その先へ

手をひかれてよく歩いたこの道 高くてまあるい空を見上げてた

つらい時は 大人になれば
もっと静かに 賢く振る舞えると思ってた

時の花々は 生まれ変わって行くのに
夢みた姿には 届かない まだ遠い

背伸びしなくても 見えるものは増えたのに
悔しいほど空は 高らかで 美しい

握りしめた掌の中にある 記憶の扉を 少し開けたなら

そのすべてが 私をつくっていた
ゆっくり 焦らず 前を向いて歩こう

抗う事無く 私を愛してあげよう
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