篠塚将行作詞の歌詞一覧リスト  92曲中 1-92曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ライフ/アフターライフそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行どうして君はそうやって 平気な顔して笑えるの? 幸せそうで羨ましい 私は明日も地獄行き  どうして君はそうやって 生きていこうと思えたの? わかってもらえなくていい でも 私が死んだ後 せめて私のこと 忘れて  iPhoneなんかあるから 私は今日も縛られる 「死のう」と思ったその後に 叩き壊したスマートフォン  粉々になった画面に だんだんなんか笑えてきて 初めからこうしておいたら あんなことにならなかったのに  僕らは 誰にも 誰にも 許してもらえずに それでも 自分で 自分を 好きになれるかな 「あの時、どうして一緒に死ねなかったの?」 思い続けるだけの この脳味噌を いつかは「がんばったね」って 自分を許すことができるかな  私にも できるかな  もういいよ 大丈夫 大丈夫 呪文みたいに 自分に呪いをかけるのやめられるかな 「あの時、どうしてちゃんと逃げなかったの?」 そうだよね ごめんね ごめんね また 死んだら会おうね  それでも 僕らは自分で 自分に許してもらえずに それでも 自分で 自分を好きになれるかな あなたが こんな私を好きになったみたいに 生きていく自分で 自分を好きになれるかな  「苦しい時は、誰かを頼っていいんだよ」 何度もやろうとしたけど できなかったから あなたがいない だけど いた世界で ただ涙が出るだけの こんな私でも いつかは「がんばったね」って 自分を許すことができるかな  あなたが私を 許してくれたみたいに 自分を許すことができるかな  心の中でしか叫べないような こんな ただ涙が出るだけの 弱い私でも いつかは「がんばったね」って 自分を許すことができるかな  あなたみたいに 今度はひとりで 自分を好きになれるかな
タイムトラベラーそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行彼女が笑ってるのは ずっと幸せだった からじゃない 悲しい夜を越えて 彼女は今日にやってきたんだ  彼女が笑ってるのは ずっと幸せだった からじゃない 悲しい夜を何度も超えて 今日までやってきたんだ  君の涙を止めたかった僕の手を 振り解いた君のこと わかんなかった でも君が 僕の涙を止めようとしてくれた時 わかったんだ  僕らは 支え合わなくていい きっと わかりあえないままでいい 僕らはただ そばにいて 笑い合うだけで よかったんだな  君の涙を数えた時 思ってたより たくさんあったもんだから 僕はただ悔しくて 一緒に泣いたけど それじゃやっぱり嫌なんだ  悔しいだろ このままじゃ だから一緒に わかんないまま笑っていようよ  君の流した涙の数よりも もっとたくさん笑ってやろうぜ  僕らが今日 笑ってるのは ずっと幸せだった からじゃない 悲しい夜を何度も超えて 「今日」までやってきたんだ  悲しい夜の数を 越えるために やってきたんだ
生活と自粛それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行こんな世界になっちゃって 死にたい人も増えちゃって もう 終わりだね  あの子はきっと俺なんて とっくに見限ってしまったね 終わりだね  信用される人間は やっぱ口のうまいやつなんかねえ でも 興味ないねえ  興味ないねえ 興味ない ねえ 興味ない って言ったら なんかやる気出た けど  生きてくだけでこんなんで 死んでいくことも困難で 朝起きて なにもしないで 寝てる自分を 許してみたいの 今日は  考えることも出来なくて 触れるだけで壊して ただ生きるだけで精一杯の こんな自分を 許して欲しいの 今日は  今日だけは  生きてくだけで迷惑で 死んでいくことも迷惑で 朝起きて ゲームして 寝てるだけでいいよ いいよ って言われてみたいんだ  起き上がることも出来なくて 触れるだけで壊して ただ生きるだけで 精一杯の こんな自分を 許して欲しいの 今日は  許して欲しいの 今日は  今日だけは
遺書それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行もう我慢しなくていい 大切にしなくていい 君がずっと無理をしてた後に 泣いていたんだろ  頼りにならなくてごめん 傷つけてばっかでごめん 君がずっと無理をしてたことに 僕は気付かなかったんだ  こんなに胸が苦しくならなくちゃ 僕は生きてることにも気付けないから こんなに胸が苦しくならなくちゃ 僕は君が好きだと思い出せなかった  「でも 私 知ってるよ あなたが本当は優しい人だってこと ちゃんと だから 自分のことを責めないで」  夢から醒めた後も 君の言葉が 今もまだ解らないままだから これじゃ「会いたい」なんて言えないよな  「さよならの意味を あなたが私に教えてくれたんだ」 さよならで思い出したんだ 君が僕の隣にいたってことを  こんなに胸が苦しくならなくちゃ 僕は生きてることにも気付けないから こんなに胸が苦しくならなくちゃ 僕は君が好きだと気付けなかったんだ  「でも 私 知ってるよ あなたが本当は誤解されやすいだけだってこと だから 自分のことを責めないで」  夢から覚めた後も 君の言葉は 今もまだ 解らないままだから これじゃ「会いたい」なんて言えないよな  she was cute. 君はいつでも 割れたガラスの上を一人で駆け回る she was cute. 君はずるいから 割れたガラスの上を一人で駆け回る 様な  君にまた 会いたい
僕の音楽を聴いてくれてる君へそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行もしも僕が神様だったなら 君のこと救えたのかな  でも 僕はただ 今日も曲を作っている 君の心が壊れても  君が聴いている 今 聴いている 君が僕の音楽を聴く 君を救えない こんな歌を 僕は歌っている  今も歌ってる  解散するのは死んだ時 とか そんなのメンバーに聞いてくれ  もう どうでもいいし どうでもいい 考えるのをやめた僕だから あの時みたいに歌えない僕の歌を 君が聴いている 君が聴いている 君を救えない僕なのに  君が僕の音楽を聴く 僕は歌っている
カウントダウンそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行夢 夢 夢 夢 お前のせいで みんながおかしくなった 愛 愛 愛が なんなのか 知らないくせに欲しがるなんて バカだよな  君は僕の為に生まれてきた 訳じゃない 僕は君の為に生まれてきた 訳じゃない 何かの「為」に生まれた訳じゃなくても 僕らは生きていいんだと 音楽に教わった  「みんなに勇気や希望を与えたい」って ミュージシャンがTVで言っていた 「私もそんなふうになりたかったけど でも なれなかった私は偽物だったんだ」  僕は思うんだ 「誰かの為」だなんて思うことは きっと不遜なことだ 「自分を偽物だ」と泣いている君を見て 「僕も同じだ」って「一人じゃない」って思えたんだよ  「誰かの為」に「何かをした」瞬間に 嘘になってしまうものがある  ただそこで 生きる 「何かの為」じゃなくても ただ 生きてる それだけが 本物のドキュメンタリー  夢 夢 夢 夢 お前のせいで みんながおかしくなった 愛 愛 愛がなんなのか 知らないくせに欲しがるから苦しくなるんだ 音楽 音楽 音楽 音楽 僕らが たったひとつだけ 信じてたもの  君が 自分を 偽物だと嫌っても 君が生きた今日は 本物のドキュメンタリー  君が生きた今日は 本物の ドキュメンタリー
月曜日それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行君がドアを開け 出勤に向かう やりたいことじゃない やらなきゃいけないこと  「人は責められない だって人に言える程 自分はすごくない」 君が機械みたいに笑った  火の無いところにも煙が立つのは 人は 人が落ちるのを見るのが好きだから  「生きているだけで 私 迷惑かけるし」 休憩が出来ない君が 機械みたいに笑った  忘れるしかないよな 諦めるしかないよな 缶チューハイ飲みながら この嵐の海に出る  なにもしたくない のは どうでもよくなった 訳じゃない ただ 何も考えずに 今日は眠ってみたかった  今日だけは 眠ってみたかった でも  忘れるしかないよな 諦めるしかないよな 缶チューハイ飲みながら この現実という名の 嵐の海に出る  なにもしたくない のは どうでもよくなった 訳じゃない ただ 疲れてしまったんだ もう自分でいることに  「諦めなければ夢は叶う」 「頑張ってればいいことある」 そんな選択肢 意味不明 でも それでいい ただ 何も考えずに 今日は眠ってみたかった  休憩 休憩時間はまだだよ 有給 有給は死んだあとだよ  あの人が言った 「休憩は死んだ後だよ」
猫と飛行機それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行願った今日じゃなくても なりたかった自分じゃなくても 死んでいった昨日達と引き換えに 僕らは 生きてきたんだな  猫は飼ってるんだけど 近所の野良猫は家には入れない 僕らは自分の罪は見ないように 罰も受けずに 生きてきた  「自分は間違ってない」なんて そんなふうに思ってる人のこと 僕はずっと「怖い」と思っていたよ だって そんなこと ありえないから  遠くで飛行機が落ちた そんなニュースを流し見した これが もしもあの子のことだったら きっと泣いていたんだろうな  どうやったらモテるか どうやったら好かれるか そんなことが音楽なら辞めてやるよ  あの子が転んで うずくまって泣いてた なのにどうして誰も あの子に歌わないんだろう  「それでいい」「そのままでいい」 本当にそのままでいいんだったら 僕らはどうして今日もまだ 胸が苦しいんだろう 胸が苦しいんだろう  どうして今日もまだ 君は泣いてるんだろう  君が泣いてるんだろう
点字ブロックと花束それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行例えば 君が絶望の果てに 誰も呪わずに死んでいくのなら 僕は この世界のこと 許さないよ  例えば 涙を流したままの君が いつかまた笑える様に 僕は この世界のこと 許さないから  彼女は考える病気 「私が耐えればいいの」って泣きながら ゲームオーバー 傷つけられた分だけ強くなれたら 本当に良かったのに  自分の痛みには敏感で 他人の痛みには鈍感な人達が 「頑張らなくてもいいよ」 って頑張らなきゃ あの子は生きてないって  愛のない世界は いつもファンタジー お花畑の頭で この花を 君が「きれい」だって 言ってくれると 信じてたよ  例えば 何もなかったかの様に 君が呪わずに生きてくのなら 僕は この世界の敵になりたい  例えば 涙を流したままの 君がいつかまた笑える様に 僕は この世界のこと 許さないから  愛のない世界は いつもファンタジー お花畑の頭で 何をわかった様な顔して そこから歌ってんだよ  愛のない世界で 彼女が「死なないで」って泣いた あれは きっと 託した未来  生き残る僕らのファンタジー ちゃんと目は 開いて見ろよ  愛を知らない僕らはファンタジー お花畑の頭で その花を あの子が「きれい」って 言ってくれる訳ないよな  例えば 君が絶望の果てに 誰も呪わずに死んでいったなら 僕は この世界のこと 許さないよ  例えば 涙を流したままの 君がいつかまた笑える様に 僕も  この世界のこと 許さないから
死にたいって言えばそれだけでそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行きっと「死にたい」って言えば それだけで 楽になれること 知っていたけど あの日 君が居てくれたせいで そんな言葉も言えなくなったんだ  話したくない人ばっかり 話したい人とはうまく話せない 行きたくない場所に行くために 乗りたくもない電車に乗る  それを誰かが 「強い」と言ったり 「弱い」と言われたりして  心底 どうでもよくなる  きっと「大丈夫」って言えば それだけで 誰も気にしないこと 知っていたけど だけど 君だけが「かっこわるい」って 泣いてくれたのが 嬉しかったんだ  ハッピーエンドの映画 2人が結ばれるラストシーン でも 僕が見たかったのは そのエンディングの続きのこと  例えば 終電の電車で寝ているスーツの青年 誰も歌にしない様なあんたのこと 俺が歌にしてもいいよな  「どうでもいい」って言えば それだけで 楽になれること 知っていたけど だけど 君が「どうでもよくない」って言った言葉が 俺は おかしかったんだ  きっと「死にたい」って言えば それだけで 楽になれること 知っていたけど あの日 君が本気で怒りながら 泣いていた顔が 忘れられない  「死にたい」 なんて言えない  だってあの子を また 泣かせたくないよな  俺なんかの為に 泣かせたくないよな
