ワルツ

春の歌 優しさと共に
南風のように流れて
壊れそうな心を 繊細な音のベールで
包み込んでくれ

大きな背中を追いかけて歩く 急ぎ足で
いつもの街並が なぜか不思議に見えた

破れたTシャツ 擦りむいた膝小僧
ただ泣いてた僕を
変わらない笑顔で 迎えにきてくれたよね

ありがとう 言葉じゃなくて
届けたいこの思い集めて
旋律にのせて奏でてみたら
なぜだか切なくて

春の歌 優しさと共に
南風のように流れて
壊れそうな心を 繊細な音のベールで
包み込んで

いつの間にか僕も 背中を追い越して
まだ知らぬ明日へ
その道を照らしてくれるのはあなたでした

ねぇ 涙の数と星の数は同じだってね
だから今夜がとっても綺麗で

ありがとう 言葉じゃなくて
届けたいこの思い集めて
旋律にのせて奏でてみたら
なぜだか切なくて

春の歌 優しさと共に
南風のように流れて
あなたが教えてくれた全てに
心を込めて
ありがとう
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