宮崎一晴作詞の歌詞一覧リスト 43曲中 1-43曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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SHUJINKOクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・奥野大樹 | 主人公対主人公 戦いの火蓋は切って落とされる 次回予告は不要 今日、一発で決めよう 聖戦か死闘か そんなの知ったことじゃない これは果たし合い ただ勝ちたい、だけ 思い出が、思い出が、思い出が、思い出が 溢れ出して 少し震えるけど 思い出は、思い出だ 単なる思い出づくりに終わらぬ様に さあ しまっていこうか 世界を揺らせ 宇宙観を揺らせ 運命なんてなカッ飛ばして 勝つんだ、主人公 目を凝らして、撃ち抜け好敵手 安い共感なんていらない 涙は簡単には流さない 視界がボケるから ぬるい温情なんて意味ない 「負けても良いんだよ」とか馬鹿みたい 戦いたい 世界を揺らせ 宇宙観を揺らせ 戦場立って振りかぶって 勝つんだ、主人公 あの日の約束、守り切る狙撃手 思い出が、思い出が、思い出が、思い出が 溢れるけど、取り払って 喚声は遠のき、詩が響こえる 全闘争へ次ぐ絶唱 いま、叫んで “決戦之場二情ハ要無イ” “宇宙観ヲ揺セ打球音” “一閃星ハ何色二煌カ” “最終表裏之交ル場所デ” 主人公対主人公 戦いの火蓋は切って落とされる |
ホットドッグ・プラネッタクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・奥野大樹 | 銀河のはずれ サービスエリアで ホットドッグを売ってる アルタイル観光客でごった返すピークタイム 有線放送 本日5度目 あの人のバンドが流れ出す 昔の歌は歌わなくなった スターになってから 応援してるよ 応援してるよ 遠くへ行ってしまっても 応援してるよ 応援してるよ 見えなくなってしまっても 銀河のはずれ 休憩もらって ホットドッグを食べてる 新人バイトのエイリアン君の しょーもない身の上話 「てか先輩、バンド好きなんですか」 「どういう系が好きなんですか」 「ポップとロックの境界線ってなんだと思いますか」 「さっきからおんなじバンドばっかり流れててぶっちゃけ飽きません?」 「俺はこういうナヨナヨしたやつめっちゃ嫌いで...」 あ、休憩あがりまーす 応援してるよ 応援してるよ だんだん忘れてしまっても 応援してるよ 応援してるよ わたしを忘れてしまっても 初期の缶バッチ 宙にかざしたり 落ちサビのメロディ そらで歌ったり ああでも ここ歌詞変わったんだっけ 前のも好きだなぁ 今はさ、なんだっけ なんだっけ 「応援してるよ」 応援してるよ? 「応援してるよ」 誰を応援してるの |
星に願わないクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街 | 1000年に一度の 流星群よりも幸運な あなたとの出会いを 奇跡なんて言葉で片付けたくない 隣にあなたがいて 犬猫の寝息が聞こえる これ以上 お星様に何を望めばいいの わからない 一つ屋根の下 無数の物語を これから紡いでいこう wanna be with you ずっと近くで 二人の時間が 無限に続くなら 他に何もいらない もう星に願わない あなたが好き 病める時も 健やかなる時も 残り物で作った料理が美味しくなくっても みっかよいの朝も かみなりの夜にも 言葉がなくても 家族が増えても 喜びで溢れたら良いね 繋いだ手離さないでね 隣歩いてくれた 今は空の上のあなたに 教わった愛し方で この人と暮らしていきます 見ていて 一つ屋根の下 無数の物語を これから紡いでいこう wanna be with you ずっと近くで 「二人の時間が無限に続きますように」 なんて また私、星に願ってた いつものくせ あなたが好き |
End Rollクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 山本薫・宮崎一晴 | 山本薫 | 賛否両論3.2点 二転三転のストーリー 結局なんのメッセージ性があったのかわからないのが素直な感想 「これ評価してんの、自称わかってます系評論家だけだろw」 何言ってんの 主人公のあたしですらよくわかんないっつーの 星降る夜の交通事故に 巻き込まれたあたしは 救急搬送されるまでもなく即死 払わなくて済んだね交通費 go to him あたしの夢は叶わない まだ天になんて召されたくはない ファンタジックな悲劇なら 芳しくなくてもいいから日常 あたし幽霊じゃなくて映画になって あなたの心に残りたい あたしエンジェルよりか演者になって 何度でも再生されていたい capture me チャプターメニュー/シーン5 仮染めの思い出をプレイバック 300年でも足りない位の人生設計だった 運良く明日があっただけ 運良く身体があっただけ 今、宙ぶらりんになった魂から てんてこまいのハイライト送るわ (続いてのニュースです 今日未明、銀星自動車道にて 人工太陽を積んだ大型スペーストラックが 横転する事故が発生 12名が重軽傷を負い 1名が死亡しました) ホラー映画にクラシック、みたく 互換性あえて消すディレクション エンドロールまで観てって 最後あなたは泣いてくれるかな あたし幽霊じゃなくて映画になって あなたの心に遺りたい あたしエンジェルよりか演者になって 何度でも再生されていたい あたし名作じゃなくていいからずっと 「迷作」と笑われていたい あたし もう少し 長生きしたかったんだけどなあ |
出戻 (Interlude)クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴・山本薫 | 切迫!ラフをplay, back, again 馬鹿げてる〆 間に合わなそうなmy days 一辺倒な返答で平行線 A to Z 腫らす扁桃腺 super star 唄ったって 数%だって進んじゃいないlyric “終わったコンテンツ” “粗悪なコーレス” 振り払ってfreedom鳴らす jesus!! でも、それでも書くの でも、このデモどうよ でも、それでも書くの 出ろ、なんか出ろ これはdemo 回すベロ |
それだけクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街 | 夜の約束 星のわだつみ 夢のような恋は 夢に終わった キスの仕方も知らない僕の 頭を撫でて君は笑った 離れてしまう その日の前に もっとちゃんと見ていれば 言えていれば 何かが変わっていたのかな 独り言だけど すこし聴いて欲しいの 伝えたい言葉を 歌にしたから 涙が出るほど 僕は、ずっと、幸せだったよ 君は僕じゃない誰かと どうか、次は、幸せになってね それだけ ああ なにもかも ぜんぶ無かったことに 映画のようにさ 2人巡り逢えたことも架空にできたら 楽になれるかな 「涙が出るほど」 「僕は、ずっと、幸せだったよ」 「君は僕じゃない誰かと」 「どうか、次は幸せになるんだ」 「ありがとう、ありがとう」 「こんな僕で、ごめんね」 「明日も」 「明後日も」 「いつもいつまでも」 「笑って、生きてね」 「それだけ」 夜の約束 星のわだつみ 2人のはなしは それだけ |
せいかつかんクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街 | このまま沈んでいこうね 2人で沈んでいこうね つけっぱなしの待機画面 深海魚みたく光ってる (ここ歌詞誰か書いといて!) 2人でぼーっといこうぜ わたしとあなたの潜水艦 コインランドリー 歩いて2分 潜水艦みたいな部屋 扇風機みたいな私は ぐるぐる ゆらゆら コインランドリー 帰ってきて 冷蔵庫みたいな恋人 扇風機みたいな私は ぐるぐる ゆらゆら 隣にいるあなたに わざわざ手紙を書いたり 電話をかけてみるようなこと 否定も肯定もしないでくれて 本当ありがとうね このまま沈んでいこうね 2人で沈んでいこうね つけっぱなしの待機画面 深海魚みたく光ってる (ここ歌詞誰か書いといて!) 2人でぼーっといこうぜ わたしとあなたの潜水艦 おそとの世界に用はない 突然の大喜利対決 望むところ 本気でやります、あー こんな生活が嫌だったら どんな生活が良かったろう 眠る時、思い出し笑いを しちゃうような回答が 部屋ん中、酸素になって循環 生きてて良いんだって思うね 隣にいるあなたに 会いたい、とか言ったりして 困った顔させるようなこと いつもいつの日も付き合ってくれて 本当ごめんね ありがとうね このまま沈んでいこうね 洗濯機なおったら また引き篭もる 2人の世界が続くまで 卓上旅行、南の半球へ 夏のサンタの話をして 「いつか行こう」を噤むあなたに ツキリ胸が痛んだり 風はあつめられないし ひとんちの猫が可愛いし そうやって ボヤったリアルの中で きみだけ確かな夢だった 余裕と猶予ごっちゃになって 息継ぎの回数減ってって あなたの浮上を見送る日も近いかもね でも わたしにとっては 抜かりあるこの日々が 限りあるこの恋が 何よりも生活 |
雨の魔女クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・奥野大樹 | “良い天気ね” 君は嬉しそうに言うのです 土砂降りの街を しとやかに眺めながら “良い天気ね” 君は花のように笑うのです 揺れだす髪 シトラスの香を振り撒きながら 太陽には内緒のダンス 手を取り踊りましょう らららら、らららら 踊る雨の魔女 君は僕の彼女 携帯電話なんか水没すりゃいいじゃんね 傘も持たずに 水溜りへ堕ちる僕ら このまま世界の裏側まで行けそうだ 見方ひとつで 同じはずの景色が まるで別物になるの 毒にも薬にもならないような経験じゃ 心、変わらないの だから濡れましょう 冷酷さも受け入れたら かじかんだ手の温もりもわかるでしょう 太陽には内緒のダンス 手を取り踊りましょう らららら、らららら 踊る雨の魔女 君は僕の彼女 携帯電話なんか水没すりゃいいじゃんね 傘も持たずに 水溜りへ堕ちる僕ら このまま世界の裏側まで行けそうだ 君のおかげで苦しみを愛せる、かも |
Saiseiクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・奥野大樹 | 再び生きると書き表して Play Back 生きるも死ぬもミュージックの前じゃ 同じなんだって 最盛期の記録、再生 昨日の記憶 呼び起こすこと それ即ちミュージックを聴くってこと ブーム、文化、ブーム 繰り返すごとに大きくなる 成長は止まらないんだ かこ、みらい、いま 繋げる 想いを手繰り寄せるように 崩れ去ったライフ 擦れたマインドすらも再生 聴かせて prayにも似たその衝動を 1000年先の未来にだって 音楽はあると思うんだって もしかすれば 僕のこの曲も 残ってるかもしれない 全然ありえる話だって レコードはタイムマシンだって 教えてくれたあなたはいない Play Back 歌声と鳴動 モノラルかステレオ 僕らそれぞれのEQバランスで 感嘆するも ダンサーぶるも アンサー綴るも自由だ さあどんな音で聴いて どんな音を愛すの 歩き疲れる ふと振り返る すると帰る場所がある また会える 音の中で蘇る on bass 何度でも巻き戻せるからこそ 僕ら前に進める 名盤が流れる またも想いが溢れる 1000年先の未来にだって 音楽はあると思うんだって もしかすれば 僕のこの曲も 残ってるかもしれない 全然ありえるはなしだって レコードはタイムマシンになって 顔も知らない誰かを照らす あなたを癒す 原点は一拍の手拍子 それか裸足の地鳴らし 始まりの日 受け継いだ火 2024 音楽は続いてる みたび 息吹き返すミュージック さあその三角形に触れて 再生 この曲も記録 Play Back |
失恋喫茶クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・奥野大樹 | 失恋喫茶 “かみふうせん” ここは恋人たちの終着点 別れ話のための店 ので、 砂糖やミルクは出しません 苦味もどうか受け入れて 最後のひと時をお過ごしください 言えよ 言えよ さあ言ってしまえよ さよならに至る時系列、哀しかったこと クリームソーダの写真 撮らずにちゃんと目を見て 2人の恋をさ、終わらせるのさ 「繋ぎ止めているものが 徐々に愛から時間になってた 側にいる理由とか無くてもいいのに」 お客様どうか穏便に 顔にお冷をかけてはいけません 別れ話は最後のデートなんだから 惰性だ 惰性だ いつの間にか惰性だ 誰の所為だ?ってそれは 2人の所為だ クリームソーダの上の 不自然なくらい赤い実が 2人の恋にさ、そっくりなのさ 閉店時間が迫っています 浮かぶ 浮かぶ 思い浮かんでしまうな これまでに至る備忘録、好きだったこと クリームソーダが溶ける 涙で滲んでく赤 一緒に言えるか、別れの辞 店を出たら別々に帰ろう お互い違う景色を見よう カランコロンと消えてく 振り返らずに手を振る 2人の恋はもう、終わってたのさ 2人の恋はもう、始まってるのさ |