嫌いそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行誰とも繋げなかった手で あなたの手を握ってみた やっぱり あなたの手は汚れなくて 死にたくなるんだよ  私「汚れてない人」なんて いないって思うの お腹が空いたら お肉だって食べるでしょ 誰かに殺してもらっといて 「自分は何もしてない」って  きれいな顔して笑うあなたも 私は悪い人だと思うの  例えば 「自分は正しい」って誰かを裁けるんなら リンチも 戦争も 全部正しくなるじゃない 誰もが正しいんじゃなくて 誰もが間違ってるんだって みんなが思たら 今より少しは  って どうでもいいよね こんな話は  誰とも繋げなかった手で あなたの手を握ってみた やっぱり あなたの手は汚れなくて 死にたくなるんだよ  例え「見返りはいらない」って思ってやったとしたって 人間って 相手がそれを当然な顔して なんの感謝もしないで受け取る様になったら 心から「寂しい」と思ったりするんだよ  気づいてもらえないだけで 人間は孤独になって 最初からないはずの 自信を何度もなくして  「君は生きて」とか言うけど そんなことも言われなきゃ 自分で生きれない こんな私だから  私は私が嫌いになったんだ  誰とも繋げなかった手で あなたの手を握ってみた やっぱり あなたの手は汚れなくて 死にたくなるんだよ  私を守れると思ってる キレイなあなたが嫌いだよ いつかあなたが「自分を汚ない」と思えたら また会おうよ  私はみんなが嫌い  キレイなあなたが嫌い  私は あなたに 私みたいに 私は みんなに 私みたいに 汚れてほしいの  一人は寂しい 一人が寂しい  ひとりはさみしい だけなの
地獄に落ちろそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行彼女は僕の友達 人と話すのが嫌い 本当は 自分の話ばっかりする人が嫌い  「言ったもん勝ち」みたいな世界 「耐えるだけ損」だって彼女は言う  彼女がレイプされた日 あいつが自殺した日 僕が救えなかった日 僕が死のうとした日 綺麗事や夢だけじゃ 僕にはもう歌えなくなったよ  こんな気持ちは歌にしちゃいけない こんな気持ちは伝えちゃいけない それでも 俺は俺でいる為に ちゃんと歌って 君に嫌われようと思うんだ  どんな人と対バンしたって どっかの誰かが何を歌ったって 君にはなんにも関係ないよな 君は君にしかなれないんだから そうだろ  君は君にしか 俺は 俺にしか  「聞いてくれよ」とミュージシャンが歌う 伝えることは素晴らしいって顔して でも「聞いてほしいのは私なのにな」 彼女は笑って  泣いていた  比べ合う様に生きるんじゃなくて 奪い合う様に歌うんじゃなくて 僕があの子を好きな様に ただ本当の自分を 歌ってみたいんだ  主人公にはなれなかった 世界に たった一人の 俺や君が もしも本当に出会えたんなら それはきっと 世界が変わることの様な 気がした  地獄に落ちろ  お前も地獄に落ちろ それだけが僕らの願い  笑って生きよう それだけが僕らの復讐
登校拒否とダウナーそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行頭おかしくなって正常 おかしくなんない方がおかしいって クラスの奴にあだ名つけられて それを自分だなんて思うなよ  強くなりたいのは Everyday 光に向かって手を伸ばす その光がナイフだなんてさ We Know  虚しくなる程 Everyday 光を振り回す Majority 自分に突き刺す君は weakness? 君がなりたかったもの  信じた奴しか救わない神 それって あまりに都合よすぎじゃない? 生殺与奪が他人次第で救われるなら 君は 今でもなんで泣いてんの  強くなりたい  強くなりたい とか もういい 光に向かって唾を吐け 正解はないとか言ってたじゃん We Know  勝ち負けで出来てる Everyday フェアじゃない なんてわかってる 仲間入りしないから席はない けど I Know  君が優しかったこと だけ
9月1日それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行「死ね」って言われて それでも生きてきた僕らは まだ 反抗期  「期待はずれ」は いつものこと なんて 期待してんのは自分の方  今日もライブハウスのバンドが あざとい歌詞ばっか歌ってる 僕が見たいのは そうじゃない いつも一人で泣いてた あの子の 真っ黒に塗りつぶされた あのノートの絵  ねえ 先生 100点はいらないから みんなの教室には行かなくてもいいかな  誰にバカにされても 僕は僕にしか なれないんだ  先生 分かり合えなくても 僕らは生きなきゃいけないよ だって 僕の人生の責任を取れるのは 僕だけ  居場所が欲しくて それでも媚びてきた あの子だって もう不登校  ねえ先生 100点はいらないから みんなの教室には行かなくてもいいよな  誰に嫌われたとしても 君は君にしかなれないんだ  先生 許し合えなくても 僕らは生きなきゃいけないよ だって 君の人生の責任をとれるのは 君だけ  親でも先生でも友達でもなく 君だけ  「死ね」って言われて それでも生きてきた 僕らは まだ 反抗期
彼女はまだ音楽を辞めないそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行覚えてるかい 君が急に 何も言わずに泣き出してさ あんなの人に言えないよな ぐしゃぐしゃの顔で「死にたい」とか叫んでさ  僕らも いつかは大人になる そんな最低な日も忘れて  物陰に隠れて 一人で泣いてないで 帰っておいでよ 今すぐ そのまま大人になるのも 悪くはないんだろうけど でも それで本当によかったの?  例えば 明日には終わってしまう恋でも いいから  物陰に隠れて 一人で泣いてないで 帰っておいでよ 今すぐ 誰だってひとりぼっちで 君の心の中は 僕にも分からないけど  ねえ 一人で泣いてないで 帰っておいでよ 今すぐ  話したくないんだったら話さなくていいから でも そのままじゃ悔しいだろ  例えば 明日には終わってしまう恋でもいいから 明日の予定飛ばして 遊びに行こうぜ いますぐ  一人で泣いてないで 帰っておいでよ
イツカの戦争それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行自分のことを言わなくなったのは 君が信用できない からじゃない 歌うことも 話すことも もう全部 無意味だと思ってしまったから  君の言ってることがわからない 本当は 誰のことだってわからない それと同じ様に 僕の歌だって 伝わるはずなんかないんだよな  じゃあ 中身なんてもう無くていい きれいなメロディと 速いギターでも弾いて 適当に歌えばいいんだろ  今 世界で一番 僕を馬鹿にしてるのは たぶん 僕だったんだ あいつじゃなくて ずっと 僕だったんだ  意味なんかなくても 歌えよ そこになんもなくても 誰も聞いてなくても 話せよ 自分の為に  だって 「今日よりマシな自分になる」 それだけを ずっと願ってたんだろ  なあ 願ってたんだろ  世界を変えるとか 沢山の人に好きかれるとか 何人フォロワーがいる 何回再生されるとか そんな話じゃなくて ずっと 願ってたんだろ 自分が 昨日よりマシになれるような 昨日よりマシな自分だって自分のこと思える様な そんな日をずっと願ってたんだろ 願って ギター持って そうやって音楽聴いてきたんじゃねーのかよ なあ なにやってんだよ ずっと  意味なんかなくても 生きろよ そこに誰もいなくても 誰も聞いてなくても 話せよ 自分の為に  だって 「今日よりマシな自分になる」 それだけを ずっと願ってたんだろ  Can you say “I want to Die”  生きる意味なんかなくても 昨日よりマシな自分を 願ってたんだろ
魔王とバッドエンドそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行この言葉が 君に伝わるように 君より わるいやつになりたいんだ  空っぽのライブハウスで 昨日と同じ曲を歌う 俺の歌を 君が今日も聴いてくれた その空気振動が まさに空を切る感覚で 俺は 自分と音楽の無力さを知ったんだ  君が聞くべきなのは 音楽じゃないかもしれない 俺の音楽なんかより 医師の診断かもしれない 記憶喪失にでもしてあげたかったよ 俺には なんにもできないから  「もう許してやれよ」って誰かが言う そのセカンドレイプで吐いた血が 君に「きれいな生き方はしなくていい」と告げる たとえば 君の呪いが解けるなら 俺が代わりに許さない ってのはどうかな 探してたんだ 俺にも出来ること  何度だって 思い出すよ 君の痛みは解らないけど でも 何度だって許さないから 君を傷つけたやつのこと  正しくないし 美しくもないけどさ 誰かに好かれようとしない そんな音楽が あってもいいと思う この世界の悪意に 誰かが犠牲になんなきゃ 誰にも届かないまま なんにもわからないまま 誰かが死ななきゃだめなら 俺の音楽じゃだめかな  何度だって 思い出すよ 自分の友達が殴られたら 理由なんて知らなくても 「やめろよ」って言えるやつでいたいんだ  君を「きれい」だって言った僕を 「嘘つき」って泣いた君に この言葉が 君に伝わるように 君より わるいやつになりたいんだ  君が また笑えるように 君より わるいやつになりたいんだ  ねぇ この言葉が 君に伝わるように なにも知らないのに うるせーよ って言われるくらい わるいやつになりたいんだ  君より わるいやつになりたいんだ
SNSとオフラインそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行平穏な暮らしを願い 人より欲しがりもしない 家族も友人もみんな 気を使う対象  生きることなんて誰かに嫌われることだ だから 君は遅れない  圧縮プレスみたいな約束に 潰された この両足で  時間に間に合わないの ただ 今日もまた 「いい子じゃなくて ごめんなさい」 それって 誰の基準で 誰に評価されなきゃ 君は生きていけなくなるの?  「辛いなら言えばいいのに」って 言われた君が 泣いていたんだ いつも 言葉にできる人は勇敢だ だけど それは 言えない人間のことを 弱く愚かだと意味しない  「アイデンティティは 弱い自分」 なんて 言うなよ  自分を誤魔化さないで ただ 今日もまた フォロワーは何人 何回再生 それって 誰の基準で 誰に評価されたら 君は 生きていいことになるの?  君が 生まれたことを全否定されても 俺は 君に生きてほしいのです  君を嫌った奴を 俺が嫌ったら 嫌われてない奴なんか どこにもいないだろ  なあ 誰のことも気になんかすんなよ それができたら楽なんだけどさ  どうせ人間なんか全員孤独 全員一人 全員孤独 どんなに繋がってる様に見えても 全員孤独  平穏な暮らしの正体は 自分で決められる生活 だから僕は 遅刻する 君を笑わない
銃声のエンターテイメントそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行どいつもこいつも「自分さえよけりゃいい」 壊しに来たんだよ この宴会場を  さっきからずっと黙って聞いてりゃさあ あの子が 善意のサンドバッグになった  傷ついたやつにしかそんなのわかんないって 嫌いな奴まで大切にすんのやめなって  希望の数だけ失望したって そう言って彼女は笑ったんだ  彼女が耐えればエンターテイメント  明日じゃなくても 明後日じゃなくても 神の意志は全員死刑 世界は病気になって まともじゃなくても 善人じゃなくても あの子を傷つける皆 全員死んだらいいのに  きっと 悪魔がいるなら 誰より まともそうな顔してる ほら きっと 鏡の前で  対バンがファンの子とセックスしたってさ 打ち上げで偉そうにゲスがのたまった どいつもこいつも自分さえよけりゃいいって 壊しにきたんだよ 俺は今 この宴会場を  冗談って言えば許されるって 泣きながら彼女は笑ったんだ  彼女が泣くのがエンターテイメント  明日じゃなくても 明後日じゃなくても 神の意志は全員死刑 世界は鬱になって 神様はいなくても 不細工じゃなくても 私を傷つける皆 全員死んだらいいのに  きっと 悪魔がいるなら 誰より まともそうな顔してる ほら きっと 鏡の前で  明日なんか棒に振って 自分なんかどうにだって 明日になりゃわかんだって 飛べ 飛べ 飛べ 飛べ
