群青のティファレス

稚拙なる初な衝動 快楽だけを
迷いの余地もなく 求めた
無意識なフリに任せた スレ違う日々
その時は 突然に 訪れた

わずかな不調和が 生み落とした絶望に
時空ごと 捕らわれた 作りかけの塔
擦り切れた フィロソフィー

切り取られた 何気ない 場面に溢れる
忘れかけてた 想い いくつもの
目に見えない 交差する 屋上の風は
いつか 同じ空へ 続く
それは 群青のティファレス────

利己主義な理論並べて 背き続ける
堆積を始めた 不一致
ほころびも曖昧にして 遠ざけるのに
それは今 目の前に 現れた

言葉も頼りなく 歪められた真実へ
不規則な 道順で 虚無へと誘う
繰り返す フィロソフィー

手の届かぬ 戸惑いは 遠回りじゃなく
大事なものへ 唯一 繋ぐもの
当たり前に 感じてた 新しい明日は
きっと すぐそばにあるから
それは 群青のティファレス────

切り取られた 何気ない 場面に溢れる
忘れかけてた 想い いくつもの
目に見えない 交差する 屋上の風は
いつか 同じ空へ 続く
それは 群青のティファレス────
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