祝祭は遠くクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・奥野大樹 | 祝祭には呼ばれない 場末の歌小屋で 愚痴ばかり漏らしても 出口は見つかりゃしないな 今日も酒を呷るか 気に食わん奴を煽るか どっちだって良いが それじゃ虚無の味に慣れるばかりだ 俺たちの夜はこれからさ 何にも怖いものはない さあ肩組み踊れよ 全部がうまくゆくだろう なんてね 本当はさ うざったくってさ 苦しい 目から血が噴き出るほど 手が震えるほど アコギな人気者と フィドルめいた歓声 野次を飛ばしたって 祝祭には届かない 失望で死にそうなのに 呪いみたいに遠ざけられない 今やめたら何も残らない 俺たちの夜はこれからさ 何にも怖いものはない 眠りこける頃には 夢は叶っているとか 風呂場の独り言が 虚しくってさ 苦しい いつかは、いけんのかな 往生際の向こうで 熱帯びた灰のように舞う 舞い踊る 根拠の無い自信が 身体中駆けずり回る 駆け回る 俺たちの夜はこれからさ 何にも怖いものはない さあ胸張っていけよ 虚勢だって良いから 遠くの喝采に心やられぬように 進め進め千鳥足でも 発して発して世迷言でも 昨日より、今日より 祝祭は遠くない |
美女と野獣クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・奥野大樹・高田真路 | 煌めく夜の 野蛮なけだもの “うつくしさがわからない”と 嘆いていたんだ 美女と野獣みたいに こころを通わせたい 目を塞がれても 君に見惚れていたい 俺が 俺なんかじゃ 君に釣り合うわけない それでも好きだよ 抱きしめられたらどれほど幸せか 枯れゆく薔薇を 見つめていると 胸が苦しくなるの 姿形が全てというなら この花の綺麗さを どう表せばいいのか 瞬く星の 視線が痛いよ “うつくしさは信じること?” いつか自分を好きになって 美女と野獣みたいに こころを通わせたい 目を塞がれても 君に見惚れていたい 俺が 俺なんかじゃ 君に釣り合うわけない それでも好きだよ 抱きしめたい 君を抱きしめたい こころでキスをした |
欠落 (Prelude)クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街 | クジラ夜の街・高田真路 | かけおち 降る流れ星 みたいな2人 行く末は誰も知らない かけおち 帰したくない人が隣に居ます |
輝夜姫クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・高田真路 | 本ばかり読んでいた 君の気を引こうとした わざとらしいあくびは お見通しだったかな おやすみ、かぐや 途中だったストーリーは 僕に書かせて いつか読み聞かせるから 僕の大天使よ 月へ還る君よ どうかずっと見ていてくれよ 僕の全盛期を あんたとの日々で 終わらせないよ 終わらせないよ ムーンナイトロスト 天の落としもの 涙のようなひと ムーンナイトアラート おわかれの時を 報せる夜はいやに美しい “わたしの最期はあなたの最後じゃないよ” 痛いのは今だけ、と 言葉をのこして舞い上がる 僕の大天使よ 月へ還る君の 背中をぼんやりと眺めていた 眺めてただけだった 僕ら物語じゃないからさ そんなにうまくはいかないが 物語だったとしたら ここで終わるなんていけないな 本ばかり読んでいた 君がいなくなってから おやすみ、かぐや 夢でも退屈させないさ 僕の大天使よ 月へ還る君よ どうかずっと見ていてくれよ 僕の全盛期を あんたとの日々で 終わらせないよ 終わらせないよ |
華金勇者クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・高田真路 | “人間様は忙しないね” さっき黒猫にわらわれたよ おかえりの鼻唄 立ち尽くした街灯だけがオーディエンス 勇者は帰る 仕事を終えて 小さな夜の主人公 勇者は帰る 最寄りの街から てくてく歩く 今夜もお疲れ 帰りましょ 成したことだけを 讃えましょ 人間様は忙しないね 守るべきものがありすぎる だからこそ だからこそ だからこそ 人間様はうつくしいぜ 剣のように優しいね あなたの汗 輝いてる どの星の放つ光よりも 勇者は帰る ただ1人で 小さな夜の主人公 勇者は帰る 最寄りの街から てくてく歩く 今夜もお疲れ 帰りましょ 成したことだけを 讃えましょ 今夜もお疲れ 帰りましょ 成したことをほら讃えよう もっとロックな音で! あなたは誰より偉い人 表彰状が足りないで賞 今夜はこのおかえりのうたで ツキがある内に眠れますように 君の金曜に華が咲きますように |
ロマン天動説クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・高田真路 | クレオパトラ 小野小町 楊貴妃 その生き写しみたいなあいつら きっと僕に惚れてるとか ほざいては笑顔になる時間 コペルニクス アリスタルコス ヨハネスが みんな僕を否定するんなら 地動説に異議を唱えよう “僕を中心に宇宙が動いてる” 僕はさいきょうだ 誰が何を言っても揺るがないさ ガリレオは望遠鏡を捨てた 裸で星を仰いだんだ 僕はさいきょうだ それは絶対なんだ ニュートンだって覆せない 僕は重力よりも... 紅色に染まる頬を照らす 満月の裏 うさぎが眠る つまんない正論に異論 理想理論 机上の空論こそが至高 世界三大美女は別に 容姿端麗だったわけじゃない という諸説があるけどそっとしとこう ロマンチストにとっては月に叢雲 だーれも褒めてくれない だーれも認めてくれない だから本日も自分に酔ってる 間違ってても自分を信じている 僕はさいきょうだ 誰が何を言っても揺るがないさ ガリレオは望遠鏡を捨てた 裸で星を仰いだんだ 僕はさいきょうだ それは絶対なんだ ロベルト・シューマン メンデルスゾーン ショパン 僕のロマンよどうか時を越えて 届いたりなんかしたりして |
RUNAWAYクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・高田真路 | 憧れとか喜びってやつが 次の不安を育てんだ 迷える心に罪はないから どこまでだって飛んでゆけ ほら40秒で支度しな 何か悪いものでも飲んだかな 胸が焼けるように熱いんだ いつまで経っても寝付けないから 外出禁止命令 破ってみようか 屋根裏部屋から街を見渡す あのコの家だけ灯ってた こんな遅くまで起きてるなんて 僕の次に悪いひとだ “さよならどうかお元気で” 置き手紙をテキトーに書き殴って 過去も居場所も一度あずけ 恐れをなしながら旅に出ようか なあ パンとナイフだけ詰め込んで 40秒で支度しな 減るもんじゃないもんが 減ってっているような 排気ガス渦巻く街が やけに綺麗に見えるような 画面外の輝きに用があんだよ 誰も見ちゃいない踊りを終えて 自由を飲み干した 終わりはない とめどなく始まるこの世を攻略すんだ 人から人へとうつりゆくのは 病気だけではないはずさ 憧れとか喜びってやつが 次の不安を育てんだ 迷える心に罪はないから どこまでも どこまでも パンとナイフだけ詰め込んで さあ 40秒で支度しな 武者震いはそのままで |
ショコラクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・高田真路 | 仲直りのセリフを考える 帰り道や電車がちょっと好きさ ペンで変な顔描いて 笑わせて 雪解けのハグをしよう 月夜満天 心は有限 やっぱり僕の相棒は君じゃなきゃって 言おうと思ってた 部屋は暗かった 神様はいない夜だ アイス買ってきたのにな 君が好きなバニラは残しておくから いつでも帰ってこいよ すれ違ったら後は一瞬 みるみる間に 遠ざかる 離れていく 近づけば近づくほど 溶けてゆくんだ全て 消えるんだ 可愛がったものは容赦なく 無くなるんだ あれほど熱くなったのに? 紡いだときめきさえも 溶けてしまうなら 冷たいままでも甘い方がよかった 君はもういないのに “チョコ味は俺がもらうね”なんて一人で 神様はいない夜だ アイス買ってきたのにな でも君が好きなバニラは残しておくから いつでも帰ってこいよ ねぇこっちは雪が降っているよ |
Time Over (Postlude)クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・高田真路 | 花は受け取るばかりじゃない だれかを飾るのもきっといい 夢は叶えるばかりじゃない だれかへ届くのもきっといい 涙は拭うばかりじゃない だれかに流すのもきっといい 歌は澄み渡るばかりじゃない だれかと叫ぶのもきっといい my time is over 世界で一番優しい時間切れだ 大渋滞 今夜 隣の席からの眺めが新しい時を刻むよ |
Memoryクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・高田真路 | 打てば響くような毎日は 喉から手が出る幻想だ 何にもない 何にもない 僕には 幸せだった日もあったっけ 遠い昔の笑い声が 鋭い刃物のように胸を刺す 思い出に殺されそうになって 飛び込んだ先は夜行列車 昨日死んだってことにして、今 新しい僕を始めてみようか もうさみしくないよ さみしくないよ さみしくないよって 嘘 言いたくないよ 言いたくないよ 言いたくないよって言いたい さみしくないよ さみしくないよ さみしくないよって 嘘 言いたくないよ 言いたくないよって言いたいよ カムパネルラに切符をあげて 僕がキセルでとっ捕まって そのまま宙へ放り出された 星がすっごく綺麗だった 回送列車を見送って 僕の回想が始まるんだ 今度は素直に言えたらいいな いつか素直になれたらいいな もうさみしくないよ さみしくないよ さみしくないよって 嘘 言いたくないよ 言いたくないよ 言いたくないよって言いたい さみしくないよ さみしくないよ さみしくないよって 嘘 言いたくないよ 言いたくないよって言いたいよ 言いたく、ないんだよ 思い出に生かされていたんだ でもそれだけじゃとても空虚なんだ 新しい僕が黙っていないな 新しい僕が黙ってないな |
裏終電・敵前逃亡同盟クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・高田真路 | それ、いらねえのか? んなとこ立ってたら 線路に食われちまうぞ ああ、消えてえのか ならちょっとだけ話をしようぜ どうせ投げ出す命だろ なに 怪しいもんじゃねえからさ 俺たちゃ裏終電・敵前逃亡同盟 戦い疲れた奴らの秘密結社でさ 近頃は頑張る輩ばっかで めっきり人手不足なんだ あんたどうだい? 合言葉は “命からがら逃げ切りますから” 東トバリ坂駅 A5出口 左から二つ目の改札に このマルヒパスポート差し込むと 床が抜けて地下のアジトへ行ける仕組み “生きるの下手すぎ!” “最終電車も逃すし!” そんなあんたのための裏終電 鬱鬱鬱とした黒い気持ち 黄色い線の内側まで思いとどまりください 裏終電・敵前逃亡同盟 戦うな もう頑張るな てんやわんや あっちゃこっちゃ えっさほいさ 使い回される日々に疲れちまったなら あんたどうだい? 合言葉は “命からがら逃げ切りますから” rinky tinky tinky なあ それ、いらねえのか? |
マスカレードパレードクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・高田真路 | “ありのままの私” それは ありのままを見せない私 いくつもの顔 それら すべてあわせひとつの私 メタモルフォーゼ 変わりゆこうぜ さらに向こうへ メタモルフォーゼ 手のなる方へ 世を忍ぶ仮の姿で夜へ踊り出せ 誰もが持っている あんたも持っているんだろ なあ怪人A 仮面は何枚あってもいいもんね 役者は揃った はじまりはじまり “やあまた会ったね” ところであんたは現在どちら様 Masquerade Parade 蜃気楼に身を包んだ 別人格がキラキラ ほんとの私を見つけたいなんて ほんとは思ってないんでしょう アブラかダブラか 何か知らぬが 生まれ変わる時は今 混じり気のないリアルより遥かに 偽りある方が現実味ある 想像だにしない顔や過去など 誰もが持っているんだ メタモルフォーゼ 変わりゆこうぜ さらに向こうへ メタモルフォーゼ 手のなる方へさあ Make Up Illusion 美しく騙せ 虚栄翻して よってらっしゃいみてらっしゃい あんたも待っていたんだろ なあ怪人A 本性葬り去って幕開け 役者は揃った はじまりはじまり “やあまた会ったね” 夜を明かす前に化かす さあ馬鹿騒げ Masquerade Parade |
