金子みすゞ作詞の歌詞一覧リスト 6曲中 1-6曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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私と小鳥と鈴と新垣勉 | 新垣勉 | 金子みすゞ | 杉本竜一 | 美野春樹 | 私が両手をひろげても (ひろげても) お空はちっとも飛べないが (飛べないが) 飛べる小鳥は私のように 地面(じべた)を速くは走れない 地面(じべた)を速くは走れない 鈴と 小鳥と それから私 みんなちがって みんないい 私がからだをゆすっても (ゆすっても) きれいな音は出ないけど (出ないけど) あの鳴る鈴は私のように たくさんな唄は知らないよ たくさんな唄は知らないよ 鈴と 小鳥と それから私 みんなちがって みんないい みんなちがって みんないい |
さくらの木真依子 | 真依子 | 金子みすゞ | 真依子 | もしも、母さんが叱らなきゃ、 咲いたさくらのあの枝へ、 ちよいとのぼつてみたいのよ。 一番目の枝までのぼったら、 町がかすみのなかにみえ、 お伽のくにのやうでせう。 三番目の枝に腰かけて、 お花のなかにつつまれりや、 私がお花の姫さまで、 ふしぎな灰でもふりまいて、 咲かせたやうな、氣がしませう。 もしも誰かがみつけなきや、 ちよいとのぼつてみたいのよ。 | |
山ざくら真依子 | 真依子 | 金子みすゞ | 真依子 | さくら、さくら、山ざくら、 私は髪を挿しました。 山ひめさまになりました。 さくら、さくら、山ざくら、 その木の下に立ちました。 山ひめさまは立ちました。 さくら、さくら、山ざくら、 舞つておみせ、といひました。 山ひめさまがいひました。 さくら、さくら、山ざくら、 ひらりしやらりと舞ひました。 山ひめさまにみせました。 さくら、さくら、山ざくら、 髪から、みんな散りました。 駆け駆けかへる山みちで。 | |
蜂と神様沢知恵 | 沢知恵 | 金子みすゞ | 沢知恵 | 沢知恵 | 蜂はお花のなかに お花はお庭のなかに お庭は土塀のなかに 土塀は町のなかに 町は日本のなかに 日本は世界のなかに 世界は神様のなかに そうして そうして 神様は 小ちゃな蜂のなかに |
草原(くさはら)木村弓 | 木村弓 | 金子みすゞ | 木村弓 | 露の草原 はだしでゆけば、 足があおあお染まるよな。 草のにおいもうつるよな。 草になるまで あるいてゆけば、 私のかおはうつくしい、 花になって、咲くだろう。 花になって、咲くだろう。 | |
暦と時計沢知恵 | 沢知恵 | 金子みすゞ | 沢知恵 | 暦があるから 暦を忘れて 暦をながめちゃ 四月だといふよ 暦がなくても 暦を知ってて りこうな花は 四月にさくよ 時計があるから 時間をわすれて 時計をながめちゃ 四時だといふよ 時計はなくても 時間を知ってて りこうな鶏は 四時には啼くよ | |
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