さむらい追分

渡り鳥どこへ 流れて行った
俺もひとりの 侍やくざ
寄るな 寄るな
虫のいどころ 悪いぞ
斬られて 死ぬなよ

追いかけた夢に 押されて沈み
いつか手じゃくの 酒にも愁い
やるか やるか
月も見てない 夜だぜ
斬られて 死ぬなよ

故郷(ふるさと)が浮ぶ 夕焼け空に
親もめいどが 両の手合わす
寄るな 寄るな
風が騒げば 花も散る
斬られて 死ぬなよ
×