時間旅行 (Prelude)クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街 | クジラ夜の街・高田真路 | 抱いた夢が散らばっていかぬようにと 少女は日記を書き残した 一方通行のタイムトラベルは 未来の私へ届くだろうか 時間旅行少女 |
BOOGIE MAN RADIOクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・高田真路 | 高層ビルの頂上に揺蕩う ハットにマントの 怪しげなシルエット 悪名高き夜更かしのヒーロー 子供はこう呼ぶ “ブギーメンレディオ” ニヤリと笑い 夜を滑空 手首くねらせ 踊りながら舞い降りる 蝶の様に ブギーメンレディオ参上! 待たせたな 救けに来たぜBABY 退屈と悪夢を ドカンボカンバカンスカンババンとぶっ飛ばしてやるぜ ブギーメンレディオ参上! その代わり今夜は寝かせないぜ 電波 jack hack 忘れらんない夜にしてやるよ まだまだまだまだまだまだこれから イカれた眼光 射抜かれた心臓部 ランドセル背負った 子供が地下鉄の中へ ヒラリとかわし 春を揺らす 眠れぬ夜は眠れぬままで お相手は俺様だ ブギーメンレディオ参上! 待たせたな 救けに来たぜBABY 退屈と悪夢を ドカンボカンバカンスカンババンとぶっ飛ばしてやるぜ ブギーメンレディオ参上! その代わり今夜は寝かせないぜ 電波 jack hack 忘れらんない夜にしてやるよ |
時間旅行少女クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・高田真路 | もういくつ寝ると君に会えるの 時空の先で微笑むその顔 お月様くるり 春を重ねて 待ち合わせ場所は 日記帳が知っている 時間旅行少女に手を引かれて 懐かしい未来へ行くのです わたしが願った わたしに会いたい 時間旅行少女とした約束 果たしたい 裸足で駆け出した わたしが夢見た わたしに会いたい もういくつになっても大人になれないな リトルプリンセス タイムマシン要らずの少女 時間旅行少女の髪靡かす 新しい風吹くアゲハ通り わたしを探して その子の正体は こどものわたしだ 日記を読み返せば いつだってそこにいた “拝啓 数年後の未来へ” 夢は叶わなくってもいいから ずっと捨てないで 忘れないで! 時間旅行少女に手を引かれて 懐かしい未来へ行くのです わたしが願った わたしに会いにいく あの子を泣かすな タイムトラベルガール 時を越え走れ タイムトラベルガール 星の数ほど パラレルワールドがある あの子を泣かすな タイムトラベルガール |
ハナガサクラゲクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・高田真路 | アクアリウム 星の部屋で 君との距離を考えてた 贈り物はほどほどにね 言い聞かせてはみたんだけど 浮かび上がる煌めきは 水槽の外へ飛び出した 何もわかっていなかった わかりたくもなかったんだ 愛せど愛せど 苦しくなっていくだけ これ以上はダメだってさ 体が教えてくれているんだね それなのに 夜なのに また君の街へ 泳いでいた ぷかぷか ハナガサクラゲみたいに光を纏って アクアリウム 海亀の目 君のと少し似てるかも 何もかも見透かして 呑み込んで 愛せど愛せど 苦しくなっていくだけ 彷徨っていた ぷらぷら 花が咲くまでこうして春を待とう ねぇ光が溢れて止められないよ 寂しそうな顔しないで ほらまた光彩が あちこち散らばって 愛せど愛せど 苦しくなっていくだけ これ以上はダメだってさ 体が教えてくれているんだね それなのに 夜なのに また君の街へ 泳いでいた ぷかぷか ハナガサクラゲみたいに光を纏って 花が咲くんだいつか君の隣で 儚さだけが残った星の部屋 |
踊ろう命ある限りクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街・高田真路 | トラベルギターよ でたらめに鳴けよ 不揃いな錬金術で 行けるとこまで行こう 愛すべき馬鹿よ 出会えてよかったぜ これまで生きてきた全部 喚き散らして駆け抜ける なんていい日だろう ミュージックと数人の友人と恋 それで事足りた世界 不安も不満も尽きぬが 突き抜けりゃそれも良いのだよ 踊ろう命ある限り だんだらだんだらだんだんだん トラベルギターよ でたらめに泣けよ 春夢の切れ間に 言葉をうまく吐けなかった 僕の分まで 断言する 僕らに来世は無いぜ この世はボーナスです 謳歌しようぜ 衝動止めないで 消灯にゃ早いね そうだな 爺さんになったら 古本屋を開いて子どもにおとぎ話をしたいな 店の名前は「ファンタジア」 夜は酒場にもなったりな 時間が経っても集える場所が 終わることのない後日譚が あったらあったかいじゃないか そこにダンスがあればもっと良いな 再会する僕ら赤らんだ顔で 思い出の頁をめくるんだ “ありがとう最低な日々よ” あまねく出会いと旅路に愛を だんだらだんだらだんだんだん ミュージックと数人の友人と恋 それで事足りた世界 半生を反省で終わらせる そんなことになんの意味がある ミュージックと数人の友人と恋 それで事足りた世界 不安も不満も尽きぬが 突き抜けりゃそれも良いのだよ 踊ろう命ある限り だんだらだんだらだんだんだん |
超新星クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | さあ計画を立てよう その手に未来を掴むのさ 熱狂 スタジアムはこの宇宙全体で 遂に僕らのレースは開幕したんだ 誰もがスターを目指し夜空に舞い上がる 飛べない僕は置いてかれて 君のフライトアウトを見つめていたんだ でも最後に笑うのは僕だ 良いさ、今はこれで良いんだ 誰にも追われない それでも終われない Super Star 僕ならやれるさ と言い聞かせた 始めようかリベンジャー 1番下からスーパースターへ 輝くまで 雨天決行 隕石も結構 ブラックホールに呑まれても 上等だぜ おんぼろシャトルでどこまでも そうさ 最後に笑うのは僕だ スーパースター、1番下から | |
Holmesクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | 懐中電灯は持ちましたか 準備ができたら行きましょう 暗闇通り抜けて犯人探し出しましょう 隣町に火をつけた 罪を償ってもらいましょう 特にワタシに被害は無いが 罪は罪だ 逃しはしないぞ 吸い殻があった どうやらこれは 故意に火事を起こしたわけじゃないらしい それがどうした 捨てた男を捕まえるぞ 男は死んでいた なら煙草屋を問い詰めろ お前が煙草を売らなけりゃ こんなことは起きなかった 間違いは言ってないだろう 夜風に任せて正義を語る 闇夜に乗じて真実を名乗る 僕らは神でも番人でもないのに 悪を決めつける 悪を決めたがる 住んでる家生まれ故郷家族のこと昔のこと 顔も体も服も何もかも 皆に見てもらおう ナイフによる犯行なら 売った人作った人も咎めないと 気が済まない気が済まない 振りかざした正義の火が 火事より大きな炎を撒き散らしてることに どうして誰も気がつかないんだろうね全く 誰かによる犯行でも手繰り寄せたら 無関係な君にたどり着いたりするんだ 誰にもほどけない 真実はほんとにいつも1つだと言えるのかい 夜風に任せて正義を騙る 最後と称して真実を煽る 僕らは神でも番人でもないのに 悪を決めつける 悪を決めたがる 住んでる家生まれ故郷家族のこと昔のこと 顔も体も服も何もかも 皆に見られたら生きていけない それでもあなたは許しはしない | |
EDENクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | “エデンの園で会えたら良いね” 僕はそうは思わない 追放してくれ 世間の決めた楽園のかたち それはそれは退屈極まりない 行き場のないこの気持ちをどうすればいい アダムとイブほど 単純じゃないんだ僕ら 枝分かれしていく りんごの木みたいに かりそめ 抜け出して 目指せ本物のエデン 光り輝く街へ しあわせは 人それぞれ 僕ら行き着く時は独りぼっちさ ONLY ONE EDEN エデンの園 子供の頃 心惹かれたもの ヒーロー 医者 パティシエ 教師 その頃からざわめく木々 すでに分岐は始まってたんだよ 共通のゴールなどない もとより僕らは1人さ 怖がらないでいい 同じものを食べて 同じ季節を生きて それでも僕らは違くなるから 同じ夢を見たり 同じ場所を目指すのは もうやめよう ここでお別れ たそがれ 脱ぎ捨てて 空に散らばってキラリ 美しくあれ かりそめ 抜け出して 目指せ本物のエデン 光り輝く街へ しあわせは 人それぞれ 僕ら行き着く時は独りぼっちさ ONLY ONE ONLY ONE 1人だ 1人だ 泣かないよ EDEN | |
ここにいるよクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | そうこうしているうちに 光は確かな速さで 雪国も砂漠も君の家もぶち抜いて 僕の真横を通過してるんだってさ ベランダ越しの 夢みる街の 煌めきになれたらな 光の速度でこの地球を廻って 君と7回すれ違ったらさ それを1秒と呼ぶことにするよ 秒速30万キロメートルの新世界より ここにいるからね 触れられなくっても 君の心を駆け巡ってるぜ 形ないものが君を救い出す 秒速30万キロメートル 新世界より心を込めて 別れはあり得ないさ 繋がりは途切れないさ 目には見えなくても 僕はここにいるよ 光の速度でこの地球を廻って 君と7回すれ違ったらさ 時計の針が一つ動くよ そのたびに君は笑っていてほしい 光の速度でこの地球を廻って 君と7回すれ違ったらさ それを1秒と呼ぶことにするよ 秒速30万キロメートル 光速度は不変 ここにいるからね 触れられなくっても 君の心を駆け巡ってるぜ 形ないものが君を救い出す 秒速30万キロメートル 新世界より心を込めて | |
あばよ大泥棒クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | 体には気をつけてね たまには思い出せよな あばよ大泥棒 あなたの泥棒人生で1番すごい戦利品が わたしの心だったなら どれほど喜ばしいことでしょう 空っぽなのに満たされたわたしは 胸あたりをさすって泣きながら笑ってた どうせあなたのことだから どこへいってもうまくやるだろうけど 元気でね 体には気をつけてね たまには思い出せよな あばよ大泥棒 あなたの泥棒人生で1番自慢できるものが わたしの心だったなら なんて胸を膨らませていた 屋根を伝って 風に追われる様に 三日月の夜に消えてった あと少しだけ 嘘 死ぬまでずっと あなたをかくまっていたかった 空っぽなのに満たされたわたしは 胸あたりをさすって泣きながら笑ってた どうせあなたのことだから どこへいってもうまくやるだろうけど 元気でね 体には気をつけてね たまには思い出せよ わたしの大泥棒 忘れたら承知しないからな たまには思い出せよな あばよ大泥棒 | |
王女誘拐クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | 初恋は昼寝を切り裂いて 容赦ない綺麗さでよみがえる 春よ、いずこ 起こしておいて 姿くらます 耳飾り ゆらして 転がるティアラと割れた窓 夜雲にまぎれた月影王女 まるでお芝居の中の世界 はやる気持ちが魅せる幻 フラッシュバックにかかった時間を悔いるのは 再会を果たしてからだ 今宵 行方不明のあなたを誘拐しにいきます まわる新宿はゆめを映して そびえる都庁は光る城みたい 追憶の恋はありふれた景色を 舞台劇に染める 捜索隊になりすまして 仮面舞踏会 突き抜けて 今朝 書き終えたばかりの誘拐計画 胸に忍ばせ踊るよ 初恋は昼寝を切り裂いて 容赦ない綺麗さでよみがえる スポットライトに照らされて モノローグ 会わせてくれ 愛しの君へ フラッシュバックにかかった時間を悔いるのは 再会を果たしてからだ 今宵 行方不明のあなたを誘拐しにいきます | |
ラフマジッククジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | グッドラック 君にかける言葉間違えたかな ずっと楽に生きれる保証なんて無いのに 無いのに最後にアイロニー グッドラック 僕は実際 心配する側じゃなくてされる方 君という魔女が去った今 僕はただのしかばね もぬけの殻 全然うまく笑えないや 全然うまく笑えないや ねえ辛いよ思ったより 君が輪枯れ際にかけてくれた魔法はさ もうとっくのとうに 効き目がなくなっちゃってるの 全然うまく笑えないや 全然うまく笑えないや Good luck そんなのよりもっと長続きするもの グッドドラッグ 惚れ薬でも 処方し合えたらよかった ハレルヤ 幸あれ 災難降りかかる事なかれ 願いは 魔法は 望み薄の様だ ハレルヤ 幸あれ 笑えないわけがわかったんだ 僕らは僕らがいないと 全然うまく笑えないや 全然うまく笑えないよ ねえ辛いよ思ったより 僕ら最後の最後に振りかざした笑みは どうやら逆効果だ あらっぽい魔法だ 全然うまく笑えないや “ハレルヤ 幸あれ 災難降りかかる事なかれ” グッドラックと言い合った2人 とっくに効き目の切れた魔法 ずっと一緒じゃないとダメな僕ら 全然魔法使いじゃなかった ハレルヤ 幸あれ 災難降りかかる事なかれ | |
言葉よりクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | 欠陥品になったあたし アンティークなんて言って気をつかわないで 傷を傷としてみなせないことが傷になること 気づきもしないで 言葉を欠けないで 欠点さえも撫でられて 痛いくらいやさしくするから みんなのことが嫌いになりそうでこわい がらくた達と話すときは 堕ちるとこまで堕ちてるけど 無理を無理にしなくていい分だけ ちょっと気が楽で救われてるんだ この部屋は奈落の底みたいで 居続けたらダメになることくらいわかってるけど 最下位よりも下がないことに安心してしまうの 言葉より 毛布や膝掛け あったかいココア ごめんね 今夜だけは1人でいたいの 届け物はほら 玄関のとこに置いておいて 言葉より 抱きしめて欲しい なんてね 言葉より 毛布や膝掛け あったかいココア ごめんね 今夜だけは1人にしないでが言えたなら どれだけ楽だっただろう 言葉依り | |
インカーネーションクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | 女神が書いた幸福論 そこに君がいないなら 僕は地獄に落ちてでも 君の名前を書きにいくよ 恋に落ちたあなたは 不幸のインカーネーションなのか はたまた悲劇のヒロインなのか だけどそんなあなたに恋した僕は 驚異の幸せ者なのさ 世界中が敵にまわっても 僕だけは味方でいるからな 酔っぱらっちまった女神の目を盗み 運命の外で悪さをしよう 幸福経由天国行きの汽車に乗っていたら あなたと出会うことはなかったろう 悪魔に囁かれる事よりも 天使に導かれる事の方が君の胸を痛めるのか 幸せが怖いのか 酔っぱらっちまった世界を抜け出して 公園の隅でキスをしよう 愛に飢えたあなたは 負の螺旋階段の最中 ただただ震えていたんだ だけどあなたは不幸の体現者じゃない 第二の女神のインカーネーションなのさ 僕にとっては 誰かが書いた幸福論 そこに君がいないなら僕は 信じるわけにいかないな それが女神の定めでも 僕の女神はここにいる 幸せに怯えるあなたに 恋をした僕が 幸せになるおとぎ話 幸せにするおとぎ話 僕はそれを幸福論と呼ぼう! | |
幽霊船 1361クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | 幽霊船は夜を越えた まだ薄暗い朝の空に浮かんでいる きっと普通の人には見えていない 誰も気にかけていない 幽霊船は夜を越えた もう眠りに就いてもいいのに ずっとさまよっている わけもわからず 誰も見ていないのに ミスターガレオン 君が消える前に 話しておきたいことがある いつか誰も君を思い出せなくなっても 僕だけは忘れないよ 忘れないよ 幽霊船は夜を越えた あの日消えた乗客は今日ものうのうと生きている ただそれを見下ろしては ボロボロな体で いったりきたりと航海している ミスターガレオン 君が壊れる時は ずっとそばにいて看取ってあげるから 目的地は【1-3-61】が指す場所まで 叶わぬ夢が一人歩き 君が涙流す理由を君以外の人間なんかに推理させないで ミスターガレオン 君が消える前に 話しておきたいことがある いつか誰も君を思い出せなくなっても 僕だけは忘れないよ 君の人生を 枯れた音も錆びた体も全部離さないよ 最期まで | |
クロージュと夜の合図クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | クロージュ 今日は疲れたね 涙を星に溶かして眠ろう クロージュ 逃げ出したいけど 投げ出すのは嫌なんでしょ できるだけ 体 力抜いて 子どもの頃に戻ったみたいに 恐怖や不安とかそういうさ うるさいのはよそう Close your eyes またね 甘い夢がひとまず夜の間は君を守るから Close your eyes 目を閉じること それが始まりの合図 クロージュ もう疲れたね たまには朝が仮病使ってさぼればいいのにね クロージュ 羊の数が 君の苦労の数なんだね 忘れることは傷を癒すことではない 心ごときえて亡くなるだけなんだ でも向き合うのも考えるのも時間がかかるから 今日はむずかしいのはよそう Close your eyes おやすみ 煌めく星々がより深く燦然と輝くのさ Close your eyes 目を閉じればもう そこに君を苦しめるものはもう 何一つないさ クロージュと夜の合図 またね 甘い夢がひとまず夜の間は君を守るから クロージュと夜の合図 目を閉じること それが始まりの合図 | |
オロカモノ美学クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | クジラ夜の街 | 大行進を追い出された 転んでばっかの僕は邪魔になるらしい ごめんね 次からはちゃんとするからってセリフも 今では誰も聞いていないのです 大行進に置いてかれた でも涙だけは見せぬようにと 無理やり笑顔を作ってみたら ヘラヘラするなと煙たがられた ちぐはぐな手足でも ピッタリ合うような世界まで ゆっくりゆっくり歩いてこう 群れのはぐれもので群れを成して 声上げるよ 愚か者にも心はここにあり 嫌われ者だと気づいて泣き腫らした日 夜明けに 頭に流れたメロディがこれだった 大行進に追いついた日 彼らは僕に言いました 楽しそうで気楽そうで何より 何も考えてなさそうで羨ましいよと 流した大粒の涙も 息ができなくなるまでえづいた夜も 何も知らないで彼らは言う 僕を見ないで行進する 愚か者にも心はここにあり 幸せ者だと思うのならば あなたは幸せだどうかどうかそのまま 猫背の僕はケタケタ笑うよ 寝癖のままで空飛び回るよ 正解よりも明快に生きるよ 勝者より美しく遠吠えを吐くよ 負け犬でも首輪はつけてないよ 嗤われたって怒りはしない その倍大きな声で笑い飛ばせばいい | |