春と呪いそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行笑ってないでおいでよ 君が呪うのは変じゃない 正常  黙ってないでおいでよ なんで嫌なのに笑ってるの? ねえ  嫌われたって普通さ 迷惑かけて人間さ 今更 誰にいい奴ぶってんの ねえ  「自分は正しいんだ」って 魔女狩りみたいな顔して 大丈夫 君だってあいつだって 誰一人 正しくないの  僕が想像も出来なかった未来でも 今日になって 朝が来るなら 君がどんな悪いやつでも 別に構わないから 泣くなよ  君は理不尽に生まれて 傷つけ 理不尽に死んでいくだろう そんな ネガティブでも ポジティブでもない こんな 現実と生きるしかないよな  「いい奴でなきゃいけない」っていう 呪いを解いて  呪いを解いて 生きるしかないよなあ  生きてることに感謝って 生まれたくて生まれた訳じゃないでしょ?  傷つけ合って普通さ 迷惑かけて人間さ あなたの為にやってるって言われても ねえ  「こんなにしてあげた」って 物欲しそうな顔して 大丈夫 世界は不平等で 誰一人 報われないの  僕が想像も出来なかった未来でも 現実の朝が来るなら 誰の為でもなく 僕が僕に その朝日を見せたいんだ  君は理不尽に傷つけられた後 理不尽に傷つけるだろう そんな失望と 手を取り合ったまま そんな不安と 親友になりたい  いつか終わるよ それ自体が 僕らの 春
ハピネスそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行私 家に帰って 一人で 嫌なこと 思い出す時 本当の 自分を 知ってる人なんて どこにも いない ままで こうやって死ぬんだ って思った時 死ぬことより怖い って思ったんだ  悲しくて 誰にも言えなくて 夜になってしまった 無力を 苦しくても 誰にも言えないまま 笑ってる 大嫌いな自分と 音楽を 道連れにして  夜に媚びて 光に媚びて 死んだら私の負けなの 夜に媚びて 光に媚びて 死んだら負けのゲームなの  私 家に帰って 一人で 嫌なこと 思い出すんだ けど  本当のことを知ってる人なんているの?  悲しくても 誰にも言えないままで 夜になってしまった 無力を 苦しくても 誰にも言えないまま 笑ってる 大嫌いな自分と 音楽を 落として  光に媚びて 死んだらわたしの負けなの 夜に媚びて 光に媚びて 死んだ負けのゲームなの  これはゲームなの  ねえ 死んだらわたしの負けなの  負けなの  よるにこびて ひかりにこびて しんだらまけのげーむ なの  私 家に帰って 一人で 思い出すの ハピネス
ユートピアの生活費それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行知りたくないものが多すぎて どうでもよくなってしまうのです 閉じたドアの向こう側には 興味もなくなっていくのです  どこかでまた 優しい人が 誰かの為に笑っている  去年の今ごろ どんな気持ちだったか ちゃんと言えるやつなんていないのに  いつだって 生活は どんな過去だって 飲み込んでしまうけど せめて君の あの笑顔だけは 忘れないでいたいのです  いつだって ハンバーガーを食べた時 おいしいと思ってしまうけど 虫も殺せない 僕は誰かに したくないことさせるのです  生活は どんな過去だって 飲み込んでしまうけど せめて君の あの笑顔だけは 忘れないで いたいの  君が 泣きながら 汚した その手を つたう 涙を 飲んで 生きているのです  君は 今日まで 生きてきたのです  だから 君が自分を最低だっていうなら 俺も同じ様に最低なんです  だから もう泣くな
スローダウンそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行寝るのが怖いよ 勝手に思い出すよ これは病気なの そうだよ そうだよ  生まれて 生きて 死んで 消えてく それだけのこと  わかるかい  死ぬよりも辛いことなんか 本当は この世界はいくらでもあるってことを  来年の誕生日には死なせて 「だめだよ」って言った僕と君の距離は きっと すごく遠いんだね  昨日も今日も がんばって生きたよ 明日も明後日も 生きなきゃだめなの?  早いか遅いか 明日か明後日か それだけのこと  わかるかい  知るよりも辛いことなんか 本当は この世界には何一つ無い ってことなのかな  来年の誕生日には死なせて 黙ったまま頷いた僕は 少し君に 君に近づけたのかな  捨てろ 捨てろ 全部捨てろ 期待も 自分も 壊せ 壊せ しまった引き出しごと そこには何もなかったんだよ  死ぬよりも辛いことなんか 本当は この世界にはいくらでもある ってことなんだね  来年の誕生日には死なせて 「えらいね」って言える僕だったら もっと近くにいれたのかな  生まれて 生きて 死んで 消えてく それだけのこと  それだけのこと
この世界と僕の話それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行どうにかして君を救いたくて アホみたいに曲なんて書いて いつのまにか 褒められて 浮かれて 金とって ステージでうたってた  でも そんな自分がなんか嫌になって 「もうこんなんやめよう」と思って でも やっぱり彼女は泣いていて こんな時 なんて僕は歌えばいいんだっけ  気が合わないんだよ この世界とさ 誰が「いい」とか「悪い」とか言う前に 気が合わないんだよ それだけなんだよ 君が泣いても まだ傷つける この世界 なんか  「苦しいのはみんな同じ」だって 「虐待もレイプも よくある」ってさ でも 「それでも生きなきゃダメ」だって お前 本当に 好きなやつにそれ歌うの? ねえ  気が合わないんだよ この世界とさ 誰が「いい」とか「悪い」とか言う前に 優しくないんだよ なんか優しくないんだよ 君が泣いても まだ傷つける この世界なんか  もう 気が合わないんだよ 好き嫌いの話しでいいよ この世界なんか もう 気にいらないんだよ 君が泣いても まだ傷つける この世界なんか  痛くて 辛くて 死なせて 死なせてよ それでも駄目なら この記憶をゴミ箱まで  ねえ この記憶をゴミ箱まで
Re:僕がバンドを辞めない理由それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行生きるとか死ぬとかさ 今日だけはやめとこうぜ おまえだって俺だって 本当はそんな話がしたいんじゃない  いつからこうなったんだろう 結局なにがしたいんだろう 簡単だよな 誰にも笑われず 誰かと笑いたかったんだ  さよならだけが人生さ 孤独だけが僕らの友達さ 「そんなことあるはずないだろ」って 君を否定するために 僕は来たんだよ  さよならだけが人生でも 孤独だけが僕らの友達でも 今 君と俺が話す それだけが この世界への反撃  「もうこれで終わりにしよう」 「俺には出来るはずなかったんだ」 冷めた口調の後悔の言葉 なんだよ まだ始めてもいないくせに  さよならだけが人生さ 孤独だけが僕らの友達 でも 君の口からちゃんと聞いてみたいんだ 「生きたい」って 「本当は笑いたい」って  それは きっと「音楽よりも音楽」だと 僕は思いたいんだ  笑ってるから気づかないかもしれないけど 俺が今日も 怒ってる理由  今 君が泣き止まない それだけが 俺が今日も歌う理由  終わりじゃない  まだ始まってもいないだろ 終わりじゃないのさ
人間の屑それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行平気なふりするのが 誰より上手くなった 「昨日まであんなに元気だったのに」って 葬儀で言われたあの子に共感  考えすぎだって言うけど 俺から言わせれば あんたが考えなさ過ぎだって でも「考えないようにしろ それが社会生活」 って うるせーよ  その手は きれいだって言えるの その手を洗うのはもう終わり その手は 汚れたままでいい 手を繋ごう 共犯の声明  森羅万象 生きる為のエチュード 豊かな表情の無表情 ずっとバカのふり おかしい人って思われたくない 指差されたくない マトモって思われたいなら羊の群れに同化しろ  その手は きれいだって言えるの その手を洗うのはもう終わり その手は 汚れたままでいい 手を繋ごう 共犯の声明  人間の屑
深夜学級それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行部屋から一歩外に出たら 世界は視線になる 少女は逃げる様に 布団の中にダイブ  危険でいようよ 怖いことしようよ 終わりはくるから 安心して終わろう 自転がルームランナー 走らなきゃ流される このまま 最後まで  別に素晴らしくもなくて 誰も好きにならなくて それでも世界が続けば そこが最前線 自分の価値を 他人に預けてしまうその前に ほら こっちへおいでよ  傷跡は消えなくても きっとこれでよかったの 答えなど 解らないままでいたいから 振り向かないで 走って行くの このまま 最後まで  別に素晴らしくもなくて 誰も好きにならなくて そんなの私じゃないと また逃げんのかい 別に素晴らしくもなくて 誰も好きにならなくて それでも世界が続けば 今日もそこだけが最前線  自分の価値を 他人に預けてしまうその前に ほら こっちへおいでよ  ほら 危険へおいでよ
就寝系それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行約束を破るなら今日がいいの もう自分らしさとか捨てていい  ずっと世界の方だって思ってたけど 世界の正体は 自分の方だって  Can you say that you die? 答えは知りたくない 無い 明日は明日でいい ねえ今日はもう寝たら  Can you say that you die? 誰かを嫌うなら 一人で嫌いなよ ねえ今日はもう寝たら  早く寝たら  どうでもいいよ いいはずもないの 起床時間は8時  約束を破るなら今日がいいの もう自分らしさとか捨てていい  きっと「世界を変える」ってことは 「自分の視点を変える」ことね  Can you say that you die? 答えは知りたくない 無い 明日は明日でいい ねえ今日はもう寝たら  Can you say that you die? 自分を嫌う前に ちゃんと言えばよかったの? さあ? 今日はもう寝たら  早く寝たら  どうでもいいよ いいはずもないの 起床時間は
正常それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行もう意味がわかんなくて だけど反省して 謝罪はいつも強要 理由はルールだって  血反吐吐いた結晶 金を稼げ それが生きるってこと 大人になること  どうでもよくなって 脳が停止して 不満じゃなくなって 不安になったんだ  風俗嬢も警察も 詐欺師も先生も 言いたいことは同じ 金を稼げ  そうじゃない  正常  俺は正常
かけがえそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行僕が傷ついたということは 君も傷つくということだ 君が泣いているということは 僕もいつか泣くということだ  それは平等なんかじゃなくて 笑ってしまう程 残酷なこと 君が傷つけられたことにも 意味はないということ  例えば あの日 家から出ずに そのまま無力に眠っていたとしても きっと君の代わりに 誰かが傷つけられたんだと僕は思う  かけがえのある僕らは 誰でもいい傷に理由を探して生きる そうでもなきゃ まともじゃいられない  まともじゃいられないのです  みんなに優しい人は嫌い 代わりがいることを思い知るから  みんなに優しい人でいたい 傷つけられない為に  私だけを見て 私だけを求めて 私だけしか好きでいないで  そんな 有りもしない幻想に 手を伸ばしてしまうのも必然でしょ?  かけがえのある僕らは 誰かの代わりに傷ついて 誰かの代わりに生きていくの  生きていくの  生きていくのです
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
三分間の猶予それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行無神経に羽をもがれた少女 選ばれない僕らの 異  無慈悲に積み木を壊す信徒 悪意がないから救いがないね  傷ついた君の涙は美しい 今 視界が滲んで まぶたを閉じたら その瞬間に 世界が一度 終わった気がした  傷ついた君の涙は美しい もう世界が終わってもいいと思う程 だけど オールウェイズ死んだふり  三分間の猶予
水の泡それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行生まれた瞬間から 死ぬことが決まってるのなら どうせ 誰もが死刑宣告 感性の欠落 明日はどうなったっていいと思うのは不可能 視界は遠くなる  愛の意味も知らぬ 宇宙の果ては 近所のスーパーマーケット 明日は週末 日給のアルバイト  結果:全てが泡になる  皆が好んでも 本当に優良かは Why ゴミは月水金の朝 皆が嫌っても 本当に害悪か検索 人間でいたいのです  愛の意味も知らぬ子供 歌う愛の歌は 詐欺 明日は就活 生命のバリケード  結果:全ては泡になる  「夢を追いなさい」 歌うだけ歌って当然放置 誰も貴方の人生の責任は取れない 活動休止したバンドマンの死体 死体 死体  言う通りにしてなさい 言う通りにしてなさい 言う通りにしてなさい 言う通りにしてなさい 言う通りにしてなさい 言う通りにしてなさい お母さんの 先生の 言う通りにしてなさい
