想い出につつまれて

あたたかい夜のとばりが降りて
あなただけのぬくもりがある
ふれるものはすべて

なつかしい詩(うた)が聴こえるような
つぶらな瞳(め)が夢みる時は
はなれないでいたい

こんなに好きでいたと
気づかずに夏が過ぎた

もうすぐ季節(とき)は流れ
心まで運ぶけれど

あたたかい想い出につつまれて
ほゝえみからはじめた恋を
こわさないでいたい
×