を失くした雨の中、貴方と私の薬指の銀色が光り、告げる。 長い長い夢の終焉を。 喝采を頂戴。(アンコールをプリーズ) 『呼んだ?』 って返事は無い。 それでも呼んだ喚んだ詠んだ。 稲妻を。 来い!!!!!! 散っていく華も綺麗だと、 ふっ と見上げれば思う。 夕闇は星に掻き消されて、束の間の永遠も消える。 「ねぇ、知ってる? 雨の降り方を。 明日には止んで、いつか、降り出すの。」 私は覚えているよ。 伝えられたことも、伝えられなかったことも。 実像として(残像として?)、確かに私は存在していました。 アルコールランプを吹き消して、おやすみ。 また、来世。 あしたもせかいがありますように。 |
むーBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 僕たちはこの青色で何を描けばいいだろう? 潮の流れに逆らって、僕らは鰓で呼吸をする。 こちら海の底です。 珊瑚礁が綺麗です。 波ひとつ起きずに、電脳の海です。 鯒らによるダンス・レッスン。 あの娘は今日も綺麗です。 何ひとつ起きずに、出鱈目な海です。 MW。 僕たちはこの青色をいつかは失うのだろう? 分かっているよ。 みんな怖くて、気付かないフリをしている。 夜になった。 今更だけど思うんだ。 夢ならば夢で愉快です。 ふっ と目が覚めた瞬間に「嘘だ!!」って笑えますように。 僕が見ていた景色を君にも見せたいのだ。 呼吸を忘れる程の、美しい、あの世界を。 MW。 朝になってしまう… 現在、君の目に映る青が空のレプリカなら、この歌も嘘でいい。 君に見えますように。 その願いの中、君に恋をする。 僕たちはこの青色で何を描けばいいだろう? 時間の流れに捕まって、僕らは肺で呼吸を、 生(い)きよう。 残り僅かな青色で「終わり」と「始まり」を描こう。 カンバスに落とした涙は塩味。 ほら。 君になったよ。MW。 ホントはこの海は透明。 君にも見せたいのだ。 「「この場所でまた、逢いましょう。」」 こちら海の |
i am a HEROBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | i am a HERO もう夜だ。 23時47分36秒52 カー・ナヴィゲーションの光。 永遠はすぐに数値化して君に触れるよ。 23時51分19秒81 ATMの光。 紙切れは夜に言う。 生きている理由は? 死にたくないから。 23時52分28秒44 名神高速道路の光。 コンビニの前に群がる不良品を脳内で×す。 ストラトキャスターで、 覚えたてのアルペジオを爪弾いて 鳴らした。 音楽を。 愛も情も未来もない、 笑っちゃうくらいに 灰色な世界に、 ファッションミュージックが。 染みるの。 00時00分00秒00(あした)になれば何かが変わる。 そんな予感がしていた。 顔のない少女。 貴方に恋した瞬間から、アイ、アム、ア、ヒーロー。 生憎と私は貴方のヒロインじゃあなかったよ、ヒーロー。 耳鳴りが聞こえるよ。 今も。 まだ。 アイアムアヒーロー。 23時54分01秒40――――23時54分01秒41 Androidの光。 スマートフォンに祈る。 パスワード下4桁は変えないまま、貴方を忘れよう。 23時56分01秒88――――23時56分01秒89 ベテルギウスの光。 点と点を繋ぐオリオンが「綺麗」とか。 そんなの、狂っても私、思いたくないから。 00時00分00秒00まで、あと3分04秒11。 珈琲は冷めた。 一口で棄てよう。 そのあとで泣こう。 ストラトキャスターで、 覚えたてのアルペジオを爪弾いて 鳴らした。 音楽を。 最終電車で私を攫いに来た 「可」も「不可」も 無い未来に、 ファッションミュージックが。 染みるの。 00時00分00秒00(あした)になれば何かが変わる。 そんな予感がしていた。 顔のない少女。 貴方に恋した瞬間から、アイ、アム、ア、ヒーロー。 生憎と私は貴方のヒロインじゃあなかったよ、ヒーロー。 耳鳴りが聞えるよ。 今も。 まだ。 アイアムアヒーロー。 1、2、3で私は風景。 産まれた瞬間から 死ぬまで脇役。 だけど。 あのね? 本当は今も 発癌性の夢を見ている。 自殺未遂した少年も明日はBIRTHDAY ――――気づけば二十歳になります。 起立、礼、着席。 そんな風に終わる僕の人生。 23時59分59秒98 23時59分59秒99 |
