蟻作詞の歌詞一覧リスト  67曲中 1-67曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
線路の上の雲キミノオルフェキミノオルフェ蟻・中原裕章Quruteねえ 見て 宇宙にあの日の雲が ちぎれて 世界を旅をしてきたよ 君の上にもいつだってあった 君は今も 今までも綺麗  線路の下 敷き詰められた小石 蹴るには重くて 拾うにはありすぎる 目を凝らす夕陽と同じ色の背景 赤に重なるストーリー  あの時の怖さとか 何処に行ったんだっけ?  あの時の罪悪感とか 何処に行ったんだっけ?  あの時君は 何処にいたんだっけ?  あの時、あの時、あの時、君は  あなたに言えなかったアイムソーリー 美化される日々ステップアップ 散り散りになっていくクラスメイト 思い返すのは君の「ありがとう」だけ  言い返せない恥ずかしさは後悔だよね? そればっかり覚えててごめんね  君の笑った顔 何処行ったっけ?  振り返ればあの夕陽 何も見えない逆光で  どうにかしてるよ、ほんと  どうにかしてるよ、ほんと
紙飛行機は手の中にあったキミノオルフェキミノオルフェ蟻・Qurute・ymtkrQurute物心ついたとき 七棟の団地 裏の給水棟 昇ったり落ちたり水の音 休みなく働いている  ビデオテープ 怪獣家族 きょうだいはただ かじりついてた 下のふたりを抱きよせ眠る ママは私を抱いてくれた  目の下まで 前髪が伸びた その隙間から 見る狭い世界  夢みたいなことと笑われても 夢じゃなくなる瞬間を知りたい 紙飛行機は 手の中にあった  したいことが増えていく 足りないことも突きつけられた 人差し指が追った雲の上 あの飛行機はどこへ行くの?  家族をなんとかしたかった でも力が足りなかった  夢みたいなことと笑われても 夢じゃなくなる瞬間を知りたい 夢みたいなことと笑われても 夢じゃなくなる瞬間を知りたい  ただそれだけ あとは飛ばすだけ まだなだけ  ただそれだけ あとは飛ばすだけ まだなだけ  紙飛行機は 手の中にあった
僕に会いたいキミノオルフェキミノオルフェ蟻・QuruteQurute穴の空いた風船を膨らます人 底無しの井戸水を汲み上げる人 栓を抜いた湯船に水を張る人 蜂蜜に落ちる蟻 列を成してる  陽が顔にかかると朝になってた 良いもんじゃない 何でもない ただ、唯 それを繰り返す 不揃いでも 重たい体よ、軽くなってと  自分のことも まだ 未だ 分からない癖に 整理整頓された机にコーヒー 黒い水たまりが 広がった  僕に会いたい 名前のない僕に 時間がない 時間のない部屋で 空っぽになるまで 塗り潰したい  声にならない声を込めて そのまま息を止めて 一つまた一つ 千に足らずとも いつかいつか  夜直 眠れなくて 枕と天井を交互に寝返り 少し遠くで聞こえてた羽音 耳元で止まり そこは行き止まり いとも簡単にこの体を 重たいせんべい布団から追い出した  長い廊下 軋む足音はそっとしといた 先に見える青蚊帳 隙間閉じる 今更 中の人物はとっくに寝息を立ててる 外の景色はどっぷり夜を抱えてる  まだ 未だ 増えていく羊の数数えながら 静かな窓辺 駆けぬける羊飼い 彼らは夢を見るのでしょうか  数の数え方はいつの間にか覚えた 文字の書き方は無理矢理覚えた  虚無と共存する全ての事柄は 蚊帳の外から 見て覚えた  廊下の先は突き当たり …行き止まりだった  僕に会いたい 名前のない僕に 時間がない 時間のない部屋で 空っぽになるまで 塗り潰したい  声にならない声を込めて そのまま息を止めて 一つまた一つ 千に足らずとも いつかいつか  軋ませた その先の光に気づく 常夜灯の灯り 蛍のよう
ずるキミノオルフェキミノオルフェQurute今にも辿り着きそうで 手の届かない未来 まるで未知のものみたいに感じて でもずっと知ってる  怖くはないよ 目を閉じることに恐れはないし 地球儀は廻り ココだと指差した  一方が青の交差点は 君の前をずっと赤にしてるかな? バカ真面目なのは君のいいとこだね  だから吹き込んだ ずるを吹き込んだ “目を閉じて渡れ”  ちゃんと言うさ ちゃんと言う ちゃんと言うさ ちゃんと言う あとで ちゃんと言うさ ちゃんと言う ちゃんと言うさ ちゃんと言う  ちゃんと言うさ ちゃんと言う あとで ちゃんと言うさ ちゃんと言う ちゃんと言うさ ちゃんと言う あとで ちゃんと言うさ ちゃんと言う  一方通行の道だって 君は入ったあとで焦ってる バカ真面目なのは君のいいとこだね  だから吹き込んだ ずるを吹き込んだ “後ろ向きで歩け”  今にも辿り着きそうで 手の届かない未来 まるで未知のものみたいに感じて でもずっと知ってる  怖くはないよ 目を閉じることで見えたりするし 地球儀は廻り ココだと指差した  ちゃんと言うさ ちゃんと言う ちゃんと言うさ ちゃんと言う あとで ちゃんと言うさ ちゃんと言う ちゃんと言うさ ちゃんと言う  ちゃんと言うさ ちゃんと言う あとで ちゃんと言うさ ちゃんと言う ちゃんと言うさ ちゃんと言う あとで ちゃんと言うさ ちゃんと言う
Duh! 滑った!!キミノオルフェキミノオルフェQuruteいつも通り「いつお戻りなの?」 失敗って線引きほど難しい! 我慢できないぐらいに行こうよ ねぇ でもホントはそれってココなんだけどねぇ  マジシャンでも超能力者でも ドクターでも誰でもいっか?!  自分が自分じゃないみたいなんです 息ができないんです! (スーハー!)  だー!滑ったー!だー!滑ったー!陰謀論隠蔽だー! (隠しきれないオモチャの山で遊ぼう 朝まではち切れる頭で) だー!滑ったー!だー!滑ったー!  だー!滑ったー!だー!滑ったー!陰謀論隠蔽だー! (隠しきれないオモチャの山で遊ぼう 朝まではち切れる頭で) だー!滑ったー!だー!滑ったー!  ジャンボなモナカに挟まれたい! チョコマカと隠れていたいよね? できるだけミスは認めたくない! 結局「ごめん!」が早いんだけどねぇ!  宇宙飛行士や占い師にも 見えないことがあるしいっか?!  あなたと他人じゃないみたいなんです! もしやパパですか?(appa!)  だー!滑ったー!だー!滑ったー!陰謀論隠蔽だー! (隠しきれないオモチャの山で遊ぼう 朝まではち切れる頭で) だー!滑ったー!だー!滑ったー!  だー!滑ったー!だー!滑ったー!陰謀論隠蔽だー! (隠しきれないオモチャの山で遊ぼう朝まではち切れる頭で) だー!滑ったー!だー!滑ったー!  だー!滑ったー!だー!滑ったー! だー!滑ったー!だー!滑ったー!