僕がバンドを辞めない理由それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行生きるとか死ぬとかさ 今日だけはやめとこうぜ おまえだって俺だって 本当はそんな話がしたいんじゃない  いつからこうなったんだろう 結局なにがしたいんだろう 簡単だよな 誰にも笑われず 誰かと笑いたかったんだ  さよならだけが人生さ 孤独だけが僕らの友達さ そんなことあるはずないだろって 否定するために 僕は来たんだよ  さよならだけが人生でも 孤独だけが僕らの友達でも 今 僕と君が話すそれだけが この世界への反撃  もうこれで終わりにしよう 出来るはずなかったんだ 慣れた口調の後悔の言葉 まだ始めてもいないくせに  苦しむことが人生さ 悲しみだけが僕らの友達さ だけど君の口から聞いてみたいんだ 「生きたい」って 「本当は笑いたい」って  それは きっと音楽よりも音楽だと僕は思いたいんだ  笑ってるから気づかないかもしれないけど 僕がずっと怒ってる理由  まだ 君が泣きやまない  それだけが 僕がまた歌う理由
消える世界のイヴそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行「世界のどこかで あなたより苦しんでる人がいる、 だから貴方も耐えなさい」 誰かがまた言っている  その理論だと 苦しいと言ってもいい人間は 苦しさランキング1位の 世界でたった一人だけ  また 言えなかった言葉が 頭を押し潰して その正しさを信じた人達の 無邪気さが 心を殺すの  「世界のどこかであなたより」 って苦痛すら他人と比べて 僕らはあまりに弱くて 自分すら守れないから たぶん無理  でも 私は弱いままで あなたと生きてみたいの 指摘し合うんじゃなくて 認め合って笑いたいの 私は 今の君の隣で 一緒に泣きたいの  死ぬまで傷つくことが「生きる」ってことなら 一緒に死んでみたいの 生きてみたいの  生きてみたいの  そう彼女は言ったんだ  「生きてみたいの」  生きて 生きてみたいの  just wanna fiction. もっと嘘を
アダムの林檎それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行「最低な僕たちは ただ褒められたかったのです 誰かじゃなく 知人より幸せになりたいのです 中身などニの次で ただ上に立ちたいのです それでしか自分自身に 価値が見出せないのです」  ボーイフレンド 正常なんて異常 「あなたが好きだった 誰よりも」 だけど もう終わりにしようね  ガールフレンド 戦争なんて日常 見ないでと言われた その顔は 誰よりもずっと きれいだったよ  競争社会 死ぬまで椅子取りゲーム 男の子は当たり前みたいに笑った 夢や希望を歌うお前がさ 蹴落としたあの子だって 人間だったんだ  「最低な僕たちは ただ褒められたかったのです 誰かじゃなく 知人より幸せになりたいのです 中身など二の次で ただ上に立ちたいのです それでしか 自分自身に価値が見出せないのです」 って歌え  ボーイフレンド 正常なんて異常 「あなたが好きだった」 どうでもいい だから もう終わりにしようね  ガールフレンド 戦争なんて日常 見ないでと言われた その顔は 誰よりもずっと きれいだったよ  きれいだったよ
アラームと起床それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行変われないと思ったって 変わってるって何度も 「死ねば楽になれる」 それは安易な妄想 あいつの反省は棒読みで 死体蹴られるだけ  こんな くだならい幻想 終わりを待っている 誰も彼も遠くなったまま こんな 寝ぼけた妄想 よだれ垂らしている ずっと  戦争は嫌だって 勝てないから言ってんの 勝てるなら君だって  こんな くだならい幻想 終わりを待っている 誰も彼も遠くなったまま こんな 寝ぼけた妄想 よだれ垂らしている ずっと  戦争は嫌だって 起きれないから言ってんの 起きるなら君だって
寝ていたいそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行メンヘラって言われたって そんなの気にすんな 今度はあいつが泣いてたら 笑ってやれよ  あいつが苦しい時「私は元気だ」って 君が笑って言える様に 死ぬまで生きればいい  まだ寝ていたい まだ寝ていたい 僕はずっと 誰かが僕を嫌っても 別にいいから まだ寝ていたい まだ寝ていたい 僕はずっと 明日がそこになくても 別にいいから  自分の欲望は大好きなくせに 他人の欲望は大嫌いだった 「それが人間だ」って正論が暴力になる あいつと同じなんて 人間辞めたくなる  まだ寝ていたい まだ寝ていたい 僕はずっと 学校もバイトも本当は どうでもいいから まだ寝ていたい まだ寝ていたい 僕はずっと 明日がそこになくても 別にいいから  変われないなら変わるなよ 笑えないなら笑うなよ 話す時そらすなよ  こっちを見ろよ  まだ寝ていたい まだ寝ていたい 僕はずっと 誰かが僕を嫌っても 別にいいから まだ寝ていたい まだ寝ていたい 僕はずっと 明日がそこになくても 別にいいから  明日がそこになくても 別にいいんだから
ベッドルームのすべてそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行ただ「いい人」になりたかった 君に好かれる様な その「いい人」の「いい」の意味も わからないままで 結局 僕は偽物で 本物じゃなかった 自己評価が低いからじゃない 本当にそうだった  「明日には変わってたらいいな」 それが「終わってたらいいな」になって いつも 誰にも嫌われない様に 笑ってたのに 結局いらなくなった  そのたったひとつに 僕らは手を伸ばして そのたったひとつが 今日も見つからないまま 全部どうでもいいと投げ出して 布団に潜る それでも 布団の中から手を伸ばす  今日も へらへら笑って1日過ごしていた どうでもよくなっていた どうでもよくないくせに 別に励まされたくもない 同情もされたくない ただ ほっといてほしかった 構われたいくせに  「明日には終わってたらいいな」 それが「もうどうでもいいな」になって わざと誰にも好かれないように 嘘ついてたら ただただ 空しくなった  そのたったひとつに 僕らは手を伸ばして そのたったひとつが 今日も見つからないまま 全部どうでもいいと諦めて 布団に潜る それでも それでも今日も手を伸ばす  布団の中から手を伸ばす  最低の今日はもういいよ 最低の今日はもういい それは今日で終わりでいい  もういい
11月10日それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行君が死んでも僕には関係ないけど 今でも心が 呼吸が 苦しくなるよ 「私の世界が終わってくれますように」 その君の願いが叶わない様に 願っていたんだ  いちいちTVのニュースに傷つくなよ 気にするなよ 被害者のことだけじゃなくて 加害者の気持ちも考えるような  君が誰かに優しくしてきた数だけ 君は傷ついてきたんだろ  君が死んでも僕には関係ないけど 今でも心が 呼吸が 苦しくなるよ 「私以外が幸せになれますように」 その君の願いが 叶わない様に 叶わない様に 僕は願っていたんだ  人間の数だけ権利と価値観があること その世界中の誰もが間違いじゃないこと その所為で言えなくなった僕の言葉の数だけ 君に笑ってほしかったんだ  君が死んでも僕には関係ないけどさ 今でも心が 呼吸が苦しくなるよ 「私の世界が終わってくれますように」 その君の願いが 叶わない様に ただ 叶わない様に僕は歌っていたんだ  誰だって間違ってない 誰だって間違ってない 誰だって間違ってないから 僕らは争う  誰だって間違ってる 誰だって間違ってる そういうことに出来たら 仲良くなれたの  そういうことにできたら 仲良くなれたのかな
着衣の王様それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行きっとあいつには解らないんだよ この痛みは ごめんね 僕にも解らないんだよ 君の痛みが  最低な話かい 僕らは誰とも解り合えない どんなに近づいても 届きそうでも 届くことはないんだね  今日の占いも法律も 全部関係ないよ 自分を許せるのは自分だけ たぶん自分だけ  気持ち悪いから近寄らないで いいよそれで 私は平気だよ そうやって自分を見捨てたら 君の気持ちも少しは晴れるかい 誰かと一緒に 傷つけたのは自分自身  この部屋と同じだね 時間が経てば勝手に汚れる きれいでいるのは簡単じゃないよな 僕たちは  気持ち悪いからもう歌わないで いいよそれで 僕は大丈夫 こうやって自分を見捨てれば わざとだとか言い訳できるね 誰かじゃなくてさ 傷つけたのは いつも自分自身  だせーだろ こんな僕が くだらねーだろ こんな自分が  こんな僕が僕に出来ることは 歌うことでもない 話すことでもない ちゃんと一緒に嫌われてあげること  気持ち悪いから近寄らないで いいよそれで 私は大丈夫 あの時自分を見捨てた理由が わかんない わかんない わかんないの  探してるから話しかけないで いいよそれは そんなん探すなよ 思ったこと全部 口にするような 頭の悪い人になりたいな  かっこつけなくていいよ もう少し泣いたら 自分に帰ろう
最終回それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行とにかく自分を傷つけたい 全部自分のせいにしたい それはまるで「傷つきたくない」 そう言ってるみたいで  本当は理解されてみたい 本当は愛されてもみたい それが全部叶わないから 全部いらないんだね  もしも君がいなくても 僕はきっと笑うだろう もしも僕がいなくても 君は笑えるよ なくしたものを数えて なくなりそうなものも数えて 中身のない今日が終わる また終わってしまう  明日の約束なんて 無くていいから 意識が消える前に 君の声を聞かせて  もしも君がいてくれても 僕はきっと泣くんだろう もしも僕がそばにいても 君は泣くんだろ ほしかったものを数えて ほしくならないように誤魔化して 中身のない今日が終わる また終わってしまう  明日の約束なんて 無くていいから 昨日に変わる前に 君の声を聞かせて
誰も知らないそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行折れた両足のことを 誰にも言えずに 誰にも言わずに 今日もまた 朝がやってきた  真面目にやれと誰かが言う 一応やってるよ 努力が足りんと誰かが言う ああ もうそれでいい  僕の好きな映画や本のタイトルを 僕の好きな音楽の名前を 誰も知らない  一歩ずつ 一歩ずつ 無理矢理 前に進むたびに 踏み潰してしまったのは 本当の自分の声 きっと 倒れて死んでから初めて気がつく人達に 理解なんかできないよな こんな僕らの日常  折れた両足のことを 誰にも言えずに 誰にも言わずに 今日もまた 夜がやってきた  自己否定が終わらない 寝ることも出来ない したくてできない現実が もううっとおしいだけ  君が生きてきた その当たり前のこと それは僕の「当たり前」なんかじゃないんだよ なあ  一歩ずつ 一歩ずつ 無理矢理 前だけ見てたら 踏み潰してしまったんだ 倒れた誰かの声 そこまでしてやる価値が 今まで何個あったかな 理解なんかできないよな 自分でもわからないなら  一歩ずつ 一歩ずつ 無理矢理 前に進むたびに 踏み潰してしまったのは 本当の自分の声 きっと 倒れて死んでから初めて気がつく人達に 理解なんかできないよな こんな僕らの日常  一歩ずつ 一歩ずつ 壊れてった僕らの日常
死なない僕への手紙それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行好きじゃなくていいよ 嫌いになってもいいよ 誰のことだって 僕のことだってさ  どこ見ても「好きになって」の応酬で 頭がおかしくなってしまいそう  僕らは 誰かを好きになる為に生まれてきた はずがないだろ だって 君が今 泣いているのは 誰のことも好きになれないからだろ  好きじゃなくていいよ 嫌いになってもいいよ だから 自分のことぐらいはさ 自分の好きにやりなよ  全ての人に好かれる人なんて 気持ち悪いじゃないか なあ  僕らは 自分を好きになる為に生まれてきた はずがないだろ だって 君が今 生きているのは 理由なんかない 理由なんかないだろ  僕らは 誰かを好きになる為に生まれてきた はずがないだろ だって 君が今 泣いているのは 僕のことも好きになれないからだろ  あんなに死にたがってた君が生きてる それは君が 生きていたいからだろ