ラブレター。BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 東京都全域ニ波浪警報発令中。 人類ハ滅亡シマシタ。 そんな匿名のラブレター、受け取った。 僕は何も思わない。 ハロー、ハロー、聴こえるか? 僕はここにいるよ。 東京ド真ン中ニU・F・O接近中。 人類ハ絶望シマシタ。 繋ぎ合わせた、破れたラブレター。 文字が並びを変える。 ハロー、ハロー、聴こえるか? 僕の返事は聴こえるか? アロウ?アロウ?認めるか? 君もここにいるよ。 ただただ叫ぶのは、 1mm 彼方を変えたくて。 温かい偽りも、優しい嘘も無いよ。 20XX年○月某日 人類ハ滅亡シマス 言われなくてもそんなこと知っている。 始まる前から知っている。 終わりが来るから始まりがあるのさ。 何も恐れることは無いだろう? ねぇ、聴こえるか? 君は、生きているよ。 ハロー、ハロー、聴こえるか? 僕が歌うのは聴こえるか? アロウ?アロウ?認めるか? みんな、ここにいるよ。 ただただ廻るのは罰ゲームなんかじゃあなくて 勝ち取った、君のラブレター。 それが個々に有るよ。 ハロー。 宇宙からのラブレター。 |
LOSTTIMEBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 明日なんて要らないから、ずっと、観客席で見守ってくれ。 冴えない僕の総攻撃を。 一人、二人、三人。 躱す。 君がくれたシザースで。 爆ぜる。 歓声が今。 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, Tomorrow is hollow. 時計が止まる 位の轟音を連れた雨も過ぎ去って、 私はベランダで虹を待つ。 サッカーボール片手に走っていく貴方を見ていた。 adidas のヴィジャ・モデル。良く似合っていた。 I hate my life. だから歌うんだ。 I am in the LOSTTIME. 篝火華と旧校舎と貴方に、この応援歌を捧げよう。 今放つモノクロームよ、貴方に無回転で刺されよ。 限りなく透明なブルー纏う私の虹。 いま、ロスタイム。 貴方は未だ知らない。 私の病名も。 余命、も。 貴方が生まれて私が死ぬまで 時計が、止まるまで。 貴方の為に歌っていたいんだよ。 画面越しの罵詈雑言では消えない愛を。 蒼穹と慈愛の虹色颱風を。 I'm proud of my life!!って。 大きな声で。 I am in the LOSTTIME. 向日葵と給水器と貴方に、 この蹴鞠唄を捧げよう。 生と死のグラデーションの真ん中で、 貴方と生きているよ。 錆の無い人生が唯一つ放った希望。 カノープスの閃光。 その距離も識らずに何光年もの闇を越え、 あの、星まで、行きたい。 あと少し、保てば良い。 …S・O・S? ほら、君の歓声。 喚声。 掛声。 声援。 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 明日なんて要らないからずっと観客席で見守ってくれ。 冴えない僕の総攻撃を。 一歩、二歩、三歩。 踊るようなマルセイユ・ターンで揺れる。 スタジアムが。 いま。 明日なんて要らないのに。 貴方ならなれる、いつか。 世界一のストライカー。 ファンタジスタ。 バロンドーラー。 I am MARADONA in the LOSTTIME. 笛。 未だ鳴らないでよ。 貴方に、この子守唄を捧げるの。 神様、どうかあの子が虹のように、朝日のように、 世界に愛されますように。 イン、ザ、ロスタイム。 君がくれた歩幅以外は何も要らない。 ただ虹を待つ。 あの雲の向こうで見守っていて。 冴えない僕の総攻撃を。 |