パン食って寝るだけの唄キミノオルフェキミノオルフェQurute蟻ちゃんはついに!決心をした! さぁて今日は1日寝るのじゃ もうすでにお日さまが出てるけど  これからの自分に期待してない パンをほおばって寝るだけ~ 起きた後も「なーんもしてない…」 って落ち込まないでね~  そう思って起きたら夕方でした なんだか夕陽が目に沁みる… 嗚呼... 今日も「なーんにもしてない」な…
ルンビニ(或いは心臓の足踏み)キミノオルフェキミノオルフェQuruteあー!!突然のような稲妻の煌めき YOU→布は擦れて土埃 舞い舞い 励みきしならば 胸に抱き 胸に抱き  浮かび上がるは 那由多に咲け咲け 花達の歓喜を 演なそうや 演なそうや 浮かび上がるは 那由多に咲け咲け 花達の歓喜を 演なそうや 演なそうや  明るさは要らない 手拍子が鳴るように生命よ はためけっ★  手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ! 手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ! 手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ! 手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ! 手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ!  巡り来た今世の身体芽吹いて 待ち侘びている 命の列を為して為して 舞い舞い 励みきしならば 胸に抱き 胸に抱き  浮かび上がるは 那由多に咲け咲け 花達の歓喜を 演なそうや 演なそうや 浮かび上がるは 那由多に咲け咲け 花達の歓喜を 演なそうや 演なそうや  明るさは要らない 手拍子が鳴るように生命よ はためけっ★  手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ! 手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ! 手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ! 手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ! 手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ!  手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ! 手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ!  手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ! 手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ! 手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ! 手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ!  浮かび上がるは 那由多に咲け咲け 浮かび上がるは 那由多に咲け咲け (手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ!)  浮かび上がるは 那由多に咲け咲け 浮かび上がるは 那由多に咲け咲け (手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ!)  浮かび上がるは 那由多に咲け咲け 浮かび上がるは 那由多に咲け咲け (手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ!)  浮かび上がるは 那由多に咲け咲け 浮かび上がるは 那由多に咲け咲け (手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ!)  浮かび上がるは 那由多に咲け咲け 浮かび上がるは 那由多に咲け咲け (手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ!)  浮かび上がるは 那由多に咲け咲け 浮かび上がるは 那由多に咲け咲け (手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビニ!ルンビニ!)  浮かび上がるは 那由多に咲け咲け 浮かび上がるは 那由多に咲け咲け  浮かび上がるは 那由多に咲け咲け 浮かび上がるは 那由多に咲け咲け  浮かび上がるは 那由多に咲け咲け
新宿駅、徒歩12分キミノオルフェキミノオルフェQurute新宿駅から徒歩12分 雑居ビルの階段は いつも濡れてた湿っぽい店内 誰かの靴よけて進む  uh… 部屋の中は uh… 蒸し暑くて  段ボールの中の人 のぞき穴は 外を見るためじゃなくて 繋がるのさ あの暗闇 空いた穴は星になる  本当にあることないこと 掛け違えたボタンみたいに  光はもつれて繋がる 線になって プラネタリウム アラームが響き 隣のイビキで消えた 五月蝿いな  新宿駅から徒歩12分 人の群れもほどけてく いつも無視したビラをもらう また捨てるのに困るのに  uh… 貸出のヘッドフォン uh… ひどく落ち着く  光はもつれて繋がる 線になって プラネタリウム アラームが響き 隣のイビキで消えた  五月蝿いな  五月蝿いな  五月蝿いな
エンジェルハイロウキミノオルフェキミノオルフェQuruteHi-Fi あなたの指で鳴らして 聴こえる?この歌を引き寄せて Lo-Fi はぐらかす道ばかりだったけど 道草の中 見つけた  トンネル抜けた やっと抜けれた 雨が降ってた ちゃんと冷たかった  縫って行こう 二人で濡れて 「最悪だね」って まぁもういっか  頭の中と現実が タイムリーなところに来る 何処か行きたいって そんな私じゃなくて 此処に居たいよって 言えたら 新しい私になる  Hi-Fi あなたの指で鳴らして 聴こえる?この歌を引き寄せて Lo-Fi あぶれてる道ばかりだとしても 道草の中 見つけたい いいよ あなたとなら
パパラチアキミノオルフェキミノオルフェkyohei todoroki瞳洗えば 遠くまで見える 東京の夜景 あの灯はすべて 誰か サファイア  夏を注ぐ アイスの下はソーダ ふたりだけに陽な バルコニーの風 “君は綺麗” 言葉にせず どんな顔をしているのか その手をどけて  すべる肌に反応をしめして そこがどこなのか 教えてね 昼に花を選んだ君の指が 夜に私を欲しがるなら  瞳閉じれば 遠くまで行けた シュワシュワ 解けていく 君だけを見た 見ていた パパラチア  とりこぼす口元 切り離すお仕事 まぶた落とす体ごと 汗の薫りに  うねりくねる曲線美に釘付け 線が続く先を 隠さないで 早くなる吐息が 途切れ千切れ漏らす 奇跡みたいに 欲しがるなら  瞳洗えば 遠くまで見える 東京の夜景 あの灯はすべて 誰か サファイア  瞳閉じれば 遠くまで行けた シュワシュワ 解けていく 君だけを見た 見ていた パパラチア
ふたりでキミノオルフェキミノオルフェふたりの時間をつくろう ふたりで秘密をかかえ  ふたりは嘘をつかない ふたりで約束しようよ  涙を流す 美しい景色を見て あぁ もう綺麗だって思えるふたりで  ふたりはお互いを知り ふたりは疑わない  ふたりが離れたとしても ふたりで約束しようよ
When I Need Your LoveキミノオルフェキミノオルフェEXPCTRねぇ見て 君の街が あんなにちっぽけになった 分厚い窓 覗いて 小さなあたしが見下ろしてた  流れた星の行方は 誰も知らない 月夜の中 転がすトフィー舐めて クシャクシャにした包み紙  When I Need Your Love あたしを溶かしてよ When I Need Your Love Tokyo Night Flight  ねぇ 君が見たものや 触ったもの 全部欲しかった 泣かなかった理由は 知らないうちに どっかいった  When I Need Your Love あなたは行かないで When I Need Your Love Tokyo Night Flight  When I Need Your Love あたしを溶かしてよ When I Need Your Love Tokyo Night Flight  When I Need Your Love 星空溶かしてよ When I Need Your Love Tokyo Night Flight
That Never Goes OutキミノオルフェキミノオルフェEXPCTRポイ捨てしたプラスチックが 気になるね オーベイビーラブ  運命を信じないなんてさ あなたは言うけど つづきを教えて  変わらない「アイラビュー」を 変わり続け守ってきた どうしようもないくらい眩しい ワンモアタイム 焼けるように熱い嫉妬 that never goes out  点滅するスマートフォンは 置いとくね オーベイビーラブ  ちょうどいい距離感を測れたらな 上の空でも つづいてく空  変わらない「アイラビュー」を 変わり続け守ってきた どうしようもないくらい眩しい ワンモアタイム 焼けるように熱い嫉妬 that never goes out  Your scent is still in the air The glare of the night never really goes out  変わらない「アイラビュー」を 変わり続け守ってきた どうしようもないくらい眩しい ワンモアタイム 焼けるように熱い嫉妬 that never goes out
