そしてみんないなくなったMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | 嘘 嘘っぱち ノンフィクションのテレビジョン 正体 正体不明 コントラストで目つぶし 不感 不感症 サカリのついたメス猫 小手 小手調べ 悪戦苦闘ろくでなし 連想ゲーム カウントダウン 第六感 タイムアップ 傍観 傍観者 遠巻きにしてヤジ飛ばす 平行 平行線 交じり合えないユー&ミー こび こびりつく 媚びの大安売りしてる セリフ 棒読みで ミュージカルの主人公 絶望的に しらけるジョーク ビジネスライク バラエティ そして みんな いなく なった ナイナイ ナイチンゲール 介抱される事も無い 聖人 矍鑠で パラドックスの裏返し 世論 正論で 情報操作容易い 妄想 幻想で 浮かんで消える面影 腐っても鯛 口八丁手八丁 イロモノ呼ばわれ インスピレーション 出来レースで パフォーマンス ひっくり返して エキサイティング そして みんな いなく なった |
G.O.MO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | こんにちは おひさしぶり またこんど さようなら なにげない その言葉が 最後になった たくさんの ともだちが 遠くから やってきた お別れを 言うために 見送りに やってきた そしていつか また会おうと 約束をした 昨日より 今日よりも 明日こそはと 踏み出そう つまらない日々を 送らぬように 君を思い出して なつかしい 仲間が 集まる せまい部屋 キャンドルに 火をともす その輪の真ん中に 花束で 飾られた 笑顔の写真 昨日より 今日よりも 明日こそはと 踏み出そう つまらない日々を 送らぬように 君を思い出して |
天気雨百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 公園のベンチで 物思いにふけってる 風船ガムをかんで でっかくふくらまして 割れて鼻にひっついて ベトベトがとれないよ ラバーソールを かじったよな味がする 公園のベンチで さっきからずっと見てる 池の中の岩の上のカメが でっかくあくびして 首を長くのばして ヘンな顔してるよ キングクリムゾンの レコードジャケットみたいに ヘンな顔 こんな日は いい事が ありそうだって 思ったそばから 天気雨 |
ともをまつ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | ともだちをまっています かいだんにすわっています はるのかぜがふいています なんだかけはいがしています 夕暮れ時の商店街 この世とあの世がすれちがい うずまき模様のオートバイク 猫の目ん玉がヘッドライト がらがらの商店街 この世とあの世が混ざりあい ともだちをまっています (うどんげの花が咲いております) たよりはなんどもだしてます (猫のしっぽにからまっています) なしのつぶてでくさります いつかはくるとおもいます |
すきにして百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 今日はとてもいい一日だった 偶然と幸運と君が 一緒にいて でも明日になれば 忘れてしまうから だから だから だから 僕のことを すきにして 部屋の明かりを暗くして お酒を呑みながら 語り合う でも朝が来たら 忘れてしまうから だから だから だから 僕のことを すきにして きっと朝が来たら 忘れなきゃならないから 早く 早く 早く 僕のことを すきにして |
ワルツ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | ビロードのくちびる ポリエステルの指 あの味が恋しくて ワルツを踊ってるよ まっかっかな君 スポーツカーみたい トカゲの伝道師 花火のようにまぶしい ワルツを踊って 奇声を上げる ハイヒールの靴を 両手にぶらさげ 明日が嫌いで 逃げ回っている君 ワルツを踊れば サイコがデリシャス 船酔いみたいに ワルツを踊る |
