乙女のワルツ

好きといえばいいのに
いつもいえぬままに
月がのぼる小道を
泣いてかえった
白く咲いてる野の花を
つんで願いをかける
どうぞ愛があなたに
とどくようにと

好きなひとはいつしか
ほかのひとをつれて
遠い町へ旅立つ
何も知らずに
駅のホームのはずれから
そっと別れをいって
それで愛が悲しく
消えてしまった

小雨降る日はせつなくて
ひとり涙を流し
つらいだけの初恋
乙女のワルツ
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