狐と葡萄それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行それでも世界が続くなら子供の頃の僕が泣いてる 庇ったあの子も泣いている 次の日から あの子の代わりになった 優しい人になれなかった  母親は教師で 父親はいない だから 誰かを守ってみたかった でも次の日から僕は 耐えるだけの 見てるだけの人間になった  彼女は病気の自分を責めた 「みんなと違う」 「普通じゃない」  この世界で君が生きてる 傷だらけになる そんな生き方で 誰かを信じて それで傷ついて それでも「生きていたい」と泣いてる  汚れた自分をもっと汚して 「私のせいだ」と寂しそうに笑う 君が言う様に 君が嫌な奴でも 僕は君と話したい  聞こえてるかい 俺はもう 大人になってしまう それでもまだ やり直せるかい 「傷つきたくない病気」のまま  この世界で僕が生きてる 逃げ回るだけの こんな生き方で 守りたかった人も傷つけて それでも「生きていたい」と泣いてる  汚れた自分をもっと汚して 「汚れていない」と慣れた声で笑う 誰かが言う様に 僕が嫌な奴でも 僕は君と もう一度だけ 傷つけあっても 年を取っても  君が言う様に 君が嫌な奴でも 僕は君と話したい
弱者の行進それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行それでも世界が続くなら笑った顔だけ見ていたい それが嘘でも 僕にはもうそんなこと どうでもよかった 笑った顔だけ見ていたい そう思ったら 嫌なときでも笑う人になっていた  「明けない夜はない」と知っていたよ 「変わらないものはない」と知っていたよ だけど 肝心なことは変われない 何もできずに ただ待ってるだけ  それが運命だとかなんとかは どうでもいいけど 知りたいのは いつだって出口のこと  ねえ どうして 「嫌だ」って一言が こんなに言葉にできないの ねえ どうして 「好きだ」って一言が 口に出せないの ねえ どうして 真面目に生きてても ひとつもいいことがないの ねえ どうして ずるしてるあの子は守ってもらえるの  もしも僕が それに答えられたら 一緒にいれたのかな  解けない問題集達が積み上がっていく 先生 あなたでも答えられないよな だって あんただって生徒だから 生徒だから  ねえ どうして 真面目に生きててもひとつもいいことがないの ねえ どうして ずるしてるあの子は守ってもらえるの ねえ どうして 傷つけられたのに 私が謝らなきゃいけないの ねえ どうして 傷つけてしまったのに 許してくれるの  もしも僕が それに答えられたら 好きだって言えたら  間違いの答案 間違いの答案でも  間違いの答案でもよかったのかな
僕らに許された時間それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行それでも世界が続くなら僕が初めて死にたいと思ったのは 小学3年の今日みたいな夏だった  中学で初めてギターを弾いた時から 変われた気がしたんだ  気がしただけだったけど  僕らに許された時間は もう終わりだよ だから明日も挨拶をしなきゃね  ボロ雑巾みたいな僕らの無様な生き方を 笑う人達の声が まるでセレモニー  ギターを弾くことが好きだと言えなくなった ほっといて でも好きになって できるわけないよな  自分に捨てられたことすら気づかないで 他人のせいにして そういう自分だから嫌いなんだろ  くだらなくていいよな 僕らの無様な生き方こそ いつか死ぬ自分への餞  僕らに許された時間は もう終わりだよ だから明日も挨拶をしなきゃね  ボロ雑巾みたいな僕らの無様な生き方を 笑う人達の声が まるでセレモニー
晴れた日の教室それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くならロッカーに死ねと書かれるようなことした覚えがない 誰かを傷つけないように 気にしてたのにな  消しゴムで消した落書きは 思ってたよりも 簡単に消えてしまったけど 消えないものがあった  朝起きた瞬間に 涙が出てきた 頭が痛い 胸が苦しい 今日もニュースの占いがうるさいな  学校に行きたくないな 制服なんか着たくないな 教室に入りたくないな 誰にも会いたくないな うるさいな どうでもいいよ お前が死ねよと思ってしまうんだ 吐き気がするような 晴れた日の教室  ロッカーの落書きはそれから 何日も何年も どんなに時間が経った後も 消えないままだった  朝起きて久しぶりに 涙が出てきた 頭が痛い 胸が苦しい 今日もニュースの占いがうるさいな  誰にも頼まれなくても 誰かと同じ洋服を着て 誰にも頼まれなくても 空気の読める人になった 大丈夫 まだ大丈夫 一体何が大丈夫なんだよ 吐き気がするような あの教室にまだ僕がいる  だったら あいつらと違う方法で殴り返してやればいいだろ うるさいな もうどうでもいいよ お前が死ねよと また思ってしまう 晴れた日の教室
響かない部屋それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら気にしない人が羨ましい やる気ある人を直視出来ない 時間が過ぎて 誰だって忘れる でも 恐怖心と劣等感が消えなかった  ただ時間が経っても意味がない 遅刻しても体は動かない 年だけくってるのに中身ない あの大人みたいに  銃声が響かない部屋 窓の景色 ここは安全だよ わかってる わかってるんだよ わかってるのに 心だけがついてこない  あいつらはいつか殺してやる 本気で思ってた でも思わなくなった 時間が過ぎて 誰だって忘れる 俺だってどうでもいい 覚えてたいわけじゃない  勝手に終わったことにされてて 平気そうな顔で諦める 世界は平和になんかならない それだけは俺でもわかる  銃声が響かなくても 逃げるように 布団に潜り込んだ そんな日を 何日も もう何日も繰り返してきたのに  銃声が響かない部屋 窓の景色 新聞屋のエンジン音 うるせーな わかってるんだよ わかってるのに 心だけがついてこない
リサイクルそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くならきれいなものだけ見れたらいいのに 動かない目で見たのは 汚れた天井の低い空  夕日が見たいな 昼間の校庭で 安心したいな 欲しいのはいつだって安心  ゴミ溜めに吐き捨てた個人的感情 愛情は後が怖いからいらない 自虐の果てに いつかほんとに殺せたら 少年はまた生まれ変われるの もう一度  ゴミ溜めに吐き捨てた僕らの希望 優しい声は今はもういらない そうやって いつか自分も騙せたら 少しは明日を笑って呼べるの  ゴミ溜めに吐き捨てた個人的感情 愛情は後が怖いからいらない 自虐の果てに いつかほんとに殺せたら 少年はまた生まれ変われるの もう一度
解離と労働それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら働いて 働いて 働いて 働いて 働いて 働いて 働いて 働いて  子供を働いて 大人を働いて 人間を働いて 自分を働いて  働いて 働いて 働いて 働いて 働いて 働いて 働いて 働いて  ちゃんとできてる 誰かみたいに  さっきから そこにいるのが誰なのか思い出せない こんなの いつ買ったのか覚えてないから捨てよう  子供を働いて 大人を働いて 人間を働いて 音楽を働いて  働いて 働いて 働いて 働いて 誰かを 働いて 自分を 働いて  ちゃんとできる 昨日みたいに  さっきから そこにいるのが誰なのか思い出せない こんなの いつ買ったのか覚えてないから捨てよう  冷蔵庫で 誰かがまたなんか言ってるから だまって こんなの いつ買ったのか覚えてないから捨てよう  ちゃんとできてる
分裂それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くならもうこれでいい 汚れればいい これ以上汚せないくらいに 白かったワンピースは泥水の色 諦めて楽になりたいだけ  両足が折れたことすら言えない 本当のことはなにも言えない ちゃんとしたいのは褒められたいから 汚れたことを褒めてほしいだけ  あの日は家にいればよかった 蹴り飛ばして殴られればよかった あの時死んでいればよかった 生まれてこなければよかったな  彼女はそう言った後に また誰かと話し始めた 僕には見えないそいつと 君はもう一人じゃないんだな  あの日は家にいればよかった 蹴り飛ばして殴られればよかった あの時死んでいればよかった 生まれてこなければよかったな  あの日は家にいればよかったな
小さな虐待それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら何が普通のことで 何が普通じゃないの きっとわからない わかれない 誰だってわからない  生まれた時から それが当たり前なら きっと気づかない 気づけない 誰だって気づかない  君が知ってるこの世界のことは 本当は全部おかしいのかもしれない 君が耐えてるこの世界のことは 本当は嫌だって言っていいのかもしれない  お願い 嘘って言ってよ そんな話聞きたくもない あれは全部普通のことで おかしくなんかあるはずない  ねえ ただ いま さら 全部わかんない 信じたくない  君が知ってるこの世界のことは 本当は全部おかしいのかもしれない 君が耐えてるこの世界のことは 本当は嫌だって言っていいのかもしれない
早朝それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くならなにも考えたくないな 夢なら昨日も見てた 有名になりたくないな 進路は静かな暮らしが希望  死にたいって言いたくなるのは 迷惑かけたくないからだろ 誰かに言ってるみたいで 本当は自分に歌ってたんだ  届かない日々を足掻いても 端からこぼれていく昨日を 拾い集めるだけの今日に ただもう疲れてしまっただけ  久しぶりに駅に来たら 人間が怖くなっていた 朝に寝て夕方に起きる 繰り返すだけでもう精一杯の  届かない日々を足掻いても 端からこぼれていく昨日を 拾い集めるだけの今日に ただもう疲れてしまっただけ  シンガーはステージから今日も偉そうに 自分は特別だって歌って でも誰だってライブしてるんだろ 拾い集めるだけのループも ただもう疲れてしまった今日も  届かない日々を足掻いても 端からこぼれていく昨日を 拾い集めるだけの今日に ただ俺はもう疲れてしまっただけ  終わるね もう終わるね
どうでもいいそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら今でも覚えてるよ 折れてしまった日のこと 比べられて 諦めて 僕はもう人間になってしまう  授業のマラソン なんで走ってたんだっけ なんとなく ただなんとなく 走るのを止めちゃいけない気がした  どうでもよくはない わかってる でも もう どうでもいいね どうでもよくはない それはもう もう わかってるんだけど  君より不幸な人はたくさんいるから そう言ったあの人は いつも自分より不幸な人を探してた  どうでもよくはない わかってる でも もう どうでもいいね どうでもよくはない それはもう もう わかってるんだけど
自殺志願者とプラットホームそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら雨が降ったら 傘をさしなよ 駅に着く頃には降るらしいから  帰りの電車は 席に座りなよ 自分より疲れてる人のことは考えないで  本当は寂しいのに 一人が好きとか言い張って 自分で作ってきた自分を 守るのに必死なんだね  ほら見なよ 自殺志願者が駅のホームから なにもない顔して電車に乗ったよ 僕はそれが すごくきれいだと思ったんだよ  トイレに行きたい時はちゃんと言いなよ それくらいじゃ誰も怒らないから それで怒るやつは無視していいんだよ 君も 君以外も 同じ人間なんだから  間違いを指摘して 「君のためだよ」って言えば きれいに聞こえるけど まるでイジメみたいに聞こえるんだよ  ほら見なよ 飛び乗った電車の窓の向こうで イルミネーションが遠くで揺れてる 僕はそれが 別にきれいとは思えないんだよ  最低の気分も 最高の気分も 気分は気分さ 全部くだらない話 最低だって言われた自分も 最低だって言った自分も その自分だけが 今日を最高にするんだろ  ほら見なよ 自殺志願者が駅のホームから なにもない顔して電車に乗ったよ 僕はそれが すごくきれいだと思ったんだよ  いつかは君も僕もいなくなって それでも誰かが戦争を起こすよ だけど今日は すごくきれいだと思ったんだよ  今日は思ったんだよ
聞こえない声それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら弱いから奪われる 弱いから君は殺される もういやだ 強くなりたい だから僕も君も殺したんだね  自分以外は敵になった 気づいたら自分も敵だった でも死ねるわけないよな だって 本当は仲良くしたかっただけじゃ  汚いと叫ぶ暇もない ゴミ溜めのような日々から 僕らは必死で ただ必死で叫んだ 枯れるまで  記録には残ることはない 記憶には残したくもない あの日が終わっても また必死で叫んだ 聞こえない声で  なにがしたいんだよ ただ必死で叫んだだけの 聞こえない声で
思考停止それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら電話が来るだけで苦痛 生命力が薄いね それでも生きていたいの 決定 それは決定  来週は果てしなく遠い 二束三文の感覚と妄想癖 君のことは信用できないな たった一言で今日もゲームオーバー  孤独と手を繋いで 理不尽と手を取り合って これでも前向きなの どこ見てもどうせ前だね  現実は果てしなく遠い 二束三文の安全が最優先 自分でも信用できないな 残機は99でもゲームオーバー  来週は果てしなく遠い 二束三文の現実と妄想癖 君のことは信用できないな いつまでも画面表示はゲームオーバー