なんだか愉快なぼくたちは百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | なんだか愉快なぼくたちは 夕日を背にして スキップで暖簾をくぐったのだ それはまるで誘蛾灯に 集まる蛾のように 何の迷いもなく ただ一直線に 大事な用事があったのだけれど 30分のつもりで 赤提灯へ なんだか愉快なぼくたちはビールを飲むと いつだって幸せな気分で 何回でも同じ話をくりかえして 前回と 同じ場所で 笑いころげるのさ でも前より 大げさなストーリーになっている なんだか愉快なぼくたちは となりのおじさんの 身の上話に 付き合ってるとき ハタと思い出したんだ 僕らしがないバンドマン お客さんはもう しびれを切らしてる しゃびしゃびのコーンフレークみたいなカラダ引きずって さあ早く ライブハウスへ戻らなきゃ 急げ 急げ バンドマン 走れ 走れ バンドマン 急げ 急げ バンドマン 走れ 走れ テープエコーズ |
お酒にまつわるエトセトラ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | なにか楽しいことや ひどく悲しいことが あるたび人は お酒を呑むんです すごくムカつく時も なんだか切ない夜も なだめたり なぐさめてくれるのがお酒です いつでも あなたの そばに居てくれるのがお酒です 桜が咲いたら 夏がやって来たら 娘が初潮を迎えたら とりあえず呑むんです 会社クビになったり 彼女にフラれたり 友達が死んだときにさえ 呑むんです お酒が 人生の ほろ苦さを 教えるのです お酒が 愛と誠を 叩き込んでくれるのです |
唐変木ブギウギ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 木偶の坊になって ブギウギ 糞して 小便して 唐変木になって ブ~ギ~ウ~ギ~ |
ともだちにもなれない百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | なまえもまだしらない きみはどこからきたの はやくうちへおかえり ゆうぐれがせまるよ ぼくはずっとひとりで いしころけってあそぶよ みちくさしてるだけだよ かえりたくないだけだよ ともだちにはなれないよ だからもうかえりなよ |
バターのようだね百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 人生はバターのよう テーブルに忘れ去られた 冷たくしたら固くなって 熱すぎればすぐに溶けてしまうよ 揺るぎないモノが欲しくて 何万キロも歩いてきた 靴を何足ダメにしても グラグラと大地は揺らいでいたよ 旅の途中で何か見つけたのか その答えはノー、そしてイエス でこぼこ道 くねくね道 アップしたりダウンしたりするよ 笑って泣いて 怒って愛して 人生って本当にバターのようだね |
クラクラ with 原田郁子(クラムボン)百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 二人で手をつないで 気がふれるまで回りつづけましょ 重力に逆らって はじけとんでしまうくらいのスピードで 僕がクラクラしてるうちに この胸に狙い付けて ひと思いに打ち抜いて欲しいよ アタマにリンゴ乗せて おどけてるけど この胸に狙い付けて 遠慮なしで打ち抜いて欲しいよ 暗殺者みたいに さりげなく打ち抜いて欲しいよ クラクラするよ クラクラするよ クラクラするよ |
ながいおわかれ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 最後にキスして さよならのかわりに もう二度と会えない ながいおわかれ 僕の夏はあっけなく終わって 時間まで僕を追い越してった 細く伸びた自分の影 今にも消えてしまいそうだ 幸せの色ってどんな色 その色で君を染めたかったよ あぁ もう行かなきゃ すてきな すてきな 今夜の君 きれいだ きれいだ 夜露に濡れて ずっと ずっと 忘れないでいて欲しい 朝が来れば 僕は きみをおいてとおい雲の上 最後にキスして さよならのかわりに もう二度と会えない ながいおわかれ |
ロックンロールハート百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | オマエが生まれてきたあの時 アタマがなかなか出てこなくて おもいきり締め付けたからこんなにひねくれたんだわって 笑う母親にロックンロールハート 15の誕生日 オヤジは外でオンナこさえてて サウナに行ったきり帰ってこなかった アネキは「幸せ家族ジ・エンド」ってタバコ吹かした そこで僕はここぞとばかりに楽器屋に駆け込んで 一目惚れのギターを買ったよ チャンス到来せいせいするよ バンド組んでギター弾くんだ ジョーンジェットと同じヤツさ ローンはオヤジ持ちロックンロールハート 17の春 授業でイヤイヤ聖書を読まされた 先生は信じる人の元に必ずイエスは現れるって言うけど そんなのまるっきり信用できなかった 逆立ちしても見えっこないよ だって僕の神様はレコードの中 踊ってる いつでもご機嫌 僕を虜にしてくれるんだ 乳首に突き刺さって ビートを刻むよロックンロールハート 他にはなんにも 要らないって教えてくるんだ 気分爽快ロックンロールハート だから音楽だけは 止めないでおくれ アイラブロックンロール、アンドユー? |