Calling feat. Chihoキミノオルフェキミノオルフェ蟻・中原裕章・菅原一樹ひんやり画面 耳におしあて 3回目のコールで涙でた 「ゴメンね こんな夜遅く」 まくらの雲に 顔うずめる  君のいつもの「もしもし」  かかってくると思ってたから 大丈夫 あとは寝るだけだし どうしたの?話して 明日はふたりとも 寝不足 お約束  なんでもないことだって 未来は思ったとしても 私たちはなんでもなくないことで 毎日を埋め尽くしていた  君といつもの もしもし  眩しい日々の階段を ピアノで駆け上がり 泳いでいく 眩しい日々の階段を ピアノで駆け上がり  眩しい日々の階段を ピアノで駆け上がり 泳いでいく 眩しい日々の階段を ピアノで駆け上がり  スカートが スカートが 揺れた  話したいの 好きな人のことを 聞くよ 聞くよ 朝まで 聞くよ 朝まで 聞くよ 朝まで  聞くよ 朝まで
この世界に花束をキミノオルフェキミノオルフェKanata Okajima・蟻ioni・菅原一樹笑った私は素敵でしょう その誰かに花束を  太陽が西を歌い 星が東を指すとき 窓辺に止まる鳥は飛び立った 世界が空を見上げても 下を向いていた  擦りむいた膝を 抱えていたあの日 誰かが来るのを待ってた 当たり前のことが 当たり前じゃないんだと 失うことで知るよ  凍ったエガオが私を傷つけ それでもエガオが私を癒す 君が見ていた世界  急にいなくなった空振りの手はここ 握る未来は君だよ  笑った私は素敵でしょう その代価に生傷を 笑った私は素敵でしょう その誰かに花束を  立ち上がることに 理由がなくなって 眠りの檻から出れない 目覚めて気づくよ 土や空になれない 私はここにいるよ  笑った仮面のカタチを保てず 崩れた仮面の下で見るんだ 君が好きだった世界  花は種をつける また会おうと散った 生きる“意味”が、眩しいよ  笑った私は素敵でしょう その代価が君ならば 笑った私は素敵でしょう その世界を愛せるの  君ならサヨナラも言わず 笑うから  エガオを教えてくれた キミがいない世界 キミと巡り会えた世界  笑った私は素敵でしょう その私に祝福を 笑った私は素敵でしょう この世界に花束を  太陽が西を歌い 星が東を指すとき 窓辺に止まる鳥は飛び立った 世界が空を見上げるなら 私は地面を踏み出そう
スターシーカー [don't worry, it's just the end of this earth VER.]キミノオルフェキミノオルフェずっと走ってた君を 僕は見てたよ 長いトンネル 不安だったね ふっと振り向くその瞬間 転んでしまう あまりに長い道 驚き  誰かが言うよ 驕りだってさ 羞恥心と大粒の雨で 濡れた悔しさ 見上げた天井 目を凝らして 光はあるから 賽は投げられた 星を掴もう 宇宙の秘密は誰にも分からない  銀河の海へ飛び込んで 星たちは歌い始める 白鳥が飛び立つその先に 君の星が 輝いた さぁ その手でつかまえよう 地球が終わるその時に そのカラダ一つ持って行こう 夜の闇に スターシーカー  ずっと君は自分だけ 信じてたよね だから誰かに 頼れないんだね きっと簡単なことさ 君の弱さを 聞かせて欲しい他人がいるから  立ち尽くしてた 歪む景色も 足早に通り過ぎてゆくよ 過去も現在も未来さえも 誰かと思い描けるのなら もう大丈夫さ 僕はここだよ 宇宙の秘密を見つけに行こうか  銀河の海は優しくて 星たちが歌い始めた アンドロメダの鎖を辿り 君の星へ 迷わずに さぁ 僕は羽、広げよう 地球が終わるその時は だからもう怯えなくていいよ 夜の闇は スターシーカー  何度も夢を見てくれた 宇宙の果てに想い寄せ トカゲのしっぽ掴んだね 触れたんだ この手の中へ 何度も夢を見ればいい 夢から覚めた今ならば 一人ではないだろ 共に行く スターシーカー  銀河の海へ飛び込んで 星たちは歌い始める 僕は君を乗せた白い鳥 二人の旅 幕開けた  みんなを空へ連れてくよ 地球が終わるその時に 道のり照らす光であれ 君の名前 スターシーカー
ウォーターキミノオルフェキミノオルフェ布団から垂れ下がった腕が 目覚まし時計をとめた 昨日飲んだお酒のせいで 頭はイタイし気分もサイアク だけど帰り道 彼の髪に触れ オリオン座は砂時計みたいだと 思った そのくらい 楽しい夜だった  カスカスのノドに ミネラルウォーター流し込む 顔を上げてハッとするよ 辛気臭い自分に 「キレイじゃなくていい」 どっかのシンガー・ソングライターが歌った 思い出して救われる Macを起動させる 私のスイッチもこのくらいカンタンに そうはいかない そうもいかない 未だとまり木のつもりだったこの場所  どこか遠くへいく勇気や このままここにいる覚悟も ないし でもね あなたに逢えた 私はあなたに期待しちゃう  臆病すぎて近付けずに 氷みたいに冷め切ってる 心 溶かす あなた次第で 私は明日も頑張れるから  連絡のない日々がつづき しばらく白紙だった日記を 書き始めたペンの先は 途中で失速していった あんなに熱くなった言葉も 今思えばただの優しさだった? あれから時間だけ経ったから わからなくなってしまうの  カサカサの唇に リップクリームを塗って ごまかして 忙しくて そう言い聞かせるの きっと今だけなんだよね?  あなたのもとへ行く勇気も このまま一人ぼっちなのも やだよ いつも あなた次第で 私は今日だって頑張っているよ  不協和音のような君との やり取りは続く 噛み合って はやく 私が合わせるから  どこか遠くへ行く勇気や このままここにいる覚悟も ないし でもね あなたに逢えた 私はあなたに期待してる  臆病すぎて近付けずに 氷みたいに冷め切ってた 心 溶かす あなた次第で 私はあなたの側ばにいるから
君が息を吸い僕がそれを吐いて廻せこの星をキミノオルフェキミノオルフェ蟻・Chocoholic・中原裕章目覚めたときの 重い身体 朝陽は眩しい 昨日が今日に繋がるのなら 失敗ばっか目に付くけど 望みは その先に  ちゃんと見てる 一分一秒 あなたが息をしているかぎり そのおこないが間違いでも悪でも 私は許すわ  信じて あなたのことを 信じて 愛する人を 君が息を吸い、 僕がそれを吐いて、 廻せ この星を  ひとつ話をしてもいいかな 臆病ないじめられっ子のお話 誰もがみんな敵だと思ってたの 自分すら信じられなくなった  カーネーションを母親に 贈れるようになって初めて 「ありがとう」ちゃんと 言った気がした  ずいぶんかかったけど 痛みがわかる君の きれいな炎で 松明を掲げよう  信じて あなたのことを 信じて 愛する人を 君が息を吸い、 僕がそれを吐いて、 廻せ この星を  さよなら昨日までの世界 少しつまづいて 挫けてしまったけど  冷たくぶつかる雨も 気付けば優しく肩を叩く 君のカーテンを開いて  ラララ  信じて あなたのことを 君が息を吸い、 僕がそれを吐いて、 廻せ この星を  君が息を吸い、 その胸ひろげれば、 廻り出す 星よ
蜃気楼キミノオルフェキミノオルフェ嗚呼 蜃気楼の向こうにはあの夏  待ってるだけなのは 息が詰まった  絵を描くことで自由になった 5Bの鉛筆が描く 白に黒い世界  幼い頃 有り余るほど 時間なんかあったはずが 描き切れなかった 夢中で走ってた  きっとどっかずっとあった 時計仕掛けの爆弾 気づいた時にはもう遅すぎたの? 引き返すことも諦めることも どっちも出来ないんだから そうさ 僕は今も あの日のままに描くしかない  着信音が鳴って 僕のポッケを震わせた 遠い田舎から 変わらない電話の主が あの頃の僕と話してる 僕は迫真の演技  嗚呼 蜃気楼の向こうにはあの夏  日々の絵の具が 乾いて僕らを固めていく 自由になる為に 描いてた事を忘れるくらいに  夕方に流れる 七つの子が鳴り終わるまでに 帰らなくちゃ みんな夢中に走ってた あの頃の僕が振り返る わかってる 今、行くから  嗚呼 蜃気楼の向こうには あの夏 嗚呼 蜃気楼の向こうには あの夏  止まってるつもり “今日”はもう”昨日” また同じ位置からのスタート それの繰り返し あそこで引き返し あの時の未来僕は立ててますか
マイナー調のBGMがいい曲に聞こえたキミノオルフェキミノオルフェ「ほんとに面白いのはここからなの」 テーブルに前のめりになる同級生 これは持論だけど 面白い映画や本は最初っから面白い  口をつけたグラスのふちを 親指でなぞって おしゃべりな彼女を黙らせる 話題の持ち合わせがないことに ちょっとがっかりした  まるで糸の切れたラジオを聞くような  “幸せ”だとか “未来”のこととか 本当にうまくやれてるかな どこにいたって 何をしてたって 「僕」は「僕」でしか埋まらない  「あのさ」やっと切り出した 私の声をさえぎり彼女が 「あ、そろそろ帰んなきゃ」と 上着を羽織る 外には背の高い誰かが迎えに来ていて  それまで気にもとめなかった マイナー調のBGMが いい曲に聴こえた  まるで首の折れた花を撫でるように  “幸せ”だとか “未来”のこととか 本当にうまくやれてるかな どこにいたって 何をしてたって 落としどころが埋まらない  “自分らしく”って 選んできたのに 気づけばここでいいのかな どこにいたって 何をしてたって 「僕」は「僕」でしか埋まらない  咳払いで覚めるような 夢を見てただけなの ガラスの靴 誰かのキス 手放した 優しさ  “幸せ”だとか “未来”のこととか 分からなくても進んでいく 長い道のりを 遠い道のりを 空っぽの空とどこまでも  自分らしくって 選んで来たから 不器用に生きた証を残して どうにか大丈夫 それでも大丈夫 「僕」は「僕」でしか埋まらない 「僕」は「僕」でしか埋まらない
