観覧車

観覧車の灯は消え
回転木馬は眠りについたとこ
人々はゲートから流れ出る

夢の続きはまた今度ね
風が微熱をさらってゆくよ
なんて なんてつれないそぶり

君の世界の全部がほしい
でも言葉にしたら違う気もするわ
悔しくてそれが少し怖くて
ただ好きだよと言っただけ

言えなかった気持ちは
片方なくした靴に似ている
このままじゃお家に帰れない

君の世界の全部がほしい
でも言葉にしたら子供じみてるわ
悔しくてそれが少し怖くて
わざと手をほどいただけ

ただ好きだよと言っただけ
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