ポテトフォーピープル百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 雨が降りそうだから嫌になっちゃうわ くしゃくしゃな髪が嫌になっちゃうわ 誰も知らない夜 逃げ込んだモーテル ここから一歩も動かないって いま 決めた シミだらけのカーテン はがれた壁紙と 机の引き出しに聖書一つ ずぶぬれのアタシに お似合いなシチュエーション できればもっと揺さぶって欲しいけど 新しい曲が出来たわ タイトルはポテトフォーピープル 世界を救うウタ この曲を聴いたら 金の匂い嗅ぎ付けた やつらがアタシを探しまわるでしょ オモチャにして捨てた 男達まで そのうちここへ押し掛けてくるはず そしたらみんなまとめて はねつけてやるわ 世界を救うの モーテルで待ってるわ |
高架下の幽霊百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | ハイウェイを見上げる高架下の ブルーのテントが彼のお城 卵とパン焼いてブレックファスト 調子っぱずれな口笛付きで そうこの素晴らしい世界で 彼は毎日空き缶拾いに精を出す アルミニウムはキロ180円 ワンカップ一つの価値もナシ 黄色く濁った彼の目玉ん中 乱反射する都会の中 彼には人間がみんな 人参ぶら下げて走ってるよに見えるんだとよ 誰彼ともなくブツブツと しゃがれ声で話しかける 「なぁお嬢さんオイラをよーく見な コレがブルースさ」 「シスコにロンドン、ベルリンにも行った ミックやキースとは69年からダチコウさ オイラの価値はオマエらにゃ計れねぇ エサもらってもシッポはふらねぇ いきものの掟はやぶっちゃいけねぇ 人間そんなに偉かねぇ 正直者は馬鹿をみねぇ お天道様に顔向けできねぇ」 そんな事を彼は言ってた だけど最近みかけなくなった 駅にも公園にもいない だれか彼を知らないかい? |
箱船百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | つぎはぎだらけ ぼくの船 今夜ひっそり 沖へ出るよ コンパスなしの航海は どこまでつづく 真夏の日差しに焼かれても 汗を拭って舵を切る 北風吹けば風まかせ 航海はつづく がらくたばかり積み込んで 重いいかりは胸に納め さよなら また会おうって 汽笛が むせび鳴く 静かな波間にただよえば 空と海とがあいまいで ぼくは歌うよ 宛名の無い手紙のような歌 もう二度と読み返さない 真夜中に書く手紙のように この空も あの星も この夜だけ ぼくのものって この夜だけ この夜だけ この夜だけ ぼくのものって この空も あの星も この夜だけ ぼくのもの さよなら また会おうねって 僕のギター むせび鳴く |
ニューシネマ百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | 百々和宏 | | 映画を観に行かないかい 駅の外れの 寂れた名画座で リバイバルしてるよ 田舎者のカウボーイ 意気揚々と 都会へやって来た けど 上手く行かない事ばかり チンケな詐欺師と いつか楽園へ行こうぜって 虚勢を張りながら 二人で暮らすけど その目の奥はいつでも 悲しそうなんだ そんな物語だよ 僕は夜の街を歩くとき 真似するくらい 憧れたけど 今は 映画の主人公になんか なりたくないよ 最後には 楽園に着く手前で 死んじゃうから |
Bluebird is DeadMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | この街はひどく寒いぜ びゅーびゅー風が吹き付け 金属を擦り減らすノイズ不協和音オーケストラ ギザギザを指でなぞって その痛みを確かめたい みずぼらしい小屋の中 ブルーが胸に迫るんだ 今スグ荷物をまとめて 逃避行に出かけようぜ カゴの中の青い鳥は 幸せを運べないんだ 何がしたい訳でも無いし 何が欲しい訳でも無い 行きたい場所なんて無いけど ここにいたく無いだけさ Bluebird is dead in the cage |