uncommonキミノオルフェキミノオルフェ明日みたいな 今日を過ごし 紙の上滑るように走る ペンを斜めに舵をきれば 明日見れるさ 今日の続きを  あの時はそうだね 怖いものはなくて 朝までライブハウスで汗かいて 誰かの怒鳴り声に笑ってた 世界の全てが可笑しかった  曖昧でいい 正解じゃなくていい 未だにそんなところにいる 『こっち来て』だなんて 困らせないで 君は雨のヴェールの向こう  濡れた道路 帰宅ラッシュ 君はのみ込まれてった 傘と傘はぶつかり 手を伸ばしても 戻らない  ベイビー ラブ ベイビー ラブ ベイビー ラブ ベイビー  明日みたいな 今日を過ごし 紙の上滑るように走る ペンを斜めに舵をきれば 明日見れるさ 今日の続きを
光速スピードシューターキミノオルフェキミノオルフェ何億光年離れていても 星の光は 毎日届いた 黒板の文字は目を細めても ぼやけるから外を見る  夕日と君の影が濃くなる そんな瞬間にさよならじゃない そう「またね」が聞きたい  僕らもいつか 大人になってしまうのかな なんでもないことを 何かに変えていけるように 何かに変えていけるように  風が吹き次の瞬間に たたずんでた都会の中心 君の声を聞いたよな気がした  光速スピードシューター 君の元に届け このストーリー 光速スピードシューター 伝えられなかった 言葉を言うから  たとえ君が僕のことを忘れても 写真に残った日々は消えない 錆びつく記憶の引き出しを 責めたりなんかしないよ 息を切らして登った坂道の 脇に咲いた花のように そばにいたんだ  僕らもいつか 星に帰ってしまうのかな なんでもないことも この胸の中にしまって この胸の中にしまって  命燃やし燃えかすになって 星の光も見えなくなって それでも君は僕の光なんだ  光速スピードシューター 君の元に届け このストーリー 光速スピードシューター 伝えきれない この想いを  僕らはどれだけ 受け取れるのかな 限りある時間 実感わかない こぼれ落ちてゆく空からメッセージ 過去も未来も今日も君が 日々を重ねて動けなくなっても 心臓の太鼓を打ち鳴らし 瞬きのシンバルを響かせる ベッドに寝転ぶ君を見て思う 小さくなった君の手のひらの記憶 そのくらい僕がずっと持ってるよ  光速スピードシューター 君の元に届け このストーリー 光速スピードシューター 伝えられなかった 言葉を  光速スピードシューター 君の元に届け このストーリー 光速スピードシューター 君が忘れた この言葉を何度でも 「ありがとう」
バックパックキミノオルフェキミノオルフェ針で刺したような 革命さえ 僕らの夢の宝を探す 開口 朝と夜が混じり合う紫 背中にしょった想いの数だけ  ゆとりの最前列を歩く 僕らが何かを掴んでる 夢も希望もないって言うけれど 無いんじゃない 透明なだけ 『大人になりたくない。 スマホ代を払うのが嫌だからー』 電車で聞こえるように言う 知ってるよ?君は勉強熱心 『選ばなければ幾らでもある職』 その中から選ぶのかな 0×1=僕 だった 0×100=君 だった どうやら0は夢ってやつらしい 僕らの未来を広げる 唯一の地図だ そう 探し物は 僕らの足で見つけなきゃ  そうだ 君と 君の犬も 一緒に行かない? いつも凄い勢いで吠えるけど こういう時は心強いし 願い事の片道キップ 帰り道はどうにかなるよ 不安も期待も詰め込んだ この50lのバックパックで どこまでも どこまでも 行ける気がする さぁ  透明な空へ僕ら描く 飛行機雲のようなクレパスで イヤフォン片耳づつで聴いた ラララ ラララ つまんない曲  雨が降り出して風が吹いて 前も見えず君が転んだら 泣きそうな君が傷を払い こう言った 「行こ」  ゆとりの最前列を歩く 僕らが何かを掴みかけてる 擦りむいた傷はカサブタになって いつの間にか剥がれ落ちていた こんな風に気付けば色んな事が ぼろぼろ落ちてくからさ たまに大切なものとかも 紛れ込んでたりするのかも  そうか 何かにつけて君は 突っかかってくるけど きっと守るために 必死だったのかもね だって君と君の犬は ほんとにそっくりだ でも辺りは そんなに敵だらけかな? 僕には見えないよ 落し物は自分の手で さぁ 拾いに行こう  針で刺したような 革命さえ 僕らの夢の宝を探す 開口 朝と夜が混じり合う紫 背中にしょった想いの数だけ  透明な空へ僕ら描く 飛行機雲のようなクレパスで イヤフォン片耳づつで聴いた ラララ ラララ 覚えたよ  君の髪を風がすり抜けて 雲一つない空見上げたら 泣きそうな君の手を握って こう言うよ 「行こ」
airキミノオルフェキミノオルフェ蟻・中原裕章どんな時だって 愛を確かめ合って 泡のように きれいに 消えそうで 消えそうで 夢のように遠くへ 行かないで ああ、君の身体から 僕のにおい  毎朝の「おはよう」 こすりつけた頬が柔くて エアコンもとうに切れて 冷たくなった部屋の この温もりから 出られなくなるんだよ  僕に出会う前のことを 君は何にも話さないから ふとした横顔の 悲しさに惹かれた でももうそんな顔させたくはないんだよ  君がいなくなったらどうしよう? もう不安に押しつぶされそう 「これは依存か」と自分に問えば  どんな時だって 愛を確かめ合って 腕の中丸まって このままでこのままで どうか 君のいる日々が 続くように ああ、僕の身体から 君のにおい  特別なことは ないけどプレゼントしよう この花の名前も あの雲の行方も 知らない事だらけだと 思い知るよ 君の目が映した ものなら全て愛おしい ほんとに思うんだよ 世界中の奇跡が  君の中にあるんじゃないかってことを  君がいなくなったらどうしよう そう、いなくならない為にどうしよう 愛の淋しさが僕を試すんだ  どんな時だって 僕ら確かめ合った 泡のように きれいに 消えそうで 消えそうで 夢のように遠くへ 行かせない ああ、君の身体から 僕のにおい  どんな時だって 愛を確かめ合った 腕の中丸まって 愛しくて愛しくて 君が帰る場所ならば ここにある ああ、僕の身体から 君のにおい
星の王子さまキミノオルフェキミノオルフェChocoholic口ずさむ愛の彼方 月のブランコ揺らして 君の星はどこかな? ブランケットにくるまる  なかなか見えてこない感情 たくさん愛のオプションの中から 曖昧で甘い言葉を選んで この距離と間隔を埋め尽くそう  とおくとおく離れていても 電波で繋がる声と声で 去年流行った音楽を覚えてる?なんて ささやかな話をしよう  Everyday is special そう One step at a time いちにのさんで!揃えて 星のグラスで乾杯!  ずっとずっと話したのに 電話を切った瞬間に 寂しくなるのはなぜ? 君はもう夢の中にいる  Let's Go 君に会いに行こう Don't think too much なに話そうかな 夢の中おじゃまするよ 笑った君を見つけたい  響くベルが Ding! Dong! Dang! Dong! チュッてして白いベールの向こう 永遠に誓うよ 神様 愛のうた流れる  まだまだ知らないことばっか たくさん感情オプションの中から あまり飾らない自分でいい ちゃんと怒ったり笑ったり  ながいながい天の川くだり 大きなキャリーで会いにいく 支えてくれた時を思い出して 近くにいれることに感謝しよう  Everyday is special そう One step at a time いちにのさんで!揃えて  星のグラスで乾杯!  きっと「運命の人」とは トツゼン出会うわけじゃないの 大切に思った時間が 少しずつ「運命」にしてく  Let's Go 君の隣にいよう Don't think too much 離さないでいて 夢の中も一緒だよ 今日から 同じ星にいる  Let's Go 君の隣にいよう Don't think too much なに話そうかな 夢を二人で叶えよう Forever More 「運命」にしよう
虫ピンキミノオルフェキミノオルフェ彼女は風速320kmの苦沙味をして 白い雪の様な唾を 僕にかけた  蒸し暑い日 彼女の机の上に 赤い封筒 ザラついた窓 カーペットの染みは猫みたいだ 茹で上がった水槽の魚は動かない 「探さないで下さい」は 「探して下さい」の同義語? どうなんだ  流動する砂の様な彼女を捕まえに しょうがない 虫網を持つか 気を持たせようとする 君の悪い癖ごと 閉じ込めてあげる  カーテンの隙間から 無数の針で刺す太陽 雲はぶよぶよした粘土の塊 小銃の玉のように打ち付ける大雨 彼女はその全てを楽しそうに見ていた  はしゃぐ君を 踊る君を 喘ぐ君を 眠る君を  君を惑わす全てのものから 隠してあげる  眩暈のように軽やかな足跡を追いながら 彼女を見つけた日の事を思い出していた モルフォ蝶の青い花畑で 寝息を立てていた その無防備な姿 激しさの中で充血した羽根は 奇跡みたいに等間隔の鱗粉を飛び散らせ 脈打ちながら僕を包み込んだ 熱を帯びた美しさだけは 標本には出来ない  優しく笑いかける老人も 口の中へ入って皮を剥けば いとも簡単に姿を変える 剥き出しの虫歯みたいに弱く見える者ほど その胸の内に悪魔を住まわせているんだ  誰も信じてはいけない そのことを何度も彼女に教えておいたのに 彼女は疑うことを知らなかった 僕を見つめたその瞳さえ 水の様に澄んでいた 彼女には僕がいなきゃ駄目なんだ  扇ぐ 風の感覚 甘い いつも見てた花 月に 手が届きそう  こうなる前に虫ピンで二度と 飛べないようにしておけば良かった 背中から湧き水のような血が滲んだら ノートの1ページ目のような ハンカチを押し付ける 君を生かすのも殺すのも僕だ  はしゃぐ君を 踊る君を 喘ぐ君を 眠る君を  蜘蛛の糸に引っ掛かり 夜に引きずり込まれぬことを  どうか彼女の美しい羽だけは どうか彼女の美しい羽だけは 夜の糸を掻き分けて 見つけ出した時にはもう 彼女は傷だらけで小さくなって 震えていた  美しかった羽もその原形は無く 氷のダイヤのようにあっけなく溶けていった キズのついた君ならもういらない 1人で何処にでも行けばいい 君の好きな場所へ 何処にでも  「さようなら」  自由を手に入れた君は 誰より 誰より 誰より 美しかった
