Rin作詞の歌詞一覧リスト  7曲中 1-7曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
月を落とすRinRinRinRin黒に青を混ぜたような空 数多の光の中ひときは輝いている そのどれもに手が届かず見上げているだけ 空は飛べないからあなたの元へは行けない だから言葉巧みに、近づけて だから伸びるその手の、上澄みを撫でるように  まるで 街頭に背を向けた僕は君の手を取れない もっとここまでもっとそこまで どこにいるかもわからなくなって 空に灯篭が消えても 落ちてくるのを待っているんだ  朝に影を落としたような空 薄明かりの中光を吸い込んだ足元 1人の歩幅に同じだけ着いてきてる 雲隠れした表情、嘘ばかり吐く行動 後悔も狼狽も、宗愛も蒙昧も 飲み込む帳の中からひとつ選んで黒の縁に解けるように  まるで 太陽に背を向けた僕は君の手を取らない きっとここまできっとそこまで 手の届くほど鮮烈なって 夜の象徴が世界から消えても 落ちてくるのを待っているんだ
透明な心RinRinRinRin青空が霞足早に流れる水蒸気の塊が 線を書いている 小さな体躯の中では青々と輝いていた 人の心に当てられ、削ぎ落とされた色で 世界ができている 触れられなかった白と塗りつぶされた黒のみが混在している  笑った彼の瞳はだんだんと細って 繊細で綺麗な線を綴った 今を知った額の汗は光を食む そうして白く色づいた 終幕は今始まったところだと  騒音が鼓膜に、光と葉網膜に つまらない時間を生として 風が僕を通り過ぎる、 興味などないと言わんばかりに 地を背に抱え世界はひとつになる妄想をする 色は消え、赤は落ち 黒と白の世界、 おどけて水銀を吸って吐き出したものは空気ではなく世界の色だった  笑った彼の瞳はだんだんと細って 憂鬱で綺麗な線を綴った 今を知った額の汗は光を食む そうして色を閉じ込めた 終幕は今始まったところだと
水泡RinRinRinRinみんな死ぬんだ いずれ呼吸が泊まって 明確な死の面影が すぐそこまで迫っている 言葉にならない感覚を背筋がはっている 残るものは何もなく失うだけの日々を 繰り返している  全ては無駄になっていく 指先が震えるような感動も 手首を濡らす孤独も 時の砂粒に心は消えて 全て忘れ去られていく 思い出が心を蝕んだって 頬にこぼれる愛しさも 全ての思いは世界に回る  昨日失った今日で 傷だらけの体を抱えて 始まったものがいつか終わってその度泣くように声をあげた その声を描いた 星になった彼らの全てが円満な物語だけじゃなかったように 悲嘆の面持ちはなかったことにされ それらの恐怖が目を開ける  今呼吸を止めても長い間呼吸を続けても同じ結末を辿る 根幹は無価値のための人生  全ては枯れ果てていくのみ 世界が終わるほどの絶望も 満ち足た胸の温もりも 泣いて生まれた僕は世界に溶ける 泣いて生まれた君は無意味に 泥にまみれた生も 不自由の無い生も 愛したあなたも憎んだ君も 月を見て綺麗だと揺れることも 日差しを鬱陶しく感じること 全て無意味に終わっていく
廻る水滴RinRinRinRin夕立が酷くなる雨に拍車をかけた 黒ずんだ心臓は肩を落とす 僕の四肢は哀れめいている 誰かもっと上手く使ってくれ 信仰に救いを求める前に 僕を救ってくれないか  明日が来る頃救われる僕を愛してくれる誰かが 空を舞う雲に涙するうだる夏の日に 先に行くからさそれでもいいからさ 誰かひとりのでもいいから 芽吹くための雨乞いを  目の前に広がる大きな宝石の波に飲まれて 1つになろう 僕達の余分を捨ててとどかないものなどなくなって、 時に青く、時に白く輝く宝石に そしてもう一度形を得られたのなら 今度はその4分を大切に抱きしめられるよう 祈っておくよ  明日が来る頃救われる僕を愛してくれる誰かが 空を舞う雲に涙するうだる夏の日に 先に行くからさそれでもいいからさ 誰かひとりのでもいいから 芽吹くための雨乞いを
花と雪RinRinRinRin春にしみる水溜りを じっと眺めてみる 反射する花びらに 動脈を締め付けられる ぐちゃぐちゃの木の葉が 薫風になびいて僕の横をとおりすぎた  僕は花びらに撒かれては 溶けてしまった一片の忘れ雪 ゆるりゆるりと時間をかけてた一雫が 今足元に落ちた 僕を花弁が忘れても 満たされないよ それまでの思い出が つぼみになれない僕は 冬に取り残される  瞳にしみる陽だまりに 気付かないふりをした 薄く埃を被った外套は あの頃よりも綺麗に見える  暖かな風に気が急く思い出 だんだんと色づいた日々壊して 桜の色は君の中に溜まって滲んだ  僕は花びらに撒かれては 溶けてしまった一片の忘れ雪 ゆるりゆるりと時間をかけてた一雫が 足元に溶けた 僕を花びらが忘れても 満たされないよ それまでの思い出が つぼみになれない僕らは、僕たちの春が戻る日まで取り残される
花に触れる音RinRinRinRin夕焼けを吸って橙色になった頬 星空を吐き出す吐息はやけに冷たかった 絵画のような君の横顔 流し目で差し込む視線 小さな箱に落ち着いた音 何も残さない花たち 胸をぎゅっと締め付ける香りに めまいがする  君の髪が、萎びやか、愛おしい、寂しい、恋しい、嬉しい 喜ぶ顔が熱くて、 すり抜ける指が優しさに熟れている 緩やかに落ちる黒が心の奥に触れる 心地いい熱だ  ゆっくりと輪郭をなぞる じっとりと落ちた汗が 不確かであやふやな感情の輪郭が 幼子が母親の髪に指をとおすように 幼子が父親に頭を撫でられるように ひとりぼっちの人間は心臓の鼓動に 安堵の息を漏らす  君の髪が、萎びやか、愛おしい、寂しい、恋しい、嬉しい 喜ぶ顔が熱くて、 すり抜ける指が優しさに熟れている 緩やかに落ちる黒が心の奥に触れる 心地いい熱だ
無気力症候群RinRinRinRinこれは悲劇じゃない 生ぬるい空間に入り込む 僕は大丈夫だよ昼も夜も項垂れてるけど しおれた花のように動けないでいる 焦燥に啄まれた皮膚が伸びきって 地面に飲まれるんだ  甘く、緩やかに、壊れた世界が 呪いのように染み出していてる しじまに伸びた影がゴミのようにころがって逃げていく 眠りこけた僕の熱情は なおも日々をつなぐ日常に打ちひしがれていく  朝も夜も壊れた生活にすがって 飽き飽きした生活に囚われて 凡庸な時間に流されているだけ 無意味な呼吸だ それなら 今更足掻いたってもう手遅れだ  甘く、緩やかに、壊れた世界が 呪いのように染み出していてる 素直にこぼれた後悔が喉元に噛み付いていて 滑り落ちた僕の高揚は なおも日々をつなぐ日常に打ちひしがれていく  退屈に終止符うって憂にサヨナラ
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