You are Rock'n RollMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | MO'SOME TONEBENDER | ヒトゴロシのキモチを 考えたことがあるんだ 気に食わないヤツも 憎たらしいヤツもいるにはいるし でもやっぱりそれで 人を殺したりはしないさ だってそれはイケナイことだから あたりまえよね あたりまえよね あたりまえよね あたりまえよね そんな時はエレキギター 肩からぶら下げて アンプのツマミは全部フルにして 指血だらけになるまで掻き鳴らして 洗いざらい吐き出してしまうんだ もうそれだけで気分は最高 たったそれだけでサイコー あたりまえよねあたりまえよね あたりまえよねあたりまえよね キミも似たようなこと考えたんなら 一度やってみたらいいさ ノイズにまみれてのたうち回りながら 絶叫して ヒトデナシの唄を歌ってみたらいいさ たぶんそれだけで気分は最高 たったそれだけでサイコー あたりまえよね あたりまえよね あたりまえよね あたりまえよね ロックンロールすりゃいいんだよ ロックンロールすりゃいいんだよ ロックンロールすりゃいいんだよ ロックンロールすりゃいいんだよ |
ダミアンMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | 奥歯にモノが挟まってるよ シーシーしても取れないんだよ 耳ん中に水が入ってくるよ ピョンピョンしても抜けないんだよ 次の日もその次の日も どーにもこーにも直らない おかげで欲求不満になっちゃったぜ どうしてこんな 大人げない仕打ちをするの? ワルいことなら 何でもやったのに まだダメですか? 悪魔と取引きすれば なんとかしてくれるのかな? 誰かクロスロードへ連れてって |
ペチカMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | MO'SOME TONEBENDER | 少しずつ空が光を取り戻し始める頃 たった今届いたばかりの新聞を広げたんだ このところの景気は緩い坂道を上がっていて テレビでも騒がれてた事件はやっと解決して クリスマスのプレゼントを求める人たちで 街は色づいているんだってさ 今年の夏の暑い日に人力飛行機が 1時間50分かけて50キロ飛んだよ パイロットは脱水症状のままペダルを漕ぎ続けて それまでの最高記録を38キロも更新したんだってさ 街角には恒例の光のオブジェがお目見えして 人気の動物園には冬休みの子供たちが押し寄せて 首都高速の渋滞で足止めを喰らってる 車がヘッドライトの河を作ってるよ そろそろ今日あたり 本格的な寒波に襲われて雪になるらしいよ ストーブを消してコーヒーを入れよう 最後の一杯を眠りにつく前に 笛の鳴るやかんの注ぎ口のフタを開けて まだ夢の中にいるキミを起こさないように 静かな朝のままでいられるように 8月生まれのキミにとてもいい知らせがある 今日は特別な一日になるってさ |
hang songMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | I don't know why you make me sad, bad. I don't know why you make me sad, suck. Wake up youth! Make up youth! Shut up youth! Sit down youth! I beg you, snap you,steal you,and bring you down. I wanna live,so bring you down |
TOKYO HEAVYMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 今すぐ行くよって言って遅れるのがボクの悪いクセ いつまででも待っててくれて ありがとう TOKYO HEAVY そっちはどう?って聞かれても上手く言えないよな事ばかりで そんなに悪いもんでもないさって うそぶいてみる TOKYO HEAVY 消えないで光 TOKYO HEAVY クシャクシャに絡まった糸を一つずつ解いてくような毎日が続けば さすがに何やってんだろって バカらしくもなる せっかくなら一つくらい何か残していきたいんだけど そうそう上手に行きっこないのも分かってるから 声ぐらい 笑っていないとね TOKYO HEAVY 消えないで光 明日へのあかり灯し続けて TOKYO HEAVY HEAVY HEAVY ちっとも上手く吹けないや |