おやすみまた明日キミノオルフェキミノオルフェ中原裕章叫びたい 嫌になる 誰の力も借りずに 一人だって生きていける そう言いたいのに ばか  日が変わっちゃったな ベッドの中もがく 明日も早いから 余計ねむれない  ああ 頑張ってるねって 言われて泣きそう もう今日はいっぱい 考えたから  ああ 晴れ間のような 君との時間は 永遠じゃないと決めつけて これから誰を信じるの?  叫びたい 嫌になる 誰の力も借りずに 一人だって生きていける そう言ってるうちは  叫べばいい 楽になる 疑うことをしなくていい 寂しいって思えたら 誰かの寂しさに気づける  おやすみ また明日
フェスティバル蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に郁己・松隈ケンタ君をロケットの旅へ連れていくよと 約束してた 夏の日  僕は今でも果たせなかった夜を 忘れずに 歌っている  つまずいては 下を向いている日々が 心の中に溶けて 旗を立てた 笑い飛ばせ  LIFE's going on!!  変わらないコタエを伝えたいから 涙したあの日々が 血や肉になってるさ 変わらないイタミはここにあるから 手を鳴らそう 行けるまで この花火は終わらないから  欲しいものならいつも あっちこっちあるさ 何か求めてるだけじゃ  立ち止まれば 聞こえてくる音がある 心の中に溶けて 声を上げた 届け 君に  LIFE's going on!!  変わらないコタエを伝えたいから 涙したあの日々が 血や肉になってるさ 変わらないイタミはここにあるから 手を鳴らそう 行けるまで この花火は終わらないから  まだここにいてもいいかい いま午前0時の 鐘が二度鳴ったら 生まれ変わる世界へと  変わらないコタエを伝えたいから 涙したあの日々が 血や肉になってるさ 変わらないキズナはここにあるから 手を鳴らそう 僕たちの この花火は終わらないから
スターシーカー蟲ふるう夜に蟲ふるう夜にずっと走ってた君を 僕は見てたよ 長いトンネル 不安だったね ふっと振り向くその瞬間 転んでしまう あまりに長い道 驚き  誰かが言うよ 驕りだってさ 羞恥心と大粒の雨で 濡れた悔しさ 見上げた天井 目を凝らして 光はあるから 賽は投げられた 星を掴もう 宇宙の秘密は誰にも分からない  銀河の海へ飛び込んで 星たちは歌い始める 白鳥が飛び立つその先に 君の星が 輝いた さぁ その手でつかまえよう 地球が終わるその時に そのカラダ一つ持って行こう 夜の闇に スターシーカー  ずっと君は自分だけ 信じてたよね だから誰かに 頼れないんだね きっと簡単なことさ 君の弱さを 聞かせて欲しい他人がいるから  立ち尽くしてた 歪む景色も 足早に通り過ぎてくよ 過去も現在も未来さえも 誰かと思い描けるのなら もう大丈夫さ 僕はここだよ 宇宙の秘密を見つけに行こうか  銀河の海は優しくて 星たちが歌い始めた アンドロメダの鎖を辿り 君の星へ 迷わずに さぁ 僕は羽、広げよう 地球が終わるその時は だからもう怯えなくていいよ 夜の闇は スターシーカー  何度も夢を見てくれた 宇宙の果てに想い寄せ トカゲのしっぽ掴んだね 触れたんだ この手の中へ 何度も夢を見ればいい 夢から覚めた今ならば 一人ではないだろ 共に行く スターシーカー  銀河の海へ飛び込んで 星たちは歌い始める 僕は君を乗せた白い鳥 二人の旅 幕開けた  みんなを空へ連れてくよ 地球が終わるその時に 道のり照らす光であれ 君の名前 スターシーカー
それでも鳴らす蟲ふるう夜に蟲ふるう夜にそれでも鳴らす このメロディーを 遠くまで それでも鳴らす このメロディーが 居場所だから  もしもあなたが人生に 見放されてしまったならば 今夜、行くから 声を聞かせてね 月明かりの下 灯る話  もしもあなたが何処か遠く 会えない場所へ 行ったとしても あなたを救う為の 音楽がここにある  それでも鳴らす このメロディーを 遠くまで それでも鳴らす このメロディーが 居場所だから  泣き出した子供 今は泣けないかな まだ 僕らは  それでも鳴らす このメロディーを 遠くまで それでも鳴らす このメロディーが 居場所だから  僕の孤独 僕の勇気 僕の右手 僕の家族 あなたが動けないなら 手を引くだけ あなたがそうしてくれたから  それでも鳴らす  それでも鳴らす  あなたに鳴らす このメロディーを  遠くまで あなたに鳴らす このメロディーが 居場所だから  帰っておいで いつでも  帰っておいで
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
二十歳の朝蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に何もかもリセットしたくて 降り立った人ごみの改札 遠い街の夜は冷たくて 明日の行き場もわからない  「身分証、見せてください」 険しい声でふと目覚める 真夜中のショーウィンドウに 名もない少女 涙の跡  からっぽの携帯 アラームさえならない けど何かが欲しくて ただ誰かが欲しくて  世界中が敵に見えた 神様はいないから ひとりぼっちのココロは 夜の雨に固まっていた  世界中が敵に見えた 神様はいないから ひとりぼっちのココロは 夜の雨に重なっていくよ  気づいたらそこにあなたが 僕の歌で笑ってくれた 怖れずに自分の言葉で 隠すことはもうやめよう  透明な言葉で 刻んでくよ あなたに ただ握って欲しくて ただわかって欲しくて  世界中が敵に見えた 神様はいないけど ひとりぼっちのココロを 東の空が照らしていくよ  世界中が敵に見えた 神様はいないけど ひとりぼっちのココロを あなたが見つけてくれた  神様はいないから 誰かを愛するんじゃないの ひとりぼっちのココロを 迎えに行こう 二十歳の朝
ホウセキミライ蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介言いたい事を言えばいい 所詮、言葉は言葉なんだ 飲む込む気持ちは奥底 君は臆病になってるんだよ  きっと“小さな未来” だけど 愛しい  偶然、運命さえ君のもの 丸めた猫背を深呼吸しようか その手を 伸ばしてみて  数年数十年先も そう みんなが羨むくらいの夢を 見てみて 笑わないから  小さい事をすればいい 小石でも積み重なるんだよ  空に“大きな未来” 虹の架け橋  偶然、運命さえ君のもの 冷たい雨が靴を濡らしてきても その足 踏み出そうよ  数年数十年先も そう みんなが羨むくらいの夢を 見てみて 笑わないから  きっと今もたくさんの 小さい願い 叶宝石は 足元で輝くよっていて その一つ一つの  数年数十年 叶わない 大きな夢が君を苦しめるけど その手を伸ばしてみて  数年数十年数百年数千年数万年数臆年数兆年先を 見てみて 果てのない空  数年数十年先も そう 僕ならずっと ここにいるから それすら バカらしいから 君の手 握ってるから
わたしが愛すべきわたしへ蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介聞こえてくるか 鼓動の声がさ 震える胸に 光る石ころ 未完成な道 未完成なリズム  一度きりの スタートラインなら 白い線をまた 描き足せばいい 未完成な道 未完成なリズム  その速度は 変わってくから その歩幅も 変わってくから そう感情論で語る事 何も知らない明日を嘆く事 愛してるんだよ 未完成な自分  聞こえてくるか 声無き声がさ はめ込まれる ダレカのカタチに 不安定な道 不安定なリズム  期待通りの 人にならなきゃ 鏡に映る 僕は別人 不安定な道 不安定なリズム  そのカタチは 変わってくから その顔さえ 変わってくから そう劣等感を抱く事 ヒトが上手に僕を決める事 愛してるんだよ 不安定な自分  誰の為に変わってくんだろう 誰の為と思ってるんだろう  そう感情論で語っても 何も知らない明日を嘆いても 劣等感を抱いても ヒトが下手に僕を決めようとも 愛してるんだよ 未完成な自分  その速度は 変わってくから その歩幅も 変わってくから  僕等の道は続いてく 僕は僕の足で戦ってる 僕等の道は続いてく 君は君の足で戦ってる  愛していいんだよ 愛するんだよ
フリーダム!蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介ため息で埋もれた 電車に乗って 「他人より前へ前へ」 押し潰されて  いつだって そうやって ガマンするんだろう もう 戻らない!  どうしようもない! このまま逆向きの電車乗って 海へ行こう 海へ行くんだ  どうしようもない! 不甲斐ない僕の自由と逃走 逃げ出そう 逃げ出すんだ あなたの元へ 走れ 走れ  誰よりも上手くなった 作り笑いで  いつだって そうやって 慣れっこなんだろう もう 戻らない!  どうしようもない! 空っぽの空を見上げて笑った 僕みたい 僕みたいだ  どうしようもない! 後がない僕の自由と闘争 立ち向かう? 立ち向かうんだ あなたの元へ 走れ 走れ  どうしようもない! 不甲斐ない僕の自由と逃走 逃げ出そう 逃げ出すんだ  どうしようもない! 後がない僕の自由と闘争 立ち向かう? 立ち向かうんだ あなたの元へ 走れ 走れ
金盞花蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に郁己「さよなら、またね」 そう書こうとしたけど 万年筆が 固まって出ない  黄色の便箋 君が好きな色 最後まで僕は“いい人”気取り  うつろい惑う 季節に 金盞花 ふわり揺れる  一番近い ポストはどこだろう 悪あがきかな もうやめにしなきゃな  うつろい惑う 季節に 金盞花 ふわり揺れる ふたり歩いた 坂道 君だけが そこに残る  「幸せになってね もう忘れて 僕のことは 思い違いさ」  最後だけ僕は“悪い人”かな  うつろい惑う 季節に 金盞花 ふわり揺れる ふたり歩いた 坂道 君だけが そこに残る  笑い声よ 消えろ 笑い声よ 消えろ 君の涙で 君の涙で