優しくない歌それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら彼女が食べた動物は 誰が殺してくれたの 燃やした森が戻るまで いったい何年かかるの  僕らは どうでもいいことばかり考えすぎて 本当のことは見ないように 生きているのかな  何かを壊してしまうよりも 作ることは どうして難しいんだろう  優しい人になりたかったはずなのに なんで僕は また泣かせてしまうんだろう  失望を超えて 不確かを超えて 僕らのこの弱さを この痛みを この醜さを 誰が許してくれるんだろう  明日死んでしまうなら 僕はもう歌わないよ きっとまだ 怖がらなくていい  あと少し一緒に歌おう  失望を超えて 不確かを超えて 僕らのこの弱さを この痛みを この醜さを 傷を舐め合うように 全部誤魔化すように 君を許すから 君以外の全てを許して
明日のハッピーエンドそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら泣きたくても泣かなかったね 言いたくても言わなかったね 「明日やるよ」の明日は来ない 明日は 今日も明日のまま  戦わない 争わない それがいいね 勝たなくていい 負けたくない それだけがしたい  傷つくのは誰でも嫌 それはそうね 守りたいのは誰かじゃない 安いプライド  そりゃ現実はウサギが勝つとして カメだと先に名乗ったら 負けても別に悔しくないよな  笑いたいけど笑えないね 怒りたいけど怒れないね 喜怒哀楽捨てて 人間も辞めたら そこに居れるの  変わりたいけど変えはしないね それじゃ一生変わらないね 「いつかいくよ」のいつかは来ない いつかは今日も いつかのまま  他人にまた 期待をして 期待はずれ それでもまだ 楽がしたい それだけがしたい  もうなんにもしたくないね もう一生疑問もないね これでいいの 無条件で認められたい  そりゃ現実は勝ち負けじゃないから それだけ先に語ったら 逃げても誰も追いかけないよな  笑いたいけど笑えないね 怒りたいけど怒れないね 喜怒哀楽捨てて 人間も辞めたら そこに居れるの  変わりたいけど変えはしないね それじゃ一生変わらないね 「明日やるよ」の明日は来ない  明日は 今日も明日のまま
無自覚なプラットホームそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くならホームにごった返す人 あちらこちらからの舌打ち これが自分の知人なら 180度 態度は変わるくせに  一斉に持ち出す携帯機器 あっちの世界で飛び交う 意見という感想 こっちのアナウンスはオブラートで 商業ロックみたいに易しい  でも触れるな 触れたら加害者 頭は空っぽが理想だね 白線の内側にいなさい 僕らの自由は この中だけ  人様に迷惑はかけるな それが不愉快って意味なら 僕には お前らの御託の方が 電車の遅れよりずっと迷惑  でも触れるな 触れなきゃ部外者 ご機嫌は命より重いの もし仮に 死んだ方がいい人間がいるなら 死にたいなんて思うやつのことじゃないだろ  自己愛は無自覚な悪意 僕らの自由はこの中だけ  白線の内側にいなさい
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
水たまりの成分それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら理由がほしいだけでしょ 傷つけることにも 言ってほしいだけでしょ お前は正しいって そんなもんは広告と同じだよ  ねえ あの子が泣いてるのは 悲しいからじゃない 誰かの笑顔を食べなきゃ 僕らは生きれないから それはまるで 食物連鎖の様に  僕らがまた 選んだ未来が 誰かをまた傷つけてしまうけど 君が笑うと 僕は嬉しいよ 誰かが泣いても気にならない位  いつか あいつも君も僕も 加害者も被害者も関わらない人も 一緒に笑える日なんてくるのかな それはないな だって そこに僕はいない  僕らがまた 選んだ未来が 誰かをまた傷つけてしまうけど 君が笑うと 僕は嬉しいよ 誰かが泣いても気にならない位  水たまりを踏みつけて遊ぼう 傘をさしたら迎えに行くから
普通の歌それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くならバカみたいだな いつだって心と頭で 心は置き去りで 頭ばっか選んでさ  病院の待合室は 今日も無音で 適当な音楽くらい 流しておけばいいのに  自動ドアを通り抜けたら ちゃんと薬のんで それから電車でゲームして そのあとうちで何か作って食べよう  そんな普通に憧れて その普通に手を伸ばして これが普通なの きっと普通だよ その普通で僕らは狂いそうだ  こんな普通の歌じゃ きっと君は笑うだろう それじゃ普通だよ そう普通だよ 僕らは笑って 少しだけ泣いた  バカみたいだな いつだって自分と他人で 自分は置き去りで 他人ばっか選んでさ  もう少しだけ 自分のことを選べたなら 僕らの今日も 少しはマシな日になってたのかな  あいつの家に寄ったら どうせみんないるよ くだらないこと気にすんな そんなこと気にするやつなんかもういないだろ  そんな普通に憧れて その普通に手を伸ばして これが普通なの きっと普通だよ その普通で僕らは狂いそうだ  こんな普通の歌じゃ きっと君は笑うだろう それじゃ普通だよ そう普通だよ 僕らは笑って 少しだけ泣いた それだけのこと  それじゃ普通だよ そう普通だよ 僕らは今日も笑って 少しだけ泣いた
優先席それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら想像してよ もし君が君じゃなかったらってことを そしたら君は 今の君に 一体なんて言うのかな  結局 君は楽がしたいの そうじゃないなら 何がしたいの 始める理由がどんなものでも 続ける理由はいつも変わるね  かっこ悪いからやめてしまおうかな なんて  正解/不正解その裏に 成功/不成功が透けている うまくいくからやるんだったら さっさとやめちまえよ 誤解だってきっとされる 努力なんか報われない どうせそうやって終わるなら やりたいことやって 死ねよ  自分を否定する人は悪 自分を肯定する人は善 神様にでもなったつもりかい そんなつもりもないんだろうけど  かっこ悪いね 人間っていうやつは  この目は遠くを見れない この手は全てを触れない それなのに僕らは なんでも出来る様な顔で偉そうに 想像しろよ もし僕が僕じゃなかったらってことを そしたら 少しは自分と誰かの距離が縮められるのかな  僕らはお互いを観客だと思い込んで 「ちゃんと見てよ」と嘆いてる 主役だらけの映画みたい  僕らは解ったように全てを勘違いして これじゃ解り合えないね だったら譲り合えないの  こんなはずじゃなかったんだ お願い 話を聞いてよ ただ仲良くしたいだけ それが僕らには簡単じゃない  解り合えないなら 譲り合えないの 解り合えないから 譲り合えないのかな
白紙の地図それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら僕らは苦しくて 本当は張り裂けそうで それでも今日もまた 平気なふりをして生きている  もう自分の好きな人が 苦しむ顔は見たくはない なのに知らない誰かのこと 簡単に忘れられる  それじゃ無理もないね きっとこれで当然だね 自分が今までしてきたことが ただ帰ってきただけ  なにもない から始めよう それは悲しいことじゃない 僕らが ここから 一緒に作っていけるなら  白紙に地図を描こう 今までの話じゃない これからの僕らのこと  くだらない話だろ 君と僕に比べれば 意地をはるなら 誰かのこと守る時だけにしとけよ  それじゃ意味がないね 自分で泥をかけたね 全ての出来事はいつも その次の行動で決まるのに  なにもない から始めよう それは悲しいことじゃない 僕らがどっちも嬉しくなる そんな日に出来るなら  白紙に地図を描けよ 今まではどうでもいい これからの僕らの そう僕らのこと  わかるかい これは 僕らのこと
サウンドチェックそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら「言いたいことがあるなら言えよ」 それが言えない気持ちがわかるかい  安心しなよ うまくいっても 別にそれ誰も褒めてくれねーよ  中学生で思考はきっと停止してる  勉強なんかじゃない 才能なんかじゃない 崇高なんかじゃない ファッションなんかじゃない 現実に唾を吐くために歌え  気持ち悪い声してるって 子供の頃言われすぎて知ってるよ  生きてる意味なんかないね 死ぬよりそれが悔しいだけで  小学生で思考はずっと停止してる  信用なんかはない 成功なんかはない 賞賛なんかはない 金銭なんかはない 現実に唾を吐くために歌え
奇跡それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら怖いならやめればいいよ 無理をしてまで やるべきことなんか ひとつだって ありはしないんだ  幸せにはなれるよ 僕がいなくても 誰でもきっとそう きっとそう そうなんだ  ゴミみたいな 生活の中で 自分のことも守れないまま いっそのこと 消えてくれなんて 何度も願ったくせに 探したもの  学校でもネットでも 教えてくれない様な 本当のことを 僕らは知りたいんだ  アホみたいな生活の果てには 僕らが生きた意味があんのかい 簡単じゃないよな なんて誤魔化して 何度も 見ないようにしてきたもの  きっと 僕らはなんにもなれないけど でも 僕らはなんにでもなれるんだ  優しくなれないなら死んだ.がいい 誰が言ったの 君にそんな嘘を  もう 僕らはどこにもいけないけど でも 僕らはどこにでもいけるんだ  あり得ない って言い切った奇跡が ほら そこらじゅうで 僕らを笑った  バカにするように 僕らを笑った
無罪と罰それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら例えば悲しいことも 歌にすれば不謹慎で 僕は歌うことも辞めてしまいたくなったよ  歌えば歌った分だけ 自分が偽善者に見える 別にそれでもいいけど 君には笑ってほしいなんてさ  誰かを 好きになることは下手くそなくせに 誰かに 好きになってもらうことだけに僕らは必死で 結局みんな一人になる  きっと 僕らの罪と罰は 大袈裟なもんじゃなくて 自分も他人も愛せないこと きっと 難しいことじゃない 遅過ぎることでもない ただ僕が変わればいいだけ  どうして 君は自分が嫌いになったの どうして 僕は君を嫌いになったの どうして 君は自分がいらなくなったの どうして ねえ どうして  きっと こんな僕らの罪と罰は 自分を犠牲にしたら 何かを守れると思ったこと きっと 難しいことじゃない 誰かのせいでもない  君が僕を好きじゃなくても 僕は僕を好きになりたい  君が君を好きじゃなくても 僕は君を好きになりたい
自己嫌悪のターミナルそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くならもう許してあげなよ そろそろ自分のことも どうでもよかったんじゃなくて ちょっとだけ怖かっただけ  匿名希望 コミュニケーションは痛いな 増えるばっかりの ルールと関係を いつかちゃんと 捨てにいかなくちゃな  今 遅すぎることも 早すぎることも 本当はきっと ないんだろうな じゃあ 今日までの全部 終わりにして 君と笑ってもいいのかな  もう許してあげなよ 明日の自分のことも 死ぬとか生きるとかさ 本当は興味ないくせに  正体不明 それだけで全部怖いな 誰かが言ってたな 幸せな人は幸せだと感じてる人のこと  今 確実なことも 不確実なことも 本当はきっと 無いんだろうな じゃあ この痛みも この現実も 僕が作ったものなのかな  君が今も泣いてるのも あの日のことも 僕のせいで だけどそれも いつか忘れて なかったみたいに暮らせるのは 僕が世界を作っていて 君も世界を作ってるから  僕らはたぶん いつか死ぬんだね なんとなくわかるよ いつか死ぬんだね  遅すぎることも 早すぎることも きっとないんだね
2月11日それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら彼女が誘ってくれた アイドルみたいなバンドのライブ 案の定 クソみたいな音楽が流れてる  彼女はそれを聞いて 楽しそうにはしゃいでる 僕はそれを見て 少しだけそのバンドに感謝した  くだらない人が くだらない人に こうやって くだらない歌を歌ってる こんな光景が 僕にはただ 少しだけ愛しく思えただけ  僕の友達が 大好きな子に曲を作った それを聞いたその女の子は 「気持ち悪い」って言った  くだらない人が くだらない人に こうやって くだらない歌を作ってる こんな光景が 僕にはまだ くだらないと思えないでいるだけ  僕がもしも 「音楽をなんで続けてるの」って聞かれたら きっと僕は こうやって答えるしかないだろう  くだらない僕が くだらない君に こうやって くだらない歌を歌ってる こんな光景が 僕にはまだ くだらないと思えないでいるだけ  僕がここにいる 君がそこにいる 僕らの間に 音楽が流れてる こんな光景が 僕にはただ くだらないと思えないでいるだけ  音楽は ここにあるだけで素晴らしい
