あの頃に片想い

一途にそして夢中で
あなたを愛していたよ
傷つくことさえ恐れなかった
あの頃の若さや痛み
まるで憧れにも似てる気持ちで
そっとなぞっている いつか

優しい季節を紡ぐ
陽射しがこぼれる窓辺
微笑みの理由(わけ)さえ忘れてしまった
写真を眺め 夢だけ見てた
まぶしい瞳のあなたに
別れてからは片想いをしてる

不思議ね もう二度と出逢えないから
あの日のあなたにも そう私にも
同んなじだけ時が過ぎて だから愛しい

何処かで暮らしていても
素敵なあなたでいてね
別れたことを悔やませるくらいに
輝いていて
あんなに強くまっすぐ愛を貫けた
私らしさに片想いをしてる

不思議ね もう一度戻りたいけど
あの日の無防備なふたつの心
戻れないから 幸せの意味がわかるの

夢だけ見てた
まぶしい瞳のあなたに
別れてからは片想いをしてる
この胸で揺れてる面影は
何もかもが変わらなくて

不思議ね もう二度と出逢えないから
あの日のあなたにも そう私にも
同んなじだけ時が過ぎて だから愛しい
×