オトナのうた蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介泣いてる顔上げて オトナになって 見返すんだ 涙の虹に 教科書を投げた  あれからいくつかの 挫折もあってさ 作った世界で  気付いたらオトナだ 鼻歌をうたうったったら ダメな時もあるよ 声を枯らすよ  泣いて涙拭いて 一晩寝たら らったったたら これはこれでいいか 答えはまだないけど  迷った顔 上げて 自分探しは ちょっと休んで 目線と心 平行線だ  あれからたくさんの ウソを重ねて 作った世界で  気付いたらオトナだ 鼻歌をうたうったったら 何がしたいとかは わからなかったよ  泣いて涙拭いて 一晩寝たら らったったたら  これはこれでいいか 答えは見えないけど  気付いたらオトナだ 鼻歌をうたうったったら 涙声でいいか オトナになったよ  泣いて涙拭いて 虹をかけて らったったたら 子供の頃に見た 七色の光  泣いて涙拭いて 虹をかけて らったったたら 無理して胸張って オトナの歌うたう
蟲の声蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介音吐朗々 -  声に導かれ 蟲は飛んだ 月に向かい 蟲は飛んだ  身体に光が絡み付き 蟲はヒトの姿となった  蒼い夜空と赤い血の瞳  それは、森の匂いを、土の冷たさを、 風の音を、陽の暖かさを、  そう、初めて、世界を見る  そして蟲は一人の少年と出会う 碧い海と鳶色の大地の瞳  蟲と“白の少年”との出会い  この出会いは、何を生み、 何を壊し、何を遺すのか  今、旅は、始まろうとしていた
白の出会い蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介淡い風にその瞳が揺れる 瞬きもなく何処かを見ている  出会った瞬間の凍った空気は 静かに流れ溶けようとしていた  森が騒ぐ何処から声がする 息を止めて 確かめる 高鳴る胸を  君との出会いは 色のない世界を 終わりにしたから まだそれを知らない僕は 流れる雲 通り過ぎて 見送る日々 独り  空に繋がる世界樹の枝 思い募らせて夢を描いていた  森が歌う 命の音がする 君の声は 風に乗る ふたりの路を  君との出会いは 色づく世界の 始まりだったから まだそれを知らない朝日 流れる雲 後を追うよ 輝く明日 君と  僕等の出会いは 夢の旅立ちを 後押ししながら  今始まろうとする日々と 流れる雲 後を追うよ 輝く明日 行こう
ふたつの旅立ち蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介ずっと夢見ていた 地平線の先を ぎゅっと踏み込むんだ この足で  君と一緒に 君と一緒に オーロラの星を 見つけに行こう 君と一緒に 君と一緒に 大地の海を この目でみよう  渡り鳥は朝日と共に 世界に時を告げるよ 道は開く  僕の行く先は 無限のパノラマ 色鮮やかに 僕は進むよ あの日の約束  ああ いつか旅も終わる だから 振り向かない 今は 振り向かない 僕は進むよ あの日の約束  ずっと夢見ていた 憧れの先へ きっと僕の弱さ 変わるかな  君と一緒なら 君と一緒なら オーロラの星も 見つけられるよ 君と一緒なら 君と一緒なら 大地の海も この目でみるよ  渡り鳥は 必ずうちへ 帰って来るから行ける 未知の場所へ  僕の後ろに ついてくる過去 その足跡 僕は守るよ あの日の約束  二つの意味を持つ “何処でも行ける” “そこから逃げる” 僕は守るよ あの日の約束  ああ いつか旅も終わる だから 振り向かない 今は 振り向かない きっと君と僕の目には 変わる景色 広がってく  二つの意味を持つ “何処でも行ける” “そこから逃げる” 僕は守るよ あの日の約束
オオカミの森蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介暗い森に 迷い込んだ 血の匂いが 鼻をついた  一口だけ 含んだ水 まめが潰れ 血が滲んだ  大木さえ 傷だらけで 震えている この場所では  オオカミの森 警告の傷 悲鳴が 聞こえたの  足を止めて 声の方へ 嫌な汗が 流れ落ちた  オオカミの森 警告の地で 食われる ヒトの音  無我夢中で 血も涙もないケモノを (殺した) もう手遅れとどこか解かっていて それでも 救いたかった  無我夢中で 小さな命を守ろうとした (殺した) もう手遅れとどこか解かっていて それでも 救いたかった  あぁ、僕は 悪魔を殺したんだ あぁ、それにすり寄る小さな ケモノは 母を失くす悲しみ あぁ、僕をその目で見ないで  暗い森に 迷い込んだ 血の匂いが 鼻をついた
変わる景色蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介まだ旅は始まったばかり 心は迷走している 過ぎ行く未来に黒い 闇たち重ね合わせた  今、旅は足踏みしている 心がまた時を戻す 幼い僕の声響き 両手で耳を塞いだ  あぁ 何を見ようとした? 変わる景色の中で こたえはどこなの? 僕の行く先の 暗い道を照らして  あぁ 目を塞いでいたの 変わる景色の中で 命の叫びは 僕の行く先を 僕自身が拓けと  戻れないと知って 戻れないと知って 時はいつもそう  戻れないと知って 戻れないと知って 今は前しか見ない
幻水の都蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介空に 燃えゆく太陽 地には 流る水よ 旅人の 瞳に映りし 蜃気楼 白き壁よ  あぁ 丘を越え 走るからだ  空を 射落とす王に すがりつく 民の声よ 華やかに 耽るのなら 「あの影に 逆らうなよ」  あぁ夢虚ろ 富と罪の 水の都  打ち鳴らせ 大地を 打ちのめせ 弱者を  もう一つの惑星へ もう一つの惑星へ もう一つの惑星へ もう一つの惑星へ  太陽、星が、この子の為に 微笑むのか あざ笑うのか 貧しくても 逃げだせず 信じた 何かが 変わるってきっと  流る歌に 音楽が 重ね合って 揺らす街を  浴びる罵倒 殴られて 信じた 何かが 変わるってきっと  信じた 信じた 信じた 信じた…  もう一つの惑星へ もう一つの惑星へ もう一つの惑星へ もう一つの惑星へ
黒の出会い蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介千切れた虹は 僕の家まで 橋を架けては くれなかった 暗い路地裏 貧しい暮らし それでもみんな 此処に “居るんだ” 大切な事は秘めて  嵐の中に 飛び込む勇気 青い空は 白い雲は この先に きっと広がってるんだ  笑いあって ごまかしあって この街 揺らしてんだって 下を向こうと 上を向こうと ここから逃げたりしない  笑いあって ごまかしあって この街 揺らしてんだって 下を向こうと 上を向こうと この場所 捨てたりしない だから  海と大地の 瞳をした旅人 僕の目の前で 足を止めた 君は手を伸ばす 僕は目を逸らす 面倒な荷物は “要らないんだ”  「誰もがみんな 生まれた時に 違う荷物 抱えるんだ それでも それぞれ道はあるんだ」  笑いあって ごまかしあって この街 揺らしてんだって 下を向こうと 上を向こうと 出口はないと 思った  笑いあって ごまかしあって この街 揺らしてんだって 下を向こうと 上を向こうと 出口はないと 思った だから  笑いあって 重なり合って この星 生きてくんだって 道の向こうに 虹の向こうに 未来はきっと変わるんだって  笑いあって 重なり合って この星 廻ってんだって 道の向こうに 虹の向こうに 未来はきっと変わってく  笑いあって 重なり合って この星 廻ってんだって 道の向こうに 虹の向こうに 奇跡はきっと 起こせる だか
一緒に逃げよう蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介きっとあの頃 僕は 見落とした事の方が いっぱいあったんだろうな 旅の途中  塞ぎ込んだ君は その時の僕みたい 溜め込んだ涙 堪えて 精一杯だ  どうして? あまりにも 大きな試練なの 小さな君だけじゃ 乗り切れず 何度も挫折を 味わう事になる  僕だってきっとそうさ 自分が落ちそうな時に 他人をすくい上げて やれるんだろうか?  君だってきっとそうさ そんな力はないさ それでも変えたいって 願っているんだ  君だってきっとそうさ 自分が落ちそうな時に 他人をすくい上げて やれるんだろうか?  僕だってきっとそうさ そんな力はないさ それでも変えたいって 願っているんだ  どうして? あまりにも 大きな試練なの 小さな君だけじゃ 乗り切れず 何度も挫折を 味わう事になる  どうしたい? 息が詰まるほど 狭い世界 それでも 笑って しのいだだろ 何度も 何度も 偉いよって褒めてやる  ぎゅっと握っててよ 僕の手 離すなよ ぎゅっと握っててよ 僕の手 離すなよ  あまりにもこころ 潰れそうな時は 一緒に逃げよう  ぎゅっと握っててよ 僕の手 離すなよ ぎゅっと握っててよ 僕の手 離すなよ  あまりにもこころ 潰れそうな時は 一緒に逃げよう
戦争蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介黒い煙を吐き 荒々しく舞い踊る風 倒れる者の旗をはためかせた 平穏な日々は突然に 終わりを告げていた 何が正しくて 何が間違っていたんだろう  戦争 その手に染まる血のように 流れ落ちるの 栄光 その手を掲げ 笑うのか 誰を殺して  燃える炎の中で 唸る声 舞い踊る風 倒れる者の旗をはためかせた 平穏を勝ち取った時の その裏の何処かで 泣き声は響いて それも聞こえやしないんだろう  戦争 その手に染まる血はいつか 流れ落ちるの 栄光 その手は空に誇るのか 何を信じて  君は自由を手に入れると言って 振りほどいたんだ  僕は「いつでもどこか連れて行くから」 約束したんだ  戻りたい その手の中に 今、戦場に立つ
