元は小雨の ひとしずく
水が集まり 川となる
どこか似ている 青春も
出逢いふれあい 何度か重ね
女は命の 恋をする

色を持たない 水だから
どんな色にも 染まるもの
愛を信じて その人の
いつか好みに 染められながら
女は可愛い 妻になる

川で生まれた 鮎の子が
海を目指して 旅に出る
どこか似ている 人生も
次の命を 育てるために
女はやさしい 母になる
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