僕らのミュージックそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら僕らのミュージック お前らここに来いよ  殴られた痣も 隠してしまうくらい 他人の事ばっか気にしてさ 隠れて泣いても ないのと同じになるのに また 隠してしまう  誰かにとっては終わったことでも 君にとっては終わってなんかないだろ 始められないんじゃない 終わってないから まだ ここにいるんだろ  自分で自分すら見捨ててきた  僕らのミュージック お前らここに来いよ 最低な日と多対一でいこうぜ 一人じゃなくていい なんか言われたって気にすんな 昨日を壊せ 僕らのミュージック  僕らのミュージック お前もそこで歌えよ 誰かの為じゃない 自分の為に歌え  今 君が泣いて生きてることは 間違いなんかじゃない もし誰かが笑っても 気にしなくていい 俺は絶対笑わないから  僕らのミュージック お前らここに来いよ 最低な日と多対一でいこうぜ どんな昨日より 君が生きている今日が 僕には意味があるんだよ 価値があるんだよ  過去を壊せ 僕らのミュージック  少しは役に立てよミュージック
不燃ゴミの日それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら昨日まで欲しかったものが 今日はもういらなくなってしまった 気づいたらいっぱいになってたゴミ箱を 中身も見ずに捨てた  僕はもう僕のことも 信じられなくなったよ  ねえ 僕らは それぞれが正しくて だから誰とも解り合えない それを悲しいと思えない僕は 変わってしまったのかな  昨日捨ててしまったものが 今日になって必要になってしまった でもゴミの日は昨日のこと 僕はもう思い出すこともやめた  僕はもう君のことも どうでもいいことになったよ  ねえ 僕らは それぞれが正しくて だから誰とも解り合えない それを悲しいと思える君が 僕は不思議だったんだ  なんだろう この気持ちは なんなんだよ 俺は一体 捨てたはずのゴミがまだ 愛しい  ねえ 僕らは それぞれが正しくて だから誰とも解り合えない 本当にそうなのかな 本当にこれでいいのかな  ねえ それぞれの正しさを もしも捨てることができたら 僕らは一緒にいられるのかな  だから君を疑う前に 僕は僕を疑えたら
エスと自覚症状それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くなら否定派も肯定派も興味ないね その双方が手を繋ぐとこだけが見たい  目の色や肌の色で敵って決めるんなら 子供より子供  完成形 誰にでもわかる言葉なんてもんは あるはずもない なら絶望して認め合えよ 自分との違いを それだけが真実  常識も非常識も興味ないね 誰視点のどの文化での話してんの  水色も黄土色も友達になれんだろ かっこつけんなよ だせーから  安全性 自分でわかる自分なんてもんは 一部でしかない なら絶望して認め合えよ 自分の醜さを それこそが真実  誰にでも好かれる音楽なんてのは あるはずもない なら絶望して認め合えよ 自分との違いを それだけが僕らの希望  僕らの希望
片方だけの靴それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行それでも世界が続くならうるせーよ お前に別に聴かせたくもない あいつにそう言えてたら きっとよかったんだね 大丈夫 大丈夫 君は間違ってない そうやって君に言ったから あの子は泣くんだね  何かを選ぶことは何かを選ばないこと こんなことにも気づかずに 僕らは互いの正しさを言いたいだけ  信じたいなら傷つけよ 優しくしたいなら壊せよ 自分がされて嫌なこと 他人にする僕ら 否定したいなら許せよ 後悔したいならまずやれよ 片方の理由だけ探して まるで片方の靴  わかってる わかってる わかってないことにすら気づかない 結局そう言いたいのは 自分が好きなだけ きれいな言葉も 化粧も チューニングさえも 結局僕らは背伸びして評価されたいだけ  信じたいなら傷つけよ 優しくしたいなら壊せよ 自分がされて嫌なこと 他人にする僕ら 否定したいなら許せよ 後悔したいならまずやれよ 片方の理由だけ探して まるで片方の靴  まるで片方の靴だね
5分後のアンチテーゼそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行朝から夜になるのを怖がって 夜には朝が来るのを怖がって その顔で そのあとなんて言われたっけ そのうち この歌のことも忘れるよ  くだらねえ くだらねえ くだらねえ くだらねえ 後悔も 言い訳も 防衛も 正当化も 君がいなきゃ意味がないね 価値もないね バカみたいだね くだらねえ こんな.分がくだらねえ  人に会うのが怖くて 電車に乗ったら頭痛で 知らない誰かの会話が 脳から離れなくって 端から否定しまくって 最後に自分もけなして どうせ それも忘れるくせに  くだらねえ くだらねえ くだらねえ くだらねえ 常識も 非常識も 知りもしないで語るのも 価値観の押し付けも ロックバンドも バカみたいだね わかってる なにがだよ こんな自分がくだらねえだけ  嫌いでいいよ あれのことも 好きじゃなくていいよ この歌も 嫌いって言えよ そいつのことも 好きじゃないって言えよ なあ くだらねえ 聞こえてるか  わかった顔して歌ってんじゃねーよ なあ  ただ本当は 怖いだけだろ
消えた星の行方それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行ひとり 誰といたってひとり なにしても どこにいたってひとり わかってる 本当は誰も一人じゃない 一人じゃない だから僕らは ひとりになる  死ぬなら死ねよ なんて言えない 僕も同じだよ 気にしなくていい 起きたら覚めてしまう夢なら 早く言ってよ ねえ  もっと僕を悲しませて 無傷でなんて生きれないなら 君が僕を悲しませて 他のことが思い出せないくらいに  市街地はやたらと人が多いね 一人くらい いなくなっても気づかないくらいに 楽しいことがあるなら教えて 時間なら少しくらいはあるからいいよ  いつも一緒にいれなくていい 君はそんなに無理しなくていい 隠して僕を守らなくていい いいから言ってよ ねえ  もっと僕を悲しませて わかった顔した大人になる前に 君が僕を悲しませて アホ面さげて歌えなくなるくらいに もっと僕を傷つけてよ 本当のことで立ち直れないくらいに  僕も君を悲しませるから 君が僕を悲しませて
蝶と少女の関係それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行君に会いたい 自分の為に 自分の為に 誰かを蹴落とす 蹴落とした事を 誉めてもらいたい 褒められなかった少女が 路上に横たわる  死にたい 消えたい が先月の流行り とりあえず否定して 自分を守る 誰にも伝わらない 伝わらないのは 伝えるつもりがない 終わって気づく  君を守りたい 自分の為に 自分の為に 自分を汚す 汚れた事を 褒めてもらいたい 褒められなかった少女が 路上に横たわる  大丈夫 問題ない が最近の流行り 希望的観測も もってあと数分 絶望も希望も なんか似てるよな 空想みたいなもん だったら消えろ  救われたいくせに 救う気がない 笑いたくもないのに それを止める気がない 望んだとおりの 誰かは来ない 変われなかった少女が 路上に横たわる光景  勝手に期待して 勝手に傷つく どうせするなら 自分にすればいいのに  蝶が羽ばたく 自分の為に 自分の為に どこまでも飛んでいく 何かを選べ 何かを選ばないために 選ばれなかった少女が 路上に横たわる光景  そんな光景
平行線それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行僕らは何度もお互いのせいにして 死ぬまでそうやって あたま悪そうに笑う  どうでもいいよね その話 終わりの見える未来 あとはゴールするだけ  性格悪いね 君だって 誰かの失敗が そんなに嬉しいの  いいから黙って お前のこと 別に嫌いにもなりたくない 嬉しくないよ なにひとつ だったら帰れよ  僕らは何度もお互いのせいにして 死ぬまでこうやって誰かのせいにして 優しくなれないから優しいふりして 死ぬまでそうやって あたま悪そうに笑う  どうでもよくはない 全部どうでもよくはない 諦めてしまいたいだけ つまりはただ 傷つきたくないだけ  怖くはないよ それは嘘だね 本当は全部怖いくせに 楽しくないよ なにひとつ だったら帰れよ  思い通りにいかないからって 自分を傷つけたら 君も加害者だね 思い通りにいかないんだったら 君のその最悪の想像は 思い通りになるの  傷つけられるなら 自分で傷つきたい 誰かと笑ってみたい 無傷でそうなりたい  僕らは何度もお互いのせいにして 死ぬまでこうやって誰かのせいにして 優しくなれないから 優しいふりして 結局今日もまた あたま悪そうに笑うだけ
君の嫌いな世界それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行言葉にすると嘘っぽいな どんな本当のことも 音楽にすればきれいだな どんなみにくい嘘も  それが僕はずっと嫌だったけど 今はそうでもないよ 僕のこの歌を ゴミ袋にして 一緒に部屋をかたそう  この世界の最低なことの全部が 音楽にでもなればいいのにな 暴力でもなく 武器でも兵器でもない 無力で無意味な ただの音楽になれ  この世界の最低なことの全部が 音楽にでもなれば それでいいのに そしたら少しはマシになるのかな 君の嫌いな この世界も  言葉になると嘘っぽいな どんな嬉しいことも 音楽にするときれいだな どんな悲しいことも  音楽があるから生きていける なんて君は言うけど それはきっと逆だよ 君がいるから音楽は生まれる  もしも僕に 嬉しいことがあったら 音楽になんて もう しないよ なんにもならない 僕の嬉しいことが 伝わるんじゃなくて 渡せたらいいのに  この世界の最低なことの全部が 音楽にでもなれば それでいいのに そしたら少しはマシになるのかな 君の嫌いな この世界も  君の嫌いな この世界も
成長痛それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行いつのまにか 僕らの心はどんどん離れていく 「なにもしないから なにもない」って今更わかった僕でも 本当は全部覚えているよ 初めて話したことも 初めてギターを買った日も 僕が逃げたあの日も  「変われない」んじゃない 変われないんじゃないよ ただ成長痛が怖くて 先に伸ばしてるだけ ただそれだけ  明日が来る また今日も来るよ まだ僕はなんにも君に言えないままで 昨日はごめんね それとありがとう 言えなかった言葉が 歌になって CDになって ゴミになって また今日も 君に届かない  髪を立てるだけでパンクなら 偉そうにするだけでロックなら 手を差し伸べるだけで優しいなら 僕らは きっと悩まない  「歌にする」んじゃない 歌にしたあと話そう 本当に大事なのは いつもそれ自体よりも その次のこと  明日が来る また今日も来るよ まだ僕はなんにも君に言えないままで 昨日はごめんね だけど今日は言うよ 言えなかった言葉が 喉の奥で 消える  明日が来る ちょっと待ってくれよ まだ僕はなんにも君に言えてないんだ 昨日はありがとう 本当にありがとう 言えなかった言葉が 溢れてきて 声になって 涙になって  ごめん まだ言えそうにない  ねえ
シーソーと消えない歌それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行終わらないものなんて なくてよかったな 君の その痛みも いつかちゃんと終わる  変わらないものなんて なくてよかったな 君の そのさよならも いつか笑い話に変わるから  消えないものがさ あるような気がしてたから 本当はすごいさみしいけど これでよかったんだよな  「忘れられないこと」なんて ないほうがいいに決まってるから ちゃんと全部忘れて また一緒にゲームでもしようぜ  「お先に」って言って 君が背中を向けた時 なんとなく分かったんだ あれはきっと未来の僕  みんなきっとそう そうなんでしょ 死ぬ死ぬって言って 死なないつもりで生きてる もしも 「今日が最後」って知ってたら 君は 今日を生きたかい?  おめでとう 今日はきっと誰かの誕生日だよ でも さよなら 今日はきっと 誰かが死んでしまう日なんだよ  消えない歌がさ あったらいいなって思ってたけど でも 消えない歌なんて なくてよかったんだよな  だって君の その痛みも ちゃんと終わる よかったな  よかったな