灰の都蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介全てを焼き尽す 戦場の業火 哀しみを運んだ 二つの正義  世の摂理 力なきものは倒れ 命は途絶え 力あるものは奪い 命は続く  世の摂理 生き延びる為に逃げる者たち 守り抜く為に戦う者たち  二つの選択 二つの正解 天上の光は涙を照らした  時が流れれば その涙すら乾き 雲となり 天へと昇るのか  地上にまた 哀しみが降り注いだ  空に消えゆく太陽 地には流る水よ  こんなにも 日々の中で 溢れている 不条理 迫ってきては 選ばされて 未来なんて 見えないんだ  争いの中で 僕ら 殺す 逃げる 価値があるの? 正義の行進 または逃走?  その一歩、そしてまた一歩 “戦場の血を浴びて 腕を失くす黒の未来” “無力さを噛み締めて 足を返す白の未来” 灰の都 静かに 二人の再会  この星の この場所に 生まれて 進むべき 道の在り方  この星の この場所に 生まれて 進むべき 道の在り方  この星の この場所に 生まれて 進むべき 道の在り方  この星の この場所に 生まれて 進むべき 道の在り方  進むべき 道の在り方 進むべき 道の在り方  空に消えゆく太陽
守るべきもの蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介今はもう懐かしい 外れの小さな家 帰り道は狭く暗い 幼い僕は怖い  今はもう大丈夫 一人でもゆける 優しい祖母の顔を 思い出した  淡い水に足をつけ 冷たさを知ってしまう 身は震え じき気付くだろう  今、僕は何を求めるのか 今、僕は何を捨てたいのか 今、僕は何を選ぶんだろう 今、僕は何を守れるの その中で その中で  今、僕は何を求めるのか 今、僕は何を捨てたいのか 今、僕は何を選ぶんだろう 今、僕は何を守れるの 一つだけ 一つだけ
別離蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介その瞳で見る 景色は何色なの? 僕の瞳には 今はもう灰色の街 ここで決めなきゃ  あぁ 君は いつも変わらずに 僕の出す 答えを待ってるの  その瞳で見る 旅路は別のものなの 僕の瞳にも 守るべきものが映るよ  ここでさよなら  あぁ君は 振り向きもせずに あぁ僕は 繰り返すように  あぁ君は 振り向きもせずに さよなら 繰り返すように  ららら
蟲の音蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に慎乃介音吐朗々、声はこだました 積んでも積んでも灰となっていた 賽の河原でそれは安らかに シビトたちは声の主を万里捜した 終わりなき川の流れに沿い 足の皮はなくなった  音吐朗々、声はこだました 壊しては積み上げ積み上げてゆく 生きるヒトのヨでそれは汚れなく ヒトビトは声の主に祈りを捧げた 救いを求めた 罪を懺悔した  ワタシの理解を超えたモノタチ 少しだけ、覗いてみるとしよう
クロイトモダチ蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟲ふるう夜にまた暗闇がノックした 君は僕の昔からの友 街灯を次々と消して行く 君にあらがう人々を笑うように  聞きたくもない 人々のざわめきの中 生かされているから “僕” は死んでしまう  このまま このまま 腐っていくのか 明日もその次も 変われないのか すれば無脳に 生きよ すれば無脳に 生きよ  また暗闇が囁いた 「君は僕の昔からの友 街灯を次々と消して行け ヒトの壊れる音が待ってる」  ほら 他人のざわめき 悲鳴みたいな喜びの声 ケータイ キラキラ 光らせて “私じゃなくて ホントに良かった!!”  どこまで どこまで 腐っているのか 明日もその次も 変わらないんだろ? せめて派手に 消えろ せめて派手に 消えろ  聞きたくもない 人々のざわめきの中 生かされているから “僕” は死んでしまう  このまま このまま ノイズに飲まれ 未来と永劫を 無脳に生きるんだ 君だけ 君だけ それを知ってたんだ 見たくない 聞こえない ノイズが止まない
蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟲ふるう夜にご主人が動かない もう5日になります となりで待ってます あなたが起きて笑うのを  しずかに縮こまり 水を口にふくみ 空腹にも耐えます だから早く「いい子」ってして?  ルララ  雨水の浴槽 顔が映ってます 頭に座る虫 払ったらどこか逃げてった  逃げてった  また朝だよ もう起きようよ 今日もこたえてくれないのですか? また朝だよ もう起きようよ? おかしいな ボクも動けない、、、  どうして?考えてもわからない どうして?考えてもわからない どうして?どうして?  おこってください こんなに鳴いてるの どなってください こんなに泣いてるの いけない子でしょう? いけない子でしょう?
ヒトの音蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介ヒトというモノは かくも愚か 生は平等 天は動かん そんな簡単な仕組みを なぜ分からない  ヒトというモノは かくも愉快 “トキヨチヂメ”と 縊れるイノチ この先の地獄 永遠に終わらない  ヒトというモノは かくも愚か 分かり合えぬなら 壊してしまえ それでは救われないだろう なぜ分からない  ヒトというモノは かくも愉快 求めて止まぬ 無私無償愛情 それをくれるモノ 近くにいるのに  ナンテリカイシガタイ生キ物 ヨノセツリヲシラヌ生キ物  ヒトというモノは かくも不思議 タニンが消えたら 周りを囲い 自分の事のよう それは嘆いている  ヒトというモノは かくも不思議 タニンを救うと 幻想を真実へ どうやら弱イダケではないらしい  ナンテリカイシガタイ生キ物 ヨノセツリヲミトメヌ生キ物  闇夜に光 ヒトスジにのびる光 闇夜に光 ヒトスジにのびる光  どこから聞こえてくる? どこから聞こえてくる? どこから聞こえてくる?  「ケシテモ消エナイ叫ビ」  闇夜に光 ヒトがつくり出す光 闇夜に光 ヒトがつくり出す光
それでも、その手を蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に僕の右ポケットの中には 小銭が数枚だけあって それを裸の子供にやる事は たやすいこと  あまりに脆い命の上 吐き捨てるほどいる人々  目を閉じては浮かぶ景色は 赤褐色に染められた青 そこに立ちすくむ僕は 右手のモノを一度だけ見た  あまりに脆い命の上 なくなっていくもの 壊れていくもの  小さな その手に 握らせた 僕の「自己満足」が それでも その手を 温める 君は 許してくれるかな  あまりに脆い命の上 造り出せるもの 守るべきもの  その中で 僕も自然と共生(い)きて 愛を 唄えるように 何度も その手を 温める 君が 笑っているから  だから、、、
光軌一閃蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に遥か遠くまで (争い止まない こだまする声 弱さは罪だと知った)  天を染める炎 (耳鳴りやまない こだまする声 “生まれた意味 目を逸らすな”)  力なき明日を 変えたいから この手だけは 強くあろうとした  世界中の哀しみ 消せると信じて 引き絞る弓から放つ 一筋の光 幻想としても 高い壁の向こう 目指す未来は 手の届く場所にあるんだ  天を 仰いで (前しか見えない 今はそれしか 危険さえも 厭わない)  胸に 手をあてよう (勝利のために ひたすら走る “足手まといだけにはなるな”)  あの人の笑顔 涙濡れて 見て見ないフリだけ巧くなるんだ  世界中の哀しみ 消せると信じた 振り降ろす刃に映る “正義” を盾に 幻想としても 高い空の向こう 目指す未来は 手の届く場所にあるんだ  一人で噛み締め 滲んだ血が 心の弱さ 焼き尽くすんだ  世界中の哀しみ 消せると信じて 引き絞る弓から放つ 一筋の光 幻想としても 高い壁の向こう 目指す未来は 手の届く場所にあるんだ  いつか そこへ 辿り着く日まで 自分を信じて 今を進んでいけ
アヲイトリ蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に追いかけることに少し疲れたから そこのベンチでちょっと休んでいくよ 大丈夫、またすぐ追いつくから 君は僕にかまわず走っていて 降り止まない雨にうたれた日も 目にごみが入る向かい風も乗り越えて ここまでやってきたけど だんだん離れる二人の歩幅がさみしかった  気がつけば肩に力、入っていた 腰掛けると空気が入ってきた 静寂がうるさいと思い出した  青い鳥が飛んだ 飛んだ 飛んだ あれは確か、「シアワセ」 青い鳥が飛んだ 飛んだ 飛んだ あれは確か、「シアワセ」  長い間つくりつづけた靴擦れが 「もう限界」と悲鳴上げているよ きっと君は 知らないね たまには後ろを振り向いてほしい 気付いて  気がつけば肩に力、入っていた 腰掛けると空気が入ってきた 静寂がうるさいと思い出した  青い鳥は飛んだ 飛んだ 飛んだ 羽があれば追い付くのに  遠くから君が 君が 君が 呼んでいる涙の声で 「シアワセ」「シアワセ」「シアワセ」  「幸せ」
明星蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟻・慎乃介夕方の雲にかかる あたたかい陽の中で 君がまぶしく手をふった 今日もこれで一日の終わり まるでこれはエンディングロール 虫の鳴き声が聞こえてくる 君がどんどん小さくなる 消えてなくなるまで見送る  空に流れてく雲 空に流れてく息  ひとりぼっちの僕に価値など あるはずないと思っていたよ 君がいつかおしえてくれたね 「あなたは私の生きる意味よ」 まるでそれはオープニングロール 虫の鳴き声が聞こえてくる 君がどんどん大きくなる  君の声に耳をかたむけ 僕はそばにいる 小さなこと大きなことも 受け止めてあげる  帰り道 足を止めてみた 君と離れてさみしくないよ そこから見える小さな星を そっと両手で包み込んだ  君の声に耳をかたむけ 僕はそばにいる 小さなこと大きなことも 受け止めてあげる  だからそばにいて
