ロシアンブルーシンデレラ

僕達は気づかないうちに傷を舐め合ってばかり
過去を失うことさえ出来ず 結局はもう全てを諦める

やがて時はやってくるからとそっと伸ばした指先
ドレスの隙間覗けばそこは 置き去りにされた空白

不完全な痛みは深く
何かを何処かに置いてきたようだ
なぁ、一体どうなっちまうんだろう?

月夜に響く歌声は多分傾いた理想ばかり
ココロウラハラ その目に見えるモノだけを
信じるのかい?それでいいならここまでさ
これで終わりにしようか

翠玉のその瞳は深く
確かめたいのはそんな事じゃなく
滾る身体が覚えていた

月夜に響く歌声は多分傾いた理想ばかり
ココロウラハラ その目に見えるモノだけを
信じるのかい?それでいいならここまでさ
これで終わりにしようか

哀しみ残る爪痕はまるで満たされなかったようで
アンバランスな 光と影が交差した
午前零時 夢現 醒めて Cinderella
それが罪というならば…
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