神戸在住BURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 氷。 揺れるウヰスキーグラス。 GRANDFRONT OSAKAのバーの夜は更ける。 貴方に接吻して言う。 「今夜は私、終電で帰るわ。」 神戸駅へ向かう列車。 通り雨が濡らした街はネオンや信号を乱反射して、 きらきら、煌めいている。 まるで宇宙にいるみたいだ。 君の存在は私にとって何だったっけ? って、私、毎晩毎晩自問自答している。 いつも蘇るのはMOSAICの観覧車で為た、私にとって初めての接吻だ。 遠くで流れ星が瞬いては消えていく。 いつだって流れ星に願うのはただ、ひとつだけ。 これが、恋なのですね。 がたん、ごとん。がたん、ごとん。 神戸駅へ向かう列車。 瀬戸内海が見えてきました。背広達はあの豪華客船に背を向けて立つ。 私は街を見ていた。 街もまた、私を見ていた。 特に名前の無い振動にゆらゆら揺られて、 君との記憶と眠りに落ちていこう。 神戸南京町の中華街と。ポートアイランドの潮騒と。 エル・エ・ルイウーベンと。 大震災と。 神戸、在住。 遠くで流れ星が瞬いては消えていく。 いつだって流れ星に願うのはただ、ひとつだけ。 「僕達は流れ星だ。瞬いては消えていく。」 いつだって流れ星に願うのはただ、ひとつだけ。 君の、聲なんですね。 何気無い日々の風景が「神戸在住」。 夢の中で、私は、G線上のアリアが響く夜を目指して、 君にもう一度、さよならを言う。 神戸南京町の中華街と。ポートアイランドの潮騒と。 エル・エ・ルイウーベンと。 大震災と。栄町と。東遊園地と。千燈祭と。 フィンセント・ファン・ゴッホ展と。 横山光輝と。みなとこうべ花火大会と。異人館通りと。 菊花賞と。ルミナリエと。 ……。 ……。 ……。 三宮駅で急停車。 人間を、撥ねた、みたいだ。 それと判る振動で汗塗れで目覚める。 今の衝撃ならば即死だろう。 一月一六日中には帰れない、な。 車内。 満ちる舌打ちとほんの少しの 憧憬。 |
東名高速道路清水JCTを時速二〇〇キロメートル超で駆け抜けるのさBURNOUT SYNDROMES | BURNOUT SYNDROMES | 熊谷和海 | 熊谷和海 | | 月の灯は側溝に沈んで、 君を殺した曲線が見えたのだ。 僕も此処で死ぬんだっけ? エンジン音高く響かせて雨を待つ僕のハイエースは 遠心力で宙を舞うギリギリで逃げる未来を追いかけて 東名高速道路 清水JCTを時速 ニ○○キロメートル 超で駆け抜けるのさ。 平行世界への パスポート。 助手席で寝たフリしている お前を起こすのはあと少し待とう。 新居の間取りを思い描いている。 十年後も二十年後も愛しているよ。 お前を。 A/C、ON。 加速する密室を満たす紫煙と、後悔と、Hi_STANDARD。 いつかみたく車線変更の度、指示器の BPM で作曲している、 「8、東名高速道路清水JCTを時速ニ○○キロメートル超で駆け抜けるのさ」 平行世界へのパスワード。 排気ガスのせい(?)か最近半透明な未来を照らすのは多分、走馬灯。 月の灯は側溝に沈んで、君を殺した曲線が見えたのだ。 僕は此処で死にたい。死に、たい。 A/C、ON。加速する密室を満たす紫煙と、後悔と、Hi_STANDARD。 いつかみたく 車線変更の度 指示器の BPM で作曲している。 エンジン音高く 響かせて雨を待つ 僕のハイ・エースは 遠心力で宙を舞うギリギリで 逃げる未来を追いかけて 東名高速道路清水JCTを 時速ニ○○キロメートル超で駆け抜けるのさ。 平行世界へのパスポート。 助手席で寝たフリしているお前を起こすのは 富士山影と、「おはよう」。 チャイルドシートで泣き出した希望よ、 お前とこの歌を歌えるまで あと少し生きよう。 A/C、ON。 加速する密室を満たす紫煙と、後悔と、Hi_STANDARD。 いつかみたく車線変更の度、指示器のBPMで作曲している。 エンジン音高く 響かせて雨を待つ 僕のハイ・エースは 遠心力で宙を舞うギリギリで 逃げる未来を追いかけて 翔ぶ。 |