常闇の夜明け

深く閉ざす夜明け
静寂に響く鼓動 止まない悲鳴
孤独な夜に灯した祈り
まだ 届かない

投げ捨てられた存在価値
誰もいなくなった 傷だらけの身体
思い出の欠片塵に変えて
寂しさに狂い あの人は闇へと

悲痛な叫び 拒絶恐れ耳を塞いだ
憎悪の瞳 自分は何処に存る?

深く閉ざす夜明け
静寂に響く鼓動 止まない悲鳴
孤独な夜に灯した祈り まだ

求めていた あたたかな手
愛情に飢えた幼子の様に

壊れた心 その苦しみ入れ替われたなら
空虚な瞳 自分は何処に存る?

深く閉ざす夜明け
静寂に響く鼓動 止まない悲鳴
孤独な夜に灯した祈り
何故 届かない

雨と共に流れる
汚れ痛みがいつか消えるまで
ただ泣けばいい このまま
力尽きるまで

深く閉ざした夜明け
祈り枯れ果て
たとえ 赦されなくても
「君は君でいい 此処にいればいい」
…だから泣けばいい
己を切り裂く痛み 叫び続けろ
いつかすべて赦せる日が来るなら
その時まで
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