一般意味論とアリストテレスそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行あいうえおの羅列で 僕らは傷ついて あいうえおの羅列を 君は欲しがってる  「僕は嘘つきなんです」 この意味がわかるかい りんごって言葉が 本当のりんごになることはない  今日の僕と 昨日の僕は違う 今日の君と 明日の君は違う 僕らはどうして こんな当たり前を 決めつけてしまうんだろう  これが出来なきゃ もう私には価値がない いくらでもあるだろ バカみたいにあるだろ  もう半分しかないのか まだ半分あるのか いいとか悪いとか 決めてるのは自分だろ  今日の僕と 昨日の僕は違う 今日の君と 明日の君は違う 僕らはどうして 自分で見たものより 言葉を信じたいんだろう  もう駄目だって 思う時じゃもう遅い まだ大丈夫 そう思った時に話してよ 言葉じゃなくていいよ 心なんてどうせわかんない その目で その手で その顔で 僕を見てよ  君の僕と 僕の僕は違う 君の君と 僕の君は違う 言葉も 名前も 洋服も 音楽も 「君の全て」 だなんて 言えるわけないのに 僕らはどうして こんな当たり前を 決めつけてしまうんだろう  そのままを見れないんだろう
ウェルテルの苦悩それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行つまり 自分が可愛いんでしょ そう言われたら怒るかな だけど 安心していいよ 僕だってそうだから  誰かを否定してることに 自分で気づいてないでしょ だって ただ自分のことを 肯定したいだけだもんね  いつも本当のことは 誰かを傷つけてしまう 僕はそれを知らないから 君を泣かせるのかな  僕はもういらないから 君に全部あげるよ 君も きっとそのうちに いらなくなるけど  小さくなった洋服を 捨てていくみたいに 僕らの心も 少しづつ 捨てていかなくちゃな  疑えよ 目に映る全部を それを疑う自分を 君はそれが言いたいから あの時 笑ったのかな  否定するのは簡単なことだね 人間は完璧じゃないから 自分が正しいと思うことは もう既に暴力  いつも本当のことは 誰かを傷つけてしまう 君はそれを知ってるから 苦しくても笑うのかな  ありがとう  うそつき
鮮やかに変われそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行その過大評価 ありがとうね 僕はそんなに大したことはない 今もこうして ゴミ箱の中から 拾った言葉を 歌うだけ  ねえ 使えない自分も 鮮やかに変われるの 現実も細胞も 鮮やかに変われ  この下手な歌と 下手なギターで 世界は変わるの? 変わんねーだろ 「やる気ないなら やめちまえよ」 知らない誰かの 声がする  ねえ 使えない自分も 鮮やかに変われるの 現実も細胞も 鮮やかに変われ  諦めることも 諦めちまえよ 変われなくなるまで 鮮やかに変われ  探すもんじゃねーだろ 鮮やかに変われよ ねえ 言い訳はもういいから 鮮やかに変われ  鮮やかに変われよ  使えない自分も鮮やかに変われよ ねえ  鮮やかに変われ
参加賞それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行もうじゅうぶんです 苦しくなるのは たくさん泣いたし えらかったよ もうじゅうぶんです 優しくなるのは だって君は もう 優しいんだから  「明日は来るよ」と誰かが歌えば 「来るけど地獄だよ」答える僕だった ひねくれすぎて ねじれちゃって 何が本当の僕かわからなくなってた  死ぬ気になれよ 死なないから 一体何にびびってんだよ 本当に何にびびってんだろ 嫌われてないよ 大丈夫さ そんなにお前を気にもしてないよ わかってんだよ でもなぜか怖いんだ  もうじゅうぶんです よくやりました だったら今すぐ なんかくれよ じゃあ あなたは一体 何が欲しいの そうだな できれば 参加賞が欲しいな  ひとつでいい ちいさくていい 賞金なんか誰かにあげるから  「ここにいた」ってこと証明してみせてよ 死んだっていいよ 死ぬんだから 僕の最後の日はいつですか せめてその前の日までには 準備しておいてよ  苦しくていい なれてるから 悲しくていいよ なれてるから 痛くてもいいよ なれてるから でも 優しくしないでよ 泣くから  「泣いてもいいんだよ」 「気にしなくていいよ」 やっぱり君が 優しく言うから 準備するどころか あるはずなんてない 「生きてる」って証拠を 渡してくれたんだ  空っぽの僕の手に 空っぽの君の手で 握りしめてくれた 「ほらここにあるよ」って  「ふざけんなよ」って 言いながら 泣いた
パンの耳それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行つまり 世界は君のせいで 明日終わってしまうんだろ なんて 自意識過剰なの それは僕も同じことだね  君が泣くのは 人間のせいで 傷つけるのは 人間だからで ちなみに僕も人間です なんか自首してる気分だね  苦しくても強くなれないから 悲しくても優しくなれないから 君はきっと 今日と同じように 明日も生きて 明後日も生きるだろう  歌うことに意味はあるかい 僕は「ないよ」と答えよう ほっておいたら硬くなった パンみたいなアホ面で  傷ついても強くなれないまま 傷つけても優しくなれないまま 僕はきっと 生きてしまうんだろう 明日も生きて 明後日も生きるだろう  いつからだろう こんなふうに決め付けてしまったのは いつからだろう 腕を組んでライブ見るようになったのは いつからだろう 泣けないのを強さだと思ったのは いつからだろう 否定して気持ちよくなってたのは  苦しくても 強くなれないまま 悲しくても 優しくなれないまま 傷ついても 強くなれないまま 傷つけても 優しくなれないまま  僕はきっと 明日も目が覚めて 布団から出て バイトに行くんだろう  君はきっと 今日と同じように 明日も生きて 明後日も生きるだろう
水色の反撃それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行「復讐してやるんだ」 君が笑って絵を描く そんなの意味なんかないけど 君が笑うのは嬉しかった  手首にはたくさんの傷 その数だけ誰かを許したの? パレットにはたくさんの水色 君が一番 嫌いな色  今日も君が こうして生きてる それが僕は嬉しくて 痛いよ 君が生きることは 君が笑うことは 反撃みたいだな  今日も君が 泣かないで生きてる それが僕は悔しくて 泣くんだよ 完璧じゃなくていいよ そんなのどこにもないんだよ でも 君は生きてる  「自分が一番どうでもいい」 それが一番楽だね 何も感じなくて当たり前だよ そうやって自分を殺せたら  今日も君が こうして生きてる それが僕は嬉しくて 痛いよ 君が生きることは 君が笑うことは 反撃じゃなくていい  今日も君が 泣きながら生きてる それが僕は悔しくて 泣くんだよ 完璧じゃなくていい 見なよ 僕だってそうだよ でも 僕も生きてる  君も僕も こうして生きてる  あそこで泣いてる あの子は誰だろう よくわかんないけど 僕らは生きてる
痛くないそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行全てを失ってしまった様な そんな気分でいたけれど それ自体がもう勘違い 最初から全部俺のものじゃない  見慣れて何も感じない あれのことも 優しいあの子も さっき沸かしたコーヒーも 一度だって俺のものじゃない  くだらねえなって呟いて 何がって問いただす よく考えたらそれは 俺のこと  傷つくことは痛くない 痛くないから死ぬまで治らない ありがとう まだ嫌いじゃないなら 僕を許さないで  痛みはいつも君に優しい 痛いから君はそれ以上切れない そのままずっと痛いままなら 繰り返す意味もなくなるんだろうか  傷つくことは痛くない 痛くないから死ぬまで気づかない そんなの ただの強がりだろ 全部知ってるくせに  それがなに 何が言いたいの 言いたいことはそれだけか かっこいいとか思ってんの 頭悪いな相変わらず 今すぐ言えよ 好きになってほしいって言えよ 今すぐ言えよ もう痛いのは嫌だって言えよ  じゃあ それができたら何点くれるの
焼却炉それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行どうでもいいんでしょ 本当はあれもこれも どうでもよくないのは いつだって自分のこと  それなのに浅ましいね まるで逆だと思われたい あなたの為だなんて それはつまり自分の為  許したくないんなら 許さなきゃいいんだよ 許されたいんなら 許してあげればいいよ  人間は大したことないね 僕らが思うよりも 優しいことが淘汰されて それを拾う人はいない  忘れられないんなら 忘れなきゃいいんだよ 思い出せないんなら 思い出さなきゃいいよ  悲しいと思うなら 泣いたらいいんだよ 嫌だってちゃんと思うなら 逃げればいいんだよ  許したくないんなら 許さなきゃいいんだよ 許されたいんなら 許してあげればいいよ
テセウスの夜それでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行なんだか 今日はやけに 静かな夜だな 頭の中が なんか優しい感じがする  だけど この部屋の外 この世界のどっかで 誰かが泣いている それを僕は知ってるのに  見ないふり 知らないふりをしているうちに 本当に 何も思わない 何も感じない そんな人になってしまいそうだ  いつか 僕が君を忘れたら 僕は何を君の代わりにして 誰の隣で笑うのかな  ミサイルを作る人 犯されたこと隠す人 脅されて従う人 正義を掲げて殺す人  何もないこの部屋の外 それは本当にあって きっと泣いている それを僕は知ってるんだ  いつか 君は僕を嫌うだろう そしたら 何を僕の代わりにして 誰の隣で泣くのかな  さよなら ありがとう これで おわかれだね いつかどっかで また会えたら 知らないふりをしておくれよ  大好きだったこと 大好きだった人 あんまりいなかったけど  できればみんな どうか元気で
夜を越えろそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行誰の真似すりゃいいの 誰に聞いたらいいの 俺じゃなくてもいい だったらやすませてよ ねえ  案外しゃべれるね それって誰の話 返事は一度でいい 多分じゃなくて絶対  むすんでひらいて ひらいてむすんで  早く寝ろよ 今すぐ寝ろよ 朝は来るよ そりゃ来るだろう 眠たくても 眠くなくても 自分で夜を越えろ  誰のせいにすりゃいいの 誰のせいに出来るの 選択肢は漠然と 自分以外の人間  くっついてはなれて はなれてくっついて  早く寝ろよ 今すぐ寝ろよ 朝が来るよ そりゃ来るだろう 生きたくても そうじゃなくても 自分で夜を越えろ  早く寝ろよ いいから寝ろよ 朝は来るよ 当たり前だろ 眠たくても 眠くなくても 自分で夜を越えろ
スパロウそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行信じてないけど 生まれ変わるなら 自分以外の人間になりたい  お金もいらない 欲しいものも我慢するよ だからお願い いいようにされない自分でいたい  傷つけられてしまうことも 思い通りにならないことも 当たり前だと思っていたら 逃げられない人になってた  今すぐ 君に会いたいな やっぱり会いたくなんかないな 言いたいことはいつでも 言えないままで いつか忘れられるのかな  時間は戻らない 壊れたら治らない せめてお願い もう一度笑ってほしい  未来は空想の話で 過去は消えてしまうものなら 一体 僕らは何に苦しんでいて 泣いてるんだろう  今すぐ 君に会いたいな やっぱり会いたくなんかないな シャワーじゃ落とせない この体ごと 剥ぎ取ってしまえたらいいのに  今すぐ 君に会いたいな やっぱり会えるはずなんかないな 言いたいことはいつでも 言えないままで 今日を忘れられるのかな  有り得るわけないけど 本当のこと僕が言っても 君が笑ってくれたら それだけでもう 全部どうでもいいことになる  きっと どうでもいいことになる
カインそれでも世界が続くならそれでも世界が続くなら篠塚将行篠塚将行ねえ はじめましてを僕は 何回言っただろう 君とただ仲良くなりたくて 小さな声をふりしぼって  ねえ はじめましての分だけ 僕らは出会えたのかな 君とまた会いたいから 僕はこうして歌うけど  まだ 僕の声は生まれて すぐ こうして ライブハウスの薄い壁で消えてしまう  ねえ 君はどうして今日も 音楽を聞きに来たの? 僕はそれが嬉しいから 今日もこうして歌うけど  まだ 僕の声は 生まれてすぐに こうして ライブハウスの薄い壁で消えてしまうんだ  まだ 君と僕は出会うことも 話すことも ふざけあうことも いっしょに泣くことも いっしょに笑うことも できないまま 消えてしまう  手を繋ごう 僕らはきっと ここから始まるんだよ  今から始まるんだよ
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