ばちかぶれ!MO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | ハイエナ達が狙ってるから あんまりうろつかない方がいいよ 君は格好の噛ませイヌ もしくはまぁるく固まっちゃってるアルマジロ トンDEMO世界は奇妙なデイズ 微妙なデイズ ばちかぶれ! ナイトクラブで歌う亡霊は ドーナッツばっかり食いまくってる タフガイだと思われてるけど ベランダ一人夕日見てたら泣いちゃったってよ 4次元世界は奇妙なデイズ 微妙なデイズ ばちかぶれ! 英雄気取りで大陸目指して 一攫千金夢見た男は まがい物ばかり掴まされて 国に帰って皆の笑い者にされたってよ トンDEMO世界は奇妙なデイズ 微妙なデイズ ほれ見たことか! だから言わんこっちゃないナイNAI亡い! ばちかぶれ! |
Have you ever seen the Stars?MO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 手がかりナシでメロディーを口ずさんで カラスがカーってそれにハミング付けた 電車はガガガってベースを弾いてるみたいで 悪くもないか 誰も彼もがきっと 星のない空見上げて ずっと探してるんだ そいつを 何やってんだ ベースボール・スター 目の醒めるような一発 ここまで飛ばしておくれよ シュールな気取り屋は今日も乾いているのさ 月曜の午後に裏通りを選ぶから 使い捨ての物語 足りない脚本家 リサイクルって言っても そうそう使いモンになるはずもない 誰も彼もが今夜 星のない空見上げて 羅針盤のありかを探してるよ 何やってんだ ロックンロール・スター はみ出し者のブルースを 震える夜にかき鳴らして シビレさせて 遠くまで連れてっておくれよ 読みさしの伝記本の中に書いてあったような そんな事がいつかホントに 擦り切れたレコード 楽屋の壁の落書き 口パクのテレビショー そんなものは必要ないよ 騒がしい毎日を 空前絶後の日々を まだ見たことのないような世界を |
13 HOT DOGSMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 真夜中に呼び出しといて 一人でしゃべり散らして 部屋には帰らないとファミレスをベッド代わりにしてた アイツは今も失踪中 こいつを脱いでしまったら自分じゃなくなる気がするって 穴の開いたライダースを年がら年中いつでも着てた アイツもずっと音信普通 なんてことない話 俺達は泥舟に何でもかんでも積め込んで ダンダンディドゥンダンダンディドゥンダン こんがらがった夜をいくつも越えて ダンダンディドゥンダンダンディドゥンダン 人生ってのはビターなんだ チョコパフェは我慢するんだ 口にはチャックするなよ ゲスはゲソ喰って屁こいて寝ろ いいかよく聞け 沈黙は金ナリ、だ 戦場へ行ったじいさんの口癖だった 全部腹にしまい込んだまま灰になってしまったんだ 全くこの世は分からない事だらけ どうせ信じてても救われないって 俺達は泥舟に何でもかんでも積め込んで ダンダンディドゥンダンダンディドゥンダン こんがらがった夜をいくつも越えて ダンダンディドゥンダンダンディドゥンダン 何にも背負わずに泥舟漕いで くたばる時まで夜をいくつも越えて 往生際が悪いってのは生まれつき ダンダンディドゥンダンダンディドゥンダン |
it's meMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 明日は嫌いだよ 永遠は嫌いだよ 運命は嫌いだよ どこにも行きたくはない 昨日は嫌いだよ 写真は嫌いだよ 記憶は嫌いだよ 感じることはやめない ここにいるよ この街は嫌いだよ このビルは嫌いたよ この道は嫌いだよ どこにも行きたくはない 言葉は嫌いだよ 名前は嫌いだよ 時間は嫌いだよ 感じることはやめない ここにいるよ |
足跡とショートホープMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 芝生に寝転んで 行き交う車を見てた 夜空は 途方もなく深いとこで揺れてる 急な土手を下って 線路沿いに歩きはじめた 破れた金網に 引っかかったココロが残る 水の無い川には 逆さに錆びた自転車 逆らえない重力に引き止められて すり滅ったかかとを すこし気にしなから 真っすぐな国道 家はまだ違い 耳鳴りの奥から 月日が追いかけてくる 言葉は色あせてく 胸にしまい歩き続ける ライトに照らされた ホコリが宙で踊っている 西から一つずつ 消えてゆく星の数かぞえた あと少しで 朝が来るよ 鼻歌でも唄いながら くわえ煙草で歩いて行こう 折れたマッチに火をつけて |
レノンレノンMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 乾いた歌声 レノンレノンレノンレノン 春は鉄の薫り 新聞紙の匂い トーストを焼いて ペーソスを塗ろう 他に何かしたい事あるかい? 便利屋も呼んで レノンレノンレノンレノン 月を買いに行こう コーヒーまだかな こんな陽気なら 犬だって吠えるさ 駆け出せば 無限がほらそこら中いっばい 舞ってるよ |
ラジカル・ポエジストMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | アーシーを引きずるホームレスの袖から蛾が飛び出してった 目隠しジュークボックスに群がる人 ピーポー 大衆は偉大だ 大衆こそが全てだ オレは針の穴を通って天国行きを待った しかしこのゲームはまだ始まったばかりだというのに もうすでにフユカイきわまりないおふざけに付き合わされている こんなミルキーが続くのならスバイナルタップを観ていた方がまだましだ 最高純度のジャンクロックに身を任せて終点を突き抜けていくロレったポエジー 右なのか左なのか方角は定かではないが 吠えるなら今 ノンセクト ラジカルポエジスト センチメント メタリックK.0. スプラスティック プア アジテーション エコロジカル デイドリームビリーバー ノンカルト ノーエンタテインメント シュールレス ブラックコンバース クールネス クールネス クールネス ミーニング オブ グローリー アールーき方が問題だ お前のその歩き方が 目抜き通りで目玉くりぬかれたレフトハンドはそう言ってる 大衆は偉大だ 大衆こそが全てだ オレはちぎっては投げ掃いては捨て 世界のー部になる ラジカルポエジスト |
KNOWMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 漆黒に包まれた海の底で溺れて 苦々しい水をイヤという程飲まされ あらがう手足に何かが絡み付く スローモーションで 上がっていくのは 声にはならないアブク アブクだけ 藻屑と消える |
夜を放つMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 今夜 僕らを乗せて 夜汽車は走り出した 両肩の重い荷物をシートに降ろして トンネルを抜けて白銀の世界へ 街を背に走る 並んで揺れる吊り革 窓には僕の姿が 頬濡らす雪の雫が風に飛ばされる その奥に見えた遠い街の灯が ガラスに滲んで この冬の日暮れは早い だけど恐れるな 涙溢れてもそれを拭うなよ 真昼の光に夜は照らせない だから旅人よ その闇の中で隠れて ―人眠れ |
RED HEADMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 石ころゴムで飛ばして あいつの頭狙って 本当に当たったらゴメン 頭上の僕に気づいておくれ とにかく今朝のニュースが気になるのさ 高いとこから失礼 呼ばせてもらうよマイフレンド 何をしてるのかって? そう聞かれても答えに困るが 東京タワーのてっべんに 吊り下げられたまま 夜通し叫んだ後の 真っ赤な空は 目に染みたぜ |
NO WAY CITYMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 忘れたいのに忘れられない 赤いジャケット レザーのパンツ クールグリース (最新型の宙返り) (白目を剥いて飛び込むぜ) (真っ逆さま) ONE WAY NO WAY クリームソーダの(鼻につく) 香り残して(下水の匂い) あいつは消えた(見渡す限りの) この街から(この世はつまり) (世知辛い) ONE WAY NO WAY 何処から現れ(ノーファッキンウェイ) 何処まで行くのか(ノーファッキンウェイ) 何処から現れ(ノーファッキンウェイ) 何処へ消えたんだ 誰も彼もが 生ける屍 誰か探して(飛び込むぜ) あいつの事(飛び込むぜ) どっから見ても(飛び込むぜ) 普通じゃないから(飛び込むぜ) (真っ逆さま) ONE WAY NO WAY CITY |
Emperor Sun & Sister MoonMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 白いカーペット 敷きつめた荒野 朝もやのチョコレートタウン ポヘミアン達 ヨーグルトの肌 黄色いバッチを胸に付けた 瞳の中の太陽はマーマレ−ド 覗いてセキララ 万華鏡みたいたね 降りても降りても元に戻るすぺり台 夢を誘うようなハンモック 揺れていたい 君をここまで連れてゆきたい 時間はそんなに大切じゃない おいでよ |