蟲の音 ~Reprise~蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に慎乃介人々が眠りの樹海に落ちる夜 蟲の羽音が響いた  風に流され流れるまま泳いでいた蟲が 金色の弧を描いていった  深い夜の黒は、光を帯び、蒼に染まってゆく  蟲に声が聞こえた 遠くから、近くから 音吐朗々、伸びやかに 包み込むような声  その声に導かれ 星たちが蟲に集まっていった  蟲が、ヒトのカタチを模(かたど)っていくー
夜蜘蛛蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に慎乃介隙間風が吹いた 窓は全部閉めたのに 足の長い奴が音も立てずに ワンルームの部屋に 遺された傷の跡を 誰かが見てるんだ 気が狂いそうだ  甘い飴を差し出そう、そっと 小さい体でついてくる後ろに。  赤い体は部屋中に糸を引き こわくないから。 おいで、ほらこの手に  赤い月夜にそっと… こわくないから。 おいで、ほらこの手に
働き蜂蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に慎乃介今のあんたの無神経な一言が 僕を鈍器で殴った  蜂の様に日々働いて 人の噂に花咲かせ 夢語って人をけなして 朝は早いし夜は遅い  逃げ出した後にくるモノ 後悔はそれこそ 想像もできないんだろ? 変えたくても  今世紀 最大のピンチがそこに 横たわってテレビを見ているよ  時間に追われて時計回り イラついてる 腕の秒針が笑った  時のように生きてみたって 流れる季節 感じなよ 愛、語って肩を抱き寄せて 荷物増やして手が回らない  吹っ切れた後にくるモノ 新世界へようこそ この場所じゃヒーローさ 働き蜂でも  今世紀 最大のピンチがそこで 起き上がって地球を見ているよ  動け!鉛の体  今ここで 立ち上がるんだ僕は  今世紀 最弱のヒーローが ここに 誕生だ 誰にも負けないぜ
青の中の一つ蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に人類は皆 一つになれない どんなに平和に暮らしても 争いは起きてしまう 自分と違うものを不安に思う 人間は一番になったつもり 宇宙は 冷ややかに見てるだろう  人類は皆 一つになれない だから常に誰かを意識する そうしなきゃ見失うんだ [自分と違う] そう、それが当たり前 明るい昼間に星は見えないが その存在は常にそこにある  悲鳴を上げている動物達が どれだけいるのか知らない ただ私達は今を生きている そう、今日もビルを造る  あの星とあの月に 森の息吹よ 届け 茜色舞う また来る夜を 一途に想え、想え  人類は皆一つになれない [自分と違う] そう、それが当たり前  静かに息絶える子供達が どれだけいるのか知らない ただ私達は今を生きていく そう、今日もビルを造る  あの星とあの月に 森の息吹よ 届け 茜色舞う また来る夜を 一途に想え、想え  琥珀月夜 雲の波間に 優しく照らす 明かりがあるのなら 大地に雨よ 飢えた子供に 生きる希望よ 届け  世界の空に花は咲く
向日葵の咲く道蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟲ふるう夜にあしたあなたに会える きっと、会える 神様ひとつだけ叶えて 明日の天気  雲は流れ 雨が去った後には 必ずあなた 手をふってくれた まぶしいよ  “教えてくれる” “支えてくれる” あなたは何でも持っていた 小さな体 大きく見せた すぐ見つけてもらえるように  聞かせてよ あなたの “おとしあな”みたいな話を  あなたが泣いたら すぐ飛んでくよ あなたが泣いたら すぐ飛んでくよ あなたが泣いたら すぐ飛んでくよ  あたしも一緒に 泣いちゃうけどね。  雲が流れ 雨が去った後には 必ずあなた 手をふってくれる そう思っていた  見えないよ あなたが 咲けないよ あなた無しじゃ  だから強くなるからね あたしも強くなるからね あなたも強くなるからね 窓は開けておいてよ  花が咲いたら 見にきてよ 花が咲いたら 見にきてよ あなたの笑顔 この先ずっと 雲にいたずら されませんように  だから強くなるからね あたしも強くなるからね あなたも強くなるからね 窓は開けておいてよ
焼き付くその眼深く蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に深く 奥深く底は見えない  誰もそこに 触れた事はないから あの空も一つだと 思っていた 笑えなくなるほど 狭まってゆく 青さえ、 貴女が知らなければ  時空のゆがみ、されど雨 胸の傷を隠したの?  気付かれない様 泣いただろ あの朝も夜も 一人ぼっちで  曇り空を描いた水溜まり 眼ガイタイ 眼ガイタイ 見たくないだけ 腕も足も首も 全部欲しいから 『何もいらない』 なんて言わない  時空のゆがみ、されど雨 胸の傷を隠したの?  気付かれない様 泣いただろ あの朝も夜も 一人ぼっちで  気付かれない様 泣いただろ あの朝も夜も 一人ぼっちで  枯れるまで泣けば この桜が散りゆくまで 抱いていてあげるよ
赤褐色の海蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に叫ぶことも無く 足掻く事も無く 「辛い」と嘆いた あの時の横顔  海を歩けると言った その目に偽りは無い 怖いとも思った その足は震えてたから  濡れていく少年の脳まで水は 笑いながら言う 「今、海を歩いてる。」  叫ぶことも無く 足掻く事も無く 「辛い」と嘆いた あの時の横顔  海を超えれると聞いた その目に偽りは無い 海なんて小さいと 両手を広げて言った  溺れていく 少年の脳まで水は 泣きながら言う 「もう少し、生きたかった」  叫ぶ事も無く 足掻く事も無く さよならと歎いた あの時の泣き顔  頭を抱え、座り込んで見ていた 少年が海を…  叫ぶ事も無く あがく事も無く 少年は消えてった あの海にのまれた  叫ぶことも無く 足掻く事も無く 「辛い」と嘆いた あの時の横顔  あの時の 横顔
満ちた月蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に退屈していた 「この世界に何で 生まれたんだろう」 人より選れた所なんて ひとつも無くて  感情は壊れた ビルとビルの隙間に 白いものを見た 赤い眼は此方を見て消えた  吸い込まれるように後を追う 戻れないかもしれない 覚悟を決めて  息が切れる 暗闇に熔ける 置いて行かないで  綺麗な歌があれば 伝わったの? 耳に残る歌なら 許してくれたの あの満月に あの満月に 手を伸ばした  満月のナカに…  息が切れる 暗闇に熔ける 置いて行かないで  綺麗な歌があれば 伝わったの? 耳に残る歌なら 許してくれたの あの満月に あの満月に 手を伸ばした  あの満月に あの満月に 手を伸ばした  綺麗な歌があれば 伝わったの? 耳に残る歌なら 許してくれたの あの満月に あの満月に 手を伸ばした
レンタル蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に紺色の空に、灰色の雨 今日 返すはずの ビデオ片手に会いに行くよ 君と過ごした毎日が 大好きで思い出にしたくない 永遠の別れじゃないけれど 僕のシンゾウに穴があくんだ  その笑顔が 消えないように 冷たい風が 当たらないように 空を見ても 花を見ても 何にも思わなかったよ こんなに素晴らしい物が たくさん落ちているなんて  もう明日から会えない 大切な時間は 足早すぎたね 寂しいなんて 言わないからさ 今日は朝まで話そう  その笑顔が消えないように 明日を生きていくのが 嫌にならないように  春も夏も秋も冬も この歌が届きますように 悲しい歌じゃないよ 歌は人のためにある 届いてる? 届いてる?
ふたりの鳥蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に止まり木の上で寄り添う2人 どんなに年をとっても そばにいる 心と体の命綱は 今にも切れそう  飾って、飾って、ねえ 偽りの私だから あなたの、あなたの 目がいつまでも見れないの  素直な気持ちで繋いだ手と手 離さない、離れないで 確かめあった 右手の温度が左の心に 火傷をつくるよ  黙って、黙って、ねえ 今は雨よ降らないで 一人で、一人で、 どこまでも朽ちてゆく  若かったね...あの頃は さみしい... 私の手、あなたが触れた  黙って、黙って、ねぇ 今は雨よ降らないで  あなたの温度が、ねぇ 今もまだ...、苦しいよ
表裏の傷痕蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に蟲ふるう夜に踏み入れた木々の中 裏表は側にある 心配は要らないさ、 日が暮れる、帰りなよ。  傷付いた足の裏 泣く少女に夜は来る …止めないさ? 本気なら この右手を貸してやろう。  アダムとイブが 口にした林檎 その瞬間世界は、 大きな悲鳴をあげる 過去の世界は 今を見て泣いた。 花も木も  残酷だった  ああ 強く生きていけなかった あの子は  記憶にそっと残すから  ああ この腕で泣いていた 虫の声  記憶にそっと残すから  君の声も 君の匂いも 君の息も 君の温度も
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