0話革命クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | 歴史をひっくり返す?繰り返す? 過ごした日々を振り返る 笑ったり泣いたり忙しいだけ さっきからひっきりなしに鳴り響く 夕方5時の鐘の音 お別れの時間がやってくる 歴史をひっくり返す事はできず でも僕らの反旗は翻る 世界の端っこの小さな革命家 1日経ったら忘れちゃう そんな取るに足らない革命を 起こしては笑いあう日々だ 空の青さばかり見つめていた 迫る夕暮れに目を背けていた 一生このまま 終わりが来なくてもいいと思うんだ 忘れたくないの 離れたくないよ 許してほしい 僕のわがまま 僕らはとっくに大人になっていた でも気づかぬフリをし続けてた 心のどこかにしまってた ずっと続くと思ってたわけじゃない でももう少しここにいたいんだ 許してほしい 僕のわがまま 一生このまま 終わりが来なければ幸せなのかな そうじゃないよな 別れは最終回じゃないんだ 誰も知らない第1話だ 愛してるよ 大好きだよ お別れはすごく辛いよ でも大丈夫 大好きだよ 過ごした時間はーーーー 一生このまま 思い出に終わりはないから だから 心配ないから 次の街へ走れ 一生このまま思い出が変わることなんてないから 涙もほどほどに また笑おう 革命を起こしに行こう でもたまに疲れたら また戻ってきても良いかな 忘れられないよ 0話の歌を 歌い続けよう かっこわるくても これが 僕の さよなら | |
ヨエツアルカイハ1番街の時計塔クジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | うたうたうのさ なにはなくとも メロディがあれば なんとかなるさ どんなに恐ろしい 夜が来ても 君とおんなじ月を見てると思えば ずいぶん楽だ こっちへおいで 見せたい景色があるんだ 街を一望できてしまう 僕のとっておきの場所さ 手と手繋いで 星降る夜を夢中で走る 立入禁止のテープくぐって 秘密の世界へ ひとっとび うたうたうのさ なにはなくとも メロディがあれば なんとかなるさ どんなに恐ろしい 夜がきても 君とおんなじ月を見てると思えば ずいぶん楽だ こっちを向いて 少しの間だけ目をつぶっていて 僕が合図を出したら目を開けてね 準備はいいかい?それじゃあいくよ 3.2.1 今夜も1人 明日も1人 涙を流す 君はいない 今夜も1人 明日も1人 君に届くか 僕の声が うたうたうのさ 何はなくとも メロディがあれば なんとかなるさ どんなに恐ろしい 夜がきても 君とおんなじ月を見てると思えば ずいぶん楽だ こっちへおいで こっちをむいて 7 3 6 8 4 2 5 1 | |
歌姫は海でクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | 歌姫は処刑台で最期の言葉を歌にした やっとふつうの人になれる そう言ってこの世から消えたのさ 悲しいニュースで おおげさに泣いたあいつらは 今じゃ平気そうに笑ってやがる 泣く自分が好きなだけなんだろ 海の向こうで元気にしてるかい そっちは音楽が無いらしいね それでも幸せなんでしょ ギターが無くても良いんでしょ 羽があるなら飛んで行きたいけど あいにく難しそうなのよ だから 瓶に歌詞を詰めて君の元まで 送るよ 贈るよ 歌姫を思い出させるため 歌姫と喫茶店で最後に話したこと思い出した 「なんだか歌詞が書けないの」 「あたしどうしちゃったのかな」 メロディはどうだ メロディはまだ浮かぶのか もしもまだ君に歌を歌う気力が残ってるんなら その瓶の蓋を開けてみてくれ 手紙の裏は見ないでね 歌詞と関係ないこと書いてる 愛してるの文字が綺麗に消せてないからさ 海の向こうで元気にしてるかい そっちは音楽が無いらしいね 君はハミングするだけで人を泣かせられるのに 羽があるなら連れ戻したいよ 僕だけが待つステージへと ひとたび歌えばあいつらも 君を 君を 歌姫を思い出すから 送るよ 贈るよ 歌姫を思い出させるため まあ歌わない歌姫も想っているよ こういうどっちつかずなとこ 笑ってからかう海 | |
Golden Nightクジラ夜の街 | クジラ夜の街 | 宮崎一晴 | 宮崎一晴 | 路地裏 うらぶれる調子 一体いつになったら悪夢は醒める 枯れる同胞にR.I.P. あの世では花 咲かせられます様に 飛んで陽にいる春の馬鹿 スポットに焼かれて一度死んだのさ つまりスターは時の生き残りじゃない ゾンビか幽霊か怨念なんだ 僕は屍踏み越える屍 この悪夢を続けようと思うんだ あの日の夢が忘れらんないから Golden Night 夜はまだ深いままだけれど Sudden Light いつかは救われる 最低な日々にありがとうを言える様な 幸せなゴールデンナイトを待っている 戦争反対 嘘ばかり 善人なんて居やしないのさ でも世界はたまに美しい 泣けてきちゃうほど “戦争反対” 嘘ばかり 善人なんて居やしないのさ だけど世界はたまに美しい あざとい夜のせいだぜ 僕がまだバンドを続けてしまってんのはさ Golden Night 夜はまだ深いままだけれど Sudden Light いつかは救われる 最低な日々にありがとうを言える様な 幸せなゴールデンナイトをーーー Golden Night 夜はまだ深いままだけれど Sudden Light いつかは救われる 最低な日々にありがとうを言える様な 幸せなゴールデンナイトを待つだけ? ゴールではない ここはまだ終点じゃないぜ 果てない 道なき道を歩いて行こう 最低な日々にありがとうを言える様な 幸せなゴールデンナイトを迎えに行くのさ 路地裏 うらぶれる調子 一体いつになったら悪夢は醒める 枯れる同胞にR.I.P. あの世では花 咲かせられます様に | |
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