GREEN & GOLDMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | 終演はいつも突然に だけどエンドロールにはまだ早い ギターケース抱えたまま 真夏の川を泳ぐ その時キラキラの中 35mmに焼き付けた淡い記憶 若葉の隙間 漏れる光 輝く水 顔を洗うのも忘れてこの手にすくい上げた 夕日に焼ける僕ら 高らかな笑い声はグリーン 見極め続けていくんだ 黄金の瞬間を 強く抱きしめたまま 苔を洗い 岩を磨き 深く息を吸え 僕らグリーン 胸にはゴールド 僕らグリーン 胸にはゴールド クライマックスはまだだよ 海へたどり着くまでは |
アンハッピー・ニューエイジMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | MO'SOME TONEBENDER | さしずめバンコックあたりか キープボトルの中の陶酔 ハーモニーとジーザス どっちも 似たり寄ったり詐欺師まがい 五寸の虫にゴシップのたましい デマ行進でセンセーション イン&アウト&アウト&イン ペンキぶちまけて天使に見捨てられた夜 傾いたタバコ屋の角じゃ 悪党達がジャムセッション ライムとジャズと紫の煙 くすぶるだけがそこのアベレージガイ 次元が違うんだよなぁ ネズミみたいなホットドック食ったって たかが知れてるだろ そりゃないだろ 腹が減ってしょうがないなら ちじこまったアスをこじ開け ジャック・イン さしずめアヌステルダムあたりか キープボトルにマジックでサイン バタフライに触ると危ないから 気をつけて赤の点滅を突破 五寸の虫にゴシップのたましい デマ行進でセンセーション イン&アウト&アウト&イン ゴミ溜めベットで電柱を抱いた それは違うんだよなぁ 陰気な地下鉄にしけこんで隠れてちゃつまんないだろ そりゃないだろ どうせはみ出してしまうなら ちじこまったアスをこじ開けて 昨日みた夢がジャック・ニコルソンのそれとは違うと言われても そりゃないだろ どうせとんだ悪夢なら ちじこまったアスをこじ開け ジャック・イン アンハッピー・ニューエイジ |
SIDE B~片っぽメモリーズMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇・MO'SOME TONEBENDER | | 黒いジョーク 笑う手拍子 かたっぽの靴 辻褄合わせの心象メモリー 勘違いダンス 指を鳴らす ナゾかけ遊び 途中で止まった沈黙メモリー 埋まらないクロスワード 不揃いのボーリング・レーン 住所不定の日曜は どこにいても落ち着かなくて 消せない訳にはいかない ホラー映画のあのシーンが パッと鮮明に蘇るんだ 公衆電話を借りて 注文はシェフのオススメ 消えない訳にはいかない そんなムードを掻き消して 拍手喝采が巻き起こるんだ |
ONE STAR experience versionMO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 百々和宏 | | 気まぐれな若草色が揺れる 風船は雲の白に溶けて 解けない魔法をかけるイメージ 玉乗りピエロ照れ笑い 物憂げに夜をやり過ごして 夢の中 働き者のゾウは大あくび 司会者のチンパンジー イビキかいて おしゃべりなインコも 火傷したライオンも 泣き虫の子グマも 乗り捨てた一輪車も 今夜はとても疲れた様子で 夢の中 スヤスヤと みんな寝静まってひっそりした宇宙 名前もまだ無いちっちゃな星一つ生まれた |
Good trip? Bad trip?MO'SOME TONEBENDER | MO'SOME TONEBENDER | 百々和宏 | 藤田勇 | | 東名高速309キロポストで出会った死神が 割れたガラスの向こうからこう言ったのさ 「ベイビー、ハートに火をつけて」 鎌首もたげてニヤッとされりゃ どんなヤツでもチビリ上がるさ だけどオレたちゃ まだまだアンタを 喜ばす訳にいかない 13万キロオーバーのポンコツで 運命にしがみついて 北へ南へ東へ西へ 精神科の医者は金をがっぽり稼いで 教祖様はせっせと勧誘している 人格の危機がそこまで来ているらしいけど みんなは大丈夫? イマイケあたりでイッパイ食わされて インキの虫が顔を出したぜ だけどオレたちゃ まだまだアンタの 世話にはならない 13万キロオーバーのポンコツで ジレンマとやらを抱いて 北へ南へ東へ西へ |