夜汽車

おんなの人生は
冬空を哭いて流れる夜汽車に似てる
地図も持たずに倖せ探し
明日はどんな夢をみる
教えてあなた ああ こころが寒い

いつかは返すいのちなら
咲いて散りたい野ばらのように
たった一人の男のために
女は生きて花だから
愛して欲しい ああ 舞い散る日まで

夜汽車は走る果てしなく
汽笛鳴らして浮世の川を
何を求めて何処まで行くの
私もそれは分らない
いのちの限り ああ あなたと二人
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